このページでは丸茂重貞参議院議員の9期(1971/06/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は9期国会活動統計で確認できます。
○丸茂重貞君 私は、同僚議員各位のお許しを得まして、本院を代表し、去る九月二十七日に逝去されました故佐野芳雄君に対し、衷心より追悼の辞をささげたいと存じます。 佐野君は、明治三十六年七月二十三日、兵庫県淡路島において生をうけられました。間もなく神戸市に移られ、そこで高等小学校を終えると、直ちに就職されたのでありますが、かたわら、夜は補習学校、英語学校に通学して技術と学業との二つをあわせ修得することに努力されたのであります。 そのころ、神戸において、賀川豊彦氏が友愛会を指導しておられました。佐野君はたまたま彼の著書「死線を越えて」を読んで賀川氏の思想と人柄に引かれて、友愛会のメンバーとなり、……
○丸茂重貞君 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十七年度補正予算三案につきまして、賛成の討論を行なおうとするものであります。 政府は、さきに四十七年度当初予算の編成にあたり、昨年の暮れに行なわれた国際通貨改革を機といたしまして、財政のもつ機能を最大限に活用することによって、不況を克服しながら、かつ社会資本の充実をはかり、福祉社会の実現のため経済体質を刷新強化して、積極的な財政運営をはかられたのであります。この結果、積極大型予算の執行とあわせて数回にわたる公定歩合の引き下げなど、財政金融両面からの措置によって国内景気も回復の軌道に乗ったのでありまするが、民間主導……
○丸茂重貞君 私は、自由民主党を代表して、ただいま厚生大臣から提案理由説明のあった健康保険法改正案について、若干の質問を行ないたいと思います。 すでに、ILOの社会保障制度に関する勧告は、所得保障、医療保障、雇用保障を三大柱としており、なかんずく、最も大切な人命に直接影響する疾病、傷疾に対する医療保障が最重視されておるのであります。公的サービスによって補完された医療保険制度が最も望ましいとも、同勧告は指摘しておるのであります。 わが国の医療保障においては、結核・精神・花柳病、生活保護医療、公害病等に対する公的サービスは相当充実してまいりましたが、医療保険は、まだまだ医療保障の面から見れば充……
○丸茂重貞君 私は、ただいま議題となっておりまする健康保険法等の一部改正案につきまして、自由民主党を代表いたしまして賛成の討論を行なうものであります。 いまさら申し上げるまでもなく、今回の改正案は、政府原案が、衆議院におきまして、政府管掌の被保険者、家族に対しまして一そう有利な一部修正がなされまして、送付されたものでございます。したがいまして、このころから国民の多数は、ぜひとも本案は成立させてほしいという熱望がわき上がっておりますることは、皆さますでに御承知のとおりであります。(拍手) 特に、豊かな財源をもってほとんどの家族の十割給付を行なっておりまするところの組合管掌健康保険あるいは各種……
○理事(丸茂重貞君) 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○丸茂重貞君 一言。この問題は私ずいぶん長く国会に籍を置いているのだけれども、きわめて簡単なことだと思うのですよね。そうでしょう。議運の理事会で決定したことを、あとで自分の党の都合で、どうもあれじゃぐあいが悪いぞ、あとから変えろといったけれども、もう決定したあとだから、何とかこれをうまく世間に糊塗するようにするにはどうしたらいいだろう、そのこじつけとすりかえだけなんですよ。したがって、こういうことを、まあ、反省したらどうだろうかとか、重大なひとつあれをしてくれというふうなことをしますと、今後、将来、こういう政党はあまりほかにはありませんけれども、かりにある一党がこれにまねをして、苦しくなったら……
○丸茂重貞君 関連。いまの問題はね、おそらくぼくは最近の精神病学の推移等は十分承知してないけれども、おそらく二十年前の精神病学だな。たとえば白痴とか魯鈍とか、これは専門語なんだ。精神病学の正規の専門語なんだ。したがって、その教科書に採択したものは、そのころのことばをそのまま採択したんじゃなかろうかとぼくは思うんだな、おそらく。精神病学を、ぼくは十分知らないで発言するのは無責任のようであるけれども、いま参考人が言ったような趣旨がだいぶ取り入れられて、このごろは違っておるはずだ。かりにまだ白痴、魯鈍というふうな程度の差別をつける専門語があったとしても、そのことを小中学校の教科書にそのままなまで載せ……
○丸茂重貞君 関連して。北川君ね、いま四十三条にだな、保険給付の範囲が限定されているわけだ、そうだね。医療給付の範囲が限定されているでしょう。それ以外のものはどうなるの。保険給付で限定されている以外のものはどうなる。たとえば健康指導とか、そういうものはどうする。
【次の発言】 そういう面を加味しているんじゃないのか。いま須原さんがね、指示されたところの通牒の中身というものは、そういうところに触れられてのことではないのか。一般の医療給付をさしているのか。
【次の発言】 それからもう一つちょっと。いま一般的な答えとして答えたんで、混同があると思うのだが、保険医療機関は自由診療をしてはならないという……
○丸茂重貞君 健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案及び日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨説明を行ないます。 ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案、厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案及び日雇労働者健康保険法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、健康保険法等の一部を改正する法律案に対する修正の要旨を申し上げます。 第一に、家族療養費の給付率七割の実施時期を昭和四十八年……
○委員長代理(丸茂重貞君) 春日正一君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして。
○理事(丸茂重貞君) ただいまから沖繩及び北方問題に関する特別委員会公聴会を再開いたします。 午後は、六名の公述人の方々から、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の復帰に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措置法案、沖繩における公用地等の暫定使用に関する法律案、国家公務員法第十三条第五項および地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、人事院の地方の事務所設置に関し承認を求めるの件、沖繩平和開発基本法案、沖繩における雇用の促進に関する特別措置法案、以上の各案件につきまして御意見を伺います。 この際、公述人の方々に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のとこ……
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