戸田菊雄 参議院議員
7期国会発言一覧

戸田菊雄[参]在籍期 : | 7期|- 8期- 9期-10期
戸田菊雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは戸田菊雄参議院議員の7期(1965/07/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は7期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院7期)

戸田菊雄[参]本会議発言(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 参議院本会議 第6号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、現在議題となっておりますところの「昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案」に対し、反対の立場から討論を行なうものであります。  まず、反対理由の第一は、この特例法案の制定そのものの違法性によるものであります。かつて、わが国の軍閥と財閥は、赤字公債発行による財源を軍事費に投ずることによって、無謀なる侵略戦争へと突き進み、亡国の危機におとしいれたのでありました。この歴史の教訓に対する反省の上に立って制定されたのが、憲法第九条と財政法第四条であります。すなわち、現行の財政法が制定されましたのは、新憲法制定直後の昭和二十二年三月であるが、この財政……


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 参議院本会議 第5号(1966/07/21、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっておりますところの「アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律案」及び「外国為替資金特別会計法の一部を改正する法律案」の両案に対し、絶対反対の立場から討論を行なうものであります。  私は、この機会に、佐藤内閣に対し、次のことを強く要求いたします。それは、本臨時国会は、第五十一回通常国会において不成立となったアジア開発銀行関係法案を成立せしめ、政治的責任と国際信用失墜の責任を回避しようとする、通常国会のあと始末国会であり、事実上、延長国会であると考えるのであります。わが党は、会期延長の原則をくずし、国会法の基本精神をじゅうりんする、こ……


■ページ上部へ

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 参議院本会議 第10号(1967/05/22、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、所租税法、法人税法、相続税法の三法、及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の政府の趣旨説明に対し、質問を行なうものであります。  初めに、現在の税制に対する基本的問題について若干質問をいたしたいと存じます。昭和二十五年のシャウプ勧告以来、歴代の自民党政府は、繰り返し大幅減税を宣伝してまいりましたが、実際の事実は全く逆になっております。国税と地方税を合計した税金総額は、昭和二十五年から四十二年までの十七年間に、何と七倍に近い状況にふくれ上がっております。税金の代表的なものとして所得税について見ましても、シャウプ税制以後、その体系は徹底的に国民大衆収奪の……


■ページ上部へ

第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 参議院本会議 第7号(1967/08/17、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案が、緊急に本会議に中間報告をされることに対しまして、断固反対の意を表明いたし、以下その理由を申し述べたいと思うのであります。  ただいま、提案者の安井議員に対しまして、わが党の占部議員と前川議員から、なぜ中間報告を求めねばならないのか、この点について、具体的にして、きわめて要を得た質問があったわけであります。聞けば聞くほど、中間報告を求める必要はない、このように私は判断をせざるを得なくなったのであります。  いま、国民の生活は、四十二年度の予算の性格からも明らかなように、大資本奉仕……


■ページ上部へ

第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 参議院本会議 第6号(1968/03/06、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案の政府の趣旨説明に対し、質問を行なうものであります。  初めに、基本的問題について若干質問いたしたいと存じます。  歴代の自民党政府は、繰り返し大幅減税を宣伝してまいりましたが、事実は全く逆になっております。戦後上がったものは物価と税金だと言われておりますが、全く物価はウナギ登り、公共料金は軒並みに上がり、中でも日本の税金はすごくふえ続けてきたのであります。百姓とゴマの油はしぼればしぼるほどよいという徳川時代のことばがありますが、まさに生かさず殺さずの姿を地で行っておるのではないでしょうか。国民大衆は、心からの憤りを……

第58回国会 参議院本会議 第17号(1968/04/27、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、国立病院特別会計法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行なうものであります。  国立療養所の特別会計移行が、こんなに大問題となりましたのは、さきに発表されました医療保険の抜本改革試案とともに、政府・自民党の医療保障破壊政策の重要な柱になっておるからであります。しかも、医療保険の抜本改革に先行して、その受け入れ体制づくりの役割りを果たそうとしているからであります。  国立療養所は、戦争中の陸海軍病院や、傷痍軍人療養所を転用して、おもに結核、精神病、ハンセン氏病など、長期に療養を必要といたします患者を収容し、治療いたしてまいりましたことは、御承知の……

第58回国会 参議院本会議 第24号(1968/05/24、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は、日本社会党を代表して、大気汚染防止法案及び騒音規制法案の両案について、反対の討論を行なうものであります。  なぜならば、この法案に基づく公害対策によっては、公害から国民の健康と生活環境を十分に守り得ないからであります。公等対策基本法の実施法の制定については、国民は画期的な対策の樹立を渇望し、その実現に多大の期待を寄せていたのでありますが、今回提案の二法案は、公害に悩まされている日本国民の願いを十分に満たすものではありません。政府は、今回の提案は、大気汚染と騒音の防止対策を前進させたものとして、自負しておるようであります。すなわち、大気汚染防止法案については、若干ながら、知事……

戸田菊雄[参]本会議発言(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院7期)

戸田菊雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期
第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1966/02/24、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 この前、科学技術庁長官の所信表明があったわけでありますが、その表明の内容について若干質疑をしておきたいと思います。  あらかじめお願い申し上げておきますのは、本会は委員会でありまするから、ぜひひとつ、質問に対して、具体的に、確信のあるところをお答え願いたいということを、あらかじめお願い申し上げておきます。  で、質問の第一は、長官は、所信表明の中で、大綱六項目をあげて、今後の科学技術振興政策に向けての要望が行なわれておるわけでありますが、その所信表明を聞いて、私は、作文的には非常に申し分のない、りっぱなものだという考えを持っておりますが、しかし、その内容については、きわめて抽象的……

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1966/05/11、7期、日本社会党)【議会役職】

○理事(戸田菊雄君) ただいまから科学技術振興対策特別委員会を開会いたします。  秋山長造君から委員長辞任の申し出がございますので、私が暫時委員長の職務を行ないます。  委員長辞任の件についておはかりいたします。  秋山長造君から委員長辞任願いが提出されております。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。
【次の発言】 この際、委員の異動について報告いたします。  昨日、伊藤顕道君が委員を辞任され、その補欠として大森創造君が選任されました。
【次の発言】 これより委員長の補欠互選を行ないます。つきましては、互……

第51回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1966/07/06、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 いろいろ各省関係から説明を受けたのでありますが、政府並びに各省の御努力については敬意を表するのでありますが、私は、いまいろいろ説明を聞いて非常に奇異に感ずることは、こんなことじゃ、私は救済措置ないしは災害対策というものは全然とれないのじゃないか、こういうふうに考えるわけです。いろいろと災害基本法等については、その姿勢等についていろいろあるわけでありますが、確かに関係事項は、全部各省にまたがっておるのでありまするけれども、こういういわば非常災害でありますから、そういう場合には、政府としても、防災計画なり救済措置等について、適切に総合的に手の打てるような、そういう方法があってもいいの……

第51回国会 大蔵委員会 第3号(1966/01/17、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 有井先生に二点ほど、質問したいんですが、第一点は、いま木村先生がおっしゃられたわけですが、少ししつこいようでありますが、教えてもらいたいんですが、この財政法の四条は純粋な経済理論からそういうことを申し上げたのでわからないと、こういうことでありますが、第四条のおい立ちそれ自体が私は政治経済の、ことに第四条というものは戦争防止、あるいは特定階級の支配、こういったものを防止する、あるいはまたインフレあるいは通貨膨張、こういうものを防止する、言ってみればそういう経済原則と思われるようなものを背景にして私は生まれてきたのじゃないかと思う。ですから、これらに対する見解というものは、有井先生の……

第51回国会 大蔵委員会 第4号(1966/01/18、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私は新米で初めての質問なんでありますから、いろいろと脱線することがあるかもしれませんけれども、その点はあらかじめひとつ御了承願っておきたいと思います。  それで、最初に大蔵大臣にお伺いをしたいと思うのでありますが、それは四十八回国会の中で佐藤総理が、今後四十三年度までは公債は一切発行しません、こういうことを言われたのでありますが、その後わずか二カ月でもってその態度がまるきり豹変をいたしました。それで、公債発行に現在踏み切ったという状況でありますけれども、こういったいわばこの態度の変更について何か背景に動かされたものがあったんではないかと考えるのでありますが、その辺について大蔵大臣……

第51回国会 大蔵委員会 第8号(1966/03/01、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 国鉄の今村理事のほうにお伺いしたいと思うのでございますが、通行税の沿革についてでありますけれども、かつて大蔵省主税局長の吉田豊治氏がこういうことを言っているのでありますが、これは鉄道同志会でもって「通行税廃止紀念」、こういうことで非常に古いあれでありますが、大正十五年の五月三十日に「通行税廃止紀念・遮断法人鉄道同志会」、こういう本が発刊されているのでありますけれども、この中で、かつて主税局長をやられました吉田豊治氏が通行税の沿革について述べております。この沿革を見ますると、「日露戦争の際、第二次増税計画として非常特別税法中に創設せられ、明治三十八年一月一日より施行になり、其の後明……

第51回国会 大蔵委員会 第9号(1966/03/03、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 大臣に三点だけ質問しておきます。この前、大体通行税法等の問題については、一応質疑は終わっておりますので、大臣の関係だけ、三点お尋ねしておきたいと思います。  その第一点は、四十一年度の予算は、不況克服を重点に、戦後最大の予算を組んだわけでありますが、その歳入見積もり四兆三千百四十二億七千万ということになっているわけですが、その歳入の七四%は所得税、法人税が主体である。そういうことで、昨年のように税収の落ち込みがあったということは、景気がいいか悪いかによって相当変動があると。この点に関する見解をひとつ聞きたい。
【次の発言】 それでは、いま大臣から答弁があったのですけれども、昨年の……

第51回国会 大蔵委員会 第18号(1966/04/14、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連。衛生局長にちょっとお尋ねするんですが、先ほどの回答で、環境衛生関係の近代化と合理化ということをおっしゃったんですが、これは具体的にどういうことですか。
【次の発言】 そうしますと、そういった近代化、合理化ということに対する指導方向というかね、そういうものは一定の基準とかなんとかというものを持っているわけですか。
【次の発言】 そういうことになりますると、まあいつの場合でもそうなっていくでしょうが、非常に貸し付けに対する事務が複雑化してくると思いますね。ですから、先ほどもお答えがあったように、言ってみれば地方の自治の長のいわば推薦があれば、大体の通過をさせる、こういうことが、……

第51回国会 大蔵委員会 第19号(1966/04/19、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 鈴木先生に。先ほど全損の問題で、経済的機能が果たされなくなった、そういうものがひとつ全損、こういうことですか。それで、抽象的だと思うのですがね。そのかね合いで、第七条で、そういう認定については、今後地震保険審査会、こういうものを設置をして、そこでいろいろ認定をしていく、こういうことになっているわけですね。ですから、当然、この法律は審議会の答申に基づいて大体その精神をくんでつくられた、ですから、将来そういうところに持ち込まれて最終認定がなされるということになると思いますが、そういうことを考えるときに、経済的機能を果たせない、こういう抽象的なことではちょっとわれわれとしても理解しにく……

第51回国会 大蔵委員会 第20号(1966/04/21、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 いまの問題と関連して、最初に聞きたいのですけれども、次長がいまおっしゃられたその災害ということに対する解釈で、私少し疑問があるのですけれども、現に松代の場合は、数回にわたって震度五という相当強い地震に見舞われた。ですから、道路に亀裂ができたり、あるいは壁が落ちたり、そういった被害がもうすでに出ているのですね。ですから、そういう問題に対して、われわれとしては明らかに災害と一応見るわけですがね。そういうものに災害救助法を適用して、そういうことと取り組むという姿勢がなくちゃならないと思うのです。こういった点についてお伺いしたい。

第51回国会 大蔵委員会 第26号(1966/06/02、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 時間もありませんから、一点について大蔵省の証券局長に、それから井上さんにひとつお伺いをしたい。それは投信対策についてでありますが、証券経済研究所の高橋亀吉氏が四月十三日に投資信託のあり方ということで投信改善案を発表いたしたのでありますが、これは証券界から委託されて、昨年の九月に発足して、六カ月間程度いろいろと検討されてまいったわけでありますが、その結論によりますと、第一は、投信の必要は失われておらない、で、育成強化をむしろすべきだということを主張しておる。第二の問題としては、現行の投信制度に致命的な欠陥はない、現行制度の改正というものはしたがって時期尚早である、こういうことを指摘……

第51回国会 大蔵委員会 第28号(1966/06/24、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 いまの回答で、ロストウが来ていないと言うけれども、去年の四月、来ているじゃないですか。どうなんですか。

第51回国会 大蔵委員会 第29号(1966/06/25、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 衆議院の段階や、あるいはきのう私どものほうの数人の議員が数多くの質問をやっておりますから、でき得るだけ複合しないように質問をしてまいりたいと思います。委員長の要請もありますから、外務大臣に対して、まず最初に質問をしてまいりたいと思います。  第一の問題としては、低開発国に対して日本政府として基本的な計画というものは持っているのかどうか、その辺のことについてひとつ外務大臣からお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは日経の三月七日の新聞ですが、四十三年度八億七千万ドルの経済協力に対して、その内容は低開発国の経済協力三カ年計画大綱、加えてこの対外協力基本法、こういったものを政……

第51回国会 大蔵委員会 第30号(1966/06/27、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 時間もございませんから、関連して二点ばかり伺いたいのです。  第一点は、外務大臣にお伺いしたいのですけれども、一つは、アジア開発銀行が発足をして、授権資本なりあるいは融資方法というものなり、これから具体的な措置として出てくるわけです。その場合に、私はおとといもるるとしてお尋ねして、いろいろお答えを願ったのでありますが、まだまだ了解しがたい。いずれこまかいことはこの次の機会あたりに聞いていきたいと思いますが、そういう出資形態の中で、どうしてもやっぱりメコン委員会加盟の四カ国ですね、カンボジア、ラオス、南ベトナム、タイ国と、こういった関係にどうしても援助体制というものは集中的にいくと……


■ページ上部へ

第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 災害対策特別委員会 第2号(1966/07/22、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 建設大臣に三点ほどお伺いするわけですが、その前にごく簡単に気象庁に伺っておきたいのですが、雨量統計というものはとっておりますか。とっているとすれば、何年分ぐらい統計としてとっておられるのか、その点ちょっとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点ですが、中央でそれらの地域の測候所ですか、気象庁ですか、そこでとられたようなものを全部集約をしておりますか。
【次の発言】 それで建設大臣にお伺いいたしますが、いまの災害は必ず五年ないし十年ないし三十年といったぐあいに繰り返して起こるわけですね、そのたびに大被害をこうむっておる、こういうことであります。いま気象庁のいろいろな話を聞き……

第52回国会 大蔵委員会 第3号(1966/07/19、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 外務大臣が三十分までということでありますから、主として要点をしぼって二、三の点について質問したいと思います。  その第一点は、従来この低開発国等に対する援助体制としては、非常に政府は熱意がなかったと思うのです。また、具体的にそういう内容を実行したというのはあまりない。あえていえば、賠償あるいは技術協力。あとはほとんど民間ベースでやってきたというようなことが従来の政府の態度ではなかったかと考えるのです。ところが、ここ半年ぐらいの間に、何か政府としては急速に低開発国の援助体制ということを打ち出してきたのでありますが、こういった一体要因は、そういった積極化する要因は一体どこにあるか、こ……


■ページ上部へ

第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第3号(1967/05/17、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 いまの長官の話は、いろいろ聞いていますと、何か交通安全対策本部というものはできたけれども、それは各省のいわば縄ばり争いの調整機関のようなものだ、こういう印象を強くするわけであります。もっと交通安全の、やはりいま長官の言われましたように、こういう論議をやっておる中でもいま傷害事故が発生する、きわめて残酷な状態までいっておるわけであります。そういうものに対して、交通安全対策として、一体、安全のための基本政策とこれからどういうふうに取り組んでいくのか、その辺がはっきりしておるなら、お聞かせ願いたい。
【次の発言】 その四点の基本政策を示されたのですけれども、私はいまの基本政策では不備だ……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第7号(1967/06/07、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 私が予定する質問の内容については、原田委員や、あるいは林委員もだいぶ触れている点もありますから、内容をしぼって、できるだけ時間を節約して質問をしてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  まず、質問の要点の一つは、貨物トラック、なかんずくダンプカーの対策等について第一番に質問してまいりたいと思います。  警察庁のほうに資料をお願いしておったのでありますが、こまかい資料は省略をしてまいりましたのですが、最近の交通事故発生の全体、総件数でございますね、それから見た場合の貨物トラックの事故発生件数、割合でけっこうでございますが、その点をひとつ教えていただきたい。それからダン……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第9号(1967/06/16、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 具体的な質問に入る前に、これは内閣総理大臣官房になるわけですが、公害という概念についてひとつ説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題にあまり時間をとりたくないが、何か結論はあまり抽象的で、ぴりっとしないのですけれども、世界保健機構あたりでは、いまあなたが説明されたようなことは全然言ってないのですね。そういう問題については国、地方自治体あるいは企業、こういうものがすべて適切な救済措置といいますか、そういうものを含めて対策をとるべきだ、こういうことを明確に言っているわけです。そういうことは、あとで基本法等の問題についていずれ具体的に伺ってまいりたいと思いますが、私が……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第10号(1967/06/21、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 大倉委員の質問に関連をしまして若干質問したいと思います。  いま、室長なりあるいは警察庁の局長のお話で、保安施設が設置されるまでの当面の措置としては、一つは警察指導員の配置、あるいはその協議会ですね、緑のおばさんや、いわば人的な部面で措置をしていこう、こういう答弁があった。それからもう一つは、交通規制等、こういうことによって当面の措置をやろうじゃないか、大体この二つの説明があったんですが、そこで問題なのは、緑のおばさんですね。まあ、これは強制的にどうのこうのということはできませんから、大体いま全国でやられているケースというのは、自発的にみずから事故防止のために子供さんを守るという……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第15号(1967/07/12、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 最後に、二点ほど補助金の問題について質問しておきたいと思うのですが、大体いまの通学路の提案を聞きまして、おおむねこの計画段階が三つあると私は判断しております。その第一は、政府計画による三カ年計画、これは大体六百六億だと、こういうのですね。すでに四十一年度は二百億を大体使って、残が四百六億円、そのほかに、国と地方――都道府県なり市町村、それらの協議でもって計画を作成し、実施をする、こういうものがありますが、これに使う国の予算は大体どのくらい考えられるか。それから、この地方で負担する分はどのくらい一体想定できるのか。  それからもう一つは、地方債によって実施をしようという面があります……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第16号(1967/07/14、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 前の質問者と大体同じ方向でありますから、できるだけ重複しないで質問してまいりたいと思いますが、第一点は、港湾施設の整備状況についてでありますが、現在四十二年度でありますが、どのように進めようとしておられるわけですか、具体的な内容についてお伺いしたいと思います。それから施設設備の重点方向は一体どういうところにございますか。この内容について。それからそれらに要する経費は一体どのくらいであるか。さらに、四十二年度の予算内容を見ますと、港湾設備特別会計の歳入歳出予算額、港湾設備五カ年計画の三年目で、前年度より約七十七億円の増加、総体で七百六億八千九百七十八万五千円、こういうことになってお……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第17号(1967/07/19、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 公害基本法に対して若干質疑をしてまいりたいと思うのですが、まず第一番目に、公害の概念について質問したいわけです。御説明願います。
【次の発言】 どうも、やはりその辺の基本的な概念がはっきりしないと、私は、いつか今回の基本法の発効についても明確を欠くというのは、そういうところから出てきておると思うのです。確かに、いま局長の言われた一面も私は入っていると思いますが、この公害問題に関する資料集の中で、これは国立国会図書館の調査立法考査局で発表されたのですが、それによりますと、「「公害」という用語は、イギリスの「パブリック・ニューサンス」に由来しているという学者もある」、これを引用いたし……

第55回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第18号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 きのう、大臣が帰られて局長のほうからいろいろ答弁願ったのでありますが、その中で、ばい煙処理施設改善措置について、局長の答弁ですと、財政はきわめて不十分である、こういう回答が出されておりますが、こういう問題について大臣はどのように考えられておるか。そうしてまた、今後のこういった問題に対する財源確保について大臣は具体的にどういう構想を持っておられるか、その点について質問してまいりたいと思います。
【次の発言】 この被害者救済制度について、大臣もきのうはその具体化の方向で大いに努力をしてまいりたい、こういうことを言われておるのでありますが、この水俣病の場合に、現地で具体的にこの補償問題……

第55回国会 大蔵委員会 第4号(1967/03/31、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 大臣がおりませんから、答申上の問題については、あとで大臣が来るそうですから、その際に譲りたいと思いますが、一つだけ次官に伺っておきたいと思います。  それは三十八年の税制調査会、これは会長が中山伊知郎氏で、この中山伊知郎会長の調査会というものが長期税制のあり方について、政府に対して答申を行なった。結局内容は、いろいろ基本問題が六項目あるわけですが、その第五項で次のように指摘しているわけです。税制以外の措置で有効な方法がないかどうかを検討し、他に適当な方法を見出し得ない場合に限らるべきである、いわゆる特別措置法というものはそういうことで将来縮小していく、こういうのが当時の税制調査会……

第55回国会 大蔵委員会 第9号(1967/05/18、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関税局長に質問をしておきたいと思うのですが、その第一は、この間問題になりましたベトナムの映画――映画というよりも写真、これが税関に差し押えられた問題。私が見た範囲では、いわゆる風俗違反といいますか、俗に日本でいうところのエログロ、そういうものに類似をするというかっこうで税関が差しとめたのですが、これはだれがその写真に対してそういう解釈をし、そうして差し押えたか、こういうことなんですが、その点をひとつ聞きたい。
【次の発言】 いまのそういう審査機関というものがあるのですけれども、問題は私は歴然としていると思うんですね。俗に国内でいうところの享楽本位のエログロ・フィルムとかなんとか、……

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/25、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関税定率法の一部改正について二点ほど御質問いたします。  その第一点は、この前もちょっと質問をいたしましたけれども、どうもこの前の回答では納得がいたしません。それは北ベトナムからパンフや写真が入ってまいりまして、それがこの間東京税関で差し押えられた。こういう問題については、これは税関としては取り押えた法的根拠、それをどこに置いているのか、それをひとつ。
【次の発言】 どうも私はふに落ちないのですけれども、関税定率法の第二十一条一項三号というのは、「公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品」、こうなっておると思うんです。この一体項目のどこに該当するのか、それをじゃひとつ……

第55回国会 大蔵委員会 第12号(1967/05/26、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 大臣に二点、この際質問いたしますので、御回答願いたいと思います。  その第一点は、関税定率法の一部改正について、過日の衆議院の大蔵委員会、それから衆議院の農林水産委員会において附帯決議が決定されております。その決定の内容によりますと、一つは、国産果実の生産振興をはかるため基盤整備事業、生産並びに流通近代化施設、品種更新などの助成を拡充すること、第二番目は、国産果実の消費拡大対策として学校給食その他国内需要の増大、輸出振興につとめること、三番は、バナナ等外国産果実、加工品の輸入にあたっては国産果実に悪影響を及ぼさないよう輸入調整をはかるとともに、輸入及び流通秩序の確立をはかること、……

第55回国会 大蔵委員会 第13号(1967/05/29、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 時間があまりありませんので、一応余った点はあしたまたお聞きすることにいたしまして、さらに私が質問を予定しておったものに中尾委員も質問された点がありますので、できるだけ重複しないで質問してまいりたいと思います。  第一点は、中尾委員もちょっと質問されたようでありますが、ただいま大臣もそういう答えをされておったようでございますが、減税減税と、こう政府は言われるのでありますけれども、国民全体に――全体ということはないのですが、いろいろあると思いますが、それはとても税金が高くて困る、端的に言っているのはこういうことです。大ざっぱにいっても、直接税、間接税、あるいは税外負担金としていろいろ……

第55回国会 大蔵委員会 第14号(1967/05/30、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 あとで大臣が来ましたら、詳細は聞いてまいりたいと思うんです。関連質問をやります。  一点、いまの問題で聞いておきたいんですが、非常にいまの主税局長のお答えの内容は抽象的だと思うんです。私の調べた範囲内では四十七項目に分類される。そこで、具体的に聞くんでありまするけれども、四十一年から四十二年十二月までの期限のもので、所得税関係でどのくらいあるか、それから法人税関係でどのくらいあるか、それから所得税、法人税共通のものでどれぐらいあるか、それから登録税関係でどのくらいあるか、それから通行税関係でどのくらいあるか、この内容についてひとつ詳細にお答え願いたい。

第55回国会 大蔵委員会 第24号(1967/07/04、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 今回の提案は暫定軽減税率を二年間延長すると、こういうことでありますから、さして私のほうも問題ではないわけでありますが、ただ二、三質問しておきたいのであります。  これからの石油ガスの消費量というものは相当ふえていくんだろうというふうに考えるわけでありますが、大体今年度の見通しはどの程度になるのか、その辺をひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 いろいろとその使用区分があると思いますが、たとえば、自動車用であるとか、あるいはまた家庭業務用と都市ガス用とか、こういった使用区分に基づいて、どのくらいの需要供給になっているのか、その辺をひとつ。

第55回国会 大蔵委員会 第26号(1967/07/11、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 前に田中委員、さらに瓜生委員からもいろいろと質問が出ておりますので、できるだけ複合しない形で質問してまいりたいと思います。  いま総裁もちょっとお答えになっておったのですが、従来国から長期もしくは短期という形での借り入れによってやってきたのだけれども、今回民間からも借用ができるような道を講ずる、こういうようなことになったのは、いわゆるたばこの在庫過大、そういうところから資金のやりくりがむずかしくなった、そういうことを言われたのですが、そうだとすれば、今後どういう一体増加に対しての計画といいますか、これは四十二年度ばかりじゃないんだと思うのです。四十三年、四十四年というぐあいに続い……

第55回国会 大蔵委員会 第30号(1967/07/20、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 総務長官にお伺いをしますが、この今回の法案の策定にあたって、いろいろな矛盾といいますか、非常に不明朗な事態というものが取りざたされているわけですが、何かきわめて政治的なにおいがあるのですけれどもね。そういう背景、経過、こういう問題についてひとつ総務長官にお伺いをしたいと思います、本法案の成立にあたっての。
【次の発言】 端的にいうと、自民党の来年の参議院対策じゃないかと、こういう意向もいろいろ取りざたをされているのですが、そういう点はどうですか。
【次の発言】 この法律の第一条を見ますると、「この法律は、引揚者及びその遺族並びに引揚前死亡者の遺族に対する特別交付金の支給に関し必要……

第55回国会 文教委員会 第21号(1967/07/13、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 ただいま議題の件につきまして、質問いたしたいと思うのでありますが、過日の予算委員会の第四分科会におきまして、一応大学の当問題に対しての一般の質問を行なっておりますので、きょうは、この大学の学問の研究、これは全く自由でなければいけませんし、あくまで学者の良識あるいは自主性によって行なわれなければならないという観点に立ちましての点については、きょうは触れないことにいたします。もっぱらこの臨界未満実験装置をめぐる国費乱費と思われるこの経理上の問題につきまして、質問をしてまいりたいというふうに考えるわけであります。  それで最初に、文部大臣が時間の関係で、だいぶ時間がないとこうおっしゃら……


■ページ上部へ

第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 決算委員会 第閉会後2号(1967/10/24、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 五月と七月の二回にわたりまして一応文部省の見解を聞いたのでありますが、東北大学の臨界未満実験装置の不正と思われる諸内容につきまして、具体的な諸問題等についていろいろ伺ってまいりたいと考えます。  そこでまず第一に、東北大学臨界未満実験装置設置についてのその後の、今日までの経過等につきまして学術局長もしくは会計課長から説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、具体的に質問してまいりたいと思うのですが、第一の問題は、この契約方法についてでありますけれども、会計法の二十九条の三でありますが、これによりますと、契約の方式といたしまして、一般競争契約あるいは指名競争契約、随意契……

第56回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第閉会後2号(1967/12/01、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 簡単に一点だけ質問しておきたいと思いますが、監督課長がいまお話をされました二万二千カ所の監督実施をした、こういうことを言っておられますね。それは非常にいいことだと思うのですが、同時にその監督署の人員が二千六百名、これでは私はどうも完全な作業ができないと思う。ですから、そういう面での定員増強というものはやっぱり要求してけっこうだと思うし、実現しなければならないと思う。同時に、もうそろそろ私は、いまの交通事故激増の原因の一つは、やはり過酷なる条件とそれから低賃金、こういうところにあることは間違いないのですね。ですから、そういうところから最低の労働基準というものを立法化してはどうか、そ……


■ページ上部へ

第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第4号(1968/03/13、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 両大臣がおられますから、ただいま意思表明のありました内容に限って簡単に二、三の点についてお伺いしたいと思います。  五十五国会で公害対策基本法が成立をされて、本格的に国といたしましてこの公害防止、こういう点について努力をするということになったわけでありますし、いま両大臣から所信の表明があり、対策というものが打ち出されたのでありますが、どうもこの実態というものはなかなか進行しない、大臣が考えるほど進行していないのであります。その欠陥は――やはり私は、非常に広範に各省にまたがってやられている関係上、そういういわば運用上の欠陥があるから、大臣がおっしゃられるところがなかなか実際に実行に……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第5号(1968/03/28、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 公害防止事業団法の一部改正に対して若干の質問をいたしたいと思うのであります。  その前に、いま問題になりました厚生大臣の所信表明の第二項の問題ですね。やはりこれは全般的な問題に関連をしてまいりますので、一応説明を願っておかないと、あとの質問に支障があると思いますので、その点ひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのその大臣の答弁の内容について、いずれ三法が上がってくるでありましょうから、その機会に再度取り上げたいと思います。  それで、事業団法の具体的な内容について質問してまいりたいと思うのですが、第一は、今回政府出資は一億円なされることになったわけですが、この政府……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第6号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 どうも時間もありませんから簡単に伺います。  交通事故が非常に激増の傾向にあることはお認めになっているところだと思います。大体四十一年の統計が出ているんでありますが、四十二年の事故発生の推計は大体どの程度ですか。死者、傷害者、この二つですが。
【次の発言】 これは局長のほうも非常に努力をされているのだろうと思うのですけれども、この事故件数がいまおっしゃられたように非常に激増の一途をたどっているということがございます。ですから、ほんとうにこの事故を防止するためには、私は総合的な知恵と力ですね、こういうものを確立していかなければいけないのだろうと思うのです。一つは、防止の観点からいろ……

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第11号(1968/05/17、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 大気汚染防止法案、騒音規制法案の両案に対しまして質問をいたしてまいりたいと思いますけれども、まず最初に欧米諸国における公害規制法について質問いたしておきたいと思います。ことにイギリス、アメリカ、西ドイツ、フランス、この四カ国における公害防止法に対する法体系、この問題が一つと、それからその特長ですね、これをひとつ公害部長のほうから説明を願いたい。
【次の発言】 答弁中ですが、たとえばイギリスでどういう法律があって、その特徴は三つか四つあると思う、その辺までひとつ説明していただけませんか。アメリカの連邦政府のは大体内容的にどういうものが代表的な……。

第58回国会 産業公害及び交通対策特別委員会 第12号(1968/05/22、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 内閣総理大臣に、大気汚染防止法案と騒音規制法案、この二法案につきまして、基本的な問題について質問してまいりたいと考えます。  まず、その第一点は、昭和三十九年の三月二十七日でありますか、閣議決定で、公害対策推進連絡会議の設置、こういうことが行なわれまして、今日まで、公害基本法で、そうしてその実施法というような現在の二法というものが目下審議をされている、こういう最終までまいりまして、われわれが審議の途上で痛切に感じてまいりました公害対策の一元化と総合性、こういう問題が非常に欠けているのじゃないか、こういうふうに考えるのでありますけれども、こういう不十分な立法措置の中で、どういった運……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 だいぶ時間を待たせまして申しわけございません。  所得、法人、特別措置等に対して質問してまいりたいと思いますが、最初に、国税の業務量が非常にふえてまいりまして、職員が非常に苦しんでいるのではないか、こういうふうに考えますので、いわゆる労務管理政策等につきまして若干質問してまいりたいというふうに考えます。  現在、税務署の数は全国で何カ所ありますか、また、この職員の数は総体でどのくらいおられますか。
【次の発言】 四十三年度の各税務署の要員要求があると思いますが、総体でどのくらいございましたか。
【次の発言】 その千六百八十三名という全員実現しているわけですか。

第58回国会 大蔵委員会 第16号(1968/04/18、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 非常に両長官ともお忙しいところを時間を繰り合わせてもらって、ありがとうございました。それで、内閣委員会もあるそうでございますから、三十分程度ぜひひとつ質問をさせていただきたいと思います。  一つは、四十三年度の予算の内容にも明確になっておるわけですが、行政管理庁として、今後公務員の数を五%程度減らしていく、こういう声明でありますが、その削減の具体的内容ですね、この内容についてひとつお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 事務内容についてもう二、三質問をいたしますけれども、結局各省画一的に削減をしていく、こういう方針ですか。

第58回国会 大蔵委員会 第17号(1968/04/19、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 企画庁長官にいまの問題に関連をして。予算編成時に物価上昇率四・八%と言われた。しかし、たばこと酒はそれに含まれておらない、こういうことですね。しかし、今次国会の中では、すでにたばこ定価値上げ法、酒の値上げ法がすでに予定をされておる。にもかかわらず、そういうものが物価上昇率に入っておらないということは、何か政策的な意図があったのですか、その辺はどうですか。
【次の発言】 きのうの私の質問に答えて、四十三年度で二%の所得成長ですね、そういうことが予想される。それで計算すると、いまこの七千何がしの差額というものは、百万円を例にして、結局二千六百何がしの増税になる、われわれから言いますれ……

第58回国会 大蔵委員会 第18号(1968/04/23、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 総裁にお尋ねをしたいのでありますが、昨年までは総裁はたばこの値上げには反対である、こういう御意思を持ってこられたと思うのです。それが今回どうしてその意思が貫けなかったのか、その辺の心境についてひとつ御説明を願います。
【次の発言】 大体、大蔵大臣不在でございますけれども、大蔵大臣も昨年まではそういう意思を国民に発表して、国民に公約してまいったのでありますが、それがいま総裁も同じような立場で答弁されているわけですけれども、それが財政上の理由であるというのは、端的に言うと、やっぱり専売公社という企業の自主性というものをなくして、単に大蔵省の天下り的な、強制的な財源政策に同調したとしか……

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/27、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 御三人に一点ずつ質問したいと思います。  まず橋本さんにお伺いしたいと思いますけれども、吉田先生の内容で明らかになっておるわけですけれども、私たちも当然そう考えておるんですけれども、特会計に移行することによって営利化、独立採算化の方向に走る傾向があって、そういうことは結果的に医療の公共性というものがそこなわれるのではないか、こういうお話であったわけでありますが、こういう見解に対してはどういう御見解をお持ちですか、その点が一点。  それから吉田先生に一点お伺いいたしますが、過日の衆議院の審議の中で、わが社会党の八木委員のほうからこういう追及が政府になされた。それはどういうことかとい……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/05/10、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 金融関係の二法案について、最初に基本的問題について若干質問してまいりたいと思うのですが、今回のこの二案の改正の目的、これは何ですか。
【次の発言】 結局いまの局長の説明を聞きますと、要約をしますと、三点あるというふうに理解をするんです。第一点は、海外の貿易自由化等に伴ってそれの対応策、第二の問題は、いまおっしゃられた金融の効率化、さらに金利の国際水準ということがありましょう、まあそういうことになると思うのでありますが、そこで一つ一つ具体的に聞いてまいりたいと思うんですが、資本の自由化等に対する外資進出に対抗して、具体的にどういういま金融面からの対抗策というものが考えられていますか……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/05/14、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連。いま局長は答弁をなされたのですが、やはり抽象的だと思うのですね。それから、附帯決議案の中にも十分、人員整理、労働条件の引き下げ、差別待遇等を行なわないよう特断の配慮をするとあるのですが、この前の私の質問に対しても大蔵大臣もそういうことの答弁をなされておる。そこで、やはりどうしても、いま柴谷先生がおっしゃられましたように、経常収支規制とか統一基準規制、そういったものによって、結果的には人件費の削減というところにいくと思うのです。そうしますと、どうしても従業員の、何といいますか、待遇上の問題とか労働条件、こういうものに関係してくると思うのです。いまの答弁だけでは、附帯決議その他……

第58回国会 予算委員会 第2号(1968/03/19、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連質問。
【次の発言】 簡単に。この間、私も本会議で関税格差拡大の問題について総理にお伺いをしたのでありますが、そのときの総理の答弁では、ケース・バイ・ケースで、善処とは言いませんでしたけれども、検討するという答弁であったのであります。で、いま私の調査によりますと、総理は約八〇%品目が適用になっておるという言い方をしておるのでありますが、私の調査でいきますると、五百九十五品目のうち三百六十品目が適用がある、その他は全部適用外になっておる。それが日本国民の生活と非常に密接不可分の関係にある品目が多いのであります。そういうことで非常に日本国民全体の生活にも多大の影響がある。ですから……

第58回国会 予算委員会 第3号(1968/03/21、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連。
【次の発言】 ただいまの木村委員の質問に関連いたしまして二点ほど総裁にお伺いしておきたい。  その第一点は、四十年の国債発行のときに福田大蔵大臣は、インフレ防止の政策として国債の消化は市中消化でいくのだ、こういうことを言っておったのでありますけれども、現在の実態を見ますと、一年を経過いたしますると、大体私の調査ですと、九割は日銀預かりとなっている。こういう状況について、具体的なその預かり数量というものをお答え願いたい。  それからもう一点は、公社債発行条件と応募者利回りが二月以降改定になり、国債だとか、政保債とか、地方債、こういったものは一連に上がったわけでございますが、……

第58回国会 予算委員会 第5号(1968/03/23、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連。いま大蔵大臣が説明した物価調整減税について……。
【次の発言】 これは確かに大臣もおっしゃられましたように、税調答申に基づいてかりに五%程度物価が上がった場合については、総体生計費に三割程度食い込む、そういう意味合いにおいて物価調整減税というものをやりなさい、こういうことで答申がなされておると思うのです。それで私は、四十三年度の租税収入総額四兆六千九百四十八億円のうち自然増収は、この前の回答では九千五百億、こういうことを言っておられましたが、四十二年度の当初予算との比較においては八千九百二十六億円、さらに四十二年度の補正予算との比較におきましては六百二十五億円、こういうこと……

第58回国会 予算委員会 第6号(1968/03/25、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 関連。いま大蔵大臣は、交通対策に抜本政策をとらなければいけない、こういうことを言われているのですが、わが社会党としては、過去何回か、政府にそれらを要請してきている。ですから、むしろ、そういうものがなってないというのは政府の責任じゃないかと思う。ですから、その抜本対策が、いつごろ政府としては総体考えられるのか、この問題が一つ。  もう一つは、通勤対策については、いま瀬谷委員が指摘をされましたように、大衆課税となるから、そういう問題については、できるだけ政府としても支援をしたい、こういうことを言うことは、その点では私も認めますけれども、しかし、もっと基本的にさかのぼれば、一体、日鉄法……

第58回国会 予算委員会 第12号(1968/04/03、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 最初に、三木外務大臣にお伺いしたいと思いますが、今回の北爆停止のジョンソン声明に対してどのように理解をしておられるか、伺いたい。
【次の発言】 きのうの各委員の質問に対しまして、外務大臣は、日本はベトナム戦争に対して協力や加担をした事実はないという趣旨の答弁をなされておったようでありますが、現代の近代戦争の軍事戦略は、外交、国策、経済、政治、文化、こういった全般の総合戦力を費消するものと思うのでありますが、これらに対する考え方はどうですか。
【次の発言】 軍事戦略の中に補給や輸送というものは入りませんか、どうですか。
【次の発言】 今回アメリカが三年有余にわたってあのような戦争が……


戸田菊雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院7期)

戸田菊雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期
第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1967/05/24、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 東北大学臨界未満実験について若干専門技術的な角度からお伺いしたい。  まず、長官は東北大学で臨界未満実験装置というものをつくられていることはご存じですか。
【次の発言】 その臨界未満実験装置がいつ申請されていつ完成して、その後今日までの経過がどういうことになっているか、科学技術庁としてご存じですか。
【次の発言】 臨界未満実験装置というのは、学術上設置をされるのだと思うのですが、そういう研究に対する、もちろん大部分はその学園内の自主的な問題だと思いますけれども、その指導監督といいますかね、その責任の所在はどこになるのですか。


■ページ上部へ

第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/04/10、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 建設大臣に、住宅と交通安全対策補助金、さらには東北縦貫道の問題についてお尋ねしてまいりたいと思います。  昭和四十三年度の住宅不足は一体どのくらいあるのか、住宅なり、所帯数をひとつ項目別に説明してください。
【次の発言】 その調査の内容ですけれども、いろいろと内閣調査でやられたり、あるいは日本住宅公団で調査をされたり、いろいろ調査のケースがあるわけですが、建設省のいまの発表ですと、内閣調査の四十二年の住宅不足数、この調査でまいりますと四百五十万戸になっております。特にこの住宅難不足数を項目別にみていきますと、非住宅居住が十四万三千、同居が五十九万六千、老朽住宅居住が八万八千戸です……

第58回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1968/04/11、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 時間がありませんから、予定をしておりました質問課題をしぼりまして、出かせぎ問題を中心に質問してまいりたいと考えます。  その前に、一つは、世界食糧の需給基調というものが漸次変わってきておると思うのでありますが、これの見通し、この点についてひとつ農林大臣の見解を伺いたい。
【次の発言】 大体、この穀物の過剰在庫は、一九六一年で一億四千二百万トン、こういうふうに私の調査で見るとなっているわけでありますが、世界穀物生産量の二三%に該当しております。さらに、この穀物貿易量の二倍を上回る、こういう現状だと思いますが、一九六六年、すなわち四十一年、五年後になった今日、七千四百六十万トンまで半……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1968/04/12、7期、日本社会党)

○戸田菊雄君 文部省に、国立学校における受託研究等の研究費の取り扱い等につきまして質問したいと思います。  いま大学で受託研究を行なっていると思うのでありますが、この受託研究の際に、それぞれ受託者が謝礼ないしはその研究費を受け取ったような場合にはどういう処理をするのか、まずその法的根拠を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 私の聞いているのは、そのこともありますけれども、その法的根拠は何によってそういう財政取り扱いを、会計取り扱いをやるようドなっているのかという、その根拠法規です。
【次の発言】 この国立の学校における授業料その他の費用に関する省令、これはございますね。



戸田菊雄[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 7期|- 8期- 9期-10期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

戸田菊雄[参]在籍期 : | 7期|- 8期- 9期-10期
戸田菊雄[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 7期在籍の他の議員はこちら→ 7期参議院議員(五十音順)  7期参議院議員(選挙区順)  7期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。