このページでは楠正俊参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。
○楠正俊君 ただいま議題となりました著作権法の一部を改正する法律案について、文教委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、昭和三十七年以降、政府において行なわれている本法の全面的改正作業がいまだ完了せず、なお若干の時日を要するため、これまで二回にわたって延長されてきた一般著作権の保護期間を、さらに二年間暫定的に延長しようとするものであります。 委員会におきましては、著作権制度審議会の答申内容、これを受けての政府の改正作業の進行状況、写真、映画、レコード等における著作権保護の問題、教科書等教育目的に利用される際の著作権制限の問題、来月行なわれるベルヌ条約ストッ昭和四十……
○楠正俊君 もう昼でございますので、ただ一点だけ、戸村先生と直木先生に順番にお伺いしたいと思うのでございますが、両先生とも二月十一日は反対である、そうしますと、それにかわるべき何か適当な日にちがおありになるのか、また、建国記念日というようなものは法定する必要がないという御意見なのか、その点を順次お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 五月三日でいいわけですか。
○楠正俊君 産炭地の荒廃によります教育の現状につきましては、提案理由にるる説明してございますので、その実情はよくわかるのでございますが、現在、国でも学級編制を、五十人から昭和四十三年度には四十五人にするという年次計画が進行中でございますが、そのときに、五十人から、ここにございますように一挙に三十五人にするということは、理想的ではございますが、何か現実に立脚してないような気がするのでございますが、その点についてお伺いいたします。
【次の発言】 そういった特別措置に要する経費でございますが、十四億三千二百万円を要する見込みであるというように提案理由の中にはうたってございますが、簡単にその内訳を御説……
○楠正俊君 著作権法の一部を改正する法律案におきまして、著作権の保護期間の再々延長を必要とするということでございますが、その理由について説明してください。
【次の発言】 ただいまの御説明によりますと、暫定延長の期間は二年ということでございますが、一年でも足りるように考えられますが、その点どうなんですか。
【次の発言】 写真につきまして暫定延長――ほかの著作物と違って、写真につきましては暫定延長の措置からはずれて、いわばまま子扱いのようになっておりますが、その点についての理由はどういう理由からでございますか。
【次の発言】 団体名義の著作物その他写真同様、今回の暫定延長のワクからはずされたものに……
○楠正俊君 関連。国立青年の家は、大体景色がいいとか環境が非常にいいとかいったような場所に置かれておるけれども、ああいう都心にあってどういう魅力を青年がそれに感じてそこを利用するのか。また、現在使われている利用者の状態ですね。どういうように利用しているか。たとえば研修会をやるとか、ただそれだけのための施設なのか、私よく見てないからわからないのですが、そこを説明してもらいたい。
【次の発言】 たとえば、その研修の合い間に青年が魅力を感じるようなスポーツ施設とか、そういうものはないのですか。
○楠正俊君 著作権法の一部を改正する法律案に対する修正の話し合いが各党各派の間でまとまりましたので、便宜、私より修正案を提出いたします。 まず、修正案を朗読いたします。 以上であります。
○楠正俊君 私は、自由民主党を代表して、本法案に対する賛成討論を申し述べたいと思います。
本法案は、国公立の高等学校及び特殊教育諸学校の高等部の教育水準の向上のため、学級編制及び教職員定数の標準を改善するものでありまして、現時点において最も適切な措置であると考えます。これにより、わが国の高等学校教育の振興が一そう期待できるものと信じ、心から賛成するものであります。
【次の発言】 この女子の教育職員が育児のために休暇をとるというこの法案は、非常に私本質的には重要な問題であると思いますし、また学校の先生が子供を愛情を持って育てるという場合に、子供を育てた経験のある教員ということになりますと、また……
○楠正俊君 私は、本法律案に対する各派共同提案にかかる修正案を提出いたしたいと存じます。 まず、案文を朗読いたします。 日本学術振興会法案に対する修正案 日本学術振興会法案の一部を次のように修正する。 目次中「第三十二条・第三十四条」を「第三十二条―第三十五条」に、「第三十五条・第三十六条」を「第三十六条・第三十七条」に、「第三十七条―第三十九条」を「第三十八条―第四十条」に改める。 第十八条に次の一項を加える。 4 評議員会は、振興会の業務の運営につき、会長に対して意見を述べることができる。 第三十九条を第四十条とし、第三十八条を第三十九条とし、第三十七条を第三十八……
○理事(楠正俊君) ただいまから文教委員会を開会いたします。
委員の異動について報告いたします。現在欠員となっております委員の補欠として、去る一日、久保勘一君が選任されました。
【次の発言】 教育、文化及び学術に関する調査中、教職員の給与等当面の諸問題に関する件を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
なお、政府側より、剱木文部大臣、斎藤初等中等教育局長、鎌田自治省行政局公務員部長が出席いたしております。
【次の発言】 現在政府側より剱木文部大臣、上村総理府総務副長官、佐藤人事院総裁、尾崎人事院事務総局給与局長、増子総理府人事局長、斎藤文部省初等中等教育局長が出席いたしており……
○楠正俊君 去る九月二十八日から八日間にわたり、大谷委員長、小野委員、私の一行が、熊本県及び大分県の教育状況調査を行ないましたので、以下その主要な点につき御報告を申し上げたいと思います。 最初に、国立の教育機関の関係について申し上げます。 第一に、国立大学でありますが、私たちは熊本大学及び大分大学を調査いたしました。両大学では学長、各学部長などと十分懇談をいたし、施設なども拝見しました。 熊本大学は、法文、教育、理学、医学、薬学、工学の各学部のほか、教養部、大学院、付属病院、体質医学研究所、養護教諭養成所、付属の小・中学校、養護学校などを持つ総合大学でありまして、現在年次計画をもつて各種……
○楠正俊君 私は文部大臣に、最近の学生運動の問題と、それから大臣が昨年の暮れ発言されました国防教育の問題について、二点お伺いしたいのでありますが、最初に全学連の学生運動の問題について質問したいと存じます。 最近の全学連の動き、特に三派全学連の行動につきましては、非常に世間でひんしゅくを買って、いるものがございまして、羽田の第一回、第二回それから佐世保、最近の成田における三派全学連の動きは、これははなはだ学生としての領域を越えた運動でございまして、特に成田における動きを見ておりますと、一部の学生が竹やりを持っておったというようなことを聞くのであります。それから、農薬を使って、それを警官に投げか……
○楠正俊君 関連ですが……。
【次の発言】 先ほど委員の方からの質問の中に、地方分権ということばが出ておるわけでありますが、この地方分権の制度を完全に貫くということになると、私は、この教育長の任命の問題に関しましては、府の委員会が任命することだけで足りると思うのです。わざわざ法律により大臣に承認権を持たしたということは、それなりの意義があったから大臣に承認権を持たした、こう思うわけでございますね。承認権があるからには、申請してきたら右から左にそれを無条件に承認するということは当然あり得ないことだと思う。(「そういう議論はおかしいよ」と呼ぶ者あり)いや、おかしくない。承認すべきか承認すべきでない……
○楠正俊君 一昨日の朝刊で知ったのでございますが、東大の学長が、記者会見の、自宅でそれも行なっておるわけでございます、その記者会見の内容で、明後日、二十八日に東大の卒業式が行なわれるわけですが、その卒業式を、学生が何とか、しないように妨害するという動きがあると。これに対しては断固学校当局としては対処したいと。どうしても説得をしても聞かない場合には、警官導入もやむを得ないという、非常に緊急事態に立ち至っておるのでありますが、先ほども社会党の小野委員から理事会の席で、参考人として東大の医学部長をお呼びしたいという話が出たのでございますが、その際聞くところによりますと、医学部長は卒業前を控えて、非常……
○楠正俊君 いまの松永委員のお話ですがね、委員長と同じですわ、いきさつは。
○楠正俊君 もう時間がございませんから、簡単に質問いたします。 最初に文部大臣にお願いしたいのですが、今回この高等専門学校を災害共済給付の対象に加えたわけでございますが、その加えた理由として、「教育の成果を高めるために」ということが書いてあるですが、その教育の成果を高めるということだったら、大学のほうも、これはまあ段階的に徐々にお考えになるとは思いますが、大学を放置しておくということは、これはやっぱり大学の化学の実験や激しいスポーツ、こういったこともございまして、相当災害の対象になるものも大学生にはあると考えられるのですが、その点はどうして高専を対象にして大学は、放置したわけじゃございません……
○楠正俊君 文部省にお尋ねします。
この大学の設置法の内容に入る前に、少しく昨日行なわれました国立大学の教養学部長の、あれは会議というのですか、懇談会というのか、あの件につきましてお尋ねしたいのですが、まず第一に、あの会議がどういう意図で行なわれたのか、文部省がどういう名義でだれあてに文書をどういう形で出されたか、それについてお答え願いたい。
【次の発言】 いまの局長のお話で私よくわかったのでございますが、やはり各学部の中に自治会があって、その自治会から全学連というのは構成されているようですから、この全学連の三派が非常な社会問題になっているという現時点でこういったことが開かれたということは、……
○楠正俊君 ちょっと関連。文部大臣にお伺いしますが、美濃部知事の談話の中に、認可しなかった場合にはその閉鎖も命じなければならないということが書いてあるんですが、私はそう思わない。この認可しなかったら閉鎖を命ずると、認可と閉鎖との関係が、関係はないように思うんですが、その点どうでしょうか。
【次の発言】 そうしますと、ここに「閉鎖を命じなければならないという一層困難な事態にいたるだろう。」と書いてある。これは何か間違っておるんで、いまの大臣のお話によりますと、そういうこともできるんだということですから、一そう困難な問題に立ち至るというようなことはまあないわけなんで、知事の談話は、何か困難な問題が……
○楠正俊君 私は、ただいま可決されました法律案につきまして、附帯決議案を提出いたしたいと存じます。皆さんの御賛同をお願いいたします。 次に案文を朗読いたします。 国立学校設置法の一部を改正する法律案 に対する附帯決議(案) 政府は、近年における電波通信技術の発達と 重要性にかんがみ、国立電波高等学校の高等専 門学校への転換を図ることについて速やかに検 討し努力すべきである。 右決議する。 以上であります。
○楠正俊君 女子教育職員の出産に際しての補助教育職員の確保に関する法律の一部を改正する法律案、これについて少しく質問いたしますが、学校における事務職員の仕事というものは非常に内容が多岐にわたっておりまして、この提案理由説明の中に書いてありますとおり、文書の整理、起案、統計などの庶務的なものから職員給与、学校給食費、物品購入等に伴う会計の分野といったように、非常に多岐多様にわたっておりますので、たいへんな事務量であるということはよくわかるのでございます。したがって、きわめて重要な使命をになっておって、その事務職員が休めば、人数が少ない上に他の先生にそれが波及して事務職員のかわりに教頭とか教諭がそ……
○楠正俊君 提案者にお伺いいたしますが、最近女子の教職員が非常に増加の傾向をたどっておる。たとえば、ある県のごときは、この提案理由に書いてございますとおり、小学校で平均六五%に達しておる。非常に女子の教員がふえておるということでございますが、山梨県かどこかで教育委員会がかつて、校長以下全部女の先生でもってやってみたらどうか、テストケースでそれを打ち出してみたらどうかということを提唱したのか、実施しようとしたのか、その辺のことはよく詳しい事情は知りませんが、そうしましたら、非常な反対を受けたということを聞いておるのでございますが、その反対の理由がいろいろあるんですが、詳しいことは私も知りませんが……
○理事(楠正俊君) 他に御発言がなければ、本件に関する本日の質疑はこの程度にいたします。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。
本日、近藤鶴代君が委員を辞任され、その補欠として松平勇雄君が選任されました。
【次の発言】 教育、文化及び学術に関する調査中、福岡県における教員の人事に関する件を議題といたします。
なお、政府側より灘尾文部大臣、天城初等中等教育局長が出席いたしております。
質疑の申し出がありますので、これを許します。小野君。
【次の発言】 研修手当のことにつきまして、二、三質問したいと思います。
最初に、文部省にお尋ねしますが、教員の研修について文部省とし……
○楠正俊君 最初に文部省にお伺いいたしますが、四十一年十月に中教審から、「後期中等教育の拡充整備について」という答申が出ておりますが、勤労青少年に対する教育の機会を保障するということについて、文部省はどういった施策を立て、どのような施策のもとで措置をしてこられたかということについて、簡単に御説明願います。
【次の発言】 いま一つ文部省にお伺いしますが、一昨年この法案に類似した法案を審議する際、文部省の御答弁の中に、中小企業等に一方的な経済的負担をかけないよう検討するという御答弁があったのでございますが、具体的にそれに対してどういった措置をおとりになったか。
○楠正俊君 参考資料があるのですか。これ何かあればそれについて説明していただきたい。
【次の発言】 ちょっと私しろうと考えなんでございますけれども、この予算大綱を拝見いたしておりますと、このお金はいま必要なんであって、だんだん必要でなくなってくる。極端に言うならば、オリンピックが始まるときにはゼロでもいい。極端に言うとですよ。現在金がなかったら選手強化もできないわけなんです。これを拝見いたしますと、だんだんふえている。四十六年度へこうずっと上昇していって、四十二年度というのは、一番少ないわけですね。これじゃ選手強化もできないし、施設もできないというような感じがするのです。その点どういうことなん……
○委員長(楠正俊君) ただいまからオリンピック等対策小委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
オリンピック冬季競技大会に関する件について、本日、参考人として財団法人札幌オリンピック冬季大会組織委員会副会長竹田恒徳君、同委員会委員西田信一君、同委員八田一朗君及び同委員会事務総長佐藤朝生君の出席を求め、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
それでは、ただいま決定いたしましたとおり、委員長に申し出ることにいたします。
速記をとめて。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。