鶴園哲夫 参議院議員
10期国会発言一覧

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鶴園哲夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは鶴園哲夫参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
鶴園哲夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

鶴園哲夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1974/07/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) 一言ごあいさつ申し上げます。  新しい構成によります今期国会におきまして、引き続き委員長に御推挙いただき、まことに光栄に存ずる次第であります。つきましては、皆さま方の御協力によりましてこの重責を果たしたいと存じますので、何とぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に栗原俊夫君、内田善利君を指名いたします。  なお、……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後1号(1974/08/09、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  去る七月十二日就任されました毛利環境庁長官から環境行政に関し所信を聴取いたします。毛利環境庁長官。
【次の発言】 それでは、本調査に関する質疑を行ないます。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 先ほど理事会で、いま久保委員のお話のようなことで相談をいたしております。近いうちに結論が出ると思います。
【次の発言】 いま久保委員のほうから、原因不明の場合に一時救済するための基金を検討したらどうかという提起があったんですがね、これについて……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1974/07/30、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  これより理事の選任を行ないます。  理事の選任につきましては、去る七月二十七日の委員会におきまして委員長の指名に御一任願い、理事四名のうち二名を指名いたしましたが、あと二名のうち一名につきましては、本日、原文兵衛君を指名いたします。  なお、残る一名の理事につきましては、都合により、後日これを指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二十六分散会

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後2号(1974/09/20、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査のうち、自動車排出ガスの昭和五十一年度規制に関する件につきまして、本日、参考人として、東洋工業株式会社社長松田耕平君、トヨタ自動車工業株式会社社長豊田英二君、日産自動車株式会社社長岩越忠恕君、本田技研工業株式会社常務取締役杉浦英男君、名城大学助教授石原荘一君、武蔵工業大学教授古浜庄一君、東京都公害局長上田涼一君、大阪府生活環境部長中川和雄君の出席を求め、その意見を聴取することに御異議ございませんか。

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1974/07/31、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、理事の選任を行ないます。  委員長の指名に御一任願っておりました欠員中の理事一名につきましては、大谷藤之助君を指名いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についておはかりいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後3号(1974/10/18、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査のため参考人の出席を求め、原子力の開発利用と生活環境の保全問題に関する件についてその意見を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  なお、その日時及び人選等につきましてはこれを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  先般、当委……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後4号(1974/11/11、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、原子力の開発利用と生活環境保全の問題について調査を行ないます。  この際、各参考人に対し委員会を代表いたしまして一言ごあいさつを申し上げます。  参考人の方々には御多用中のところを本委員会の調査のため御出席をいただきまことにありがとうございます。近年、新しいエネルギーとして原子力の開発利用が進められてまいりましたが、最近原子力船「むつ」の放射線漏れ事故や、原子力発電所の相次ぐ事故により、地域住民はもとより国民に多大の不安を与え、このため原子力行政のあり方、原子……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後5号(1974/11/25、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  この際、橋本環境政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。橋本環境政務次官。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 いまの矢田部委員からお聞きのような考え方が出ておりますが、先般参考人においでいただいて議論をいたしておりますし、その後委員会の審議いたしておりますが、いずれにいたしましてもやはり委員会としての締めくくりの論議をしなきゃならぬだろうというふうに考えなきゃならぬと思いますし、したがいまして、いまの……

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第閉会後6号(1974/12/06、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず参考人の出席要求に関する件についておはかりいたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査のうち、自動車排出ガスの昭和五十一年度規制に関する件につきまして、本日、参考人として、グールド・インコーポレーテッド排気研究部長ロバート・フィーダー君、通訳として漆原一郎君、東洋工業株式会社常務取締役河野良雄君、富士重工業株式会社常務取締役長島昭次君、本田技研工業株式会社常務取締役杉浦英男君、三菱自動車工業株式会社常務取締役持田勇吉君、七大都市自動車排出ガス規制問題調査団西村肇君、中央公害対策審議会自動車公害専……

第73回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1974/08/21、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 はなはだ、話題といいますか、問題は一転いたしまして、いま委員長のほうから話のございました、俗称火山立法といわれまして、昨年のちょうどいまごろこの災害対策特別委員会の御採択をいただいて成立をいたしましたこの火山立法、名前はたいへん長うございまして、活動火山周辺地域における避難施設等の整備等に関する法律、この法律の実施の状況についていろいろ問題はございますけれども、ここではしぼりまして、主として農作物に対する被害、それに対する対策、御承知のようにこの法律の八条の一項の規定によりまして、都道府県知事は防災営農の施設等の計画を農林大臣に出して、農林大臣はこれを承認をいたしまして、その承認……

第73回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1974/10/29、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、まず、先ほど鹿児島県と沖繩県のほうから委員会に対しまして要望のありましたサトウキビの問題について、続いて農政の基本的な考え方につきまして、もう一つは、大臣があさってからローマで開かれます世界食糧会議に出席されるわけですが、その食糧会議に対しまする考え方、また、私の意見、もう一つは、農業と水産の環境問題との点ですね、養豚にいたしましても、鶏にいたしましても、水産加工にいたしましても、でん粉にいたしましても、いろいろ環境との問題で非常に大きな問題をかかえておりますので、そういった問題について、最後に農林省の定員につきまして伺いたいと思っております。大臣の時間の都合もございますの……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1974/12/09、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ごあいさつを申し上げます。  委員各位の御推挙によりまして、前国会に引き続きまして委員長の重責をになうことになりました。何とぞ従前同様に皆さま方の御協力と御援助をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に大谷藤之助君、原文兵衛君、栗原俊夫君、内田善利君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後二時三十……

第74回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  大谷藤之助君、園田清充君が委員を辞任され、その補欠として山内一郎君、金井元彦君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 理事の辞任許可についておはかりいたします。  原文兵衛君から文書をもって理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。  ただいま許可されました原君の理事辞任と、大谷君の委員辞任のため、理事に二名……

第74回国会 農林水産委員会 第1号(1974/12/24、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、短い時間なんですけれども、大臣が就任されましてからいろいろな言動なさっていらっしゃるわけですけれども、その中でだれしも一様に受けとめているのは、守りの農政から攻めの農政に変わるんだということだと思うんです。ですから、そういう意味では攻めの農政ということが看板になるんだろうと思うんです。そこで、その攻めの農政に変わる条件が熟していると。一つは、国際的に農産物の需給というのが不安になっておる。で、財界の中にも一部、あるいは国民の間にも食糧の自給率を高めるべきだという考え方が出ているんだと、これが一つの条件。もう一つは、高度経済成長の中で農業が飛ばっちりを受けた、今度はこれが安定……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第1号(1974/12/27、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) 前国会に引き続き、委員長に選任されました。何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、引き続いて理事の選任を行ないます。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に森下泰君、山内一郎君、栗原俊夫君、内田善利君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十九分散会

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号(1975/02/19、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る十八日、浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  本日の委員会に参考人として、公害防止事業団理事長熊崎正夫君の出席を求め、同事業団の事業及び予算について説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  公害対策及び環境保全の基……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第3号(1975/02/21、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  二月二十日、沢田政治君が委員を辞任され、その補欠として神沢浄君が選任されました。
【次の発言】 大気汚染防止法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案は、国会回次が変わりましたので、発議者栗原俊夫君から説明を聴取いたします。栗原俊夫君。
【次の発言】 以上で説明の聴取を終わりました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、自動車排出ガスの昭和五十一年度規制に関する件について調査を行います。  参考人の方々には御多用のところ御出席いただ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号(1975/02/28、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  山崎竜男君、川野辺静君、久保亘君が委員を辞任され、その補欠として井上吉夫君、上原正吉君、浜本万三君がそれぞれ選任されました。  また、神沢浄君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、三菱石油株式会社水島製油所の重油流出事故に関する調査を行います。  この際、参考人の方々に対し、本委員会を代表いたしまして一言ごあいさつ申し上げます。  参考人の方々にはお忙しいところを本委員会の調査のため御……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1975/03/07、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  浜本万三君が委員を辞任され、その補欠として久保亘君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  石油コンビナートの環境保全に関する件について調査を行います。  参考人の方々には、お忙しい中を本委員会の調査のため御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本日は石油コンビナートの環境保全につきまして、それぞれの立場から御意見をお述べいただきたいと存じます。  本日の議事の進め方でありますが、まず参考人の方々に各……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1975/03/26、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  委員の異動について御報告いたします。  久保亘君が委員を辞任され、その補欠として浜本万三君が選任されました。
【次の発言】 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、合成洗剤と環境問題に関する件について調査を行います。  本日は、まず厚生省から合成洗剤の安全性につきましてその経緯について説明を聴取し、その後これに対し質疑を行います。  それではまず説明を求めます。石丸環境衛生局長。
【次の発言】 以上で説明の聴取を終わりました。  午前中の調査はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    ……

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第7号(1975/05/23、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員会を開会いたします。  公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本日の調査はこの程度といたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時二十分散会

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第8号(1975/05/30、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 一年間どうも大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)

第75回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第11号(1975/06/25、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私はきょう二つの問題につきまして環境庁初め関係省庁にお尋ねをしたいと思います。  一つは地熱発電の問題であります。もう一つはこの委員会でもたびたび問題になりまして、今日でも、現地でも非常に大きな問題になっております大隅の開発、志布志湾開発の問題であります。持ち時間は一時間半ということになっておりますので、この二つの問題についてお尋ねをしたいと思います。  まず初めに、地熱発電の問題でありますけれども、通産省の方が将来のエネルギーの問題で大変長い二〇〇〇年――いま一九七五年でありますが、二〇〇〇年というようなところを目標に置きまして、サンシャイン計画というのを立てて、そしてエネルギ……

第75回国会 農林水産委員会 第5号(1975/02/20、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 関連。いまの神沢さんの予算の問題について。まあいまお話のありましたように、農林省の予算というのは、国の予算の伸び率に対しましてそんなに差のないような形で伸びてきているわけですよね。ただし、昭和四十八年のあの列島改造予算のときに、私の記憶では六%ほど格差がついた。去年、四十九年度は〇・二%ほどの格差があった。その前は大体ほぼ同じぐらい、まあ少し低いという程度。ことしは、いま神沢さんのお話のように、五・五%という格差がついたんですね。この格差、四十八年度のやつを除いて、戦後の最も格差がついたんじゃないかというふうに思うんです。  それからもう一つは、大体国の予算に占めている農林省の予……

第75回国会 農林水産委員会 第7号(1975/03/20、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 きょうは、最後のような質問になるわけですから、ですから、それぞれ各委員の方からいろんな質疑があると思うのですけれども、私は二つお尋ねをしたいのです。  一つは動物検疫所の整備、強化という問題ですね、その全般論について伺いたいのですけれども、私、農林省の職員録を見てみますというと、動物検疫所というのが横浜にあって、で、支所が五つですね。沖繩まで入れまして五つあって、それぞれ出張所があって、その出張所というのは十一ありますね。で、あと分室がある。この間、職員録を見るとそういう配置になっていますね。それで、この整備、強化について、五十年といいますか、あるいは昨年からと言ってもいいんです……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/03/25、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、大臣にまずお尋ねをしたいわけなんですが、どうも、大臣の所信表明につきまして私お伺いをする機会を失しまして、この間、神沢さんが少し質問されたときのに関連いたしましてもうちょっと伺いたいと思います。  それは、日本の農業は衰退の一途をたどっている、これはもう間違いないと思うんですよ。衰退の一途をたどっている。そのことは、端的に言いまして、自給率がべらぼうに下がると。三十五年で総合自給率で九〇%あったものが四十七年に七三になり、四十八年に七一になる。来年はもっと下がると思うんです。六〇%もいいところじゃないでしょうか。総合自給率というのは科学でありますから。前は、外国からの農産物……

第75回国会 農林水産委員会 第9号(1975/03/27、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 前回に引き続きましてお尋ねをしたり、またいろいろ提案をいたしたりしたいと思っておりますが、初めは、時間をたっぷり、五時間程度時間を持ちましてやりたいと思っておったんですけれども、半分くらいになりまして――私は、畜産行政全体について大変疑問があるし、それから、ここでやはり畜産行政というのは根本的に考え直す段階に来ているんだという考え方に立っておるわけです。ですから、その点をもう少し突っ込んで論議をしたりしたいと思っておったんですが、十分できませんで残念なんであります。が、ただ、この間申し上げたことを結論的に申し上げますと、畜産行政というのが、言うなら大規模化ということを、大変大きな……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/06/05、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 農業基本法が十五年ほど前に制定されまして、そのとき初めて経営の規模拡大が出てきたわけでありますが、同時に選択的拡大というものも新しく登場いたしまして、その二つを目標にして農政が十五年の間進められてきたわけですけれども、いずれもこの二つがほぼ完全にデッドロックに乗り上げているという状態だと思います。さらには国内外の農業に対する大変な大きな圧迫もありまして、最近――近年と言った方がいいと思いますが、この二、三年来、特に農業、農政、農家の混迷といいますか、不安は大変深刻なものがあります。農政の問題を考えてみましても、農業見直し論なんというものが出てまいりまして、さらには農業見直しをさら……

第75回国会 農林水産委員会 第14号(1975/06/17、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 日本の漁業はあらゆる面におきまして大変な転換期に参っておりまして、非常に重大な危機に直面をいたしておると思います。それは、海洋法の問題もありますし、資源の問題がある、あるいはオイルショックの問題がある、不況やインフレの問題もあります。また、水産庁の水産行政が金融政策の面について、あるいは資材政策の面について大変におくれているというような面等によりまして事態は大変深刻だと思っております。で、今回問題になっておりますこのマグロの問題は、この漁業危機の先端にあるもんだと、あらゆる問題が一斉に吹き出したという感じがしてしょうがないわけであります。またこれからの漁業政策の方向をも示している……

第75回国会 農林水産委員会 第17号(1975/06/24、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、三つほどお伺いをしたいと思っておったんですけれども、一つは、えさとの関連で、麦の問題につきまして、それからもう一つは、石油たん白系のえさの添加物あるいはそのえさの問題について、それからもう一つは、今度のこの法律の改正によりまして検査機構、それから試験研究、こういう三つの問題をお伺いしようと思っておったんですが、時間の関係もありまして、また、原田委員の方も石油たん白系の問題については御質問があるようであります。  そこで、そいつは後へ延ばしまして、二つだけお尋ねをしたいと思いますが、一つは、麦の問題でありますけれども、その前に、まあ従来からつい最近まで農林省が、あるいは農政当……

第75回国会 農林水産委員会 第19号(1975/07/01、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は二点ほどお伺いをしたいわけです。一つは、本法の改正が恩給法、国家公務員共済組合法の改正に準じまして出ておるわけですが、ですから、本来なら内閣委員会で論議する問題かもしれませんですけれども、この前提となります恩給法並びに国家公務員共済組合法、これは直接農林年金の改正とつながって直結いたしておりますので、その意味でこの点についてひとつお尋ねをしたいわけです。これはもう内閣委員会でも問題になったと思いますし、私も従来から問題にいたしておるわけですけれども、国家公務員の給与が二九・三%引き上がった。したがって、恩給並びに国家公務員共済、さらに農林年金を二一九・三%引き上げる。その引き……

第75回国会 予算委員会 第22号(1975/06/11、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 三木内閣が登場いたしまして六カ月になりますが、六カ月前を考えてみますと、目の当たりに浮かぶようなんでございますけれども、大変な高度経済成長に対する激しい国民の批判、また金権選挙、企業選挙、それに大企業に対します国民のかつてない不信感、そういう中で参議院選挙が行われまして、自由民主党の得票率が四二%、半数をはるかに割る、そして保革伯仲という時代になりました。その延長の上に、御承知のように田中内閣が文字どおり崩壊をする。そして三木内閣が登場いたしたわけでありますけれども、三木内閣は、登場と同時に思い切りはでな、華々しい政策をお掲げになりました。対話と協調の政治、きれいな清潔な政治を、……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 農林水産委員会 第4号(1975/12/11、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 一昨日の新聞の報道によりますと、農業基本法を政府自民党の方で根本的に改正をすると、そういう報道が行われております。で、この間の通常国会でもそうですが、農業基本法というのが大きな、たくさんの問題でデッドロックに乗り上げているし、あるいは農業基本法そのものがいまの政策ともそぐわない面が出ているから、したがって全面的に改正すべきではないかという論議を行いましたときに、大臣は、農業基本法は堅持していくんだと、こういうお話であったわけです。しかし、新聞の報道によりますというと、全面改正だと、その検討をするんだ、というふうに載っておりますけれども、大臣はどのように考えていらっしゃるのか。ある……

第76回国会 農林水産委員会 第5号(1975/12/18、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 二つほどお尋ねをいたしたいわけですが、一つは、サトウキビの問題です。これはこの間伺おうと思っておりましたが、時間がございませんで残ったわけですが、砂糖の自給率が五、六年前――四、五年前ですか、三〇%ぐらいの自給率だったんですが、二〇%に落ちまして、それが若干二、三年続いて、そしてまた急速にダウンしてきている。たしか、この間の新聞の発表を見ますというと、一五%に下がったというふうに発表されたように思うんですけれども、まあ長期目標によりますと、六十年に二八%とすることになっておるわけです。ですから、三〇%の自給率が落ちてきて、半分程度に落ちてしまった。これから二八%という目標を持って……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/11/07、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっています昭和五十年度補正予算三案に反対の討論を行うものであります。  第一は、わが国の経済、社会をかつてない深刻な危機に陥れたことに対する三木内閣の責任の問題であります。  三木首相は、石油ショックや世界的経済状況に責任を転嫁し、政府の政策に誤りのなかったかのごとく強弁されています。しかし、今日の深刻な事態がすべて三木首相を初めとする自民党政府施政のもとに起こったことは事実であり、その施策が適正を大きく欠き、かつ重大な誤りを重ねたことは、これまた今日明白であります。この自覚と反省に欠けることはきわめて遺憾であります。三木内閣の無責任を……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1976/07/09、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 午前中、宮之原、古賀両委員の方からいろいろ質疑や要望等が行われたわけですが、私は簡単にいろんな点についてお尋ねをしたいと思いますが、まず一つは全体の問題といたしまして、今回の垂水市、その牛根ですね、垂水市の牛根、これは町村合併やりまして垂水市に入ったところなんですけれども、ここは大変被害を受けているわけですが、がけ崩れで大変な被害を受けているわけですけれども、これが集中豪雨が原因であると同時に、桜島の爆発と大変関係があるんじゃないか。非常に近いわけです。そうですね、爆発地点から言ったら四、五百メートルくらいのところでしょう。私も鹿児島市に住んでいるんですが、私のところは五キロぐら……

第77回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1976/07/08、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず、米価の算定方式につきまして、新聞等によりましても毎回のごとく言われるんですが、大変御都合主義で恣意的な米価の算定方式だということがよく言われる。私の手元にも昭和四十二年からの算定方式の中身の細かいのがあります。去年までの分ですね、ことしの分については新聞等で報道されておりますし、またきのう資料もいただきました。  四十二年というのは、米が千二百万トン台であったものが千三百万トン台を飛び越して一挙に千四百万トン台に上るわけです。この四十二年の米価方式というものが、私は生産費所得補償方式にまずまず妥当性をある程度持っておるんではないかという考え方を持っておるわけですが、これが一……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/05/11、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず、林業の全体の問題としまして二つぐらいお伺いをいたしたいと思います。  この間四月の十三日か十四日だったと思いますが、五十年度の林業白書が出されましたですが、この白書につきまして大変評判がいいような、毎日新聞の社説によりますと、なかなかの力作だというふうに社説に載っておりまして、また朝日新聞は、社説の中で、昨年に続いて大変読みごたえがある、林家だけではなくて、一般国民にも一読を進めたい、などと言って、大変昨年に続いてことしの白書についての全国紙の評価がいいわけです。が、私は若干不審に思う点もあるんですけれども、ですが、その二つの社説を見まして察するところ、こういうことだと思う……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/13、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 二十日ほど前に五十年度の漁業白書が出まして、あくる日にそれぞれ新聞が社説で取り上げたわけですが、朝日新聞の社説は「内憂外患を満載した漁業白書」と、こういう見出しでして、私はそれを見まして、なるほど今度の漁業白書が内憂外患を満載しているが、何かこう沈没しそうな白書という、沈没寸前の白書というような印象を非常に強く受けておるわけであります。まあ世界一の漁業というふうに誇りました日本の漁業を襲っております内憂外患、大変なものがあると思います。で、白書が言っておりますように、従来支えてきた三つの柱が大きく崩れつつある、しかも、その速度が大変急ピッチである、そういう状況を白書が分析をしてお……

第77回国会 農林水産委員会 第8号(1976/05/18、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私の場合も時間が大変短いわけであります。  まず、農業共済の問題なんでありますが、農業共済の三原則と言われるものがありますが、この三原則と今度の改正の問題、それからもう一つは、現在行われております共済の各事業ごとの実情、もう一つは、農畜産物価格が大変な激しい変動をしたわけでありますが、それとそして今後の動向――こういうような三つのものと現在の農業共済制度、さらに今度の改正という点等を考えますと、いろいろな問題があるように思います。でありますが、時間が短いわけでございますので、限りまして、具体的な問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  一つは、日本の代表的な畑作というものが大……

第77回国会 農林水産委員会 第9号(1976/05/20、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は時間がありますれば、食管特別会計につきまして赤字の不拡大方針というのが昨年完結といいますか、行われたわけでありますが、これは食糧管理制度におきまして、また農政の上におきまして大きな転換であります。これによりまして恐らく大変な赤字の節約が行われたと思うんでありますが、二千億近い金が節約されたと思うのですけれども、従来食管の方に金が使われ過ぎているので、一般の農政に金が回らないという話があった。しかし、そういう大きな転換をされたんですが、一体その一般の農政にどの程度の金が回ったのか、そういう問題をぜひやっておかなきゃならないというふうにも思っております。  また、農産物の長期輸入……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、この間人事院勧告が行われました八月の十日の日に、閣議決定で、五十二年度以降の定員管理についてという決定が行われたわけでありますが、この決定につきまして、主として四十四年の五月に制定されました俗称総定員法と言っておりますが、総定員法と、いまの五十二年以降の定員管理の問題、それと関連をいたしまして、週休二日制度の問題、それから勧奨退職の問題、これらについて種々お尋ねをいたしたいと思っております。  まず、この八月十日の五十二年度以降の定員の管理についてでありますが、これは続いて二十四日にさらに閣議決定をされまして、五十二年から五十五年まで、四年間で三・二%、一万六千七百六十八名……

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 大臣、どうも十七号台風のさなかにといいますか、また東北六県、北海道の大変な冷害の中で農林大臣に就任されまして、就任早々から大変御苦労だと思っております。また農業も、大変農業内部もえらい状況だと私ども思っておるわけですが、大変御苦労さまだと思っております。  私は三つほどお尋ねをしたいし、また伺いたい。一つは、農政は一体どこを対象にしてやるんだろうという疑問を最近深めておるわけなんです。もう一つは、農村の婦人労働の問題。もう一つは、ビートの値段が決まりましたので、それとの関連で、先ほども大臣のお話ありましたサトウキビの問題について、この三つについてお尋ねをしたいわけです。  第一点……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この十月二十九日、金曜日にサトウキビの価格が決まると思うんですけれども、私、サトウキビの問題につきまして、一つはビートの価格というものが十月九日に決まっている。それから十七号台風あるいは沖繩で言いますと十三号台風、それから奄美のたび重なる干ばつ、こういう災害の問題。それからもう一つは、サトウキビが私がたびたび申し上げますように、また御案内のように、奄美では一万ヘクタールのサトウキビが植わっている、米は六百ヘクタールしかない、あるいは沖繩で言いますとサトウキビの作付面積が二万ヘクタール、それに対して米はその一割ぐらいの二千ヘクタール。ですから、沖繩、奄美におきましては、サトウキビと……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会 第4号(1977/03/22、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この間、農林大臣の五十二年度の所信表明と五十二年度の農林関係予算の説明を伺ったわけですが、その所信表明を伺って、まず第一に農政の基本的な方向といいますか、あるいは基本的な姿勢といいますか、そういう問題についてまずお尋ねをしたいわけです。あともう一つは、中核的な農業の担い手論というのがあるんですが、それともう一つは基盤整備、もう一つは価格政策、いずれも大臣の所信表明の中で述べられておりますことについてお尋ねをしたいと思います。  第一番目の農政の基本的な方向といいますか、これは昨年の春に安倍農林大臣が所信表明をされて、五十一年度の農林関係予算の説明をされた。私は、昨年のやっと今度の……

第80回国会 農林水産委員会 第5号(1977/03/24、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず初めに、八郎潟新農村建設事業団が解散をすることになるわけでありますが、この問題につきまして若干お尋ねをしたいわけです。  まあ八郎潟の干拓事業は、御承知のように世紀の大事業と言われて大変な干拓事業であったわけですが、それが三十二年ごろから始まって四十年に終わり、そして四十年にこの八郎潟新農村建設事業団法が制定されて、十二年たって今日これが解散をするということになったわけです。そこで、この問題はたくさんの教訓や問題を持っておると思っております。しかしそういう問題はさておきまして、八郎潟の建設事業団が発足して十二年間、その目的としますところは予算書にも明らかなように、干拓をした約……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/25、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 いま提案のありました漁港整備計画の変更について承認を求めるの件について、まず基本方針、計画方針といいますか、計画の考え方といいますか、この問題について若干伺いたいわけです。  この第六次の計画というのは、ことしの二月八日の漁港審議会で答申があったわけですね。そして、二月の十八日に閣議決定、翌日の二月の十九日に承認案件として国会に提出されているわけですが、昨年の十月の二十日に長崎で全国の漁協大会、二十八回の漁協大会が開かれておりますが、その第一の決議事項としまして、漁港の第六次案の促進が載っているわけですね。これを見まして私伺いたいんですが、この第六次の漁港整備計画をつくろうと、つ……

第80回国会 農林水産委員会 第9号(1977/04/05、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 この漁港法の最終の改正は四十七年でありますが、四十七年の改正の中身は、特三を百分の六十から百分の七十にするという内容になっておったんですが、その際に、第三種漁港についても検討せよという附帯決議がついて、次の四十八年の漁港整備計画の変更の承認の際の附帯決議の中にも、第三種について引き上げることを検討するようにという附帯決議がついたわけですね。それから五年たって、この三種漁港について百分の五十を百分の六十にすると、こういう法案が出たわけですね。私は、特三が四十七年に補助率を上げた。それから附帯決議が二回もついて、五年たって三種の方を引き上げるということになるわけですね。ですから、そん……

第80回国会 農林水産委員会 第10号(1977/04/07、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私はまず初めに、この法律ができますまでのマツクイムシの状況につきまして見ますというと、先ほども粕谷理事の方から出ましたですが、戦後二十一年から二十五年まで松枯れの激発が起こっておるわけですね。これはまあ戦後第一回のピーク時と、こういうふうに言っていいと思うんですが、今日の激発よりもっと被害の高い激発が二十一年から二十五年まで起こっておる。この五年間に猛威をふるったわけですが、二十五年にマツクイムシの防除にしぼった法律ができて、そして五年間で終息をすると。三十年になりますと三十六万立米という形になっていますから、まあ終息をする。同時に、その中間にマツクイムシの法案の改正が行われまし……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/04/19、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず初めに、農業改良助長法について若干のお伺いをいたしたいわけですが、これは昭和二十三年に当時のGHQが勧告をして、あるいは指導してということになりますか、設置されまして、先ほど大臣が御説明のように三十年近くたったわけですが、その間の農業をめぐる、あるいは農業内部の大変な変化に応じまして、それぞれの改正が行われてきた。いままた農業が大きな転機に来ていると思いますけれども、あるいは農業を取り巻く情勢が大きく変わろうとしているわけでありますが、それに対応してということでありましょうけれども、いま御提案のように助長法の改正を行うということになったものだと思います。  そこで、まずこの提……

第80回国会 農林水産委員会 第14号(1977/04/27、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 どうも鈴木農林大臣、大変御苦労さまでございます。十八日の日に党首会談が行われまして、御案内のような形で、法案はまだ両法案ともきょう衆議院の委員会が採決になるかどうかはっきりしないわけでありますけれども、私どもとしましては全く異例な形で現地調査をやったり、あるいは参考人に来てもらって意見を聞いたりいたしました。きょうまたこういう形で審議をし、あすはまた三つの委員会と合同審査をやるというような形で努力をいたしておるところです。  そこで、農林大臣のソビエトに行かれますのは三日というふうにはっきり決まったんでございますか。それと、七日間か十日間か、そういうものがはっきり決まったのか、ど……

第80回国会 農林水産委員会 第16号(1977/05/02、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 大変な漁業交渉、鈴木農林大臣の第一次訪ソ、第二次訪ソ、さらに、お帰りになりましてから突如としてということになりますが、二百海里の漁業水域法案等を提出されまして、その成立のために一生懸命農林大臣が大変な努力をしてこられたわけでありますが、当委員会におきましても、二十七日朝から夜の八時過ぎまで農林大臣を相手にいたしまして審議をしてまいりました。また三十日の日も、朝早くから三つの委員会と連合審査を行いまして、終わりましてから、また当農林水産委員会で農林大臣を相手にいたしまして夜遅くまで審議をしました。きょういよいよ出発を前にいたしまして最後の審議をいたすわけでございますが、私は、この二……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/05/19、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 私は、獣医師法が久しぶりに出てまいりましたのでいろいろお伺いしたい点があるのでありますが、時間の関係もございますので、二つほどにしぼりましてお尋ねをいたしたいと思います。  一つは、今日こういうような期限延長をしまして、二年の修士課程を経て、六年の一貫教育で国家試験を受ける資格を持つということに至りました経緯につきまして、若干お尋ねをしたいわけです。  これは文部省の方と農林省の方両方にお尋ねをしたいんですが、御承知のように、二十四年に学校教育の制度が大変根本的に改革をされまして、その際に、これは恐らく獣医師の関係だけではないと思いますけれども、当面ここにあります獣医師の問題で言……

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/05/24、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 いま問題になりました農業者年金、それから農林漁業団体職員共済組合法の一部改正、一緒にいたしまして、まず初めに、農林漁業団体職員共済組合法の一部改正についていろいろお尋ねをしたいと思っております。  ちょうどきょう内閣委員会で、国家公務員共済組合法の一部改正、それに三公社の共済組合法の一部改正のいま審議が始まっておりまして、本来なら私も内閣委員会に参りまして論議した方が都合がよかったんでございますけれども、一緒になっておりますから――そこで、いま問題になっておりますこの農林漁業団体職員共済組合法の審議をいたします際に、若干大蔵省の側にお尋ねをいたしておきたいと思っております。  そ……

第80回国会 農林水産委員会 第20号(1977/06/08、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 まず初めに、これは五月の十九日なんですけれども、共同通信の農林経済版に米の過剰の状況が、農林省の発表ということになりますか、農林省の最近の米の需給動向をまとめたということで報道されておるわけですが、それによりますというと、五十年度は古米の持ち越しが二百万トンというふうに考えていたところが、去年の十月末で二百六十四万トンになった。五十一年度は非常に大きな凶作に遭ったにかかわらず、作況が九四ということもあって、五十二年の十月末、ことしの十月末になりますが、三百二十万トンから三百三十万トン余るだろう。さらにことしのお米でありますが、これは潜在生産力を最低に見積もって、さらに需要量を上限……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策及び環境保全特別委員打合会 第閉会後1号(1974/10/14、10期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(鶴園哲夫君) ただいまから公害対策及び環境保全特別委員打合会を開きます。  きょうは自動車排出ガスの昭和五十一年度規制につきまして視察を行ないますが、その一環として、まず十一時十分ごろまで国における研究調査等の現状につきまして文部省、通産省、運輸省及び環境庁から説明を聞き、そのあと日産自動車追浜工場に行く予定にいたしております。  それでは、まず文部省から説明を聴取いたします。文部省学術国際局手塚研究助成課長。
【次の発言】 若干質疑なり何かありましたら、あとでまとめてやっていただくことにします。  次に、通産省工業技術院奈須産業公害研究調整官。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1975/03/31、10期、日本社会党)

○鶴園哲夫君 これは小委員会ですから座ったままでやった方がよくないかと思うのですが、いいですか、委員長。  豚肉につきまして七・七%、それから加工原料乳について一〇・五%、それから生糸について一二%と、いずれも政府の諮問の価格が結果的にはすんなりと答申されたという形になっておりまして、続いて肉牛の問題がありますし、それからビートがあり、なたねがあり、大豆があり、続いてすぐもう麦類、そして米と、こういうことで農産物の価格というのが非常に大変重要な段階だと思うのですよ。私は特に昨年からの農政、農業をめぐる国内外の情勢から言いまして、大臣のおっしゃるように攻めの農政にならなければいけない、国民的にも……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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