このページでは斎藤栄三郎参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。
○斎藤栄三郎君 私は中小企業問題に限って討議をしたいと思いますから、大蔵大臣は御退席を願って結構でございます。 副総理にお伺いいたしますが、三月二十四日の第二次景気振興策です。十二項目にわたって書いておりますけれども、あれで一体どれくらい景気がよくなるものか、私はきわめて不十分じゃないかと思うんです。総需要というのは個人の消費が五〇%、設備投資が三〇%、二〇%が財政需要ですから、副総理が手をつけられたのはその二〇%の部面について手をつけられておられるんで、個人消費並びに企業の設備投資の点についてはお触れになってないような気がしますが、その点いかがなものでしょうか。
○斎藤栄三郎君 今度の国会は不況対策国会だと言われていますから、問題をそこにしぼって御質問いたしたいと思います。 財政を再建するためには、入るをはかって出るを制するということが根本だろうと思います。そこで、いままでの議論を拝聴しておりますと、入る方についてはずいぶん論議されておりますけれども、出す方については余り論及されておりません。私はぜひこの際、行政の簡素化をやってもらいたい。昭和四十三年から五十年までの間に国家公務員が一万二千人減っただけ。特殊法人は百十二あって依然として横ばい。これが民間企業だったら当然もっと大胆率直に簡素化をして経費の節減を図るだろうと思うんです。そういう意味におい……
○斎藤栄三郎君 通産大臣が十月七日に述べられました所信表明演説の内容について二、三質問し、かつお教えをいただきたいと思います。 この景気の問題でありますが、いかがでしょうか、いままでの景気は輸出によって引っ張られておった。ところが、最近は輸出が鈍化の傾向にあるということが述べられております。そういうときに、きのうきょうの新聞をにぎわしておりますアメリカの鉄鋼連盟が通商法三百一条に従って通商特別代表部に提訴をしたという問題。これで日本の鉄鋼輸出が非常な打撃を受けるんじゃなかろうかと懸念をし、それがやがてまた景気にも悪影響がくるんじゃないかという心配をしておりますが、その点、大臣はどうお考えにな……
○斎藤栄三郎君 いまの問題に関連してちょっとお伺いしますか、澤田委員長はその本をごらんになったことがありますか。
【次の発言】 これがその現物で、一万九千円のものです。この中の八十三ページに、「主要メーカーの販売額推移」というのがあります。この中に問題の大日本インキ化学の数字が載っておりますが、会社の言うことのとおりなんであります。どうもこういうような数字が出るというのは公取以外出るところはないであろうと私も思います。私もジャーナリスト出身でありますから、ニュース源は言わないのがジャーナリズムの常識でありますから、どこからこれが出たかなんというのは死んだって言わしないと思います。後はしたがって……
○斎藤栄三郎君 自民党の斎藤栄三郎であります。参考人の方々に厚くお礼を申し上げます。 午前中に、大変参考になる意見をお教えいただきまして大変ありがとうございました。 これから大野さんにちょっとお教えいただきたいと思いますが、独占禁止法と物価との関係で、大野さんは、独禁法を改正すれば物価は下がるとお思いでしょうか。通産省の調査並びに私自身が調べた九業界の価格の動きを見ておりますると、むしろ非常に安定をしておるのでありまして、これを仮に九業種を分割した場合には、必ずそこに物価は上がるであろうと私は懸念をいたしますが、その点、大野さんいかがでしょうか。
○理事(斎藤栄三郎君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る二十八日、秋山長造君、竹田現照君、前川旦君及び岩本政一君が委員を辞任され、その補欠として福間知之君、松永忠二君、山崎昇君及び世耕政隆君が選任されました。
【次の発言】 委員長辞任の件についてお諮りいたします。
中村委員長から文書をもって都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
○斎藤栄三郎君 大臣にお伺いいたします。
今回の値上げが実行されても、なおかつ昭和五十年度で六百一億の赤字、五十二年度には四千二百五十億円という膨大な赤字が予定されてます。一体、こういうような赤字をどう処理なさるつもりか、郵便事業全体についての根本方針からお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昭和二十七年から四十九年までの二十二年間に日本は二回郵便料金を上げているわけです。で非常に激変期に長く据え置いたということは余り自慢にならないんで、やはり三年とか四年に一回ずつ物価水準に照合した程度の修正をすべきだったと思います。それをやらなかったことは当局の怠慢じゃないかとさえ考えます。でイギリスは……
○斎藤栄三郎君 鷲見先生、二、三教えていただきたいことがあります。 この予算委員会で朝から、ずっと傍聴しておりますと、物価の安定ということが中心課題になっております。一体、物価の安定とは何だろうかということを第一に教えていただきたい。私の考え方では、物価の理想の姿というのは、その国の定期預金金利の半分程度、もしくは国債利子の半分程度の上昇にとどめることが理想だと考えますが、この私の考え方に対して御批判をいただければ幸いです。 それから第二は、先生は日本の防衛費が非常に大きいと、一兆三千二百億円、前年度に比べて二一・四%もふえている。この数字は事実でありますが、一体防衛費というものはどうあっ……
○斎藤栄三郎君 まず、経済企画庁長官にお伺いします。 私の与えられた時間が十五分でありますから、要点だけをお伺いいたします。 この国鉄運賃を上げなければならないという理由はよくわかるんです。一般物価が千八十七倍に上がってて、国鉄運賃は三百二十七倍だと、だからどうしても上げなければならぬ理由はわかりますが、一挙に五割も上げちゃうのは非常にまずいんじゃないか。率直に言うならば物価スライド制にして、物価が八%上がったときには翌年八%上げると、こういうふうにやっておけば国民生活に及ぼす影響はそう深刻にならない。一挙に五〇%上げるというのは、下手な運転手の運転する自動車に乗ったようなもので、急にブレ……
○斎藤栄三郎君 電電公社の総裁にお尋ねをいたします。
大変機械化が推進したことに対してはその御努力に感謝をいたしますが、このいただいた資料によると、収入が二兆二千九十九億円、それに対して人件費の方が九千百三十九億円、人件費の比率は四二%です。このような機械化が進んだわりあいにしては人件比率が高過ぎると思うんです。この電電公社が二十七年発足以来の努力には敬意を表しますが、どうも合理化が少しおくれているんじゃないだろうか。人件比率がでか過ぎると考えますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 このいただきました「明日では遅い」によると、累積赤字が一兆円になるという大変危機感を訴えておられます。今度の……
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