このページでは木村睦男参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○木村睦男君 関連して。一点だけちょっとお尋ねしたいのですが、非常に悲惨な事故が起きてまことに遺憾にたえないのですが、今回の事故は警察のほうのその後の調査につきましても、また、運輸省のほうも陸運局の部長を派遣して管理の面等を詳細に調査をされておりますので、詳しいことはその調査の結果を待たなければいけませんが、本日のこの説明の中で一つ私聞き落としたか、あるいは触れておられなかったのかもしれませんが、この運転手が事故を起こす直前に、右寄りになったと思って左にハンドルを切って、そうして三輪車か軽自動車か、あるような幻覚を起こして事故を起こしたというのですが、そこまできたときのスピードはどのくらいだっ……
○木村睦男君 私は前田委員の質問に関連いたしまして、二、三お尋ねいたしたいと思います。 先ほど来お話がありましたように、国鉄基本問題懇談会におきまして、第三次輸送力増強の答申があり、それを受けまして、国鉄といたしましては、資金の裏づけその他輸送力増強計画を立てられたわけでございますが、政府の財政投融資あるいは出資の問題にいたしましても、やや前進はしておりますけれども、この答申の趣旨に沿うだけの十分な手当てはまだできていない。そういう状況のもとにおいて、必要な資金あるいは将来の輸送力増強のために、今回の運賃改定ということに踏み切られたわけでございますが、この答申を受けて、第三次の輸送力増強を十……
○木村睦男君 関連して。午前中以来、社会党の木村委員から非常に詳しく質疑があったのです。それに関連をいたしまして二、三お聞きしておきたいと思うのであります。 まず第一に、運転手の給与の問題について、いろいろ詳細にわたって御質問があったのでございますが、特に問題となっておりましたのは、事故防止の観点からもそうでございますし、労務管理の観点からもそうでございますが、歩合給の関係でございます。いろいろ非常に歩合給が多くて固定給が非常に少なくなっているという傾向について非常にひどい二、三の例もお話の中にあったのでございますが、大体神風運転の問題以来、固定給の比率の向上に運輸省も努力してこられたわけで……
○木村睦男君 本法律案につきましては、衆議院で修正案が出されまして、当委員会にかかったわけでございますが、先般谷口委員からその修正部分を中心にして相当詳しく質問がございましたので、私はきわめて簡潔に、修正案にも関連をいたしますが、今回のこの改正案は自動車損害賠償保障法の根本に触れる問題もあると思われますので、二、三お伺いしたいと思うのでございます。質問をいたします前提として、数字についてちょっと御答弁願いたいと思うのですが、これは運輸省あるいは大蔵省どちらでもよろしいのですが、最も最近の年次におきまするこの法律による年間の保険料の収入は大体どのくらいあるのか、それから支払われた保険金額はどれく……
○木村睦男君 いまの大蔵省の御答弁並びにきょう配られた資料に関連して一つだけお尋ねしたいのですが、いまお話しのように、この資料の第一で、三十九年の二月に改定されたときの一件当たりの保険料というものが、この一ページの(1)の中ごろのところに八千八百五十九円というのが出ておりますね。これは昭和三十五年度の契約件数を基礎にして、そうして一年間の死亡、それから傷害のために支払った保険金を加入した全車両が分担すれば八千八百五十九円になる、こういう八千八百五十九円ですね。そうすると、これを基礎にして、次のページのまん中ごろの2の「現行純保険料の検討」というところを見ますというと、その後保険金額が変わってき……
○木村睦男君 時間がございませんから、一つだけ簡単に伺いたいと思います。 先ほど来非常に参考になる御意見をたくさん聞かしていただいたのですが、要するに消費者価格というものは、生産者からずっと、卸、仲買い、小売りと、その間の流通経費というものが重なって消費者価格になるわけでございますが、私のもし聞き違いだったら御指摘いただきたいのですが、仲買いの代表の江沢さんのお話の中に、たしか荷受け手数料とおっしゃったですかね、荷受け手数料七%前後、これは生産のほうから受け取るので、これは最終価格には関係ないのだという意味のお話があったのですが、この意味は、生産者を端的にいうとそれだけ泣かすという意味なんで……
○木村睦男君 本法案につきまして若干の点について御質問申し上げたいと思うのでございますが、その前に、すでに昨年海運の大規模なストがありまして、わが産業経済に影響するところきわめて大きなものがありました。このストの収拾策を講ずると同時に、一面いままで政治の手の届かなかった、いわゆる日の当たらない面として取り残されておりました内航海運対策をこの際思い切って政府がこのテコ入れをやるという考え方に基づいて提案されました法律でございますので、むしろ私はおそきに失しておるというふうな感じを持つものでございます。特に、ただいま大臣の要綱についての御説明を承りますというと、すでに四十一年度から、本年度から着手……
○木村睦男君 関連で、簡単にお尋ねしたいのですが、交通事故防止のいまのお話の原因の中で、いろいろございましょう。それで、精神障害による事故も、パーセンテージは私は少ないと思うのですが、とにかくある。これをどうしても、防止できるものは防止していかなければいかぬということなんですが、そこで、今回交通局のほうでお考えになっておる精神障害者の診断書の問題、まあ、厚生省のほうのお話を聞いておると、また、新聞を見ますというと、非常に困難でもあり、また反面、弊害もあるというふうな話ですが、これを交通事故防止という大きな目的から考えて、この精神障害の問題をはっきり発見して、そしてそれの原因による交通事故を防止……
○木村睦男君 地盤沈下で先ほどお話がありましたので、一つだけお聞きしたいのは、人工による地盤沈下は本法の適用を受ける公害だと、こういうことなんでしょう。そうすると、自然現象と人工とコンバインして地盤沈下した場合に、ちょっとでもそこに人工的な原因があれば、それを本法の対象の地盤沈下と見るかどうかという問題ですね、あるいは人工と自然の度合いによって、どこかで線を引く考え方なのかということが一点。 それからもう一つは、今度は、その公害の対策としていろいろ国なり地方公共団体なりが施策をする場合に、その度合いによって、施策の度合いに濃淡があるかどうか、この二点をちょっとお聞きしたい。
○木村睦男君 私は、時間があまりないようですが、政府の物価対策と、それに関連しての公共料金に対する対策、特にその中で陸上交通事業関係の公共料金、そういうものを中心に政府の考え方を簡潔にお尋ねいたしたいと思います。 政府が公共料金を物価政策の対象として取り上げましたのは、もう七年前になります。昭和三十五年ころからだと思います。当時、池田内閣の所得倍増計画で非常な経済の成長を見てまいったのですが、その後、安定成長ということで、最近ではやや成長も安定化してきた。その間、長官は、その当初のころと、それから現在と、二度にわたってこの責任者として非常に活動をしてこられまして、今日のように、今年度は大体年……
○理事(木村睦男君) 他に御発言がなければ、本日はこれにて散会いたします。 午後三時二十五分散会
○木村睦男君 私は、各党各派の御了承を得まして、消費者物価対策に関する決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 消費者物価対策に関する決議(案) 本委員会は、国民生活に及ぼす消費者物価の動向につきその安定のため現状の分析並びに政府の施策を中心に真剣に論議を尽くし検討してきたが、今日までの審議の結果にかんがみ差し当り次のことを政府に要望する。 一、政府は、現在の再販売価格維持行為の行き過ぎが、消費者保護の観点から多くの問題を提供している事実にかんがみ、現行の独占禁止法により承認した再販売価格維持契約の品目について再検討するとともに適正な独占禁止法の運用を図り、再販売価格維……
○木村睦男君 関連。いまの大倉理事の質問に関連いたしまして、簡単に二、三お聞きしたいと思います。先ほど来、話の出ておりますダンプカーの対策と、それに関する人員、要員の問題でございますが、実はこの問題は与党である自由民主党におきましても、交通部会で非常に重要視をいたしてまいっております。特にダンプカーの事故防止の対策につきましては、前国会で法律までつくって徹底的にこの対策を講じようということで、それには何としても先立つものは人員。この人員だけは――この法律の要求するところの目的が完全に遂行できるだけの人はどうしてもそろえたい、こういうことで強く要望しているんであります。ただいまお話を聞きますとい……
○木村睦男君 第二班は、去る十月二日から五日までの四日間、田代理事、前川委員、中沢委員と私の四名と、一部兵庫県下においては岸田委員の参加を得まして、大阪府、兵庫県、岡山県下の消費行政、地方公営企業の実情、公正取引委員会の地方機関の実情、野菜指定産地の実情を調査し、再販売価格維持行為に関連して民間企業の意見を聴取する等、官民各界と意見の交換をしてまいりましたので、以下日程を追って、その調査の概要について御報告いたします。 まず、大阪府の消費行政でありますが、大阪府では、企画部府民生活課に消費生活係を設け、消費者行政対策として、消費者問題協議会、消費者対策会議が設けられ、消費者行政の実施計画とし……
○木村睦男君 ただいま、国家公安委員長及び総理府総務長官から交通安全対策について所信の披瀝があったわけでございますが、政府としてこの交通戦争に対処するために、本年度は特に六百億になんなんとする予算を注ぎ込んで非常な意気込みでこれと取り組んでおられる。この熱意と、対策の詳細な説明を聞きまして、敬意を表する次第でございますが、これらの問題について、私は特に、自動車の事故、道路上における自動車を中心とした交通事故について、関係各省の担当の方からお聞きしてみたいと思うのです。 所信表明の中にもありましたように、交通事故による負傷者の数は非常にふえてきております。昨年で、死者が一万三千人、けがをした者……
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