矢追秀彦 参議院議員
11期国会発言一覧

矢追秀彦[参]在籍期 : 7期- 8期- 9期-10期-|11期|-12期
矢追秀彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは矢追秀彦参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

矢追秀彦[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第20号(1978/05/10、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、総理の訪米報告に対しまして、総理並びに関係閣僚に対し若干の質問を行うものであります。  総理は、今回の訪米に際し、「世界の中の日米の役割り」という格調高いテーマを掲げて会談に臨みました。そして、その成果を、会談は大成功であった、世界のために有意義であったと自画自賛をされております。しかし、新聞の見出しを幾つか拾ってみても、「宿題先送りの日米会談」、 「難問、通商、通貨は先送り」、「実り薄かった日米会談」と書かれているように、通貨、通商、防衛など、日米間で山積している深刻な問題については掘り下げた議論はほとんど行われず、したがって共同声明すら出せない、単なる……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第14号(1979/05/23、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となっております日本専売公社法等の一部を改正する法律案について、総理及び大蔵大臣に若干の質問を行うものであります。  まず最初に、公共料金の値上げに対する政府の姿勢について伺います。  最近の世論調査を見ましても、国民の政府に対する一番強い要望は物価の安定にあることは明らかであり、この要望にこたえるのは政府の責務であると思います。  政府は、五十四年度経済見通しの中で、消費者物価上昇率四・九%を国民に約束をいたしました。ところが、最近の物価動向、特に卸売物価は昨年の十一月以来六カ月連続して大幅上昇しており、四月の卸売物価は前月比一・七%……

矢追秀彦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

矢追秀彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 外務委員会 第7号(1977/11/17、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、私は、本論に入ります前に、日中平和友好条約締結について少し簡単にお伺いしたいと思います。  この間の補正予算の審議の際には、私も二、三質問をいたしましたが、余り明確な答弁がございませんでした。最近、新聞紙上にはいろいろ政府の動きが出ております。これについてお伺いをしたいんですが、まず日中平和条約の締結の時期、これは大体どの辺を目途としてやられておるのか。そうして批准については次の通常国会で実現をするという見通し、あるいはそれだけの目標でやられておるのか、それがまず第一点。  次に、反覇権問題でございますが、この条項を本文に入れるというふうな感触が新聞に出ておりますが、これ……

第82回国会 外務委員会 第8号(1977/11/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 租税条約に入ります前に、チェコは東欧圏に属しておりますので、欧州安保・協力会議についてお伺いしたいと思います。  まず、現在、ベオグラードでフォローアップ会議が行われておりますが、これの現在までの状況について御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 特に、冒頭の演説の中で、代表的な米ソでございますけれども、この米ソの演説についてはどのようにお考えになりますか。
【次の発言】 特にチェコの今年問題になったいわゆる憲章七七、この人権問題について恐らく議論が行われておると思いますけれども、これが今回のフォローアップ会議の一つの対象としてかなり議論されておると見ておられるのか、これが……

第82回国会 予算委員会 第3号(1977/10/19、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、ただいまも議論されておりましたハイジャック問題について簡単に伺います。  私は、今回の政府のとった処置はやむを得なかったという感じもいたしますが、数々の検討すべきことがあると思います。総理は、今回の西ドイツの処置について、参考にすべきことがあれば参考にしたいと、このように言っておられますが、具体的にどのような点を参考にされますか。  また長崎におけるバスジャック事件は、警察当局の処置によって解決に成功いたしましたが、総理はどのようにこれを評価されておりますか。最初に一言伺っておきたいと思います。
【次の発言】 ぜひ二度と起こらないように、政府としては早急に対策を講じていた……

第82回国会 予算委員会 第4号(1977/10/20、11期、公明党)

○矢追秀彦君 関連。
【次の発言】 私も、この間、総理に日中問題で質問いたしましたが、まあ総理は、非常に決意はかたい、早くやりたい、それから条文のすり合わせばまだやっていないと、これが私ははっきりしたと思います。共同声明の線ということになりますと、当然、反覇権問題が出てまいりますが、私はこの間からずっと衆議院の予算委員会の質疑、また参議院における総理の答弁等を見ておりまして、やはり原則としてこの反覇権は本文に織り込む、こう私は理解をしたいわけですが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 そこが一番問題で、結局、そう言われると総理の決意というのは疑わしくなってくるわけです。条文のすり合わ……

第82回国会 予算委員会 第6号(1977/10/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 平電炉の関係でお伺いをします。  安田参考人にお伺いしますが、先日の本予算委員会でも時間がございませんでしたので簡単にしか私は平電炉関係の質問ができなかったのでございますが、一つは、現在やられておる不況カルテル、価格カルテル、これは現在でも値崩れをしておるわけですけれども、大体値段としてはどれぐらいになれば現在の大変なこの不況をしのげるのか。しかし、それは今後建設資材とかいろいろな値上がりを誘発する危険性も出てくるわけですが、業界としてはその辺はどうごらんになっておりますか。  それからもう一つは、四十八年に大変増産をされたわけです、四十八年以降。年間十二基もつくられておりました……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、公明党)

○矢追秀彦君 ただいま総理がアメリカに対する姿勢について少し言及をされました問題について続いて伺いますが、その前に、昨日米国のFRBのバーンズ議長が上院においてドル価値の維持についての証言を行われた、こういうことを聞いておりますが、その内容について日銀総裁にまずお伺いいたしますが、その内容、さらにこれに対する日銀総裁の見解、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 きょうは市場で少しドル高になっておるようでありますが、もう終値が出ておると思いますので、その終値は幾らになっておるのか、こうなった結果はバーンズ議長の証言の影響と見てよいのかどうか、その点、日銀総裁、いかがですか。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第4号(1978/02/28、11期、公明党)

○矢追秀彦君 先ほども出ておりましたけれども、この最初の第三条にあります「目的」のところに、「この目的を達成するため、適当なすべての措置をとる。」こうありますけれども、実際は国際連合開発計画との協力関係において行われるわけですが、このWTOがかなりイニシアチブをとってこの国際連合開発計画へ意見といいますか、考え方なり計画というものが反映できるわけですか、その点はどうなっていますか。
【次の発言】 いまのお話だと、ちょっと私もよくわからないんですが、実際、このWTOで、たとえば七九年なら七九年にはこうするという計画を立てる、それに対して予算がどれぐらいかかる、仮に今回はアフリカ地域を強化するため……

第84回国会 外務委員会 第8号(1978/03/28、11期、公明党)

○矢追秀彦君 日中問題に入ります前に、成田空港の事件につきまして大臣に所信をお伺いしたいと思います。これは質問通告しておりませんので恐縮です。  大変このように事件が起こりまして、空港の実際の開港もおくれることになりました。国際的な信用が失墜しておるわけでして、諸外国からいろんな苦情等もきておりますが、これに対して外務大臣としてはどのようにこの国際信用を回復させるために具体的な手を打たれるのか、その点について伺いたい。
【次の発言】 特に日本赤軍、この過激派は世界的にかなりいろいろな事件をそこらじゅうで起こしましたので、諸外国から見て大変ひんしゅくを買っておるわけですが、この問題については外務……

第84回国会 外務委員会 第11号(1978/04/06、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、ILOについて伺いますけれども、このILOに対しましてアメリカが最近脱退をしたわけですが、アメリカが脱退をした理由、これはどういうところにあるのか。以前から脱退をするというふうな方向できたものか、あるいはカーター政権になってからのカーター大統領の一つの世界戦略の一環としてこういうふうなところにはアメリカとしては顔を出すべきではないという判断になったのか、その点はどのように外務省はごらんになっておりますか。
【次の発言】 政務次官はいま残念であるということと説得をすると言われましたが、具体的に、いままでこの問題について米政府に対して説得をされたことはあるのですか、もしないと……

第84回国会 外務委員会 第13号(1978/04/13、11期、公明党)

○矢追秀彦君 最初に、わが国はコンテナーの製造が大変多いわけですが、まずコンテナー輸出の実態についてお伺いをしたいと思います。  現在、どういうふうなところに輸出されておりますか、その比率と数字をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 対米輸出だけが圧倒的に多くて七四・三%ということになるわけです。そのほかの国は、イギリスはこの一年間で三%近く減り、スイスはやはりこれも四%近く減っておる状況で、この二つの国がどうして減っておるのか。依然として対米輸出に依存しておるということは、現在の厳しい用高、特に対米輸出が大変日本が多いということで反発が来ているわけですが、コンテナーも同じようなことに……

第84回国会 外務委員会 第16号(1978/04/20、11期、公明党)

○矢追秀彦君 最初に、この犯罪人の引渡条約ですが、前回よりは今回かなり拡大をされたということでございますけれども、その拡大が包括主義方式になっておりまして、罪種列挙主義にはなっておりません。この理由についてお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 この四十七種の付表ですが、これは将来変わることはあり得るわけですか。そういった場合は、どういう手続で変えられるわけですか。
【次の発言】 次に、いままでの犯罪人の引き渡しの過去のデータといいますか、これをお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 かなり戦後の件数としては少ないわけですが、今回のこの拡大によりまして、過去にさかのぼって当てはめたとし……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/25、11期、公明党)

○矢追秀彦君 それでは、初めに、先ほど渋谷委員からも質疑がございましたが、今回の大韓航空機事件についてお伺いをいたします。  初めにお亡くなりになられた方には心からお見舞いを申し上げるとともに、負傷された方にも一日も早い回復を私も祈っております。  調査はこれからでございまして、はっきりした事実がわからない面もあるかと思いますが、まず第一番に、領空侵犯が起こった原因、これについていろいろ言われておりますが、先ほども少し触れられました完全なるパイロットのミス、その理由として慣性航法装置、INSがついていない、こういうことが言われておるわけでございますけれども、大体、そのように理解をしてよろしいで……

第84回国会 外務委員会 第18号(1978/04/27、11期、公明党)

○矢追秀彦君 時間がありませんので一言ずつお伺いしますけれども、まず、漁業の問題は全部出てしまいましたが、一言だけお伺いしておきたいのは、二百海里時代あるいは母川国主義に世界の大勢がなる。これに対する対応がすべて私はどうもおくれておる。どうしてもっと先を見越してすべてができなかったのか。絶えず後追いといいますか、母川国主義ということになるとすればもっと早く養殖のこととか、先ほど出ておりました河川の問題等は手をつけておかなかったわけですが、絶えず見通しを誤り、後からばかりやっておる。最後に迷惑するのは漁民であり、またそれによって影響を受ける日本国民ということになるわけですから、その点はどうも私は……

第84回国会 予算委員会 第10号(1978/03/14、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、私は円問題についてお伺いをいたします。  日銀の方にお伺いをいたしますが、本日の円の交換レート、それから昨日のアメリカと西独の間に交わされましたドル防衛、これをどう見ておるか、そしてそれがどのような効果を期待をしておるか、その点についてお伺いをしたい。
【次の発言】 次に、日銀の委託介入、これについて米政府の態度、またそれに対して対処する日銀の態度、今後かなり買い支えができるような事態になってくるのかどうか、その点はいかがですか。
【次の発言】 昨日だったと思いますが、アメリカのクライン教授が、二百二十円、マルクは二マルク、こういうふうなことを言っておりますが、それに対し……

第84回国会 予算委員会 第12号(1978/03/16、11期、公明党)

○矢追秀彦君 関連。
【次の発言】 私は、いまの問題に関連をいたしまして、通産大臣と経企庁長官、そして大蔵大臣、総理にお伺いしたいと思います。  まずこの公定歩合の引き下げによって、これは特に通産大臣ですが、内需拡大までいくのかどうか。五十二年度については三回も引き下げになりましたが、余り景気に大きな影響はございませんでした。銀行の方はお金がいっぱいあって、そうして企業は借り手がない、こういうことで一生懸命借りてくれないかということで走り回っている。貸してほしい方は担保がないとか、あるいは企業の内容が悪いというので貸してもらえない、こういうことでございまして、五十二年度の三回の公定歩合引き下げ……

第84回国会 予算委員会 第15号(1978/03/20、11期、公明党)

○矢追秀彦君 関連。
【次の発言】 関連ですから簡単にお伺いします。  宮澤長官にお伺いをいたしますが、IMFの新協定が今週から発効されると伺っておりますが、この新協定が発効した後どういうふうなことになっていくのか、予想についてお伺いしたいと思うのですが、私は今後の大きな日程としてはIMFの暫定委員会、それから日米首脳会談、さらに先進国首脳会議、さらにIMFの秋の総会と、こう続いていくと思うのですが、やはり問題は各国の協調によるこの通貨管理をどうしていくか、言うなればより管理された通貨体制ということが現実に議論がされてくると私は思いますが、それに対して長官はどうお考えか。それに伴いまして、土曜……

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/03/27、11期、公明党)

○矢追秀彦君 財政展望に入ります前に、牛場大臣と宮澤大臣にお伺いします。  本日も二百二十六円台に円が高くなって突入したわけでございますが、いろいろ政府も対策を講じられ、ヨーロッパの方もアメリカに対してもいろいろやっておりながら、現状このように二百二十六円台という空前の高さになったわけですけれども、この現象をどうごらんになっておりますか。依然としてアメリカがドル防衛をやる気がないと、こういうふうに断定をしてもいいのではないかと私は思うのですが、問題になっておりました炭鉱ストライキも解決をしたようでございますし、そういうようなことで少しはと思いましたが、こんな状況です。その点について宮澤大臣はど……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、公明党)

○矢追秀彦君 時間の関係で、基本的な問題を中心に御意見を伺いたいと思いますが、まず参考人に。  ことしも入学試験が大体終わりまして各誌にいろんなデータ等が出てきておりますが、これは近年の傾向ですけれども、私立の高校を出た人の方が、たとえば東京大学を取り上げましても非常に多いわけでして、ことしについても、週刊朝日の資料によりますと東大合格のランキングの中で、ベストテンの中で国公立の高校はわずか国立が三校、県立が一校、あと六つは私立になっておるわけでして、五十位のうち半分近くは大体私立と、こういうことになっておるわけですけれども、この傾向はもうずっと最近ふえるばかりでして、それだけ公立の高校が入試……

第84回国会 予算委員会 第23号(1978/04/03、11期、公明党)

○矢追秀彦君 先日来、本委員会で峯山委員が指摘をいたしました、憲法の解釈をめぐる核兵器問題についての議論、これに対して政府から統一した見解を求めます。
【次の発言】 総理にお伺いをいたしますが、ずっと議論を聞いておりますと、さっきも峯山委員も指摘をしておりましたが、核兵器は持てるんだという解釈論をとっておられる理由というのが依然として明確にならない。政策では持たない、憲法的国是であると言いながら、解釈では持てるんですよというふうな含みを残しておる。そこまで核兵器に何か執着をする必要があるのかどうか、その点はいかがですか。
【次の発言】 その辺が、また議論をやりますともとへ戻りまして前進をしない……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 外務委員会 第5号(1978/10/18、11期、公明党)

○矢追秀彦君 一分ですから、私三十秒で聞きますので三十秒で答えてください。  一つは、日中貿易の今後ですが、現在の中国の持っておる外貨の保有高、それから今後の支払い能力等を考えた場合、日本あるいはまた中国側の望んでいるような貿易の拡大が可能なのかどうか。もう一つは、軍事面を総理は絶対やらないとおっしゃっていますが、経済協力が間接的に軍事援助に結びつく可能性は十分あります。また、ココム規制の緩和を中国は熱望しておる。そういったことからも将来憂うべき状況になる可能性も私はゼロではないのではないかと思います。この点について総理はきちんとした歯どめと、それからいま申し上げた、いまは一生懸命ムードに乗っ……

第85回国会 予算委員会 第4号(1978/10/11、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、最初に総理に、私がこの四月の本予算委員会で五十年代前期経済計画は改定すべきであると、こう申し上げました。しかし、総理はそれに対してノーという返事でございました。しかし先日の所信表明では中期経済計画をつくると、こういうことをはっきり言われたわけですが、この半年間でどういう理由で前の答弁を翻して改定に踏み切られたんですか。
【次の発言】 総理がいま言われたことを私はこの席でちゃんと言ってあるわけです。すでにこの春の段階で、私は円高の問題についても、議事緑お読みいただけばわかりますが、二百一円になる可能性も言ってあります。いま言われたようなことは全部ぶつけた上で総理は否定をされた……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会 第3号(1979/02/15、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに私は、先ほども竹田委員から物価の問題が出ておりましたが、少しだけ、質問のダブリをできるだけなくしながら伺いたいと思います。  大臣の所信表明の中で、「最近のわが国経済の情勢は、物価が安定する中で、公共投資の拡充」云々とおっしゃっておりますが、ここで「物価が安定する中で」と言われておるこの認識が、私は少し甘いのではないか。これをお書きになった時期は、相当前であればある程度の安定は言われましたが、もう現に相当物価は土地を初めとしてかなりの分野で上がりつつあります。この大臣の認識、現状と比べてどうお考えか、お伺いしたいと思います。

第87回国会 大蔵委員会 第4号(1979/02/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに東京ラウンドについてお伺いをいたしますが、先ほど来竹田委員の方からもかなり問題点が出ておりますので、なるべく出た問題をはずしてお伺いをしたいと思いますが、先ほど政務次官は四月の上旬に正式調印と、こういうことを言われましたが、大変現状としてはむずかしいのではないかと私は思います。もし仮にこの四月上旬が無理になった場合、東京サミットとの関係がかなり出てくるわけで、その点を非常に心配をしておるんですが、まあ悪い方の予想をして恐縮ですけれども、仮にこれができなかった場合、サミットにずれ込んでしまうと、サミットの開催自身まで危なくなるのか、その辺はどういうふうな見通しをお持ちになって……

第87回国会 大蔵委員会 第5号(1979/03/01、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに大蔵大臣にお伺いしますが、けさのニュースで、アメリカの対日貿易収支がまたかなり赤字がふえておる、細かい数字はちょっといま持っておりませんけれども、これは御承知ですか。
【次の発言】 一時アメリカとの間では少し赤字が減ったようですが、しかし、また最近対日貿易の赤字がふえてきておると。こうなりますと、東京ラウンドの調印あるいは今後の東京サミットを展望した場合、依然として日米間の摩擦というのは、特にアメリカからの日本に対する攻勢が強くなる、こういう感じがするわけですが、その点はどうお考えでありますか。
【次の発言】 先ほどもECの動きあるいは発展途上国の動き等が議論されておりまし……

第87回国会 大蔵委員会 第8号(1979/03/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、住宅の税制について伺います。  住宅の供給を少しでも行いやすいように方策を税制面でもとるべきだと思いますが、現在の新築住宅の場合、住宅取得控除、住宅ローン控除、また住宅貯蓄控除、こういった面の税制において優遇されておりますが、そのまず内容を説明していただきたいと思います。
【次の発言】 次に地方税でありますが、固定資産税、不動産取得税、これは新築についてはどうなっておりますか。また登録免許税、これについても伺いたいと思います。
【次の発言】 新築住宅の場合には、いま言われたようないろいろな優遇策がありまして、この税制だけで住宅建設が必ずしも進むとは思いませんが、税当局の政……

第87回国会 大蔵委員会 第10号(1979/03/29、11期、公明党)

○矢追秀彦君 最初に総理に訪米について伺いますが、今回の訪米でアメリカが最も日本に強く要求してくる点の中で日本にとって大変厳しいと思われるもの、まず一番厳しいものとしては何であるか、大体順位で二、三点挙げていただきたいと思います。
【次の発言】 私は、先ほども和田委員から指摘がございましたが、成長率の問題で、具体的な数字は別として、日本に強い経済成長を迫ってくることは十分考えられると思います。ところが、成長率は五十三年度末で政府の見通し、改定見通しまで及ばない。しかも五十四年度はいままでの公約、いわゆる国際公約とされた七%をダウンされている。またそれも、今後の現在の現況から見てその達成すら私は……

第87回国会 大蔵委員会 第12号(1979/04/10、11期、公明党)

○矢追秀彦君 いままでの質問である程度出た点もあるかと思いますが、私は、三月十二日の予算委員会におきまして、五十四年度の国債の消化は、六・一%国債の売れ行き不振から見ても困難ではないかと質問をいたしましたが、大蔵大臣は順調に消化できるのではないかと考えている、こういう答弁をされたわけですが、その後の状況などからやはり私は大変消化が困難である。このように見ておるわけでございますが、その点いかがですか。
【次の発言】 いまそういった事情であるということでございますが、大変自信に満ちた答弁になったわけですね、その当時は。しかも私の質問に対して大臣は、六・一%の国債の金利引き上げは消化が行き詰まったと……

第87回国会 大蔵委員会 第14号(1979/04/24、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、国債管理政策についてお伺いをいたします。  四十年代は国債の発行額、現額ともに少なかったので、発行後一年で日銀に集まる、いわゆる日銀集中管理方式による管理が可能であったわけです。しかし、五十無代に入りますとそれが不可能であり、さらに財政収支見通しの六十年度までを見ましても、日銀集中管理方式は使えないと、このように思います。こうした前提に立って新しい国債管理方式をどのようにお考えになっておるのか、まずこれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 五十四年度末に約六十兆円、六十年度末に百三十兆円になると予想される国債残高に関連して、このうち市中保有分と中央銀行と政府とに分けた……

第87回国会 大蔵委員会 第15号(1979/04/26、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、私は、公定歩合の引き上げについて少し大臣にお伺いしたいと思います。  物価の抑制を理由に日銀は公定歩合を引き上げたのでありますが、卸売物価上昇の主因が海外国際商品市況等海外要因にあると、このような従来の政府答弁からいたしますと、物価抑制のために公定歩合を引き上げる効果というものが期待できないと思いますが、その点はどうお考えになるのか。  といいますのは、最近の資料を見ますと、三月の海外要因、卸売物価の上昇に対する海外要因は〇・五ですね、それから国内が〇・四、両方で〇・九%。四月の上旬は海外要因が〇・三、国内要因が〇・五、合わせて〇・八%。この四月上旬の海外要因、確かに三月……

第87回国会 大蔵委員会 第17号(1979/05/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、来年度予算編成についてお伺いをいたします。  新聞等の報道によりますと、来年度予算で政府としては基本的な構想を出しておられまして、いわゆるまあゼロベース予算といいますか、歳出を大変抑えると、こういうことを言われておりますが、この問題について具体的にお伺いをしたいと思います。  まず、経費の節減ですが、その経費の節減はどういう基本的な方向をお考えなのか。  私は、いわゆる経費の節減というのはそう大きな額は期待できない。三Kの合理化を言われておりますが、むしろこの問題の方が大変削るとすればたくさん削れるわけです。ただ、削ることについてはいろんな問題が出てまいります。そういった……

第87回国会 予算委員会 第5号(1979/03/12、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、私は総理に、総理の政策要綱資料の中で環太平洋連帯構想を打ち出しておられましたが、所信表明に見る限りにおいてはこの構想が余り盛り込まれているようには思わないわけです。この構想の後退を意味するものなのか、また、今後この構想を総理まだお持ちでございましたらどのような構想で具体的にお進めになろうとされておるのか、お伺いしたい。
【次の発言】 この構想についてわからないわけでもありませんが、一歩誤ると、経済侵略、あるいは世界経済のブロック化を進めると、こういうようなことになろうかと思います。そういう危険性もありますので、いま総理は慎重にとおっしゃったと思いますが、今後どういうスケジ……

第87回国会 予算委員会 第6号(1979/03/13、11期、公明党)

○矢追秀彦君 委員長、関連。
【次の発言】 関連して。  まず最初に、先ほど経済運営について矢原委員から質問がございまして、物価安定に努力をする旨の答弁がございましたが、報道によりますと、今回の国鉄運賃の値上げについて経企庁長官はすぐにはやらない、こういうことを言われましたが、それではいつごろをお考えになっておるのか、来年まで延ばされるのか、その辺はどうなのか。これは総理にもお伺いしたい。これが一点。  それからもう一つは、これは大蔵委員会でも私は質問をして、大蔵大臣の答弁は、まだ予算も通っていないので、そういうことは考えていないと言われましたが、土地も値上がりしておりますし、また物価がどんど……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/04/03、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、初めに物価動向について伺いたいと思います。  本予算委員会の分科会におきましても、いろいろ私も指摘をしてまいりましたが、最近かなり物価が高くなっておりまして、政府としても警戒水域に入ったと、こう言っておられます。二月二十六日に物価担当官会議で「物価対策の総合的推進について」を発表されておりますが、これはただ単なる監視政策程度だと思います。これでは私はなまぬるいと思っておりますが、この監視政策の中で物価問題にどんな変化があらわれておるのか、具体的に監視の結果どのようになっておるのか御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 これは通産大臣にお伺いしますが、石油製品について文……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1980/04/02、11期、公明党)

○矢追秀彦君 いま宮之原委員から質問の出ておりました全国区制、地方区制の問題について、余りいい答弁出ないと思いますけれども、重ねてお伺いしておきたいと思います。  まず大臣は、地方区、全国区をいじる場合は、拘束方式をお考えですか、それともいま問題になっている地方区の定数是正、これが急務ですから、これをまず先に手をつける、続いて全国区制について手をつける、かなり地方区については合意もできそうな感じもあるわけですから。その点はいかがですか。
【次の発言】 そうなりますと、先ほど宮之原委員にありましたように、なかなか何年たってもできないということになると思うんです。だから、やっぱり私は手をつけられる……

第91回国会 大蔵委員会 第5号(1980/03/18、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに大蔵大臣にお伺いをいたしますが、これは予算委員会や、または当委員会でもいろいろ問題になっております物価の問題ですが、あす物価対策の政府としての方針をお出しになると聞いておりますが、いろんなやらなければならないことがたくさんあることは承知しておりますが、一番政府が力を入れようとされておる最重点は何をお考えになっておりますか。  いままで公定歩合の引き上げということがずっと言われてきておりますが、これもアメリカと比べればまだ日本もできないことはありませんが、日本としてはかなり限界まで来ているのではないかと思います。そうすると、次に打つ手の一番重要な施策というのは那辺にあるのか、……

第91回国会 大蔵委員会 第6号(1980/03/25、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、日本専売公社法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、今回の改正が政府主導による物価引き上げであり、高騰を続ける物価にさらに拍車をかけることにほかならないからであります。三月上旬の卸売物価は前旬比〇・六%と依然高い上昇を示し、上昇の要因も輸入主導型から国内品へと、ますますホームメードインフレの様相を強めております。すでに認可された電気、ガス料金の値上げは国民生活の家計負担を増大させ、消費者物価へ深刻な影響を与えようとしています。  言うまでもなく、物価対策の重要な点は、企業や国民の間にインフレマインドが広まらないように……

第91回国会 大蔵委員会 第9号(1980/03/28、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、これは政務次官にお伺いをいたしますが、政府は五十五年度を財政再建元年として財政再建に取り組む、こういうように言われております。  五十五年度予算は、景気の回復もあり国債の発行を多少抑えることが可能になりましたが、これは政府の政策努力というよりも、私は税収の伸びがかなり当初よりも上回ったと、これは私も予算委員会で指摘をしたとおりでございますが、政府の見通しを上回ったわけです。そういうことがあってできたことでございまして、むしろ政府の政策努力とは余り言えないように思います。  また、行政改革についても、前宣伝はかなりやられておりましたが、現実にはまだまだ十分なものとは言えない……

第91回国会 大蔵委員会 第10号(1980/04/01、11期、公明党)

○矢追秀彦君 もう時間も余りございませんので、基本的な問題について二、三お伺いをしたいと思います。  大蔵大臣にお伺いをいたしますが、今回の税理士法の一部改正案については大変議論があるところでございます。御承知のように、衆参両院を通じて質疑の中で出てまいりましたいろんな問題点、特にいまも質疑にありました公認会計士との問題あるいは試験制度の問題、それから税理士会内部においてもかなり反対もございます。このような税理士会、税理士さんの権利義務といいますか、あるいは利益といいますか、そういうふうな非常に問題を抱えた、しかもこれは当初議員立法というような話も出てきたのを、どうして政府提出の閣法で出された……

第91回国会 大蔵委員会 第13号(1980/04/22、11期、公明党)

○矢追秀彦君 日銀副総裁、お忙しいということですから、先に質問をさせていただきます。  これは前に通告をしておりませんでしたので急な質問でございますが、また円が少し安くなっておりますね。また、御承知のように、イランが今回日本への石油供給をストップしてくる。大変な事態になるわけで、こういったことがまた円相場にも影響が出てくるかどうか。アメリカが大変景気後退をして、高金利政策も頭打ちということで、少しプライムレートも下がる様子が見えてきた。そのことによって、しばらくはまたいままでよりは円安傾向が少し弱まってきた。しかし、またこのところ、こういう状況になってきた。大変先の見通しというのはむずかしゅう……

第91回国会 大蔵委員会 第14号(1980/04/24、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案に対して反対の討論を行います。  わが国の財政は、政府の経済運営の失政を主な原因として破綻状況を呈しており、昭和五十五年度予算において十四兆を超える公債に依存せざるを得ない状態であります。わが国財政史上においても、戦争等特殊な場合を除くと、かつて例の見られない危機的な状況であります。人間で言えば、医師からがんを宣告された患者であり、会社で言えば、破産管財人が管理をしているようなものと言っても過言ではない状態であり、生きるために、会社再建のために、すべてをなげうって必死の努力をするとき……

第91回国会 大蔵委員会 第16号(1980/05/08、11期、公明党)

○矢追秀彦君 それでは初めに、本年度予算におけるエネルギー対策関連経費を見ましても、広義な意味でのエネルギー関連費用は十省庁に計上されております。このような大変ばらばらに計上されており、こういった予算配分というのは総合的なエネルギー対策が私はとりにくいのではないか、こう思うわけです。各省庁間のなわ張り争いというふうな感も受けるわけですが、どうして十省庁にまたがってしまったのか。それは理由はあると思います。しかし、大変重要なこれからのもう人類最大の課題であるエネルギー対策ですから、もう少し総合的なことが予算の面でもとれたのではないかと私は思うわけですが、その点はいかがですか。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、公明党)

○矢追秀彦君 時間がありませんので、簡単に富塚公述人にお伺いします。  一つは、先ほど産業構造の転換をいろいろおっしゃいましたけれども、私も、この間、予算委員会でいろいろ質問をいたしましたが、現在進められております三全総、この中における大型開発、苫小牧東部の問題を取り上げたのですが、あと、むつ小川原あるいは志布志あるいは秋田、結局いままでと同じスタイルになっております。要するに、高度経済成長型、列島改造型と私は言っておりますが、全然変わっていない。三全総の中には定住構想ということが新しく出てきておりますが、現実には余り変わっていない。また、通産省が中心になってまとめております産業構造の転換の長……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/03/30、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに円高問題についてお伺いをいたしますが、昨日の大変な急騰、きょうは少しはきのうより落ちついておるというようなことでございます。とめどもないという表現が適当な感じがするわけです。また来るところまで来た、こういう感じもいたしますが、この二、三日の動きを長官はどのようにごらんになっておりますか。
【次の発言】 いまのお答えの中でいろいろなことをおっしゃいましたが、ということはスペキュレーションというものはそうこの中には入っていない、こう受け取ってよろしゅうございますか。いま言われた年度末のこと、リーズ・アンド・ラグズのこと、そういったことがむしろ主体であってスペキュレーションという……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1978/03/31、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、昨日も当分科会でいろいろ議論になりました、また本日も議論の出ております円高問題、またそれに対応する政府の対策、そういった面について最初に少しお伺いをしたいと思います。  いま大蔵大臣が、アメリカのドル安に対する認識云々のお話がございまして、重ねてこの問題についてお伺いをいたしますが、一昨日のストラウス代表のデトロイトにおける講演を新聞で拝見いたしましたが、インフレのことと、それからエネルギー法案、それからもう一つは、むだ遣いをしないように、そういうふうなことを言っておるわけでして、大変私はあれだけの立場の人の話としては、非常にドル防衛に対してまだ消極的である、まだ本気にな……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1979/06/06、11期、公明党)

○矢追秀彦君 初めに、谷本公述人に伺います。  先ほどもいろいろ議論が出ておりました国内産葉たばこの価格ですが、外国と比べて大変高い、その原因等についてるるお話がございまして、将来のことにも触れられておりましたが、素朴といいますか、率直に言いまして、どうして二・五倍というふうな大変高い開きが出てしまったのか。先ほどございましたけれども、これはやはり今後ともこういう状況が続いていくのか。さらにまた、格差は広がっていくのか。もちろん円レートの関係がございますが、それは一つ別にしまして、これは変動のあるものですから、そういうことを別にした上でも、この価格というのは、将来とも縮まる可能性というのはある……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1979/03/29、11期、公明党)

○矢追秀彦君 私は、初めに卸売物価、消費者物価の動向についてお伺いをいたします。  現在卸売物価の急騰が見られるわけですが、昨年の十月まではどちらかというと下がっておりましたのが、十一月から非鉄金属あるいは木材等、海外市況が騰貴したこと、あるいは円高というものが終わりを告げまして円安傾向が出てきたこと、さらにトラックの過積み規制、また公共事業関連資材の需要が好調である、そういったことから四カ月連続して急騰しているわけです。三月上旬を入れますと、もう五カ月連続と、こういう状況にあるわけですが、しかもことしに入りまして一、二月からは素原材料だけではなくて製品の値上がりも出てきておる、こういう状況下……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/30、11期、公明党)

○矢追秀彦君 最初に、質問通告をしていない問題で恐縮ですが、まあけさの報道によりますと、西ドイツが公定歩合を一%上げるということになっておりますが、まあこれはインフレに対する警戒ということで公定歩合を上げたと、こういうことでございます。で、まあ私はきのうの朝もこの分科会で卸売物価の上昇、また消費者物価、特に製品がいろいろ上がっておる、その中にかなり買い占め、売り惜しみが実際問題として出てきておると、これはまた昨日の午後の大蔵委員会におきまして総理に対しても質問をいたしましたが、私はすぐ金融の引き締めをやることがいまいいのかどうかという点については、景気は回復しつつあるというものの、まだ資金需要……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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