このページでは前田佳都男参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○前田佳都男君 ただいま議題となりました二法律案について申し上げます。 まず、所得税法の一部を改正する法律案は、税制調査会の答申に基づき、景気振興策の一環として、千六百五十億円の所得税の年内減税を行なうため、昭和四十六年度の当初改正に引き続き、再び改正を行なうものであります。 この改正によりまして、基礎控除等所得控除の引き上げに伴い、夫婦子二人の給与所得者の場合で、課税最低限は昨年の約八十八万円、今年当初の約九十六万円から、今回さらに約百万円に引き上げられることになっております。 また、税率構造について、課税所得階層百五十万円以下の三十万円刻みを四十万円刻みにする等、税率緩和を行なおうと……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、国際経済上の調整措置の実施に伴う中小企業に対する臨時措置に関する法律により、アメリカ合衆国における輸入課徴金の賦課等の実施に伴って、事業活動に支障を生じているとの認定を受けた輸出関連の中小企業者に対し、その経営の安定をはかるため、一定期間内に生じた純損失または欠損金に限り繰り戻しによる還付を既往三カ年にさかのぼって認める税制上の特例を設けるとともに、その事業の転換を円滑にするため、認定転換計画に従って処分すべき施設について、計画期間内に償却できるよう特例を講じようとするものであります。 委員会におきましては、いわゆるドルショックによる中小企業……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、衆議院大蔵委員長提出によるものでありまして、昭和四十六年度に交付される米の生産調整奨励補助金等について、所得税法及び法人税法上の軽減措置を講じようとするものであります。 すなわち、個人が交付を受ける補助金等については、一時所得の収入金額とみなすことにより、特別控除が適用され、また、農業生産法人が交付を受ける補助金等については、交付を受けたあと二年以内に固定資産の取得または改良に充てた場合に、圧縮記帳の特例を認めるものであります。 本法施行に伴う昭和四十六年度の減税額は、約五億円と見込まれております。 委員会における質疑の詳細は会議録に譲り……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、最近におけるわが国経済の国際化の進展に伴う金融環境の変化に対応して金融政策を効果的に運営するため、準備預金制度の機能を強化しようとするものでありまして、第一に、準備預金制度の適用対象機関として生命保険会社を加えるとともに、対象勘定として金融債、貸付信託の信託元本等を加え、第二に、準備率の最高限度を現行の一〇%から二〇%に引き上げ、第三に、準備預金の計算基準として、現行の残高方式に加えて増加額を基準とする方式も可能であるようにし、第四に、海外短資の流入を規制するため、非居住者預金等に対し一〇〇%までの準備率を適用し得るようにすること等であります。……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました二法案について申し上げます。 まず、関税定率法等の一部を改正する法律案は、内外の経済情勢の変化に対応し、国民生活の安定、自由貿易の推進等に資する見地から、関税率の調整をはかるとともに、関税制度の整備のため、関税定率法、関税法及び関税暫定措置法を改正しようとするものであります。 すなわち、生活関連物資七十三品目について関税率を引き下げるとともに、輸入自由化及び産業政策に対処するため、関税率の調整を行ない、また、中国大陸産品のうち三十一品目について関税格差解消のための措置を講じようとしております。さらに、関税の減免、還付制度について品目の追加、期限の延長……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、昭和四十七年度税制改正の一環として、当面の経済社会情勢に即応した措置を講じようとするものであります。 そのおもな改正点は、住宅対策に資するため、住宅取得控除制度、公害対策としての公害防止準備金制度、中小企業の体質強化に資するための青色申告控除制度をそれぞれ創設し、国際通貨の調整に伴い、特定の長期外貨建て債権、債務についての換算差損の申告調整を認めるほか、輸出振興税制の整理縮減をはかるとともに、法人税の一・七五%の付加税率の措置等、期限の到来するものについては、実情に応じ、適用期限の延長、制度の改廃等の諸措置を講じようとするものであります。 ……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました三法律案について申し上げます。 まず、労働保険特別会計法案は、第六十二回国会で成立した労働保険の保険料の徴収等に関する法律により、労働者災害補償保険事業及び失業保険事業における保険料の徴収が昭和四十七年四月一日より一元化されたことに伴い、現行の労働者災害補償保険特別会計及び失業保険特別会計を整理して、新たに労働保険特別会計を設置し、その勘定区分として労災勘定、失業勘定及び徴収勘定の三勘定を設ける等、所要の措置を講じようとするものであります。 次に、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案は、従来一般会計で経理していた空港整備事業についての出資、航空保……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、復帰後の沖繩における経済の振興及び社会の開発に資するため、沖繩振興開発金融公庫を設立し、本土の政策金融機関が行なっているそれぞれの業務を、一元的に、かつ沖繩のみを対象として行なわせようとするものであります。 本公庫は、琉球開発金融公社、大衆金融公庫のほか、琉球政府の五つの特別会計の権利義務を承継するものでありまして、その資本金は、これら各機関の純資産額に相当する金額としておりますが、追加出資の規定により、昭和四十七年度において、政府は、三十億円の出資をすることとしております。 その他、本公庫の役員の任命、会計方法、貸し付け条件、主務大臣の監……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました法律案は、経済社会の進展に即応するため、日本開発銀行の目的のうち、「経済の再建及び産業の開発」を「産業の開発及び経済社会の発展」に改めるとともに、同行の業務の範囲に、既成市街地の整備改善事業にかかわる資金の貸し付け及び産業の振興を促進する必要がある地域において大規模工業基地の建設事業を行なう者に対する出資を追加するほか、同行の借入金等の限度額を引き上げようとするものであります。 なお、本案は、衆議院において、法律の施行期日について修正が行なわれております。 委員会におきましては、日本開発銀行の融資方針、人事問題、借入金等の限度額引き上げの意義等を中心……
○前田佳都男君 ただいま議題となりました三法律案について申し上げます。 まず、所得税法の一部を改正する法律案は、老人及び寡婦対策に資するため、年齢七十歳以上の扶養親族についての扶養控除額を十四万円から十六万円に引き上げるとともに、寡婦控除の適用範囲の拡充をはかろうとするものであります。 次に、法人税法の一部を改正する法律案は、中小企業の内部留保の充実に資するため、同族会社の留保所得に対する課税についての定額控除額を二百万円から三百五十万円に引き上げるものであります。 次に、相続税法の一部を改正する法律案は、配偶者に対する相続税額について、婚姻期間が二十年以上の場合には実際取得額三千万円ま……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨九月一日、柴田栄君、西田信一君、大竹平八郎君、松井誠君及び野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として矢野登君、塚田十一郎君、楠正俊君、加瀬完君及び羽生三七君が選任されました。
また本日、矢野登君が委員を辞任され、その補欠として山下春江君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。
去る七月二十三日の玉置猛夫君の委員異動に伴い、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十三日、玉置猛夫君、竹内藤男君及び八木一郎君が委員を辞任され、その補欠として佐藤隆君、西田信一君及び前田佳都男君が委員に選任されました。
【次の発言】 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、はからずも私、当委員会の委員長に選任をされました。まことに浅学非才でございます。微力でございますが、皆さま方の御協力、御指導によりまして、委員長の重責を果たしてまいりたいと存じております。今後とも一そうの御支援をお願いする次第でございます。(拍手)
この際、前大蔵委員長柴田栄君か……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る九月二日、塚田十一郎君、加瀬完君及び羽生三七君が委員を辞任され、その補欠と一して西田信一君、松井誠君及び野々山一三君が選任されました。 また九月四日、山下春江君及び楠正俊君が委員を辞任され、その補欠として柴田栄君及び大竹平八郎君が選任されました。 九月二十七日、常任委員の各会派割り当て数の変更に伴いまして、自由民主党の佐藤隆君が委員を辞任され、第二院クラブの野末和彦君が大蔵委員に選任されました。 また、本日、桧垣徳太郎君及び青木一男君が委員を辞任され、その補欠として津島文治君……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
十月十三日、古賀雷四郎君、津島文治君及び梶木又三君が委員を辞任され、その補欠として棚辺四郎君、桧垣徳太郎君及び青木一男君が選任されました。
また、十月十四日、伊部真君が委員を辞任され、その補欠として戸田菊雄君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。
十月十三日の吉田忠三郎君の委員異動に伴う理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
十月三十日、野々山一三君が委員を辞任され、その補欠として成瀬幡治君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。
吉田忠三郎君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございましたが、これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
ただいまの理事の辞任に伴う補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ご……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
十一月六日、松井誠君が委員を辞任され、その補欠として秋山長造君が選任されました。
また、昨十日、田中茂穂君及び秋山長造君が委員を辞任され、その補欠として津島文治君及び小谷守君が選任されました。
【次の発言】 それでは、租税及び金融等に関する調査を議題といたします。
前回の大蔵大臣の所信並びに当面の財政及び金融等に関する件について質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 渡辺さん、時間がきましたので……。
ちょっと速記とめてください。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
「所得税法の一部を改正する法律案」及び「農業共済再保険特別会計における農作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案」を、便宜一括して議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
【次の発言】 引き続き補足説明を聴取いたします。高木主税局長。
【次の発言】 吉瀬主計局次長。
【次の発言】 これより両案の質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 私から申し上げますが、ただいま竹田君から御要望の点、確かに私もそういうふうに……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、栗原祐幸君が委員を辞任され、その補欠として石本茂君が選任されました。
【次の発言】 それでは前回に引き続き「所得税法の一部を改正する法律案」及び「農業共済再保険特別会計における農作物共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案」を便宜一括して議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
去る十一月十七日、石本茂君が委員を辞任され、その補欠として栗原祐幸君が選任ざれました。
【次の発言】 それでは、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。水田大蔵大臣。
【次の発言】 ただいま議題となっております租税特別措置法の一部を改正する法律案の審査を一時中断します。
【次の発言】 租税及び金融等に関する調査中、当面の財政及び金融等に関する件を議題といたします。
水田大蔵大臣から発言を求められておりますので、これを許します……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨八日、高橋那雄君及び渡辺武君が委員を辞任され、その補欠として河本嘉久蔵君及び加藤進君が選任されました。
【次の発言】 租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、前回趣旨説明及び補足説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 進次長に伺いますが、いまの資料は提出できますか。
【次の発言】 委員会に提出できますか。
【次の発言】 午後一時三十分から再開いたすこととし、暫時休憩いたします。……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十三日、加藤進君及び田渕哲也君が委員を辞任され、その補欠として渡辺武君及び栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。
去る九日の栗林卓司君の委員異動に伴い、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長にその指名を御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に栗林卓司君を指名いたします。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
それでは、請願の審査を行ないます。
第一号自動車損害賠償責任保険に関する請願外百六十九件の請願を一括して議願といたします。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
第七号付加価値税創設反対に関する請願外十五件、第九三四号減税に関する請願外九十三件及び第三〇五一号生命保険に対する税法上の取扱いに関する請願、計百十一件の請願は、いずれも議院の会議に付し、内閣に送付するを要するものとし、他は保留と決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、報告書の作成につきまし……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
それでは、調査承認要求に関する件を議題といたします。
本委員会といたしましては、今期国会開会中、租税及び金融等に関する調査を行なうこととし、この旨の調査承認要求書を本院規則第七十四条の三により議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣承認要求に関する件についておはかりいたします……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
一月三十一日、戸叶武君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君が選任されました。
また、二月一日、小谷守君が委員を辞任され、その補欠として松井誠君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についておはかりいたします。
成瀬幡治君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきま……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。 この際、沖繩議員派遣について御報告いたします。 去る二月十八日の理事会におきまして、沖繩現地の実情を調査し、付託される予定の沖繩振興開発金融公庫法案の審査に資するため、沖繩へ派遣を行なうことを決定し、同日議院運営委員長にその旨を申し入れ、一昨二十五日の議院運営委員会理事会で議員派遣とすることが許可されました。その派遣議員は、内閣委員と大蔵委員で編成し、その数は十二名ときまりました。 両委員会の割り当て人数、日程につきまして内閣委員長と協議いたしましたところ、両委員会とも六名ずつ、日程は三月六日から三月八日までの三日間とす……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては、前回に趣旨説明及び補足説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 稲村局長、よろしゅうございますか……。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。次回の委員会は、三月九日午前十時から開会いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十六分散会
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
三月三日、野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が、また三月四日、鈴木一弘君及び藤田正明君が委員を辞任され、その補欠として原田立君及び稲嶺一郎君が選任されました。
また本日、喜屋武眞榮君及び稲嶺一郎君が委員を辞任され、その補欠として野末和彦君及び藤田正明君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案並びに租税及び金融等に関する調査の両案件を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記起こして。
【次の発言】 両案件に対する本日の質疑はこの程度でとどめます。
次回の委員会は三月十四日午前十時から開会いたすこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時四十七分散会
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
三月十日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。
また、昨十三日、吉田忠三郎君が委員を辞任され、その補欠として和田静夫君が選任されました。
【次の発言】 まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日、参考人として日本銀行総裁佐々木直君の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
関税定率法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。赤羽関税局長。
【次の発言】 本案に対する質疑はこれを後日に譲ります。
【次の発言】 次に、前回に引き続き、準備預金制度に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 時間があまりありませんのでできるだけ要領よく御答弁を願います。
【次の発言】 ほかに御発言もなければ質疑は終局したものと認めて御異議ござ……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、関税定率法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に趣旨説明及び補足説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 なお、ただいま竹田委員から御要求がありました資料、その点につきましては関税局長かだれか知りませんけれども、いかがですか、どこで……。
【次の発言】 宮崎局長どうですか。
【次の発言】 それでは、この資料の点につきましては、委員会の各委員の発言の趣旨を体してひとつ善処していただきたいと思います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
航空機燃料税法案の審査のため、三月二十八日、参考人として日本航空株式会社社長朝田静夫君、横浜国立大学教授宇田川璋仁君及び東京大学名誉教授今野源八郎君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、関税定率法等の一部を改正する法律案、航空機燃料税法案並びに租税及び金融等に関する調査の、以上三案件を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
前回に引き続き、関税定率法等の一部を改正する法律案及び航空機燃料税法案の両案を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま竹田委員からお申し出の件につきましては、まことに重大な問題でございますから、理事会においてよく検討、相談をいたしたいと思います。
【次の発言】 時間、もう来ていますが……。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十七日、栗林卓司君が委員を辞任され、その補欠として中村利次君が選任されました。
【次の発言】 それでは、理事の補欠選任についておはかりいたします。
ただいまの栗林君の委員の異動に伴いまして、理事一名が欠員となっておりますので、この際その補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に中村利次君を指名いたします。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
それでは、関税定率法等の一部を改正する法律案及び航空機燃料税法案の両案を便宜一括して議題といたします。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時七分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
御報告いたします。
先般行ないました沖繩現地の実情調査のための議員派遣につきましての報告書を、本日、内閣委員会と合同で議院運営委員長に提出いたしました。
この際、おはかりいたしますが、提出いたしました報告書と同文のものを、本委員会の……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。高木主税局長。
【次の発言】 本案は、衆議院から修正議決の上送付されておりますので、衆議院大蔵委員長代理理事山下元利君から説明を聴取いたします。衆議院大蔵委員長代理理事山下元利君。
【次の発言】 本案の質疑は、これを後日に譲ります。
次回の委員会は、四月六日午前十時三十分から開会することとし、本日はこれにて散会……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に趣旨説明、補足説明及び衆議院における修正部分の説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こしてください。
午後一時から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時五分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時四十八分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
次回の委員会は、四月十三日午前十時三十分から開会することとし、本日……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
前回に引き続き、租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こして。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 じゃあ速記を起こして。
【次の発言】 午後一時五十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後一時十二分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き租税特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願い……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
四月十四日、須原昭二君及び杉原一雄君が委員を辞任され、その補欠として吉田忠三郎君及び戸田菊雄君が、また四月十五日、高橋文五郎君及び山下春江君が委員を辞任され、その補欠として河本嘉久蔵君及び栗原祐幸君が選任されました。
次いで昨十七日、内田善利君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。また、中村利次君が委員を辞任され、その補欠として栗林卓司君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。
戸田菊雄君及び中村利次君の委員の異動に伴……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十九日、松井誠君が委員を辞任され、その補欠として鶴園哲夫君が選任されました。
【次の発言】 次に、労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び沖繩振興開発金融公庫法案、以上三案を便宜一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 じゃ速記を起こして。
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、労働保険特別会計法案、空港整……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、鶴園哲夫君が委員を辞任され、その補欠として松井誠君が選任されました。
【次の発言】 次に、労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案、沖繩振興開発金融公庫法案、以上三案を便宜一括して議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
それでは、石炭対策特別会計法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
【次の発言】 次に、補足説明を聴取いたします。長岡主計局次長。
【次の発言】 この際、ただいま議題となっております本案にあわせまして、労働保険特別会計法案、空港整備特別会計法の一部を改正する法律案及び沖繩振興開発金融公庫法案、以上四案を一括して質疑を行ないます。
質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 速記をとめて。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
四月二十六日、河口陽一君及び初村瀧一郎君が委員を辞任され、その補欠として青木一男君及び棚辺四郎君が選任されました。
次いで、昨八日、野末和彦君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武真榮君が選任されました。
また、本日、鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として中尾辰義君が選任されました。
【次の発言】 次に、沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十日、喜屋武眞榮君及び中尾辰義君が委員を辞任され、その補欠として野末和彦君及び鈴木一弘君が選任されました。
【次の発言】 次に、沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
午後一時三十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時三十五分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
本日鈴木一弘君が委員を辞任され、その補欠として原田立君が選任されました。
【次の発言】 沖繩振興開発金融公庫法案を議題といたします。
前回に引き続き質疑を行ないます。質疑のある方は、順次御発言を願います。
【次の発言】 きょうは衆議院の大蔵委員会がございましておくれておりますが、後刻出てくる予定でございます。
【次の発言】 お答えいたします。
ただいま松永委員御指摘のとおり、大蔵大臣が大蔵委員会に出席が少ないということは、まことに遺憾なことでございますが、われわれも大蔵大臣の出席方……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
五月十五日、原田立君が委員を辞任され、その補欠として鈴木一弘君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
日本開発銀行法の一部を改正する法律案を審査のため、本法案審査中、日本開発銀行総裁及びその他の役職員の出席を求めることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 日本開発銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
前回に引き続き、日本開発銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
午後零時四十分から再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一時四十分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、日本開発銀行法の一部を改正する法律案を議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員の移動について御報告いたします。
ただいま、柴田栄君及び棚辺四郎君が委員……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
五月二十六日、石本茂君及び初村瀧一郎君が委員を辞任され、その補欠として柴田栄君及び棚辺四郎君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についておはかりいたします。
柴田君の委員の異動に伴いまして、現在理事が一名欠員となっておりますので、この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に柴田栄君を指名いたします。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案、以上三案を審査のため、参考人の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
なお、その日時及び人選等につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び相続税法の一部を改正する法律案、以上三案を便宜一括して議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、暫時休憩いたします。
午後零時七分休憩
【次の発言】 ただいまから大蔵委員会を再開いたします。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案及び租税及び金融等に関する調査、以上四案件を便宜一括して議題といたします。
質疑に入ります前に、この際、委員長……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案及びアジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案の四法案を便宜一括議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 四案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
【次の発言】 次に、通行税法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。船田大蔵政務次官。
【次の発言】 引き続き補足説明を聴取いたします。高木主税局長。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
六月十日、竹田四郎君が委員を辞任され、その補欠として小野明君が選任されました。
【次の発言】 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案、たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案及び貸金業者の自主規制の助長に関する法律案、以上七法案を便宜一括して議題といたします。質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
六月十三日、石本茂君、川野辺静君、鶴園哲夫君及び須原昭二君が委員を辞任され、その補欠として伊藤五郎君、大竹平八郎君、松井誠君及び野上元君が選任されました。
【次の発言】 アジア開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案、たばこ耕作組合法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案及び貸金業者の自主規制の助長に関する法律案、以上四法案を便宜一括して議題といたします。
質疑に入ります前に、衆議院齋藤大蔵委員長より発言を求められておりますので、この際、これを許し……
○委員長(前田佳都男君) ただいまから大蔵委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
六月二十一日、柴立芳文君、鈴木省吾君及び小林国司君が委員を辞任され、その補欠として大竹平八郎君、藤田正明君及び栗原祐幸君が、また、七月四日、藤原房雄君が委員を辞任され、その補欠として多田省吾君が、次いで七月五日、鈴木強君、小谷守君及び神沢浄君が委員を辞任され、その補欠として横川正市君、野上元君及び松井誠君が、また、七月六日、野上元君が委員を辞任され、その補欠として、成瀬幡治君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についておはかりいたします。
多田省吾君の……
○前田佳都男君 お許しを得まして、一言お礼のごあいさつを申し上げたいと存じます。 浅学非才、きわめて無能である私が、一年間にわたりまして大蔵委員長の重職を果たすことができましたことは、全く委員各位の皆さんのあたたかい御支援のたまものでございまして、この席から厚く御礼を申し上げる次第でございます。 今後はどのポストにかわりましても、皆さま方の相変わらざる御支援、御指導を切にお願いを申し上げまして、私の御礼のごあいさつにかえたいと存じます。 たいへんありがとうございました。(拍手)
○国務大臣(前田佳都男君) 第七十一国会にあたり、科学技術庁長官としての所信を述べさせていただきます。 最近におけるわが国社会・経済の発展はまことにめざましいものがございまして、科学技術がその原動力の一つであったことは、だれしもが否定できないところでございます。科学技術の発展は、社会・経済の高度化の基本的条件であるとともに、未知の領域を開拓し、人類の夢を実現するための不可欠の要素であります。 今日、経済の国際化、社会の高度化・情報化が急速に進展するとともに、環境問題の早急な解決など、社会からの新たな要請が生じてきておりますが、このような情勢に対処し、豊かな社会を建設し、国民生活の充実をはか……
○国務大臣(前田佳都男君) ただいま辻先生から御指摘の安全性の問題は、申すまでもなく、原子力発電の大前提でございます。これにつきまして地域住民の方が非常な関心をお持ちになる、これはほんとうにそのとおりでございまして、私たちといたしましても、あるいは不十分じゃないかという御指摘があるかと思いますが、とにかく原子力行政の中心は安全性の確保ということに前提を置きまして、それがために一生懸命いま努力いたしている次第でございます。 ただいま御指摘の藤本論文でございますが、藤本論文につきましては、詳しくまた局長からも項目ごとに御説明、意見を申し上げたいと思いますけれども、私から最初に概括的にお話をいたし……
○国務大臣(前田佳都男君) 先ほど来、矢追先生の御質疑をずっと拝聴しておりまして、大きい地震による災害を憂うる非常に熱のこもった御質疑だと思って私拝聴いたしました。また、ただいまの御提言をまじえての御質疑でありますが、まことに重大な御質疑でございまして、ことに地震予知の体制並びにそれに伴う予算の問題等の御質疑でございますが、私くどく言う必要はございません。けれども、地震の予知を行なうためには、やはり地殻変動などの精密な観測データと、それから地震観測データが集積されることが必要であると思います。この前者につきましては国土地理院、後者につきましては気象庁、大学などで行なっているわけでございますが、……
○国務大臣(前田佳都男君) ただいま辻先生から御指摘の問題は、安全性の確保という点から非常に重大な御提言と私は思います。私、先ほど来の問答を、やりとりを聞いておりましたが、具体的に、私それほど専門家でございませんから、わかりませんけれども、とにかく原子力研究所あるいは金属材料研究所等、当庁関係のほうにおきまして、その安全性ということについて御利用いただくということが相当いいんじゃないかということも考えます。しかし、その点は、先ほどのその顧問会のうちに村主さんという、原子力工学ですか、これの専門家もおられるようでありまして、私具体的にここでこの問題をお答えしても、あるいは村主君がどういう考え方を……
○国務大臣(前田佳都男君) 先刻来の辻先生と和田技術長の問答をずっと聞いておりまして、辻先生が非常に深い研究に基づいて詳細に御質疑をされた点、私も感服をいたしましたが、とにかく、先ほど倉本説明員からも申し上げましたように、許可前は、原子炉安全審査会等によりまして、当庁、科学技術庁が主管をいたしておりますことは先生御案内のとおりでございます。許可後につきましては、工事計画の認可、使用前検査、定期検査等にわたりまして通産省が一生懸命にやってもらっておると私は確信をいたしております。その点で、あるいは先生御不満というか、先生の御満足いけるような回答ができ得なかったかどうか、それは私も専門家じゃござい……
○国務大臣(前田佳都男君) 今回の不祥事件の概要につきましては、ただいま成田政府委員から御答弁を申し上げたとおりでございますが、私は、この技術庁の松田何がしなる者の不正行為によりまして科学技術庁の歴史が傷つけられたと、この問題は実は非常にショックを受けまして、綱紀の厳正保持ということを強く打ち出さなければいけないと――まさか科学技術庁はこういう問題はないということを実は私は確信しておりましただけに受けたショックが非常に大きかったわけでございます。さっそく、五月十九日、開庁記念日でございまして、科学技術庁が発足した記念日でございましたけれども、私は、庁員を集めましてきびしく訓辞をして、科学技術行……
○国務大臣(前田佳都男君) ただいま村田先生から公聴会のあり方についてのお尋ねでございますが、田宮局長もお答えをいたしましたが、要するに、先生は、公聴会というものを考えておるけれども、それは一方的なものじゃないかと、また見せかけのものじゃないかというふうな御指摘に尽きると思うのでございます。先生からいろいろ御批判もおありかと思いまするが、この公聴会というもののあり方につきましてわれわれも実は私なりにいろいろな勉強をいたしました。国会にも公聴会という制度がございます。それからそのほかいろいろな場合に公聴会という制度が行政の中へ一つの姿としてございまするが、これはやはりその利害関係人のなまの声を聞……
○国務大臣(前田佳都男君) 公聴会につきましては、本委員会においても、あるいはまた、それ以外におきまして過日辻先生をはじめ皆さんが私のところにおたずねをいただきまして、いろいろ貴重な御意見を拝聴したことも事実でございます。その点につきましては、われわれ一生懸命になっていろいろ検討いたしまして、決して頑迷固陋にただわれわれの考え方を強行しよう、押しつけようという考え方では毛頭ないわけでございます。ただ、その公聴会のあり方につきまして、いま一項目一項目については申し上げませんけれども、結局、いろいろ意見の食い違いがあったことはまことに遺憾でございまするが、私たちは、とにもかくにも、辻先生の二年来に……
○国務大臣(前田佳都男君) ただいま御指摘の点は、全く辻先生のおっしゃるとおりだと私は思います。軽水炉は、確かにアメリカ産のものでございまするけれども、いかにもアメリカ産というかアメリカ生まれのものでありまするが、日本はとにかく自主的に検査の仕方等においても進めていかなければいけないと。原子力委員会としても、検査のあり方について十分今後充実をしていくように処置をいたしたいと思います。また、島根の一号炉の問題につきましては、最初の国産でありまするから、ほんとうに先生のおっしゃるとおりでありまして、ひとつしっかりせいということを私もこの点は十二分に注意したいと考えております。
○国務大臣(前田佳都男君) この六万メガワットにつきまして、具体的計画との関連という点が明確じゃないじゃないかという御質問だと思います。これは、先刻来成田君からるる御説明をいたしておりまするように、六万メガワットは昭和六十年度における原子力長期開発利用計画における原子力発電の目標でございまして、それについての必要な燃料を確保しようという、セーリングといいますか、それを確保しようというのが今回の改定の協定でございますことは、先生御承知のとおりでございますが、さて、その具体的計画との関連をどうも政府は隠しておるんじゃないかというふうな、まあそういう御指摘かどうかしりませんけれども、そういった意図は……
○国務大臣(前田佳都男君) その見通しいかんという御質疑でございますが、自信をもって的確にぴしゃりとお答えは、私もその点の主管でございませんので、お答えはいたしかねるのでございますけれども、確かにOPECの結成や、あるいは輸入国、アメリカも輸入国としてますます輸入依存度がふえてくるというふうなこと、いろんな点から相当むずかしくはなると思いますけれども、その反面、石油の開発というものも相当従来以上に、比較的深海といいますか、深い海のほうからもとるというふうな技術の開発とか、いろんなそういう方面からの開発もいたしまするので、その点は私、実現可能だというふうに見ておるわけでございます。
○国務大臣(前田佳都男君) まず最初に、この資源問題につきまして西村委員が特にお取り上げをいただきましたことに、非常に私は敬意を表したいと思うのでございます。 資準開発につきましては、あの有名はローマクラブの提案もございます。われわれが現在最も注目すべき問題ではないかと思うのでございます。それに関連しまして――そういう大きい問題は私の担当ではございません。ただ、原子力発電の現在の規模並びに見通しでございますが、現在、原子力発電は五基ございます。そして発電容量は、発電規模は百八十二万キロワットでございます。さらに、現在工事中の原子力発電の設備は十六基ございまして、それが完成いたしますると千二百……
○国務大臣(前田佳都男君) お答え申し上げます。原子力発電につきましては、現状並びに原子力開発長期計画の数字は、ただいま熊谷先生御指摘のとおりでございます。さて、この原子力開発の長期計画がはたして実行できるかどうかという問題でございますが、これはまことに大切な問題でございます。原子力に期待するところが非常に大きいという点から見まして、われわれが全力をあげてこれに取り組まなければいかぬという問題であろうと思います。これにつきまして、まず第一は、原子力発電のその原料になる核燃料、これをどうして確保するかという問題がございます。それから次は、核燃料を確保いたしましても、それが円滑にスムーズに発電でき……
○国務大臣(前田佳都男君) 先刻来、中村委員の電力危機についての御質問、私も拝聴いたしておりまして全く同感でございます。問題はこの原子力の問題でございまするが、原子力問題につきましてはいろんな意見が出ております。いずれにいたしましても、原子力発電の立地を円滑にするためには、先ほど通産大臣から御答弁のございました、先般閣議決定いたしました電源周辺地帯整備法、この法律を何といたしましても通していただいて、やはり地元にメリットを与える、別にこれは原子力の安全性とすりかえる意味じゃございません、そういうことも必要でございます。 また、公聴会ということがよく言われております。ただこの公聴会につきまして……
○国務大臣(前田佳都男君) 合成洗剤につきましては、三十七年四月衆議院の科学技術特別委員会の決議がございます。その決議にのっとりまして、私のほうでは、国立衛生試験研究所、慶応大学、東京医科歯科大学、公衆衛生院、労働衛生研究所等を動員いたしまして、取り急ぎこれに取り組みまして、三十七年の九月三十日にその結果を得ております。その概要を詳しく申し上げる時間もございませんから簡単に申し上げますと、食品衛生所からは、通常台所で使用する程度ならば差しつかえない、また、皮膚障害の点でございますが、これも、通常の濃度、方法ならば問題はない、次に、製造工場における障害でございますが、健康調査の結果、顕著な全身的……
○前田佳都男君 定期航空運送事業のあり方について、ひとつ運輸当局にお伺いをしたいと思うんでありますが、現在、定期航空運送事業の数は幾つございますか。また、それの営業状況、収支状況、赤字であるとか黒字であるとか、配当をどの程度やっておるとか、そういう点についてお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 南西航空の御回答はございませんでしたが、これはどうですか。
【次の発言】 少し航空法についてお伺いをしたいと思います。
定期航空運送事業の免許基準というのがございます。航空法の第百一条に「免許基準」というのがあるわけでありますが、この「免許基準」の百一条の第一号に「公衆の利用に適応するもの」とい……
○前田佳都男君 きのうは複線電化の点について御質問をしたのでありますが、きのうに引き続きまして、二、三の点について、主として国鉄の総裁にお伺いをしたいと思います。 複線電化がとにかく幹線であるとかあるいは大都市近郊の旅客輸送、そういう点に重点を置いて複線電化をする、特に標準はございませんけれども、大体そういう点に重点を置くのだというふうに、きのう念を押したところ、さようでございますという御答弁がございました。ところが、大都市から私鉄が出ております。その私鉄の先に国鉄があるという場合、その場合はどうも、国鉄において、私鉄の先に国鉄がある、連絡はしておるのでありますが、私鉄があってその先に国鉄が……
○国務大臣(前田佳都男君) ただいま辻先生のお尋ねの点でございますが、私が新聞に話したところ、それが非常に大きく取り上げられまして、皆さんからそれについての真意は一体どうかという御質問を受けております。ただいまの辻先生の御質問も、全く、その方向の転換ではないかという御質問だろうと思います。新聞の表現の問題でございまして、これは新聞が、その取り上げ方は表現の自由でございますから、いろいろな書き方をしたと思うのでありますが、私は原子力委員長に就任以来、とにかく放射性廃棄物というものは、できるだけ低くしなければいけないということを強く考えまして、それを原子力行政の上に反映をしたいという念願を持ってお……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。