このページでは中村鋭一参議院議員の12期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は12期国会活動統計で確認できます。
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、郵便法等の一部改正案に対し強く反対の意思を表明するものであります。 現在、郵便事業は慢性的な赤字に陥っておりまして、すでに累積が二千億円を超えております。私どもはこれを認めるにやぶさかではございません。しかしながら、政府・自民党が現に行おうとしております、郵便料金を値上げし、かつ郵便料金の法定制を緩和するという方法では、郵便事業の抱えるこれまで百年余にわたって累積してまいりました構造的な欠陥を何ら解決することにはならないと思います。郵便事業の抱えるこういった問題を解決するには、ほかに手段方法があるはずであります。ただ、値上げするという方……
○中村鋭一君 私は民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま議題となっております昭和五十七年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。 わが国の経済は、昨年の春、政府から景気の底入れ宣言が出されたにもかかわらず、その後一進一退の横ばい状態を続け、特に素材産業や中小企業の経営はきわめて困難な状況に立ち至っているのであります。この景気低迷の最大の原因は、輸出にかわって景気を先導すべき役割りを期待されました個人消費が低調で、回復らしい回復が見られない点に求められます。 最近の消費者物価が安定基調を持続しているにもかかわらず、個人消費の回……
○中村鋭一君 私は、民社党・国民連合を代表いたしまして、ただいま政府から趣旨説明のございました臨時行政改革推進審議会設置法案につきまして、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 行政改革の推進は、中曽根総理みずから強調されますように、わが国政の最重要課題の一つであります。臨調が二年間の任務を終えた後は、政府がその責任において臨調答申の実行に当たるべきであります。同時に、政府の対応状況を見守り、行革を強力に推進させていくため、ポスト臨調――行政改革推進委員会を設置する内容の臨調第四次答申はまことに妥当なものであり、速やかにその設置を図るべきであると考えます。 しかしながら、今回政府から提案さ……
○中村鋭一君 初めての質問でございますので舌足らずな点もあるかと思いますけれどもお許し願います。本委員会で先ほどから質疑を伺っておりまして、鯨岡長官がたてまえではなく本音で答弁をしておられるということを、午後一時以来私実感として受けとめております。そのことをまず評価させていただきたいと思います。
二、三質問させていただきます。環境庁、十月二十日に湖沼水質保全特別措置法を、仮称でございますが、制定する意向で中公審に諮問をされたということでございますけれども、その趣旨をごく簡略にお話し願います。
【次の発言】 滋賀県は琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例、関西では普通、洗剤条例、こう言っております……
○中村鋭一君 昨年度の交通事故死者数と負傷者数に分けてお教えを願えますか。
【次の発言】 そのうち自動車事故は死者は何人でございますか。
【次の発言】 免許を取得して一年未満、二年未満、五年未満、免許を取って余り年数がたたなくて事故を起こした人は何人ぐらい昨年でいらっしゃいますか。失礼いたしましたこの数年来ですね。
【次の発言】 そうしますと、免許を取ってから事故を起こす確率は、たとえば免許を取って十年、十五年無事故で経過する人に比べれば非常に高いわけですね。五割以上になるかと思いますけれども、そういった点で免許取得というのは車を安全に運転するということで非常に大切なことだと思います。免許を取……
○中村鋭一君 初めての質問でございますので、重複したり舌足らずな点もあると思いますが、お許しをお願いいたします。
初めに、電話のことでちょっとお尋ねしたいんですけれども、キャッチホンというのがございますね、通話中の電話に割り込めるシステムですけれども。このサービスを電電公社が提供なさいましたのは何年何月ごろからでございますか。
【次の発言】 大変便利なシステムだと思いますけれども、先ごろこれが欠陥がありまして、AとBが電話をしておりますときにCが割り込む、そのときにAとCが通話できる、それがキャッチホンのシステムだと思うんですけれども、ちょっとお待ちくださいと言って、最初に通話をしておりまし……
○中村鋭一君 会長さんにお伺いしたいんですけれども、公共放送だとわれわれNHKを承知しておりますけれども、NHKで理解をしていらっしゃる公共放送の定義についてお話し願いたい。
【次の発言】 冒頭に公共放送についてどのようにお考えかを伺いまして、五十二年度の決算に関連して二、三質問をさしていただきます。
NHKは、われわれが一般に言っております民間放送を民間放送と呼んでいらっしゃいますか。それとも商業放送というふうに呼んでいらっしゃいますか。
【次の発言】 大分以前になりますけれども、民間放送が波を出したのは昭和二十六年でございますけれども、そのころにNHKは民間放送とは呼ばない、営利を目的と……
○中村鋭一君 ことしの消費者物価の政府の見通し六・四%ということでございますけれども、よほど努力しないとこの目標を達成することは困難である。これは、ほかの委員の先生方もそのことについてはこれまで何度もお尋ねだと思いますけれども、特に郵便料金も公共料金でございますからこれがやはり他の消費者物価に影響する、ひいては六・四%を上回る物価の値上がりを誘発する大きな要因になる、こう思うのですけれども、その点についての大臣の御判断をお願い申し上げます。
【次の発言】 いま御答弁いただいた数字は〇・O四%ですね。これは郵便料金の家計支出の中に占める平均的な支出の割合でございますね。
昭和五十四年度における……
○中村鋭一君 先ほど山中委員も御質問になりましたけれども、本日の新聞各紙に、五十七年度から電話料金を値上げしたい、そういう意向を電電公社総裁が表明をなさいましたけれども、総裁にお尋ねいたしますが、昨日の記者会見でお述べになった値上げについての骨子をいま一度お教え願います。
【次の発言】 黒字の間に値上げをしたい、骨子はそういうことだと思いますけれども、これ総裁、一般の企業で考えてみますと、いまわが社は、大変お金がもうかって株主の皆さんにも喜んでいただいている、もうかっているけれども、さらにもっともうけたいから値上げをするんだ、そういう理屈が一般の企業で通ると思いますか。
○中村鋭一君 大臣は、今回の郵便料金の値上げの一部改正案の趣旨説明の中で、五十五年度中は葉書を三十円にしたいということをおっしゃっておいでになりますね。この真意といいますか、どうして五十五年度中は三十円にするということを趣旨説明でなすったんでございますか。
【次の発言】 段階的に中間とおっしゃいますけれども、どうしても値上げが必要であれば、別に段階でなくても二十円から四十円でも差し支えないんじゃないですか。郵務局長、その辺を。
【次の発言】 段階的に三十円にする。いま局長がおっしゃったように、国民生活に影響を与えるから、だから、それでよろしゅうございますね。――ということであれば、どうなんでし……
○中村鋭一君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る八月三十一日より九月二日までの三日間、鳥取県及び島根県の公害及び環境保全並びに交通安全対策の実情調査のため、坂倉委員長、梶原委員、関口委員、本岡委員、中野委員及び私中村の計六名の派遣が行われました。 なお、増岡理事及び沓脱理事も現地参加されて派遣団と同行し実情調査に加わっております。 日程の第一月は、鳥取県庁におきまして、県の自然環境保全と公害対策の概要、交通事故の発生状況と交通安全行政の概況及び境港の港湾施設の整備計画並びにマツクイムシの被害、対策等について県当局より説明を聴取し、その後、東郷池の汚染及び環境整備状況等を現地視察、次いで……
○中村鋭一君 午前中の本委員会の坂倉委員の質問に対する答弁の中で、長官は、今国会で、予算委員会等で公害行政について言及されることがはなはだ少ないというふうにお答えになったわけですけれども、それはどこにそういう理由があると長官はお考えでございますか。
【次の発言】 私も同感でございまして、この国会で目先のお金をどこへ幾らつけるか、金の話ばかり。まあ私も新人議員でございまして、来てびっくりしたのですけれども、百年の大計というよりも、国会というところは銭の話ばかりしているわけですね、朝から晩まで赤字をどうするとかこうするとか。それも大事なことです。それは債券を出して国が国民に借金しているわけですから……
○中村鋭一君 四月から政府の第三次交通安全基本計画がいよいよスタートするということなんですが、この第三次交通安全基本計画につきましてその主な目的といいますか、達成したいという目標をまずお伺いいたします。――答弁者はどなたですか。
【次の発言】 私は質問しているんですからね、明確に大きな声でやっているんですからね、私が質問終わってからあなたいまお立ちになるまで二十五秒ぐらいたっていますよ。時間短いのですから、正確に、うろたえないで答えてください。
八千人以下に抑えるというのが目標であるといまおっしゃいましたね。これは昨年の十二月の読売新聞ですけれども、厚生省がまとめた統計によりますと、昭和五十……
○中村鋭一君 前の三月二十五日の委員会で、私は道路面の標示について、法定速度がたとえば高速車六十キロ、中速車五十キロでありましても路面に標示が「4〇高中」となされている場合は最高速度四十キロを守らなければいけない。それは見ればわかることですから「高中」の二文字を外したらいかがでございますか。その「高中」の一文字を書くについての単価のとり方は政府の方は大変安くおっしゃいました。われわれの試算では、「高中」二文字を書くのに最低で一万五千円かかるというふうに申し上げて善処を要望したのでございますが、その後これについてどういう検討をお加えになりましたか。
○中村鋭一君 初めに、民社党・国民連合を代表いたしまして、運輸省が今回、従来、常識的に言うところの運輸行政の枠を超えて自動車事故被害者のために、またその家族のために法律案を提案なさったことについて敬意を表しておきたいと思います。
最初に、今回のこの整備するに至ったプロセスについて簡単で結構ですから御説明をお願い申し上げます。
【次の発言】 私、民社党・国民連合を代表して質問さしていただいておりますので、午前中以来、同僚委員の質問と私の質問が重複するところはあると思います。一々、午前中から申し上げておりますようにとお断りいただかなくても結構でございます。
運輸省の理解していらっしゃる自動車事……
○中村鋭一君 六月五日から環境週間が始まりますね。これはいつから、どんな趣旨でおやりになっているのか。これまで具体的な成果をどのように上げてこられたのか。
それから、特に今回の環境週間のメーンテーマといいますか、ねらいといいますか、これまでの環境週間とキャラクタリスティックに違った点があればお教えをお願いいたします。
【次の発言】 これまでやっただけの値打ちはあったんですか。成果は上がっておりましたですか。
【次の発言】 「よりよい環境を求めて 環境週間」「空カンはくずかごに捨てるか、家まで持ち帰るようにしましょう。カラオケ騒音や自動車のカラふかし騒音などの近隣騒音は、私たちのちょっとした心……
○中村鋭一君 本委員会で午前中に郵政大臣の所信表明がございました。大臣の行政に対する熱意というものがうかがわれて私も感銘を受けた次第でございます、し ただ一点、少し疑問に感じた点がございますのでお尋ねをさせていただきますが、「郵便事業の運営に要する財源の確保を図るため、郵便料金の改定等を内容とした郵便法等の一部を改正する法律がさきの臨時国会で成立し、去る一月二十日から施行されました。これにより懸案でありました郵便事業財政を改善する端緒を得ることができましたことに対し、厚く御礼申し上げます。」、このように大臣は所信を表明されたわけでございますが、大臣、端緒というのは手がかり、ちょっとしたきっか……
○中村鋭一君 来年度の大河ドラマですね、冨川元文さんとおっしゃる方が脚本を執筆されると報じられておりましたけれども、これはどういうタイトルで、何曜日の何時からどれだけの期間放映されるものでございますか。
【次の発言】 朝日新聞の「ひと」欄を見ますと、この冨川さん、時代劇は初めてで、「敬語を使ったことがないので、一から勉強しなければ……」と、こうおっしゃっているわけですね。それは、脚本をだれに依頼するかについては一生懸命研究はされた結果だと思いますけれども、敬語を使ったことがないというような方に一年間の大河ドラマを担当させる。これは謙遜でおっしゃっているのかもわかりません、この方ね。でも、私はや……
○中村鋭一君 いま国民の寿命が延びて、当然ながらお年寄りがふえているわけです。そこで、こういった年金が充実をされるということはまさに国民のニーズに沿って大変結構なことだ、こう思うんですが、ただ、この年金の仕組みがよくわからない。本屋さんに行きましても、最近たくさん年金等についての解説書が並んでおりますけれども、どうもよくわからない。
そこで、まずお伺いしたいんですが、現在行われております年金にどのようなものがあるか、簡単に御説明をお願いいたします。
【次の発言】 国民自助努力にまつという郵政省の今回の法改正にかけられた熱意といいますか、大いに評価するものでありますが、一方、公的年金もいろいろ……
○中村鋭一君 真藤総裁は民間におられて、石川島播磨で敏腕をふるわれて、今回電電公社の総裁におなりになったわけでございます。今回この改正法が審議されて、市民にとっては遠距離の電話代が安くなるわけで、大変これは好ましいことだ、総裁の初仕事とは言いませんけれども、非常に結構なことだと思っております。まず、今回の改正法案についての総裁の所見をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 非常に謙虚に、この程度の値下げで市民の皆さんの御満足を得るには至らないというふうに言っていただき、かつ積極的にこれからも真の国民に対するサービスに徹していきたい、そういう見解を伺いまして、心から敬意を表さしていただきます……
○中村鋭一君 最近、無線の免許申請者がふえるということで技術基準適合証明制度を新設される、大変結構なことだと思いますが、これで自動車電話、私、自動車電話のことばっかりお伺いしているようですけれども、この免許等が簡素合理化になる。いいんですけど、この点について、今回の制度の改善点等を具体的にわかりやすく教えていただけますでしょうか。
【次の発言】 この場合は通産大臣の相談を受けなければいけないわけですか。
【次の発言】 これは通産大臣の意見を聞かなきゃいかぬのですか。協議しなければいけませんか。
【次の発言】 二次臨調の答申を国民は刮目して待っているわけですけれども、この技術基準適合証明は広い意……
○中村鋭一君 先ごろ、たしか横浜だったと思いますけれども、貯金局の女子職員が多額の横領をしたという事故が報じられておりましたが、あの事故の概要についてお教え願います。
【次の発言】 あれは幾らだったですか。
【次の発言】 三百五十万どころではなかったと思います。新聞に報じられたのはもっと多かったと思いますけれども、金額はともかく、当然ながらそういう不正を働く職員が郵政省内にいるということはこれは困るわけでして、綱紀の粛正を当然やっていただかなきゃいけないと思います。郵政当局の反省もさることながら、不断にひとつ職員を指導して、そういう不心得者をなくすようにしていただきたいと思います。どうなんでし……
○中村鋭一君 四月二十一日に行われました郵便貯金基本問題特別委員会にコラムニストの山本夏彦さんが御出席になったそうでございますが、どういう資格でお出になって、どういう内容の御発言があったのか、お教え願いますか。
【次の発言】 どういう内容だったんですか。
【次の発言】 プレジデントという雑誌あるいは週刊新潮に山本夏彦さんはそのときのことを書いていらっしゃいますけれども、一貫して山本さんは、郵便貯金は真に国民のニーズに適合したものであり、そして集まったお金は財投に使われるのであるからまことに結構なことである、水の低きに流れるようにお金が郵便貯金に集まるのは日本のために慶賀にたえない、そういう御趣……
○中村鋭一君 朝から本委員会で、身体障害者の雇用率について達成率が非常に低いということで本委員会の他の委員方も指摘をされていた点でございますけれども、ここにありますこれは労働省の身体障害者の雇用の現状、昨年の十月に出されたものですけれども、これを見ますと、特にたとえば従業員一千人以上のいわゆる大企業の未達成率がたとえば八一・五%、非常に成績が悪うございますけれども、まずこの事実をどのように把握しておられるか重ねてお尋ねをいたします。
【次の発言】 いま努力とおっしゃいましたけれども、じゃ行政指導はきっちりとやっていらっしゃるわけでございますね。具体的にどういうふうにやっていらっしゃるんですか。
○中村鋭一君 先ごろ、筑波にあります国立公害研究所を本委員会で視察にまいりまして、大変勉強もさせていただきましたし、感銘も受けた次第でございます。少ない人員と予算でいろいろな測定機器等が、世界最新鋭のものが置いてございまして、心強く思った次第でございます。
国立公害研究所の今年度の予算、それから来年度の予算の見込みについてまずお教え願います。
【次の発言】 この間も所長さんが、ちょうどこの公害研究所の予算は国家総予算の一〇〇PPm分だとおっしゃいましたから、これは四十九兆に対して四十九億、ちょうど一〇〇PPmぐらいになるわけでございますが、もっと充実をしていただきたいと思うんです。それはいろ……
○中村鋭一君 郵便貯金の十月中の増加額ですけれども、三百六十二億円、前年同期に比べて九一%の減であると伺いましたが、その辺の数字をまずお教え願って、それから局長さん、なぜこんなに落ち込んだのか、これほど落ち込むということを予想していたかどうか、お教え願います。
【次の発言】 景気の伸び悩みだとか、可処分所得が多くないとか、それからいろいろな選択がふえたということは、これは予測できるわけですよね。一つの傾向であったわけですから、それがこんな急減につながるとも思われませんね。その中の一つに、民間の金融機関の新規商品の開発ということがあると思うんです。さきの国会で私も御質問申し上げたんですけれども、……
○中村鋭一君 申しわけございません。私、腰を痛めまして、ちょっと立ったり座ったりが不自由でございますので、座ったまま質問させていただいてよろしゅうございますか。
【次の発言】 おとといの委員会が暫時休憩のまま再開されることなく終わりまして、政府委員並びに参考人の皆さん、せっかくお越しいただいたのに質疑に入らなくてお帰りいただいたわけで、大変恐縮でございました。おわびを申し上げます。
放送大学学園法案が成立して、放送大学学園から文部大臣に放送大学の設置認可の申請が出された、こう聞いているんです。ですから、本格的に放送大学が軌道に乗るといいますか、その構想が具体化しつつあるわけですけど、この法案……
○中村鋭一君 原環境庁長官は、前任の鯨岡長官にまさるとも劣らずといいますか、同様に環境行政に熱意を持っておられるとお伺いいたします。また、公害防止事業団の理事長として、自由民主党の環境部会長としてもむしろ公害行政のテクノクラートといいますかエキスパートといいますか、そういう点において実際に実現し体験をしてこられたその豊富なキャリアを生かして、国家百年のために今後とも御奮闘くださることをお願い申し上げると同時に、長官としての現在のお仕事に対して深い敬意をまず委員の一人として表しておきたいと思います。
【次の発言】 私は前任の鯨岡長官には野党の委員として異例ではありますけれども留任を要請いたしまし……
○中村鋭一君 午前中から非常に真剣な質疑が志布志湾の石油備蓄基地問題について行われておりまして、長官は終始真摯な御答弁をされていることに委員の一人として深く敬意をまず冒頭表しておきたいと思います。
重ねてのお尋ねでございます。確認の意味も含めまして、長官は二月二十五日の記者会見で検討に値する、こうおっしゃったわけでございますが、これはコミットされたのでございますか、単に検討に値するとおっしゃっただけで同意を与えたということではさらさらないのでございますか。
【次の発言】 一方で鹿児島県知事に対してはもう今後その埋め立ては許さない、要するにもう海岸線をいじることは許さないということをはっきりと……
○中村鋭一君 参考人にはお忙しい中、過去二回にわたってお運びをお願い申し上げました。きょうが三度目になりますけれども、本当に御苦労さまでございます。委員の一人として厚く御礼を申し上げます。 運輸省にお尋ねいたしますが、先ほど来からの当委員会の質疑の中でも何回も繰り返しお尋ねがあったと思いますが、今回の日航の事故は片桐機長の病気に起因するところが大きいと、これまでに判明した範囲でも思われるわけですが、そこで、そのチェックですけれども、乗員の健康チェックは現在TDA、ANA、JAL、三社ばらばらに行っている現状ですけれども、これを中立公平な第三者機関ですね、お医者さんのプールも含めまして、そうい……
○中村鋭一君 参考人の皆さん、きょうは本当に御苦労さまでございます。 きょう皆さんの御意見を伺いまして、われわれ立法府が怠慢であるということを本当にみずから反省してその責任を痛感した次第でございます。本日の意見陳述を機会といたしまして、委員会としても何らかの形で湖の環境を保全し、国民みんなの貴重な財産でありますきれいな水を取り戻すために、海を取り戻すために、われわれもがんばっていくことをお誓い申し上げたい、こう思うのでございますが、西堀参考人にお伺い申し上げますけれども、私も個人的には県の出身者といたしまして今回のいわゆる琵琶湖条例、洗剤条例が全国に先駆けて制定された、そのことを大変誇りにし……
○中村鋭一君 地方自治体はそれぞれに公害を規制したり監視したり取り締まりをしたり、それからまた自然保護を一生懸命にやっていらっしゃる、こう思うのですけれど、ただ公害や自然保護というのは地域的にいろいろな対応の違いが現実にあるでしょうし、またなければならない、こう思うのですね。たとえば今回の長崎の災害、つい数日前のあの豪雨によります近畿、中部、さらに東海にかけての被害を見ておりましても、その中で地方自治体が対応すべき問題点が多々あったように思います。 たとえば大阪府でいいますと、河内長野市あるいは河南町、こういうところに新しい宅地が山手に開発をされて、雑木をそのままに残しているところは比較的あ……
○中村鋭一君 たくさんお尋ねしたいことがございますので、申しわけございません、答弁は簡明直截にお願い申し上げます。 太田委員も質問しておりましたけれど、電電公社大分よくもうかっている、三千二百億円もと言われておりますけれど、そのもうかった金をたとえば投資に使うか、借金返しに使うか、それとも利用者にサービスとして還元するか、こういった考え方があろうかと思いますが、ここでひとつ直截にお答え願いたいんですが、電話の遠距離料金の値下げについて具外的にいま検討されております金額、あるいはいつから実施したい、こういうめどがありましたら御答弁をお願い申し上げます。
○中村鋭一君 朝から本当に御苦労さんでございます。会長、中塚副会長初め参考人の皆さん、大臣や電波監理局長、御苦労さんでございます。しばらく質問をさしていただきます。
三カ年計画のことしは最終年度に当たるわけですけれども、その事業収支は均衡を失して、さらに五十五年度の値上げに際して一カ月の暫定をお組みになったわけですね。この暫定予算はどうしてお組みになったんですか。
【次の発言】 いまいろいろ教えていただきましたけれども、端的に申し上げましてNHKがそう潤沢にお金があるということではないと思います。挙げられました要因の中で受信契約が非常にスムーズにいった、あるいは契約件数が飛躍的にふえたという……
○中村鋭一君 守住局長、いま山中委員が御質問になった中で、あなたの答弁であるいは臨調の委員が、土光さんが財界の視点から御発言になっている向きもあるかと思いますがと、そのように私はおっしゃったと思いますが、あなたの御理解は、土光さん初め臨調の委員が財界の代弁者としての発言をなさることもあると理解をしておられるわけでございますか。
【次の発言】 ですから、あなたは臨調の委員が財界の代弁をしておられるとは理解はしていないわけですね。確認をしてください。
【次の発言】 わかりました。
箕輪郵政大臣、いま守住局長にもお尋ねしたんですけど、私は、臨調の土光会長を初め各委員の皆さんがいわば片々たる財界の代……
○中村鋭一君 朝からの委員の質問の中で何回も指摘されておりましたけれど、五十六年度一兆二千億円も郵貯の伸びが下回っているという事実、それに対して鴨さんは、景気低迷で民間の皆さんが使える金が減った、それから金利選好ムードが高い、あるいは民間の金融機関が多彩な新規商品を開発しているから、だから郵貯が低迷しているんだ、そういう御説明であったと思いますけど、一方では、やはりグリーンカード制が五十九年初頭から実施されることにちなんで、いち早くそれを市民の皆さんが警戒をされてシフトをしているんじゃないか、こういう見方もあるんですけれど、鴨さん、そういう見方は全然当たっていないとお考えですか。
○中村鋭一君 今回のこの放送法の改正で、NHKはテレビジョンの音声多重放送それから文字多重放送を行うようになるわけでございますが、現実にはどういう番組で利用することをいま考えていらっしゃるんですか。
【次の発言】 現実、具体的にその番組の編成はつくっておられるわけですか。
【次の発言】 民放にも免許を下すことになると思いますが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 このNHKのテレビ多重放送の実施主体はNHK以外の第三者にする道も開かれているわけですけど、第三者に実際としてやらせるわけでございますか。
【次の発言】 その理由は。
○中村鋭一君 会長にお尋ねいたしますが、長期ビジョン審議会の答申が出て半年になりますけれども、この中で、NHKの経営を維持するのはやはり何といっても受信料収入が根幹である、このように指摘をされているわけでございますが、経営基盤としての受信料制度の確立について、まず最初にそのお考え方をお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、守りたいというその御決意はよくわかるんですが、現実に、いまNHKの受信料収入は、協会の目途としておられる線に沿ってその実効は上がっておりますか。
【次の発言】 それからもう一つ、この報告書の中でアクセス、視聴者との行き来といいますか、この点についてお尋ねをしたいと……
○中村鋭一君 本委員会に付託されました議案の審議に入る前に、せっかくの機会でございますので教科書の検定問題について一これ質問通告をしておりませんので、もしお答えできなければ結構でございます。
文部省、「侵略」、「進出」、それから「暴動」、この三つの単語について考えておられます定義をお教え願えればありがたいと思います。
【次の発言】 私、大臣、思いますのに、「侵略」はその中に一つのイデアというものがありますね、と思いますよ「進出」もそうだと思うのです。それはどういうことかといいますと、「侵略」は侵略をされる側の意思のいかんを問わず侵略する側の意思において行為が決定されるもの、これが「侵略」。と……
○中村鋭一君 まず、課税最低限の問題についてちょっとお伺いしたいと思いますが、大蔵省、資料がありましたら日本の平均世帯の課税最低限と欧米先進国の課税最低限の資料の比較をお願い申し上げます。
【次の発言】 大蔵大臣は、いま指摘のありましたこの欧米先進国と日本の課税最低限について、日本の課税最低限は、勤労階級、一般的に言って低いとお思いですか、それとも非常に高いとお思いですか。
【次の発言】 低いとも高いとも思わないということですけれど、単に数字を比較すると確かに、大蔵大臣いつかテレビでもおっしゃっていたと思うんですけれど、いまは高いとも低いとも思わないということでしたけれど、日本は確かに欧米先進……
○中村鋭一君 総理は、行革三昧と行管庁長官当時おっしゃいました。総理におなりになっても、ひとつ行革だけは徹底的にやっていただきたく思います。 しかし、仮に公務員の数が多いから少し減らそうじゃないかということで、その場合は当然少数精鋭ということになりますけれども、その質が悪ければ幾らお役人の数を減らしたって何にもなりはしませんよ。まして警察官、国民の財産と安全を担って日夜一生懸命やっていらっしゃるわけですね、大多数の警察官は。にもかかわらず、今回の大阪府警の不祥事は、二十数万の現場の警察官の士気をこれ以上阻喪させるものはないと思います。 まず、お伺いいたしますが、現在の捜査状況、事件の経緯を……
○中村鋭一君 長官にお尋ねいたしますが、前任の原長官、さらにその前任の鯨岡長官、大変環境行政に熱心でございまして、特に鯨岡長官のごとき、たとえば湖沼法案、アセスメント法案等を本委員会に付託するに当たっては、不退転の決意で辞表をふところにして委員会に臨むということをお伺いしたこともございます。 環境行政は、私が言うまでもないことですけれども、これから次の世紀に向かって日本を、われわれの子孫をどのように快適な条件に置くかということについては常に戦闘的であらねばならない、こう思うんですが、先ほど来から委員の御指摘にもありますように、ともすれば消極的とでもいいますか、これはマスコミ等の対応も含めて少……
○中村鋭一君 本日の審議は、公害健康被害補償法の一部を改正する法律案につきまして審議すべきではございますが、私は翻って考えますと、この日本列島に生きとし生けるもの、その山河すべ てことごとくいわば国民の健康に関係があると思いますし、日本列島の活力が劣勢化していきますと、当然ながら日本国民の活力も劣勢化していくことになりますので、その考え方で少し本日の法律案とは一見関係がないようではございますが、一般的な問題について冒頭に演繹敷衍しつつ質問をさせていただきたいと思います。 いま日本の天然記念物の種類でございますね、それとその天然記念物の保護、それから育成等についてどういう手段が講じられているか……
○中村鋭一君 総理府にお尋ねいたしますが、いま国民皆免許時代と言われておりますが、先般発表なさいました第三次の交通安全対策、それに関連した交通教育、その方針についてまずお伺いいたします。
【次の発言】 警察庁にお伺いいたしますが、交通安全対策の中で交通教育、特に若年層についてどういう御方針でやっておられるかお伺いいたします。
【次の発言】 自動二輪の免許は何歳からですか。
【次の発言】 文部省にお尋ねいたしますが、学校教育の場における交通安全のための実技面、それから精神面の教育はどのように実施しておられますか。
【次の発言】 警察庁にお伺いいたしますが、いま自動二輪は十六歳からとおっしゃいまし……
○中村鋭一君 ちょっと腰を痛めておりますので、座ったままで質問をお許し願います。
質問通告してないんですけど、カード式の電話の利用状況、わかっておりましたらちょっとお教え願えますか。
【次の発言】 それは公社の最初予想した利用状況を上回る利用状況ですか。ということは、ユーザーの皆さんにそのカード式の電話が非常に喜ばれていると理解しておられますか。
【次の発言】 私自身あれ空港なんかで見かけるんですけれども、どうもやっぱり普通の電話に比べて何かとっつきにくいような使いにくいような感じがありますので、さらに今後も努力を怠らないで、よく皆さんにわかりやすい使い方のPR等をこれからもおさおさ怠りなく……
○中村鋭一君 腰が思わしくございませんので、座ったままで質問をやってよろしゅうございますか。
【次の発言】 朝からの質問でお疲れでございましょうから、私も端的に質問させていただきますので、お答えはなるべく簡潔にお願い申し上げます。プロパー ワーズ イン プロパー クエスチョンでひとつお願い申し上げます。重複する部分も多々あると思います。非常に簡単で結構でございます。
太田委員もお尋ねでございましたが、郵便貯金の赤字ですね、これは、たとえば昨年度を例にとれば幾らぐらいになっておりますか。
【次の発言】 これは発生主義に基づく経理をすれば、潜在赤字はもっとかさむんじゃないでしょうかね。
○中村鋭一君 大臣、参考人、御苦労さんでございます。 ほかの委員会と重複しておりましたので失礼をいたしました。これからの私の質問でもし他の同僚委員と重複する点がありましたら、その答弁はごく簡略で結構でございますので、あらかじめお含みおきをお願い申し上げたいと思います。 きょうの朝刊を見ておりますと、NHKの大河ドラマ、これが現代物に転換をされると報じられております。私は、NHKのあの大河ドラマは武者が狩り衣、烏帽子姿で歩いているか、よろい武者がたき火の中を右往左往しているか、書生がほうば姿で歩いている、そればかりを御専門に二十年一日のごとくおやりになるのがNHKであると理解をしておりました……
○中村鋭一君 非常に初歩的な質問からさせていただきたいと思うんでございますが、電話料金は近距離は安く遠距離は高い。われわれこれ当然のこととしておりますけれど、従来はたとえば遠距 離にかける場合は待時通話で大変長時間待たなければいけなかったし、その間に人手が要ったわけでございますが、いまはもう全国的にダイヤル即時通話。つい最近、私沖縄の石垣島からはるかまた南に下がりました小さな小さな島に行ったんですけれど、そこにもやっぱり黄色電話がありまして、瞬間的に離島から大阪へ電話がつながりました。そういうふうに考えてみますと、電話料金が昔のような待時であればともかく、今日のように、そんな離島からも、沖縄の……
○中村鋭一君 夕刊には「年度末手当決着へ国鉄〇・二五カ月林野〇・三四カ月」、こういった見出しの出ている文もありますけれど、まだ林野は徹夜で交渉を続けておりまして、決着がついていないと、こう聞いております。現在の交渉状況等をまずお伺いいたします。
【次の発言】 これはまあ他企業体との兼ね合いもありますから、それはわかりますけれど、どうも政府がなかなかうんと言わない、強い抑制があるのじゃないか、こう思われますが、まじめに一生懸命働いております労働者にとりましては、たとえ赤字でありましても、少なくともその努力と労力に報いはあってしかるべきだ、こう思うんですが、早急にひとつ回答できるよう、最善の努力を……
○中村鋭一君 この連合審査で、逓信委員であります私に質問の機会をお与えいただいたことをまず冒頭に感謝申し上げておきたいと思います。
今回のこの法律案につきまして、これまで文部省は国民に対して説明ないしはPRをおやりになったでしょうか。あるいはまた、国民がどのように考えているかという考え方を吸い上げる努力は、どの程度、どのくらいの期間おやりになったでしょうか。お教え願えますか。
【次の発言】 私、新聞社に友人がおりまして、これはまあ四大紙の一つですけれども、たまたま先般十数人集まる機会がありまして、現在国会で、参議院において放送大学学園法案という法律案が審議中であるがこれを知っているかと聞きま……
○中村鋭一君 ただいまの市川委員の御指摘は、私も拝聴しておりましてなかなか正鵠を得た点があると思います。と申しますのは、個人的には私は自分でもシングル版のレコードを四枚ばかり出しておりまして、たとえば阪神タイガースの応援歌でありますとか、したがって、こういった著作権についてはかねがね私も考えていた点を御指摘いただいた次第でございます。ひとつその点もあわせ冒頭にお願いをしておきまして、質問をさせていただきます。
大臣、小学校唱歌は子供のころお歌いになったでしょうね。
【次の発言】 私も子供のころから親しんだ歌がたくさんありますけれども、「暫時もやまずに槌うつ響。」――「村のかじや」ですね。それ……
○中村鋭一君 質問を用意しておいたんですけれども、朝からの連合審査、私も本委員会に参加をしておりまして、聞いておりますうちに、私がお尋ねしようと思った幾つかの点については繰り返し御質問もございました。私はこの委員会で、スコラ派の哲学といいますか、煩瑣な法理論を空虚に繰り返して全く誠意のない御答弁をいまさら伺おうとは思いませんので、通告いたしました質問は一たん御破算にして、二、三私自身の疑問の点をお伺いしようと、こう思いますが、自動車局長、マイカーとそれからいわゆる暴走族ですか、こういった車を、街頭で点検整備を指示する場合、見分ける基準はどこにあるんですか。言葉をかえれば、暴走族が乗っている車と……
○中村鋭一君 行管庁長官と郵政大臣、お忙しい中、本日の委員会御出席御苦労さんでございます。 今回のこの法案の中で、単なる手続の簡素合理化にとどまらず、実質的な制度の変更を目的としておりますものは公衆電気通信法、いわゆる公衆法改正の部分だと、こう思いますけれども、行革に関する今度の二次答申の中で法改正を必要とするものの中で、たとえば車検等の実質改正を目的とする道路運送車両法の改正、これは単独立法、また郵政省の所管の中でも、市民ラジオヘの免許廃止等を含む電波法改正も単独立法とされているわけですね。何でこのデータ通信にかかわる公衆法の改正だけが行政の簡素合理化法の中に組み込まれたのか。本来、単独立……
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