高山恒雄 参議院議員
7期国会発言一覧

高山恒雄[参]在籍期 : 6期-| 7期|- 8期- 9期
高山恒雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高山恒雄参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院7期)

高山恒雄[参]本会議発言(全期間)
6期-| 7期|- 8期- 9期
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第10号(1966/02/03、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、民主社会党を代表して、政府の施政演説に対しまして御質問を申し上げたいと思うのであります。主として内政問題についてお伺いしたいのであります。  総理は、施政方針演説において、国民経済が安定成長を続けるためには、有効需要と供給能力とが均衡を保ちながら拡大していく必要があり、さらに、農業、中小企業等の生産性の低い部門の近代化を促進するために不況の克服と物価の安定を最優先とする予算を編成することを主張されております。この主張によりますと、需給の不均衡の是正、産業の生産性向上の不均衡の是正そのものが、不況克服と物価安定の双方に通ずる基本であることを、総理は当然に確認されていると思うの……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第12号(1967/05/27、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、民主社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和四十二年度予算三案に反対の討論を行ないます。  申すまでもなく、本予算案は、佐藤内閣が総選挙の洗礼を受けて初めてのもので、佐藤内閣の性格を判断する上に、きわめて重要な意味を持つものであります。しかしながら、予算審議を通じて、はなはだ遺憾に思うのは、国民の熱望する諸問題について、政府は何ら納得のいく回答を与えていないのであります。  私が本案に反対する第一の理由は、本予算案が景気を刺激する大型予算であり、景気過熱を助長するおそれを持っているからであります。現在のわが国経済は、一見、景気が回復したかに見えますが、実はまことに……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 参議院本会議 第8号(1967/08/18、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、ただいま提案されております健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案につきまして、民社党を代表して、佐藤総理並びに関係各大臣に質問を行なわんとするものであります。  わが国の医療保険制度の四十年の歴史は、さまざまな問題点をはらみながらも、被保険者の人口の拡大、保険医療の社会化をもたらし、ある程度安心して医療の機会に恵まれる役割りを果たしてきた事実は否定し得ないものであります。しかし、ここ数年来、いわゆる医療危機の声が次第に高まり、医療保険財政の連続赤字とその累積、その結果、医療保険制度の部分的技術的手直しが幾たびか進められてきたのでありますが、それら改正は決して労働者……

高山恒雄[参]本会議発言(全期間)
6期-| 7期|- 8期- 9期

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委員会発言一覧(参議院7期)

高山恒雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
6期-| 7期|- 8期- 9期
第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/03、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、資料を要求したいのですが、その前に、きょう報告されたこの事故だけを見ても、ほんとうに注意をすれば直るという事故が八〇%以上あると思うのですね。それは三宅島の飛行場の問題も、最初から凹凸があれば、そういうところをやらなければいいんで、それはやりようがあったと思うのです。これは事前に注意してやってもらえばわかることだと思います。また、三十五メートルですか、そういう丘があれば、これも最初から飛行場をつくる上で大きな問題の一つになろうと思うのです。  なおまた、陸の事故のほとんどは、トラックなんかの遮断機を無視するとか、あるいは停止しないでぶつけたとか、こういう問題が多いわけですね……

第49回国会 決算委員会 第閉会後7号(1965/10/01、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連。いまの公害の問題の関連ですがね、すでに岡山の水島市を中心とする産業開発土地ですね、そこで昨年のイグサがある程度災害を受けたのじゃないか、これは確実ではないけれども、受けたんではないか、こういうことを私たちは調査で聞いたわけですが、イグサなるものは、そうした公害に非常に弱いものかと推察されます。したがって、農林省としてはそういう公害に対して、四日前を中心とします――イグサは四日市にはありませんが、そういう問題の研究をされておるのかどうか、まず被害があってから研究されるのか、どういうふうにお考えになっておるか、ひとつその点お聞かせを願いたい。

第49回国会 災害対策特別委員会 第閉会後3号(1965/09/21、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 きょうは、二十三、二十四、二十五のこの三つの台風に対して、非常に各地からの甚大な御報告を受けたのですが、受けるまでもなく全県に及ぼしているということは、万々承知いたしておりましたが、まあ台風の件については、これは日本としては地理的にも避けられないと、こういう実情にあろうかと思うのです。そういう実情にありながら、建設省でも五カ年計画白書で、ことしの台風期に対しては、非常に雨が多い、そのためにこの水害――山間地域における被害が集中するだろう、こういうことを出しておられることも事実であります。そこで、先ほどの各県からの報告の中に、二、三の方が報告されたように、そうした被害があるという事……

第49回国会 社会労働委員会 第3号(1965/08/10、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 労働省にお聞きしたいのですが、次官見えていますか。大臣は予算委員会のほうに行かれたので……。  この特別看護料ですが、この問題は八月に切れるという話を聞いておるのですが、これを切るというわけにはいかないと思いますが、政府としてはどうお考えになっておるのですかね。  それから、もう一つの問題は、障害補償の認定をやるということで進めておられるようですが、非常に時間もかかっておるようですが、その経過はどうなっておるのか。やるならば早くやって、いまの参考人の訴えにこたえていくというような方法をやるべきじゃないかと、こういうふうに考えますが、その点はどう考えるか、まずこの二つの点について。

第49回国会 社会労働委員会 第4号(1965/08/11、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、この修正案についてちょっと質問したいのですけれども、この必要に応じて母子保健事業を市町村に委任して行なうことができると、こうあるのですね。この場合には、四は、従前の児童福祉法と同様に、国がいろいろ予算を出してやるとか、こういう場合は、委任された以上は、その市町村は直接国にやれるという権限を持つのか、それとも県の了解を求めてやるのか、この点はどうなんですか。
【次の発言】 そうなりますと、そういうものを設けたいけれどもやれない、財政上苦しい市町村ですね、これは非常におくれますね。市町村を対象にしてやるというならおくれないのですけれども、県がやる場合は、非常に僻地だとかいうよう……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 決算委員会 第3号(1965/10/20、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は中小企業近代化促進費補助金の問題について御質問を申し上げたいのです。まずこの資金の運営について、三十八年度の決算でございますけれども、検査院のほうから意見の表示がなされております。他の一般金融機関から長期資金を借り入れて設備を購入している者に貸し付けたり、または設備を設置していない者に貸し付けたりしておるという指摘があるわけです。ところが、この調査の結果によると、貸し付けは十二月に九〇%近く集中しておるということが載っておるわけですね。私がここでお尋ねしたいことは、先ほども論議の中心になりましたが、大臣から言われたように、高度成長の時期にあたって、日本の経営者グループと申しま……

第50回国会 決算委員会 第5号(1965/10/27、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 委員長、きょうは午後はないのかね……。

第50回国会 決算委員会 第6号(1965/10/29、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 総裁にお聞きしたいのは、今度国鉄の値上げ問題の申請が出されたと。そこで……
【次の発言】 先ほど申しましたように、国鉄の今度の輸送料の値上げに対して、私は御質問申し上げたいと思うのですが、石田総裁におかわりになってから、独立採算制ということを非常に強く主張されておるわけです。で、この国鉄業として独立採算制をとるということについて、私は反対するものじゃありません。ただし、今日のような、非常に日本の産業構造が変化してきておる。また一方においては、経済的にも、さらにまた、この都市へ都市へと人口が増化して、マンモス化してきておる。そのために、国鉄としては、その輸送に万全を期したいと、こう……

第50回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/10/19、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 大体四国三県に対する要望は、私のほうでも山内委員のほうから報告があったとおりで、私はその中の重要な点だけひとつお聞きしたいと思うのですけれども、時間の関係もあろうかと思いますから、資料で提出してもらいたい。  特に学校の倒壊でありますが、これが今回は非常に多い、こういう見方をするわけです。したがって、この倒壊のために児童が非常に困っているということは、これはもう言うまでもございません。そこで私は、一週間前に、一体実態調査をやったのかということを連絡したのですが、まだ出発いたしておりません。いまこの災害の編成中だ、いわゆる調査をする組の編成中だ、こういうことを私聞いているわけです。……

第50回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/12/01、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 ちょっといまの関連。ただいまの御答弁では、入ってないということですが、要望書にもあるように、償還の延期ということについては普通の取り扱いでやってやると、こういうことですが、近代化、高度化資金を借りておる人がおるでしょう。したがって、いまお話があったように、手形の取り扱いもできない、こういう状態がずっと続いておる状態になると、これは返還もできないのですよ。だから、含んでないとおっしゃるなら、これはやらぬのだと、こういうことになるのだ。そうじゃなくて、それは普通の取り扱いにおいて実情に応じてやはり延期するのだと、こういうことですか。これははっきりしてもらいたい。

第50回国会 社会労働委員会 第3号(1965/10/26、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 黒川先生、ちょっと御質問申し上げますが、先生のお話によりますと、早期発見ができないから集団検診とかいろんな方法をやる以外にないのでしょうが、いまの場合は結局早期発見ならば何とか防ぐことができる、こういう御報告を承ったのですが、そうしますと、もしそれを、たとえば工場病院とかございますね、そういうところにそういう集団検診というものをかりにやるとすれば、先生のおっしゃったように専門家の養成をしなくちゃいかぬのだろうと私は思うのです。先生はそうおっしゃっていますから。それをやるためにはどのくらいの専門家が要るのか、そういう統計的なものでもあれば、ひとつ御発表願いたいと思います。


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 決算委員会 第閉会後4号(1966/07/02、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、中小企業を中心とする倒産の問題について、中小企業庁長官に質問したいと思うんですが、昨年の倒産率は大体六千百四十一件で、例年にない膨大な倒産をしており、なお今年に至って、興信所調査によると、四月までは倒産も減退する傾向が見えておったのですが、再び、この景気回復期に向かいつつあるという政府の宣伝にもかかわらず、さらに五月は増加しておるという傾向が出ておるわけです。一体、この倒産の実態ですが、この内容的なものはどういう企業が倒産が多いのか、またその倒産の起こってくる原因というものはどういうところにあるのか。たとえば、経営がルーズなのか、それとも不況が長期化し、さらに運転資金の不足……

第51回国会 決算委員会 第6号(1966/02/14、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は総理にお伺いしたいことは、例年この決算委員会の結果に基づいて、本日のようなこの注意あるいは希望、あるいはまた、その答弁の中でも非常にきれいなことばをお使いになり、努力したいとか、あるいはまた、今後はそういうものは是正していきたい――けれども、私はこうして決算書を見ますと、少しも是正されていない、こう言わざるを得ない。一つの例を取り上げて見ますと、これは昭和三十八年のですが、補助金に一番不当が多い。この補助金の不当を見ますと、いかに補助金の取り扱いと申しますか、地方において不当な扱いをしておるかということが例年問題になっておるわけです。しかも、また三十九年度の報告書がまいってお……

第51回国会 決算委員会 第7号(1966/02/16、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は勤労青少年に対する国鉄運賃の割引の件について御質問申し上げたいと思うのです。それに関連しまして、今度の国鉄の運賃の値上げに伴って、従来からの割引制度ですね、貨物、長距離等について割引制度がありますね。そういう割引制度をやっておられる種目というものはどのくらいにわたっておるのか、まずそれを初めにお尋ねしたい。割引制度をとっておられるもの。
【次の発言】 貨物だけじゃなしに、たとえば学生の割引だとか、あるいはいろいろあるでしょう。傷病者の割引だとか、そういう種類がどのくらいあるのか。何か二十二、三あるのじゃないかというふうに考えておりますが、どのくらいそういう種類があるのか、それ……

第51回国会 決算委員会 第12号(1966/04/04、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、これは静岡県の単独事業の問題ですけれども、問題は、沼津市の獅子浜の沿岸工事ですが、この沿岸工事をやりました問題で、工事が終了して十カ月たたないうちに相当の亀裂を生じ、かつまた、工事そのもののずさんがあるということで、かなり地元漁民がこれに批判を加えたわけですね。そのことを聞いて、県の決算委員会において一議員がいろいろこの問題の探求をしたわけです。ところが、どうもその事実はない。漁民は設計の誤りか、もしくは手抜き工事か、この両面でいろいろ追及をしておるわけですが、たまたま、県の決算委員会では、その不正はない、こういうことで結論を出しておるのであります。そこで、それではどうも納……

第51回国会 決算委員会 第17号(1966/06/08、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、民社党を代表し、本決算について、次の警告をし賛成するものであります。  政府の国債発行によるわが国の財政運営の画期的展開は、経済行政全般に及ぼす財政政策の比重は一段と大きいものがあると考えます。反面また、政府が今日までとった所得倍増計画は、膨大な倒産とひずみが生し、不況の襲来となり、したがって、今日の財政に内包する重大な諸問題は見のがすわけにはいかない段階に至っていると考えます。たとえば、依然として大きな浪費予算の不当支出等が繰り返されているのであります。これは検査院の指摘をまつまでもないのでありますが、また一方、地方財政は四兆億をこし、地方債、交付税の増額と臨時地方特例交……

第51回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/12/23、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 中小企業の問題ですがね、どうですか、県信用保証協会なり商工会議所において相当金融の措置をするということでありますが、前回の私が聞いている範囲内では、つまり小売り商店ですね、小売り商店は現金購入でなければ物を買うことができない状態になっておる――いわゆる売り掛け金の回収に困るから、結局災害を見通して現金でなければ商品を購入することができないと、こういうことを聞いておるわけです。したがって、こういうふうに四カ月、五カ月という長期にわたりますと、かなり購買力は減ってきて、倒産がふえているのじゃないかと私は考えるのです。それを調査されたことがあるのかないのか。また、手を打つべきじゃないか……

第51回国会 災害対策特別委員会 第5号(1966/04/14、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 政府に話がある前に、私は知事とちょっとあるんですが、知事にちょっとお尋ねしたいのですが、大体万一の地震が起こった場合、一週間分のあらゆる対策を立てておられるような報告でございますが、震度七というのは、福井の地震は何ぼであったか私は知りませんけれども、ああいう大地震があった場合に、長野県に食糧の確保する場所とか、そういう個人のあらゆるものを確保するような、地域のなにがあるのかないのか、建築物として。その点はどうですか。

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/01、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 いまのに関連。私もその点、これは現地を見てないから心配するんですが、問題は健康状態ですね。あまりに緊張持続が長過ぎる、したがって一体健康状態というものは、県当局でやっておるかもわかりませんが、政府として考える必要があるのじゃないかという気がするのです。特に御承知の、梅雨季です。その次は、必ずこれは暑さでまたやられると思いますね。総体的に健康状態が、私は疲労度がかなり重なっておるのじゃないか、いまおっしゃるように。もう慰問じゃないんですね、実際疲労しているんじゃないか、そうするんなら地域のやはり援助を求めて、健康診断ぐらいは一回やって、そしてあたたかい手を伸ばすような方向を具体的に……

第51回国会 社会労働委員会 第2号(1965/12/28、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、失業保険の問題について、労働省から発行されております「失業保険制度の現状と問題点」という資料があるのです。この中で、第一次廃業の失業保険の給付額というものが急激にふえておる事態というものは、一体どういうことでこういうふうにふえてきたのか、参考までにお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 それで、法人もだいぶふえただろうと私は思いますけれども、この給付をされる――これまた労働省から発行されております資格者の適正化をどうするかという問題の資料が出ておりますね。この中で私はお聞きしておきたいのは、この二ページの(3)に書いてありますが、「結婚、妊娠、出産、育児、老病者の看護……

第51回国会 社会労働委員会 第5号(1966/02/17、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連。放送では日雇いの臨時だということを盛んに言っておるのですがね。それでも労災保険が適用できるという資格は持っておる、こういうふうにおっしゃるのだが、臨時工といえども、そういう資格を得る方法、入る方法があるのか。私はおそらくないというような気がするのですが、その点がわかっておればもっと詳しく説明してください。

第51回国会 社会労働委員会 第9号(1966/03/31、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、大臣の所信についてお伺いをしたいと思うのです。  大臣の所信を伺いますと、雇用の問題、身体障害者、出かせぎ問題、災害の問題と労使関係の安定の問題、いろいろおあげになっているのです。 私は、この問題は当然なすべきことであると同時に、世論のしからしめるところによって今年もその政策をやっていこうと、こういう姿勢にすぎないのではないかと思うのですね。積極性がない、早く申しますならば。もっと労働省は、藤田委員ですかのおっしゃったように、もっと積極性のある労働行政をやってもらってはどうか。たとえば労使関係の問題も一応ここで取り上げておられますが、労使関係で解決のつかない労働条件の問題が……

第51回国会 社会労働委員会 第11号(1966/04/19、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 この政府管掌保険の保険料の料率ですが、これに対してはいろいろ論議がなされたところでもありましょうし、最後には、どうも委員会でも結論が出ないで、各党の代表によって解決がついたという経過まで私ども報告を聞いております。そこで、この健保に見合う船員保険ですね、この問題について、かりに答申案どおりに千分の六十五に引き下げるということになれば、これは答申は船員保険のほうも健保に見合うものは五十三で出ていると思うのです。この点について非常に片手落ちの点があるのですが、その委員会では論争の対象にならなかったのかどうか、この点ひとつお聞きしたい。

第51回国会 社会労働委員会 第12号(1966/04/21、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私、時間がありませんから、一つだけ私の意見も含めて質問したいと思います。  先ほどから聞いておりますと、東京と大阪のほうですね、二名ふやすということは地方の要望によってふやしたということが濃厚だと私は思うのですが、そうですね。そういうことであれば、私たち委員としてちょっと考えてみて、産業都市の名古屋はどうなのか、愛知県はどうなのか、すぐ浮かんでくるのですね、私はそういう姿勢がおかしいと思うのですよ。少なくとも、労働省としてはこういう人員の増員をするというその立場に立った場合には、統計的に一体大阪はどれだけふえているのか、二年か三年の間にですね。あるいは東京はどれだけふえているのか……

第51回国会 社会労働委員会 第13号(1966/04/27、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連。私は、臨時医療保険、審議会の設置ですが、この国会に出すといま言われるのですが、大臣が抜本的な対策以外にはないのだとお考えになっていることもいろいろわからぬことはございません。けれども、学者を中心とする、学識経験者を中心とする構成の問題だろうと私は思うのですよ。いままでの被保険者も、公益並びに医師側ですね、こういう代表の方で構成してやっているわけですね、いずれも専門家だと思うのです。そこで結論が出ない一体理由は何かということをやつ。はり疑うわけですね。それには先ほどおっしゃったように、たとえていえば各制度間の給付の水準の格差をどうするか、こういう問題は私は問題としてあまり問題……

第51回国会 社会労働委員会 第15号(1966/05/12、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連して。局長は結婚という問題を地域に限定しておる考え方だと思うのです。結婚は国外もあれば国内もあるわけですね、全般にわたるわけですよ。そういう結婚で、かりに帰って一年間も余裕がある、その間働きたい、こういう場合の失業保険はやらないということになるんですよ、あなたの見解から言えば。私が前回あなたに質問したときは、そういうものは規制いたしておりませんと、こういう回答であったのですが、いま森委員の質問に対しては、そういうものは典型的なので、私のほうでは規制せざるを得ない、こうおっしゃった。この前のときょうの回答とは違うんだ。どうです、これは大事な点ですからね。結婚はいろんなところにあ……

第51回国会 社会労働委員会 第16号(1966/05/26、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 時間がありませんから、私は意見を含めて質問をしたいと思います。  どうも大臣のお話を聞いていますと、労働省としては出てきたものと勝負しようというようなお考えのほうが非常に大きいように思うのですよ。私は、労働行政はそうであってはならぬと思うのです。出かせぎ労働者六十万人を下らないだろうという局長のお話ですが、これらも的確な数字じゃないと思うのです。私はなかなかつかみにくいと思うのですね。けれども、事実家庭悲劇、あるいはこれのために身投げをするとかいうような事態が起こっておる。この悲劇ですね、これは何としても見のがすことのできない大きな社会問題だと私は思うのですよ。それで、大臣として……

第51回国会 社会労働委員会 第17号(1966/05/31、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、水銀農薬の問題で質問したいのです。むしろ大臣にしたがったのですが、大臣お忙しいようで何ですから、次官でいいですが、最近農林省は、水銀を含んだ農薬に対しては使用を停止していこうと、こういうことで大体きめておるようでありますが、このきめ方が、メーカーがある程度その切りかえの準備が十分でないために三カ年間の期間を置いている、こういうことですね。したがって、この三年間の期間を置くということは、農林省としてはやむを得ない処置かと考えるのですが、しかし、社会的な問題になっております熊本の問題、新潟の問題、すべて工場廃液による水銀の問題がやはり中心となって社会問題になっておると思うのであ……

第51回国会 社会労働委員会 第18号(1966/06/02、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 ちょっと関連ですが、仲介者の一体マージンというのはどのくらい取っておるのですか。これが問題です。
【次の発言】 これは婦人少年局長のほうから、非常にむずかしいということよりも、大事なことを発言されておりますから申し上げたいのですが、基準局長もどうお考えになっておられるか知りませんけれども、最近の平均の二十八円、二十五円八十銭ですか、これは従来よりはよくなったと言われますけれども、経済の動向によってみな加工賃は違うのですよ。それでよくなったなんて言ってもらっちゃ困るのですよ。全く劣悪な状態にあるのですね。加工賃をうんと下げておる、押えておるのです。それで手工業を押えて、機械的なやつ……

第51回国会 社会労働委員会 第20号(1966/06/09、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、時間がないから、希望意見を申し上げて終わりたいと思うのですが、とかくこの種の災害になりますと非常に長期にわたっていますね、三年という長い月日になるのです。その当時は社会的にも、地域の近在の方もまた非常に同情等も私はあったと思うのです。しかし、あまりにも長期になりますと、得てして忘れられる形になりがちであります。それを守るのに会社はその全責任を負う、こういうふうに表現もしておられますから、いまさら私がここで申し上げるまでもないと思いますけれども、私は生活のできる範囲内のことは全力を尽くしてやってもらいたい。社会は遠ざかって忘れたような気運があっても、会社はやはり責任を持ってや……

第51回国会 社会労働委員会 第24号(1966/06/27、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 ちょっと関連。  いまの年齢の引き下げも前向きの回答がありましたから、私はまあ前向きで、いいとは考えますけれども、実際は七十歳ということから、該当者の者と六十五歳の者との、もらえない人の立場から考えますと、こんなものはつくってもらわぬほうがよかったという意見が強い。精一ぱい不平を言っているんですね。これはもう前向きの回答をしてみえますけれども、次の国会ぐらいにはできるだけ私はこの問題はやっぱり統一したほうがいい。そうしなければ、六十五の人と七十の人との格差があまりにもあるということになりますと、いろいろな不服が年寄りの中に出て、保険をつくって不服が出ておる。この実態は政府に大きく……

第51回国会 大蔵委員会 第16号(1966/03/30、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、民主社会党を代表し、ただいま議題とされております所得税法、法人税法並びに租税特別措置法のそれぞれ一部を改正する法律案に対し、一括して反対討論を行なわんとするものであります。  まず、私はこれら諸税法の現行体系そのものに大きな疑問を持っているのであります。現在、これら諸税法は、所得税法においても法人税法においても、なかんずく租税特別措置法は大企業優遇、高額所得者優遇の税法であることは明らかであります。これを裏返せば、大衆課税に不当な負担をしいる不公平かつ不平等な税体系であります。これが私が基本的に反対する第一の点であります。  次に、今回政府は所得税の課税最低限を初年度六十一……

第51回国会 物価等対策特別委員会 第9号(1966/06/03、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 長官にちょっとお伺いしたいのですが、昨日お尋ねいたしましたから、一つか二つお聞きしたいと思うのですが、先ほどから聞いておりますと、物価の問題に対しては即効薬がないというわけですね。したがって、畜産にしても野菜にしても、いまからつくった法律で、何とか拡充生産をやっていこうと、こういうことだと思うのです。ところが政府は、前回九州から船で輸送されたという体験をやられたわけですが、この効果も私は十分聞いておりませんけれども、どだいこういう不況に向かって、しかもこれだけの東京のマンモス化した大都市に国民の一割もおるという現状から考えてみて、私はいかなる法律でやっていっても非常にむずかしいじ……

第51回国会 予算委員会 第4号(1965/12/27、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、民主社会党を代表しまして、本予算に対する総括的な質問をしたいと、かように考えます。  まず、総理にお聞きしたいのですが、総理は、八月中旬に沖繩を訪問されまして、沖繩民の二十年の苦節に耐える感謝のあいさつをされております。ところが、その後の沖繩に対する方針なるものは、まだ何ら出てないように私は感ずるのであります。特に、施政権に対する問題については、総理はどうお考えになっておるのか。今回、主席の公選については、間接的な公選を容認するということになっておりますが、これは大統領行政命令の第十一節にしるされておりますので、当然これに基づいてそういう運営は弁務官にあると、こう見ておるわ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/22、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 時間がないようですから、簡単に申し上げますが、基本的な質問がございましたときに、大臣は、当然こうした災害に対しては国力の問題も考えなくちゃいかぬ。このことは十分理解ができるのですが、しかし、現在の日本のような災害の多い土地は、国家がやろうとする予算と、災害になってからの支出というものは、私は災害後の支出が大きいと思う。したがって、思い切った施策が必要じゃないか、こういうふうに考えるわけです。  なおまた、今度の豪雨では、一番新潟が被害が大きいことになっていますが、前の地震から見て、もう県民の生活というものは、この被害のために大きく私は低下すると思うのです。たとえて申しますと、東海……

第52回国会 災害対策特別委員会 第閉会後4号(1966/10/11、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 森長官、時間がないようですから簡単に御質問申し上げますが、なおまた鈴木委員なり藤原委員のほうから御質問がありました点について、私はダブることを避けて聞きたい、こういうふうに思います。  第一番に、私も現地視察をいたしたのでありますが、今度の災害が非常に部分的には小さいようでありますけれども、至るところに起こっておるというこの事実はいなめない事実だと思うのです。さらにまた被害のわりに非常な尊い人命を多く失っておる、むろん御承知のように室戸台風あるいはまた伊勢湾台風とかありますけれども、この被害等は比較にならないほど大きい被害でございましたが、人命は今度ぐらい多く出した被害は私はない……

第52回国会 社会労働委員会 第2号(1966/07/26、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私も栃木県の黒磯の一酸化炭素罹災者に対する問題でお聞きしたいと思うのですが、先ほどの報告を承りまして、この被害が起こった現実に対する臨時処置と申しますか、そういうものに対してはすみやかにやっていただいて、この点は非常に手抜かりのない方法でやっておられると感謝申し上げたいと思いますが、問題はこの報告書にもございますように、六十一名というこの方は、ほとんど一家の柱になる人である。この点は非常に重要な問題だと私は考えるのであります。  そこで、いままでの森委員の質問にお答えになった経過から申し上げますと、どうも労災法の適用にならないのではないかという見解が労働省としては強いようです。全……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1966/10/14、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 藤山長官にお聞きしたいのですが、きょうは私は長官に質問することはないと、こう考えておったのですが、いま労働大臣の答弁の中で、非常に重要な意見があると思いますので、見解をお聞きしたいと思います。それは、世界各国の情勢が今日インフレ傾向にあるというこの問題、したがって、インフレ傾向にあるということは、労働者の賃金がこれ以上上昇するということは、少なくともインフレ傾向に向かいつつある、こういう見解に労働大臣はお立ちにならないとこの発言はできないと思う。そこで、私は長官にお聞きしたいことは、四十年度の日本の労働者の賃金は、物価の上昇が早くて、むしろ追っかける賃金だと私は考えているのです。……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後4号(1966/11/08、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私ちょっと質問したいと思いますが、いまだいぶん要望が出ましたから、関連するところは触れないのです。私は愛知県の県下の問題として非常に重大な大ミスがあると思うのです。先ほど金光参考人は、十一月までに実習を終えなければ来年の試験はわやになるかもしれんということをおっしゃっておるわけです。重大問題です。しかも百二十人も農村から求人してきて、それを学校を目的としてきた子供を、県の施策が悪いために、双方の協同組合と医師会のほうの折り合いが悪いから百二十人の子供にまで迷惑をかけるような政策ということは取るべきじゃないと、私はこう思うのです。その問題を一体愛知県の衛生部長としてどうお考えになっ……

第52回国会 社会労働委員会 第閉会後5号(1966/11/16、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 労働大臣にお尋ねしたいのですが、大臣は去る十月二十七日に、東商の役員会を中心とする会合に参加されまして、今後の労働問題の政策としては、常に先手を取っていきたい、こういう所信表明を大臣としてしておられるわけですが、このことは私も同感であります。そこで、従来の労働政策としては常に後手に回っている、しかも、労働者の災害その他救援措置だけにきゅうきゅうとしているのが今日までの労働政策ではなかったかと、私もその点は同感でございます。  そこで大臣にお聞きしたいのでありますが、最近の繊維界における不況が二年ほど継続してずっと続いておるわけです。しかも、その中の綿スフ紡機、織機ともに、これは審……

第52回国会 商工委員会 第2号(1966/07/19、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は各委員から詳細に繊維産業の現状と将来のあり方についての御質問があったのでありますから、重復することは避けておきたいと考えるのであります。きょう参考人の方、御多忙中にもかかわらずおそくまでこうして列席願っておりますことを、厚くお礼を申し上げますと同時に、私は具体的に繊維産業の行き詰まりに対する対策としての御説明があったのでありますが、そういう面に対する私は実際に可能な方法をお聞きしたいのであります。特に昭和三十九年の十一月の新法施行以来、先ほど強い反対の意思表示をしておられました村区分等の問題に対しては、私もこの席で、たしか十六号室であったと思いますが、強く、この点については通……

第52回国会 商工委員会 第3号(1966/07/21、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 ちょっと関連。私は時間があればもっとほかの問題も聞きたいのですけれども、いまの発注の問題ですがね、次長の答弁では、私はちょっと現実にマッチしてないというような気がするんですよ。この発注が一番問題であって、もう最近の倒産の実例をあげればきりがございませんが、予告どころか、もう簡単にその発注を打ち切るわけですね。したがって、しからば下請にさせる場合はどういう検討をするかというと、金融面から、あるいはまた機械面からあらゆる調査をして下請に決定するわけです。今度打ち切る場合は、予告なしにこれを打ち切るというのが現状だと思うのですね。そうしますと、普通の運転資金を持っている会社にいたしまし……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/23、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 あのね、今度の起こっておる問題ですね、化製場が横流しをしたのでしょう、そうですね。そう思っておられるのでしょう。そうしますと、化製場の監督、それは農林省がやるのでしょう。化製場に送ったら、もう厚生省にいくわけじゃないでしょう、その点はどうなっておるのですか。その点が一番重大ですよ。化製場が横流しをしたという事実の上に立って今度の国民に大きな迷惑をかけておるという事実があるわけです。しかも、いま藤原さんがおっしゃったように、相当の数ですわね。しかも、化製場の監督は農林省がやっておるということになりますれば、化製場の処理というものが非常に問題のポイントになるわけです。その監督が非常に……

第55回国会 社会労働委員会 第3号(1967/04/17、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私は、大臣にちょっとお聞きしたいのですが、ここに保育所については昭和四十二年度から年次計画をもって緊急整備をはかるということになっているのですが、計画を立てられてやられるということには異論は何もないわけですが、問題になりますのは、何といっても、先ほどお話に出ましたように、高度成長による地域産業の発展ですね、そのために非常にこうした施設の不備がありますね。たとえば私申し上げますと、幼稚園の問題があるのですが、関連性があるから私は申し上げたいのですが、日本の幼稚園は、香川県等においては八二・三%、兵庫県、徳島県は七五・五%、東京は五四・二%、高知、長野は九・六ないし九%、これだけ日本……

第55回国会 社会労働委員会 第5号(1967/05/09、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連。基本的な考え方はこの間もそういうふうに説明されたのですが、文部省関係の幼稚園の場合は国が五〇%の負担をしておると思うのです。さらに、また、都道府県で、県で二五%、そうすると地方の町村でもし建てる場合には二五%出せばいい、こういうように幼稚園の場合にはなっておるのですね。ところが、いま説明のごとく、保育所の場合は設備のないものを、この構造が全然違うわけです。それは零歳から三歳児の大事な子供を預かって、そういう点を考えてみて、いまの国庫補助が百万円なんということは、一体地方自治体にそれだけの負担能力があるかということをどうして考えられなかったのかですね。幼稚園から比較してみても……

第55回国会 社会労働委員会 第17号(1967/06/22、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 ちょっと関連質問。  この四十二年度の融資のワクですがね、労働者住宅と福祉施設、事業所内訓練施設、通年雇用施設というように例年的な問題が出ておるのですが、この福祉施設というのは、たとえば託児所とか、そういうものも考えておるかどうか。

第55回国会 商工委員会 第17号(1967/07/13、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 一つ、これは大臣にお聞きしたいのですが、これは中小企業対策でやられる問題として決して不適当とは考えておりません。いま出しておられる問題、これは現実の問題じゃないかと、この点は私もそう思うのですが、しかし問題は、共済制度にしろ、あるいは五人、二人――五人から二人のこの零細企業の組合組織をどうするかという問題、これは必要だと思うんですよ。しかし、そんなことだけをお考えにならないで、なぜ中小企業が今日まで、ここまで苦しい立場に追い込まれておるかという問題ですね、基本的な問題ですが、そういう問題を私は根本的にやっぱり中小企業の対策としては考える必要があるんじゃないかと思うのです。一つ例を……

第55回国会 商工委員会 第18号(1967/07/18、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 特定繊維工業改善臨時措置法案に対して質問申し上げたいと思いますが、わが国の繊維産業は百年という長い歴史を持っておりまして、戦前までは輸出産業の最高の位置を占めておったことは論を待ちません。なおまた、戦後わが国の経済復興に貢献をし、特に食糧不足に対する見返り物資として最大の貢献をしたことも間違いのないところであります。ところが、最近における東南アジア等の一部繊維産業の新設、またはアメリカにおいては近代化が非常に進んでおります。しかもまた流通部門の改善、消費者との直結した近代経営にして繁栄しておることも、これは事実でございます。特に英国等においても五九年以来綿業法等による、特に労働党……

第55回国会 予算委員会 第20号(1967/05/26、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 総理にお伺いしたいのでございまますが、この四十一年度から四十二年にかけて、非常に、毛製品、あるいは、また、綿製品に対する各国の輸入制限というものが現実に出ておるのですが、これはどういう要因からこういう事態になっておるのか、まずこの各国の輸入制限、これをひとつお聞きしたい。
【次の発言】 後進国の輸入制限という理由はわかるのですが、これは総理にお聞きしたいのです。実態は私も資料を持っておりますからわかっておりますが、もっと経済外交に対する強力な姿勢が政府として必要ではないか。ただいまの報告にありましたように、先進国の西独、フランス、イタリー、スウェーデン、ルーマニア、こういうところ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/15、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 私もいまの問題で関連して申し上げたいんですが、現地のいろいろ心配しておりますのは、激甚の取り扱いにならないんではないかという不安があるんです。それはいまの災害地域というものが一応全体から見て非常に狭い、こういうことが一つの原因になっておるわけです。しかし温水さんのおっしゃったとおりに、これはたまたま鹿児島県、宮崎県にまたがっておるというこの事態、これがもし一県にあった場合は、やはり問題になるんだろうと思う。現状の法律からいけばそういうふうにとられてもやむを得ないと思います。けれども、たまたま県境であった。こういう点から見ても、当然私は激甚の取り扱いをすべきだと、こういうふうに思う……

第58回国会 予算委員会 第11号(1968/04/02、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 民社党を代表いたしまして質問したいと思います。  今回のジョンソン大統領の北爆停止の発表は、従来からわが党がアジアの平和を確立するためには、その第一歩としてベトナム和平の実現に力を尽くすべきだと強く今日まで主張してきたのでありますが、なおまた佐藤首相に対しても、そのことについてしばしば警告も申し上げたつもりでおります。それにもかかわらず、佐藤総理は、ジョンソン大統領との昨秋の共同声明で、むしろ北爆を支持するかのごとき賛意を表しておる。これはあくまでもそういうふうに書いてあります。このことは、現在のジョンソン大統領が北爆を停止した瞬間、日本の国民は政府に対して、特に佐藤総理に対して……


高山恒雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院7期)

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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第1号(1965/08/09、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 関連。いまの公文書があるないよりも、抵当物件の書きかえがなされなければならぬと思うのです。従来入っておったものを取りこわして、あなた価値があると言われますけれどもその価値よりも、文書によってそうしたものが入っておるのかどうか、ここに問題があろうと思います。
【次の発言】 関連。二宮氏の質問に対して非常にばらばらな答弁だと私は思うのです。先ほどは、和解に至ったから、資金計画もとらないで、ある程度土地を抵当に置けばいいだろう、こういう考えでやったのだろう、こうも言っておられるのですけれども、政府の金は、払い下げた代金を徴収するにしても、あるいはまた、資金を融資するにしても、一個の個人……

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第閉会後1号(1965/08/12、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 一つだけ質問しておきたいのですが、この問題の処理にあたって、国有財産は審議会にかけるということになっておりますが、このときに審議会にかけられた資料ですね、資料は一体どういうものを出されたのか、審議会にかけるときにですね。先ほど局長が言われたように、長い間の十年間の紛争であったので、そういういわゆる支払いに対する保証的な問題は全然審議会に資料として提出しないで、単なる形式的な審議会で終わっておるのかどうか、この点をひとつお聞きしたいのです。  なおまた、検査院の方は、こういう審議会に対する当の資料を十分検査院としても過去に調査されたことがあるのかないのか、この点をひとつお教え願いた……

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第閉会後6号(1965/10/02、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 いまの関連からちょっと申し上げますがね、厚生省としては、つまり楽石柱に対する、社会福祉法人であるからこれにひとつ協力してほしいという援助の話があったのかどうか。そうすれば、厚生省は別じゃとおっしゃるけれども、それに対してやっぱり当時の情勢からやらざるを得なかったんではないか、こういう気がするのです。その点はどうです。
【次の発言】 そういう推薦のお話があったために、いわゆるそれも信頼した上の契約ということになっていると思うのです。この点はもうそれに間違いないですね。それで、ずさんであったということよりも、その信用のほうにウエートをかけ過ぎた、こういうふうに見てもよろしいか。

第49回国会 決算委員会国有財産に関する小委員会 第閉会後7号(1965/10/04、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 この公団払い下げ前に、地元民の払い下げ要請という計画はないのですか。地元民の要求した計画はないのですか。
【次の発言】 大蔵省わかっておりますか。
【次の発言】 旧来の会館は、単身者の宿舎があったはずですね、それはどこにやる……、もうなくするつもりですか。
【次の発言】 うしろといいますか、衆議院会館と参議院会館の中間、そういう意味ですか。
【次の発言】 その用地があるのですね。
【次の発言】 ちょっとお尋ねしたいのですがね、この資料の問題で。二十三年から十四件という資料が出ておりますが、この価格が決定して契約ができたら、この代金は、一括払いですか、分割払いですか、どっちですか。


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 逓信、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1966/06/02、7期、民主社会党)

○高山恒雄君 長官にちょっと御質問申し上げたいと思いますが、先ほどの御答弁の内容から見て、非常に景気は上昇しておる、こういうことをおっしゃっておりますが、景気の見方はいろいろあろうと思いますけれども、一体、日本の稼働率というのはいまどのくらいになっておるのか。七〇%以下だと私は信じております。したがって、平常滞貨に返るのはいつごろか。滞貨を一年半分くらいかかえておりまして、したがって、平常滞貨に返るのはいつごろか、これが私は問題だろうと思うのです。そこで、そういう不況のときに、いまこの郵便料の値上げをしよう、こういうことですが、企画庁長官は先ほどの答弁の中では、家計には〇・一四しか影響してない……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

高山恒雄[参]在籍期 : 6期-| 7期|- 8期- 9期
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