栗林卓司 参議院議員
11期国会発言一覧

栗林卓司[参]在籍期 : 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期
栗林卓司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗林卓司参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

栗林卓司[参]本会議発言(全期間)
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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 参議院本会議 第13号(1978/04/04、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十三年度予算三案に対し、反対の討論を行います。  政府は、この予算案に対し、臨時異例の処置だと言われました。しかし、今日異例なものは単に財政だけではありません。個人の家計、企業経営、著しい輸出、そして円高、すべてが異例であり、異常であります。では、この中にあって、財政はいかなる任務と役割りを果たすべきか。この認識と対策が今回の予算案でもなお十分ではありません。  問題の発端は、言うまでもなく、原油価格の大幅な引き上げであります。その結果、余分に海外に流出することになった外貨は、当時の一年間で百三十億ドル。これは波及効果を含めて……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 参議院本会議 第14号(1979/05/23、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、ただいま報告がございました日米首脳会談を中心にしながら、国連貿易開発会議及び先進国首脳会談の問題にも触れながら、若干の質問をいたしたいと思います。  この三つの会議の共通点は、それぞれが八〇年代に対する進路を探ることを最大の目的としている点であります。  御承知のとおり、戦後の国際経済秩序を支えてきた二本の柱は、IMFとガットであります。しかし、そのIMF体制は、七〇年代初頭のいわゆるニクソン・ショックを契機として崩壊の道をたどり、残るガット体制もまた、いまや激しい保護貿易主義の攻撃を受けて動揺しております。一方、この間にあって、一九七三年に行われたオイル……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 参議院本会議 第9号(1980/04/04、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度一般会計予算外二案に対し、反対の討論を行います。  振り返りますと、衆参両院での予算審議期間中に公定歩合が二度にわたって引き上げられました。それ自体異例なことであります。そして、その都度日本銀行が政府に訴えたことは、公債発行の減額でありました。政府提出の予算案に対して、金融政策を預かる日銀からたびたび苦情が出されたというのも、余り例のないことであります。そして、このことほどただいま議題となっております昭和五十五年度予算案の性格を端的に物語るものはありません。  一昨年度すなわち昭和五十三年度の公債発行高は、これを引き受……

栗林卓司[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院11期)

栗林卓司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 建設委員会 第3号(1977/10/27、11期、民社党)

○栗林卓司君 住宅問題を中心にして、幾つか基本的な問題をお尋ねしたいと思います。  第三期住宅建設五カ年計画でありますけれども、内容を拝見しますと、住宅の居住水準の質について目標を立てながら大いにがんばっていきたいということが書いてあるわけでありまして、あわせて、提供する公共住宅については、家賃負担限度率というものをおおむね世帯収入の一五%ぐらいに踏みながら、これもまた相含めて努力目標としてがんばっていこう、まあこういうことが書いてあるわけでありますけれども、この努力目標の意味というのはどの程度の強さを持ってお感じ取りなんでしょうか、建設大臣にお尋ねをしたいと思います。

第82回国会 予算委員会 第5号(1977/10/21、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、経済問題を中心にお尋ねをしたいと思いますが、質問に当たって大変やはりひっかかるのが例の全治三年間の問題でございまして、私は、こう思うんです。  全治三年間、昭和四十九年度から五十一年度、その最大の課題は物価の安定であった。ただ、この目的を達成するためには個人の家計部門、あるいは企業、財政、そういうものに犠牲を求めざるを得なかった。私はこれがいわゆる全治三年間と言われているものの本当の姿ではなかったんだろうか。その物価の安定を確保しながら個人の家計部門、まあ言うなれば、失業、雇用不安、所得の伸び悩み、さらには企業の低収益、借金財政、こういうものにどうやって取り組んでいくのかと……

第82回国会 予算委員会 第7号(1977/10/24、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。  今回の補正予算は、過剰在庫、過剰設備の重圧下に置かれた不況の実態に照らして不十分であります。しかし、それにもかかわらず賛成する理由は、第一に、不十分な内容とはいえ、一日も早く成立させることが不況対策上重要であると判断したこと、第二に、不況下の中小企業対策、住宅対策、あるいは地方財政対策の面で、わが党の主張が趣旨において織り込まれたものであること、以上二点であります。  なおこの際、従来を振り返って若干申し上げたいと思います。  昭和四十九年に行われた参議院選挙の直後、過度の……

第82回国会 予算委員会 第8号(1977/11/10、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、事態は大変深刻だと思うのです。経済企画庁の出した資料を拝見しますと、一ドル二百四十円台で採算がとれる製品というのは繊維産業でゼロ、鉄鋼産業でゼロ、一般機械産業では全体のわずかに三・八%、輸送機械産業では全体の九・七%、精密機械産業では全体のわずかに五・六%。まあほとんどの輸出商品が採算割れになっている現状だと思います。ただ、円筒というのは輸入原材料の価格も下げるわけだから、よってもってそう影響は大きくないという見方もありますし、たとえば鉄鋼産業の場合、輸入原材料が下がるから円高に対して中立的なんだという見方もあるようですけれども、これは円高がモデレートに変わったときの話であ……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 建設委員会 第2号(1978/02/09、11期、民社党)

○栗林卓司君 きょう最後の質問になりますので、整理をしながら若干お尋ねをしたいと思います。  私、いま問題になっていることの核心はこうではないかと思うので、総裁にお尋ねをしたいんですけども、住宅公団に居住をしている者からしますと、平たくこう理解していると思うんです。われわれはたな子である、公団は大家さんだと。したがって、仮に家賃改定という問題が起きるとしても、大家とたな子という関係の中でそれは議論されるんだろうと。こう理解していたところで、実は公団全体を見渡してみると、あっちのたな子の方は大変高い家賃で困っておるんだ、よってもって何とかという議論をされると、これは私は面食らわざるを得ないと思い……

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/03/28、11期、民社党)

○栗林卓司君 三月二十五日に円高対策ということで当面の景気、経済対策を決められたわけですけれども、そこの中の一番大きなものの一つが前倒し執行の再確認、上期に七〇%を成約しよう。今度はそれだけではなくて、さらに上期の前半分、そこに極力相当な部分を織り込むように努力をしようということが決まったようでありますけれども、そういったものをただいま議題の道路整備ということで具体的に受けとめた場合に、どうやって対応されるのか。なるべく具体的に伺いたいんです。
【次の発言】 いまのお答えは、七〇%前倒しということを中心にしたお答えなんですけれども、それだけじゃなくて、第一・四半期に七〇%の相当部分を集中しても……

第84回国会 建設委員会 第5号(1978/04/11、11期、民社党)

○栗林卓司君 住宅建設の状況について、まずお尋ねしたいと思いますけれども、昨今の新築住宅の状況を見て、いろいろ予算も含めて対策を講じてきたわけですけれども、大体想定どおり進んでいるとごらんになっているかどうか、お尋ねしたいと思います。  ちなみに、ことしの一月を見ますと、新設住宅着工戸数でいって対前年比で六・二%の減、それから五十二年で見ますと、その前の年に比べて一%の減、さらに大体民需が中心になります建設資材の需要見通しを見ますと、大体五十三年度の第一・四半期についてもやや需要の動意が見える程度ということで、これも余り大きな盛り上がりを観測はしていない。こういう状態に対してどういう御判断を持……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/05/30、11期、民社党)

○栗林卓司君 若干整理をしてお尋ねをしたいと思うんですけれども、ビル防災の新しい法律案が仮にできたとしてのお尋ねですけれども、そうなりますと新ビル防災法案の中で統一的な基準が当然書き込まれるんだろうと思います。その統一的な基準と現行の建築基準法の基準というのはどういうかかわり合いになるのか。お尋ねする意味をもう少し申し上げますと、建築基準法というのは強行性を持った法規でありますから、その基準というのは公益に照らしての最低基準というのが考え方だろうと思います。ところが、新しいビル防災法ができると現行建築基準法よりも低い基準を恐らく出さざるを得ない、現行建築基準法でいいというぐらいなら簡単に遡及の……

第84回国会 建設委員会 第7号(1978/06/08、11期、民社党)

○栗林卓司君 今度、政府で出されました住宅宅地関連公共施設整備促進事業制度について、これを中心にしながら幾つかお尋ねをしたいと思います。  今回の制度の特徴として私が感じますのは、整備をすべき関連公共施設の中で、国の補助対象としてここまで見るということを一遍整理をしてお出しになった。中を申し上げて言いますと、一般的な基準とすると、事業の推進に効果があるものとなっておりますけども、施設別に見ると、交通上の主要拠点との連絡道路、学校等主要公益的施設との連絡道路、あるいは区域内の主要道路。当然のことながら一般国道を除くわけでありますけど、都市公園については区域内の都市公園。下水道は住宅宅地事業に起因……

第84回国会 予算委員会 第1号(1977/12/21、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、いまわれわれに問われているものは一体何なんだろうかという角度で牛場大臣にまずお尋ねをしたいと思います。  これは以前この委員会で一遍引用した例なんですけれども、アメリカの大統領経済諮問委員会委員長のシュルツ氏が新聞で語っている話として、こう言っているんです。「米国の貿易赤字はすぐ減る見通しはない。理由は何かというと、一つは原油輸入の急増である。もう一つは、米国と主な貿易相手国との成長率の差。いわばアメリカはちょっと景気がよかった、よってもってこう赤字がふえたけれども、この程度の赤字は米国にとって大した問題もなしに賄うことができる。」つけ加えて言ったのは、「しかし、このような……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、昭和五十二年度第二次補正予算三案に対して、賛成の討論を行います。  民社党は、昨年来、内外の経済情勢に照らして、現在総理の言われる臨時異例の措置を直ちに実施する必要性を力説してまいりました。しかし、政府は三〇%の公債依存率にかたくなに固執し、その結果は、施策のおくれとなって円高を招来し、わが国経済を未曽有の危機に直面させるに至りました。そうして当然の結果として、巨額の歳入欠陥が発生し、まさに追い詰められた形で、今年度財政の公債依存度は三〇%を突破するに至りました。もっと早く硬直した政策態度を転換していたら、これほど惨めな結果にならなかったと思います。まこと……

第84回国会 予算委員会 第19号(1978/03/27、11期、民社党)

○栗林卓司君 宮澤長官にお尋ねしたいのですけれども、経済の成長率を考えますときに、一つは中期的な可能性といいますか、期待値として議論する成長率の問題があると思います。先ほど参考人の並木さんが六から七%ではあるまいかと、まことにごもっともな感じがいたしますし、またあるいは雇用問題とか産業の改革、構造改善を考えると、七%ぐらいは目標性を含めながら追及していかなければいけないんではないんだろうか、こういう議論が一つあります。その意味で、今日五十三年度で七%の経済成長率目標をということは私はわかる気がします。ただ、それはそれとして、さしあたっていま見通しを立てるとしたら何%ぐらいなんだろうか、また別な……

第84回国会 予算委員会 第23号(1978/04/03、11期、民社党)

○栗林卓司君 まず、総理にお尋ねします。  昨今の円高の問題も、突き詰めてまいりますと、七%成長ということにまずは帰着すると思うのですが、この七%成長も国際的に見て大変重い話になっておりますけれども、その要素を抜きにしても、ということは国内的な立場で考えても、七%成長目標の意味というのは大変重い、私はそう思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 関心ということだけではなくて、雇用を考えますと、七%成長を達成したとしても失業率が二をちょっと欠けるか欠けないか。あるいは求められているいまの産業構造改善をどうするかというと、ミクロの経営の問題になりますけども、去年一年間はアメリカと日本でおおむね……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 予算委員会 第3号(1978/10/09、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、民社党を代表して、主に経済問題を中心にお尋ねをしたいと思いますが、その前に、有事立法の問題について一言触れたいと思います。  有事立法で内閣の答弁を伺っていますと、まことにあいまいでちぐはぐだと思います。私が心配しますのは、こうやって言葉をもてあそんでおりますと、有事立法という言葉だけがひとり歩きをして、国民に無用の混乱を与えないか。私は、シビリアンコントロールというのは、シビリアンと制服が敵対することではないと思います。同じ責任を分かち合う者としての相互理解と心の結びつきがあることがいわばシビリアコントロールの前提でありまして、では一体それがあるかというと、残念ながらある……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 建設委員会 第6号(1979/05/29、11期、民社党)

○栗林卓司君 最初に、大臣にお尋ねをしたいと思いますが、都市の住宅問題について若干お尋ねをしたいんですけれども、その前に、基本的な点について御所見を承っておきたいと思います。  これまでの政府の住宅政策というのは、どちらかといいますと、持ち家にはなはだしく偏っていたと思うんですが、それでよかったんだろうか、悪かったんだろうか。その点の御見解はいかがでしょう。
【次の発言】 東京二十三区内では特にとおっしゃいましたけれども、二十三区の外でも実は首都圏ということで考えますと同じ問題をはらんでいるんだろうと思います。別に、そこで意見が違おうとは思いませんけれども、私も、持ち家というのは一つは自分の物……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/04/03、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、昨今きわめて深刻になってまいりました日米の通商問題についてお尋ねをしたいと思うんですが、最初に総理にお尋ねをしますけれども、電電公社の物資調達問題がいわば物別れでいま終わっているわけでありますが、その経過を含めて、背景としてどういうお感じをお持ちになっているのか、御所見をまず承りたいと思います。
【次の発言】 新聞報道によりますと、牛場さんの御意見として、日本の提案は交渉のたたき台にもならなかった、こう述べておられるようですけれども、これは事実そのようでございますか。
【次の発言】 アメリカ側の態度を見ておりますと、非常に強硬だという印象を私は受けるんですけれども、その点は……


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第90回国会(1979/11/26〜1979/12/11)

第90回国会 予算委員会 第1号(1979/12/04、11期、自由民主党・自由国民会議)

○栗林卓司君 きょうの午前の質疑で、瀬谷委員の方からなぜこの時期に解散をしたのかというお尋ねがあり、お答えがございました。伺っていてどうも納得がいかない面があるものですから、重ねてお尋ねをしたいと思います。  解散をした理由として、八〇年代を来年に控えて人心の一新をしたい、こう言われました。ただ、普通、この際人心の一新という言葉を使うときには、指導者がかわる、総理がかわるような場合に使うんでありまして、現に自民党の内部抗争でも人心の一新を理由にして総理・総裁が退陣を迫られたわけであります。それを御本人が言われるわけですから、非常にわかりづらい。  重ねてお尋ねしたいのですが、総理の施政方針演説……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 建設委員会 第3号(1980/02/21、11期、民社党)

○栗林卓司君 まず、建設大臣にお尋ねをしますけれども、先般、公定歩合の第四次引き上げがございましたけれども、これと絡めて住宅金融の貸出金利はどういうことになるのか、まだ正式には決まっていないように伺っておりましたが、現在の状況をお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いまの局長の御答弁で、現在の状況はわかったんですが、個人住宅について五・五%、これを、法定条件ということもこれあり、上げることは考えていない、一応そう理解してよろしいですか。
【次の発言】 大変ごもっともなお言葉でございますし、ぜひ家を建てるという庶民の気持ちからすると、そうしていただきたいということだと思うんですが、いま……

第91回国会 建設委員会 第4号(1980/03/18、11期、民社党)

○栗林卓司君 公営住宅法の一部改正についてお尋ねをいたします。  御提案の中身をごく大まかに申し上げますと、同居親族のない単身者の入居希望が大変多い。普通世帯に対する割合を見ますと二・五%になる。一方では、空き家が出るようになってきた。大体七%ぐらいで、需給の緩和も進んで五十三年度では二・五倍になってきた。住宅宅地審議会の答申もあれば、請願、諸団体の要望もある。そこで単身者の入居を認める。大体三万戸ぐらいが提供できるんではなかろうか、というのが大まかに言って御提案の内容だと思うんです。  それ自体、大変結構だと思うんですが、ただ、今回の改正がはしなくもひとり暮らしの問題に直面をさせられたという……

第91回国会 建設委員会 第6号(1980/03/27、11期、民社党)

○栗林卓司君 今回の法案の提案理由説明を拝見しますと、一部改正するに至った背景としまして「住宅の需要構造の変化が進行し、中古住宅を含む不動産の流通量が増大しつつあります。」とありますが、「住宅の需要構造の変化」それから「中古住宅を含む不動産の流通量」この点について具体的にまず伺いたいと思います。
【次の発言】 私の質問は、提案理由説明の中で「住宅の需要構造の変化が進行し、」と、こうあります。この「住宅の需要構造の変化」というのは何を言っているんですか。それから「中古住宅を含む不動産の流通量が増大」これはいま御説明がありましたけど、前段の部分はどういうことなんでしょう。

第91回国会 建設委員会 第7号(1980/04/08、11期、民社党)

○栗林卓司君 まず、都市開発資金の貸付けに関する法律の一部を改正する法律案、これについてお尋ねをいたします。  過去の貸付実績ですけれども、中を工場等敷地とそれから都市施設用地と二つに分けて、五十年以降を離し上げてみます、この数字で間違いがないかどうかという意味での質問です。  工場等敷地は、五十年度が六十へ億、五十一年度が八十億、五十三年度が八十八億、五十三年度が百億、五十四年度の予定額が百四十億。また、都市施設用地につきましては、同じように五十年度から申し上げますと、百七億、百二十五億、百四十七億、百四十八億七千八百万、五十四年度の予定が百九十一億二百万、これは五十三年度分の繰り越し二十一……

第91回国会 建設委員会 第8号(1980/04/10、11期、民社党)

○栗林卓司君 ただいま議題となっております幹線道路の沿道の整備に関する法律案について若干お尋ねをしたいと思います。  まず、中身ですけれども、第三条を見ますと「沿道における良好な生活環境の確保が図られるよう道路交通騒音により生ずる障害の防止等に努めなければならない。」「(道路管理者の責務)」が書いてあります。第四条を見ますと「(国及び地方公共団体の責務)」ということで「道路交通騒音により生ずる障害の防止と沿道の適正かつ合理的な土地利用が促進されるよう必要な施策の推進に努める」こうあるわけですけれども、具体的に三条、四条について努力をする中身を簡単にまとめてみると、どういったことになるのか、まず……

第91回国会 建設委員会 第9号(1980/04/15、11期、民社党)

○栗林卓司君 質問が重複するかもしれませんけれども、今回の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案について、改正の趣旨を一言で要約すればどうなるのか、お尋ねをしたいと思います。  要約と言ってもなかなかでしょうから、もう少し細かく申し上げますと、地区計画、地区整備計画、それを新しく取り入れた趣旨は、一体、何でございましたか。
【次の発言】 いまおっしゃったことを一言で要約しますと、現行の都市計画法は目が粗過ぎるので、あれでは完全な仕事ができない、したがって補うものとして今回地区計画あるいは地区整備計画を考えた、そう理解してよろしいでしょうか。

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/22、11期、民社党)

○栗林卓司君 どうも貴重な御意見をありがとうございました。  お三方の皆さんに一つずつ最後にお尋ねをしたいと思うんですが、最初に末永参考人にお尋ねをいたします。  先日、明日香村へお邪魔をしまして、甘樫丘ですか、あすこに登ってながめますと、橿原市地区の開発状況がまことに際立って見えているわけですが、なぜ橿原市であの開発が進んでしまったのか。一つは、規制の方が間に合わなかったということかもしれませんけれども、私がいまお尋ねしたいのは、伺いますと、明日香と比べて遺跡がないというわけではない、むしろ一つの地区として見るべきだろうというお話があったんですが、たまたま現地にお邪魔をして地域の住民の方々の……

第91回国会 建設委員会 第12号(1980/05/08、11期、民社党)

○栗林卓司君 議題となっております明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法、これはわが党として賛成でありますし、賛成というよりもむしろその成立を積極的に要望してきたところでありますから、本法が提案されたことをまず歓迎をしたいと思います。  ただ、審議を通して政府の答弁を伺いながら、幾つか不安の点もあるものですから、重複を避けながら、若干の点についてお尋ねをしたいと思います。  まず、長官にお尋ねをしますけれども、率直に言って、明日香の村民についてどういう印象を持っておいでになりますか。
【次の発言】 私も別に変わるつもりはありません。  法案の第一条を見ますと「明……

第91回国会 建設委員会 第13号(1980/05/13、11期、民社党)

○栗林卓司君 都市再開発法の一部を改正する法律案でありますけれども、従来の都市再開発法の考え方に立ちながら制度の不備を改善したものであろうかと思います。ただ、あくまでも従来の考え方に立っているわけでありますから、従来の再開発法そのものが持っていた問題点というのはそのまま持ち越しになった形になっておりまして、その観点から一、二お尋ねをしたいと思います。  まず、これまで振り返りまして、再開発が必ずしも順調に進んでこなかった。特にそれが商業地域を中心にした再開発になってきたという点については、理由を含めて、どうお考えになっているかお尋ねをしたいと思います。

第91回国会 予算委員会 第3号(1980/02/14、11期、民社党)

○栗林卓司君 私は、ただいま議題となりました昭和五十四年度補正予算三案に対して、民社党を代表して反対の討論を行います。  昭和五十四年度予算編成の際の情勢を顧みると、石油も含めて物価は安定し、国際収支は黒字基調であり、内需の振興が差し迫った課題でありました。しかし、年度半ばにして情勢はさま変わりいたしました。したがって、政府としては情勢の変化に対応すべく行政全般の見直し、中でも本年度予算の見直しと修正が急務でありました。たとえば景気対策であります。内需の振興よりも石油の値上がり及び急激な円安によるインフレ対策が当面の課題となりました。一方、景気の実情を見ると、民間設備投資を中心として自律回復力……

第91回国会 予算委員会 第10号(1980/03/17、11期、民社党)

○栗林卓司君 けさの新聞、テレビによりますと、大体一斉にあしたから公定歩合の引き上げをすることが決まったと報道しておりましたけれども、公定歩合の引き上げということは事実でありますかどうか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 副総裁にお尋ねしたいのですけれども、公定歩合引き上げの前にこういう質問をするというのは私は大体不謹慎だと思う。ところが、最近は公定歩合の引き上げが非常に騒々しいんです。第五次という話は第四次の発表した直後からうわさとしては上がってきておる。書く方は勝手かもしれないけれども、日銀として一半の責任があるのかないのか。一説によりますと、日本銀行がマスコミ操作をして雰囲気づくり……

第91回国会 予算委員会 第17号(1980/03/27、11期、民社党)

○栗林卓司君 まず、企画庁長官にお尋ねをしますけれども、いまのインフレ問題の根本原因というのは輸入インフレでございまして、それがどうやって国産のいわばホームメードインフレに転化することを避けるかということに最大の関心があることは、もちろん異論はございません。ただ、そこでその前段の輸入インフレ、もう少し言いますと、原油等の海外産原材料の高騰あるいは円安傾向、こうしたものに対して日本政府として、これはもうしょうがない、与えられた条件として受けとめていくのか、それに対して何らかのその対策を考えていくのか。総理がおられませんので、政府の立場ということでお答えいただきたいと思います。


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各種会議発言一覧(参議院11期)

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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会公聴会 第1号(1978/03/23、11期、民社党)

○栗林卓司君 お二人に一、二点ずつお尋ねしますけれども、時間がもうございませんので簡潔な御答弁で結構でございます。  最初に、青葉公述人にお尋ねしますけれども、経済の見通しの問題、これまで国会で議論しておりますと、政府の答弁というのは、これは予算を編成する参考資料につくったんだから、そう厳密な議論をされても困りますというのが従来の例でございました。ところが、ことしはのっぴきならない形で七%という政策目標が提示されて議論になった。これは私一つの進歩だと思います。そこで、その目標という目で見たときに、五十三年度の経済成長率目標についてどうお考えだろうか。仮に政府と同じとしますと、五十三年度は、まあ……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/03/30、11期、民社党)

○栗林卓司君 昭和五十二年度の経済成長率の見通しが当初六・七でございましたけれども、これが五・三に修正になった、恐らく五%前後で落ちつくのではあるまいかと言われているわけです。ということは結局ことしの一―三月の伸びが非常に落ちてきたということだと思います。五十二年度当初の六・七の想定から見ますと、円高を原因にしながら伸び率が落ちてきた。そこでそれをスタートにして五十三年度は対五十二年度比で七%伸ばしたいということは、五十三年度の各四半期の瞬間風速で見ると八%に近い成長率を持たないとそういう結果にならないんじゃないか、こう思いますけれども、その点はいかがですか。


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1979/03/30、11期、民社党)

○栗林卓司君 時間も限られておりますので、財政金融政策について若干一、二お尋ねをしたいと思うんですが、きょうの新聞によりますと、東京サミットの内容が報道されておりまして、五つの項目に分かれて、それぞれ去年のボンサミットで確約をしたことのレビューをすると、また差し迫った目の前の問題について協議をしよう、さらに中、長期の問題について相談をしよう、おおむねこういう内容で相談するということが整理をされたようでありますけれども、さしあたって当面の問題として取り組む一つに、ことしの成長率とか、あるいはインフレ率であるとか等々ということが入っているんですが、従来の常識ですと、そのようなものは国の主権に属する……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1980/03/31、11期、民社党)

○栗林卓司君 まず、第三期住宅建設五カ年計画、この進捗状況をお尋ねしたいんです。  五十四年度、五十五年度はまだ終わっておりませんので、これは計画もしくは推定で結構だと思いますが、それでお尋ねしたいのは、住宅建設の総合計、これがどんなぐあいに進捗するだろうか。二番目が、裏づけとなる宅地供給の進捗状況はどうであろうか。以上二点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 第一期を見てみますと、六百七十万戸に対して実績が六百七十四万戸、ほとんど計画どおり達成できました。で新規宅地の供給量を見ると、五万二千九百ヘクタールが五万二千九百三十ヘクタール、これもほぼ達成なんです。で、第二期を見ますと、計画戸数……



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データ更新日:2022/12/18

栗林卓司[参]在籍期 : 9期-10期-|11期|-12期-13期-14期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。