杉山善太郎 参議院議員
6期国会発言一覧

杉山善太郎[参]在籍期 : | 6期|- 7期- 9期-10期
杉山善太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは杉山善太郎参議院議員の6期(1962/07/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は6期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院6期)

杉山善太郎[参]本会議発言(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期
第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 参議院本会議 第31号(1963/07/01、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、今日的な時点において、非常に国民的に注視の的となっておりまするところの、いわゆる失業の問題、雇用の問題に不可分な関係を持つでありましょうところの、当面議題となっておりましたところの、いわゆる雇用の問題あるいは失対法の問題にからんで、今一部改正がなされようとしておるのでありまするが、私はこれに反対する立場に立って、断固これをはね返そうという立場から、討論を展開しようとするものであります。  まず初めに、私は、この法案が、最初から最後まで全く不法な手続によって行なわれたものであることを指摘しなければなりません。すでに御承知のように、この改正案は、……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 参議院本会議 第14号(1965/04/14、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、ただいま趣旨説明のありました労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案に関しまして、日本社会党を代表いたしまして、総理並びに関係の各大臣に、若干の質問を展開するものであります。  まず最初に、総理の政治上の姿勢についてお伺いするわけでありますが、と申しますのは、政策、人事ともに、池田路線をそのまま踏襲された佐藤内閣であっても、政治上のキャッチフレーズとして、いわゆる社会開発、人間尊重、言うならば、歩行者優先の政治姿勢こそは、その言うところ、まことによしと言わざるを得ないのであります。そこで、私は、総理に単刀直入にお伺いするのでありますが、たとえば、新たに法律をつくったり、……

杉山善太郎[参]本会議発言(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院6期)

杉山善太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期
第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1962/09/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連質問。ずっと私聞いておりましたわけですが、官房長は保険制度の原則という言葉をよく使っておられますが、大体、保険原則の既成概念は、今日的な内外情勢からいって基本的に修正する必要があると思うのです。かつて厚生大臣の所信表明を聞いたのです。あの中で実のあるものは社会保障制度審議会から出た答申を重視し、それを実践する方向というところに比重があったというふうに善意に解釈しているわけです。厚生大臣みずからは、これは官僚の書いたものだ、役人の書いたものだ、こう言っておられましたが、したがって、しいて善意に求めるならば、社会保障審議会のあの時点では、一つの草案的なものは御了知であったでしょ……

第41回国会 社会労働委員会 第3号(1962/08/23、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 藤田委員の御質問に関連いたしまして、きょうは労働大臣の所信表明がありましたので、関連質問をお許しいただきたいと思います。  この委員会で、先般厚生大臣の所信表明をお聞きいたしましたが、比較対照いたしまして、労働大臣の所信は、言うならば三段論法で、あまりそつがないじゃないか、そういうようにはたで受け取っております。それはそれといたしまして、私は、労働省や労働行政のあり方の本質上の問題について、一応初めて労働大臣に就任された大臣の所信表明の機会に、関連をしてお聞きしておきたいと思います。  一、二お伺いいたしますが、第一点は、実はこの所信表明の中に、ILOの条項に関連をいたしまして……

第41回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1962/10/11、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 前回の委員会で十河総裁もお見えになっておりましたので質問をいたしたわけでありますが、関連で質問さしていただきますが、要約いたしまして、たとえば海運と陸運の中間である鉄道を比べてみた現象面の上では、とにかく職場の明るい暗いという、そういう対比較を厳密に私どもが精査いたしてみますると、船舶海運労働者はどこの場合でも職場が明るい、比較対照して非常に国鉄の職場は暗い。そういうふうに客観的に、声を、現象面でとらえることができるという、そういう関連の中で、私は先回も十河総裁に対して、どうも国鉄はやはり労務管理の本質上のあり方に問題があるんじゃないか、そういうことを指摘し、さらに三公社五現業……

第41回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1962/11/12、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 本多参考人にお伺いいたしますが、あなたは兵庫県で相談員をなさっておられますので、たいへん御苦労だと思いますが、今全国に相談員が九十六名あるとおっしゃっておりました。大体おられるところの兵庫県の関係もここにありまして、たとえば麻薬の密輸入の輸送の経路の問題であるとか、麻薬対策に関する予算面について強い要望と主張がございました。そういうふうに受けとめているわけですが、この輸送経路、密輸入の経路の問題でございますが、船なり飛行機なり、そういう面で立地的に兵庫県は御苦労なさっている、こういうふうに考えます。私も戦争前は長い間船乗り生活を送って参りましたので、戦前戦後を比較対照いたしまし……

第41回国会 社会労働委員会 第6号(1962/08/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 きょうは労働大臣も総裁も御出席でありますので、関連をして基本的な問題について、限られた時間であるということを了承しておりますので、きわめて簡潔にただしておきたいと思いますが、大体国鉄の労務管理のあり方というものに実は問題があるのではないか。そのあり方というものについて、やはり国鉄が姿勢を正さなければ、おれはいいのだ、お前のほうが悪いのだという姿勢では、これはやはり悪循環が絶えないのではないかと、そういうふうに判断をいたします。と申しますは、七月四日の救済命令の事例に徴するまでもなく、他の二公社五現業に比べてみて、具体的な問題として、たとえば不当労務管理、あるいは不当労働行為とい……

第41回国会 社会労働委員会 第閉会後6号(1962/11/13、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 さっそくでありますが、労働大臣に二、三の点にわたってお伺いいたしたいと思います。  まず、お尋ねしたい第一点は、私の見るところでは、ことしの年末は、言うならば景気調整の浸透性と申しましょうか、特に中小企業、零細部面は言うに及ばず、この面においては不況の色が非常に濃いのじゃないか、こういうふうに伺っております。特に中小零細企業部面の中で、たとえば生産、流通の両部面では、具体的な問題として、売掛金が、あるいははなはだしきはこげつきがどんどん出てくる。そういうような関連の中で、悪いときには弱り目にたたり目で、注文はだんだんと減ってくる。その連鎖反応で、悪循環で在庫量がふえてくる、ます……


■ページ上部へ

第42回国会(1962/12/08〜1962/12/23)

第42回国会 社会労働委員会 第2号(1962/12/13、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 さっそくでありますが、労働大臣にお尋ねいたします。日米の賃金の共同調査に関連いたしまして、若干諸案件についてお伺いいたします。  昨年十一月の時点で、箱根における第一回の日米経済懇談会で、あの時点で私のうかがい知る範囲では、アメリカ側のほうから、日米間の賃金共同調査について提案があったわけでありますが、その当時は、どういうものか、政府では婉曲にお断わりになったようにうかがい知ったのでありますが、第二回のワシントンにおける懇談会では、賃金担当大臣である大橋労相みずからも出席なさったわけでありますが、そういう関連の中で、おそらくアメリカの労働長官であるワーツさんとこの問題に関して個……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 社会労働委員会 第3号(1963/02/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ただいま労働大臣から、新らしい労働施策に対する所信表明を承りまして、そういう関連の中で、三十八年度の予算の概要を拝聴いたしたわけでありますが、要約いたしまして、雇用に関する対策の問題、中小企業に関する問題、公正な労使関係確立の問題について、大体それなりの所信の表明を承ったわけでありますが、その中で、私は大臣から特にお伺いしておきたい点があるのでありますが、たとえば今日的な情勢の中で、この所信表明の底を流れる一つの、もののとらえ方として、経済行政と労働行政の不可分というような立場の中で、具体的な問題として経済の安定成長という問題と、これに対する完全雇用の達成の問題、さらに労働条件……

第43回国会 社会労働委員会 第5号(1963/02/21、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、去る二月五日、この社会労働委員会の場で、北陸並びに山陰地方を襲った、いうならば昭和三十八年一月豪雪ということがふさわしいと思いますが、そういう中で、申し上げました該地域における製造工業部門における主として中小企業における直接もしくは間接の被害について、たとえば具体的な問題として、当時の時点では輸送でありましたけれども、中小企業、零細企業の被害の状況であるとか、あるいは中小企業の受けた損害であるとか、中小企業の資金難からくる工場の操業の停止であるとか関連の中で、事業不振からくる賃金のカットであるとか、賃金の遅払い、欠配等々の問題を予想いたしまして、大体、該地域における状況把……

第43回国会 社会労働委員会 第13号(1963/03/28、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ILO八十七号条約の批准問題にからんで若干お伺いしたい思いまして、六本の質問の柱を立てておるわけでございますが、うち五本は労働大臣からお伺いをし、一本は法務大臣からお伺いをしたいと、かように考えております。しかし、大臣の都合があって、時間に制限がおのずから出てくると思いますので、簡単に質問の要旨をかいつまんでお尋ねいたしますが、簡明直截にひとつ意のあるところをお答えいただきたいということを前段としてお願いいたします。  まず労相にお伺いしておきたい点は、労働大臣就任のときにも社労にお見えになりまして、就任のあいさつの中にもありましたが、いうならば、自由にして民主的な労働組合とい……

第43回国会 社会労働委員会 第14号(1963/03/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 今の藤田委員の質問に関連をして、多少前向きで飛躍しているかと思いますが、重要だと思いますので、大臣もおられますので若干お尋ねいたしておきますが、それは国保の運営主体の問題についてであります。現行の市町村単位の運営については、元来この思想は地域福祉の思想から出ているので、その限りにおいて全く正しいと思いますが、今日の状態では、同じ思想でも、御承知のように、広域行政であるとか、あるいは道州制の提言が前向きに出ている、そういうことの中でありますから、運営の単位を国に移管して、財政基盤を一そう強固にする、またすべきではないかと、こういうふうに基本的には考えているわけでありますが、これと……

第43回国会 社会労働委員会 第16号(1963/05/16、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 そっそくでありますが、大臣にお伺いいたします。  六月五日から、ジュネーブで開かれるILOの第四十七回総会に付議される予定議題の中で、モース事務局長の報告、それから条約・勧告の通用に関する情報及び報告、使用者の発意による雇用の終了等、かなり重要な案件が日程として審議に上るわけでありますが、たとえばモース事務局長は、御承知のように、その報告の中で、特にILOの現在の機構と活動計画が、非常に変容しつつある世界情勢に適応しているかどうか、こういった問題を取り上げることは事実であります。したがいまして、この事務局長報告をめぐり、今後のILOのあり方に論議が集中される、ただ集中されるばか……

第43回国会 社会労働委員会 第21号(1963/06/06、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連。これは、基準局長代理からお伺いするわけでありますが、たとえばこの労災防止団体が発足したという仮定を前提として考えてみた場合に、その協会なり防止団体でできるところの防止規程と、それから労使対等の原則の上で成り立っておるところの従来の、たとえば就業規則であるとか、あるいは労働協約、こういったようなものと対比して、どうもこの労災防止協会、防止団体の作るところの防止規程というものが、何か上位権があるようなふうな感じを私は実はこの法律案を通読して受けておるわけでありますが、そこで、具体的にひとつその労使対等の原則に立つ就業規則や、それから労働協約と、この予想されるところの防止規程と……

第43回国会 社会労働委員会 第25号(1963/06/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 この法律は三十八年を起点として、かりそめの終着駅を四十二年に置いている。こういう五カ年計画で、なるほど言葉のあやはどうでありましても、下水の問題とか、ごみの処理の問題であるとか、ふん便の処理という問題について、言われるがごとく緊急にこの施設を整備、充実するということは必要だと思います。そういう中で、若干の紆余曲折はあっても、この法律が日の目を見るということを仮定いたしましても、今日ただいまの時点ではまだ歩いていない法律であります。そこで、この法律が、たとえば三十八年三月十一日の時点で本会議で厚生大臣が趣旨説明をなさいました。そういう関連の中で、やはり清掃法の一部を改正する法律案……

第43回国会 社会労働委員会 第27号(1963/07/06、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、もともと船員出身でありますので、この際、この法律の改正にあたって基本的な問題を一括、三点についてお伺いするわけでありますが、まず第一点はですね、政府、いうならば、煮つめて、これは労働省が行政を担当しておられますので、あるいは政府の内容は、労働省というものについて、具体的に通念化されておりますけれども、この船員労働の特殊性というものを一体実感として、どのようにして把握しておられるか、そういった点です。現在船員労働の特殊性ということは、きわめて、言葉のあやで言いふるされておりますけれども、私どもが船員労働の立場から、その特殊性というものを、まあ行政を担当されるなら、また、こう……


■ページ上部へ

第44回国会(1963/10/15〜1963/10/23)

第44回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1963/11/14、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 阿具根、藤田両委員の質問に関連いたしまして、労働大臣に一点御質問申し上げます。  御承知のように、去る十二日の閣議で、池田首相は、三池並びに鶴見の二大事故に関連して、国鉄や炭鉱なぞは人命尊重の立場から、輸送や出炭のできるよう、法制的にも再検討し、また運営や管理面でも十分検討すべしと、運輸、通産両省に指示したというふうに聞いておりまするが、労働大臣は、三井三池の大災害にかんがみて、この際人命尊重、労働災害を完全に防止をする、こういった立場から、鉱山の保安行政を労働省に移行するよう、いろいろと検討あるいは検討に値する価値があると、そういう考えを持っておられることは、先般のこの場にお……


■ページ上部へ

第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1964/07/22、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連して一つ。佐野委員の質問に対しまして関連をさしていただいて質問申し上げますが、日本は災害国でありまして、たとえば、かねての新潟地震であるとか、また今回の集中豪雨などによって大災害が起きる。そういったような場合に対しまして、たとえば地域住民の中で、住居を失ったり、それからまたいろいろな点が起きてくるわけでございますが、具体的には、たとえば今度北陸地方におきましても、新潟県の能生町であるとか、あるいは松之山、こういったようなところは、結局集中豪雨などが因になり果となって宿命的な地すべりを起こすわけです。それから地震についても、関連をいたしまして産業災害が起きる。たとえば……

第46回国会 災害対策特別委員会 第10号(1964/06/24、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連をして。いま確認を求める意味で再度お尋ね申し上げておきますが、具体的な問題として、たとえば万代橋、これは昭和二年か三年にかかったと思いますが、一番古い橋でありまして、それからあの八千代橋、それから昭和大橋、この昭和大橋はついこの間済みました新潟国体を目途として完成されまして、なかなか目で見た上ではりっぱな、雄大な橋であったわけでありますけれども、ともかくも今日的には、いますでに百聞は一見にしかずで、あえなくも赤腹を出して落ちておるというようなわけであります。したがいまして、問題はその設計上の誤まりであったか、それとも工事施行上の手落ちであったかというようなことについては徹底……

第46回国会 社会労働委員会 第閉会後3号(1964/08/01、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 三点について大臣に御質問申し上げます。まず第一点でありまするが、最近の産業災害の多発性について、たとえば新潟地震による昭和石油の火災であるとか、近くは川崎の昭和電工の爆発であるとか、あるいは東京品川の勝島倉庫の爆発等々、事故の起きるごとにその教訓は数々ありまするが、これらの事故に共通する最も重大な欠陥は、やはりすべての産業といいますか、企業というものがいたずらに利潤追求等、言うならば、生産第一主義の弊におちいって、人間尊重の精神を忘却しているのではないかと、かように考えるわけであります。そういうような点に関連いたしまして、今後産業災害の防止であるとか、人命の尊重であるとか、さら……

第46回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1964/09/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、激甚災害法の適用地域における、いわゆる震災に便乗した企業の合理化に伴う労使問題等を含めて、大臣は時間がないというお話でありますので、石田労働大臣にことば少なく、単刀直入に御質問を申し上げまするが、それだけに、ひとつ簡明直截にコクのある、新味のあるお答えをいただきたい、こう思うのであります。ただし、これだけのことはやはり頭の中に置いていただいて、どんな手なれた大臣であってもお答えいただかなければ、これは観念論じゃありませんので、申し上げておきますが、大臣御承知のように、去る六月十六日に発生した新潟地震における、いわゆる震災に便乗した人間軽視の思想、人間の価値をもっと尊重する……

第46回国会 社会労働委員会 第6号(1964/02/20、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 私は、大臣に、労働問題等に関する基本的な問題に関連をして、一、二点ひとつお尋ね申し上げたいと思います。  大臣すでにこれは御了承のことだと思いまするが、現在内閣の総理府に、総理大臣の諮問機関として、これは一昨年四十回の通常国会だと思いますけれども、総理府設置法の一部改正の中で、時限的な立法措置で、港湾労働等対策審議会が設置されたはずであります。起算いたしますというと、大体今月もしくは来月でその時限立法的な、よきにせよあしきにせよ、幕切れになっちゃうのじゃないか、かように判断いたします。したがって、私の常識からいきますと、おそくとも今月もしくは来月に、いうところの港湾労働等に関す……

第46回国会 社会労働委員会 第閉会後7号(1964/10/09、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 大臣は時間がないようでありますので、ただし、きょうどうしても大臣から聞いておきたい点がありますので、十分くらいの範囲に質問を限定して終わりたいと思いますが、私は、日本のすべての、大小の差はありますけれども、港で働く港湾荷役関係の労働者にきわめて重要な関係を持つ港湾労働法が近い将来に省議を経て脚光を浴びる、こういうようなふうに一つの予感を持っておるわけであります。したがって、具体的にこの港湾労働法が省議の決定をみて、そして内外にこういう一つの基本構想で、こういう大綱ができるのだということの発表のできるタイミングはどの辺の時点に心細みしておられるか、その辺をひとつお伺いしておきたい……

第46回国会 社会労働委員会 第10号(1964/03/05、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働大臣にお尋ねいたすわけでございますが、各委員のお手元に、実は港湾労働等対策審議会の委員長名で、内閣総理大臣に対して三月三日付できておりますが、前回のこの委員会で、私、近い将来にこの答申が出るであろうということを想定に置いて、あらかじめ予備質問という形で大橋労働大臣にお伺いした過去の経緯もあるわけでありますが、すでに大臣も、この答申につきましてはお目通しになったことと理解をいたしまするが、申し上げるまでもないことでありますが、この答申案には、やはりわが国の港湾労働ないしは港湾運送事業の現状が、諸外国のいずれの国と比べて見ても、著しく立ちおくれているということがやはり指摘されて……

第46回国会 社会労働委員会 第16号(1964/03/26、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働大臣にお伺いいたしますが、ことしの春闘にちなんで、主として港湾労働問題に焦点をしぼって若干お尋ねをしたいと思います。申し上げるまでもないことでありますが、ことしの春闘は、言うならば大幅賃上げ、最賃制、時間短縮、生命尊重、安全確保、社会保障の充実等が要求の柱でありますが、とりわけことしの春闘で最も苛烈で深刻な闘争は、四月の中旬ないしは下旬を目途に展開されるであろうところの交通運輸共闘会議の陸海空に及ぶ立体的なストライキであろうと、かように判断いたしております。そこで、この交通運輸共闘会議の一翼であり、むしろ主軸であるところの港湾共闘会議は、過ぐる三月五日付で、日本のすべての港……

第46回国会 社会労働委員会 第32号(1964/06/11、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ちょっと関連ということで、全然縁もゆかりもないことではないと思いますのでお伺いしておくわけでございますが、御承知だと思いますが、港湾労働の災害の率は、一般産業の災害率の二位を下らない、この二位は好ましくない二位でありますが、二位を下っていない、漸増の方向にあると思います。御承知のように、かつて中央労働基準審議会といいますか、そういうものの議を経て、現在でもあると思いますけれども、港湾労働安全衛生会議というものがありますが、これはやはり労使対等の原則の上に形式の上では立って、やはり労働者、使用者などでありますけれども、どうもその実があがっていないわけでありますが、しかし、いま提案……


■ページ上部へ

第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 社会労働委員会 第7号(1965/03/18、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働行政の基本方針及び昭和四十年度の労働関係予算にちなんで若干の質問をいたします。  まず、最初にお尋ねいたしたい点でございますが、労働省は、四十年度予算編成に先がけて新労働政策を発表されましたが、その中で、四十年度の労働行政の重点施策として、労働力不足及びその有効活用、あるいは労働福祉に関するもろもろの施策、あるいは労働災害等に関する防止政策等に関して、言うならば大局的な見地に立って労働条件の改善を長期的な視点でとらえて、これを追求するということを明らかにされておりますので、その限りにおいてその意欲を評価することができると思います。しかしながら、四十年度の労働関係予算そのもの……

第48回国会 社会労働委員会 第9号(1965/03/25、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 労働行政の基本方針に関連いたしまして、労使関係の諸問題について若干の質問をいたします。つきましては、大臣は予算委員会とのかね合いもこれありというふうに承っておりますので、今日的な時点でどうしても大臣から承っておきたいということを先に御質問いたします。質問の柱としては、一般論的な労使関係の問題と、それから、中小零細企業における労使関係の問題と、それから、これは三十九年九月三十日の時点で新潟地方に激甚災害法が適用を受けましたという過去の経緯もこれありまして、今日の質問の柱としては、激甚災害法の適用地域における労使関係及び災害離職者の保護措置について承っておきたいと、こう思うのであり……

第48回国会 社会労働委員会 第10号(1965/03/30、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 関連して質問いたしますが、要約して、海員組合と米海軍輸送指令部とは、おおむね労働条件ですね、それから、安全保障に関しては海員組合といわゆる協定をやっておるわけですか。
【次の発言】 いまのに関連してお尋ねいたします。具体的な問題ですが、米軍の北ベトナム爆撃が北進の度を強めてきておる、こういうのが客観的な事実だと思います。たとえば昨今の新聞で、トンキン湾の周辺であるバクロン島などについても、これは確かに米軍の爆撃が北進をしておるという具体的な事象のあらわれであります。したがいまして、今日インドシナ周辺に、輸入貨物輸送協議会という形で、具体的には川崎汽船であるとか山下新日本汽船とか……

第48回国会 社会労働委員会 第14号(1965/04/22、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 まず、最初に、港湾労働法を審議するにあたりまして、内閣総理大臣官房の吉本参事官がおみえになりますね。総理府にお尋ねしますが、御承知のように、昭和三十七年七月の時点で総理府に設置された、内閣総理大臣の諮問機関である港湾労働等対策審議会の組織、概成メンバー、及び、昭和三十九年の三月三日付でいわゆる三・三答申が出ているのでありますが、したがいまして、その作業のあらましと、たとえば全国の主要な港湾等の実情について、作業の過程においてそれぞれ調査をされておると思うのであります。概略でいいのでありまするが、大体その辺の点について御説明をいただきたいと、こう思います。

第48回国会 社会労働委員会 第16号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 ほんとうは、きょうは公取や、それから警察庁からも来ていただきましたので、順序からいくというと、そういうことを聞いてもらいながら、かっちりした積み上げの中で大臣に終始おってもらうことが、きょうはあげるわけだから一番望ましいわけですけれども、わが田へ一方的に水を引くことも家庭の事情でできませんと思いますので、どうもちょっとちぐはぐの感がありますけれども、大臣に直接まず質問いたします。  この法案の発想は、申すまでもなく、三・三答申の精神及び趣旨に照らして明らかでありますように、港湾における必要にして十分な労働力の確保と、言うならば前時代的な労働環境の中で働かされておる港湾労働者の雇……


杉山善太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院6期)

杉山善太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期
第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 社会労働、運輸委員会連合審査会 第1号(1965/05/07、6期、日本社会党)

○杉山善太郎君 公正取引委員会の事務局長がお見えでしょうか。
【次の発言】 来ておられますか。いずれ運輸の委員がお見えになると思いますので、その方にお譲りいたします。公取の事務局長、ひとつあなたにお尋ねしたい点から始めたいと思いますが、いいですね。公正取引委員会は、一昨年の秋ごろ、言うならば三十八年の時点で、主として神戸その他六大港などといわれるそういったところの、たとえば港湾の船内荷役の独占化の傾向について一応勧告をされたという、そういうふうに聞いておるわけでありますが、その時点の前後の実情というものをひとつお聞かせいただきたいと、こう思うのであります。



杉山善太郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 6期|- 7期- 9期-10期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

杉山善太郎[参]在籍期 : | 6期|- 7期- 9期-10期
杉山善太郎[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 6期在籍の他の議員はこちら→ 6期参議院議員(五十音順)  6期参議院議員(選挙区順)  6期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。