このページでは高杉廸忠参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○高杉廸忠君 私は、ただいま議題となりました健康保険法等の一部を改正する法律案につきまして、日本社会党を代表し、反対の立場を鮮明にして討論を行うものであります。 医療をめぐる不祥事件が今日ほど社会問題化している時代はいまだかつてなかったのではないでしょうか。国民は医療に対し多くの不安と不信を持っております。これは、同時に事件を初期の段階で防ぎ得なかった行政当局への不信でもあり、また、一部医業に金権体質が持ち込まれていることへの不満でもあります。 こういう際に議論すべき問題は、いかに医療を健全化し、医療に対する国民の信頼を回復していくかということであったはずであります。それにもかかわらず、政……
○高杉廸忠君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。 御承知のように、政府は、昭和五十年度以来、経常部門の歳入欠陥の穴埋めのため、財政法が厳に禁止している赤字国債を特例法によって毎年発行してまいりました。今回の法案は、実に連続八回目の提案によるものであります。本来、特例法は、臨時異例であり、緊急避難的な措置であるはずであります。これを恒常化させてきましたことは、財政運営の基本法である財政法に風穴をあけ、財政体質を弱体化するものと言わなければなりません。 五十七年度末の赤字国債の累積残高は……
○高杉廸忠君 大臣は、先ほど本委員会において就任のごあいさつの際、医療、福祉、年金などの多くの問題を抱えている今日、その向上と充実のために推進する姿勢を述べられました。人間の生命と幸福を守る活力ある行政と、温かい血の通った行政推進のためのごあいさつを聞きまして、私はまことに力強く感じたところであります。特に、社会保障については造詣の深い園田厚生大臣に期待を寄せる一人として、当面する行政一般のうちで、私は主として医療、福祉関係について、また国立医療機関の定員など、さらにハンセン氏病関係について質問をいたしたい、このように考えております。 まず、今回の富士見病院の事件、先ほど安恒委員も指摘されま……
○高杉廸忠君 私は、労働行政一般のうち、主として高齢者の雇用等に関してお尋ねをいたしたいと、こう思っております。限られた時間での質疑でありますから、簡潔にお答えをいただきたい、このように思います。
まず、総合的高齢者対策について伺いますが、低成長と同時に進行する世界に類のないわが国の急速な人口高齢化と、そのもたらす諸問題についての総合的対応策の実施状況についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 局長からお答えがありましたが、大臣、政府は新経済社会七カ年計画等において、いまお話しのように昭和六十年における高齢者対策の目標と政策を明らかにしておりますけれども、その骨幹とも言うべき高齢者の雇用……
○高杉廸忠君 私はこどもの国協会の解散に伴う法案と厚生年金保険法の一部を改正する法律案のうちから、特に限られた時間でありますし、議事を進行する立場から、主として厚生年金保険法の一部改正案に関して、企業年金についてお伺いをいたしていきたい、このように考えております。 最近、とみに企業年金が議論の対象となっておりますが、公的年金の基本的な方向がいまだ決定されず、未解決の問題が多々ある今日、老後の所得保障の基礎となるべき公的年金が、将来の財政上の厳しさを反映させて企業年金によって補完されるのは当然であるとの考えが醸成をされています。定着するとしたら、これは本末転倒であると考えるわけであります。厚生……
○高杉廸忠君 ただいま提案されました本法改正並びに修正の審議に際しまして、私は特に、海外で働く人たちの、被災労働者についての補償問題あるいは労働災害、安全等々の問題、さらに加えまして林業にかかわる振動病等について以下御質問をいたしたい、このように考えております。 まずお聞きをいたしたいと思いますが、海外で働く労働者及び海外の地震あるいはまあ国内の地震等もありますけれども、被災労働者についての補償問題等々に関して、労災保険法のまず審議に当たりまして、最近問題になっている、海外で働いている労働者の災害補償問題についてお尋ねをいたしたいと思っております。 最初に、海外で働いている労働者の地域別、……
○高杉廸忠君 私は、本日の身体障害者問題に関する集中審議に際し、主として国際障害者年に向けて対応する雇用対策について、また身体障害者対策の基本的方向についてただしたいと存じます。本日の集中審議は、これら障害者対策の万全を期すために午前中から各委員からそれぞれの角度から指摘がありました。提言もまたありました。私はできるだけ重複を避けまして、これらを総括する立場から確認できるものは確認をし、以下質問をいたしたいと、このように思っております。 まず、国際障害者年に対応する雇用対策について、障害者雇用の拡大の見地から伺うわけでありますが、労働大臣にまずお伺いをいたしたいと存じます。 障害者雇用の促……
○高杉廸忠君 先般、私は目に余る乱診乱療事件について、一般調査の本委員会において具体例を挙げながら厚生大臣の御見解をただすとともに、今後の対策についてお尋ねをいたしました。今日、これらの事件の解決、解明こそ健康保険法の審議に先行をして、あるいはその前提として解明されなければならないものであると思います。そういう立場から質問をしてまいりたいと思います。 先日の本委員会における私の質問に対して厚生大臣は、医療法による病院への立入検査には限界があるので、厚生省、大蔵省、特に国税庁、警察庁と合同の調査機関を設け、医療機関の違法行為を徹底的に追及をすると答弁をされました。去る十一月十八日、閣議で三省庁……
○高杉廸忠君 去る一月二十日より二十二日までの三日間、片山甚市委員長、佐々木満理事、小平芳平理事、沓脱タケ子委員、柄谷道一委員、山田耕三郎委員と私、高杉廸忠の七名は、地域医療及び最近の雇用情勢等の実情調査のため、沖縄県に出張し、沖縄総合事務局、沖縄県庁及び石垣市当局より説明を聴取するとともに、現地での視察を行ってまいりました。 以下、調査の概要について御報告申し上げます。 まず、雇用情勢について申し上げます。 沖縄振興開発十カ年計画は、四十七年五月沖縄の祖国復帰に伴い、本土との格差是正と自立的発展の基礎条件の整備を目標に策定されたものでありますが、五十六年度で最終年を迎えようといたしてお……
○高杉廸忠君 私は厚生大臣の所信に対する質疑として、予算の大変貴重な時間、大臣においでをいただきました関係から、主として十全会の問題、しかもそれも医療をめぐる不正の疑いや財務調査報告の内容のこの二つにしぼりまして厚生大臣の所見を伺いたい、こういうふうに思うわけであります。 なお、お断りを申し上げておきますが、私が昨年の十一月の二十七日に本委員会で問題の提起をいたしました。その後、ことしの一月の二十七日十全会グループに対する行政措置が講ぜられております。確認でありますが、この行政措置の医療法人の運営の適正化等についての勧告について、まず大臣から確認の意味なんですが、お答えをいただき、所見を伺い……
○高杉廸忠君 私は、労働大臣の所信表明に関連をいたしまして、労働行政に関する諸問題について御質問をいたしたいと思います。
大臣は、去る三日の本委員会における所信表明において、わが国をめぐる内外の環境は依然として厳しいものがあるとし、また、わが国がこれまでの繁栄を今後とも維持発展させていけるかどうかの岐路に立っていると述べられましたが、これを具体的に御説明を願うとともに、内外の厳しい環境にいかに対応するかのその諸施策についての基本方針を、まずお伺いをするものであります。
【次の発言】 いま、大臣から基本方針についての姿勢が述べられましたが、最近の防衛力の強化、それから大幅増税などといった動きの……
○理事(高杉廸忠君) 準備して。
【次の発言】 私は、本法案の審議に際しまして、衆議院の社会労働委員会あるいはまた先ほど同僚の各委員から指摘されました雇用の情勢の悪化について確認の意味でまず伺うわけでありますが、本年二月完全失業者は百三十五万、こういうふうに増加をしております。最近の雇用失業情勢は急速に悪化している現状でありまして、先行きが懸念されているところであります。この雇用情勢悪化の要因及び今後の見通しについて伺い、さらに第四次雇用対策基本計画の昭和六十年の政策と目標、この達成状況、その見通しについてこの際明らかにしていただきたいと、こういうふうに思います。まず伺います。
○高杉廸忠君 私は、本法案審議に当たりまして、本委員会において後刻わが党を初め各野党共同による戦時災害援護法を提案いたしますので、その趣旨に関連をいたしまして以下の諸点について、厚生大臣を初め関係当局に質問をいたしたいと思います。 なお、お願いでありますが、午前中の審議に際しましても、あるいはまた各国会ごとに論議になっております本問題でありますから、これらについては幾つかの要請もあり指摘もありました。したがいまして、今後の審議については円滑にいくように特段の御協力をいただくことをまず要請をいたしておきます。 そこで、厚生大臣に伺いますが、国連は一九八一年を国際障害者年と定めまして、すべての……
○高杉廸忠君 私は、去る四月の十四日、本委員会における戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案の審議の際、民間の戦時災害者の方々の問題を取り上げました。政府にその援護の必要性を訴えつつ、質疑を重ねてまいりました。本日は、戦災障害者の方々の生の声を国会の場で表明いただくために、参考人として全国戦災傷害者連絡会の会長の杉山千佐子さんをお呼びいたしました。委員長初め理事、各党の方々に御協力を賜りましたことにこの際お礼を申し上げます。 早速ですが、参考人として御出席いただきました杉山さんにお尋ねをいたしたいと存じます。 杉山さんには遠いところ、また大変御不自由なところ御出席いただきまして……
○高杉廸忠君 私は本案の審議に際しまして、関連する問題点として、労働省関係の行革の課題について、まず労働大臣にお伺いをいたしたいと思っております。
今回の法改正は行政改革の一環と言われますが、すでに関議決定などにより、この中退金法のほか雇用促進事業団、労働福祉事業同あるいは職安行政、労働安全衛生行政、この関係機関等が行政改革の課題として取り上げられております。
今日、行政改革は最大の政治課題となっておりますが、この際、まずこれらの諸課題に対しましてどう対処されるか、労働大臣の所見をまず伺います。
【次の発言】 大臣、特に財政再建もさることながら、いまお答えいただきましたように、労働行政サー……
○高杉廸忠君 私は、本案に対し、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会の各派共同提案による修正案を提出いたします。修正案の内容はお手元に配付のとおりでございます。 それでは、その趣旨を御説明申し上げます。 修正の要旨は、 一、政府原案では、老齢福祉年金について、扶養義務者の所得に応じた二段階制を導入しておりますが、これを現行どおりとするための修正を行おうとするものであります。すなわち、老齢福祉年金について、扶養義務者などに一定の所得があるときは、政令の定めるところによりその一部を停止する旨の改正規定を削除することであります。 二に、昭和五十六年……
○高杉廸忠君 私は、ただいま議題になりました二法案のうち、原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律に対し主として質疑をいたしたいと思います。 まず、厚生大臣に政治の姿勢について伺いたいと思います。 大臣は、就任早々でありますけれども、非核三原則を国是とするわが国において、また唯一の被爆国として、最近のわが国への米軍の核持ち込みの実態、事実関係について、国務大臣の一人として、いま就任のごあいさつの中にも、責任の重大さを痛感されております、この問題に、私は、大臣が国務大臣の一人としてどのように問題を認識をし、どのような所見をお持ちでありますか、この際お伺いをするものであります。
○高杉廸忠君 今国会における本委員会の厚生関係の論議も本日で終えるようであります。そこで、大臣がかわられましたこともあり、私は委員各位の御理解を賜りまして、特に確認の意味を含めまして、議題であります二法案の質疑に先立ちまして厚生大臣に見解を承りたい、このように思っております。 私は、昨年の十一月二十七日の本委員会におきまして、健康保険法の一部改正案審議の際、最終確認事項といたしまして、社会党、公明党、民社党、この方々を代表して最終確認をしました折に、富士見産婦人科病院と十分会の両問題の完全な解明をただしました。園田前厚生大臣からは、両事件にきわめて当面重大事件である、「厚生省としては最善の努……
○高杉廸忠君 私は、ただいま可決されました母子福祉法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、新政クラブ及び一の会、各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 母子福祉法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一、母子家庭の母等の雇用を促進するため、職業相談員の増員等職業紹介体制の整備、職業訓練の機動的な実施について積極的な推進を図ること。 二、母子家庭等の生活の安定を図るため、雇用対策法及び雇用保険法に基づく雇用援護……
○委員長(高杉廸忠君) 一言ごあいさつ申し上げます。
たたいた皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力でございますが、皆様方の格別な御協力、御指導のもとにその職責を会ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に下条進……
○高杉廸忠君 私は、通産、中小企業の当面する諸施策について、第一に大店法改正についてまた大型店問題について対処方針などをただし、第二に倒産下請問題、第三に中小企業における承継税制の問題、第四に中小企業向け官公需について、これら中小企業の今日的課題とその施策の充実について以下質問をいたしたいと存じます。今臨時国会における重要案件の行財政改革の間隙を縫っての本委員会であります。有効に活用するために、限られた時間でありますので十分な論議は次の機会に譲るとして、以下ただしたいと存じます。 まず、大店法改正について、また大型店問題についての対処方針などに関して通産大臣並びに中小企業庁長官に伺いたいと思……
○委員長(高杉廸忠君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして本委員会の委員長の重責を担うことになりました。はなはだ微力でありますが、皆様方の御協力を賜りまして、公正、円滑な運営を行い、その職責を全ういたしたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは理事に斎藤栄三郎君、下条進一郎君、山田譲君及び原……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 委員派遣承認要求に関する件についてお諮りいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調……
○高杉廸忠君 私は、現代が不確実性の時代、不透明の時代とはいえ、確実にやってまいります高齢化社会の到来等々にかんがみ、そしてまた本法案の審議に際しまして、まず高齢化社会と老人医療について、第二に医療供給体制について、三点として現行の医療制度の矛盾と老人保健法について、第四番目として医療法の問題について、第五として退職後の医療継続について伺い、さらに第六番目といたしまして、拠出金の性格と老人保険料の定め方等々について尋ね、さらに老人保健法の、医療を除くヘルスですね、保健事業について、さらに保健事業全般について、各般にわたり以下御質問を申し上げたいと思っております。 そこでまず第一に、高齢化社会……
○高杉廸忠君 私は、本法案の審議に際しまして、去る四月の二十七日、本委員会における質疑に引き続きまして、本日は老人病院並びに精神病院の実態と患者の人権等について、これらを中心に以下質問をいたしたいと存じます。 これまでの論議は、主として支払い方式の見直し、主治医制度、保険料とその拠出の方法、医療の供給体制、マンパワー確保など、主に支出する側、言うなら与える側の論議であったと思います。現実に医療資本が、かつての精神医療の初期のような意味で進出をし、雨後のタケノコのように輩出をしつつあるいわゆる老人病院における医療の実態、すなわち医療を受ける側、お年寄りの人権の問題については触れられていなかった……
○高杉廸忠君 私は、本院で各党合意に基づく委嘱審査、当委員会における初の審査でありますから、できるだけ実りの多いものにしていきたい、こういう立場から以下御質問をしていきたいと考えております。 まず第一に貿易摩擦について、第二に大店法に関して、第三に溶接にかかわる問題等の当面する問題について、以下通産大臣を初め各関係省庁にお尋ねをいたしたいと思っております。 貿易摩擦についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、先ほど当委員会における通産大臣のごあいさつの中にもありましたとおりに、その基本的方向の第一に自由貿易主義の堅持と円滑な対外経済関係の構築等々が述べられております。現在日米、日欧の貿易……
○高杉廸忠君 まず私は昨三十一日夜の茨城県神栖町の鹿島コンビナートで爆発事故があり、流出した重油が約三時間にわたって燃えた事故について午前中の本委員会において報告がありましたが、緊急な問題として二、三ただしたいと思います。 幸い、近くの重油タンクへの誘爆は免れましたが、作業中の従業員の一名が焼死し、七名がやけどで重体という今回の事故であります。原因については究明中でありますが、各報道によりますと、「脱硫装置の安全弁に異常があったか操作ミスとみられている」ことが報じられております。「爆発の衝撃音と約三十メートルの高さにまで噴き上げて夜空を焦がす火柱に、付近の住民は一時パニック状態。石油タンクと……
○高杉廸忠君 機械類信用保険法の一部を改正する法律案につきまして、私はソフトウエアに関する権利を初めとする幾つかの点にわたりまして以下質問をいたしたいと思っております。 まずプログラムの開発利用の帰属についてお伺いをいたしたいと思うのですが、現在わが国では数十万本ものプログラムが開発をされていると言われています。このプログラムは一体考案者のものなのか、あるいは彼らに給料を払った企業のものなのか、さらにはそれを注文した企業のものであるのか。これらの問題に対する回答は必ずしも明らかではありません。現にわが国でもプログラムの調査簿への掲載に関して問題になった事件もあるほどであります。このように、有……
○高杉廸忠君 私は本法案の審議に当たりまして、わが国のエネルギー対策の方向など関連をして以下伺いたいと思います。 まず最近のエネルギー事情について伺いますが、最近のエネルギー事情は世界的に石油の需要か低迷をいたしまして、産油国側も生産削減、原油価格の引き下げなどでこれに対応しようといたしております。石油は世界的にだぶついている状況にあると思います。これは石油の価格が高騰し過ぎまして主要先進国が脱石油化、省エネルギーの推進等に努めたこと、また世界的な景気の停滞でエネルギー需要が伸びなかったことなどがその背景であると考えます。しかしながら、世界の主たる産油地帯であります中東地区の政治情勢はイラン……
○高杉廸忠君 私は、ただいまの二法の審議に関連をいたしまして、景気の状況とその対策、深刻な中小企業の倒産状況、その施策並びに対策、以下二法について順次御質問を申し上げたいと思います。 まず、景気の状況と対策についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、生産、出荷の伸び悩み、収益の悪化などから企業経営者の先行きに対する懸念が強まっている今日でありますが、このことが設備投資の慎重化や雇用の手控え等をもたらす結果となっている。企業経営者の経営マインドは冷え込んでいるのが実情であると思います。ただ、大企業と中小企業ではその様相を異にして、たとえば日本開発銀行が本年二月に行った調査によりますと、五十六……
○高杉廸忠君 私は、ただいま提案され、説明を受けました本法案について、特に補足説明でもありましたように、昭和五十四年秋ごろより海外商品市場における先物取引を利用して一般委託者に被害を与える業者の悪質行為が横行しております。こうした状況を放置すれば、今後とも一般委託者に甚大な被害を与えることが予想される。こうした情勢にかんがみ、さらに衆議院修正を評価し、以下質問をいたしたいと存じます。 まず、商品取引所法の第八条の解釈変更に伴って生ずる問題についてお伺いをいたしたいと思います。 商品取引所法の第八条の解釈変更により、政令指定商品以外の商品については私設先物市場開設め規制は存在しなくなったと思……
○委員長(高杉廸忠君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま皆様方の御推挙によりまして、前国会に引き続き本委員会の委員長に選任をされました。今国会におきましても、皆様方の御協力を賜りましてその職責を全うしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に斎藤栄三郎君、田代由紀男君、山田譲君及び原田立君を指名……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の移動について御報告をいたします。
去る一月の二十二日、村田秀三君及び本岡昭次君が委員を辞任され、その補欠として青木薪次君及び広田幸一君が選任をされました。
【次の発言】 次に、理事の辞任についてお諮りをいたします。
山田譲君から、文書をもって、都合により理事を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一……
○委員長(高杉廸忠君) ただいまから物価等対策特別委員会を開会いたします。
参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
当面の物価等対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に参考人として日本銀行副総裁澄田智君の出席を求め、その意見を聴取することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 当面の物価等対策樹立に関する調査を議題といたします。
前回の委員会において聴取いたしました物価対策の基本方針及び公正取引委員会の物価対策関係業務等について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○高杉廸忠君 私、このたび本委員会の委員長を辞任いたすことになりました。この一年間、大過なく委員長の職責を全うすることができましたことは、ひとえに皆様方の御協力のたまものと深く感謝をいたしております。謹んで厚くお礼を申し上げ、ごあいさつにかえさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○高杉廸忠君 ただいま塩崎経済企画庁長官から、わが国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方について、長官は三つの柱を打ち立てて、第一の柱は国内民間事業を中心とした経済の着実な成長の実現を図る。第二の柱は物価の安定基調を維持すること。第三の柱はわが国経済の孤立化を避けて、国際協調を推進し、世界経済に貢献をする、こういうような所信が述べられました。さらに、昭和五十八年度の経済見通しなどについて御説明をいただきましたが、私はこれらについてまず第一に景気対策、第二に原油の値下げについて、第三に政府の物価対策についてなどを中心に、以下質問をいたしたいと存じます。 まず、景気対策について伺いますが……
○高杉廸忠君 質疑の前にまず委員長にお尋ねをいたしますけれども、現在委員が何人ぐらいこの委員会に出席をされておりますのか。それと同時に、私のこれからの質疑は、有効に本委員会が構成されてないとすると、私の発言はどういう効力があるのかどうか、委員長にまずお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 私は開会当初から、本委員会は連合というきわめて重要な審議の場でありますから、有効にこれが成立をして、そして所管の大臣にそれぞれ重要な点を質疑をし、明らかにして、本法案に対する審議を尽くしたい、こういう立場で臨んでいるわけでありまして、その点からすれば、有効に成立していないとすれば私の発言については留保を……
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