このページでは矢山有作参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○矢山有作君 私は、日本社会党を代表して、農地法の一部を改正する法律案について、政府に対し質問いたします。 御承知のようにわが国農業は、その生産が、不足基調から過剰基調に変わったといわれ、農業各部門に深刻な影響を与えるに至っております。しかし、この過剰基調は、飼料をはじめ膨大な食料輸入が前提にあってできたものであり、しかも、農産物自由化は、今後さらに拡大される情勢にあるのであります。一方、農業白書も指摘しているように、農地改革によって創設された自作農は、いまや階層分化の傾向を明らかに示しつつあります。言うまでもなくこの階層分化の傾向は、膨大な食糧輸入によって生じた見かけだけの過剰基調によって……
○矢山有作君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案について、若干の質問をいたします。 まず、防衛関係二法案質疑の前提として、佐藤内閣の政治姿勢について総理に伺いたい。 第六十一国会は、本来五月二十五日をもって会期を終了しておったはずであります。しかるに、政府・与党は一方的に議会史上まれに見る七十二日間という会期の大幅延長を行ない、あまつさえ、国鉄運賃値上げをはじめ、数々の暴力採決の新記録をつくり、異常国会と非難される状態をつくり出したのでありますが、その行き着くところ、さきの健保関係法案の衆議院通過にあたっては、ついに憲法じゅう……
○矢山有作君 私は、ただいまの船田君の動議に賛成いたします。
○矢山有作君 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成いたします。
○矢山有作君 常任委員長の選挙は、その手続を省略し、いずれも議長において指名することの動議を提出いたします。
○矢山有作君 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成をいたします。
○矢山有作君 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は、ただいまの佐藤君の動議に賛成いたします。
○矢山有作君 私は、各位のお許しを得まして、議員一同を代表し、旧臘十六日に逝去されました参議院議員農学博士正四位勲三等故任田新治君のみたまに対し、つつしんで御冥福をお祈り申し上げますとともに、生前の御功績をしのびつつ、心から哀悼のことばを申し上げるものでございます。 君は、明治四十二年五月、石川県金沢市にお生まれになり、よわい六十一歳、この間、農業土木の技術者、農政の担当者、はたまた参議院議員として、大いにその手腕をふるわれ、今後の御活躍が期待されておりましたのに、不幸にも病魔のおかすところとなり、その生涯を閉じられたのであります。まことに哀悼の至りでございます。 君は、金沢市の瓢=町小学……
○矢山有作君 私は日本社会党を代表し、ただいま提案のありました環境庁設置法案に対し質問をいたします。 昨年の臨時国会において、公害対策基本法をはじめとする十四件の法律が成立し、おくればせながら、わが国の公害対策もようやくその第一歩を踏み出したのでありますが、今国会の冒頭明らかにされた石原産業の工場排水問題をはじめ、東邦亜鉛のカドミウム公害などに見られるごとく、行政官庁と企業の癒着公害が大きな問題になっております。これらの癒着公害にあらわれた特色は、専門家や研究家が公害の危険性ないしその発生を指摘すると、きまって、監督官庁は企業と一体になってそれを無視しようとし、データがあっても役所特有のマル……
○矢山有作君 委員長、ちょっと……。
その際、あす、あさっての日程は理事会できめられるのでしょうが、やはり各党に質問希望者がありますから、それらの配分を党全体を含めて、党の立場全体を含めて、ひとつ時間配分をやっていただきたい。わかりますか。
【次の発言】 各党から要求が出るわけですから、そうして、その場合に時間配分については、ひとつ格段の配慮を願わぬと不都合なことが起きる場合がありますから、そのことだけをお願いしておきます。具体的にはまたあとで申します。
○矢山有作君 きょう私のほうは通産大臣なり外務大臣の出席をお願いしておったわけですが、これから私が聞こうとする問題は、当時の外務大臣が椎名さんであり、通産大臣がたしか三木さんだったので、二人の方に来ていただけば一番よくわかると思うのですが、おいでになりませんので、残念ながらおられないままでひとつ質問させていただきたいと思います。 私がまずお尋ねしたいと思いますのは、わが国の海外経済協力が先般――昨年の十二月の予算委員会で私が聞いたところによりますと、政府の発表の数字で三十八年度に二億六千万、三十九年度が二億九千万、四十年度が四億八千万、四十一年度が五億三千万、こういうふうに急速に増大しておる……
○矢山有作君 きょうは、先般十月の二日の決算委員会で、私のほうからお尋ねしました台湾の曽文水庫に関する資料提出をしていただくことになっておりまして、一部の資料が出ておりますので、それに基づいて二、三のことをお伺いをしておきたいと思います。ただ、外務大臣がお差しつかえのようですし、さらに、去る二日の決算委員会に出ていただきまして、いろいろ資料のことで提出方の約束をしていただいた政務次官もおいでになりませんので、ちょっと質問を運んでいく上には都合が悪いんですけれども、まあそうも言っておられませんのでお尋ねいたしたいと思います。 この曽文水庫の問題につきまして、コンサルタントに日本工営が決定をされ……
○矢山有作君 ちょっと長官に関連してお聞きしたいのですが、その前にまず一言申し上げておきたいのは、軍事基地のあることがいかにも利益があるような考え方に基づいての答弁が先ほどあったと思うのです。というのは、軍事基地の問題で大橋委員の質問に対して、マイナス点ばかりあげられたと、こういうようなことを言っておられましたが、これは認識に私は根本的な相違があると思う。たとえば先般読売新聞社がアメリカのギャラップ世論調査所と共同調査をした、そのときに、安保条約に基づいて軍事基地を保有しておることに対するアメリカのいわゆる市民の世論調査の結果を見ると、アメリカの防衛のためであるというのが四九%、二二%は、日本……
○矢山有作君 関連。ちょっと会計検査院にお伺いしたいんですがね、私ども検査の浸透率だけを見たのでは、検査がはたして徹底して行なわれておるのかどうか、有効適切に行なわれておるかどうかの判断はなかなかしにくいと思うんです。というのは、検査に必要な旅費が不足してくれば、検査対象の操作をすることによって私は浸透度はふやしていけると思う。たとえば遠距離の検査に出張しなければならぬ状態があるとしても、検査の浸透度を高めようと思えば、遠距離の検査を犠牲にして、東京周辺の検査で浸透率は高めていく、こういうようなやり方も私はできると思う。そうすると、やはり検査というものを徹底させて――検査を徹底させるということ……
○矢山有作君 私はきょう不足払い制度をめぐる問題とたばこの作付減反に関する問題、さらに等外、規格外米の買い上げ制限に関する問題等についてお伺いしたいんですが、非常に時間が限られておりますので、私のほうも端的に聞きますから、答弁なさる方も簡略に、しかも質問の要点をはずさないで的確に答えていただきたいと思います。 まず第一に、不足払い制度をめぐる問題ですが、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法によるいわゆる不足払い制度が実施されて以来三年目を迎えております。そこで、この段階で、まず私のお聞きしたいのは、この法律のねらいとしておった国内産生乳の市乳化という目的が達成されつつあるのかどうか、この点をお……
○矢山有作君 ちょっと質疑に入る前にお尋ねしておきたいのですが、西村農林大臣、あなたは十九日、二十日の農林水産委員会があるということは、前回の二十五日の農林水産委員会のあとの協議会できめたのですが、このことはあなたはずっと前に御承知だったでしょうね、いままで知らなかったわけですか。
【次の発言】 知っておった……。大体知っておったということは知っておったということなんですね。知っておったのにきょうとあすの委員会があるということはわかっておって、きのうの段階になって農協との懇談会があるからきょうの出席は三時以降にしてくれ、四時以降にしてくれ、あすは農政審議会があるから四時以降に出席さしてくれとい……
○矢山有作君 副総裁、あんた質問者のどこをつかまえて返答しておるか。質問者が聞いたことに対して的確に答えなければ質問が進まぬじゃないか。あなたが話し合いをしたという、中央会のだれといつどこでどういう内容の話し合いをしたということを文書にして出せるのか出せないのかという。なぜそれに答えないか。人の問わぬことに答えるんじゃないよ。はっきりしなさい。出せぬなら出せぬと、どういう理由で出せないと明確にするんだよ、それを。
【次の発言】 副総裁、あなたここの委員会を愚弄しておるんですか。あなた最初の答弁では、たばこ耕作者の中央会と話をしましたという話であった。それが今度は審議会の中に中央会のメンバーが入……
○矢山有作君 私は、きょう外務大臣に来ていただきまして、外交関係のウイーン条約に関する通信の自由の問題に関連して二、三点お伺いしたいと思いますが、お話しによりますと、他の委員会との関係があって、大臣は最後までおれないということですが、途中で退席されるにいたしましても、この問題は外交上の重要な問題であると私は考えておりますので、外務省からの御答弁をいただく場合、それは大臣みずからの答弁であると、私はこういうふうに解釈をいたしますので、そういうおつもりで外務大臣なり、外務省当局のほうからのお答えをいただきたいと思います。 まず第一に、本論に入ります前にお尋ねしておきたいのは、国際関係において条約……
○矢山有作君 ただいま長谷川農林大臣から所信表明があったわけですが、私はきょう最初のことでもありますので、そうしてまた最近総合農政の問題について農林省が大筋の見解を発表した時点でもありますので、それを中心にしてお尋ねしたいと思います。したがって、これからの議論の進め方というのは、私はやはり農政を主管する大臣との間の議論を中心に進めてまいりたいと思いますので、そのおつもりでひとつ御答弁をいただきたいと思います。 今日、日本農業が国内にあっては米価、食管に視点を合わせて財政、物価の立場から財政硬直化の元凶、物価値上げの元凶のように財界からの強力なテコ入れのもとに、大蔵省あるいは経企庁をはじめとす……
○矢山有作君 ちょっと関連して一つだけ伺いますが、現在の米が直接統制下に置かれておる。これから自主流通米を認めようという状態とはもっときびしい状態の中で、一昨年の二月東京都が調査したところによりますと、調査の回答数が三千五百六十、その中で半数以上が配給米でないいわゆるやみ米を消費しておったということが発表されておる。それからさらに、かつて農林省から特選米の制度が行なわれておったときに、一、二等米が特選米になっておったわけですが、これの売り渡し量が全体の政府売り渡し量の六%であった。ところが、特選米を食べていると回答した者が二〇%あった。これは食糧庁の調査結果です。こういう事実がわかったときに、……
○矢山有作君 いままで自主流通米の問題あるいは作付転換の問題で衆参両院でいろいろ論議がかわされておりますけれども、私もまだ納得がいかない点が少々ありますので、それらの点を中心にひとつお尋ねしたいと思います。多少重複のきらいがあると思いますけれども、ひとつその点はごしんぼう願いたいと思います。
まず第一にお聞きしたいのは、自主流通米制度導入のねらいは、「米穀の自主流通について」という農林省の文書について見ますというと、「品質問題の前進を図る」こういうことになっておりますが、そういうふうに理解をしておってようございますか。
【次の発言】 それでは自主流通米制度導入のねらいはそれ以外にどういうよう……
○矢山有作君 参考人の方にはたいへんお忙しいところありがとうございました。 一、二点お伺いしたいと思うんですが、一つは病状についていま大体お伺いいたしましたが、それらの病気にかかった人は実際の生活上における障害はどういうことか、それをある程度御説明いただきたい。 それから第二点は、私どもこの病気は非常になおりにくいということを聞いているんですが、ほんとうに不治の病と言えるのかどうか、そういう点について明らかにしていただきたいと思います。 それから、やはり発生の状況を見ておりますと、チェーンソー使用による発症がきわめて率が高いようですが、これの予防対策としていままで私どもも調べてみたところ……
○矢山有作君 きょうは時間が限られておりますから、林野庁に対して日給制職員の賃金の改善問題について簡単にお伺いいたします。私も簡単に御質問申し上げるからお答えされる方も要点をつかまえて簡潔にお答えいただきたい。
まず第一は、現在日給制の職員の賃金の問題については、公労委において調停されようとしていると聞いておりますが、いずれにいたしましてもこの賃金の改善の問題についての林野庁の基本的な態度ですね、これをひとつお話し願いたいと思います。
【次の発言】 きわめて抽象的なお話があったのですが、私はこれから少し具体的にお答えいただきたいと思います。というのは、これまで林野庁当局と組合のほうとでいろい……
○矢山有作君 山下参事官にお尋ねしますが、あなた方がこの新都市計画法に基づいて作業を進めていく場合には、この法律だけじゃやれないわけでしょう。具体的にどうやっていくのかということは、やっぱり政令なり省令なり、あるいは指示、通達、いろいろなものを具体的に出していって、それによって線引きをやらせ、それによって市街化区域なりあるいは市街化調整区域なりというものの区分もやっていくわけでしょう。そうすれば私はそれが出てこないと、このいま審議しておる農業振興地域の整備に関する法律案の審議はできないですよ。なぜかといいますと、農振法案それ自体は多くの問題を含んでおりますよ。実際それだけでは意味がないのであっ……
○矢山有作君 米価問題のことで質問をさしていただきますが、まず第一に私は大臣の御意向を伺っておきたいと思いますのは、米審がきのうから始まっております。で、米審の中から御案内のように国会議員が排除されておりますので、したがって国民生活に多大の影響を持つ米価の決定に関する問題ですから、それだけにわれわれはぜひとも議員としての審議の場を持ちたいと、このように考えておったわけですが、その場がきょう得られたわけです。ところが、やはり米価問題で審議をやるということになりますと、一番必要になってくるのは、四十三年産米の生産費調査であります。私どもはこの生産費調査を資料として出してもらわなければいけないので、……
○矢山有作君 小倉参考人にはたいへんお忙しいところをおいでいただきまして、ありがとうございます。私も時間の関係がありますから、ただ一点だけひとつ御見解をお示しいただきたいと思います。 小倉さんは現実に食管法を運用されてきた有能な行政官でもあったおけですし、またいま、すぐれた学者でもあられるわけですから、そういう立場で率直に私は法律解釈の問題で参考までに意見をお述べいただけたらと思うのです。それは、私どもは、この食管法、それから農安法、畜安法、大体この三つぐらいでそれぞれ農産物の価格のきめ方というものがそれぞれの物資、農林物資についてきめられておるわけです七そこで食管法の第三条の二項を見ますと……
○矢山有作君 ちょっと私、あるいは聞き間違えておるかもしれぬと思うんですが、先ほどの中村委員の質問に対しての長官の答弁の中に、こういうことがあったように思うんです。したがって、そのことを前提にしてお聞きしたいんですが、平均反収を用いても米価は上がらざるを得ないという事態もあろうし、またその逆の場合もあるだろう、しかし、いずれにしても現在の米価より下回るようなことは将来しないだろうと思われると、こういうふうな御答弁があったような感じがするんですが、もしそうだとしたらそのことを、それに間違いないというふうにおっしゃっていただきたい。どうなんですか。 〔理事高橋雄之助君退席、理事宮崎正雄君着 ……
○矢山有作君 きょうは、大蔵大臣の御出席をいただきまして、二、三点お伺いしたいと思います。 御承知のように、三公社五現業で大体一三・八%の賃金アップが行なわれることになっておるようですし、それからことしの春闘で民間単産の賃金のアップは大体一六、七%といわれておるようです。さらに当初予算編成のときに、物価の値上がりを五%程度見込んで予算を編成されたということでありますし、また国鉄運賃の大幅の値上げもあった。さらに四十三年産米の生産費調査を見ますと、一〇・五%のアップになっております。そういう情勢の中で今度米価が据え置きをされた。私はまあ福田大蔵大臣は、だれよりもだれよりも農民を愛する立場をとっ……
○矢山有作君 いま足鹿委員なり、中村委員のほうからお話がありましたので、私はただ一点だけお伺いしたいのですが、私どもがまず申し上げておきたいのは、この農振法案について、なぜこういった実地の調査をやったり、参考人の皆さんに御足労を願って慎重なる審議をやっておるかといいますと、私は新都市計画法、それから今度国会で成立しました地価公示法あるいは農地法の一部改正案、さらにまた土地収用法、これらのものを一連のものとして総合して眺めた場合に、いかに農民からの土地取り上げが強化されようとしておるかということを感じたわけです。そういう中で農振法というものが出てまいりました。 ところがこの農振法を見てみますと……
○矢山有作君 いま私は衆議院で修正された法律の条文を持っておりませんので、はっきりしたことは申せませんけれども、この生活再建の措置については、たしか衆議院段階で新都市計画法の修正の際に、新たに設けられた規定だったと思うんです。ということは、それほど都市計画によって犠牲になる農民の生活再建という問題が重要であるという観点からそういう規定が挿入されたのだろうと思うのですが、そういうことを踏まえて、それら犠牲になる農民に対する生活再建の措置が、この農林省と建設省との間の調整措置に関する方針を見ますと、農業委員会等にまかせられるというのは、これはあまりにも無責任じゃないかと思うのです。なるほど農地のあ……
○矢山有作君 いまのは農林大臣答弁にならない、まさに。何を言ってるのかこっちで聞いておるとよくわからぬのですがね。中村委員の質問の趣旨はよくおわかりだろうと思うのです。山林等について、これは農地法の規制も何もないわけですから、そうすると農振法の網をかぶせてみたところで、もしそういうところに山林だというようなものがあった場合には、これはもう自由に転用できると、ましていわんや都市計画法が施行された段階で地価に断層を出てくるということが当然予想されてくるわけですから、そうすれば農振地域の網をかぶせてみても、そうした山林のようなところをねらって開発行為はどんどん進んでいくだろう、何らの制約がないのです……
○矢山有作君 一、二お伺いしておきたいのですが、先ほどもお話がありましたが、冠水田の排水を急ぐという問題あるいは緊急な災害復旧工事をやっていただくという問題等々につきましては、これはぜひ早急に取り組んでいただきたいと思います。私どもがいままでの経験しているところで見ましても、冠水田の排水をやるときになかなかポンプの手当てができなくてやれないという例を多く知っておりますし、それからいま緊急に復旧を要するという個所の復旧につきましても、災害査定前の復旧工事ということになりますと、実際の面においてなかなかきびしく締められており、着工が思うままにいかないというような問題も起こっておる経験があります。そ……
○矢山有作君 関連。それは局長ね、調査した資料がないことはないですよ。この間、鶴園さんが質問のときに参考資料にされておった「農協の現状」という農林省から出された資料があるでしょう。あの中には国会議員が何人、県会議員が何人、市町村会議員が何人、農業委員が何人、その他きちっと人数は出ております。そんなおざなりの答弁でなしに、あなたのところで調査した資料を発表しておいて人数がわからぬなんということはないですよ。しかも兼職禁止なんということはこの間からたびたび問題になっている。
【次の発言】 その数を言ってごらん、調査しておるのなら。
【次の発言】 そういうふうに御自分で御調査なさっていて、この間から……
○矢山有作君 いままでたくさんの委員の方々で大体問題も出尽したようですが、なるべく重複を避けまして一、二の問題点についてお伺いしたいと思います。 質問に入る前に、これも質問にはなるんですが、一つだけ伺っておきたいんですが、この間来問題になりました役員の兼職禁止の問題に関連をして、農協は政治的には中立でなければならぬ、こういうことは大臣みずからもはっきり強調されておったように思うんですが、この農協が政治的に中立でなければならぬということと、役員の兼職禁止ということは私は矛盾しないと思うんです。政治的に中立であるという立場を守ろうとするならば、むしろ役員の兼職禁止という立場を貫くべきではないか、……
○矢山有作君 きょう、外務大臣見えぬということですが、沖繩返還交渉の総括的な窓口は外務省になっているはずなので、外務大臣がこれぬということでは非常に心外なんですが、しかし、次官という制度があるのですから、外務次官のほうであれはわからぬこれはわからぬということでなしに、外務大臣そのものということでおそらく御答弁がいただけるだろうと期待をして質問に入らしていただきますが、きょう私が質問を申し上げたいと思っておるのは、防衛の問題、それから請求権の補償の問題、それから資産の引き継ぎの問題、通貨切りかえ、外資の取り扱い、それから沖繩の毒ガス撤去、それから最近頻発しておる沖繩における米軍人の犯罪の問題等々……
○矢山有作君 ちょっと関連してお伺いしたいのですが、間接雇用という問題でいま論議をされておるわけですが、その場合の間接雇用というのは、日本の国内で現在行なわれておるような形態の間接雇用、そういう方式に切りかえるという意味で政府は努力しておられるのか、それとも、山中総務長官がかつて談話の中で構想を出されておりましたが、間接雇用に準ずるというような形で解決を進められておるのか、どちらかということをこの際はっきりしていただきたいと思います。
○矢山有作君 きょう私は沖繩軍労働者の解雇問題だけにしぼりまして、二、三お伺いしておきたいと思います。
まず最初に、現在の状況を知りたいと思いますので、昨年の十二月四日の第一次解雇以来、軍労働者の解雇の実態というものを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今度の大量解雇が行なわれた背景といいますか、原因といいますか、それはどういうふうにお考えになっておりますか。
【次の発言】 いまのお話を聞いておりまして、私は総務長官は事態の認識がまず的確になされておるように思います。ところが、先ほどのおことばにもありましたが、この問題に対処するしかたについて、どうも政府部内で意見が一致しないような……
○矢山有作君 沖繩関係の防衛の問題について二、三お伺いします。
長官が沖繩訪問をされた際に、屋良主席から、沖繩の自衛隊配備は反対であるという申し入れを受けておられるというふうに聞きましたが、この申し入れに対して長官はどう受けとめておられるかお伺いしたい。
【次の発言】 屋良主席におっしゃったことはそのとおりだろうと思うのですが、私どもが報道を通じて承知しておるところでは、あなたは、その屋良主席の申し入れを受けられて沖繩から帰る那覇空港での記者会見では、屋良主席の申し入れを受けたけれども、これは一部の偏見だとか、あるいは、一部の県民の意思であるとかというような発言をなさって、そして自衛隊配置は……
○矢山有作君 それでは長官にお尋ねします。
長官、過日の本会議で羽生議員に対する答弁の中で、空軍、海軍ということばを使いながらこれを取り消されたわけですが、その取り消された理由ですね。これはどういうことで取り消されたのか、それをまずお伺いします。
【次の発言】 憲法上の立場に立って空軍とか海軍、要するに軍隊ということばを使われなかった、こういうことでありますけれども、私は平素、防衛庁長官の言動なり国会答弁のはしばしから、その本心は軍隊にしたいという気持ちを常に持っておられるんじゃないか、そういうふうな疑いを持たざるを得ないわけです。長官の本心を伺いたいんですが、あなたほんとうに自衛隊を現状の……
○矢山有作君 防衛の問題で二、三お伺いしたいと思います。
まず最初にお伺いしたいのですが、自衛隊の任務というのは、自衛隊法の第三条の一項で「自衛隊は、わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当るものとする。」、こうなっておりますが、ここでいままでも論議されたと思いますが、直接侵略、間接侵略ということばの概念といいますか、それを一応明らかにしておきたいと思いますので、御説明をいただきたい。
【次の発言】 それで直接侵略の場合にとられる自衛隊の行動がいわゆる防御出動、それから間接侵略の場合にとられ……
○矢山有作君 それじゃお尋ねをいたします。
実は二十一日の日に、岡山県下にあります日本原というところの自衛隊の演習場の拡張問題に関連をいたしまして、実弾射撃訓練が行なわれております。そこで、その問題だけをめぐりまして急に防衛庁長官においでをいただいてお尋ねをするということで、きょうおいでをいただいたわけですが、この問題だけでお尋ねをしたいと思いますので、まず最初に、おそらく防衛庁のほうでも、そのときの事実経過というものはつかんでおられるはずですから、それを御報告をいただいて、それからお尋ねをいたします。
【次の発言】 あなたのほうに来ておる報告は、なるほど事前事後の措置に遺漏がなかったという……
○矢山有作君 実は、きのう内閣委員会のほうから現地調査に行ったわけですが、その報告書がまとまらぬ段階でありますけれども、まだ私どもの印象の新しいうちに一、二の問題点について御質問を申し上げておきたいと思います。 まず、質問にあたって申し上げておきたいと思いますのは、一点としては、今回の私の質問は、国の防衛そのものを問題にして議論しようとしておるのではありません。それはまたの機会にやります。きょうの私の質問は、日本原演習場の拡張そのものである去る二十一日に行なわれた実弾射撃実施の中に、防衛庁なりあるいは自衛隊の中に、かつての軍あって国民なしというような危険な考え方の芽ばえを感じますので、そうし……
○矢山有作君 まず機構にも関連をして聞きますが、総論的なことからお伺いをしたいと思います。
今日のわが国の農業を取り巻く諸条件は、非常にきびしさを加えておりますが、七〇年代のわが国農業の方向づけを政府はどのように考え、また、どのような具体策、具体的な構想を持って進められるのか、これを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 高生産性農業を実現したいという政府の考え方は、いままでたびたび聞いておりますから、私もわかるんです。ところが問題は、いまお聞きしたところでは、まあごく断片的な話だけなんですが、その高生産性農業を育成するというのには、具体的に実際の予算上の裏づけを考えながら、どういう施……
○矢山有作君 防衛庁の設置法の問題に関連いたしまして、三、四点の問題についてお伺いしたいわけですが、まず最初に国防の基本方針に関連する問題でお尋ねをいたします。政府自民党は七〇年代のわが国の防衛構想をまとめる方向で、従来の国防の基本方針を改定しようとしておられるようですが、現状はどうなっておりますか。特にその内容としてどういった点をお考えになっておるかということをまず承りたいと思います。
【次の発言】 それは大体いつごろまとまる予定ですか。
【次の発言】 国防基本方針の改定をされる理由を先ほど述べられたようですが、その理由は、現在ある国防の基本方針は三十二年当時つくられた、当時とだいぶ環境が変……
○矢山有作君 それでは、法務省設置法の一部改正案提案の機会に、現在非常に問題になっております韓国籍から朝鮮籍への書きかえの問題について若干お伺いしたいと思います。この問題で、いま、地方公共団体と国との間に非常に対立関係が激化しておるようですから、特別にこの問題を取り上げて政府の所見を伺いたいと思うわけです。
まず最初に、現在外国人の登録について、最近の統計で韓国と朝鮮との登録人員はどのようになっておりますか。
【次の発言】 外国人登録法の規定に従って韓国から朝鮮へ、それから朝鮮から韓国へという変更ないし訂正措置がどうなっておるか、その動きを承知したいわけです。ついては、四十年に政府の統一見解……
○矢山有作君 質問に入りますが、その前に、私はいささか不満であるので、そのことをはっきり申し上げておきたいと思うのです。というのは、きのう定例日でないのに、与党側のたっての要求でわれわれのほうは委員会の開催に応じたわけですけれども、質問の途中で、与党の議員の方が、委員長以外は、理事以下全員おらなくなってしまった。そういう状況の中で、質問続行が不能になったわけです。私はこれは国会みずからがみずからの権威を落とす、そのために与党が手をかしているということになるんじゃないかと思うわけで、この点、私は与党の諸君にきびしい反省を求めたいと思います。私としては、当然、いま非常な問題になっておる在日朝鮮人の……
○矢山有作君 外務省にお伺いいたします。実はきょう大蔵省なりさらに通産省に来ていただいておったほうが、質疑をするものとしてはいいんですが、まあ審議を進める時間的な都合もありますので、大蔵省、通産省には来てもらっておりません。このことはすでに昨日外務省に御連絡を申し上げて、十分外務省のほうでお答えがいただけるように御準備をいただくように申し上げておきましたので、そういう前提に立って質問をさしていただきます。 まず、最初のお尋ねですが、最近の政府の中国問題に対する考え方としていろいろなことが言われておりますが、これをつづめて言うとこういうことになるんではないかと思うのです。要するに中国問題に対す……
○矢山有作君 中曽根長官にお伺いしたいのですが、防衛庁は外交交渉に関する問題についてだけ口がかたいのじゃないのですよ。この前、第四次防衛力整備計画の発表のときのいきさつを見てみましても、あの発表になる直前の委員会で問題になったときに、全然内容は言えないということであなたおっしゃらなかった。ところが間もなしに第四次防衛力整備計画が詳細に新聞紙上に出た。私はその内容がほしい。新聞だけで論議していると、それはあなたは新聞がかってに書いたのだと言って逃げるから、実際に知りたいと思って、内閣委員会の調査室を通じて資料要求をやった。そうしたところが、半ぺら紙一枚か二枚の第四次防衛力整備計画概要とか何とかい……
○矢山有作君 いま防衛庁から御答弁いただきましたが、私どもは自衛官の精神教育というのは防衛庁としてはきわめて重視してやっておいでになるだろうと思うのです。ところが、それをやっておるのに、私も指摘しましたし、それから昨日でしたか、山崎委員からも指摘がありまして、陸曹用の精神教育の問題については実物を提示して、これをもとにしてやっておるだろうということで徹底的に追及したわけです。そういうものはすでに廃止をされて、ない、やっていない。ところが、私は精神教育をやるのには、それぞれの部隊の責任者に全部まかせてしまって、内容は何をやってもよろしいということにはなっておらぬと思うのです。必ず自衛官としてあな……
○矢山有作君 まず本論に入る前に、西郷吉之助参議院議員の手形乱発事件をめぐりまして、一月の九日、十日、両日にわたって、参議院議員会館で暴力金融グループによる暴行事件があったというふうに伝えられておりますが、当日の状況というものを事務総長のほうから御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま、当日の議員会館の模様はわかりましたが、まず最初に捜査当局のほうに私は質問申し上げたいと思うのですが、御承知のように、組織暴力犯罪の根絶のために取締本部を設置して鋭意努力されておりますときに、前法務大臣である西郷吉之助参議院議員振り出しの不渡り手形をめぐって、先ほど説明のありましたように、この九日から十日……
○矢山有作君 二月十六日までに全部提出見込みとおっしゃったのは、予算関係法案ですね。
○矢山有作君 総務長官が途中で座をはずされるそうですから、総務長官にお聞きしたいことだけを抜き出してお尋ねをしておきます。 従来、海洋科学技術審議会というのが置かれまして、海洋科学技術の問題に関する基本的な調査をいろいろとやってこられたようでありますが、この中で私はちょっと一つ気にかかることがありますのでお伺いしたいんですが、海洋科学技術審議会の委員数は二十人以内であって、そのメンバーは、会長速水頌一郎とおっしゃるんですか、東海大学の教授をやっておる方以下の方々がおいでになりますが、その中に防衛庁の事務次官が参加をしておられるようであります。それからまた、海洋科学技術開発推進連絡会議が設置さ……
○矢山有作君 関連。いま海洋開発審議会の委員のことが峯山さんからお話が出たわけですが、これに関連して一昨日私のほうからお尋ねしたのに対して、質問の焦点は、防衛庁の事務次官を入れるのか、防衛庁の事務次官を従来の海洋開発技術審議会に入れておったことは間違いではないかという質問だったわけですが、海洋開発審議会に事務次官を入れぬということはわかりました。ところが、事務的段階では多少防衛庁の関係者といえども海洋科学技術について協力を得ることがあろうかと思う、こういうような御答弁があったと思うのです。それはこの審議会の下に何らかの科学技術関係についての特別な機構を予定しておられるのかどうか、また、防衛庁の……
○矢山有作君 実は私はきょうは外務大臣に御出席を願って、先般中国近海の大陸だなの開発の問題その他等々で、大臣の出席の時間の都合もあり、十分に具体的な詰めのできてない点があったわけであります。そういうところから十六日以降におきましても大臣の出席を要求いたしておりました。ところが昨日の段階で、本日は大臣がどうしても出席できぬというような問題をめぐって、私から考えるならば、国会と政府のあり方について重大な問題が外務省の一役人から提起をされておるように思いますので、このままこの問題を見過ごしにして委員会質疑を続けてみましても、ただ通り一ぺんの委員会の質疑だけ済まして、これを切り抜けさえすれば、あとは自……
○矢山有作君 まず総務長官なり広報室長、内閣調査室長にお尋ねしますが、現行日本国憲法に対してどういうお考えを持っておるか、承りたい。
【次の発言】 次に、お伺いしますが、現行の教育基本法に対する、同様お三人の方々の見解を承りたい。
【次の発言】 それは教育に関する問題はもちろん文部大臣に聞くわけです。しかしながら、教育基本法というのは国家の法律でありますから、したがって、あなたがそれに対してどういう考え方を持つのかということは、一国の閣僚として見解を述べるべきなんであって、それすら見解が述べられぬというのであればちょっとおかしいね、これは。
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