このページでは鶴園哲夫参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○鶴園哲夫君 林業基本法が制定されて満五年を経過しようとしております。その基本法第九条の規定に従って国会に報告しました第五回目のいわゆる四十三年度林業白書、四十四年度林業施策を、ただいま農林大臣が説明を行ないました。私は、日本社会党を代表して、この林業白書等について若干の質問を行ないます。 日本は、林野面積が国土総面積の六八%を占め、世界有数の林野率を持った山林国であります。その日本が、これまた世界第一位の木材輸入国に転落したのであります。林業の危機が叫ばれ、林業基本問題が熱心に論議されました十年ほど前は、木材の自給率は九〇%前後でありましたが、今日五七%に凋落しました。両三年のうちに、自給……
○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表しまして、佐藤総理の所信表明演説に関しまして質問をいたしたいと思います。 総理は四選直後のあいさつで、政治は国民のものであり、国民のための政治こそ基本であることを強調しました。そのとおりであります。問題は、どのようにそれを実現して、国民の納得と共感を得るかということであります。率直に言いまして、総理の発言は、国民の多くにとりましては口先だけだという感じが強いのであります。人間尊重を看板にしました社会開発はどうなりましたか。小骨一本抜かぬと言いました政治資金規正法は放置されています。前向きに取り組むはずの中国問題は後退の一途であります。物価問題こそ最大の政治……
○鶴園哲夫君 台風十六号の被害について、先ほど農林省のほうから説明がありまして、その前に鹿児島県及び宮崎県側の被害状況についての要望があったわけでありますが、農林省の説明によりますというと、農林省としての被害状況の調査はまだできてないということのようですが、できておれば明らかにしてもらうといいのですが、できてないとなりますと、論議はあとに延ばさざるを得ないというふうに思いますが、私は鹿児島に郷里がありまして、台風が来たときに二回ほど鹿児島県側から被害状況の速報がまいりまして、それを見ていましたら、サツマイモが非常に被害が多いのです。九億だ、十億だ、十五億だという被害がありまして、サツマイモが台……
○鶴園哲夫君 食糧庁長官にお尋ねしたいのですが、この間――この間といっても十八日ですか、十七日ですか、国内米の買い入れ費及び管理費のために二千十一億円という金を予備費という弾力条項から出したと、そういうのが新聞記事に出ましたですね。で、中身を見ますというと、九百万トン米を買い入れるためなんだということが書いてありました。そこで二つほどお尋ねしたいのです。 一つは九百万トンですね。ことしの四月、参議院の予算委員会で四十三年度の予算を審議しますときに、食糧庁の予算では、買い入れ米が八百万トンになっている、しかし八百万トンというのは、どだい話にならないのじゃないか、昨年の傾向からいっても、つまり四……
○鶴園哲夫君 関連いたしまして伺いたいんですけれども、総理の答弁を聞いていますと、返還のめどをつけるのが先であって、基地の問題についてはあとだという印象を非常に強く受けているんですが、返還と基地の問題は同時に態度をきめるんではなく、めどが先であって基地はあと回しだという印象を強く受けているわけです。ところが外務大臣が、先ほど達田委員から質問がありましたように、衆議院の外務委員会での答弁は、同時 のような――同時のようではない、同時のきめ方をするんだ、こういう答弁になっているんですね。そこの点をはっきりさしてもらいたいということだと思うんですけれども。
○鶴園哲夫君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○鶴園哲夫君 簡単なことなんですけれども、三つほどお尋ねをいたしたいわけですが、一つは、琉球政府の資格免許試験の水準が本土のそれよりも低い場合、あるいは水準と同じ場合、高い場合という、ふうにしてあるわけですが、この高い場合、あるいは水準の同じ場合、あるいは低い場合というのは、具体的に説明いただきたいんですけれども、どういうものが高くて、低くて同等なのか、その辺をまずお尋ねします。
【次の発言】 低い場合に、琉球政府の免許資格を持っている者が日本の免許資格の申請をした場合、「補足的な研修課程を終了すれば、これを付与する」ということになっておりますですね。それでこの「補足的な研修課程」というのはど……
○鶴園哲夫君 二、三日来の報道関係を見てみましたり、それからただいまの政府関係の各方面からの報告を承っておりまして、今回たいへんな災害になったということ、それに符に南九州の鹿児島、宮崎、特に鹿児島に集中豪雨があった関係で、シラス地帯の災害というものを痛いほど露呈をした、ということを非常に感ずるわけでありますが、さらに福岡の穀倉地帯でも中小河川がはんらんをいたしまして、農家並びに農村地帯が非常な大きな被害を受ける。こういう今回の大きな災害に対しまして、ただいま谷口委員から御質問がありました。これと重複しないようにいたしたいと思いますが、特に私は、この機会に災害関係の法律をすみやかに適用してもらっ……
○鶴園哲夫君 短い時間ですけれども、先ほど調査の結果につきまして上田委員から御報告がありましたのですが、私も一緒に四県を調査いたしたわけであります。私どもが調査いたしております最中にも被害が続出をいたしておりまして、鹿児島のごときも、私どもが出発した夜にまた大きながけくずれがあって、六名が死傷する。今日もまた非常に不安定な状況にまだあるというありさまでありまして、したがって、政府の一そうのこの災害に対します対策を敏速に行なわれますように、強く要望をいたしておきたいと思います。 まず第一に、このシラスについて根本的な対策をとる必要がある。これは先ほど上田委員も指摘されたわけでありますけれども、……
○鶴園哲夫君 大臣にお尋ねをしたいのですけれども、昨年の十一月に政府が公表いたしました「農産物の需要と生産の長期見通し」、あれによりますと、五十二年に繭の生産高も六割以上にふえるような形になっておりますし、それから生糸の生産量も六割以上ふえるような形になっているのですが、さらに今度の稲作転換にあたりまして、桑畑に二百五十ヘクタールですか、果樹が五百ヘクタールくらい、蔬菜が三百ヘクタールくらいというような観点から見ましても、養蚕なり蚕糸というのがこれからもさらに重要な作物として、世にいう選択的拡大の一つとして見なければならぬのではないかというふうに見られるのですけれども、そういうような考え方で養……
○鶴園哲夫君 いままで足鹿さん、それから達田さんからこの委員会でも自主流通米についていろいろ質疑がありまして、そこで私は作付転換とそれから農産物の生産者価格、この二つにつきましてお尋ねをいたしたいと思います。 その前に、けさの毎日新聞に今度韓国に貸与した米の問題が出ていますね。きのうの日本農業新聞にも出ていまして、夕ベの読売にも出ましたですね。各紙が取り上げているんですが、これについてこの記事を見ますと、三月の二十九日に下関を積み出した貸与米が積み出すときからすでにおかしい、三割近いものが商品として不良だという報道なんですね。そして新聞によりますと、現地に着いてみたところが、三分の一くらいが……
○鶴園哲夫君 先ほど説明を承っておりまして、一万二千何がしというその中で二千六百という話がありました。林野庁が持っておりますチェーンソーというのは五千ぐらいだと私記憶しておるんですが、刈り払い機というのが一万一千ぐらいの数字じゃないかと思います。そうしますと、全部チェーンソーも刈り払い機も合わせた作業員の数字が出ておるんじゃないかと思うんですけれどもね。チェーンソーのほうに非常に多いんじゃないでしょうか。
○鶴園哲夫君 四点ぐらいお伺いをいたしたいと思いますが、その一つは、この振興地域整備の法律と林野、それから国有林ですね、そういうものとの関係はどういうふうに考えられておるわけですか。官房長でもいいですし、それから局長でもいいです。
【次の発言】 この法案の第三条に、「農用地等」ということで定義がありますですね。この定義は従来の「農用地等」という「等」ということばでいままで定義したことがあるのかしら。ここにありますのは、何か「農用地等」ということで非常に広い範囲のことが考えられているようにも受け取れるんですけれども、要するにたんぼと畑ということですか。それとももう少し広い意味の「農用地等」という……
○鶴園哲夫君 まず初めに、これは法案とは直接関係ありませんが、漁業白書を見ているうちに、魚価の生産地価格と消費地価格と、これに大きなズレがありますね。生鮮食料品の価格の問題について、ここ数年来非常に大きな問題になって、毎年問題になっているわけなんですけれども、この数年の間生産地の価格と消費地の価格に非常に大きなズレがあるということは、一体どういうことなのか。四十三年度の白書ですから四十二年のことが書いてある。四十二年は生産地においては前年度より五%程度卸売り価格は上がっているだけだけれども、消費地においては卸売り価格が十何パーセント――一一%ですか、二倍以上の開きがある。ですから、生産地におけ……
○鶴園哲夫君 関連。いまの答弁で、こういうような補助金ですね。――これは補助金ですか。こういう補助金いままであったかしら。ありますか、いまお話のようなやり方のやつは。何か資材とか、肥料とか、何か個々の農家に渡るということでしょう、そういう補助金があったかな。――補助金としては性格はどうでしょう。
【次の発言】 まず、ギャンブルですね。公営競技、公営のばくちですね、このばくちは競馬については、中央競馬については農林省が監督をしておられる、あるいは地方自治体がやられる競馬については自治省が監督しておられると思うのですが、あるいはまた競輪については通産省が監督をしておられるのだろうと思うのですけれど……
○鶴園哲夫君 委員長、関連して。いま矢山委員から話がありましたが、私も先ほどの局長の答弁を聞いていまして、きのうの本会議におきます話なんか聞いていますと、計算の基礎は明らかに価格差補給金みたいなものですね。計算の基礎は価格差補給金じゃないですか。ですから価格に上乗せしたものじゃないですか。計算の基礎ははっきりそのものですよ。もし、そうじゃないとすれば、農林大臣にちょっと伺いたいのですが、きのう大臣は本会議の席上で答弁なさいまして、この二百二十五億円というのは、いままで米の生産に努力してもらったそれに対するお礼とか、あるいは報償的な意味があるんだ、こういうお話でしたね。もしそうなら――なおまた大……
○鶴園哲夫君 まず大臣にお尋ねをしたいんですけれども、農協の中央会の会長が辞表を出された、辞意をはっきりさして辞表を出されたということなんですけれども、いま会長が辞表を出したということは、容易でないと思うのですけれども、どういうようなことに理由を聞いておられるか、まずお尋ねをします。
【次の発言】 米価の問題で中央会の会長が辞表を出すというのは、どうも私理解しにくいわけなんです。農協の米対の中央本部長が米価の問題との関連において辞表を出すというのはわかりますけれども、中央会の会長もやめるというのはどういうことなのか、そこのところをどういうふうに開いておられるかお尋ねしたいわけなんです。
○鶴園哲夫君 協同組合運動の重要な基本であります協同組合教育活動について伺いたいのですが、この協同組合短期大学を廃止するあるいは解散するという紛争があるのですが、長いこと続いているわけですけれども、その間の事情については農林省としては御承知かどうか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 この協同組合短期大学は、学校教育法に基づく文部大臣認可の短期大学のようでありますが、なぜ学校教育法に基づく短期大学になったのか、その間のことをお尋ねいたします。
【次の発言】 いま局長のお話の、昭和三十年に学校教育法に基づく短期大学になった際に、農林省としては補助金を出しておられますか。
○鶴園哲夫君 前回いろいろ質問をいたしましたときに、資料の提出も要望いたしておきましたし、その資料の提出がありましたので、その資料につきまして若干の検討を行ないました。したがってその資料についていろいろお尋ねをいたしたいわけです。 それから、なお前回の質疑の際に答弁が留保になっているものがありまして、局長が再度いろいろ御相談の上答弁をいただくことになっております。したがいまして、そういった問題につきましてお尋ねをいたしたいわけですが、まず順序といたしまして、前回やりました協同組合短期大学の問題について局長の答弁が留保になっておりましたので、これをまずひとつ答弁をいただいて、それからその問題に……
○鶴園哲夫君 琉球政府が、できるなら沖繩で輸入している米に相当するだけのものを希望しておったというふうに聞いているわけなんですが、実際はそれよりも非常に少ないもののようでありますが、これは附帯決議にもありますけれども、その希望に沿うように前進していくものかどうか、あるいはそれについて何か障害があるのかどうか、そういう点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 私は、ただいま可決すべきものと決定されました、沖繩における産業の振興開発等に資するための琉球政府に対する米穀の売渡しについての特別措置に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四派共同の附……
○鶴園哲夫君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○鶴園哲夫君 ちょっとおくれて参りまして、ですから、いま川村さんの質問の中で少し一部ダブる面があるかと思いますけれども、先ほど委員部の人から――調査室の人ですか――どういうような質問をされたか内容を伺ったのですが、復帰を前にしまして、私も三月でしたですか、沖繩に参りますと、各方面で非常に不安がありまして、承りますと、確かにいろいろな不安があり、深刻な問題だというふうに理解をしてまいったのですが、これはまあ教育界にいたしましても、あるいは軍雇用者の問題にいたしましても、経済界にいたしましても、そうだと思うのです。その中で、いま川村さんのほうからも質問がありましたのですが、長官が那覇の空港で、復帰……
○鶴園哲夫君 いま山崎委員のほうからいろいろ質疑が出ておりますが、勧告を前にいたしておりますから、問題をしぼりまして、ダブらないように若干の点をお伺いいたしたいと思います。 何せ数年ぶりに公務員の賃金を論議するものですから、少し勝手が違うんですけれども、一つは、やっぱり何といいましても、いま山崎委員からも問題に出しましたように、引き上げ率ですね、これで財源がきまって、それを、きまったものを幾らやるか、調整手当を幾らやるかということで配分されるわけですから、ですから、この引き上げ率を幾らにするかというのがたいへんな問題ですね。これはどうしても論議せざるを得ない。ところが、総裁御承知のように、人……
○鶴園哲夫君 質問に入ります前に、先ほど昌頭に委員長のほうから、総理府総務長官のこの委員会に出席しないことについて説明がありまして、それに対して副長官のほうから御説明があったわけですが、これはけさほど長い時間かけて委員長理事打合会で種々論議になったのでございますから、特にまた発言をする必要もないかと思いますけれども、ですが、先ほど委員長も話しがありましたように、この八月十九日に内閣委員会を開くことについては一カ月以上前にきめてあることです。しかも、人事院勧告があって初めての委員会を開くのだということになっておるわけです。その場合に、給与担当大臣である総理府総務長官が出席しないということは、これ……
○鶴園哲夫君 人事院総裁にまずお尋ねをしたいのですが、何か総裁のほうで配置転換手当みたいなものを考えておられるという話があるわけですね。そういう配置転換手当というようなものを総裁としてお考えになっておられるのかどうか、それをまずお尋ねしたいのです。
【次の発言】 そういう配置転換手当というようなものが、いま総裁のお話を聞いておりますと、どうも成り立ち得るんだというお話のようですし、あるいはこれからそういうものを考えることだってあるんだというように受け取るのですけれども、そういうふうにお考えですか。
【次の発言】 私が念を押して聞きますのは、総裁は、今後そういうことを何かお考えになっていかれると……
○鶴園哲夫君 この法案につきましては、特に異をとなえる法案ではないと受け取っておるわけですが、行政管理庁長官もおいでいただいておりますので、まず、これから少し関係はずれますけれども、盛んにいま行政機構改革の問題が、国会の開会中というせいもありましょうけれども、新聞が取り上げてみたり、あるいは行政監理委員会の六人の委員が取り上げてみたり、いろいろいたしておるわけですが、これから行政管理庁長官として、行政機構改革についてどういう考え方を持っておられるのか、それをまずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 これから行政機構改革ということで、新聞等に報道されておりますのは、国家行政組織法の改正を検……
○鶴園哲夫君 農林省の設置法一部改正につきまして、関係の官房長、局長及び部長に、どうも問題だと思われます点をお尋ねをいたしたいわけです。 その一つは、統計調査部の問題ですが、今度の措置によりまして、四十九ありますところの統計調査事務所が三つに分かれるといいますか、組織上三つに区分されるといいますか、分かれるような形になるわけですね。いま四十九あります事務所がそれぞれ対等であり平等であるわけですけれども、今度の農林省設置法の一部改正によりまして、北海道のほうは四事務所ともこれは本省統計調査部に属する、それから宮城とか、東京とかという地方農政局のある所在地の統計の本所が、これは地方農政局の部にな……
○鶴園哲夫君 いま山崎委員のほうから質問がありましたし、先ほど上田委員のほうからも質問があったんですが、私は三点ぐらいにわたりまして、かねがね疑問に思っております点をお尋ねしたい。 一つは、中曽根さんが防衛庁長官になってからというわけじゃないんですけれども、去年の日米共同声明以来、とりわけ日本の軍国主義化というのが盛んに言われるようになりました。これに呼応するようにということになりますか、防衛庁長官の発言もなかなかいいものがたびたび出ているわけですね。ですから、そういう問題について若干感ずるところがありますのでお尋ねをしたいわけなんですが、一つは、長官が、有田前長官はそうでなかったんですが、……
○鶴園哲夫君 沖繩の問題について、二つほどお伺いをいたします。
一つは、土地問題なんですが……。
【次の発言】 発端は宮古島の旧陸軍飛行場にあるのですけれども、現在沖繩は、御承知のように膨大な土地を米軍が基地として使用しているわけです。それ以外に、また国有地、県有地等が、本土政府や琉球政府の裁量が及んでいないわけです。この軍用地の中にあります国有地あるいは県有地、それ以外に民政府によって管理されております国有地、県有地、そういうものの実態を把握しておられるのかどうか、大蔵大臣並びに自治大臣にお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いいですよ。
○鶴園哲夫君 農林大臣に生産調整の問題で若干伺いたいのですが、いま四月になったわけですけれども、この百万トン分の生産調整については、どういうふうにいま把握しておられるか。休耕はどういうことになっているのか、あるいは転作はどういうふうになっているのか、現状をひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 休耕がどのくらいになっているのか、七割以上休耕になっているのじゃないかというふうに言われているのですけれども、休耕のほうがはるかに多いという状況ですか。
【次の発言】 この休耕の場合は、来年からまた植えるということになるわけですね。そうしますと、来年も、これは休耕については奨励金を出していく……
○鶴園哲夫君 初めの、国際機関等に派遣される公務員の処遇改善の法律案、これ、どうっていうことないのですけれども、どういうわけでこういう長いこと不合理な問題がそのままになっておったのかという点について若干疑問があるのですけれども、どういうことでこういう不合理な問題がこういうふうに長いことほっておかれたのかというのが第一の疑問なんです。 それともう一つは、ここでこういう改正をして処遇を改善されるわけなんですが、その間に非常に不利をこうむった人たちがおられますね。五年、六年、七年にわたって不利な取り扱いをいままで受けているわけですね。そういう人たちに対してはどういう措置をされるのか。ある程度の経過……
○鶴園哲夫君 法務省の設置法がかかりました機会に、機構の問題について法務省の見解を承っておきたいと思いますが、実際は、この間の十一月二十日の機構の簡素化についての閣議決定、この問題は御承知のように人事院の勧告の完全実施に伴いまして、それと同時に、そういった趣旨の閣議の取りきめが行なわれまして、それに基づいて十一月の二十日に機構の問題についての閣議決定が行なわれておりますから、したがいまして、給与法を審議します際に、あるいはその際に行政管理庁長官も出席を願って、それでその席上で伺いたいと思っているわけですけれども、せっかく法務省の設置法がかかっておりますから、あの閣議決定について、法務省に関係す……
○鶴園哲夫君 私は、シラス対策についてお伺いをしたいわけです。 これは、去年の六月から七月にかけまして集中豪雨があって、九州はじめ、特に九州にたいへんな災害を招いたわけでございます。その中でも、特に鹿児島と宮崎の一部のシラス地帯にたいへんな死傷者、あるいは住宅が没する、土砂が流入するというようなたいへんな被害を出しまして、その直後に参議院の災害対策特別委員会で論議された。さらに、参議院のほうから災害の視察団が出まして、帰りましてからまた特別委員会が開かれて、その際にも熱心な論議になったのですが、シラスという特殊土壌がもたらす災害について非常に論議を行なったわけなんです。そのときに、政府としま……
○鶴園哲夫君 この間の新聞が、私立大学の医学部の入学金、寄付金ですね。一千万円台になったという報道がありますですね。私も、去年ですけれども、私は同級生に医者が多いのですが、電話があって、どうしても私立の医学部に入れたいが、何か寄付金がかかるようだけれどもどうだということで、いろいろやってみましたら、去年、私はっきり記憶してないのですが、正規に合格しますと三百万円の寄付金が要ると、あと三十名程度補欠がある、それはプラス三百万円、それ以外に入るにはもう六百万円という話で、たいへんなものだなあと思ったわけです。そうしたら、この間一週間ぐらい前に、新聞が一千万円台になったと、しかもこれはまあ最低の基準……
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