このページでは佐多忠隆参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○佐多忠隆君 私は、日本社会党、公明党、民主社会党、共産党、第二院クラブを代表して、正副議長の党籍離脱に関する決議案の趣旨を説明いたします。 まず最初に、決議案を朗読します。 正副議長の党籍離脱に関する決議案 議長及び副議長は、院の公正な運営を期するため、党籍を離脱すべきである。 右決議する。 理 由 参議院議長及び副議長は、院の最高の責任者として、その言動は公平無私、いやしくも一党一派の制約を受けてはならない。ここに党籍を離脱して、院の運営についての絶対中正を期すべきである。
○佐多忠隆君 まず、宇宙開発の現状について、特にアメリカとソ連の現状のあらましを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 日本のやつはあとで聞きます。まず米ソ。
【次の発言】 国連における宇宙開発の研究の状況はどうですか。
【次の発言】 一般的な科学技術小委員会でやっているものがあるのじゃないですか。
【次の発言】 企画庁長官のほうに時間の御都合があるらしいですから、少し問題をあとに残しまして、長官のほうにお尋ねしますが、宇宙開発のステーションが鹿児島県の種子島にできることになりました。その種子島は、申し上げるまでもなく離島振興計画の中に入って、振興計画をいろいろおやりになっておると思いますが……
○佐多忠隆君 新聞の伝えるところによれば、モンゴールとの間に国交を回復する準備をしておられるというようなことが伝えられておりましたが、どうなんですか。
【次の発言】 特に墓参団を派遣するとかあるいは生存者を調べてもらうとかいうような意味において、政治的な交渉が必要になっているんじゃないですか。
【次の発言】 アメリカがモンゴールに対してはどういう関係なり態度をとっているのですか。
【次の発言】 そうすると、日本と同じように、事実上の承認はしているけれどもそういう国交はいまだ回復していない、こういう状態ですか。
【次の発言】 現実にはどういう状態にあるのですか。
○佐多忠隆君 関連して。 アメリカでは、マンスフィールド上院議員が、ベトナム問題をめぐって関係諸国の間で和平会議を開いたらどうか、日本あるいはビルマが適当だと思うというような提案をして、追っかけて、政府はその提案を受けて、日本に何らかの仲介をしてほしいという申し出をしたというふうなことが伝えられておりますが、その辺の事情はどうなっておりますか。
○佐多忠隆君 いまあげられた軍縮に関する国連の諸決議、それを資料としてひとつ出していただきたいと思います。
【次の発言】 それから、先ほど大臣は、拡散防止の問題について、大国――核保有国に対しても一定の義務、制約を負わすような主張を日本は主張しているのだと、それを一体どういうふうにあらわすかというような問題は、技術的な問題でいま考えていないというようなお話であったのですけれども、もうすでに拡散防止条約の案は、ソ連でも、アメリカでも、りっぱなものができ上がっている、向こうでは。したがって、それに対してさらに日本の意向をどう反映するかということを反映させるためには、それを具体的にどういう手続によっ……
○佐多忠隆君 先ほど外務大臣のお話にちょっと出たんですが、バンコックにおける準備会談のときに日本側の提言を云々とおっしゃいましたが、その日本側の提言というのはどういうことなんですか。
【次の発言】 その点についてもう少し具体的に詳しく、どういう訓令を出されたのか、これは局長でけっこうですが、お願いします。
○佐多忠隆君 中国の問題が最近とみに重要になりつつありますので、この問題についていろいろお尋ねをしたいと思います。
まず最初に、アジア公館長会議で、特にきのうの会議あたりでは中国問題が中心議題になったようですが、大臣としては、中国の現在の問題をどう認識しておられるか。それから、中国に対する態度を今後どういうふうに持っていこうとしておられるか、まず、その点からお聞きしたい。
【次の発言】 アジア局長にお尋ねしますが、昨日いろいろな方の、中国認識、対策でいろいろお話があったようだし、最終的には意見の一致を見たというふうに報ぜられておりますが、どういう意見があり、どういう点で意見が一致したか、御説……
○佐多忠隆君 わが国がアジア諸国に経済協力として出している金額――一九六〇年以降の大体の金額を教えてください。
【次の発言】 そうしますと、総額は六〇年以降はどうなっておりますか。六五年までもうわかっているでしょう。――私が調べたのでは、六一年が三億七千百万ドル、六二年が二億八千二百万ドル、六三年が二億六千五百万ドル、六四年が二億四千五百万ドル、六五年が四億一千四百万ドル。で、これを国民所得との比率において出しますと、六一年が一%、六二年が〇・六六%、六三年が〇・五四%、六四年が〇・四五%、六五年が〇・六三%、こういう実績になっておる。ここからうかがえることは、六五年度を別とすると、六一年度か……
○佐多忠隆君 中国は一つであるという考え方と、いや中国は二つである、あるいは一つの中国一つの台湾という形でなければ今後の中国政策は解決ができないというような意見があるようですが、現在政府としてはこの問題に対してどういう態度をとっておられるか。
【次の発言】 佐藤総理は、しかし、中国は二つであるという考え方はとらないのだ、一つであるということを明言をされているようですが、その点は外務大臣の見解とは違うのですか。
【次の発言】 しかし、中国は一つだということを、総理は明言をしておられる。しかも、中国は一つであるということの前提に立って台湾政府を認め、さらには、本土の中国は認めないというような重要事……
○佐多忠隆君 ちょっと関連。不用資産の処理ということを言われますが、いただいた資料によると、三十九億の資産充当という項目がありますが、それが大体すでに不用資産の充用は、ここで計上され尽くしているのではないかと思う。それ以上にさらに六十億なり八十億をまかなえるものがあると言われるのかどうか、それが第一点。 それから第二は、これは大蔵大臣と国鉄総裁との答弁の食い違いですが、国鉄の総裁は増収をもってまかなう、こう言っておられますが、それならば一月、二月、三月の大体収入予想を立てておられると思いますが、それらをどういうふうに数学的に、どれくらいどういう方法で引き上げてそれに充当するというお考えなのか……
○佐多忠隆君 一昨日は、またまた大きな航空機の事故が起こりまして、日本国民は非常なショックを受けております。私は日本社会党を代表して、去る五日、富士山麓で起こったイギリスのB ○AC航空機の事故による百二十四名の遭難者に対して、心から冥福を祈るとともに、遺族の方々に深甚な弔意を表します。 過ぐる二月四日には、全日空のボーイング727型機が東京湾に墜落をしました。一カ月たって三月四日には、カナダ航空のダグラスDC8型が羽田空港で大事故を起こし、その翌日には、いま申し上げましたBOACの飛行機が墜落する等、世界的にも全く類のないような三大事故に直面をいたしました。この三たびの大事故に直面をして、……
○佐多忠隆君 この協定には「アジア及び極東の地域」ということばが繰り返し述べられているんですが、「アジア及び極東の地域」というのは、正確に言ってどういうところですか。
【次の発言】 その「アジア及び極東」という、「及び極東」と、こうわざわざ断わっているんですが、これはアジアの中ではないんですか。あるいはアジアの中であるにかかわらず、もう一ぺん「及び極東」と言ったのは、何か意味があるんじゃないですか。
【次の発言】 そうすると、「極大」というのは、アジアの中にあって特に重要であるからとかなんとかいう意味で「及び極東」と繰り返しているんですか。アジア外であって、アジアと極東と、こう書いてあるんです……
○佐多忠隆君 防衛庁長官にお尋ねしたいのですが、第三次防衛整備計画の問題が、前の臨時国会でもいろいろ問題になりまして、あるいはこの六月中に大体の政府の統一的な見解がきまるだろう、あるいは少なくとも内閣改造前にきまるだろうというようなことが伝えられたのですが、そういうことがなくて今日にまでそういう具体的な審議なり、決定がなされないままに推移しているのではないかと思うのです。そこでお聞きしたいのは、この三次防に対する心がまえです。それから取り扱い、そういうものをどういうふうにやろうとしておられるのか、新しい大臣に一応の御説明を願いたい。
【次の発言】 防衛庁当局の原案はすでにでき上がっておる。それ……
○佐多忠隆君 アメリカで問題になっておりますプライス法改正、これの背景あるいは法改正が何を目的にしているか、それから、いままでにどういう扱い方をされているのか、それらについて御報告願います。
【次の発言】 そうすると、プライス法の旧法――改正されない前のものだと、年千二百万ドルを最高限として援助するということになるわけですね。
【次の発言】 ところが、この一九六八年度の予算によると、あなたのほうからお出しになった資料によると、千六百六十六万八千ドル、こういうことになっているのですね。もうこの限度をすでに越えているわけですが、これはどういうことですか。
○佐多忠隆君 いま一つ。バンコクとパリ在留邦人の激増によって領事事務が急激に増加したと、こう書いてありますが、この二、三年来、どういうふうに激増しておるのですか。
【次の発言】 最近日本では牛肉、馬肉その他肉類が非常に不足していて、外国からの輸入を必要としていると思いますが、その場合に、アルゼンティンの肉は安くて非常にうまいと、向こうの連中が非常に得意になって宣伝しているのですが、それにもかかわらず日本は買ってくれない。何とかいう病菌を持っているとか、いないとかということでやむを得ないとか言っておるけれども、それはもはやそういうおそれはないのだ、その点をもう少し積極的に調査して打開してもらえな……
○佐多忠隆君 外務大臣はきのうアラブ七カ国の大使と会談をされたようですが、その会談の模様をお話し願いたい。
【次の発言】 国連の安保理事会の即時停戦の決議、これを早く受諾しろということを勧奨されたようですが、あの決議がなされて以後、アラブ諸国、あるいはイスラエルがこれに対してどう対応をしつつあると見ておられますか。
【次の発言】 そういう状況で、即時停戦の決議というのはなかなかうまくいかないようなおそれもあるんですが、まあ、それはそれとして、いまおっしゃったように、期限つきの停戦の決議も出ていることでありますから、これらがまあ今後どういうふうに展開をすると見通されるか。特に即時停戦は平和回復へ……
○佐多忠隆君 日ソの文化協定についてですが、この文化協定については、これまで外務省当局は何か非常に消極的だったように思うんですが、しかるに、先般川島正次郎氏が特使として行かれた場合に、向こうの首脳部との会談の席上この問題を出されて、向こうもそれに対しては大いに乗り気だったというような返事だったというふうに伝えられておりますが、これに対しては大臣はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 政府間で文化交流を積極的にいろいろ進めようということを考え、主張されながら、さらに一歩進んで文化協定にまで問題が至らないのは、何か理由なり事情があるんですか。
○佐多忠隆君 関連して。さきの総会において、穀物協定については、日本が協定のワク外で、しかも、穀物以外のもので援助をするということに大体各国の了解ができたというふうな報告を受けていたのですが、きのう、きょうの新聞によると、特にアメリカの主張は、いや、それを了承しているのじゃないんだ、したがって、原則に従って日本も対処してほしいというようなことを非常に強調しているように見えますが、総会のときの態度は一体了承されたのですか、されないのですか。
○佐多忠隆君 先ほど外務大臣は、一九七〇年に特別なアクセントを置きたくないという御答弁でしたが、そのことは、安保条約の自動的延長ということを前提にしてお答えになったのかどうか、その点を御説明願いたい。
【次の発言】 それから、総理が韓国を訪問されるときに、ハンフリー副大統領ともお話し合いがあるというふうに伝えられておりますが、これはどういう問題を中心にして話し合いをされるのか。ただ単に儀礼的なものなのかどうか。それからもう一つは、国府からも参加があると思いますが、これも会われる予定があるのかどうか、会うとすればどういうことを問題にされるのか。
○佐多忠隆君 油のこの条約の署名のところに、「受諾を条件として」というのと「批准を条件として」というのがありますが、これはどう違うのですか、受諾と批准。
【次の発言】 批准と受諾というのは、日本の場合においてはどう違うのですか。はっきりしないのだが、正確に……。
【次の発言】 そうすると、受諾の場合は、国会もそれを認める必要はないのですか。政府だけでいいのですか。その点はどうなんですか。
【次の発言】 一九五四年会議には日本が参加をして署名したわけですね。それでもって受諾はしてないのですか、どうなんですか。
【次の発言】 そうすると、国会が通ってあれすれば、それは受諾ということになるのですか、……
○佐多忠隆君 それは収益ですか、運賃収入ですか。
【次の発言】 おかしいね、共同運航をやっていて、数字が出ないというのは。
【次の発言】 この条約の附表にあげられている路線ですね。これはまああげられているのですが、現実に現在運航している路線はどことどこですか、地点。
【次の発言】 現実に行なわれている路線の運送量――といいますかね――は、どれぐらいの実績があるのですか。
【次の発言】 それから、さっき出たその以遠の問題ですがね。以遠の問題では、いま考えられる以遠の地点というのはどういうところなんですか。
【次の発言】 考えるほどのあれもない・・・。
○佐多忠隆君 一つだけここで問題になるのは、この国家と他の国家の国民との間の投資紛争ということになるわけですが、そうすると、民間投資で紛争が出てきた場合、投資する主体は民間であるにかかわらず、それが国家と他の国家の国民との紛争になるというのはどういう場合ですか。
【次の発言】 投資の主体が民間個人、国民でありながら、国家がその紛争の当事者に出てくるというのは、具体的にどういう場合なんですか。
【次の発言】 そうすると、そういう場合には、投資主体の個人あるいは私人がその紛争の解決を国家に頼んで、そうして国家が出てくるということになりますか。そういうことなしにでも、国家が当然に出てくるというような……
○佐多忠隆君 いま総理は、沖繩の施政権を返すということについては日米両方原則的には意見が一致している、ただし、沖繩における軍事基地の問題についてはどうもいまのところは意見が合わないので、というような御答弁であったと思います。基地に関するそのアメリカの主張、それから日本の主張、その差違はどういう点にあるのですか。
【次の発言】 さきのお話では、この間の論議のときに、両方が違ったので合意に達しなかったのだというふうにわれわれには聞こえる。あの前後の新聞の記事から見ると、そうとしか思われないので、日本の意見とアメリカの意見とはどう違ったのだということをお尋ねしているわけです。
○佐多忠隆君 いまの御説明によりますと、これは昭和四十二年度の予算でも若干計上されているのですが、四十二年度、四十三年度、おのおの幾らになっているのか。
【次の発言】 そうすると、昭和四十二年度予算に基づいて、すでに工事なりなんなりに着手し始めていたのかどうか。
【次の発言】 そうすると、昭和四十二年度において、すでに若干の設備なりなんなりができていたとすれば、これを譲渡する特別な法案というのは、そのときに同時に出されていなければならないのじゃないかと思うのですが、四十二年度にはそういう問題が起こらないで、四十三年度になって初めてこの法律を提案する理由が出てきたというのはどういう事情なんですか……
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