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このページではコロムビア・トップ参議院議員の11期(1977/07/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は11期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院11期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
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委員会発言一覧(参議院11期)

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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 決算委員会 第4号(1977/11/16、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 けさほどからいろいろと当委員会で諸先生方の質問を聞かせていただきまして、皆様方のお答えも伺っておりました。どうもしかし、建設省のけさほどのあのお話のむだ遣いといい、毎年毎年十二月になりますと各省庁のむだ遣いを発表してくださるところの会計検査院、あの会計検査院からの各省庁の浪費ぶりの数字を見させていただくたびに、さすが会計検査院である、Gメンの役目をしているなと思っておりましたところが、あにはからんやこの会計検査院なるものも建設省からの過分の供応に接していたと、こういうことになりますとね、これが新聞の活字になりまして、庶民一般が新聞を読みますと、納税の意識が物すごく薄れてくるのは事実……

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/25、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 大臣、これから質問させていただきますけれども、先ほどの小笠原委員と多少ダブることがあるかと思います。できるだけ避けていきたいと思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。後でリフトバスのことについてお伺いしたいと思います。この二つだけお願いをしたいと思います。  大変歴代の厚生大臣の中では勇気のある発言をなさいまして、税制の不公平があってはいけない、お医者さんだけ優遇されてはいけない、断固として公平にするというような発言をなさって、またいろいろとかもし出していらっしゃるようでございますけれども、それだけに一般の国民の側から見れば、少なくとも渡辺厚生大臣は一般庶民、国民の味方で……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/01、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 先ほど安恒先生の方から、いろいろと医師の領収証のことについて質問があったようでございます。できるだけダブらないようにお話を進めていきたいと思うんです。  一番私が疑問に思うのは――国税庁の方いらっしゃいますか。いわゆる、お医者さんの方から領収証がもらえない、あるいは請求してもいやな顔をされる、命を預けている関係上、それ以上突っ込んで大きな声は出せない。これは、実はうちの女房にも言うたんですよ。こういうことが問題になっておる、おまえ、今度行って――私のかかりつけの先生は石井さんとおっしゃるんですが、石井先生に、領収証をもらってこいよと言ったらね、あの先生にそんなこと言えないとうちの女……

第82回国会 社会労働委員会 第7号(1977/11/22、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 委員会に入る前はあれも聞こう、これもお尋ねしようと思っておったんですが、大分時間が延びております。ナイターではありませんから、これから先やっていると皆さんもかえって疲れて、答弁も要領を得ないでしょうし、聞いている私もおろそかになります。たくさんお聞きしたいことがありますが、サリドマイドの問題一つにしぼってお尋ねして、快い返事がいただければ終わりますし、快い返事がいただけなければ延々と持ち時間だけいこうと思います。あらかじめ御了承を願いたいと思います。  その前に、厚生省にちょっと伺いますが、先般から私たびたび申し上げておりましたベーチェット病患者の更生施設の建設問題がございますが、……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 決算委員会 第閉会後1号(1977/12/15、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 本日は薬務行政を主としてお伺いしたいと思います。  この手元にございます「厚生」という雑誌でございますが、この十月号を拝見いたしました。「昭和五十三年度厚生省予算要求の概要」というところに、「医薬品の安全確保等」という項目がございまして、ここにこういうふうに書かれております。「毎年数多く製造されている医薬品の薬効についての正しい評価の促進を図るとともに、副作用モニター制度を充実、強化することによって、副作用情報の収集及び医療機関、薬局への情報伝達を強力に推進する。同時に医薬品の審査を厳格に実施し、あわせて市販されている医薬品について検定、検査等により品質の確保を図る。とくに医薬品の……

第83回国会 社会労働委員会 第1号(1977/12/08、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 二院クラブといたしましては、浜本理事の意見に賛成でございます。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 社会労働委員会 第閉会後1号(1978/07/17、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 本日は、サリドマイド児の問題と旧軍港市転換法に基づく国有地転用について質問させていただきたいと思います。  では最初に、中野局長に伺います。四月の十一日にもいろいろと質問させていただきましたが、中野局長の方から温かい御返事をいただきまして大変心を強くしているわけでございますけれども、まことにしつこいようでございますけれども、再度質問させていただきますけれども、先般沖繩の問題を取り上げました。御承知のように、沖繩というのはいろんな面において本土とは異なった面がございます。サリドマイド事件につきましても、本土の方は昭和三十四年から昭和三十九年まで生まれた方々で診断を受けた、あるいは認定……

第84回国会 社会労働委員会 第閉会後2号(1978/08/07、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 委員長を初めといたしまして、委員の各位にお礼を申し上げます。私ごとといっても実は公のことなんでございますけれども、実は私の与えられた質問の時間にちょうど席を外しますので、順序を入れかえさせていただきました。ありがとうございました。  身体障害者の雇用問題についてお伺いいたしますが、身体障害者といいましても、それぞれ異なったケースがあります。一概にどれがどれというふうにまとめることはできません。特に、重度の身体障害者や精神薄弱者の適職というものを見つけることは、これは容易なことではありません。しかし、このような立場に置かれた人々の社会参加の場を確保することが、最近になりまして大きな問……

第84回国会 社会労働委員会 第5号(1978/03/23、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 世の中に何か不幸だと言って、働けるだけの能力を持ち体力を持ちながら、働く場所のない、失業する、こんな私は不幸なことはないと思います。国という大きな組織のある以上、こういう人々を少なくすべきが政治の力ではないかと思います。  その問題で、現在日本の国内に起きておるこの失業問題なんですが、ある意味では沖繩に大変象徴的にあらわれていると言って過言ではないと思うのです。そういう意味で沖繩における雇用状態、失業対策について質問させていただきたいと思います。  労働力の調査結果を拝見しますと、沖繩が復帰の年の昭和四十七年には三・〇%であった失業率か、その後、年を追って悪化しております。四十八年……

第84回国会 社会労働委員会 第6号(1978/04/06、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 ラストバッターでございます。私の前の各先生方がヒットを打ったり、あるいはスクイズをやったり、あるいはバント戦法をやったり全部出尽くしてしまいまして、一打逆転ホームランを打つ以外に私の手はないのですけれども、それほどの資料もございません。まことに残念なことに私はこういう問題に素人でございます。ただ素人としての感覚で一つ二つ質問させていただきたいと思うんですけれども、いままでも諸先生方があらゆる面から、あらゆる角度からいろいろとお話しになりました。この制度は一体だれのために、何のためにあるのかなという一番素朴なぼくは疑問にぶつかったんですが、お答えください。

第84回国会 社会労働委員会 第7号(1978/04/11、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 長い時間にわたって大変皆さん、いつも私が質問するときはお疲れのようなので、何ですかね、やっぱり慰労の言葉を先に述べなきゃ後が続かないような感じで、御苦労さんでございます。  私も重度心身障害者のことについて御質問をさせていただきたいと思うんですが、その前に、沖繩県那覇市西一の十二の七にお住まいの平良さんという方から、この方を初めといたしまして十一人の方の連名で沖繩県知事あてに請願書が出ております。これをちょっとお読みいたします。  「サリドマイド被害疑いの者に対する診察ならびに専門医師の派遣方について」という項目です。内容は、「私たちは「沖繩タイムス」(昭和五十二年十二月十五日付)……

第84回国会 社会労働委員会 第10号(1978/04/20、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私は在沖繩米軍の駐留軍離職者のことにのみしぼってお話を伺ってみたいと思うんですが、三月に行われました参加兵力十万人余という史上最高の動員力だった米韓合同軍事演習、チームスピリット78という何か名前がついているんだそうですけれども、この終了段階で六月実施予定の在韓米地上軍の撤退に対応するため、アメリカ統合参謀本部は指揮系統を含めた太平洋米軍の再編を検討中と、これによりまして当然基地の従業員の解雇は必至という見方をされております。そして、沖繩の各報道機関はこれを全部取り上げまして、大量の解雇者が出るのではないかというふうにして戦々恐々という状態ですが、どのくらいの人員が整理されると判断……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/27、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私が質問するときになると、いつも皆さんお疲れのようでございます。聞いていらっしゃる方々もお疲れのようでございます。できるだけかいつまんで、時間がどうのこうのとは言わず、早く終われば終わらしたいと思います。  きょう討議されております法案に対しまして、ほかの委員の方々は大所高所に立ったお話をしていらっしゃいます。私にはそういう知識がございませんので、直接訓練校へ参りましていろいろ見たり聞いたりしてまいりました。そこからひとつ具体的にお話を伺いたいと思います。  先日二十四日、品川、荏原の二校を拝見させていただきました。荏原校の校長が鈴木正五さんとおっしゃる。品川校の校長が岩宮鹿雄さん……

第84回国会 社会労働委員会 第13号(1978/05/09、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 伺っておりますると、本来ならば、話というものは、大ぜいの方のいろいろの御意見を伺っていると、話の内容で、いま論議されているしんというものがわかってくるはずなんですけれども、年金に関しては聞いているうちにますますわからなくなる。先ほど小笠原先生も、御自分で御勉強なさったが、私はこんなに頭が悪いのかとおっしゃっていましたけれども、私はそれ以上にひがんでおりまして、読むどころか、読んでるうちにいやになって、厚生省の方に御意見を聞いたり、あるいは調査室の方に意見も聞いたんですけれども、聞いているうちにいやになってくるんですね。もういいよ、これ以上聞いてもわからないというようなもので、ほかの……

第84回国会 社会労働委員会 第16号(1978/06/06、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 本法案に関しましての質問をさせていただきますけれども、何ですか、先ほどから各委員のお話の大臣あるいは政府側の方々の受け答えを聞いておりますと、いわゆる原爆というものに被爆して生まれた患者というのは、一体どこの国の人の話をしているのかなという気になるんです。世界でとにかく原爆を落とされてその被害国になったのは日本だけしかないはずなんです。そういった世界で唯一の経験の原爆の患者方に対して政府のとっている施策というものが、一体どこの国のどういう患者のめんどうを見るためのお話なのかなという、非常な何か私疑問に感じたんです。たとえば、いまの柄谷先生のおっしゃいました広島の原爆病院にしても、国……

第84回国会 法務委員会 第2号(1978/02/16、11期、第二院クラブ)

○委員以外の議員(下村泰君) 委員長初め各理事の先生方、そして当委員の皆さん、委員外発言をお認めくださいまして、ありがとうございました。  鈴木会長に伺いますが、いまのドラフト制度は、完璧とは言いませんが、完全に近いものなんでしょうか。
【次の発言】 では、三原さんに伺いますが、いかがでしょう。
【次の発言】 いまのドラフト制度は、完全とは言わなくても、ややそれに近いものなのだろうかということです。
【次の発言】 川上さん、いかがでしょう。
【次の発言】 それでは伺いますが、毎年毎年このドラフト会議の爼上にのせられる選手の中で、即戦力になり得るという選手は大体何人ぐらいとお思いでしょうか。まず……

第84回国会 予算委員会 第4号(1978/01/31、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 近年、社会福祉とかあるいは人間尊重ということがよく言われるようになってまいりました。そのこと自体は大変結構なんですが、しかし、本当の意味での福祉が展開されているかという点になりますと、大変疑問になってまいります。  本日は、障害者の社会参加のための生活環境づくりといった点について質問をさせていただきたいと思います。  まず、総理に伺いますが、この間、総理の施政方針演説の中に、「現在及び将来にわたる国民生活の基礎となる」その他もろもろの項目が挙がりまして「地域の生活環境の充実には特に注意を払いました。」というお言葉がございました。ところが、今日の都市では、障害者の要求を阻害するような……

第84回国会 予算委員会 第20号(1978/03/28、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 文部大臣に伺いますが、昨年の読売新聞三月二十一日付に全盲の学生さんが東大をパスしたという発表がございます。「全国の国立大でも五人目の快挙」という記事です。それから五十三年三月八日の朝日新聞の記事には、全盲で普通高校を卒業して大学へ入学が決まった。いま一つは、仙台の高校に全盲の少女が合格が決まったと、こういう記事が出ております。大変これはすばらしいことでもあり、これからこういうお子さんたちに道が開けていくという意味でまことに喜ばしいことなんですが、実はこの朝日新聞の湘南版の方を拝見いたしますと、神奈川県の横須賀市にあるしらかば保育園で、全盲の定家陽子ちゃんという六歳の保育園を卒業した……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 社会労働委員会 第1号(1978/10/17、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 文部省の方に伺いますが、体に障害のある学生が大学受験の際、今度はどんな手続をとらなきゃならないのですか、御説明ください。
【次の発言】 東京都の文京区目白台の筑波大学附属盲学校で、ことしから共通一次試験の実施に伴いまして、志望大学から協議書をもらい、出頭することになったため、全盲の生徒五人と強度の弱視一人の計六人について、志望大学に依頼状を送ったんだそうです。そうしましたら、京大の法学部と一橋大の法学部、お茶の水大教育学部と東京学芸大、ここはオーケーが来た。ところが千葉大人文学部と横浜市立大の文理学部、これは理科系統なんですけれども、ここからはノーという返事が来たんだそうですけれど……

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/19、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 十時から開始されましたこの委員会で、私も若干の質問の用意をしてあったんではございますが、各委員の先生方が微に入り細をうがちまして御質問なさいまして、私の聞くのが何にもなくなりました。ただ、それぞれの先生方はそれぞれの職能を代表していらっしゃいます。それぞれの職能を通じて御質問なさいました。私も芸能界という職能がかつてございました。その芸能界を通じてこういう労働問題で質問をしようと思ったんですが、われわれの社会に住んでいる人間は最初から離職者でございます。いまさらこの離職者を救済しろといってもこれは無理な話でございます。ただ、労働時間ということになりますると、労働大臣が恐らく御存じな……

第85回国会 予算委員会 第5号(1978/10/12、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私のお尋ねすることは、各大臣方にそれほど肩を怒らせてお答えいただくような内容じゃございませんから、気楽にお答え願いたいと思います。そのかわり、いいかげんじゃ困ります。  まず、総理に伺いたいのですけれども、高度経済成長のときというものはわりかた目立ちませんけれども、あのオイルショックによりまして、それ以後低成長時代と言われる時代に入っております。そうなりますと、人間というのはもう不平不満というのがだらだら出てくるわけです。まして財源難でございますから、一般消費税の導入にことに総理は魅力を感じているとおっしゃっていました。もう国民の間ではこれはえらいことになるという悪寒ですね、予感じ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 社会労働委員会 第4号(1979/03/27、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 まず伺いますが、医道審議会というのがありますが、厚生省の諮問機関に。この医道審議会というのは何をやるところなんですか。
【次の発言】 そのメンバーの構成は大体どんなふうになっているんですか。
【次の発言】 その場合、一番そこで重要な役を果たすのはどなたなんですか。
【次の発言】 実は私は、きょうは菊田医師の問題を中心として、子捨て、子殺しの問題を厚生大臣はどういうふうにお考えになっていらっしゃるか、これからまた、そういった問題をどういうふうに処理なさるのかというようなことについてきょうはお伺いしようと思ったんですが、厚生省側の方から一切そのことに関してはノーコメントであると、お答え……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/04/26、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私が質問に立ちますと、各委員の先生方を初めとして政府委員側の方も、また何かおもしろい話するんじゃないかなんという期待をかけてごらんになられるので、非常に私はやりにくいんですけれども、いままで拝聴いたしまして、やはりさすがに専門家の諸先生方は、国の中の大きな労働問題というものに取り組んでいらっしゃる真正面の姿勢というのがよくうかがわれます。私の経てきた社会では、第一、組合などというものはできっこない社会でございまして、かつてこういうことがございました。まあ、笑い話として聞いていただきたいと思います、大分脳も疲れているでしょうから。テレビがやっと普及し始めました昭和三十七、八年から四十……

第87回国会 社会労働委員会 第7号(1979/05/08、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 五十三年、去年の五月の九日にこの参議院の社労委員会が開かれました。そのときに質問をいたしました私のここに議事録がございます。この中からまず一つ聞いていただきたいと思います。  実は、この年金問題というのは非常にややこしゅうございます。そのときに大臣は小沢辰男さんでございました。で、厚生大臣にこういうことを伺いました。「大臣として、三十六年から始まって二十年とすれば五十六年です、二十五年掛けている人は六十一年です、その一定の期間が来て完全実施されるようになったら、本当に安心していられるのかいられないのか、それをまず聞かしてください。」、この私の質問に答えまして小沢前国務大臣は、「一定……

第87回国会 社会労働委員会 第8号(1979/05/22、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 実は、私は参議院社会労働委員会調査室から、「原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案参考資料昭和五十四年三月」と表記、印刷してある資料をいただきました。それを開いておりましたらば、  昭和二〇年 広島市(昭和二〇、八、六)及び長崎市(昭二〇、八、九)に原子爆弾が投下された。  昭和二九年 三月に米国がビキニ環礁で行った水爆実験による第五福龍丸の久保山氏等の被害問題が突発した。    また、政府は初めて予備費より原爆被爆者調査費を支出した。  昭和三〇年 政府は、一般会計予算に広島、長 崎の両県に居住する被爆者の一部に対し、精密検査や研究治療を行うための経費を……

第87回国会 社会労働委員会 第9号(1979/05/24、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 初めに当たりまして、高杉委員の方からお話がありましたときに、大臣のお答えとして、先進国労働大臣会議に出席したのであって、首相と同乗させていただいただけであるというようなお答えがありまして、その中に、西ドイツと日本の協力なしではもういまやアメリカの先導型はあり得ない、インフレと雇用の問題は各国とも悩みの種である、高齢者の雇用対策は世界各国の問題であると、こういうようなお言葉が内容的にあったように思います。  で、私の聞くことは諸先生方と違って大変小さいのですけれども、その先進国の労働大臣の会議の中に、たとえば心身障害者の雇用対策、そういうような問題は語られたのでしょうか、それとも全然……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/05/30、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 委員長にひとつお願いがあるんですが、省エネルギー問題が大きく扱われていまして、実際にこの委員会の部屋も暑いし、皆さん上着をつけてぼけっとしているような感じになっておるのですが、節約の意味からいっても、これからひとつ冷房のきくまで上着なしでやろうということ、いかがでございましょうか。
【次の発言】 言葉が別に洋服を着るわけじゃないと思うのですから、しゃべっているやつは涼しい方がいいと思います。何ですか、いま委員部の方は、別にそういう規約はないから上着を取っても構わないのだとおっしゃいましたけれども、構わないと言われたって、大臣が脱がないのにこっちが脱ぐわけにいかないですが、まあ私は脱……

第87回国会 予算委員会 第9号(1979/03/16、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 雇用問題が深刻になればなるほど、一番しわ寄せを食うのは身障者ではないかと思います。ことに先ほど井上先生のお話を聞いて、私も「あゆみの箱」という運動を十六年間続けてまいりまして、身につまされる思いでお聞きいたしました。  昭和五十三年十一月二十七日、身体障害者雇用審議会の意見書が出ておりますが、これを見ましても、民間企業のつまり雇用率はどんどん低下しているのに納付金だけはふえている。これを労働大臣はどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。
【次の発言】 言葉は大変きれいに聞こえますけれども、実は企業主側としては、事業主の方にしてみれば、雇いたくない、これが本音じゃないかと思います……

第87回国会 予算委員会 第21号(1979/04/03、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 実子特例法と言われております特別養子制度についてまずお伺いいたしますが、四十八年四月、産まれたばかりの男の赤ちゃんをわが子のように育ててくださる方はいませんかという新聞広告に端を発しまして、大変社会的に問題を起こしたわけでありますが、宮城県石巻市の菊田昇医師が提唱しております実子特例法、特別養子制度と申しますか、これに賛同する各地の地方自治体で推進する意見書の採択されたのがどのくらいありますか。厚生省ですか、法務省でしょうか、これはどのくらい数があるかおわかりですか。
【次の発言】 それは大体内訳わかりますか。
【次の発言】 まだ法務省の方には大分届けられてないように、いまのところ……


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第88回国会(1979/08/30〜1979/09/07)

第88回国会 社会労働委員会 第1号(1979/09/06、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私も二十分ですが、五分にいたしました。少しでも早くこの審議を終了すべきだと思いました。患者の方々も待っていらっしゃいます。ですから、短い方がいいと思いました。  ただ一言、二言言わせていただきますが、先ほど厚生大臣も、日本型福祉社会というような言葉を使っていらっしゃいました。ところが、いまこの法案を通すためのもろもろの諸先生方のお話を伺っておりますと、一体日本型福祉社会という、たとえばこういった薬害の問題を一つ取り上げましても、亡くなる方がばたばたいる。しかも長い間苦しんでいらっしゃる。こういう問題を法廷に取り出して、法廷の裁決が下らなければ厚生省も腰を上げないのか。それじゃ日本型……


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第89回国会(1979/10/30〜1979/11/16)

第89回国会 決算委員会 第1号(1979/11/15、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 会計検査院にちょっと伺いますが、公害防止事業団、ここが二十件百億円の貸し倒れができそうだという記事を、昨日十四日の朝刊ですか、読売新聞の記事で拝見したんですが、これは事実でございましょうか。
【次の発言】 この件なんですが、これは会計検査院の調査でわかったんですか、それとも何か外部からのこういったことの申告があってわかったんでしょうか。
【次の発言】 これは新聞の記事でございますので完全な内容というのはもちろん私は知る由もありませんけれども、これでまいりますというと、要するに無担保に近い貸し付けをしていた。どこの金融業者にしても無担保で物を貸すなんという会社はありませんし、まして銀……


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第91回国会(1979/12/21〜1980/05/19)

第91回国会 社会労働委員会 第3号(1980/03/18、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 厚生大臣、きのうのお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。  きのうは、予算委員会に、口唇、口蓋裂のお子さんを持っている親御さんの代表が傍聴に来ました。そして、厚生大臣の口の開き方をじっと見詰めておりました。ところが、大変いい御返事がいただけたので、親御さんたちは大変涙を流さんばかりに喜んで帰りました。橋本―野呂ラインが大変すばらしく作動したと私はもう喜んでおります。  ただ、問題は、保険給付の対象にするようにするとはおっしゃいましたけれども、時期的にはいつごろになりましょうか。
【次の発言】 しつこいようですけれども、新聞の活字の方を拝見しますと、新聞の活字の方では、す……

第91回国会 社会労働委員会 第4号(1980/03/25、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 大臣は次の場所へ急がなきゃならないとかで、時間の制限があってまことに質問のしにくい時間でございますけれども、先ほどから各委員の方がお話をなさっていらっしゃいましたけれども、聞いていて私はどうも実に腑に落ちない。それから不思議でならないのが、あれだけ戦争中一般市民が竹やりを持たされたりあるいは何といいますか、火の粉を払うようなものがありますね、ああいうものを持たされて非戦闘員とはいいながらほとんど戦闘員と同じような仕事をさせられる、そしてその傍ら生産に従事して、もろもろの軍需品を外地へ送る、こういうような仕事をしていた人たちが一つも救済法がない。いまになってもまだこういったような願い……

第91回国会 社会労働委員会 第6号(1980/04/09、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私も身障者関係について御質問をしようと思ったんですが、前島君がほとんどしゃべってくれまして私のしゃべることがなくなってしまいました。まことにどうも結構なことだと思います。いままで社労で私一人が孤軍奮闘しておったんですが、今度は専門家が参りました。  そこで、ちょっと伺いますけれども、雇用促進事業団法というパンフレットがありますが、この中をちょいと拝見したんですが、これはどうなんでしょうかね、ここの言葉、字句をちょっと変えていただけば、いま前島委員の言ったことは全面解決するようにも思うんです。それぞれ項目がありまして、最後のこれは十九条三項の三号ですが、「身体に障害のある者を雇い入れ……

第91回国会 社会労働委員会 第7号(1980/04/22、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 午前中からのお話をいろいろ承っておりまして、厚生大臣自身も非常に私は矛盾を感じているんではないかなという気がするんです。  この間の閣議で、それぞれの省庁が主管をしている法人が十以内は一つ、あるいはそれ以上は二つ減らしなさいというふうなお話し合いがあって、結局厚生省としても何か一つこうやらにゃ世間体が悪い、国民の手前も何となく行政改革をしていないという態度に見られては困るということでこういうふうになったんだろうと私は思うんです。ところが、行政改革をやるという面においては私たちは賛成せなきゃならない。私たちと申しましても、この中には反対の方もいらっしゃいましょうし、私自身は行政改革と……

第91回国会 予算委員会 第10号(1980/03/17、11期、第二院クラブ)

○下村泰君 私がここへ参りますと各大臣の顔が大変なごむようでありますが、まあ、あの男ならば絶対におれたちの心配はない、そういう質問はないというような安堵の表情が浮かべられておるようであります。(笑声)先ほどお伺いしておりますと、総理がお答えの中に福祉の充実という言葉がありました。総理のおっしゃっている福祉の充実というのは、一体どの範囲までの充実なんでしょうか、伺わしてください。
【次の発言】 こういうふうに大変厳しい財政になりますと、どうしても一番先に痛められるのが弱い部分です。ことに声を出したくても出せない人たち、こういう国会に陳情もできないような状態に置かれている人たち、そういう方々が一番……


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データ更新日:2022/12/18

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