このページでは上田哲参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。
○上田哲君 本院議員高田浩運君は、去る十七日、転移性肝腫瘍のため東京国立医療センターで逝去されました。昨年暮れ、病に倒れられ、心配申し上げていたのでありますが、薫夫人を初め家族の方々、病院関係者の必死の御看護もかいなく、ついに計報を聞くに至りました。まことに哀惜にたえません。 私は、皆様の御同意を得て、議員一同を代表し、謹んで従三位勲二等故高田浩運君のみたまに追悼の言葉をささげたいと存じます。 高田浩運君は、大正三年、熊本県三名市の素封家高田幾平氏の長男として出生されました。三名市は西南戦役の激戦地として有名な田原坂のすぐ近くでありまして、高田君の祖父禎次郎氏もこの地でかつての十年戦役に参……
○上田哲君 ただいま議題となりました特定不況業種離職者臨時措置法案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法律案は、最近における深刻な雇用失業情勢にかんがみ、特定不況業種離職者等の失業の予防、再就職の促進等について特別の措置を講じようとするものであります。 その主なる内容は、第一に、国の施策等に基づき、事業規模の縮小等がなされ、これに伴い相当数の離職者が発生する業種を特定不況業種として指定すること、第二に、再就職援助等に関する計画の認定を受けた事業主に対し、雇用安定事業の事業転換等雇用調整事業を行うこと、第三に、特定不況業種離職者求職手帳の所持者に……
○上田哲君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、社会労働委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、特定不況業種離職者臨時措置法案は、最近における深刻な雇用失業情勢にかんがみ、特定不況業種離職者等の失業の予防、再就職の促進等について特別の措置を講じようとする大切な法案であります。 その主なる内容は、第一に、国の施策等に基づき事業規模の縮小等がなされ、これに伴い相当数の離職者が発生する業種を特定不況業種として指定すること、第二に、再就職援助等に関する計画の認定を受けた事業主に対し、雇用安定事業の事業転換等雇用調整事業を行うこと、第三に、特定不況業種離職者求職手帳……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。 先般、本院の本会議におきまして、私、再び社会労働委員長に選任されました。通常選挙後の新たな国会の局面を迎えまして、国民福祉、労働問題等、いよいよ重要な諸問題を所管する本委員会の使命を思いますとき、委員長といたしまして一層責任の重大さを痛感している次第であります。 今後とも、委員会の公正な運営と諸課題の解決に全力を尽くす所存でありますので、理事を初め委員の皆様方の御支援、御協力を切にお願い申し上げます。 あわせて、時節柄御健康をお祈り申し上げます。 以上、簡単であります……
○上田哲君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を議題とし、派遣委……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
社会保障制度等に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 聞いてないことを答えているそうですから、答弁は質問にだけ答えるようにしてください。
【次の発言】 答弁の前に安恒委員に伺いますが、医務局長の答弁中にすでに二点にわたって答弁資料が具備されておりませんが、これは質問通告してあったことですか。
【次の発言】 それは十分に用意してくれないと審議は円満に進まぬのですが、なぜ、その二点にわたってまで、必要データが用意されておらぬのですか。
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 労働問題に関する調査を議題といたします。質疑のある方は順次御発言願います。
○上田哲君 社会労働委員長でありますが、特例として質問をさせていただきます。 私は、私自身のライフワークでもあります小児医療問題、とりわけ小児外科の分野について御意見を伺いたいと思うわけです。 大臣、ひとつ基本的な考え方を伺っておきたいのでありますけれども、子供の医療というのは大人の医療と独立すべき原理を持っている。子供は大人の半分だという考え方で進められてきた今日までの考え方では正しくない。たとえば、端的な例が、やけどならやけどを例にとれば、大人の場合は体の半分以上やけどをすれば命を失う、子供は一二%のやけどで命にかかわるというぐらい、少なくとも重要な区分がそこにあるわけでありますが、大……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨十四日、徳永正利君、石本茂君、丸茂重貞君及び柄谷道一君が委員を辞任され、その補欠として熊谷弘君、成相善十君、鈴木正一君及び三治重信君がそれぞれ選任されました。
また、本日、福島茂夫君が委員を辞任され、その補欠として長谷川信君が選任されました。
【次の発言】 健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題とし、政府から趣旨説明を聴取いたします。渡辺厚生大臣。
【次の発言】 この際、本案の衆議院における修正部分について、修正案提出者、衆議院議員戸井田三郎君から説明を聴取いた……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
特定不況業種離職者臨時措置法案を議題といたします。
午後二時まで休憩いたします。
午前十一時二十二分休憩
【次の発言】 ただいまから社会労働委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き、特定不況業種離職者臨時措置法案を議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑のある方は、順次御発言願います。
【次の発言】 答弁はいいですか。
【次の発言】 どうぞ。小笠原君。
【次の発言】 議事進行についての御発言でありますから許しましたが、この御意見について他の御意見がございますか。
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十八日、中村啓一君及び田代由紀男君が委員を辞任され、その補欠として森下泰君及び亀長友義君がそれぞれ選任されました。
また、本日、長谷川信君が委員を辞任され、その補欠として福島茂夫君が選任されました。
【次の発言】 健康保険法及び船員保険法の一部を改正する法律案を議題といたします。
これより質疑を行います、質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 答弁に先立って安恒君に伺いますが、前回の質疑で留保されている部分についてはいかが取り扱いますか。
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
特定不況業種離職者臨時措置法案を議題といたします。
これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 委員各位にお諮りをいたしますが、午後一時から衆議院本会議が開会されるとの報告を受けておりまして、労働大臣、橋本委員長の御出席の可能を図りたいと考えております。
亀長委員にお伺いいたしますが、御一問あるということですが、その間の時間で処理できるならばそういたしますし、後に……。
【次の発言】 そうですか。そういう次第でありますので、このあたりで昼食を含めて休憩をとったらいかがかと思いますが、御異議……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、特定不況業種離職者臨時措置法案を議題といたします。本案に対する質疑は昨日すでに終局いたしております。
本案に対し、浜本君から委員長の手元に、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党、日本共産党、民社党、第二院クラブの共同提案による修正案が提出されております。修正案の内容はお手元に配付のとおりであります。
この際、本修正案を議題といたします。
まず、浜本君から修正案の趣旨説明を願います。
【次の発言】 本修正案について御質疑のある方は御発言願います。――別に御発言もないようですから、これより原案並びに修正案につ……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る十一月二十六日、熊谷弘君、鈴木正一君、藤川一秋君及び成相善十君が委員を辞任され、その補欠として徳永正利君、丸茂重貞君、福島茂夫君及び石本茂君がそれぞれ選任されました。 また十二月五日、丸茂重貞君が委員を辞任され、その補欠として斎藤十朗君が選任されました。 また昨七日、徳永正利君が委員を辞任され、その補欠として成相善十君が選任されました。 また本日、福島茂夫君が委員を辞任され、その補欠として坂野重信君が選任されました。
○上田哲君 社会党第八次訪中団は三月二十二日に北京を訪れまして、昨二十七日帰国をいたしました。委員長を団長といたしますこの団は、かの国におきましてもケ小平副主席を初め朝野の要人と会談の機会を得まして、重要な話し合いの進展かあったものと私たちは考えております。私もこの代表団のスポークスマンとして参加をいたしました。つまり、昨日帰りました。一昨日ケ小平副主席以下と会談をしてきたばかりであります。 私どもは、野党の立場から、政府専権にかかわる外交交渉に二元外交を企てようという気持ちはございません。そのゆえにこそ政府の強い決断を今日求めるところでありますが、われわれ自身の立場からすれば、野党として、……
○委員長(上田哲君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九日、坂野重信君及び成相善十君が委員を辞任され、その補欠として福島茂夫君及び徳永正利君がそれぞれ選任されました。
【次の発言】 調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、社会保障制度等に関する調査及び労働問題に関する調査を行うこととし、これら二件の調査承認要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたい……
○上田哲君 非常事態を迎えております窮迫の東京都財政を中心に政府の方針を承りたいと思います。 根本的に地方行政政策という枠よりも東京都、すなわちそれは、大都市問題というところに基本的な課題が発祥しなければならないと思いますし、歴史的な流れというところをさまざまな立場でとらえれば、すぐ口に出される高度成長、またその前、そして低成長への落ち込みというような兼ね合いから、大まかに言って、三十年代の前半と今日とをどのように、たとえば生活状況、文化状況として比較しておかなければならないというようなことに一つはなるだろうと思うわけです。 大臣に率直にまず伺っておきたいんでありますけれども、三十年代前半……
○上田哲君 本条約の締結に当たりまして、外務大臣、政府各位、交渉当局の御努力に敬意を表したいと思います。 待望の条約でありまして、私どもも、この春、党として飛鳥田委員長を団長とする代表を北京に送りまして、私もその一員として参加して帰りました翌日、ケ小平副主席の来日の御報告を申し上げ、また、外務大臣は、その際、みずから訪中される決意を表明されたことを思い浮かべますと、大変感慨新たであります。 さて、その条約でありますけれども、長い経過あるいは国会に付託され審議が開始されまして以来の今日までの経過の中等々で、やはりはっきりしてまいりましたことがあると思います。二国間の条約、つまり二つの国、考え……
○上田哲君 日中条約締結に至る御努力に敬意を表します。 締めくくりの討論をしなければなりませんので、非常に重要な点だけにしぼって、ひとつ御見解を問いたいと思います。 二つの国が二つの立場をそれぞれ持ち合いながら一つの条約に結集したわけでありますから、認識の大きな相違があることは当然であります。そのいろんな認識の相違をどういうふうに乗り超え、運営していくかということに今後の日中関係、ひいてはアジア、世界の平和の関係があるわけでありますから、その問題をしぼってまいりますと、昨日までの外務大臣等々の御見解表明の中で大きな見解の相違がある、認識の相違があると。たとえばケ小平さんの言葉をかりれば、共……
○上田哲君 安定成長なるものの中で資金の流れが一つ大きく変わってきている。これは財政金融政策の転換期であるという認識に立つべきではないかというのが私の考え方の出発点であります。 経済企画庁の二月の月例経済報告は、一口で言えば不況の脱出宣言だと、まさに安定成長なるものの根おろしができつつあるんだということになるんでありましょうけれども、そういう中で国の財政は赤字の風穴があいて国債で埋めると、そして大企業の方は金だぶりと、これは金融の超緩和と言われる中で、しかし民間設備投資の増加が出てきたり、あるいは製品在庫の積み増しという現象が出てくるわけではない。その中でまあ大幅なだぶりという状況にある。そ……
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