このページでは杉山善太郎参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○杉山善太郎君 ただいま議題となりました案件は、放送法第四十条第三項の規定に基づき、会計検査院の検査を経て内閣より提出された日本放送協会の昭和四十四年度の決算についてであります。 その概要を申し上げますと、日本放送協会の昭和四十四年度末における資産総額は一千百二十四億七千九百万円、負債総額は三百七十四億一千二百万円となっております。 また損益では、昭和四十四年度の事業収入八百四十七億九千九百万円に対し、事業支出は八百三十一億七千四百万円、資本支出充当十三億一千二百万円でありまして、差し引き当期剰余金は三億一千三百万円となっております。 なお、本件には、会計検査院の「記述すべき意見はない」……
○杉山善太郎君 ただいま議題となりました案件は、日本放送協会の昭和四十七年度収支予算、事業計画及び資金計画について、国会の承認を求めようとするものであります。 その概要を申し上げますと、収支予算の規模は事業収支で一千百十四億八千万円、資本収支で三百五十七億八千万円となっております。なお、資本支出のうち、八億二千万円を事業収支へ繰り入れることとしております。 また、事業計画は、その重点を放送の全国普及をはかるためのテレビ、ラジオ両放送網の建設、放送系統の性格の明確化と放送番組の刷新充実、沖繩地域における公共放送業務の拡充等に置いております。 逓信委員会におきましては、参考人の意見を聴取する……
○杉山善太郎君 ただいま議題となりました法律案につきまして、逓信委員会における審議の経過及び結果を御報告いたします。 本改正案は、最近における社会経済事情の推移にかんがみ、保険金額の最高制限額を現行の二百万円から三百万円に引き上げるほか、若干の制度の改善を行ない、加入者に対する保障内容の充実をはかろうとするものであります。 逓信委員会におきましては、簡易生命保険の、国営保険としての意義、事業のビジョン、運用利回りの向上策、加入者福祉施設の拡充方策等、各般にわたる質疑が行なわれましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、討論に入りましたところ、別に発言もなく、採決の結……
○杉山善太郎君 ただいま議題となりました電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案につきまして、逓信委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。まず、本案のおもなる内容といたしましては、 第一は、加入電話加入申し込み者等による電信電話債券の引き受け制度、電話交換方式の自動化の実施に伴い、一時に過剰となる多数の電話交換要員の退職につき、特別の給付金を支給する制度及び電話加入権に質権を設定することができる制度の存続をはかるため、電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律、電話設備の拡充に係る電話交換方式の自動化の実施に伴い退職する者に対する特別措置に関……
○杉山善太郎君 ただいま議題となりました法律案は、有線テレビジョン放送施設の設置及び業務の運営の適正化をはかろうとするものであります。
委員会におきましては、参考人の意見を聴取するなど、慎重審議の結果、多数をもって衆議院送付案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上御報告申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました二法律案のうち、まず郵便貯金法改正案は、新たに郵便貯金の預金者貸し付け制度を設けようとするものであります。
委員会におきましては、審査の結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、寄付金つき郵便葉書等の発行特例法案は、財……
○杉山善太郎君 ちょっと関連でありますけれども、大臣おられるのでお聞きするわけでありますけれども、昨夜のフジテレビにおける各権威者の討論会の中で、一つ気になることがあるのです。展望と推移と関連をして、武見さんがインスタント政治解決については応ずることはできないのだ、インスタント政治的解決。討論会で受けて、また、けさの新聞を見た範囲では、二十七日かに大臣と武見さんがお会いになるということもわかりますし、また、竹下官房長官のニュアンスでは、近い将来に総理ともお会いになるのだ。いずれにしても、インスタントな政治的な解決については絶対――私も解放運動の中で四十何年間、ところが責任ある発言としては絶対と……
○杉山善太郎君 関連でありますけれども、私はいま須原君の言われる、薬は食料品かどうかということですが、通念で言って、実は私もきくきかないは別として、何とはなしに、大体生来の高血圧なものですから、とにかくめちゃくちゃに飲んでいる。飲まないというとどうもいかぬ。しかし、別に飲まなくても何ともないわけだ。できるならば飲まないほうがいいと思って、このごろは何とはなしに……気分の問題です。そこで問題は、いま大臣がいみじくも言ったが、これはそうするには、たとえば調査権であるとかあるいは立ち入り権という問題について何々審議会、それはいいでしょう。であるけれども問題はそれが法改正を必要とするならば、ほかのほう……
○杉山善太郎君 私は、ちょうど数えてきょうで満十七日目になるのでありますけれども、新潟の――これには港の外と書いてありますけれども、これは法律的に、また慣行的に国際路線からいきましても、これは新潟の港域内でありまして、外国船が入ってきて、かってにアンカーを港にぶち込んでわれ関せずえんといっていたわけではなくて、いわゆる第九管区保安部長が港長でありまして、そしてここヘアンカーを置けということでありますので、法律的にも、国際的にも慣行上これは港の外でなくて、港域ということです。これはまあ事務当局も、そういう意味でひとつ重大なこれはポイントでありますから……。 御承知のように、十一月の三十日に、こ……
○杉山善太郎君 いまの問題に関連をして率直に申し上げますけれども、もうちょっと三、四年前でありますけれども、新潟県の阿賀野川の有機水銀性の問題について、私は当時やはり社労委に議席を置いておって、われわれに質問権もあるし調査権もあるわけでありますけれども、当時の公衆衛生局長、もういまおりませんけれども、御承知のように疫学班がやはり仕組まれて、そうして加害者が、言うならば真犯人はこの辺だろうという、大体相当な国の費用と大がかりな調査団と権威ある学者が集まって一つの結論が出たわけだ。そこで厚生省としてもやはり問題を今度は通産省であるとか科学技術庁で合議をする、それが国の最終的な結論だと、そういう一つ……
○杉山善太郎君 関連。その因果関係ですがね、具体的な問題として、いまの大臣のお話しでありますが、たとえば卑近な実例といたしまして、大体数年の時間を要したかと思いますけれども、新潟県の阿賀野川における有機水銀の、これはやはり人権擁護委員会であるとか、裁判という過程をしながら、結局また厚生省でも相当な調査班をして、大体、調査の結果はかくかくである……。それを国の段階で判断をする場合に――関連は通産省であるとか科学技術庁にありましたが、最初の、結局厚生省が調査団をつくって出た結論が、結局裁判で大体位置づけられたわけです。真犯人は、阿賀野川における上流の昭和電工である。その立証の段階で、昭電側の立場に……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから通信委員会を開会いたします。
委員の異動についてまず御報告いたします。
去る一月二十九日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として私、杉山善太郎が選任されました。また、本日は山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 一言簡潔ではあすが、ごあいさつを申し上げます。
このたび、はからずも逓信委員長に選任さました杉山でございます。逓信関係の事情にはなはだうといものでございますが、選任されまたした以上、きわめて微力ではありまするけれども皆さま方の御協力をいただきまして、その職責全うしてまいりたいと存じます。幸い本……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の皆さんに理事会の経過を報告いたします。
本日の委員会は、まず本委員会所管の調査を議題として鈴木、森両君から約一時間程度の質疑を行ないます。次に、前回に引き続きNHK昭和四十四年度決算を議題とし、質疑に入り、森君が休憩をはさんで質疑を行ないますが、以上のとおり運びますので、御了承をいただきたいと思います。
【次の発言】 まず、委員の異動について報告いたします。
去る十日、中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議……
○委員長(杉山善太郎君) それでは、ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 日本放送協会昭和四十四年度財産目録、貸借対照表及び損益計算書並びにこれに関する説明書を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。鈴木君。
【次の発言】 資料はようございますね。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。本日、野上元君が委員を辞任され、その補欠として森中守義君が選任されました。
【次の発言】 まず、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。森君。
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
これより森君の……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
【次の発言】 新谷君の要望の趣旨に沿うて、お出しいただくように申し上げておきますが、いかがですか、ようございますか。
【次の発言】 それでは放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求める件を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。鈴木君。
【次の発言】 その前に、視学官、鈴木委員要求の資料はいいですね。
【次の発言】 その前に、視学官、鈴木委員要求の資料はいいですね。
【次の発言】 委員の異動について御報告いたします。本日、森中守義君及び山田徹一君が委員を辞任され……
○委員長(杉山善太郎君) それでは、ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、参考人の出席要求に関する件について、おはかりをいたします。
放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件の審査のため、明後三十日午前十時に参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、人選につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。
……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件を議題といたします。 本日は、参考人として東京大学教授江村稔君、放送番組向上委員会委員長高田元三郎君の出席をお願いしております。 この際、参考人の方々に委員会を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。お二方には御多忙のところ御出席をいただきましてまことにありがとうございます。 本日は、当委員会におきまして審査を進めております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件について、参考人の方々の御意見を承り、本件審査の参考にいたしたいと存じております。……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告申し上げます。
一昨十一日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
国際電気通信事業の調査のため、国際電信電話株式会社取締役社長菅野義丸君、同取締役副社長板野學君、同常務取締役甘利省吾君、新川浩君、増田元一君、木村光臣君、増森孝君、同取締役米田輝雄君、古橋好夫君、三輪正二君、以上十名の方々を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十四日、竹田現照君が委員を辞任され、その補欠として野上元君が選任されました。
また昨日、十七日、鈴木強君が委員を辞任され、その補欠として山崎昇君が選任されました。
【次の発言】 簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から御趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 本案に対し、質疑の申し出がございますが、質疑は後刻に譲ることにいたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
長田裕二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任を願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に長田裕二君を指名いたします。
【次の発言】 それでは簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言願います。森君。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
簡易生命保険法の一部を改正する法律案の審査のため、簡易保険郵便年金福祉事業団理事長、武田功君を参考人として、本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 簡易生命保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は順次第発言を願います。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。
昨十日、山田勇君及び塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君及び山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 それでは電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。
本日はこれで散会いたします。
午後二時十二分散会
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、日本銀行理事渡辺孝友君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
鈴……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
それでは、電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続きこれより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する質疑は、本日はこの程度にとどめます。
本日は、これで散会いたします。
午後五時三十六分散会
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 電信電話設備の拡充のための暫定措置に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
それでは、前回に引き続き、これより質疑を行ないます。質疑のある方は御発言を願います。
【次の発言】 それでは、午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時まで休憩いたします。
午後零時六分休憩
【次の発言】 ただいまから逓信委員会を再開いたします。
電信電話設備拡充のための暫定措置に関する法律等の一部……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵便切手類模造等取締法案を議題といたします。
本案につきましては、すでに趣旨説明を聴取しておりますが、この際、郵政当局から補足説明をお願いします。溝呂木郵務局長。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、これより討論に入ります。御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もなければ、討論はないものと認めて御異議ございません……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、社団法人日本民間放送連盟専務理事杉山一男君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
鈴木君より質疑の申し出がございますので、鈴木君に質疑をお願いいたします。鈴木君。
○委員長(杉山善太郎君) それではただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日、野上元君及び山田徹一君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君及び塩出啓典君が選任されました。
【次の発言】 有線テレビジョン放送法案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。廣瀬郵政大臣。
【次の発言】 本案は、衆議院において修正議決されておりますので、この際、衆議院における修正部分について、修正案提出者、衆議院議員水野清君から説明を聴取することにいたします。水野清君。
【次の発言】 この際、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。 本日は有線テレビジョン放送法案を議題といたします。、本日、参考人といたしまして日本放送協会専務理事、松浦隼雄君、日本民間放送連盟専務理事、杉山一男君、新聞通信有線放送協議会政策委員会幹事、尾崎芳雄君、下田有線テレビ放送株式会社社長、竹河信義君、国際基督教大学教授、一瀬智司君、東京ケーブルビジョン池袋地区視聴者松原保広君、以上の六名の方の出席を願っております。 この際、参考人の方々に委員会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。 皆さんには御多忙のところ御出席いただきましてまことにありがとうございます。本日は、当委……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
有線テレビジョン放送法案の審査のため、日本放送協会副会長、小野吉郎君、同専務理事、松浦隼雄君及び株式会社日本教育テレビ常務取締役、泉毅一君、以上三名の方々を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 それでは有線テレビジョン放送法案を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。
成瀬君より質疑の申し出がございますので、これを許すことにいたします。成瀬君。
【次の発言】 それでは、成瀬君の質疑は、この程度にとどめます。
【次の発言】 郵便貯金法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き、これより質疑を行ないます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 関連さしてもらって特に委員長に発言さしてもらいますけれども、一口に言って郵便貯金の主権者は貯金者、庶民大衆だと思う……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る五日、横川正市君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
また、去る六日、成瀬幡治君が委員を辞任され、その補欠として野上元君が選任されました。
また、本日、塩出啓典君が委員を辞任され、その補欠として山田徹一君が選任されました。
【次の発言】 まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月十二日、長田裕二君が委員を辞任され、その補欠として増原恵吉君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任の件についておはかりいたします。
先に御報告いたしました長田裕二君の委員異動に伴い、理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に今泉正二君を指名いたしたいと思います。
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る八月十一日、辻一彦君が委員を辞任され、その補欠として鈴木強君が選任されました。
【次の発言】 まず、調査承認要求に関する件についておはかりいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を行なうこととし、その旨の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定をいたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございま……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十月二十七日、増原恵吉君及び郡祐一君が委員を辞任され、その補欠として、平井太郎君及び塚田十一郎君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査のため、日本放送協会専務理事、松浦隼雄君及び宇宙開発事業団副理事長、松浦陽恵君、同理事、野島正義君を参考人として本日の委員会に出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
○杉山善太郎君 きょう私、大臣がお見えになりましたならば、この委員会における大臣の所信表明に関連をして若干のお尋ねをいたしたいと、こう思っておりますけれども、何ぶん大臣の御都合で、時間かせぎということになりますけれども、きょう、いまいみじくも磯崎総裁からATCの問題についての好ましからざる事象に対して、いち早く、御如才なくしかじかの説明がございましたけれども、要するに、あとからきょうの委員会でも……。 最近いろいろ事象があると思いますけれども、広範多岐にわたって日本列島全域の輸送の動脈を掌握しておられる国鉄の当局としましては、旅客に対するサービスというものは、予測できなくて起きることがありま……
○杉山善太郎君 関連をしてでありますけれども、焦点をしぼって、そういう方向の中でいま瀬谷委員の提案がこれあり、理事会で十分な根回しをしてもらうということも、私は非常に意に即した提言であり、発言だと思いますが、そこで、そういうことを予測展望しながら、大臣おられまするので、まだ勉強しておられぬかどうか別として、たとえば動労のいまの順法闘争はゆえなくして行なわれてないんだと、必ず現象がある限りにおいては、よって来たる経緯、背景があるんだ、ずばりと言って、たとえば落石であるとか、あるいはなだれであるとか踏切事故であるとか等々含めて三千カ所に及ぶ危険白書というものを動労は天下に公開もし、公表しておるとい……
○杉山善太郎君 ちょっと関連して一言。 運輸大臣、それから大蔵、労働関係の大臣はおられなくても次官がおられまするから………。複合重層ということがありまするけれども、いまのこの年金問題に関する生活要求という側面もありましょうし、それから経済要求という側面もありましょうし、それから政治的な要素も持つ側面もあろうと思います。 したがって四十八年の春闘が一体どういう性格のもので、どういう位置づけであるかということについては、いろいろの視点がございましょうが、歴史の流れの中では、四十八年には四十八年春闘というものがあるのだと。したがって、いま当面における年金というものは、春闘といえば賃上げだというこ……
○杉山善太郎君 いまいみじくも委員長から若干の御同意をいただいたわけでありますが、質問の通告は大臣自体にしておりませんでしたけれども、御承知のように、きょうは三公社五現業を含む公労協のストが、是非は別として、現象面で起きておることはぬぐうべからざる客観的な冷厳な事実だと思います。その中でも、運輸省の所管に基づく動労なり国労なりは、やはり例外なく順法ストに入っておる。しかし昨日、昭和四十二年以来型のごとく――これは悪い癖だと思いましたけれども――ゼロ回答であったのが、ともあれ有額回答がなされておる。昨日なされて、本日やはり一つの闘争が行なわれておると、こういう事実にかんがみまして、公労協や春闘共……
○杉山善太郎君 前回に引き続きまして、港湾法の一部改正に関しまして若干の質問を行ないます。 現行法が制定されたのは、せっかく御承知のとおり、昭和二十五年の五月三十一日でありますが、自来、今日に至るまで、数回の、一部それなりきの改正があったはずでございますが、またその間、特別法であるとか、あるいは特例法等がつくられました。たとえば、港湾整備促進法であるとか、あるいは特定港湾施設整備特別措置法であるとか、港湾整備緊急措置法あるいは外貿埠頭公団法等が制定されておるのであります。この間、港湾の開発、利用が行なわれてきたが、しかし今日の時点から振り返って見ますと、国民の生活向上、なかんずく港湾都市の勤……
○杉山善太郎君 私は、本法の提案されたその時点から、きょうで三回目でありますけれども、若干気がひけないわけではないわけでありますけれども、しかし言うべきは言い、聞くべきは聞き、これが慎重審議の――やはり私は、客観的にはどうあっても、私自身の主観からいくと、これは重要法案だと、そういうふうにとらえておりますので、御了承いただきたいと思います。 そこで大臣にも、またかというふうに聞こえると思いますけれども、私は、やはりこの法案を、現行法と改正案というものを比較対照して三つのポイントを申し上げたわけであります。 一つは、これはオーバーではないけれども、ともかくも地方自治権の侵害というふうに受けと……
○杉山善太郎君 ちょっと関連でいいですか。 いみじくもいま小柳委員から、旅客カーフェリーの航行安全に関する行政監察結果に基づく勧告、ということは、具体的には昭和四十七年の九月、行政管理庁から運輸省になされておるわけでありますが、海にちなんで実際はやはり日本列島を取り巻いてそれぞれ各管区の保安本部なり、それから海運局等が配置されてあるわけでありまして、指導指示という問題は、これは行政管理庁が運輸行政当局や保安行政当局に対してこういう一これは運輸省でありますけれども、問題は立ち入り検査、監察あるいは勧告というものがほんとうに確認されているかどうかというところに大きな問題点があるわけです。若干次元……
○杉山善太郎君 森中委員の問題に関連をして、列島改造論が出ましたので。 先般、私がこの港湾法の問題に関連をして、トップバッターで長々と、大臣からいみじくもそう同じことを二回も三回も言うなよと、そういうことは、私は総理の発想が、ともかくも列島改造の中に、ワク組みの中に、内航海連のあり方というものと、その拠点である港湾というものは意図的に位置づけられておるんだ。したがって新しい航路を開発をするという点については、やはり重要な、追及しなければならない点だ。そういうポイントをその当時感じでおったから、繰り返し繰り返し重要なポイントだというふうについて、私の主観からいえば、繰り返すどころか、どうしても……
○杉山善太郎君 ちょっと関連。 この一項の「港湾の開発、利用および」云々というカッコにとじられておりますが、この利用というものについて、もちろん当然意図的には利用の対象になるのは船主であり荷主であるということと、かてて加えて御承知のように、去る六月の六日にジュネーブで港湾荷役のいわゆる近代化ということが条約案として、とにかく勧告案であろうと条約案であろうと、そういう方向に動いているわけでありますので、したがって港湾のあり方というものを考えてみるというと、船主あり荷主あり、そしてこれを十分海陸の接点で結合する一つの港湾荷役作業を請け負う一つの港運業者もある、これに対する従業労働者というものもあ……
○杉山善太郎君 小柳委員の問題について関連。 公制審の最終答申に関連いたしまして、ことばのあやではなくて、「可及的すみやかに」という、そういう一つのうたい文句もありますが、客観情勢は、せっかく御承知のとおりだと思いまするけれども、労働組合四団体はもちろん三公社五現業等を含め、民間も含めて、最終答申に対して、政府の姿勢と政治姿勢という問題について重大な関心を持っていることは、これは疑いのない既成の事実であります。 したがいまして七三春闘の総括の上に立って、主体的にはインフレ下の一体労働者の生活という問題に関連をして、やはり十二月の時点では、当面の一時金の要求というものに不可分な関係を持って、……
○杉山善太郎君 私は、列島改造問題と不可分左関係を持つ土地問題に関連をいたしまして、言うならば庶民、国民大衆の側に立って若干の質問ということよりも、むしろ追及をすると、こういう立場で若干の時間をもらっておるわけでありますが、金丸建設大臣、その他関係省庁の関係者に申し上げておきますが、私もほんとうは往復四時間ぐらい質問の時間をほしいのでありますけれども九十分にワクをはめられて、それ以下にさらに圧縮せよというふうに委員長から厳達を受けておりますので、非常にきびしいと思っておりますが、要するに、質問に対して私も柱を立てて、それに若干の具体ごとを控えておりますので、要にして簡潔な、それはできないと、で……
○杉山善太郎君 私は、最初に労働大臣にお尋ねいたしますが、申すまでもないことでありますが、大臣は海運関係の御出身であられますし、言うならば日本列島改造の大きなワク組みの中で、貿易の問題であるとかあるいは海運あるいは港湾、そして何といったって労働行政の日本における行政の長官であり最高権威でありますので、公正な労使関係については、およそ補佐官のアドバイスを得られるまでもなく勘どころとつぼだけはしっかりと大臣は把握しておられるというふうに御期待を申し上げておるわけであります。 したがいまして、私は実はこの法案が日の目を見た、これは昭和四十年の時代でしたか、その原点に立ち返ってひとつ大臣に所信を、見……
○杉山善太郎君 委員長、ちょっと速記をとめてくれませんか。
【次の発言】 前回に引き続き、審議に入らしていただくことにいたします。審議拒否でなくて、大臣御心配なく、審議協力でありますので。
申すまでもないことでありますが、すでにジュネーブにおいても、言うならば、港湾労働の近代化の条約が採択されておりますので、それが批准されておるとかされていないとかということはこれは度外視いたしまして、かてて加えて、三日の日でしたか、労働大臣は、かなり質的な内容を持った労働白書もすでに天下に発表されておられると、そういうような状況下でありまするので、いわゆる港湾労働の近代化というものは、わが国が批准をしておる……
○委員長(杉山善太郎君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。
この際、御報告することがございます。
皆さますでに御承知のとおり、本委員会委員野上元君は、去る十一月十九日病気のため逝去せられました。まことに哀悼痛惜にたえません。
野上君は、前に逓信委員長としてその重責を果たされ、また、長らく本委員会の委員としてその職責を全うされました。
つきましては、ここに委員の皆さま方とともに、生前の野上君の御功績をしのび、つつしんで黙祷をささげ、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。
御起立をお願いいたします。
黙祷。
【次の発言】 黙祷を終わります。
御着席を願います。
○委員以外の議員(杉山善太郎君) 前委員長の杉山であります。 過去一カ年の間、各理事さんはもちろんのこと、委員の皆さんにたいへん勉強さしていただきまして、大過なくその任を過ごさしていただきましたことに対して、厚くお礼を申し上げます。 ただ、私もやはり思い出すことは、皆さんとともに、郵政事業百年記念祭という方向づけの中で、庶民金融の原点である郵便貯金等々の問題が、しかも二万という全国、日本列島の郵便局の中に貸し出しの窓口ができたということは、非常にこれは私の生涯を通しての一つの意義深いことだと思っております。 ただ、新しい委員長や大臣にもお願いをしておきたい願望でありまするけれども、円は外……
○杉山善太郎君 この法律案の一部改正が、衆議院の段階では、言うならば継続審議という形で修正をして附帯決議、そういう形で参議院の段階に回ってきておりますけれども、この法案がこのままの形でひとり歩きをするということになりますとたいへんなことになるんじゃないか。言うならば重要法案であるとか、ないとかということとは別問題として、非常に問題がある法案である。でありまするから、少なくとも私どもは、やはり政治的な一つの常識のルールの中で、衆議院で修正で回ってきているものを、さらに参議院の段階で修正をするということになれば、またこれが衆議院のほうに回付されるということになれば、全く急がば回ってもこれが廃案にな……
○杉山善太郎君 私たちは、一昨日の本委員会の同意を得まして、言うならば百聞は一見にしかずという春秋の論理に基づきまして、黒住理事、不肖杉山理事と、横浜を拠点としております竹田四郎委員と同道いたしまして横浜に行ってまいったわけでありまして、これは要するに六大港の一つの実態を知ることができたと思うんです。 そういう点で、一昨日大体質問いたしましたけれども、補完の意味で、ごく短時間に、重複を避けまして、村尾さんの心配事や質問で大体いいと思いますが、そういう春秋の論理に基づきまして、この点は、いまいみじくも海上保安庁の長官は長官の立場で、海上交通安全の守りの神として、しいて意見を言えというならば二名……
○杉山善太郎君 関連で申し上げます。 ずばり総裁にひとつお答えいただきたいんですが、問題は、国鉄の労使問題という問題が一つと、いま一つは国鉄のサービス問題という問題に限定してお尋ねいたします。 山より大きい獅子は出たためしがないので、なるほどいまの四十九年の春闘は戦後十九回目の春闘であることも御承知だと思いますけれども、国民春闘だというふうに評価されておるわけでありますが、その中で、ちょうど総裁が就任された当時、この委員会で、当時新谷運輸大臣でありましたんですが、あなたは労使問題のもののとらえ方は、要するにトップが腹を割って話すことが、すべての労使問題解決の原点であるというふうに言われてお……
○杉山善太郎君 私は、先日の本委員会で、徳永運輸大臣と藤井国鉄総裁に御出席をいただきまして、大要二つの質問を関連の中でありましたけれども、いたしておきました。 一つは、およそ労使関係に起こるもろもろの問題は、労使間がやはり労使対等の原則を踏んまえて、腹を割ってトップが話し合うということがすべての原点じゃないか、そういう形の私の見解、主張について、おおむね合意を見たというふうに信じております。 もう一つの点は、すべての運輸交通事業、それが国営であろうと私企業であろうとサービスの原点は安全がすべてであると、そういう点についての意見についても全く同意、同感であるという合意を得ておると、こういうふ……
○杉山善太郎君 慎重審議する時間と余裕がないことをはなはだ遺憾と存じますが、まず最初に大臣にお伺いしておきますが、この法律の改正案は、わが国海運政策の言うならば一環としての内航海運の合理化ではないかと、そういうふうに理解をいたしておりまするが、この際大臣の見解を簡潔にひとつお伺いをしたい、こういうふうに思っております。
【次の発言】 私の杞憂であればいいのでありますけれども、この法改正後における保険組合の経営の言うならば健全化と申しますか、組合員に対する保障の確保等についての見通しというような問題について、たとえば木船の減少とか鋼船化について一体どのような見通しを立てておられるのか。木船の船主……
○杉山善太郎君 まず最初に、運輸大臣のほうからひとつお尋ねいたしますから、こっちを向いてひとつ姿勢を正していただきたいと思います。実は、御承知だと思いますけれども、去る四月の一日に田中首相が、まあその内容の評価はどうあろうとも、アメリカの有名雑誌ブリタニカのイヤーブックというのがあるわけですが、それへ「日本の進むべき道」という論文を出しておられるわけです。言うならばこれは「日本列島改造論」の姉妹版だと思う。田中総理が新潟県出身の立場か、あるいは各紙もそうかと思いましたけれども、私ちょうど新潟へ帰っておりまして、新潟日報は社説でそれなりの評価を下しておるわけでありますが、それはそれといたしまして……
○杉山善太郎君 ここ数年来、海事海運は言うならば船舶が非常に大型化されてきたし、それだけではなくて機械化されてきた、言うならばラッシュ船であるとかコンテナ船であるとか、あるいは港湾荷役作業の面では象の鼻のようなものが出てきて、あれはサイロと言うんだそうでありますが、ばら積みのごときは港湾労働者は手も足も何も出ぬというような、それからかてて加えてカーフェリーの長距離、中距離化といったような動きの中で、在来の貨物輸送の形態であるとか、あるいは港湾における労働者の荷役作業の関係が急速に変化してきておる。これに対応するために国はもちろんのことでありますけれども、地方自治体、公共団体等も相当な資金をつぎ……
○杉山善太郎君 私はこのマル生運動というものには、とらえ方については最初錯覚を持っておりました。何かマルクス、レーニズムでやはりコントロールをして、何か赤攻撃であるとか、革命の予行演習でもやるんだから危険的な存在だというようなふうに錯覚を起こしたわけですが、そういうものではなくて、率直に言って、総裁あるいは所管大臣である運輸大臣や、また労働行政の所管である労働大臣は、どういうふうに受けとめていらっしゃるかわかりませんけれども、とにかく現象面では国鉄のマンモス企業の中で多くの人たちがノイローゼというような状態におちいっているというふうに私は現象面でとらえております。ただそれだけではなくて自殺者ま……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。