このページでは矢追秀彦参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております酒税法の一部を改正する法律案及び製造たばこ定価法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係閣僚に若干の質問をいたします。 昨年秋以来、政府が春闘の賃上げ率のガイド的役割りを果たさせようとしてきた、五十年三月の消費者物価上昇率を四十九年三月に比べて一五%におさめようという政策は、最近発表された消費者物価指数で見る限り、一四・二%と確かに実現はしました。 しかし、本年三月との比較時点になっている昨年の三月は、まさに狂乱インフレの最中であり、この異常なインフレ期と比べると、ことしの三月は対前月比の上昇率がこれまでのテンポで続いたと……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま提案理由説明がありました参議院議長河野謙三君の不信任決議案について、提案者に若干の質問をいたすものであります。 質問に先立ちまして、私の心境を少し申し述べてみたい。 思い起こせば、去る四十六年七月十七日、私は同僚黒柳議員とともに、急遽モスクワより予定を変更して駆けつけ、河野議長に一票を投じ、僅少差で河野議長が誕生したのであります。あの時の情景がいまなお鮮明に残っているのであります。就任のあいさつで河野議長は、「本院につきましては、ただいまきびしい国民の批判の前に立たされております。私は、この国民の声にこたえて、でき得る限り党派を越えて良識を発揮……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案及び製造たばこ定価法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係閣僚に質問をいたすものであります。 法律案の質疑に入ります前に、混迷した国会運営の責任について、三木総理に、この際はっきりと所信を伺いたいのであります。 本来、国会における法律案の審議は、各委員会において十分にルールに従って行われるべきであります。しかしながら、自民党は議会制民主主義の根幹である慎重審議を全く無視し、たび重なる強行採決を行い、しかも、去る十一月二十日の大蔵委員会において、私がいまから質問をしようとする寸前に、質疑の打ち切り……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十年度の公債の発行の特例に関する法律案に対して、反対の討論を行います。(拍手) まず、本法律案の反対理由を述べます前に、今国会における三木内閣の国民無視の政治姿勢について一言申し上げます。すなわち、政府・自民党は、衆議院大蔵委員会における本法律案を初め、今国会において都合八回もの強行採決を行い、本案の審議に当たっても、わが党委員の質疑を残したまま質疑を打ち切り、史上かつてない非民主的な国会運営を行ったのであります。昨年十二月、「対話と協調」をうたい文句に登場した三木内閣は、その本質を国民の前に暴露するのに一年も要しなかっ……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度の公債の発行の特例に関する法律案について、総理並びに関係閣僚に対し、若干の質疑をいたすものであります。 私は初めに、昨五十年度に引き続き巨額の赤字国債の発行を余儀なくされたのは、深刻な不況を長引かせた政府の財政、経済、金融政策の失敗によるものであり、その元凶はGNP至上主義と大企業優先に徹した高度経済成長政策にあったことは明々白々たる事実であり、その結果、国民はインフレ、不況、失業という大きな苦しみを背負わなければならなかったのであります。このように国民生活を圧迫した政治責任は当然問われなければなりません。 さらに……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度予算三案に対し、反対の討論を行うものであります。 現下の経済環境は、景気中だるみ状態から景気底抜け状態に陥り、物価高と長期不況の慢性化、中小企業を中心とする企業倒産の激増、完全失業者の高水準の持続など、国民生活は未曾有の危機に見舞われております。 わが党は、かかる現状を打開すべく、昨年十二月に、現在審議中の昭和五十二年度予算の編成に際し、政府に対し申し入れを行ってまいりました。 申し入れの基本方針は、わが党がさきに示した福祉トータルプランにのっとり、第一に高度経済成長時代の経済財政制度の改革、第二にインフレ物価高……
○矢追秀彦君 時間が二十分しかございませんので、簡単に質問を行ないますので、明快に答弁を願います。
初めに、補正予算に関しまして、生活保護費の問題を取り上げます。補正予算については、午前中の大臣の答弁でまだはっきりしたことはおっしゃいませんでしたが、かりに補正予算が非常に大きくなった場合、特に、これが大きくなるという理由で、現在物価高の最大の被害者である低所得者対策がなおざりにされるのではないかと、こういう心配がございますが、これについてはいかがですか。
【次の発言】 ということになりますと、当初予算で生活扶助基準を二〇%引き上げた、いまおっしゃったとおりですが、その場合は、その前提となった……
○矢追秀彦君 私は、昨日公明党といたしまして発表いたしました田中総理の、目白の私邸の問題について、いろいろ疑義がございますので、これを中心に質問をしたいと思います。その前に、大蔵大臣にちょっと資料を……。(資料を手渡す) ただいまも寺田委員のほうからお話がございましたのは、二枚目の表2というところの「目白邸の所有者別分類」ということであります。ここで、現在の田中総理の私邸といわれておる目白の邸宅の中で、田中総理自身の名義になっておるのは、パーセントで言いますと、五二・二%でありまして、その残りが東京ニューハウスが三八・八%、室町産業が六・二%、長岡ビルディングが二・八%、こういうふうになって……
○矢追秀彦君 私は、去る二十二日衆議院の大蔵委員会でも問題にされました例の北炭観光開発から政治家への土地贈与の経緯について、わが党の調査結果が発表されましたが、それについて重ねてお伺いをしたいと思います。
まず問題は、もう御承知と思いますが、三十九年の九月三十日付で登記がされておりますこの札幌の土地でありますが、この固定資産税はだれが支払っておりますか、自治省のほうからお答え願います。
【次の発言】 この課税対象者はだれになっておりますか。それは発表できないのですか。
【次の発言】 次に質問したいのは、土地の贈与を田中総理が受けておるわけですが、この田中総理に不動産取得税の申告並びに納税義務……
○矢追秀彦君 私は最初に、三木総理に政治姿勢について伺いたいと思います福。 総理はしばしば政治の信頼を国民から取り戻すためには、お金の問題、すなわち政治資金の問題について清潔でなければならない、この点を強調されてきておるわけでございますが、先日、自由民主党と財界との話し合いの中で、自民党の政治献金は三本立てにする、すなわち国会議員に支給されておる立法調査費、それから国民協会、それから党費と、こういう話が出たようでございます。そして、国民協会への献金は依然として財界、会社、法人からは受ける、こういうふうになったと聞いておりますが、総理は総裁になられましてからずっと、政治資金は個人に限るのが正し……
○矢追秀彦君 政府は、一日の経済対策閣僚会議で、不況対策をいろいろ検討されて発表されておりますが、大蔵大臣の所信表明の中には、不況という言葉が一言もないわけでして、ただ四番目のところに「生産活動は低下し、雇用情勢にも変化が生じて」おると、「今後において、景気が過度に停滞するような事態になれば、」と、こういうふうな点で表現されているだけでありますので、大蔵大臣の御認識としては、現在の景気の動向というものは、そう深刻な不況とは受けとめていないのではないかと、こう考えるわけですが、その点まずいかがですか。
【次の発言】 停滞の色が濃いが、不況とは言わないわけですね。
○矢追秀彦君 初めにお伺いしたいのは農林省でございますが、四十八年度、四十九年度、それから五十年度について、米の総生産量と、それから生産調整の数量の実績、それから総需要量それから在庫、これを――五十年度は目標になりますが、お答えいただきたい。
【次の発言】 いま食糧危機が問題になっておりまして、もちろん米の過剰の問題もあるわけですが、いまの数字を見ますと、四十九年度はまだこれは十月ですから少しはふえるかと思いますけれども、減る傾向がありますし、五十年度は百十三万トンと言われております。五十一年度で百五十万トン。要するに在庫の確保は百五十万ということにしておけば、少々の凶作があった場合、あるいは……
○矢追秀彦君 時間がありませんので簡単に総論的なことを伺いたいと思います。
初めに相続税の目的についてでございますが、これは富の再配分機能を有効に生かして、富の不公平なアンバランスの是正にあると、こう考えますが、それでよろしいですか。
【次の発言】 この再配分機能という点について、今回の改正案ではどのように考えてこの改正案をつくられましたか。
【次の発言】 もちろんそのいま言われた点について、私もわからないわけではありませんが、やはりいま申し上げたその本来の相続税の目的という観点から見ると、今回の改正案はこの相続税制というものをゆがめたものにならないかどうか、その点はどうお考えですか。
○矢追秀彦君 予算委員と兼任をいたしておりますので、参考人の方々の御意見を余り伺わないで質問をいたしますので、あるいは的外れの点が出る点を御承知おきいただきたいと思います。 初めに、所得税の徴収の方法についてお伺いしたいんですが、源泉徴収の義務づけでありますけれども、これは特に西尾参考人にお伺いしたいんですけれども、これは申告制であるべきだという意見がございます。やはり源泉徴収制度において、これはあくまでも便宜上だという考えが出ている。それについてはどうお考えになるのか。 まとめていきますけれども、それからやはり給与を受ける前に天引きで取られているという形になるわけですね。そういうことで、……
○矢追秀彦君 私は、初めにビールの値上げの問題について、いろいろいままでも議論をされてきたと思いますが、お伺いをいたします。
まず、アサヒビールとサッポロビールがすでに値上げをされておりますが、その理由についてどのように把握をされておりますか。
【次の発言】 いまいろいろ実情を言われましたけれども、この二社の値上げは今回の酒税法改正とは全然関係ないわけですね。
【次の発言】 今回、仮に、改正案が通過をいたしまして、上がった場合に、この二社以外は恐らく上げなきゃならない、上げてくるんではないかと思われますが、その辺との関連はどうなりますか。
○矢追秀彦君 私は、前回鈴木委員が質問いたしましたお酒の表示問題につきまして引き続いて質問をいたします。
昭和四十九年の八月二十一日に決定をされ、さらに九月二十七日に追加決定になった日本酒造組合中央会全国会長協議会における「清酒の表示に関する基準」、こういうのが出ておりますが、これの趣旨とこの法律的な根拠、また現在の状況、これを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 いま言われましたように、これができましたのは「「不当景品類および不当表示防止法」の主旨にかんがみ、」と、こういうことになっておりますが、これができたということは、いままで製造年月日とか、あるいは原材料を表示していなかったと……
○矢追秀彦君 初めに、先日、主税局長に主にお伺いをした表示の問題ですが、お酒、ビール、ウイスキーの。ビールについてこの間主税局長は、大体四%前後と承知をしておるので特に書かなくてもよいんだ、ギネスの場合は八%という特に高いので、これは表示をした方がわかりいいということでされておるのだというような答弁がございましたが、私もちょっとそれからいろいろ調べてみたんですけれども、そちらの方でわかりましたら先に言っていただきたいんですが、各ビールのパーセントですね、それから黒ビールのパーセント、スタウトのパーセントわかりましたら。
【次の発言】 だから、私が言いたいのは、かなりばらつきがある。要するにラガ……
○矢追秀彦君 ただいま委員長から提案されました本予算委員会の各党質疑順序につきましては、理事会で決定を見ない案件であります。したがいまして、委員長の職権において提出されたものと解釈をいたします。 私は、この委員長提案に対しまして強く反対を表明いたしますとともに、公明党、共産党、民社党、二院クラブとともに、予算委員会総括質疑者の順序につきましては、第一回目の質疑者は各党一巡方式をとることを強く主張いたします。 その理由を申し上げます。 第一は、参議院は良識の府として運営されてきており、昭和三十九年までの長きにわたって、総括質疑の第一回目のは各党一巡で行ってきているのであります。残念ながら、……
○矢追秀彦君 関連。 いまの議論を聞いておりまして、総理にお伺いしたいんですが、総理は、この間からずっといろんな議論がありました、ずっと経過が来ております。で、いまできるだけ早くとも言われました。もうぼつぼつ総理の頭の中にはどの辺を終着点にするのかということができていなければおかしいし、私はあると思うんです。しかし、先ほどからの答弁では非常にのらりくらりされておる状況ですね。私は絶対後退をしていないと、精神的にそういうことばっかりおっしゃって、具体的に、じゃどうなんだとなると、いまの総務長官と黒柳委員の間の議論を見てもおわかりのように、私はちょっとおかしいと思うんです。結局、独禁法改正も華々……
○矢追秀彦君 関連。
長官、質問者の質問をよく聞いて答えていただきたいと思うんです。いまのは答弁になってないわけですよ。法改正をしてもいいからちゃんと検討すべきだと、ここまで言ってるわけですよ。全然検討も何もないじゃないですか、いまでちゃんとできるという。現状でできればすべて問題は解決しているわけじゃないですか。解決をしてないから質問しているわけです。どうするんですか、これから。
【次の発言】 関連。
先ほど外務大臣の言われた、この核軍縮の進展の問題ですけれども、この二月五日にアメリカの議会にアメリカのシュレジンガー国防長官が報告しておりますが、これの冒頭の言葉を読みますと、非常に私は脅威……
○矢追秀彦君 関連。 これは総理に確認しておきたいんですが、私は、この前の臨時国会でも苫小牧の開発の問題について環境アセスメントの問題を総理にお伺いいたしましたが、その後、いま環境庁長官からお話しのように、すでに委員会もできて検討が始まっておりますが、私はやはりこれは余り延ばせないと思います。そういった意味で、できれば今国会でその結論を出せないかどうか。すでに公明党といたしましては、環境影響事前評価法という法律を国会に提出をしておるわけです。私たちとしても、一応研究もし勉強もして成案を見ておるわけですから、政府としては、私はできない問題ではないと、こう思いますので、わが党の法案の検討も含めて……
○矢追秀彦君 ただいまの政府の報告は、三木総理の答弁内容から見て後退するもので、直ちに納得することはできがたい。ついては、この報告に対する質疑は、必要あれば別の機会に行うことにいたしたいと存じます。
○矢追秀彦君 関連。 先ほど柏原委員の質問の中で母乳と齲蝕との関係、虫歯との関係が出ましたが、まだ全然調査されていないということですが、すでにこれは小児歯科学会でも問題になっていることです。要するに、最近、母乳をとらないから子供の虫歯がふえる、そういう相関関係はデータとしてすでに発表されております。厚生省として、それを掌握していないというのははなはだ怠慢であると思います。これが一つ。この点についてどうお考えになっているか。 それから、先ほども指摘がございましたが、最近の、ミルクはますます砂糖分がふえてきております。だんだん甘くなっているわけです。最近ようやく砂糖のない、甘味料の余り入ってい……
○矢追秀彦君 関連。 通産大臣ね、質問者にきちんと答弁していただきたいんですよ。いまの質問は、業界に対して販売中止の行政指導をどうしてしなかったのかと、それに対する答弁としては不服だと思うんですよ、私はね。何だかんだ言われましたけども、悪いものなんでしょう、これ。よくないわけですよね。それがずっと在庫ゼロになるまで売りさばいておいて、そして今日のような状態、質問者が指摘しているような、矢原委員の指摘しているような状況になったわけですから、もっと早い段階に、もう無鉛化なんというのは相当前から言われているわけですから。要するに、業界に対する行政指導は全然なされていないわけです。中止も含めた行政指……
○矢追秀彦君 関連。
行管庁長官にお伺いしますけれども、ちょっと重ねてお聞きしたいんですが、いま問題にされておるこの日本釣振興会と全日本釣団体協議会というのは、愛好会に入るわけですね。愛好会的なものですね、これは。どうですか。それをまず聞いて、もう一つ質問します。
【次の発言】 大臣、釣りをやられますか。釣りはおやりになったこと、ありますか。
【次の発言】 釣りの振興会が愛好会であるかないかということは、調査しなきゃわからぬのですか。そんなものは愛好会にきまっているじゃないですか。ごまかしちゃいかぬですよ。いま質問者が聞いている、その協会の目的の中に入っているじゃないですか。これは愛好会じゃ……
○矢追秀彦君 私は、冒頭に、先日の本委員会の分科会におきまして、和歌山県の日高郡竜神村におけるたん白尿が多量に検出された事件につきまして、先日の厚生省の報告につきまして疑義がございますので、改めて御質問したいと思います。
初めに、厚生省の方から、先日発表されたデータ、あるいはその後わかったことがございましたら、御報告を願いたいと思います。
【次の発言】 私が聞きたいのは、先日厚生省が言われました、今回行われました順天堂大学医学部の吉川講師の調査について、何かそれが余り高くない数字であると、新聞の報道が何か間違いだというような印象の答弁を受けたわけです。これについて、もう一度はっきりしてくださ……
○矢追秀彦君 初めに、昨日報告のございました竜神村のたん白尿の発生の問題について厚生省に伺いますが、先日の分科会の報告を撤回をされまして、昨日一〇・二四%という、これは非常に高い発生率だと思います。この間、余り高くないというように答弁をされておりましたが、この調査は三日間連続調査をされておりますし、非常に厳しい条件のもとで出た一〇・二四%ですので、これはかなり異常な数値と考えますが、厚生省の見解をお伺いします。
【次の発言】 通常は大体どのような状況ですか。
【次の発言】 東京都で調べておられる、これは東京都の予防医学協会のデータでは、たん白は小学校で〇・一%、中学校においては〇・四七%となっ……
○矢追秀彦君 最初に、総理に政治姿勢でお伺いをしたいと思いますが、けさの新聞によりますと、独禁法の改正につきまして修正という面が出てきておりますが、総理はどうしても今国会でこの独禁法を大幅な修正に応じても成立をさせたいと、こういう意向なのかどうか、その点をまずお伺いしておきます。
【次の発言】 まあ細かい点まではお答えできないと思いますが、公明党を初めとした野党の主張はかなり御存じだと思います。また、公取の試案についても私たちはある程度賛成の意を表してきておりますが、いま、できることとできないことと言われましたが、大体どの辺の線までならば譲れると、こういうことを、もし具体的に総理の頭の中にお考……
○矢追秀彦君 初めに五十一年度予算編成と赤字国債の問題についてお伺いをします。 先ほど来も五十一年度予算についてはまだいろいろ調整がつかないということで、具体的なお話はございませんでしたけれども、昨日の本会議の答弁あるいはまたいままでの審議を通じて、相当の赤字国債の発行はやむを得ないと、こういうふうなことは明らかであると思います。 そこで、お伺いしたいのは、今回の赤字国債は、この法案にも出ておりますように、予算成立後に生じた予想外の税収などの減少となっております。また四十年度の赤字国債の場合も、予算成立後に生じた税収減の補てんと、こういうことに言われておるわけです。そうしますと、五十一年度……
○矢追秀彦君 初めに大蔵大臣と日銀副総裁にお伺いしたいのは、公定歩合の引き下げ、それから預金準備率の引き下げが行われましたが、これに対して現在どれだけの効果が出ておるのか、その点まずお伺いします。
【次の発言】 いま計数的にその効果が出ないと言われておりますが、現実として景気についてはマクロ的にはある程度よくなりつつあると言われておりますが、御承知のように部門においてはかなり相当深刻であります。しかも来年度の予算等も、ここでもずっと議論されてまいりましたが、果たして景気回復までいくのかどうか、非常に疑問視をされておるわけです。予想以上に冷えておることが現実であります。したがって、第五次の引き下……
○矢追秀彦君 初めに、日本銀行から本年の八月二十六日に出されました「米国の赤字財政の現状と問題点」こういうレポートがありますが、これについて若干の質問をしたいと思います。 ここに三点問題点が出ておりますが、その一つは、ケネディ政権下で、赤字の中での大減税という積極財政策がある程度功を奏したことによりまして、財政赤字に対するタブーが弱められ、その後の米国の恒常的な赤字財政へとなっていく点について、わが国の場合も、昭和四十年からの建設国債発行という実質的な赤字財政政策が表面的にある程度の功を奏したという政府の感覚が、その後十年間、ずっと建設国債の発行になってきたわけでありますけれども、さらに今回……
○矢追秀彦君 関連。 先ほど来、防衛庁長官は、国民の抵抗意思についての問題でお話を伺っておりますと、いまは眠っておる、覚まさなくちゃいけないと。私は、普通の個人の人間として考えた場合、そういった抵抗意思は眠っておるのが普通だと思うんです。これが起きるような状況になることが非常に問題でありまして、私は、いま一番最初にそれを挙げたいと言われましたけれども、ちょっとその辺は納得できかねるわけです。私は、眠っているままにしておくべきだ、そのために最大の外交努力やそのほかの努力をすべきであって、何か話を聞いておりますと、国を守るのだという気持ちをとにかく起こすことばっかり考えておられる。それが防衛の第……
○矢追秀彦君 関連。 さっきから専門家と相談してとか、いろいろおっしゃっておりますけれども、これだけの大問題であるし、大臣は先ほど来労働省の方としては先取りをしてきたと、そう言われるなら、もっと具体的なきちんとした機関なり研究班というふうなものをきちんとつくって、それでやらなければ何の意味もないし、ただやりますだけではいけない。いま言われた過去のことをどうするのか。データがない、追跡調査もなかなか大変ですけれども、どこまで可能なのか。やはりきちんとしたことをやらなければ、ただ専門家とか、専門家といったっていろいろあるわけでして、どういうふうなメンバーでどういうふうにするのか、その点まできちん……
○矢追秀彦君 初めに外交問題をお伺いしたいと思いますが、これは総理にお伺いします。
日中平和友好条約の締結には熱意をもって取り組むと言われておりましたが、最近いろんな行き詰まり等で進展をしていないように思いますが、この見通しについてはどうお考えになっておりますか。
【次の発言】 外務大臣、いま総理の言われた国連総会における中国側との話の中身について、発表できる限りお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの外務大臣の言われたその四つの問題について、喬冠華外相はどういう反応でしたか。
【次の発言】 問題の反覇権でありますが、これを条約の前文に入れる場合と本文に入れる場合とは、条約論とし……
○矢追秀彦君 初めに副総理にお伺いをいたしますが、まず初めに、いまいろいろと政局をめぐりまして、特に自民党の内部でいろいろな動きがございます。副総理自身もその渦中にあるわけでございますが、まず現在の状況を副総理はどういうふうに把握をしておられますか。
【次の発言】 いまの答弁だと一つ大きな点が抜けていると思うんですが、要するに副総理がしばしば主張されておるいわゆる党の改革、政治の一新、この点はいかがですか。これはいまおっしゃいませんでした。
【次の発言】 それから解散、総選挙の問題があるわけですが、この問題も含めまして、いま言われた三つありますね、それに解散、総選挙を入れて今後の政治日程、副総……
○矢追秀彦君 初めに、きょうもしばしば出ておりましたが、サンフアン会議についてお伺いをしたいと思います。
最初に、ランブイエ会議と比べてどのような違いがあったのか、ランブイエと比べてどれだけ前進が見られたのか、その点の評価についてまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま言われたそのインフレなき経済成長の持続、これが今回の特長でありますが、これについては、各国間においてかなり認識の違い、そういう足並みの乱れがあったということを聞いておりますが、その点はいかがですか。
【次の発言】 大蔵大臣は、新聞報道によりますと、「インフレなき完全雇用は理想だが、昔から、できたためしはないし、今も、で……
○矢追秀彦君 最初に、先ほど寺田委員から質問のございました大平大蔵大臣の香川発言について二、三点だけお伺いをいたしますが、まず第一番目は、自民党が政権を野党に譲り、みずからドッグ入りして活力の回復を待つことが民主主義のルール、党再生の道のように思うと、しかし、国民の間に野党に政権を譲れとの声はなく、野党側にも受けざらの用意があるようには見えないと、このようにおっしゃっておりますが、私たちの認識といたしましては、受けざらについてもまあ私たちも私たちなりに、もうすでに公明党の場合であれば二年前に発表してありますし、また他の野党もそれぞれ受けざらは出されております。したがって、この受けざらがないとい……
○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 反対理由の第一は、本改正案は、政府の言う全面的な見直しとはほど遠い相変わらずの大企業優遇、高額所得者保護の姿勢であるということであります。 政府は、口を開けば、その失政をたな上げにして、財政危機を理由に高福祉、高負担を言いますが、国民に負担を強いる前に不公平税制の代表的なものである租税特別措置法を徹底的に洗い直し、もはや過去の遺物となった大企業優遇措置を改廃すべきであります。 本法案の改正に際し、政府は鳴り物入りで大幅な整理合理化を推進すると言っておりますが、実態は御多分に漏れず大企……
○矢追秀彦君 私は、本論に入ります前に大平大蔵大臣にけさの新聞論調等を中心に少し御質問したいと思います。 自民党内のことでありますから、あるいは内政干渉というふうなことで余りお答えをいただけないかもわかりませんが、きょうの新聞の大きな見出しは「大平派も椎名支持」あるいは「「三木退陣」へ旗揚げ」とか、そういうことが出ております。私が特に問題にしたいのは、自民党の内部がどうなろうと、これは自民党さんのことでございますから、私たちがとやかく言うあれはございませんけれども、ロッキードの真相究明ということが一つの大きな論点になっているように見受けられるわけです。新聞報道によりますと、自民党の大平派は十……
○矢追秀彦君 小倉参考人それから関本参考人にお伺いいたします。 まず最初に、会社臨時特別税がなくなったわけですけれども、これについての御意見をお伺いします。これにあわせまして、富裕税がいろいろ言われてきておりますが、これについて税調ではどういう議論が出ておるのか、これからの見通し等も含めて、これを第一点にお願いしたいと思います。 それからその次には、租税特別措置法でいろいろ問題になっておりますが、いわゆる社会保険診療報酬課税の特例についてでありますが、これは非常に議論のあるところです。これについては見送りになっておりますが、一つは、現在、御承知と思いますが、特に関本参考人などは実際実務をや……
○矢追秀彦君 私は三十分しかございませんので、総論的な質問のみにさしていただきますので、答弁の方よろしくお願いいたします。
まず初めに、発展途上国の最近の動き、特にLDCの要求についてどのように認識をされておるか、まず初めにお答えいただきたい。
【次の発言】 いまの最初の要求について一次産品価格の安定ということですけれども、これについてはバッファーストック、要するに備蓄政策ということがかなり言われてまいりますし、特にわが国においても今年度予算ではストック分につきましては予算を組んでいただいて備蓄政策を進めるということに道が開かれたわけでありまして、これについては一応私たちも評価をしておるわけ……
○矢追秀彦君 委員長、関連。
【次の発言】 関連。
冒頭から関連で恐縮ですけれども、午前中の黒柳委員の質問の中で、マニ・トラ銀行の問題が出ておりましたが、大蔵当局にお聞きをしたいのですが、このマニ・トラ銀行に対する先ほどの答弁でははっきり出てまいりませんでしたが、大蔵省としては外為法によりまして定期調査をたしかやっておられると思いますが、その定期的な調査をおやりになったと思いますが、その結果について御報告いただきたい。
あとまだ二、三やります。
○矢追秀彦君 私は、初めに政治姿勢につきまして若干お伺いしたいと思います。
初めに、けさも出ておりましたが、参議院の定数是正の問題でございますが、先日の最高裁大法廷の違憲判決、これが参議院の定数を現在の定数から考えた場合違憲だと私は思いますが、総理はいかがですか。
【次の発言】 いや、私が聞いているのは、最高裁の判決の中にも極端な不均衡の場合は違憲となる、こういう判決が出てますので、現在の参議院の定数は極端な不均衡であるがゆえに違憲であると考えるべきだと思いますが、それに対する総理の考えを聞いているわけです。
【次の発言】 法制局長官、専門家の立場としてどうですか。
○矢追秀彦君 関連。 最初に、ただいまの問題に関連して選挙部長にお伺いしたいんですがね。いま桑名委員の指摘した、この執行部あるいは政務調査会等で支出になっておりますね。その場合、領収書が添付されなければなりませんね。領収書は公開にはできないことに省令でなっておる。これは私もわかっておりますが、その領収書の場合ですね、やっぱり執行部だけでは私は恐らく選管は通らないと思うんですけれども、この場合はどうなっておるのか、それをまず教えていただきたいと思うのです。代表者名が必ず要るはずです。おたくの方から回ってきている報告書の様式がありますね。法律に基づいてつくられた報告書の様式の中には、きちんと代表……
○矢追秀彦君 関連。 関連ですから簡単にやりますが、ただいま中尾委員の質問に対して、法務大臣、まずコーチャン、クラッターが拒否をした理由、その間の事情の御報告がひとつお願いしたいと思います。 それから、もしコーチャン、クラッターと会えない場合、事情聴取ができなかった場合、それにかわる手段としてはどういう手続をお考えになりますか。証人尋問の手続の方針を重点にされたような報道も出ておりますが、その辺はどうなのか。 それから総理にお伺いしたいのですが、いま言われたことだと思いますが、このコーチャン、クラッターからの事情聴取ができるように特使から強く米政府に要請をすべきだと思いますが、その辺をさ……
○矢追秀彦君 最初に、日中問題を一言お伺いをいたします。 すでに衆参両院の外務委員会でも議論されておると思いますので、あるいはダブるかもしれませんが、中国の新しい体制のもとでの今後の日中平和友好条約に関する交渉でございますが、当分静観をするというふうに政府は言ってきておられますが、かなり新体制の形といいますか、もう中国において華国鋒氏が党主席にも就任しておりますので、大体の様子はつかめてきたと思うんですが、今後の交渉の日程は大体どういうふうな目安をお考えになっておるのかどうか、さらに、まあ総選挙がございますので、この辺とも兼ね合わせてこれからどういうふうな計画をされておるか、お伺いしたい。
○矢追秀彦君 関連。
いまのことに関連してですけれども、昭和四十六年度には七年債、十年債別の償還計画が提出されておるわけですけれども、その点といまの御答弁とは矛盾をしないのかどうか。その点、いかがですか。
【次の発言】 そうすると、いままでの御答弁で、仮の質問になって恐縮ですけれども、いままで政府は補正予算は出さないと言われておりますが、もし今後のいろんな推移によって、補正予算が仮に提出をされるというような事態になれば、いまのお答えのように、この四十六年度のときのように中期国債が発行されたならば、そこで償還計画表を修正をして出すとおっしゃるのか、あるいは補正予算が仮に提出をされないで、現在政……
○矢追秀彦君 私は、先日来から行われましたIMF・世銀年次総会について少しお伺いしたいと思います。 まず初めに、暫定委員会のコミュニケが出されましたが、この中にある、国際収支ポジションの強い工業国は、インフレ抑制政策の効果を妨げない範囲内で国内需要の持続的かつ十分な拡大を確実に図るべきであると、こういうコミュニケがございますが、これを踏まえまして、わが国にこれを当てはめてまいりました場合、現在の財政運営といいますか、状況下、あるいはまた景気の動同等で、これが十分満足される状況にあるのかどうか、まずその点について大臣の認識からお伺いしたい。
○矢追秀彦君 この間の委員会で、マニラのお話をちょっと質問したのですが、特に日鉄総裁の演説の中で、日本の国内経済に対する触れ方が少し少なかったのではないかと、率直に申し上げまして大蔵大臣はそういうふうに思うというふうにおっしゃったわけですけれども、そこで、この黒字に対していろんな批判等が出ておりますけれども、OECD等の見通しでいけば、決してそうたくさんの黒字は出ないという線も出ておりますし、その辺の説明はもう少しやられてもよかったのではないか。公式でやられなくても、非公式ではいろんなお話をされたと思いますが、それに対する各国の反応はどうであったのか、これが一つ。 それからもう一つは、いま円……
○矢追秀彦君 初めに、伊部参考人にお伺いをいたします。 先ほどもおっしゃっておりましたが、これからの国債発行に対する銀行の引き受けについてですが、特にこの十月は、財特法の関係でやはりかなり多額に出るというふうなことが新聞等に出ておりますが、まず十月、一兆二千億というようなことも出ておるわけですけれども、実際どうなるかこれはわかりませんが、かなり十月にたくさん出る。それから十二月は、やはり資金需要がたくさん出る。そういうときに銀行としてはどういうふうな負担になっていくのか、大体大ざっぱに計算いたしますと、いままで九月、これから十、十一、十二、一、二、三とした場合、四、五はちょっとペンディングし……
○矢追秀彦君 初めに、先ほども減税の問題が出ておりましたので、ちょっと大臣に重ねて確認の意味で質問いたしますが、来年度減税――物価調整減税も含めていままでなかなかしないと言われておったのが、大分発言がやわらかくなったという新聞報道がずっと出ておるわけです。また、きょうの朝刊あるいはきのうですね、「所得減税を実施」とか、あるいは「所得減税論まき返す」「首相周辺もぜひ総選挙の目玉に」とか、かなり出てきておるわけですね。それからきのうの衆議院の大蔵委員会の答弁、また先ほどの答弁、そういった点でここではなかなかできない、できないと言っておられますけれども、国会が終わった時点とか、あるいはそういったとき……
○矢追秀彦君 初めに、大蔵大臣にお伺いしますが、再々この委員会でも議論になっておりました来年度予算の編成方針でございますが、この間も非常に厳しい状況ということを言っておられまして、その状況はよくわかりますが、まず来年の基本的な方針として緊縮型と言われてみたり、あるいは中立型とか、いろんな言い方がございますけれども、基本的にはどの方向をまずお考えになるのか、その点をお伺いしたい。
【次の発言】 いま言われました中で国債の問題ですが、大体来年度予算で国債依存率はどの程度を目安とされるおつもりですか。
【次の発言】 いまのお話だと、数字とかパーセンテージは結構ですけれども、少なくとも建設公債よりも赤……
○矢追秀彦君 初めに大臣に、予算修正が行われることになりましたが、今後のプログラムについてまずお伺いをしたいんです。 一つは、減税の実施の時期です。それからこれからの作業としてはどうなるのか。たとえば歳入の数字が変わってきます。この場合、税法の、現在も衆議院に付託されたものをどういうふうにされていくのか。あるいは政府として再提出をされるのか。あるいは国会での修正という形になるのか。あるいはまた、歳出面についてもかなりこれは法律案を変えていかなくちゃならぬわけです。その場合政府が修正をされて出されるのか。やはり予算自身が政府修正という形ですから、政府の提案になるのかと思いますけれども、その辺の……
○矢追秀彦君 法案の内容に入ります前に、初めに主税局長にお伺いしたいんですが、昨日の衆議院の大蔵委員会で、来年度で増税ということについての答弁があったということがけさの新聞に出ておりますが、これ、もう少し詳しく御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま言われた経済の体力がどの程度回復するかという点ですけれども、やっぱり一つのめどとしては、この三月、年度末ということは考えておられますか。要するにこの三月末でどの程度景気が回復してきたか、それで五十一年度予算、あるいは補正、それから今度五十二年度予算が執行されていく、その辺を考えた上でその辺が一つのポイントになりますか、それとももっとずれ……
○矢追秀彦君 所得税の課税最低限度額についてお伺いをいたしますが、この趣旨は、憲法が保障する「健康で文化的な最低限度の生活」これができるということになると思いますが、現行の課税最低限である独身者八十万円、標準の家庭である百八十三万円は、健康で文化的な生活が可能とお考えになりますか、大臣、どうですか。
【次の発言】 所得税の納税人員の推移を見ますと、非常に増加をしております。三十年には就業者数に対する納税人員の比率は二六・六%、四十年には四一・二多、五十年代に入りますと七〇%を超え八〇%に近づいてきております。この就業者数は、パートや新卒で四月から勤務する人まで含まれておりますと、大体もう九〇%……
○矢追秀彦君 初めに航空運送貨物の税関手続の特例等に関する法律案について少しお伺いをいたします。
今回の電算機の導入がもしシステムとしてよいのであれば、どうしてもう少し早く着手をされなかったのか。その点はいかがですか。
【次の発言】 このシステムの稼働予定時期、そしてこれと成田空港の開港との関係はどうなっておりますか。
【次の発言】 今回、これは官民合同のシステムとなっておりまして、いま言われたように法人が設立されるわけでございますが、その職員の配置です。これは民間の方は約百社から拠出ということになっているようでありますけれども、この選び方がどうなるのか。それからその職員の身分ですね。特に給……
○矢追秀彦君 関連。 いま総理が言われたことに関連してですけれども、これからの具体的な中国との平和友好条約締結のためのプログラムといいますか、日程といいますか、そういったものをお示しいただきたいのですが、要するに、いま小川大使が帰ってこられた、これから大使を通じていろいろやられていくのか、これは外務大臣があるいは訪中されるのか、総理が訪中されるのか、そういうふうなことも含めまして、これからどういうふうな折衝を具体的な形でやっていって、大体どれぐらいの目標で締結までいくのか、その点を構想といいますか、それをお示しいただければと思います。
○矢追秀彦君 先ほども質問がございましたが、日ソ漁業交渉に当たって特使が決まったわけでございますが、日程、それから方針、総理の決意、それを冒頭にお伺いしたい。
【次の発言】 いまのお話だと、具体的に漁業の問題については一切触れないと、友好親善と、結局これは政治折衝まで特ち込まないとどうしようもなくなったから特使を出されたわけですから、ただ友好親善といって、やあやあと言って終わりというのはちょっとおかしいと思うんですが、その点いかがですか。
【次の発言】 見通しはどうですか。
【次の発言】 先日の当予算委員会でわが党の中尾委員の質問に対して、総理並びに外務大臣は、竹島問題で韓国政府に外交交渉を申……
○矢追秀彦君 お許しをいただきまして、本日の集中審議の本論とは少し外れますが、重要な問題でございますので、一問だけ総理にお伺いしたいと思います。 日ソ漁業交渉でございますが、二月二十四日のソ連閣僚会議決定、これを受け入れることは、将来、北方領土に対するわが国の領有権要求の根拠を失うことになると非常に懸念をされるわけです。総理は北方領土については譲れないと、こういう立場をはっきりされております。これは私もこの点については信頼したいと思うんですが、そうすれば、北方領土周辺水域の扱いは、他のソ連二百海里水域と何らかの異なる取り扱いをすること、これはまずどうしても必要であると思います。 この将来の日……
○矢追秀彦君 いま寺田委員の方からも質問のございましたカドミウムの問題でございますが、私も実は昭和四十二年の五月に、初めてこの参議院の公害対策特別委員会でイタイイタイ病の質問をやった張本人でございますので、その後、一年後に厚生省の見解が出ました。いま先生はわからないとおっしゃいますが、じゃあわからなければ、評論家的な御意見はどうお述べになろうと自由ですが、私がここで聞きたいのは、公害というものの原因の問題、確かにここには中山太郎先生というお医者さんもいらしゃいますけれども、私も医者の端くれですけれども、確かに病気の原因というのはむずかしいわけです。特に、イタイイタイ病のような病気の原因は確かに……
○副主査(矢追秀彦君) ちょっと長官恐縮ですが、いまの問題に関連して二、三お伺いしたいんですが、一つは災害対策基本法との関係ですが、もしいまの佐藤委員の主張の法案が仮に政府から出されるにせよ、あるいは議員立法で出されるにせよ、災害対策基本法との関係性はどうなるのか。もしこれが出てきた場合災害対策基本法の性格自身を少し変えなくちゃならぬのじゃないかという気もするんです。私よく勉強しておりませんのでわかりませんが、その点がどうなのか。 もう一つは、これはやはり推進をしていただきたいと私も考えますので、その点督励もお願いして、二つの点をお願いします。
○矢追秀彦君 時間が三十分ですから、ひとつ簡単にまとめて質問をしていきたいと思います。 初めに、登記所の事務処理の問題でございますが、最近、新聞報道によりますと、登記所における登記簿閲覧システムの盲点、あるいは登記所備えつけ地図の管理ミスなどを悪用いたしまして、あるいはまた権利証を偽造する等の悪質地面師グループによる文書偽造、詐欺による土地所有権移転登記事件などが相も変わらず発生をしておりますが、こういった事件が国民から見ますと、非常に法務局の行政に対する信頼を失わせる、そういうふうに考えるわけです。これに対して現在はどういうふうな注意をされておりますか。たとえば印鑑証明、いわゆる権利証文書……
○分科担当委員外委員(矢追秀彦君) 私は最近、歯科医療が非常に問題になりまして国民から大きな不満が出ておりますが、この問題に関連をいたしまして、う触の予防と、それから歯学部あるいは歯科大学の大学の問題を中心に質問を進めたいと思います。時間が限られておりますので、ひとつ簡明にお答えをいただきたいと思います。
まず初めに、学童にう歯、いわゆる虫歯が非常に最近年々ふえていることは御承知と思いますが、この虫歯の予防に対する学童の指導、これはどのようにいま行われておりますか。
【次の発言】 小学校学習指導要領によりますと、この虫歯に対する保健のところでの出てくるのが五年生なんですね。小学校五年生になり……
○分科担当委員外委員(矢追秀彦君) 副総理に数点確認をしたいのですが、まず初めに、総理や副総理はしばしば、質素な生活への転換とか、消費者の会理的生活パターンへの転換と、こういうことを所信表明でも述べておられますが、こういったことは生活を切り詰めろということになると思うのですが、実際はその生活の切り詰めは、エンゲル係数等を見てもわかりますように、低所得者層にしわ寄せがきておるわけです。そういうことで転換がなされてきたのでは、やはり国民の不満というのはそう簡単に解決をしないと思いますが、この辺はどうお考えになりますか。
【次の発言】 副総理は、今年三月末に消費者物価指数を前年同月比一五%以内に抑え……
○矢追秀彦君 初めに館先生とそれから原先生にお伺いをして、次に安恒先生にお伺いいたしたいと思います。 館先生は、過剰流動性は心配ないというお話が大体においてございましたけれども、私はかなり心配をしておる方でございます。現状においてはまだ景気回復がそう軌道に乗っておりませんので、まだ資金需要の面においてはそうそれがないと。そういうことで政府としては、政府といいいますか、日銀といいますか、国債についてはかなりいま銀行に買わせておられる状況ですね。いまのところこれでもっておるわけだと思うんです。今後景気が回復してきた段階において、その辺がどうなってくるのか。 あわせて、物価の上昇が大量の赤字国債……
○矢追秀彦君 丸尾参考人に、時間がありませんので簡単に三点だけ質問いたします。 一つは、過剰流動性の問題でございますが、これはいろいろ議論が分かれておりまして、余り心配ないという人、非常に心配であるという人、大体二つありますが、先生は今後の大きな変化がない限り、どういうお立場をとるのか。仮に過剰流動性が起こる危険性がある場合は金融の引き締め、金融の問題ですね、金利の問題を含めてどういう対処をしたらいいのか、その点をお伺いしたいと思います。特に大幅ないわゆる赤字国債を抱えた財政でございますので、その点でどうなのか、これが第一点です。 第二番目は新価格体系、言われております新価格体系が、大和証……
○矢追秀彦君 五十年度の地方財政の決算でも明らかなように、地方財政計画を実際的にはかなり上回っているわけです。地方自治体としてはいろいろ工夫をされておりますが、自然増収のあったときはよかったんですが、現状においては非常にこの問題が負担増という形になっておりますが、これからの地方財政計画の策定に当たって、実態に即した計画を立てるべきであると思いますが、まずこの点について自治大臣の所見をお伺いしたい。
【次の発言】 できましたら、この乖離の実態を御説明していただきたいのです。
【次の発言】 それで具体的な問題に入りますが、政府は地方職員数の是正をしていると言われておりますが、これが実態との間に大き……
○矢追秀彦君 初めに大臣にお考えを伺いたいんですが、歯科の問題が非常に大きく社会問題化したのは昭和五十年、歯の一一〇番も設置をされまして二年たったわけですけれども、現状としてこの歯科問題はその後どういうふうになってきたと大臣は思われますか。解決をしてきたかどうか。
【次の発言】 大臣、どうお考えですか。
【次の発言】 その差額の問題も、これをやり出したら切りないわけですけれども、歯科医療、医療一般を含めて、やっぱりいま非常に国民の間には関心も高いし、また不満も非常にあるし、その騒ぎは確かに、いま苦情が少なくなったと言われているように、減ってきたかもしれませんが、抜本的に歯科医療あるいはまた医療……
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