中沢伊登子 参議院議員
10期国会発言一覧

中沢伊登子[参]在籍期 : 7期- 8期- 9期-|10期|
中沢伊登子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中沢伊登子参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

中沢伊登子[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表いたしまして、米麦価格につきまして緊急質問を行います。  ただいま、日本国じゅう青々と、みずみずしいたんぼをながめるころになりますと、毎年繰り返されるのが生産者米価と消費者米価の攻防でございます。  そこで第一にお伺いしたいことは、自給度向上策についてであります。最近の国際的な食糧需給の長期展望によりますと、十年内外に深刻な不足を来すというFAO関係からの情報もありますが、人口爆発による世界的な食糧不足はもはや常識とされ、憂慮されております。政府もまた、これまでの安易な海外依存の食糧政策を改め、自給度向上の方針をとられることとしておられますが、いままで何かと言……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 参議院本会議 第9号(1977/04/16、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、民社党を代表して、ただいま上程されました昭和五十二年度予算三案に対し、次に示す理由により、賛成の討論を行います。(拍手)  明年度予算は、現在のわが国経済の中だるみ不況から、いかにして安定成長軌道に誘導していくかということを最大のねらいにしておりました。すでに御承知のとおり、昨年の景気の成り行きは、年度中の成長率がわずか二・四%でございました。しかも、その中心は輸出であり、個人消費支出の低迷により、内需の不振は目を見張るものかありました。このままでは日本の経済は失速してしまう、何とかしてもらわなければという悲願か予算審議に寄せられていたことは、はだ身に感じていられたことだ……

中沢伊登子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

中沢伊登子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 物価等対策特別委員会 第閉会後1号(1974/09/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに委員長にちょっとお願いをしますけれども、約束の時間を三十分超過されましたので、たいへんあと困りますので、時間は時間として守っていただくように委員長から御注意をひとついただきたいと思います。
【次の発言】 きょうは、朝からいまの山中委員まで、米価とそれから灯油の問題に大かたがしぼられまして、熱心な質問が繰り返されてきたと思います。で、私も、実はいまの熊谷次長の御答弁では満足できませんので、さらに追いかけて私も灯油の問題について質問をしたいと思います。  去る二月の国会で物価集中審議の際に、大企業が国民の苦難をよそに、千載一遇の好機として悪徳商法の限りを尽くして物価狂乱をつく……

第73回国会 物価等対策特別委員会 第閉会後2号(1974/10/25、10期、民社党)

○中沢伊登子君 いまの石油のお話を聞いていても、また最近の経済の中にはいろんな矛盾がたくさんあると思います。その中の一つを取り上げてみますと、単純な考え方でいけば、経済の原理からいえば、供給がふえれば価格は安定する、むしろ安くなる、こういうことが経済の原理だと思うんですけれども、最近は供給が過剰になったために、たとえば、繊維業界のように、たいへん供給が過剰になったためにむしろ困ってしまって失業者まで出たり、あるいは操短を強いられているのに、デパートや小売店でわれわれがものを買おうと思いますと、非常に価格が上がっていると、こういう現象がございます。特に価格のはなはだしく上がっているのがはだ着でご……

第73回国会 文教委員会 第閉会後1号(1974/09/11、10期、民社党)

○中沢伊登子君 先ほど公明党の矢原先生の御質問の時間に、ちょっと私中央執行委員会があって席をはずしましたので、お聞きになられたかどうかを漏らしておりますので、あるいはダブッたらたいへん申しわけないと思いますけれども、まず初めに、大臣にお尋ねをしたいんですが、大臣は参議院の選挙の最中に、先ほど矢原さんの御質問にありましたように、八月十六日で大学臨時措置法が期限切れになるので、是が非でも次の臨時国会では大学管理法を提出するのだ、こういうことを盛んに言っておられたように承っておりますけれども、すでに臨時国会は八日間で何にもなく済んでしまいました。次に来るのは通常国会だと思いますけれども、その通常国会……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/06/26、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めて外務委員会に出さしていただいたんですが、ちょうど幸い、いいチャンスを与えられたと喜んでおります。と申しますのは国際婦人年を記念して、ただいまメキシコシティーで開催されている世界婦人大会に出席をいたしまして昨晩八時半ごろに羽田着で第一陣として五名の議員が帰ってまいりました。外務省を初め関係者の方々のいろいろの御配慮に対しまして心から感謝を申し上げたいと思います。特にメキシコにおきましては、在留の大使館の皆さんや、外務省から派遣された皆さんにはいろいろお世話になりましたことを申し添えておきたいと思います。本当にありがとうございました。  そこで、今度のメキシコ大会のことにちょ……

第75回国会 社会労働委員会 第14号(1975/05/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは、御指名によりまして、母性保障基本法案の提案理由の説明を申し上げます。  母性は、子が心身ともに健やかに生まれ、かつ育つための源として女性に固有な特性であります。  したがって、これを尊重し保障することは、世代を担う健全な子の育成を保障することであり、後代の発展に寄与することはもちろん、わが国の歴史を通して形成された女性べっ視の弊風がいまなお残る現状を改め、民主社会にふさわしい真の男女平等を実現させる意義がきわめて深いのであります。  日本国憲法の公布以来、女子の権利保障や女性保護の目的のもとに労働基準法、母子福祉法、母子保健法、勤労婦人福祉法及び女性保護と深いかかわり……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第3号(1975/03/14、10期、民社党)

○中沢伊登子君 最近、公定歩合の引き下げの問題が大変大きな話題になっておりますが、アメリカなど先進国の公定歩合の引き下げとは逆に、わが国は九%の高い公定歩合を維持しているわけですが、こうなりますと、高い金利を求めて外国資本が流入してきて、またも先ごろのような過剰流動性の轍を踏まないものでもない、このように思うわけでございますが、そこで引き下げざるを得ない情勢にいま現在あると思います。ここで、いろいろな御意見があるわけでございますけれども、私の思いますところでは、政府はいまのところ春闘の賃上げ自粛要請と絡めて、引き下げのタイミングを模索しているように思うわけでございます。こういう中で、金融緩和と……

第75回国会 物価等対策特別委員会 第4号(1975/06/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初め質問をおろさしていただくことにしておりましたけれども、共産党さんの方がおりられたもんですから、私に順番が回ってきまして大変幸せでございます。  先ほど来いろいろ御質問が繰り返されております問題と同じような問題を質問するわけですけれども、ずいぶんたくさん新聞の切り抜きを実は持ってきておったわけです。最近の新聞をいろいろ見ますと、当然のこととは言いながら、経企庁長官は、物価を鎮静させるんだ、このことで一生懸命で、九・九%、一けた台におさめるのには自信がある、こういうふうな発表をしていらっしゃるかと思いますと、また河本通産大臣にしてみれば、やっぱり景気は浮揚させなければいけない、……

第75回国会 文教委員会 第3号(1975/02/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 文部大臣には朝から衆議院の分科会、引き続いて夜遅くまで大変御苦労さまでございます。最後でございますから、ひとつよろしくお願いをいたしとうございます。  私は、この間なされました文部大臣の所信表明について二、三お尋ねをしたいと思います。大臣はその所信表明の中で、「学ぶ者、教える者、それぞれの自主性と個性を尊重しながら、文教施策を推進したい」このように述べておられますが、まさに私もそうあるべきだと思います。教育課程審議会による教育の内容の検討もその一環でございましょうが、私は現在の学校教育の状況を見ますと、非常に不安を感ずる者の一人でございます。教師も生徒も受験体制という枠の中で詰……

第75回国会 文教委員会 第4号(1975/02/28、10期、民社党)

○中沢伊登子君 きのうの御質疑でも申し上げましたとおり、現在のわが国の教育は非常に混乱をし、荒廃をいたしております。教育の場に政争を持ち込んではならないと大臣は言われておられますが、私も全く同感だと思います。そのために教育を第四権として位置づけるようにと、こういう党の方針のもとについても昨日御質問を申し上げたとおりでございます。その点について大臣と意見の異なる点はありましたけれども、教育の場に政治を持ち込んではならないことは当然でございます。しかしながら、きょうの委員会における通達問題や福岡県の人事行政をめぐる問題の質疑をお聞きしていても、国民教育に対する文部省と日教組の主導権争いと申しますか……

第75回国会 文教委員会 第5号(1975/03/25、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに槇枝参考人にお伺いをいたしますけれども、先ほど来、傾聴に値するようなずいぶん貴重な御意見をたくさん伺いました。私が質問をしたいのは、こういう御意見を多々持っていらっしゃるのに、入試以前の問題として、従来日教組が自分たちの労働条件の改善のためにストを行ったことはたびたびございますけれども、受験準備教育の是正というものは単なるスローガンにとどまっているのは一体なぜなのでしょうか。その点をひとつ伺いたいのです。  時間がありませんから、続けて二、三申し上げますけれども、最近の調査によりますと、「学校は死んだ」と表現した人があります。これは学校が受験一本やりに固まってしまったこと……

第75回国会 文教委員会 第9号(1975/05/08、10期、民社党)

○中沢伊登子君 すでに質問はもう出尽くした感じでございますけれども、締めくくりのような感じで最後に質問をさしていただきます。  現在、文化功労者に対する年金としてはこの法律に基づく文化功労者年金、日本学士院及び日本芸術院会員に対する年金、これは先ほどの御答弁によって給与的意味も含まれているということでございますが、そういったものや、文化功労者年金が単なる顕彰なのに対して、学士院及び芸術院の方が顕彰に加えて大臣への建議等、非常勤的な国家公務員の性格をも持っていると、このようなお答えがあったわけですが、そういったようないろいろな三種類のものがあるわけですが、どちらもその人の文化活動のわが国文化の発……

第75回国会 文教委員会 第11号(1975/06/03、10期、民社党)

○中沢伊登子君 文部大臣にお尋ねをしたいと思います。  国公立学校の教職員と私立学校の教職員とは同じ公教育に携わる者であって、設置者のいかんを問わず、教員は全体の奉仕者としてその身分は尊重され、待遇の適正が期せられなければならないことは言うまでもありません。しかし、今日教職員の身分保障や待遇の面で国公立の教職員と私立学校の教職員とでは制度的保障の点において非常に大きな隔たりのあることは御承知のとおりでございます。すなわち、国立教職員にあっては国家公務員法あるいは教育公務員特例法により、また、公立の学校教職員にあっては地方公務員法、教育公務員特例法の身分法が制定をされておって、これらの法律を根拠……

第75回国会 文教委員会 第12号(1975/06/05、10期、民社党)

○中沢伊登子君 きょうは朝から長時間にわたりまして大変熱心にこの問題についてのあるいは次元の高い意見が述べられたり、また、数多くの質問が行われたりしまして大変お疲れでございますが、最後に私も三十五分間だけ時間をちょうだいいたしておりますので、私は、具体的な問題について二、三お伺いをしたいと思うわけでございます。  今回の改正は、開発に伴う遺跡の破壊という現状からすれば大変前進した改正案でございますが、しかし、この改正も行政上の運営のよろしきを得なければその実質的な効果は期待できないと思います。そこで、改正要綱は五本の柱からなっておりますけれども、その二、三についてご質問を申し上げたいと思います……

第75回国会 文教委員会 第13号(1975/06/10、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私も、いませっかく菊屋参考人にそういうことをお尋ねをしようと思っていたところです。いまのお話のように、もしも市がここは町並み保存だということで指定をされますと勢いそこにまた観光客なんかがたくさん押し寄せてきまして、いままでの静かな生活を乱されるということも相当あろうかと思います。せっかく、萩市の方では歴史的景観保存条例というのをおつくりになられたわけですが、一体この条例はいつおつくりになられたのか。そしてまた、いまのお話にありましたように、固定資産税の免除とか、いろんなことをして相当の費用を使っていらっしゃると思いますが、大体いままでどのくらいの費用をお使いになられたか、おわか……

第75回国会 文教委員会 第18号(1975/07/01、10期、民社党)

○中沢伊登子君 もう皆さんのもろもろの質問が終わったわけですが、私も最後に一言だけ私の意見を交えて御質問申し上げたい。  この大切な法律案でございますが、幾ら会期末とは言いながら、事子女の教育に関する大切な問題なのでございますから、もう少し審議の時間を得て十分審議をなし、私学の抱えているさまざまな問題をもえぐり出しながら、あるいはまた参考人を招く等、多くの方々の意見をも聞くことを私は強く希望をしておったわけでございます。今日までわが国の教育のうちの大学教育は八〇%、幼稚園教育においては約六〇%、高等学校においては約三〇%を私学に依存してまいったのでありますが、中には一部ひんしゅくを買っているも……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/03/20、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、初めに少年少女の非行についてお伺いをしたいと思います。  ことし一月に警察庁の防犯少年課のまとめられました昭和四十九年の少年非行の概況によりますと、特に刑法犯によって検挙された女子少年は昭和四十五年以降激増をし、戦後最高を記録したとのことですが、その概況を伺いたいと思います。
【次の発言】 そのよって来るところの背景や原因は、どういうところにあるんでしょう。
【次の発言】 いまお聞きのとおりでございますが、大変失礼なことを伺いますけれども、文部大臣の永井さんは大変お若うございますが、あなたのお子さまは何人で、何歳と何歳で、どういうお子さんでございますか。


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/20、10期、民社党)

○委員以外の議員(中沢伊登子君) 母性保障基本法案の提案理由の説明を申し上げます。  母性は、子が心身ともに健やかに生まれ、かつ育つための源として女性に固有な特性であります。  したがってこれを尊重し保障することは、世代を担う健全な子の育成を保障することであり、後代の発展に寄与することはもちろん、わが国の歴史を通して形成された女性蔑視の弊風がいまなお残る現状を改め、民主社会にふさわしい真の男女平等を実現させる意義がきわめて深いのであります。  日本国憲法の公布以来、女子の権利保障や女性保護の目的のもとに労働基準法、母子福祉法、母子保健法、勤労婦人福祉法及び女性保護と深いかかわりを持つ児童福祉法……

第77回国会 物価等対策特別委員会 第閉会後1号(1976/07/16、10期、民社党)

○中沢伊登子君 大変遅くなりまして、お疲れでございますが、私、きょうちょっと所用がありまして、委員会に出るのが遅くなりましたので、あるいは皆さんの御質問と重複することがあるかもしれませんが、その辺はお許しをいただきたいと思います。  承りますれば、消費者米価の諮問を一〇・二%、こういうことをいま初めて伺ったわけですけれども、今度は、ベースアップが平均八・八%でございまして、その上に減税がございませんでした。そして公共料金は大体二%ぐらいにおさまるだろうと長官はおっしゃっておられましたけれども、相当ないろいろな公共料金が値上げになりますと、この上に一〇・二%の米価の引き上げをやりますと、国民生活……

第77回国会 物価等対策特別委員会 第2号(1976/01/23、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、委員長に中村登美君を推薦することの動議を提出いたします。

第77回国会 物価等対策特別委員会 第5号(1976/05/19、10期、民社党)

○中沢伊登子君 各委員が先ごろ発表した経済計画について御質問をしておられましたが、私もこの問題について二、三点質問を申し上げておきたいと思います。  この経済計画は、戦後もうすでに八回も変わっているわけでございます。いつも立ててから二、三年で変わっていきますので、これでは幾ら経済計画を立てても計画倒れになるのではないかと、このように思うわけですが、近々、うわさによりますと、三木内閣がかわってしまうような新聞報道を耳にしているわけですが、次は多分福田内閣でしょうと、こう言われているわけですけれども、大臣がかわっても変わらない経済計画を立ててほしいものでございますが、さて、今度この経済計画を読みま……

第77回国会 文教委員会 第3号(1976/02/12、10期、民社党)

○中沢伊登子君 今朝来鹿児島の問題がいろいろ議題になりましたのですが、私もこれ最後にお伺いしようと思ったのですが、初めにお伺いをしておきたいと思います。  現在の日本の混乱の縮図をあたかも見せてもらったのが今度の鹿児島の問題だと思います。なぜこういうことになってきているのか、その点をひとつお答えをいただきたいと思いますが、しかも、これが高度経済成長から減速経済を強いられた日本の生きる道として、教育こそ第一だと盛んに言われているその教育の場で意見や考えや行動が真っ二つに分かれているということは、全く私、悲しむべきことだと思っております。朝日新聞の九日の記事だったと思いますが、これ「主任制問題で警……

第77回国会 文教委員会 第4号(1976/03/04、10期、民社党)

○中沢伊登子君 お尋ねをいたしますが、現在、博士号を持っているか、あるいは博士課程を終えても就職口のないいわゆる博士浪人、こういう人たちの数は、国公立大学だけでも千五百人、私立大学を含めると全国で三千人ぐらいいると言われておりますが、しかもその数は毎年着実に二〇%ずつ増加していると聞いております。大臣は、このような博士浪人の存在をどのように考えておられますか。また、その発生の原因はどこにあるとお考えでございましょうか。
【次の発言】 いまおっしゃられたいろいろな点につきまして、私は、博士浪人つまりオーバードクターというのを多数発生させた大きな原因は、大学院生に対する国家的必要性あるいは社会の要……

第77回国会 文教委員会 第6号(1976/05/13、10期、民社党)

○中沢伊登子君 大変お疲れだと思いますけれども、最後の質問者でございますのでお答えをいただきたいと思います。  私は、きょうは、今後の高等教育の拡充整備についてという問題と、派遣主事の問題と、それから五月十日に設置されました警察庁の少年課の問題と、時間があれば学校給食の問題について、この四点について質問をしたいと思っております。  まず初めに、今後の高等教育の拡充整備についてお伺いをいたしますが、わが国の高等教育は、この数年急速な量的拡大を遂げ、その学生数は二百万人を超えて、同年齢層の人口に対する進学者の占める割合は三七・八%を占めるに至っております。こうした現状が高等教育の大衆化あるいは大学……

第77回国会 文教委員会 第7号(1976/05/18、10期、民社党)

○中沢伊登子君 各方面からいろいろの御質問がございましたが、私も最後を承りまして、国立学校設置法の一部を改正する法律案に対し、特に筑波大学の問題について御質問を申し上げたいと思います。  筑波大学が開設されましてからことしは第三年目に当たります。この大学の発足に当たっては、新構想大学だ、いや中教審大学だと、ずいぶんいろいろな話題を提供した。教育界を賛否両論の激しい渦に巻き込んだことは、私どもの記憶に新しいところでございます。この筑波大学の問題について、私ども民社党は、その設置に対して、それが大学の大衆化という実態に即した大学改革の新しい試みであるということを評価しながら、これに原則的に賛成をし……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 文教委員会 第4号(1976/10/21、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、きょう久しぶりに九十分の質問時間をちょうだいしましたので、五点について御質問を申し上げたいと思います。  初めに、教育課程改善に関して御質問を申し上げますが、今回文部省の教育課程審議会が中間のまとめを発表されました。私どもは、ゆとりのある教育課程を目指した中間まとめの趣旨には大変賛成をするものであります。しかし、問題は、今後のことについて、今後、この中間まとめを受けた答申が出され、それに基づく学習指導要領がつくられ、そうして最後に学習指導要領に基づいて教科書が作製されるということになると思いますが、従来のいきさつを見ますと、答申で幾らよいことを言われても、学習指導要領は抽……

第78回国会 文教委員会 第6号(1976/10/28、10期、民社党)

○中沢伊登子君 この教育課程の改善というのは十年に一度ぐらいずつやられているようでございますが、約三年間百五十五回にわたる委員会をお開きになられたということで大変御苦労さまに存じております。  私はその中で二、三お伺いをしたいと思いますが、今度の「まとめ」の中で先ほど先生がおっしゃいましたように、今度は教える立場より学ぶ側の立場を尊重してこの「まとめ」をつくられたという話を伺いました。大変うれしく存じておる次第でございますけれども、落ちこぼれの子供をなくすように、幾ら教育課程の改善がなされましても、現在のような生徒一人一人の個性や能力の差を無視した画一的な教育が今後もなおなされるとするならば、……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 文教委員会 第8号(1977/04/07、10期、民社党)

○中沢伊登子君 それでは、初めに先生の問題について御質問を申し上げたいと思います。  教育は人なりと言われるように、学校教育において最も重要な役割りを果たすのは教育に直接携わる教師であると思います。教師の人格がその後の生徒の人格形成に深く影響を与えるとともに、教師の教え方が生徒にその教科に興味を与えるか否かに決定的な影響を与えるなど、教師の果たす役割りはきわめて重要だと思います。したがって、教師に人を得るか得ないかということについて、学校の場合は施設や設備が幾らよくてもそのことにおいて左右されるのではなかろうかと私は思うわけでございます。私は、このような観点から学校教育において教育に情熱と誇り……

第80回国会 文教委員会 第9号(1977/04/12、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私はまず、高等教育の進学率について伺いたいと思います。  年々高等教育の進学者が増加してまいりまして、五十一年度現在では高等教育の進学率が三八・六%、約四〇%近くに達しておりますが、大臣はこのように高等教育が普及したことをどのように考えておられますか。また今後どの程度まで進学率が上昇するとお考えでございましょうか。
【次の発言】 今後どの程度まで進学率が上昇すると見ていらっしゃいますか。
【次の発言】 私も、いま大臣のおっしゃったように、今後の拡充整備の力点はやっぱり質的の充実に置くべきだと思います。いまおっしゃったとおりだと思います。  そこで、この質的充実についてお伺いをい……

第80回国会 文教委員会 第12号(1977/04/21、10期、民社党)

○中沢伊登子君 この間からいろいろ御質問申し上げましたが、きょうはその締めくくりの意味で再度いろんな点について質問を申し上げたいと思います。  初めに大学入試センターについて御質問を申し上げます。大学入試センターの設立に関連する今回の国立大学の入試制度の改善についてはもうすでに各委員から論議が尽くされているようでありますので、重複をして質問をすることは避けたいと考えますけれども、大変重要な問題でございますので、一言私も意見を申し述べておきたいと思います。この改善措置が成功するためには、いわゆる客観テストの制約、欠点を除去するための研究と改善の努力が絶えず必要であること。共通一次試験をいわゆる足……


中沢伊登子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院10期)

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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/03/29、10期、民社党)

○中沢伊登子君 私は、初めに教職員の給与の第二次改善についてお伺いをいたしたいと思います。  人材確保法に基づく教職員の給与の第二次改善案が現在参議院の内閣委員会で審議をされております。今度の改善の中で教頭職を一等級にすることになっておりますことについて教頭職が法制上確立されたための措置だと、このように説明をされております。しかし、これは人材確保法成立の際の約束であった教員給与体系に中教審の答申の五段階制の給与は持ち込まないという趣旨に反するものではないのでしょうか。まず、それをお伺いしておきます。
【次の発言】 私は、教頭職を一等級にするというような職務に対応した優遇措置、それを講ずるのでは……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 運輸委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 初めに物価の問題について御質問をしたいと思います。今回の大幅な国鉄電報、電話料金の値上げは、依然として九・三%台に推移している消費者物価をさらに押し上げ、インフレと不況の谷間にあって、生活防衛に苦しんでいる国民生活をますます苦況に陥れることは火を見るよりも明らかでございます。同時に今回の改正案は、国民を十分に納得させるだけの合理性、妥当性を欠いていると思わざるを得ないわけでございます。この立場からまずお伺いしたいのは、物価問題との関連でございます。  まず、今回の値上げ案が、消費者物価にどの程度の影響を持つのか、また国鉄、電電の値上げが、消費者物価を政府目標の八%をはるかに超え……

第78回国会 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号(1976/10/27、10期、民社党)

○中沢伊登子君 最後の質問でございますが、昨夜のこの逓信委員会でわが党の委員から、現在の料金体系の不備、矛盾について強く是正を要求し、あわせて五十二年末で解消される電話の積滞、五十三年末で完了が予定される電話の完全自動化が達成されたあとの公社のあるべき姿をただしました。そして質問の過程で、技術革新を徹底的に進めることで合理化を図るとともに、積滞の解消、自動化の完了、福祉的観点に立ってのシビルミニマムの実施を強く要請してまいりました。これを受けまして、わずか二十分でございますが、二、三の点について質問をしたいと思います。  そのまず第一は、電話料金体系の合理化改善についてお伺いをいたしますが、改……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1977/04/13、10期、民社党)

○中沢伊登子君 先日来、教師の問題について、あるいは塾の問題について、また昨日は大学問題についていろいろ御質問申し上げてまいりましたが、きょうは、教員の資質向上策の一つとして、教育実習の問題について質問をしたいと思います。  教育実習の意義はどこにあると大臣はお考えでございますか。
【次の発言】 大変いい御答弁をいただいたと思います。現在、教員となる者の教育実習の期間は平均どのくらいですか。
【次の発言】 いまお聞きのとおりでございますけれども、このような短い期間で大臣が考えていらっしゃるような教育実習の効果が期待ができるとお考えでございますか。



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データ更新日:2022/12/18

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