栗林卓司 参議院議員
13期国会発言一覧

栗林卓司[参]在籍期 : 9期-10期-11期-12期-|13期|-14期
栗林卓司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは栗林卓司参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院13期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
栗林卓司[参]本会議発言(全期間)
9期-10期-11期-12期-|13期|-14期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院13期)

栗林卓司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
9期-10期-11期-12期-|13期|-14期
第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第3号(1983/11/25、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 発議者にまずお尋ねをします。  さっきいろんなやりとりの中で、選挙制度として直さなければいけないものが幾つもあります、だけど、早急にコンセンサスを得てできるものというとなかなかむずかしいものもありますし、当面の問題、中期の問題、長期の問題に分けながら、まず幅広くコンセンサスを求められるような内容について今回は御提案をしましたという趣旨のお答えがあったと思います。それで問題は、コンセンサスを本当にこれは得てきたのだろうかという点をお尋ねしたいのです。もし幅広いコンセンサスを得たということになりますと、衆議院でも少なくも全会一致、あるいは反対が出るとしてもごく少ない会派の反対でこちら……

第100回国会 選挙制度に関する特別委員会 第4号(1983/11/26、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 きょうは大変御苦労さまでございました。  まず、お三方に伺いたいのですが、特に皆川参考人の場合、お仕事柄から言いまして、選挙となりますと一番気にされておられるのが投票率の低さ、あるいは言い方を変えますと、国民の選挙離れ、選挙に対する関心の喪失という傾向だろうと思うのです。理由の一つとしまして、新人がなかなか立候補しない。一方では、何回も当選される多選議員が、首長でもあるいは衆参両院議員でも比較的多くなってくる。そうなりますと、選挙は目先が変わらないですから、私が投票所へ行かなくたって大したことないやというので、だんだんと関心が薄れてくる。これは決していいことではないと思うのです。……

第100回国会 大蔵委員会 第3号(1983/11/24、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まず、お尋ねをしますけれども、大蔵省と税制調査会の関係なんですが、税制調査会というのは一諮問機関ですから、答申が出てもまるごとうのみにはいたしませんという立場なのか、極力その趣旨を行政に生かしていくという立場をおとりになるのか、私は後者だろうと思うんですが、一応念のためにまず伺います。
【次の発言】 それで、今回出た中期答申なんですけれども、中を拝見しますと、数年前の昭和五十五年十一月「財政体質を改善するために税制上とるべき方策についての答申」、これを見ますと、自然増収は三兆から四兆だけどということで、財政事情が大変困難になったことを指摘しているんですが、今回は自然増収は二兆、一……


■ページ上部へ

第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 決算委員会 第閉会後7号(1984/11/28、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は自賠責の問題についてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 五十九年十一月五日に「自動車損害賠償責任保険の保険料率その他当面する諸問題についての検討の視点」という資料をおつくりになりまして、中を拝見すると「自警保険収支の状況」とありまして、(1)は、「自賠責保険の単年度収支は五十三年度契約分以降赤字となり、赤字幅は拡大傾向にある。これは、以下の要因によるものである。」とありまして、原因を三つに分けて書いてありまして、イとしまして「保険料率が四十四年十一月以来据え置かれていること」。ロとして「この間、賃金・物価水準の上昇や保険金の支払限度額及び支払基準の改定等により、給付内容……

第101回国会 災害対策特別委員会 第閉会後1号(1984/09/26、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 長官にお尋ねいたします。  私もこの委員の一人として不幸な被災地を見てまいりました。以来実は悩み抜いているんですけれどもね。そこで、全体として見ると、この災害に対する取り組みというのは確かに私は手際がよかったと思います。熱意についても率直に評価を申し上げたいと思います。  ただ、なぜ悩んでいるかといいますと、行きましたときに、行方不明者を捜すために棒を突っ込みながら、縦隊になって消防団、警察、自衛隊の諸君が苦労しておりましたけれども、なかなか見つからないんですね。村の陳情書を見ると、最初に書いてあるのが行方不明者の捜索、救出なんです。それで、これに全力を挙げるというお答えが返って……

第101回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1984/11/20、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は自賠責の保険料率の問題についてお尋ねをしたいと思います。  現在自賠責の料率引き上げ問題というのは審議会にかかっておりまして、審議会が答申を出しますと、やがてそれを受けて大蔵大臣のところに料率アップの申請が出てまいると思います。そのときに大蔵大臣は、能率的に経営されているかどうか、また適正な原価を償うものであるかどうかという目で見ながら、妥当なものであったら許可をしなければならないことになっております。その限りでは、能率的に経営されているか、あるいは適正な原価であるかどうかということは御関心があるだろうと思いますので、ここで質問をするわけであります。話が込み入った質問になるか……

第101回国会 大蔵委員会 第4号(1984/02/24、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私も財政改革を進めるに当たっての基本的考え方についてお尋ねをするんですが、おっしゃいましたように、これは中期的視点に立った財政運営を進めていく上での検討の手がかりを示すものであるとしてお出しいただいたものだと思います。ただ、もう一つの意味というのは、国民が負担を甘受しながら適度な行政サービスを受けるのか、それとも負担の増加はいやだ、したがって行政サービスが下がることも甘受する。一体どの道を国民は望んでいるかという選択を暗に問うという意味も私は一つはあったと思うんです。そう考えて私間違いないと思うんですが、そういう意味で一つ例をもってお尋ねをしたいんです。仮定計算の中で借換債発行、……

第101回国会 大蔵委員会 第6号(1984/03/28、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私も時間の関係で辻参考人にだけお尋ねをいたします。  しばらく前に、たしか浜松のあたりだと思うんですが、酒屋さんに見学に参りまして、ほうろう引きの大きなおけがあって、中にお酒が入っているんですけれども、こっちは素人なものですから、これは一級酒が入っているんですか、二級酒が入っているんですかと聞いたら、いや、どっちでもないんですと言うんですよ。どうしてですかと言ったら、二級酒と張って出せば二級酒で、一級酒と張って出せば一級酒なんですと。一級二級というのはその程度のものであるようなんですね。そんなことを背景にしながら、特級から一級、一級から二級へ下級移行が進んでまいりましたね。この最……

第101回国会 大蔵委員会 第7号(1984/03/29、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 所得税、とりわけ源泉所得税に対する国民の重税感ということを頭に置きながら、政府の考え方を伺いたいと思います。  ちょっと冒頭わき道にそれるようですけれども、学校の成績査定で、五、四、三、二、一と成績をつけるのは御存じと思うんですが、これは全国どうかは知りませんが、神奈川の場合で言いますと、中学校と高校で違いまして、実はこの間私聞いて、ああそうかと思ったんですが、相対評価と絶対評価と二つあるんですよ。中学校は大体相対評価、高校になりますと絶対評価。どう違うのかといいますと、五十人のクラスがありますと、五は一割、四は三割、三が三割、まあ何割というのは私の推定ですが、そう決めまして、ど……

第101回国会 大蔵委員会 第8号(1984/03/30、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 きょう私は、日切れ法案の問題について逐一お尋ねをしようと思って御連絡をしておったんですが、その質問は取りやめることにします。  そこで、昨日の質問に続いて若干お尋ねをしてきょうは終わりたいと思うんですが、源泉所得税というのは、給与所得者の担税力に着目して課税をしている税目だと思います。  そこで単身赴任を例にとるんですけれども、遠隔地に単身赴任になった。そこで赴任地と自分の家庭の間を往復する必要が出てきた。そこで、まあ月二回なら二回、二回にしましょうか、月二回分の往復旅費というものを手当として出した。その場合に、確かに金額が手当として出たことは間違いないんだけれども、生活の実態を……

第101回国会 大蔵委員会 第9号(1984/03/31、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 国税通則法の百十六条の改正問題がいろいろ不安を広げているようであります。若干重複するかもしれませんがお尋ねをしていきたいと思います。  今回改正をするに至った理由として挙げられておりますのは、税務訴訟の場合にそろそろ終局の段階に立ち至ったころ重要な証拠がぽろっと出てくる。これでは訴訟経済から考えても何ともやり切れないので、今回こういう改正をしますということだったように私は思います。  そこでお尋ねをしたいのは、仮に例えば税務訴訟が行われて相当長い時間がたって、終局の寸前に重要書類が証拠として出されてきたという場合に、現行法ではそれは処置できないんだという点についてはいかがですか、……

第101回国会 大蔵委員会 第10号(1984/04/05、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 酒類の課税数量の推移をずっと年を追って眺めてみますと、既に指摘されたことでありますけれども、幾つかの特徴があります。  一つは特級の減少傾向、あるいは低迷を含めて言った方がいいかもしれません。これは清酒もウイスキーも両方なんです。特級は減少もしくは低迷。二番目が二級の増加傾向、これは清酒もウイスキーも同じです。三番目がしょうちゅうがふえてまいりました。ビールが引き続き増加傾向をたどっております。果実酒、ワインが倍率で見ますと目覚ましく伸びましたというのが、酒類の課税数量を眺めてみますとすぐ気がつく特徴点だと思います。  そこでお尋ねしたいのは、何で特級が減少するんだろうか。これは……

第101回国会 大蔵委員会 第11号(1984/04/06、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 これは既に出た議論かもしれません。重複したらお許しをいただきたいんですが、きのうの酒税の質問に続いて、きょうは大臣の御見解を承りたいと思うんです。  現在、日本酒の場合、特級、一級、二級とありまして、言葉からいいますと上、中、下、特級というのは最も良質な日本酒の質が保存されているものと、こう理解するところなんですが、現在は、特級は特級にして特級ならず、二級は二級にして二級にあらず、等級別格付と実態が非常に乖離してきている。  その理由は何かといいますと、一つは最近の我々日本人が味に対して鈍感になったということもあるいはあるかもしれません。もう一つの有力な理由が、酒税の税率構造、そ……

第101回国会 大蔵委員会 第12号(1984/04/07、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私がこれからお尋ねするのは、現在不服審判で係争中の事件でありまして、係争中の事件を国会で取り上げるということについてはいささか問題なしとしませんけれども、問題の性格を考えますと、一度これを材料にして議論しておいた方がいいんではないかと思いますので取り上げたわけであります。不服審判係争中ですから固有名詞は外してお伺いをしたいと思います。  まず状況を申し上げますと、同族会社がございまして、その社長さんが、従業員参加ということなんでしょう、自分の株式を一部従業員に額面で分けてあげる。この株式というのは譲渡制限がついておりますし、もともと非公開ですから換金性はないんだけど、みんなで努力……

第101回国会 大蔵委員会 第13号(1984/04/12、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 今回御提案の法律案というのは、改めてでありますけれども、商法二百五条の例外規定をつくるというところに中心的な意味があったと思います。例外というのは、「株式ヲ譲渡スニハ株券ヲ交付スルコトヲ要ス」「株券ノ占有者ハ之ヲ適法ノ所持人ト推定ス」といったところを、今回の法律案の二十七条で「参加者口座簿又は顧客口座簿に記載された者は、その口座の株式の数に応じた株券の占有者とみなす。」、またその振替は「株券の交付があったのと同一の効力を有す る。」、これが中心部分なんですね。そのために保管振替機関を今回つくったわけですね。この中身は何かといいますと、その事業を適正かつ確実に行うことができると認め……

第101回国会 大蔵委員会 第14号(1984/04/17、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まず、特許特別会計法案についてお尋ねしたいと思います。  たびたび収支相償ということを原則としてお触れになっているわけでありますけれども、収支相償うというのは、考えてみると、特別会計といわず一般会計といわず、とにかくすべて会計というものの基本的な建前、原則だと思いますね。したがって、収支相償なるがゆえに特別会計であるということは、これは言えないだろうと思います。しかもこれまでの経緯を考えてみると、実績は相当長期にわたっておおむね収支相バランスをしてきたということもあるわけですから、平たく言うとうまくやってきたわけですね。別に不都合があったわけではない。したがって、今回特に特別会計……

第101回国会 大蔵委員会 第15号(1984/04/19、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 時間がございませんので一つずつお尋ねをしたいと思います。  まず緒方参考人にお尋ねをするんですが、アメリカの人と議論しておりますと、我々はアメリカの高金利を非難しますし、アメリカの人は日本の低金利政策を非難するという場合が割合に多いように私承知をしているんです。このドルの過大評価というのをアメリカの目から見てどう考えるかと考えてみますと、アメリカの有権者から見ますと、ドル高というのは海外旅行をすると品物が買いやすいわけですからちっとも困ったことではない。政府はどうかと考えてみると、先ほど柏木さ んがおっしゃったように、この膨大な財政赤字というのは基軸通貨国としてのいわば寄与である……

第101回国会 大蔵委員会 第16号(1984/05/10、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 引き続いて借りかえ禁止問題でお尋ねをしますけれども、特例債の借りかえ禁止というのはこれまでは大蔵省の確固たる公約でございました。それをここで踏み倒すわけですから大変ばつの悪いお立場だと思いますけれども、ちょっと見方を変えてお尋ねをしたいんです。特例債か四条債かという話は新規債の発行について確かに議論になる問題だと思うんです。ところが、借換債になりますとちょっと性質が違う、根拠法規は国債整理基金特別会計法の第五条ですから。ということだけではなくて、片一方は償還に要する資金調達の問題でしょう。もう一つは、歳出財源をどうやって確保するかという意味での特例債、四条公債。したがって、本当は……

第101回国会 大蔵委員会 第18号(1984/05/16、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 特例債の借りかえ禁止問題についてまず石参考人にお尋ねをしたいと思います。  借りかえ禁止というのは、マクロ的に見ると、ナンセンスだとはおっしゃいませんでしたけど、むしろばかばかしいことであって、かえって弊害が大きい。全く同感であります。だけれども、これまで政府がたびたび借りかえ禁止と言い張ってきたものですから、じゃ、やってごらんという格好で来たわけです。  ただ、借りかえ禁止ということで政府が言い張ってきたおかげで大切な議論が実は落ちてしまった。というのは、借りかえをしますと残高が膨らんでくる、この残高をどう管理するのかという問題が議論されずに来てまいりました。今回借りかえ禁止が……

第101回国会 大蔵委員会 第20号(1984/06/19、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 けさ方、六項目についてのお答えがございましたので、重複するかもしれませんが、その内容に沿って二、三お尋ねをしたいと思います。  大臣、私こんな気がするんですけれども、まず政策転換とは何かということを考えてみますと、従来は具体的な約束をしました、今度はもう何も言わないことに決めました、というような転換のように我々としては受け取りがちなんです。そこで、何とか言わせようというので四苦八苦してきたのがこの委員会の質疑だと思うのですけれども、別に大臣を困らせようと思って伺うわけではありません。従来は全額償還というまことに明快な具体的な約束がございました。それが外れた。では一体どうなるのか。……

第101回国会 大蔵委員会 第21号(1984/06/21、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 財政制度審議会の中間報告を読んでおりますと、借換債の発行あるいは償還財源の調達問題、いろいろ財政審なりに悩んで考えてこられたことが手に取るようにわかるように思います。そこで、「特別公債償還ルールについて」というのが十三ページにわざわざ一項起こしてあるんですが、内容を整理してみますと、大体こういったことだと思います。  三つに分かれておりまして、一つは、「本来、できるだけ早く残高を減少させるべきである」というのが特例公債の性格である。これは全くそのとおりだと私は思います。  二番目に言っておりますのが、そうは言ってもさしあたり「四条公債の償還ルールと同様」とすることが一応考えられる……

第101回国会 大蔵委員会 第22号(1984/06/26、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、今の財政を最も端的に表現するものは何かといいますと国債費だと思うんです。国債費は五十九年度で約九兆、中期展望によりましても六十二年度で十四兆、そのころの予算規模が六十兆ですから十四兆というのはそれは決して少ないじゃなくて、えらい高い数字。一番困るのは、中期展望によりますと、予算規模の対前年度伸び率よりも国債費の伸び率の方が高い。これはこのままいったらちょっと財政はどうしようもなくなるということだと思うんです。一方、五十九年度で見ますと、九兆利払いを含めて国債費を計上しました。特例公債を九兆の国債費と直接つなげるわけではありませんけれども、とにかく利払いをするわけですから、そ……

第101回国会 大蔵委員会 第24号(1984/07/24、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まず、大臣に事実認識の問題についてお尋ねをしておきたいと思います。  先ほど、たばこ集団として小売店と葉たばこ耕作者と新会社と、この三つをお挙げになりました。私はここにもう二つ足しまして、たばこ関係集団というような格好でお尋ねをしていきたいんです。足しますのは、一つは消費者、もう一つは財政当局です。そこで、たばこの輸入自由化についてそれぞれがどう反応するだろうか、私の意見を含めながらこう判断してよろしいでしょうかということでお尋ねをします。  まず、消費者です。消費者の方は自由に選択ができるわけです。選択の幅が広がる。消費者としますと、安くてうまければ文句はないわけですから、それ……

第101回国会 大蔵委員会 第25号(1984/07/26、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、一番の問題というのは、割高な国産の葉たばこを抱えて、果たして新会社がやっていけるかどうかという問題だと思うんです。  そこで、まず公社にお尋ねしますけれども、製造原価の中を大きく分けまして、葉たばこ、すなわち原料代が大体六割、人件費が一割、その他のものがもろもろで三割、おおむねこういう区分に分かれると思うんですが、まずその点そう考えてよろしいかどうか。
【次の発言】 今原料代六割と申し上げたのですが、中は輸入葉たばこと国産葉たばことあるわけでありまして、これもごく大ざっぱに申し上げて、三分の一が輸入葉たばこ、三分の二が国産葉たばこ。こうなりますと、今申し上げた六割というのは……

第101回国会 大蔵委員会 第26号(1984/07/30、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 きょうは貴重な御意見ありがとうございました。  まず、牧内参考人にお尋ねをいたしますが、確かに労働組合としていろんな問題もありますでしょうし、今回の法案についてもいろいろ注文をつけたい点、御希望の点あろうかと思います。  お話を伺っておりますと、大筋としては、この専売の大改革という今回の政府提案の法律の枠組みについては反対はしない、端的に言えば、むしろその方向について前向きに受けとめるというふうに私聞こえたんでありますが、そう理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 岩村参考人にお尋ねをします。  今回の政府提案では、新しいたばこ産業株式会社が製造独占を与えられているわけですね……

第101回国会 大蔵委員会 第28号(1984/08/02、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 たばこについて質問いたします。  専売公社の再編成、新会社の発足ということは、総理は競争原理の導入あるいは自主責任体制、こうおっしゃるんですが、競争原理の導入というのは、実はその中身は海外との自由競争なんですね。国内で国際競争が行われるという事態だと思うんです。私は、専売公社の規模並びに日本のマーケットの広さからいって、いつまでも輸入自由化を禁止しておくべきじゃないし、むしろ積極的に開放していくべきだと思っておりますが、そのことには賛成なんです。ただ問題は、総理が言われる自主責任体制ですが、競争原理というのは、実は自由な海外との競争なんだ、こうなってまいりますと、自主責任体制とい……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 決算委員会 第2号(1984/12/13、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 自賠責の問題でお尋ねをいたしますが、まず大臣に素朴な質問をお尋ねしたいと思います。  自賠責というのは強制加入でありますから、その性格は公的な賦課金に近い、税金に近い性格だと思うんです。そこで税金を上げる場合、とにかく出費がかさんで一般会計が赤字になっちゃった、そこで税金を上げてもらいたい、なぜ出費がかさんだのか実はよくわからぬのだという御説明はとてもなさらないと思うんです。同じことは自賠責でも言えると思うんですが、なぜ赤字になったのか、かくかくしかじかだから、したがって料率を上げていただきたい、恐らくそういった説明に自賠責の場合もなると思うんですが、この点のまず素朴な御見解を伺……

第102回国会 災害対策特別委員会 第閉会後2号(1985/09/25、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 長野県の地すべりについてお尋ねをいたしますが、その前に桜島の灰の問題で一点だけお尋ねをしたいと思います。  先日、地元の陳情団の方とお目にかかりました。そのときに、これは学校の問題なんですけれども、灰が降るのでプールをほうっておくわけにいかぬ、覆いをつけなきゃいかぬ、そこで、いろいう工夫をしたら、最近は割合に安く、三年ぐらいしかもたないんだけれども、それをまた使っていけばもう少しもつという程度の覆いをつける技術が開発されて、それを使おうと思いますと大体これは一つ五百万前後でできてしまう。ところが、そういった補助の採択基準で見ますと、数千万かけないとそれはもう補助対象にならぬという……

第102回国会 大蔵委員会 第2号(1984/12/06、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、自賠責の問題でまたお尋ねをしたいと思うんですが、きょうは時間が少ないものですから、ちょうど十三日に決算委員会が大蔵を中心に行われますので、そこに話を続けながらお尋ねをしてまいりたいと思います。したがって、きょうのところは差し上げた資料の説明と、御見解をもしいただければ、御見解を伺うということで時間を使いたいと思います。  二つ差し上げてあるんですが、一つはメモみたいな数字がごちゃごちゃと書いてあって、これは本当にメモでありまして、差し上げるまでのことはないんですが、数字の議論なので、あったらかえって御便宜かと思いまして、メモがわりにごらんいただきたいと思います。  まず、こ……

第102回国会 大蔵委員会 第5号(1985/03/14、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 大臣の所信表明から一点だけお尋ねをしたいと思います。  財政再建の強力な推進という項目の中で、二ページ目になるんですが、「歳出面におきましては、政府と民間の役割分担並びに国と地方の機能分担及び費用負担のあり方を見直すなど、連年の努力を踏まえ、その節減合理化にさらに積極的に取り組んでまいりたいと存じます。」、こうなっているわけですね。「政府と民間の役割分担」、これはどうやっておやりになるかは別として、今まで政府がやっていたことを民間に渡して、やらなくなるわけですから、歳出削減に結びつくというのはおぼろげながらわかるのです。その次の「国と地方の機能分担及び費用負担のあり方」、これがち……

第102回国会 大蔵委員会 第6号(1985/03/26、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 大臣にお尋ねをします。  御答弁を伺っておりますと、税制全般にわたる本格的な見直しの必要性はお認めになっていると思うんですが、その観点から、時期は別として、税制調査会の方に御検討をお願いしたい、税制調査会の方も五十八年十一月の答申で、国民各層の広範な論議を踏まえながら本格的な見直し作業に入りたいということも言っているわけですからいいんですが、税制全般の本格的な見直しを税調に検討をお願いするというのは、税調がそう言っているから諮問されるんですか、それとも政府としても根本的な見直しが必要だとお考えになっているから諮問されるんですか、どちらでしょう。

第102回国会 大蔵委員会 第8号(1985/03/28、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 午前中以来の議論と重複しますけれども、私もいわゆるサラリーマン税金訴訟に対する昨日の最高裁大法廷判決について若干伺いたいと思います。  この判決の特徴というのは、実は捕捉率の問題について、慎重な表現ではありますが、事業所得などの捕捉率に比べて相当開きがあるということを認めた点だと思うんです。  これを縮めるについてはどうするかというと、判決が言っておりますのは、「原則的には、税務行政の適正な執行により是正されるべき性質のものであって」と書いてあります。私も全くそのとおりだと思うんです。「税務行政の適正な執行」ということになりますと、恐らく中身が三つに分かれると思う。一つは、税法と……

第102回国会 大蔵委員会 第10号(1985/04/03、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 昨年の委嘱審査でお尋ねしたことですが、まだ議論が尽きておりませんので引き続いてお尋ねを申し上げたいと思います。  振り返って申し上げますと、こういう事件がございました。  ある中小企業ですけれども、その社長さんが、みんなで一生懸命働いたら配当をもらえるようなそういった会社にしていこうではないかというの で、いわば従業員持ち株の、まあ全従業員ではありませんけれども、まねた形をおとりになって、手段として社長さんがお持ちの株を額面五十円で従業員に分けて、だけれどもやめた場合あるいは亡くなった場合には戻してくださいねということを定款に決めまして、そういったことをやっておったんですが、一人……

第102回国会 大蔵委員会 第14号(1985/05/30、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まず、輸開銀それぞれの総裁にお尋ねをいたします。  政策金融と言った場合は、まず問題になるのは量と質の問題でございまして、量というのは資金量でありますし、質というのは市中金利に比べてどういう政策金利が設定できるかということだろうと思います。市中金利より低い政策金利が設定できるということは、それを支えているのは、輸開銀を例にとりますと、それぞれの利子がつかない資金、資本金と積立金、こうしたものが質を支えている問題だと思うのです。  そこでお尋ねしますのは、輸開銀それぞれの自己資本比率、これをちょっと計算してもらったんですが、一応こういう計算で出してもらったんです。分子の方は資本勘定……

第102回国会 大蔵委員会 第15号(1985/06/06、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 開発途上諸国の経済発展に日本として協力すべきであるという点は全く賛成でありますし、その理由で、米州投資公社の設立に伴って拠出をすることについても賛成であります。  ただ、一点だけ協定の中身についてお尋ねをしたいと思うのですが、改めて整理をしてみますと、開発途上諸国に対する投融資の問題について、国際金融公社がございます。これは生産的民間企業の育成ということですから、平たく言いますと大企業が対象になる。あと、米州開発銀行になりますと、業務の対象は主として加盟国政府あるいは政府機関に限られておりますので、これはそっちが対象になる。今回つくりました米州投資公社というのは、民間の中小企業を……

第102回国会 大蔵委員会 第16号(1985/06/11、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 特例公債依存体質の脱却という目標に対して具体的にどういう道筋で歩んでいこうとしておられるのか、午前中の議論を聞いておりましても一切皆目わかりません。かいま見ましてもなかなか前方がはっきり見えない。そこで、同じような質問になるかもしれませんが、私からもお尋ねをしておきたいと思います。  将来の財政を考えてみますと、大きな要因というのは三つに分けられるのではなかろうかと思います。一つは成長率、一つは税制、もう一つが歳出。この三つについてこれからどういったことを考えておいでになるのかということがはっきりいたしませんと、なかなか私は立ち入った議論ができないのではないか。二兆円の所得税減税……

第102回国会 大蔵委員会 第17号(1985/06/13、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、電電の株の売却問題についてお尋ねをしたいと思います。  電電の株の売却問題というのは、中身を分けてみますと、いつから売り始めるのか、一体幾らで売るのか、こう二つに分かれると思います。  まず、いつから売り始めるかということなんですが、その質問に入る前に「中期的な財政事情の仮定計算例」、この数字を使って若干組み立て直しながら、私の考えていることを申し上げてみたいと思います。  六十一年度の予算が一体どうなるのか、これは現在わかりません。わかりませんが、今から想定してみてそう無理はあるまい。今考えておりますことを申し上げてみますと、まず国債費は、これは定率繰り入れはやるわけには……

第102回国会 大蔵委員会 第18号(1985/06/14、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 河本参考人にお尋ねをしたいので すが、まるで株に素人なものですから基礎的なことをお伺いしますけれども、参考人お三方とも、お話を伺っておりますと、全部一括処分は無理なんで分割にいくのじゃないかというお話がございました。一応それに沿って考えてみますと、第一回の処分価格がございまして、公開売り出しがされる。上場には前向きに取り組むとして、そういう場合、市場に上されて市場価格が形成される。乖離がどれぐらいかということは従来の経験則だと一・五倍ぐらいではないか、こういうお話がございました。  そこで、公開売り出し価格を仮に千円としまして、証券市場では千五百円の値段がついた。第二回目は、千五……

第102回国会 大蔵委員会 第19号(1985/06/18、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、短期国債の問題についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  この法案が通りますと短期国債が発行できるわけでありますけれども、一体どういう規模あるいは発行条件でお出しになるのですかと伺おうと思ったんですが、先ほど同僚の桑名議員の質問に対して、これから慎重に四方八方気配りをしながら考えていきますというお答えでしたので、それはそれとしまして、細かい点は別にしまして、この短期国債というのを政策的にどう位置づけて使っていくのかについてはお尋ねをしてもよろしいのではなかろうかと思います。  昨年の五月に「金融の自由化及び円の国際化についての現状と展望」というのを大蔵省が発表されました。……

第102回国会 大蔵委員会 第20号(1985/06/20、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 「中期的な財政事情の仮定計算例」に基づきながら、六十一年度の予算編成の方向についてお尋ねをしておきたいと思います。  もちろん、六十一年度の予算編成はこれから作業が始まるわけでありますから、細部について伺うのは適切ではないかと思いますが、今の段階でも一応伺っておける部分があるのではないかという点についてお尋ねをしたいと思います。また、「中期的な財政事情の仮定計算例」ですが、「仮定」と書いてありますように、いわば話の種になる材料であって、これ自体積極的な意味を持っているのか疑問でありますけれども、これもそうでたらめということではなくて、ある筋道を持って六十一年度を投影して数字ができ……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 大蔵委員会 第3号(1986/03/07、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 同僚委員からも触れられた点ですが、内需の拡大問題について一言だけお尋ねをしたいと思います。  内需の拡大と言われるんですが、実際にどの程度の大きさの内需が要請され求められているとお考えになっておられるんでしょうか。お尋ねする意味は、予算の前倒し執行がございますし、きょうは公定歩合も若干下がりましたし、それこれ対策を積み上げながらというんですが、積み上げたものが、求められている内需の拡大の規模に間に合うかどうか、その点の感じをお尋ねしたいんです。
【次の発言】 所信を拝見しますと、「国際社会において、我が国の占める国際的地位にふさわしい責務を果たし、」当面、財政金融政策の運営に当た……

第104回国会 大蔵委員会 第4号(1986/03/20、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 御提案の剰余金の処理の特例に関する法律案でありますけれども、一言で申しますと、臨時異例というまくら言葉つきではありますけれども、財政法六条を踏み倒した法律案になるわけでありますけれども、財政の節度ということを考えますと、財政法を守るというのが最低の条件ではあるまいか、こう思うんです。  そこで、財政法を踏み倒すということに大蔵大臣もなれたとおっしゃいますけれども、どうも余りに我々はなれてき過ぎたんではないだろうか。臨時異例だからこの条項を踏み倒すということになりますと、一体この先どこまで財政法を踏み倒していくんであろうか、そういった不安を非常にかぎ立てる問題だと思うんです。  剰……

第104回国会 大蔵委員会 第6号(1986/03/27、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 質疑の発言を委員長に求められたんですが、大変困っておりまして、なぜ困っているかということからお尋ねをしたいと思うんです。  今回の租税特別措置法の一部改正案というのは、それぞれ提案理由等を拝見しますと、税制全般にわたる抜本的見直し前にある状況を踏まえながら、その枠組みを変えないで精いっぱいの努力をしたということが書いてあるんですが、その税制全般にわたる抜本的な見直しということは、実は租税特別措置のもとになる本則そのものが不安定だというのが、持っている意味だと思うんです。そういった状態の中で、租税特別措置だけを議論するということに一体いかなる意味があるんだろうか。というのは、私申し……

第104回国会 大蔵委員会 第7号(1986/04/02、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 私は、国税職員の定数問題についてお尋ねをしたいと思います。  現在どうなっているかといいますと、六十一年の定員というのは五万二千九百十六名です。十年前を見ますと、五十一年度が五万二千五百二十七名。十年間で大体四百名ふえておりまして、一年当たりに直しますと四十名。まことに緩やかなテンポでしか定員がふえていないのでありますが、このふえ方とあわせて、五万二千九百十六名という定員は妥当なものとお考えになっておられるかどうか、まず当局の御見解を伺います。
【次の発言】 総務庁の方お見えになっていると思うんですが同じことをお尋ねをするんですが、現在の国税職員の定員、あるいはこの十年間のまこと……

第104回国会 大蔵委員会 第8号(1986/04/03、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まずお尋ねをします。  二十一条を拝見しますと、二十一条の二項に、大蔵大臣の許可を得なければいけないぞよという義務を課する条件が書いてあります。列挙してありますのでちょっと読んでみると、一としまして「我が国の国際収支の均衡を維持することが困難になること。」、二としまして「本邦通貨の外国為替相場に急激な変動をもたらすことになること。」、三として「本邦と外国との間の大量の資金の移動により我が国の金融市場又は資本市場に悪影響を及ぼすことになること。」、以上三項ですが、これをお書きになったということは、こういう可能性がもう十二分にあるということを当局自身がお認めになったということだと思う……

第104回国会 大蔵委員会 第11号(1986/05/13、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 何をお尋ねするにしましても、現在の円高を抜きにしてちょっと将来の絵がかけないものですから、まず円高問題についてお尋ねをしたいと思います。  サミットが終わりましてから、いかにも東京サミットからお墨つきをもらったような感じで円の急上昇が始まったような印象を受けているのでありますが、そもそも、東京サミットの後でなぜこのような円の急上昇が起こったのか、この点について御所見をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 サミットと通貨問題を考えますと、その下敷きになっていたのがG5ではなかろうかという感じがするんです。  両者踏まえましてちょっと私の感じを申し上げてみたいんですが、あのサミット……

第104回国会 大蔵委員会 第12号(1986/05/14、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 まず荒木参考人にお尋ねをいたします。  今の公債の発行規模ですけれども、マネーサプライの動向を考えますと、そろそろ警戒水域に近づきつつあるのではあるまいかと私は思っておりまして、したがって、野方図にふやしていいとは全く考えてないんです。  ちょっと見方を変えまして御所見を賜りたいのですが、貿易黒字との関係で、日本の貯蓄水準の高さがいろいろと批判を受けているわけですが、その論議を伺っていますと、いや貯蓄水準の高さそれ自体が悪いのではないのだ、高さに見合った投資機会の提供がないのが実は困るんだという御意見もあるようでありますし、私もそうだと思うんです。  そういった意味で、一応建設国……

第104回国会 大蔵委員会 第13号(1986/05/15、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 大臣、質疑を伺っていて感ずるのでありますが、きのう参考人の諸先生においでいただいてお話を伺ったのでありますが、特例債について、これはあってはならない公債なんですとおっしゃっておりました。言われるまでもなく当たり前のことでありまして、公債で資金調達をしながらその資金は一般歳出で使ってしまう、これはもうあってはならないことなんであります。これは常識だと思うんですね。この常識がいつの間にか常識でなくなってしまった。特例債というのは本来はあってはだめなんです。この常識に立って議論というのはできないものなんだろうか。  毎回財確法をお出しになっておられますから、やがて、もういっときの審議の……

第104回国会 大蔵委員会 第14号(1986/05/20、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 投資顧問業の規制等に関する法律案についてお尋ねをいたしたいと思います。  現在の社会の風潮を見ておりますと、何かうまい運用口がないか、何とかもうけ口がないかということで聞き耳を立てているこの社会風潮からすると、投資顧問業務も今後はまさに拡大していくんだろうと思うんです。  そこで、投資顧問業が扱っているものの性格を考えますと、結局投資に関する情報の提供を業としている、こう理解しても私は間違いがないと思うんです。問題は、情報が正しいかどうか、それから平等に提供されているかどうかというあたりが実際には問題になってくるんだろうと思うんですが、この情報が正しいかどうか、一言でこう言いまし……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第5号(1986/04/23、13期、民社党・国民連合)

○栗林卓司君 民社党の栗林でございます。  本日は大変御苦労さまでございました。先ほど来、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  最後に、一つだけ御所見を承りたいと思うんですが、どちら様からでもよろしいんですが、それでは金子さんに代表してお答えいただくということで質問させていただきたいと思います。  補助金、約十五兆に近い補助金なんですが、八割は地方自治体向けでありまして、昨今の財政状況の中で補助金の削減ということが課題にならざるを得ないという状況ではあろうかと思います。ただ、地方自治体として見ますと、そう言われようと何であろうと、本当は補助金というのはなければない方がよっぽど……


栗林卓司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
9期-10期-11期-12期-|13期|-14期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院13期)

 期間中、各種会議での発言なし。

栗林卓司[参]委員会統計発言一覧(全期間)
9期-10期-11期-12期-|13期|-14期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

栗林卓司[参]在籍期 : 9期-10期-11期-12期-|13期|-14期
栗林卓司[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 13期在籍の他の議員はこちら→13期参議院議員(五十音順) 13期参議院議員(選挙区順) 13期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。