このページでは前川旦参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案されております内閣委員長解任決議案に賛成するものであります。 以下、賛成の理由につき申し述べます。 まず、今回の防衛二法案の審議に際しては、日本の将来並びに当面の防衛問題につき、国民の前に明らかにしておかなければならない諸問題が多々あったのであります。私は、くどくは申しませんが、二、三の例を申し上げますならば、たとえば、防衛庁は沖繩返還交渉に際し、沖繩防衛構想をまとめているのでありますが、それによりますと、沖繩米軍の機能を順次自衛隊が肩がわりする。そのため、とりあえず、陸一個師団、空一飛行隊、海一地方隊程度を派遣して、純防衛面を担当するとい……
○前川旦君 私は、日本社会党を代表し、松澤兼人、大橋和孝両氏の述べられました外交、政治姿勢、経済、物価、税金、社会保障についての質疑に引き続き、若干の質問をいたします。 総理は、去る十四日、この壇上においてまことに美しい施政方針演説をなされ、一九七〇年代をバラ色に描いてみせられました。しかし、私は、初めにことばありきではなく、初めに行ないあるのが政治であると思います。七〇年代を見通すことも大切ではありますが、同時に、七〇年における矛盾をいかに克服するかということこそ、より大切であろうと思います。そこで、まず最初に住宅問題を取り上げます。 総理は、四年前の第五十一国会の施政方針演説において次……
○前川旦君 関連してお伺いいたしますが、よく国道を通りましたら、あぶない所へ落石注意というような標識が出ております。ああいう標識は、これは、管轄は建設省ではないかと思いますけれども、いずれにせよ、あぶない、この道は落石の危険があるとか、土砂くずれの危険があるとか、そういう危険性というものについての把握というものを、国道について、建設省でなさっていらっしゃると思いますが、どうでしょうか。
【次の発言】 いや、私のお尋ねいたしましたのは、国道でどの個所が危険だとか、落石のおそれがあるとか、土砂崩壊のおそれがあるとか、そういうような現実、実態の把握というものは建設省のほうでなさっていらっしゃるのです……
○前川旦君 関連をいただきましたが、先ほど長官のお話の中で、ふに落ちないことが一つありますが、対地放撃能力で必要だとおっしゃいましたね。それで長官は、たとえばその例で、かりに侵略とか一部侵略をしておる、それを排撃していくときに、その地上を放撃するという場合もあり得るというお話でありました。あるいは艦船が接近してくるときに攻撃するということもあり得ると言われましたが、常識的に考えてどうでしょうか。もし、かりに万一日本を侵略してくる国がある場合に、地上軍が上がる前に、橋頭堡をつくる前に、当然制空権を確保するということは常道だろうと思います。ですから、制空権がこちらにあるうちに、艦船が接近したり、あ……
○前川旦君 大臣に、お急ぎのようでございますから、先にちょっと入れさせていただきたいと思います。 いまの番ノ州の問題は、まだアジア石油から通産省に申請が出てない段階だと思いますので、直接、通産省の問題ではないと思います。しかし、大臣すでに紛争が生じているということを知っていらっしゃると思いますので、そのことを前提にして質問したいと思います。 そこで、先ほどの住民運動ですが、いろいろとひざをまじえてたんねんに話し合ってという、いわゆる聞く耳を持つというのじゃなくて、聞く耳を持たないようなものは困るとおっしゃいましたが、今度の香川県とアジア石油との場合をとらえてみますと、これは毎日新聞に記事が……
○前川旦君 長官にお尋ねをいたしますが、私は公務員の経験がありません。したがって、公務員制度の内部のこまかい問題とか専門的なことはわかりませんが、公務員でない外から見た、国民の目から見たこの総定員法、そういう立場で若干お尋ねしたいと思います。どうぞひとつしろうとにわかるような御説明をいただければ幸いだと思います。 そこでまず最初ですが、役人、公務員の数というのはだんだんふえる、ほっておいたら自然にふえるとよく言われますが、これからの行政機能というものは拡大の方向へ行くのであるのか、あるいは努力によって縮小という方向へ行くのでしょうか。これは、これからの国のこの近代化に従って、行政機能というも……
○前川旦君 ただいま問題になっております建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、この法案の内容とたいへん重大な関係があると思いますので、本州・四国の架橋の点について若干お尋ねしたいと思います。
そこでまず第一は、去る二月十四日の衆議院の予算委員会で、わが党の森本委員の質問に対しまして、大臣は決定のスケジュールについて答弁なさっておられます。繰り返しませんが、そのスケジュールにいまもなお変更はございませんか、どうですか。
【次の発言】 ちょっとよくいまのお答えわかりませんが、事務局でのこの事務の処理状態でおくれることがあるかもしれないが、しかしいまのところはそういうことはない。つまり七……
○前川旦君 きょうから防衛二法が審議されるのですが、国の安全にかかわる重大な問題でありますから、私たちも慎重審議を尽くしたいと考えます。十分な審議を尽くさないで、なまはんかなままで打ち切られるということがあっては、将来のやはり防衛、安全保障の構想にとってもまことに不幸なことだと思いますので、そのつもりでおりますが、防衛庁長官も、そういう心がまえで、慎重に審議を尽くすということで臨みますか。
【次の発言】 防衛庁長官は、三月二十一日の参議院の予算委員会の第一分科会で、沖繩防衛問題の検討を事務当局に命じた。愛知外務大臣訪米の際にはその考え方を持っていくということを発言されておりますが、これから見て……
○前川旦君 それでは、防衛二法案、ただいま審議されておりますのは、陸上自衛官の増員が中心になりますが、三次防で日本の自衛力は強化されつつありますし、さらに引き続いて四次防ということになりますが、一方では国内で自衛力を増強する、一方外では軍縮に積極的に取り組む、軍縮と自衛力の増強というものと、これはやや矛盾してるようにも思いますし、関連があると思いますので、軍縮問題について、外務大臣と防衛庁長官にお伺いをしたいと思います。 まず、防衛庁長官にお伺いいたしますが、今度のジュネーブの軍縮会議に対応して、軍縮問題でいろいろ防衛庁の中でもスタッフをおつくりになったということが報ぜられておりますが、防衛……
○前川旦君 この前ちょっと変なかっこうで途中で切れましたので、この前の最後にお伺いしたところ、よく聞き取れないこともありました。そこでくどくて悪いんですが、もう一ぺんお伺いしますが、いろいろ機動隊と同じ準備をされておりますが、治安出動の際には機動隊と同じことをおやりになるんですかという質問を実はいたしました。そのとき、たしか機動隊と同じことをやることもありますという内容であったように思いますが、そういうことですか。
【次の発言】 治安出動で自衛隊が出る場合には、これは銃を持って出るんですか、普通。必ず銃を持って出るということになるんですか。
○前川旦君 私はただいまから沖縄、安保等についていろいろお尋ねしたいと思いますが、初めに、国内の問題であれば取り返しのつくことがあります。しかし、安保の問題、安全保障の問題では間違えば取り返しがつかないことになる。それだけに、これほど厳粛な問題はないのじゃないか、こういうふうに私ども考えます。したがって、野党だからといって、ただ政府を攻撃だけしておったらいいというものではないと思います。野党は野党なりに責任を持っている、こういうふうに実は思います。御承知のように、私たちの立場は非武装中立、沖縄については即時無条件基地撤去の返還です。こういう不動の信念を私は持っておりますが、しかし、そうは言って……
○前川旦君 この予算委員会が始まりましてから、沖繩をめぐっての核論争がいろいろ行なわれましたが、政府は非核三原則というものを堅持する、こう言っておられます。ところが、政府がそう言われながらも、この予算委員会の論議の中でさえ、核は持ち込むべきだとかあるいは核武装を進めたいがごとき非常に勇ましい意見が聞かれたわけです。そのほかにも、そういう声が出てまいります。で、そのことを聞きますと、政府は、非核三原則と言いながら、与党の中から、そういう意見がいろいろ出ているようでございますので、不安をやはり感ぜざるを得ないわけです。その非核三原則というのは一体、短期的なものではなくて、長期的な展望に立った原則で……
○前川旦君 農協法の一部を改正する法律案につきまして、私は最後に質問さしていただきたいのですが、すでに皆さんから問題点をほとんど網羅されたと思いますので、できるだけ重複を避けて、若干こまかいことを伺っていきたいというふうに思います。 その前に、倉石農林大臣にお伺いいたしますが、この法案が最初出てまいりましたのは四十三年の三月二十一日です。倉石農林大臣が前の農林大臣の時代です。それから、その前に実は農地管理事業団法の提案が昭和四十年に行なわれております。したがいまして、この法案が農林省で練られたのはおそらく昭和四十二年であろうと思います。農地管理事業団法の提案された四十年、それから四十二年、そ……
○前川旦君 お約束いたしました質問時間がたいへん短うございますので、簡潔に質問をしたいと思います。 ただいまも達田委員から御指摘がありましたように、この改正内容にはいろいろ問題がございます。しかし、よりベターなものを求めて一歩ずつ前進する、そういう努力はたいへんこれは了といたしますが、たとえ制度がいろいろ整備されてきても、やはり給与が低ければ実際に給付される金額はたいへん低くなりまして、ほかと格差がつきます。でありますから、問題の解決の一つは、この給与水準をどうやって高めるかという面にあろうと思います。そこでまず、農林漁業団体職員の給与の状況を農林省は調査しておられますか、現実に把握しておら……
○前川旦君 最初に大臣にお伺いいたしますが、ただいま当国会で審議されております基本法の中で、土壌の環境基準が設けられるということになっておりますが、この基本法における土壌の環境基準と本法との関連は一体どう考えたらいいのか。たとえば、かなりきびしいところで環境基準というものが設定されるであろうということが予想されます。その環境基準に、この土壌汚染を防止するこの法律を運営するにあたって、かなりきびしいであろうと予測される基本法における土壌の環境基準というものを指標にするのかどうか。全然これは別のものだということになるのかどうか。あくまでも指標としてそれを達成するように努力をされるのかどうか、その関……
○前川旦君 これは予算の本筋とはちょっと違うかもしれませんが、先ほどのお話の中で、もうちょっと意見を伺いたいと思ったことがありましたのは、石油資源の分散というお話をなさいましたが、そこで、私ども詳しいことは存じませんが、新聞等で知っておりますのは、たとえばシベリアからサハリンへ持ってきて、そこから北海道までパイプラインを敷こうと、こういうような提案もあったというような話も聞いております。そういう面をどうお考えになりますか。シベリア開発についての日本の役割りや将来についての御意見をあわせてお伺いしたいと思います。
○前川旦君 私に与えられた時間は十五分でございますので、簡潔に質問いたします。
まず、第一が、三月十八日の各紙によりますと、大臣は保利官房長官をおたずねになりまして、グレープフルーツの自由化について、局長クラスの担当官を訪米させる旨のことを述べられたと報じられておりますが、こういう御計画がおありでございますか。
【次の発言】 派遣をされるといたしますと、常識的に考えて国会中は無理であろうというふうに考えられます。国会終了後、できるだけ早い時期に派遣なさるという御計画でしょうか。
【次の発言】 これは大臣の胸一つでおきまりになることだと思いますけれども、大体いつごろという御計画ですか、派遣をな……
○前川旦君 飛行場は、これはたいへん必要なことなんですけれども、飛行場拡張をめぐる紛争は、成田は有名ですけれども、実は私どもの地元にもそういう危険性をはらんだ地域がございます。きっと御承知だと思います。そこでそういう紛争が将来起こらないようにということを念願をして若干お聞きをいたしますが、まず高松の空港拡張問題について一昨年運輸省は調査をされておりますが、どのような調査をされましたのですか。
【次の発言】 現空港の拡張を含めて六地点ですが、その中には生島という土地の沖を埋め立てをするという、その沖合いに新空港を建設するというその地点も調査されましたか。
○前川旦君 与えられました時間が短うございますので、ごく簡潔にお伺いをいたしますが、公害関係の法制がいろいろ整備をされました。これは一歩前進として大いに私どもも歓迎をするところでありますし、法制は整備されましたけれども、あとはどうやってそれに魂を入れて実効あらしめるかという問題であると思います。そこで、現実にあるケースに当てはめてみて、これは一体どうなるのかということで具体的にお伺いをしたいと思います。 私は世間が狭うございますのでたくさん知りませんが、私が現実に目で見た、私の目で確かめた問題点について二つほどピックアップしてお伺いをいたしますが、まず最初は、日向灘の沿岸に伊予三島という町が……
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