このページでは前田佳都男参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○前田佳都男君 私は、私鉄運賃と通勤輸送の関係を中心として伺いたい。運輸省当局、場合によっては経済企画庁に御答弁を願いたいと思います。 まず最初に、一般に運賃というものをつくる運賃形成、英語でいうとレート・メーキング(料金構成)、運賃形成の一般の理論についてちょっとお伺いしたい。長距離の輸送としましては新幹線、高速電車があります、あるいは飛行機がある。その間にやはり輸送機関相互間の競合がある。また、中距離、短距離につきましては鉄道軌道と、それからバス、自動車の間に競合がある。利用者は、輸送機関を利用する旅客は、まずサービスの点、それから料金の点、この二つの面からどの輸送機関を使うかということ……
○前田佳都男君 いろいろ質問をする予定でおりましたが、相当これは重複をしておりますので、ごく簡単に数点お伺いしたいと思います。したがって、答弁のほうもごく簡単でけっこうでありますから……。 まず最初に、六カ年、二千五十万総トンの建造計画の目標でございますが、これは貿易物資の安定輸送、積み取り比率の向上、国際収支の改善、これを達成するための計画目標であるというふうに聞いておりますが、そのうちで国際収支の改善でありますが、現在、昭和四十二年で全体が、国際収支が七億九千八百万ドルの赤字になっております。そのうちで、運賃収支が六億ドルの赤字になっておる。これは用船料とかあるいは港湾経費による赤字であ……
○前田佳都男君 私は主として家本さんに説明をお伺いしたいと思うのであります。これは非常に簡単な問題ですが、日本における乗用車の生産量というか、それと、そのうちでどのくらい輸出されるのかという問題、それからその輸出のうちでアメリカに対して輸出するものがどれだけであるか、おそらく非常な伸び方をしておるだろうと思いますが、その点をひとつ最初にお伺いいたします。
【次の発言】 今度のこの欠陥車問題の発端といいますか、いきさつは私は実は詳しく知らぬ。大体そのいきさつを、アメリカでどういうことからどういうふうに起こってきたかということをちょっと詳しく説明していただきたいと思うのです。私は別に国産がよいとい……
○前田佳都男君 欠陥車の問題についてはいろいろお尋ねをしたがったのでありますが、相当質問が重複しておりますので、ごく簡単に申し上げたいと思いますが、結局欠陥車の問題は、きょうの新聞にも出ておりましたように、大臣もいまお読みになりましたが、結局大山鳴動してネズミ一匹までにもいきませんが、あるいはそれ以上かもしれませんが、日常茶飯事であると、私もこの日経新聞の記事を読んで安心したのであります。が、実は、これは私の個人的に知っておること、ある外車のディーラーがそれみろ国産車はやはりだめじゃないかと言うて非常にせせら笑うというか、喜んだ人がおる。私は非常に憤慨して、何かばかにされたような気がして、非常……
○前田佳都男君 最初に、工業会の川又会長にお伺いしたいのであります。 資本の自由化というのは、まず当面の問題でございます。これに対処するために自動車工業が集約化するということで、ところがどうも現在の通産省のやり方を見ておりますと、少し集約を急ぎ過ぎるんじゃないか。それぞれメーカーにはトラックあるいはバス、乗用車、それぞれその得意がある。その得意ということを考えないで、とにかく自由化に対処して集約化せにゃいかぬということで、どうも少し急ぎ過ぎるんじゃないか、これがやはり欠陥車の遠因といいましょうか。大きな原因になるのじゃないかという点について、川又会長にひとつ御意見をお聞きしたい。
○前田佳都男君 このチャーターの問題ですが、オリンピックのときにもチャーター問題が非常に議論になった。それで、現在日米航空協定のうちでチャーター制度というものがどの程度に認められているか、それをちょっと教えていただきたい。簡単でいいです。
【次の発言】 もう一つだけ。それからこのチャーター制度はIATAでは全然規定も何もしてないんですかということが一つと、チャーターについて料金をこれはどれくらい安くしてもいいわけなんですね、こういうことになると航空会社の企業経営ということは非常に不安定になって困ってしまう。したがって、私はこれは日米双方とも航空協定の交渉において、こういうサプリメンタル・チャー……
○前田佳都男君 まあ非常にショッキングなニュースでして、ただ問題が進展中といいますか、いま犯罪が行なわれておる最中ですから、詳しいことはわかりませんし、またこれをいろいろ報道すると、それが機内にわかるという関係で、これは秘密にやらなくちゃなりませんので、秘密をお守りになる立場からいろいろ詳しいことは言えないだろうと思うのですが、とにかくこの平和な世界に、人心に与えたショック、影響というものは実に大きいと思うのですね。したがって、これはいまやってくれということじゃありませんけれども、その原因、実態等をできるだけ詳しくはっきりしていただいて、人心を安定せしめるようにしていただきたいということが一つ……
○前田佳都男君 現在の社会構造の悩みは過密と過疎かと思うのであります。特に私は過疎の問題、そのうちでも医療に限ってお伺いをしたいと思います。過疎町村におきまして医療対策にたいへん苦心をしております。医師を確保するために町村長の苦心は並々ならぬものがあると思います。どの町村も、あちこちの病院をかけめぐり、あるいは各大学を歩き回り、そうして過疎の各町村長は非常に苦心をしておる。たとい医師が見つかりましても、その医師に対して莫大な給料を払っておるわけであります。月五十万円はざらでありまして、ときには百万円くらい払っておる。しかも、その給料のほかに、過疎町村に駐在した場合は、ある一定の期間を経た後に外……
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