このページでは中村鋭一参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○中村鋭一君 私は、民主改革連合を代表いたしまして、今回衆議院を通過いたしました環境基本法と、先日京都で開かれましたIWC総会に関連する鯨の問題について、二、三質問をさせていただきます。 まず、最初の質問でありますが、環境基本法はいわば二十一世紀に向けての環境憲法と言うべきであります。しかしながら、この理念を実現するための具体的な実施規定は残念ながら不十分と言うほかはございません。 五月二十一日付の朝日新聞の社説でありますが、「法案をつくる段階で、関係省庁の省益がぶつかりあった部分をそっくり削り落としたため、条文には「努める」「配慮する」があふれた。残念というほかない。」と言っております。……
○中村鋭一君 私は、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合及び日本・新生・改革連合を代表いたしまして、政治改革関連四法案に賛成の討論を行うものでございます。 今、私はこの参議院本会議場の壇上にありまして、この歴史的な法案についての賛成討論をするに当たり、大きな感激を覚え、この名誉ある機会を与えてくださいました同僚議員に対し、心からなる感謝をささけるとともに、責任の重大さを思ってまことに身の引き締まる思いであります。 皆さん、全国民がこの議場を見詰めています。そしてまた、五百十一人の衆議院議員の皆さんも自分たちのいわは死命を決する審議をかたずをのんで見守ってい……
○中村鋭一君 この法案について幾つかお尋ねをさせていただきますが、提案者の皆さん本当に御苦労さんでございました。しかし、今回のこの法案につきましては、労は歩といたしますし、一定の評価はさせていただきますけれども、国民からしますとやや物足りない、というよりも随分物足りない点も多いんじゃないか、こう思います。今回、連合参議院は日本新党とともに議員立法をさせていただきました。政治資金規正法につきまして二、三の点について今回御提案の法案とは少し違った内容のものを提案させていただいておりますが、一、二の点について対比しつつお尋ねをさせていただきたい、こう思います。 この委員会に提案されております法案に……
○中村鋭一君 私は、野別委員長、岡野理事、同委員及び三重野委員とともに、去る九月十六日から十八日までの三日間、九州地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。 まず、郵政事業について申し上げます。 九州郵政局管内におきましては、島嶼や台風などの自然災害が多いという特徴の中、「いきいき行動 さらなる飛躍―地域と歩む九州郵政―」を目標に営業活動や各種の施策を展開し、各事業とも前年度の実績を上回る成績をおさめております。また、雲仙火山災害においては、大野木場簡易郵便局を火砕流により焼失するなどの被害を受けたものの、郵便、貯金、保険の非常取り扱いを実施し、また、防じんメガネ・マスクを使用し外務……
○中村鋭一君 大臣、きょうは御苦労さまでございます。私は朝から論議になっております大臣御就任後の郵政関係の御発言につきまして質問を絞ってお尋ねをさせていただこうと思います。
大臣、御就任の記者会見で御発言になりました。その発言の内容は、大臣になって最初に意見を求められればかようかくかくしかじかのことを言ってやろうというふうに初めから予定をしておいでになったのでございますか。
【次の発言】 とすれば、例えば老人マル優枠の拡大等につきまして前任の渡辺大臣やあるいは笹川次官が、例えば当逓信委員会に対してひとつこれは七百万円で頼みますよということを継続して、一貫して、それは単に大臣や次官だけじゃなく……
○中村鋭一君 きょうは、私はNHKの今回の事件に焦点を絞りまして、私の質問というよりも、お互いに意見の交換をひとつさせていただきたい、こう思います。 川口さん、私は大阪の朝日放送に昭和二十六年に入社をいたしまして二十六年間在籍をいたしました。最後は報道部長を務めさせていただいておりました。ですから、こういった番組も数々つくってまいりましたし、退社しましてから後はいわゆるタレントとして報道番組にも数々出させていただきました。ですから、今回のこの事件につきましては多少の自分自身の反省も込めていろいろな感慨があるわけでございます。 私のおりました朝日放送、ABCとこういいまして、実は会社が発足し……
○中村鋭一君 急に質問通告をいたしまして大変失礼申し上げました。京都のKBSの問題につきましてちょっとお尋ねをさしていただきます。 いろんな事情があったんでしょう。あったんでしょうが、百数十億円の債務が発生をいたしまして、今は社屋それから機材すべてが、ダイエーファイナンスだったと思いますがこの担保に出ているわけで、金貸した方は返せと言う。ないそでは振れないわけでありますから返せない。 したがってKBSは、土地も建物も機材も差し上げましょう。名義は債権者のもので結構ですから、家賃は払いますから貸してくだされところがその家賃が年間に、私の承知しているところでは五億円弱だったと思いますが、払いなさ……
○中村鋭一君 今年度の春の番組編成の中で、NHKの方でこれは随分力を入れているとか、ぜひ視聴者の皆さんに喜んでいただくために特にこれを目玉商品として推奨するものであるというような番組がございましたら、編成の基本方針とあわせて御紹介をお願いいたします。
【次の発言】 今の五つの基本的な編成方針は、どれが優先順位が上でどれが下ということはないわけですね。同じように力を入れてやっていらっしやる、こういうことですね。
その中で、報道番組、今刷新強化ということをおっしゃいましたけれども、今の九時のニュースがございますね、あれはキャスターの方もそのままで維持していかれるわけですか。
○中村鋭一君 この積立金の運用に関する法律の一部改正の法律案でございますが、その中で、優良企業が期間を設定いたしましてCPを発行する、こういうことでございますが、このCPの発行に当たっては、優良企業ということでございますね。優良企業はどういうものであるかを決めなきゃいけませんが、その決めるための機関というのは幾つぐらいありまして、そのCP発行に当たって、どういう基準に基づいておたくの会社には約束手形を出していいですよという許可を与えるというんですか、格付をするんですか。
【次の発言】 そうしますと、私がいただいた資料では、A1が債務履行の確実性が極めて高い、A2が債務履行の確実性は高い、A1と……
○中村鋭一君 今の鈴木さんの質問に関連するわけでございますが、今回は罰金三十万円以下、こういうことになりましたですね。三十万円に引き上げられたわけでございますが、これ二十万円ならいかに、五十万円なら高過ぎる、この三十万にされた基準、それからまず。
【次の発言】 それが白井さん、結局、先ほど来各委員の質問にもありますように、全体のバランスとか刑法とかこれまでの行きがかりで三十万にするから、だから鈴木委員がおっしゃるように最高刑をもってこれに当たれというような意見も出てくる。これは郵政大臣も気持ちの上ではわかるとおっしゃっているわけでありますね。やっぱり役所というのはそういうふうなバランスとかを考……
○中村鋭一君 羽田外務大臣、御苦労さまでございます。 私、国会に議席を得て参議院でちょうどことしで満十年になりますが、そのほとんどを外務委員会におらせていただきまして、今こうやって与党の一員として、ついこの間までのいわば敵方でありました羽田さんとこういう形で味方同士でお話ができるのを大変光栄だと、こう思っております。 午前中から田委員や清水委員、与党ではありますけれども、なかなか厳しい質問をしていらっしゃいました。きょうは私、初顔合わせでございますから、御祝儀というわけではございませんが、与党の一人としての質問をさせていただこうと思います。 細川総理は、そういった外交姿勢というものが国際……
○中村鋭一君 私は、日本新党・新生党・民主改革連合を代表いたしまして質問をさせていただきますが、今、我々の会派は略称で日生連と、こう言っております。何か保険会社みたいな感じでおなじみの薄い方もあるかもわかりませんが、我々の会派は今二十三人で構成しておりまして、全員参議院議員でございます。顔も違いますし性格も違います。当然ながら政治的主張も随分違う点があるかと思いますけれども、一つだけ共通した点がございます。 総理、有名な句に「去年今年貫く棒のごときもの」という句がございますけれども、我々の会派はまさに棒のごとき信念を持って貫かれておる集団でございます。それは何か。何としても今国会中に国民の負……
○中村鋭一君 参考人の先生方、御苦労さんでございます。 田中参考人、一番最初にお話しをなさいまして、ただいまも言及がありましたけれども、その中で今回の政府案には哲学がないと、こうおっしゃいました。 元来、選挙制度に哲学という単語を使うのが妥当であるかどうかはやや私は疑問があるように思っております。選挙制度というのは我々が絶大な信頼をおいております民主主義というものを具現化していく上での一つの普遍的な手続その他、選択あるいは国民の意思を一番端的に政治にあらわす上での制度の問題でございますので、それはむしろどの選挙制度が一番いいかということは国民が最終的に選択をする問題であって、一番いいと思わ……
○中村鋭一君 委員長。
【次の発言】 私は、来る一月十八日一日間、地方公聴会を開くこととし、そのための委員派遣を行うこと及び派遣委員の人選、派遣地の選定等は
委員長に一任することの動議を提出いたします。
○中村鋭一君 この委員会の審議、きょうで実質十日目でございます。今聞きましたら、審議時間はちょうど本日の審議を終えましておよそ五十時間ということでございます。ですから、今の私の心境から言いますと、これは異論は大いにあるだろうと思いますが、ようやく大団円に近づいて、映画に例えれば春の銀幕を飾る待望の大作が封切り間近となりまして請う御期待といった感じではないか、こう私は認識しておりますが、その私の認識を共有してくださいますか。一言ずつ、両大臣、いよいよ大詰め大団円であるかどうか。
【次の発言】 せっかくの機会でございますから、私も与えられました時間を真摯に議論をさせていただきたい、こう思います。
……
○中村鋭一君 私は新生党、日本新党、そして私も所属をしております民主改革連合の立場で幾つかお尋ねをさせていただきます。 きょうお伺いしておりまして、本当に皆さん的確な御意見を下さいまして、そのことについては深く敬意を表する次第でございます。特に西田さん、本当にずばっと切り込んでこられまして、しかし随分私とは考えが違いますから、本当ならあなたとゆっくりここでディベートをさせていただきたいのでございますが、十三分でございますから、これはあなたに近い方で自民党の国会議員の先生もいらっしゃいますから、その方と永田町でゆっくりとひとつあなたの御意見については討論をさせていただこうと、こう思います。 ……
○中村鋭一君 新緑風会はこの法案に対して賛成でございますので、その立場から二、三質問をさせていただきます。 実は、理事会でいただきました質問時間は八十分でございました。しかし、我々もこの法案に賛成でございますし、改革の大義においてはこれは与党も野党もない、翼賛あってしかるべしと、こう考えておりますから、審議促進の立場上、私も簡明直截に質問をさせていただきますから、長官初め政府委員におかれましては修辞を排して簡明直截に、骨のいい部分だけをしっかりとひとつお答えをお願い申し上げたいと思います。 初めに、本法案に対しまして長官の決意といいますか、期待といいますか、それからまずお伺いをさせていただ……
○中村鋭一君 この自衛隊法関連の質問に入る前に、先般の予算委員会で私は防衛庁長官に質問の通告をしておいたんですが、時間が参りましたのでお尋ねをできませんでしたので、きょうはせっかくの機会でございますからちょっと質問をさせていただこうと思います。 きのうもテレビを見ておりましたら、NGOの人の乗っている車が、ゴマ・キャンプから二十キロぐらいのキブンバというところでしたか、そこでザイール兵でしたかに奪われた、こういうニュースが報道されておりました。現地の人たち、例えば難民の方とか、それからザイール兵とか、そういう人たちに車が乗っ取られるのは、きのうの報道によれば十四台目と言っていました。それで、……
○中村鋭一君 現在の航空自衛隊、それから陸上、海上、それぞれの自衛隊の隊員募集でございますが、これはどのようにしていつ行っておられますか。まずそれをお伺いいたします。
【次の発言】 ここ数年来、五年来ぐらいでも結構でございますが、充足率というんですか、定員を上回る応募があって自衛隊としてはその点では十分国民の要望にこたえ得る体制にあるわけですか。
【次の発言】 充足率が一〇〇%にならないということは、単純比較になりますけれども、例えばいわゆる大学の受験者数を見ましても、質のいい受験生が定員をはるかに上回って受験をする場合と、それから定員割れを起こしまして少ない人が受験をするという状況では、一般……
○中村鋭一君 関連。
【次の発言】 村山総理とは、ついこの間までともに手を携えて政治改革法案を仕上げた懐かしい思い出がございます。攻守所を変えたといいますか、一種奇妙な感じがしないでもございませんが、少し二、三の質問をさせていただきたいと思います。
国連安全保障理事会の常任国入りの問題についてお尋ねをさせていただきます。
総理は六日の所信表明演説で、「国連の改革と機能強化に積極的に取り組み、多くの国々の賛同と国民の一層の理解を得て、安保理常任理事国として責任を果たす用意があることを申し上げたいと考えます。」、こうおっしゃいました。
総理は、最近、情勢の変化ということで、一夜明ければコペル……
○中村鋭一君 私が最初にお尋ねしようと思っておりました点につきまして、ただいま三重野委員からお尋ねがございましたので、重複をいたしますから簡略にひとつ中村さん、お答えをいただきたい、こう思うんです。 今回、報道関係がこの阪神・淡路大震災について果たした役割は本当にはかり知れぬほど大きなものであったと思います。その中にあって、NHKは本当に一生懸命報道をされた。その放送時間の総量を見ても実に敬服に値する活動ぶりであった、まずこのことを申し上げておきたい、こう思うのでございます。 やっぱり報道というのは、最初はどういう事件が起きたのか、その事実の報道から、徐々に日がたつに従いまして、例えば今回……
○中村鋭一君 中村参考人に、これは質問通告しておりませんが、ちょっとお尋ねいたします。
先ほど三重野委員の質問の中で外国語放送に言及した部分がございました。その中であなたは、今実施しております外国語放送でポルトガル語、スペイン語と、こうおっしゃったと思うんですが、おっしゃいましたか。
【次の発言】 それなら結構です。私は、実施しておられる中で、ポルトガル語アンドスペイン語、アンドというふうに切り離しておっしゃったように思ったものですから、それなら結構なんです。
先年、私はブラジルに参りましたときに、かの地はポルトガル語のようでありますが、外大のスペイン語を出た人が通訳についてくれて、スペイ……
○中村鋭一君 質問通告はいたしておりませんが、大出大臣に今から私感想をちょっと申し上げますので、大臣なりのまた御感想をお伺いできればと、こう思うんです。 きのう知事選が終わりまして、東京、大阪で新しい知事が決まりました。早速いろいろな評論、評価等がもう既に新聞、テレビ等ではんらんをしておりますが、この知事選の結果について私は、政治家とテレビ、あるいは選挙とテレビという観点からちょっと考えたことがございますので、それをお聞きいただきたいと、こう思うんです。 例えば、当選した青島さんはこう言っているわけです。部かに公営掲示板は一万三千カ所ある、それにポスターを張る手間というのは大変なものだ、そ……
○中村鋭一君 午前の審議で及川委員がきょうの朝日の朝刊について言及なさいました。大体私も同じようなことをお尋ねしようと思っておりましたが、局長の説明で理解はいたしました。
少し詰めておきたいと思いますが、まず、この真意というものを一言改めて御説明願うと同時に、現在四チャンネルに満たない地域は具体的に何県、どことどこの県が、その辺の御説明をお願いいたします。
【次の発言】 局長、新聞にテレビ開局来年五月までと、こういう見出しがありますと随分印象が違うと思うんです。ですから、それは新聞記者が取材をしてそれを字にしてこのように発表いたしますと、イソップ物語じゃないですけれども、石を投げてカエルをい……
○中村鋭一君 連日、総理初め閣僚の皆さん、今度の震災に対して一生懸命やっていただいてありがとうございます。 どうやら復興の方もいろいろな面で少し軌道に乗ってきたような印象を受けておりますが、これは今度被害に遭われた被災者の方々の本当に沈潜冷静な行動、これをまず第一に挙げなければいけないと思うんですね。 先日も視察に来られたアメリカの法律学者が現実に被災者の方が避難しておられるところ等をごらんになりまして、これはもうアメリカだったら行政や政府に対する訴訟が頻発して収拾がつかぬようなことになっているだろうが、本当に日本人というのは節度があって沈着冷静でということをおっしゃっておいででございまし……
○中村鋭一君 御苦労さまでございます。 私、過日の逓信委員会で、情報のこういった大震災等におきましての管理の仕方について、私なりのこれはたたき台でございますが、私案を郵政大臣にお聞きをいただきました。このことについては、本会議でも本委員会の西野委員でありますとか、先日は逓信委員会において自由民主党の委員の方からもこのことを心配した提言、発言がございました。 やはり今度の阪神大震災で寄せられました声の中には、例えば一つには、発生直後に救出作業をしているときにマスコミのヘリコプターが集中をいたしまして、そのために瓦れきの下に埋もれた方が助けを求める声が聞こえなくなった、何とかできないものかなと……
○中村鋭一君 金曜日の日に質問通告はさせていただいておりましたが、たまたま午前の委員会で武村大蔵大臣から、今回の高橋前理事長と大蔵省職員との交際の問題につきまして処分の発表がございました。私、予定を変更させていただきまして、その点について関連の幾つかの質問をさせていただこうと思います。 大蔵大臣、朝からの処分の発表によりますと、この措置は、従来職務と無関係な私的な交際の問題に関してはとられた例のない措置でありますし、かつ、この種の措置としてはこれまでの例で最も重いものであると考えますと、こうおっしゃいましたが、本当にこの訓告という処置が国会においてもあるいは国民においても最も妥当で重い処分で……
○中村鋭一君 黒川先生に一つお尋ねをさせていただきます。 この間から神戸市の方は、新しい防災計画と新しい都市計画に基づいて神戸の町をもう一遍立派なものにするんだということで、既に地元の住民との話し合いに入っております。例えば、神戸市内のある区画については今度の新しい町づくりは道路を拡幅しようということで、全被災者に対して一律一〇%の自分の土地を供出しなさいと、こういうことの同意の取りつけの作業に入っているわけですが、これに対して住民からは猛反発が起きて、既にある町では四千人を超える住民の署名が集まったと。 その人たちは、それは都市計画もいいけれども、やっぱりこの辺の住環境というのは親から、……
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