このページでは上田稔参議院議員の8期(1968/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は8期国会活動統計で確認できます。
○上田稔君 第一班の報告を申し上げます。 第一班は九月十八日、十九日の両日、岡委員長、米田理事、奥村、中津井各委員と私が大阪府下における日本万国博覧会施設及びその関連諸施設の建設状況を調査してまいりましたので、その概要について御報告申し上げます。 開会を明後年三月十五日に控え、日本万国博覧会の開催準備は急ピッチで進められている現況でありますが、その関連公共事業はきわめて広い範囲にわたっておりまして、昨年八月、万博関連閣僚協議会において総額六千三百七十八億円の事業計画が了解されております。このうち建設省所管のものはその六割をこす四千十二億円に当たり、内訳は道路整備三千三百四十二億円、河川三百……
○上田稔君 私はやはりこのバスの転落事故につきまして、その原因と将来の対策につきまして、特に道路の面からお聞きをいたしたいと思うわけでございます。先ほどからいろいろの御質問があり、御答弁がございました。そして気象庁のほうからは、この一時間、雨量百十四ミリという雨、これは非常な雨であって、何十年洪水というか、むしろ百年をこえるような私は印象を受けたのでございますが、そういう特異の雨が降ってこういう事態が起こった、そしてバスが流されたのは沢の水、鉄砲水によって流された。これがほんとうの原因である。そのほかとまった場所がどうとか、いろいろございますでしょうが、そういうことだと思うのでございます。これ……
○上田稔君 関連で大臣にお願いといいますか、お聞きをして、また自賠法の適用をお願いをしたいと思うのでございます。 この自動車事故の原因でございますが、これには四つあると思うのです、大きなものは。その第一番は、道路の構造上の問題、第二番目は、気象の予報の問題、第三番目には、運転手の判断の問題、あるいは旅行を計画しておられる方の判断の問題、四つ目は、一番最後に、この事故が起こったこの場所において駐車しまた停車しておったその問題、この四つの問題があると思います。非常な豪雨の中でございますから、自動車の運転手がいろいろ判断する上において、あるいはまた旅行を計画された方が非常に変化する気象を判断をして……
○上田稔君 私は都市再開発法案に関しまして二、三の質問を申し上げたいと思います。
まず第三条の「高度利用地区」とありますのは、都市計画の高度地区とはどういうふうに違うのでございますか。
【次の発言】 そうしますと、この新しい都市計画法によりまして、その地域決定の中にこの高度利用地区というものをおきめになることになると思いますが、その方法は、新しい都市計画法の地域指定をおやりになるときに一緒にやられることになるわけでございますか。
【次の発言】 ただいまのお考えでは、そうすると高度利用地区というのは、これは非常に市街地であって家が密集しているところだとか、まあそういう地域におきめになるわけです……
○上田稔君 私は公営住宅法の一部を改正する法律案につきまして二、三の質問を行ないたいと存じます。時間がございませんので、なるべく簡単にやっていきたいと、こういうふうに考えております。 まず第一点は、将来の住宅計画特に公営住宅計画についてお尋ねを申し上げたいと思う次第であります。大臣は先ほど住宅行政には非常に力を入れておる、こういうおことばをいただきました。そのとおり現行五カ年計画というのはもう来年で終わるように進みつつあります。現在、いろいろ松本委員からもお話がありましたが、来年度少し力を入れていただくとこれは完成をすると、こういうことになる。そういうことになりますと一世帯一住宅というものが……
○上田稔君 関連質問でちょっとお聞きしたいと思います。 各省おのおの法律をお持ちになって、その法律に基づいて監督をおやりになり、指導をおやりになっておると思うんでございますが、このたびの火災の発生した原因を見ますと、これは用途変更をしておるというところに起こっておるのではないかと思うのでございます。建築基準法の八十七条に用途変更の場合に第七条でしたか、それを準用するということが書いてありますが、この用途変更の場合に準用するというのはどういうことになっておるか、ということを御説明をいただきたいこと。それから、こういう用途変更の場合におきましては、建築のほうに届けがないと、これはなかなか取り締ま……
○上田稔君 私も広神村の地すべりについてちょっと御質問を行ないたいと思います。 まず、一番地すべりを扱っておられる建設省のほうにお聞きをいたしたいと思うのでございます。地すべりと申しますと、私たちがよく目に見ますのは、山の傾斜に沿いまして、あるいは傾斜をこえたところまでに及んで、地面がむくむくと動いておる。したがって一日に多いときにはニメートルも三メートルも動いている、また動かないときには十センチとか二十センチ、あるいは一センチくらいのところもある、そういったような常に地面も動いていっておるというようなものを地すべりと見ておりますが、この広神村の地すべりは一種変わっておる地すべりじゃないかと……
○上田稔君 派遣委員の報告を申し上げます。 九州地方における梅雨前線豪雨による被害状況の実情調査のため、西村委員長、鬼丸、鶴園、原田、村尾各委員と私と一行六名は、去る四日から、宮崎県、鹿児島県、熊本県、福岡県の各地を回り、一昨、七日帰ってまいりました。 すでに、各位も、御承知のとおり、本州南岸沿いに停滞したままの梅雨前線は、新たな低気圧の影響で、またまた大雨を伴い四日、宮崎に飛びまして以来、断続的な強雨に遭遇いたしましたが、特に五日の鹿児島県下におきましては、集中豪雨で、同日新たに死者六名、重傷者三名の犠牲者を出すなどの悲惨な事態を同夕刻知り、深く心の痛む思いをした次第であります。私ども一……
○上田稔君 第三班について報告いたします。 第三班は奥村理事、高橋委員、田中委員と、私、上田稔の四名で去る二月五日から三日間にわたって滋賀県、兵庫県及び大阪府における建設事業の実情を調査してまいりました。 以下、地域ごとにおもな視察事項について調査の概要を御報告申し上げます。 まず滋賀県下の建設事業についてであります。滋賀県は阪神、中京の二大経済圏の中間という地理的条件と、名神高速道路の整備等で、近年、工業の進出が目ざましく、従来の農業県から、農工一体の産業県へと急速に変貌しつつあります。 滋賀県における最大の問題は琵琶湖の総合開発であります。県面積の六分の一を占め、県民生活と産業活動……
○理事(上田稔君) 本日の調査はこの程度として、これにて散会いたします。 午後零時三十六分散会
○理事(上田稔君) 速記を始めて。
○上田稔君 ただいま可決になりました建築基準法の一部を改正する法律案に対し、自民、社会、公明、民社の四党共同による附帯決議案を便宜私から提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 建築基準法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案 都市化の急激な進展に伴い、過密地域における既成市街地の生活環境が著しく悪化しつつある現状にかんがみ、政府は都市施設の整備を積極的に行なうとともに、次の点について運用に遺憾なきを期すべきである。 一、建築監視員等の質問権の対象となる「工事の施工者」の範囲については、施工の権限を代行する者を含むものであることを周知徹底せしめ、本制度の実効を期すること。……
○上田稔君 私もこのたびの災害に際しまして、現地に行かしていただきましてお見舞いを申し上げ、またいろいろと御事情を承ってまいったのでございますが、それにつきまして二、三の質問を行ないたいと思います。 まず通産関係でございますが、砂利採取法についてちょっとお伺いをしたいと思う次第でございます。これは天津町に参りますと、大きな砂を取っておられる場所がございます。また君津郡の各地におきまして、あそこは下の岩盤が砂岩からなっておりますので、非常に大規模に砂を取っておられるところがあるわけでございます。これにつきましては、このたびの災害におきまして、その砂を洗われたヘドロが川にあるいはたんぼに流れてき……
○上田稔君 ただいまお話がありましたのでございますので、建設大臣に対する質問だけを一つさせていただきたいと思います。 浦戸湾の高潮対策でございますが、ただいま各方面と連絡をして、大臣は検討をしたい、こういうお話でございます。地元へ参りますと、この地元の方々は、どらも防潮堤というものが一様の構造になっておらない。こういうものから高さの点においてもいろいろ変わってて、管理もいろいろな面から、いろいろな面において役所においてやっておられるので、どうもどこに連絡してどこが悪いといってもあっちだこっちだというふうなことでなかなかわかりにくい、こういうようなことから非常に不安を持っておられます。で、行っ……
○上田稔君 私は武内委員、また塩出委員がお聞きになられましたので、そのダブっておる部分をなるべく避けて御質問いたしたいと思います。 最近は非常に大都市の街路の地下埋設物が増加してきておりますが、ガスにいたしましてもまた上水道、下水道、電欄ケーブル等でございますが、そういうものが非常にふえてきておる。それからまた一面、街路を掘さくする工事が非常にふえてきておる。地下鉄はもちろんでございますけれども、そのほかに高架の鉄道をつくる場合、または高架の道路をつくる場合、そういった場合にもやはり掘さくをいたすというようなことになりまして、非常に街路の下を掘さくするという工事がふえてきております。こういう……
○上田稔君 各法案の提出予定の期日をちょっと教えていただけますか。
【次の発言】 今回の国会におきましては期日が非常に切迫しておるから、なるべく早くその予定期日を早めていただきますようにお願いをしたいと思います。
○理事(上田稔君) 建設省よろしいですか。
【次の発言】 じゃ、いまの資料まとまりましたら御提出願います。
○上田稔君 今さんにお伺いをいたしたいんですが、先ほどお話によりますと何百万という工事を実際にやっておる、そういうものまでやれるんだ、やっておるんだ、こういうことでございますので、そうしますと相当実際上資金が要るんじゃないか。親方があってその下に何人かの大工さんがおられる、あるいはその他の職人の方がおる、こういうことになると、実際上資金がおありに左るんじゃなかろうかと思うのですが、実態は相当資金がおありになるのかどうか、その点を第一点にお伺いをいたしたいと思います。もしおありになるということになると、今度の法律の第七条のあるいは第八条の要件、そういうものは当然満たされておられるんじゃなかろうか……
○上田稔君 私は、ただいま可決になりました農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法案に対し、各派共同提案による附帯決議案を便宜私から提出いたします。まず案文を朗読いたします。 農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨 時措置法案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当って、左の諸点につ いて配慮し、その運用に遺憾なきを期すべきで ある。 一、特定賃貸住宅は、都市計画に適合した公共 施設および利便施設の整備された居住環境の 良好な一団地として建設するよう指導し、国 または地方公共団体は必要な援助をはかるこ と。 一、農地等の所有者が、その農地を転……
○理事(上田稔君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 私は自由民主党を代表して、次の修正案を提出いたし、残り原案に賛成をいたします。
修正案提出の趣旨は、本法律案が昨年三月提出され、今国会まで継続審査となったため、附則第十五項中「昭和四十五年法律第 号」を「昭和四十六年法律第 号」と改めるもので、当然修正を必要とするものであります。
さて、わが国の建設投資は急激な伸展を示し、昭和四十六年度の見通しとしては実に十七兆円をこすものと推定されているのであります。建設業はこれがにない手としてその重要性……
○上田稔君 宅建業法の改正並びに積立式宅地建物販売法につきまして御質問を申し上げたいと思います。 宅建業法は、昭和二十七年に制定をされましてから数度にわたりまして改正をしていただきましたので、おかげでまた今回の改正によりまして、宅地をあるいはまた建物を得ようという方に対しまして非常にきめこまかくおきめをいただきつつあることはほんとうに御同慶にたえないところでございます。 しかしながら、現在のわが国の事情によりますと、自分の宅地を求めたい、また自分の家を求めたいという人は非常に多くなってきております。またそれとともに日本の国全体の経済というものが伸びた、まあそういうことによってなかなか自分の……
○上田稔君 私は、ただいま可決されました宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対し、各派共同提案による附帯決議を便宜私から提出いたします。 まず案文を朗読いたします。 宅地建物取引業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、宅地建物取引業の適正な運営を確保し、消費者の利益を保護ずるため、本法の施行にあたり、次の諸点に適切な措置を講ずべきである。 一、各都道府県に宅地建物取引業審議会を設置するよう指導すること。 二、宅地建物取引業者が都道府県宅地建物取引業協会に全員加入するよう指導するとともに協会の自主的な規制を積極的に活用するよう努めること。 三、営業保証金制……
○上田稔君 委員長の選任は、主宰者にその指名を一任することの動議を提出いたします。
○上田稔君 御報告申し上げます。 去る五月一日、二日の両日、委員長代理武内五郎理事、塩出啓典理事、松本賢一、高山恒雄、河田賢治の各委員と私の六名、ほかに永野鎮雄議員と藤田進議員の現地参加を得て、広島県呉市における山林火災による被害の実情を調査するとともにお見舞いを申し上げてまいりました。 私たち一行は、一日、自衛隊機にて広島空港に到着後、直ちにヘリコプターで空から被災現場を視察いたしました。 十八人の尊い生命を奪った大張矢山の中腹を目標に高度を下げると、真黒に焼けた不気味な山はだが続き、尾根は北から東南と南の方向に何本にも分かれ、複雑な地形をなしており、焼き尽くされました山林は新緑の木々……
○上田稔君 磯村参考人にお尋ねをまず申し上げたいと思います。私は法律家ではございませんので、そういう点におきましてはしろうとでございますので、あるいは質問が当を得ておらないかもしれませんが、その点はひとつお許しをいただきたいと考えます。 第一にお尋ねをいたしたいのは、先生から法曹一元化についての非常に御高説を承りました。この点についても私もそれはそういうふうにあるべきじゃなかろうかと思うのでございますが、その点につきまして、臨時司法制度調査会というのがあるそうでございますが、その調査会におきまして、現在では時期尚早である、基盤となる諸条件がまだ整備されていないから尚早である、こういうようなこ……
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