片山甚市 参議院議員
13期国会発言一覧

片山甚市[参]在籍期 : 10期-11期-12期-|13期|
片山甚市[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは片山甚市参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院13期)

片山甚市[参]本会議発言(全期間)
10期-11期-12期-|13期|
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第25号(1984/07/25、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました電気通信改革三法案に対し、総理並びに関係大臣に質問を行うものであります。  まず初めに、本法案に関する基本的な問題点を指摘し、中曽根総理の考えをただしたいと考えます。  先ほど郵政大臣は、「電気通信事業は、国民生活及び国民経済の維持、発展に必要不可欠な電気通信役務を提供する事業であって、我が国が二十一世紀へ向け高度情報社会を形成していくための基盤的役割を担うもの」であると述べられましたが、まことに言やよしであります。しかしながら、二十一世紀を展望した電気通信事業の基盤的役割に真に着目されているならば、この際、政府として、いかなる高……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 参議院本会議 第2号(1984/12/14、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました電電改革三法案に対し、反対の立場から意見を表明するものであります。  私は、さきの第百一特別国会における本会議質問の冒頭で、電電改革三法案には「今日までの電信電話事業百有余年の歴史が築き上げた国民共有の財産を、情報通信産業の基盤として公共の福祉増進、国民の利便確保のため一層発展させる国家百年の計が求められている」と強く主張したところであります。また、真に国民のための電気通信事業の確立を目指し、さきの国会において千六十五万余の請願署名が寄せられたことを見ても、本法案に対する関心の深さと広がりがうかがい知れるものであります。こうした……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第16号(1986/05/14、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、日本社会党を代表し、研究交流促進法案に対し反対の討論を行うものであります。  まず、本法案の立法趣旨についてでありますが、我が国が、来るべき二十一世紀に向けて、人類の平和と福祉の向上を願い、豊かな国づくりを目指す中で、国際社会に寄与する科学技術の振興とその研究交流が進められるべきであり、いやしくも軍事利用を目的とする科学技術の研究交流などは、平和憲法のもとで絶対に許されるべきものでないことは言をまちません。  しかるに、本法案のねらいは、中曽根総理が大義名分とする第二臨調答申や行革審答申が要求した民間活力を前提に、産官学の連携強化により、特定企業、大企業のハイテク研究開発に……

片山甚市[参]本会議発言(全期間)
10期-11期-12期-|13期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院13期)

片山甚市[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-|13期|
第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 逓信委員会 第1号(1983/10/04、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、昭和五十五年度決算を審議するに当たりまして、当時の本委員会における附帯決議を中心に質問をしてまいりたいと存じます。  まず、経営の公開対策についてでありますが、民間企業における経営内容の不透明さも今日特に問題とされておりますが、受信料を唯一の財源とするNHKにとっては視聴者からその経営内容が問われておると思います。第二臨調においては、経営の合理化、効率化を推進する観点から経営内容の公開が論議の対象となり、NHKとしてもNHK長期ビジョン審議会の提言を受け、部内の検討会議で検討を行ったと聞いておりますが、NHK当局としては経営公開についてどのような方針で対処されておるのか、お……

第100回国会 内閣委員会 第4号(1983/11/24、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、本法案の質疑に当たりまして、今国会が異常な事態のままで今日まで至りましたために、質疑など非常に大きな制約を受けていることはまことに遺憾と思うものであります。  衆議院における審議過程でも明らかなように、端的に言いますと、一つは、高齢化社会を展望しての公的年金一元化について明雄な内容を持った方針がないこと。二つ目には、国鉄共済年金の財政破綻を国家公務員や公共企業体共済組合員に転嫁するのみで、国の責任を全く放棄した無責任きわまるものであること。三つ、統合することによって負担は引き上げ、給付水準は引き下げるという手法で、共済組合員の既得権、期待権を踏みにじり、国民の年金に対する信……


■ページ上部へ

第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 環境特別委員会 第閉会後1号(1984/11/07、13期、日本社会党)

○片山甚市君 二十二年ぶりに女性の閣僚が生まて大変期待をしておるところでありますが、御承知のように、第一次中曽根内閣の失政あるいは国民からの不信について少しでもそれを和らげようという意味でやったのではないかといううわさがありますが、しかし、長官は御承知のように社会福祉と婦人の地位向上を一貫して追求されてきた今日までの実績、政治姿勢については、社会労働委員会委員長においても遺憾なく発揮されたと思っています。そこで、環境庁長官となられまして、国の内外あるいは院内外の期待にこたえるには大変これから苦しい思いをしながら努力をしてもらわなければならぬと思います。  そこで、自然と人間の調和が今日最も緊急……

第101回国会 環境特別委員会 第3号(1984/04/09、13期、日本社会党)

○片山甚市君 水銀等有害物質による土壌汚染について、その対策をお聞きしたいと思います。  廃棄物の処理及び清掃に関する法律並びに公害対策基本法成立の沿革と目的について簡単に述べてもらいたいと思います。
【次の発言】 公害の顕在化に伴って、その対策、一般廃棄物、産業廃棄物による環境汚染を起こさせないための法律だと思っていますが、そこで、昭和四十五年以降、いわゆる廃掃法の制定によって名目上有害物質による土壌汚染等は存在しなくなったのかどうか、まずお答え願いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、昭和四十五年以降については廃棄物によるところの土壌汚染等の状態はなくなっておるはず、こういう仮……

第101回国会 環境特別委員会 第4号(1984/04/13、13期、日本社会党)

○片山甚市君 それでは環境庁長官に対してまず冒頭に質問したいと思います。  環境庁設置法第三条及び自然環境保全法第一条ないし第四条に明記されておりますところの目的、理念、責務等について長官としてどのように受けとめられ、職責を果たされるおつもりか、冒頭にお聞きいたします。
【次の発言】 今大臣は、「国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するため、環境の保全に関する行政を総合的に推進する」という設置法の目的についての決意を述べられたと思います。  そこで若干大臣から、答えにくいかもわかりませんが、そのお気持ちについてただしたいと思う、それは本当のことかどうか。  ここに一通の手紙がございますが、これ……

第101回国会 環境特別委員会 第5号(1984/04/20、13期、日本社会党)

○片山甚市君 本法案を審議するに当たりまして、私は、水俣病が世界最大の有機水銀汚染公害であり、本問題の広さ、深さを正しく総合的に把握し対策を立てること、水俣病の事実判明後既に二十年を経過している今日、被害者救済の緊急性、新しい被害者をつくらないための万全の対策について、加害者はもちろん、行政の責任と姿勢が問われているとの認識は大臣と完全に一致すると思うんですが、冒頭にこのことを確認しておきたいと思います。
【次の発言】 それでは臨時措置法の実績についてお聞きいたします。  この措置法が施行されて既に五年を経過しておりますが、施行後の実績はどうなっているのか。施行時の本法による対象者、すなわち旧……

第101回国会 環境特別委員会 第7号(1984/06/20、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、琵琶湖の総合開発と環境保全について、前回に引き続き質問をしたいと思います。  去る四月十三日の当委員会で、琵琶湖の現状と問題点について端的に環境庁長官にただしたところ、率直な見解をいただきました。その一つは、琵琶湖の総合開発計画に対してはいささかも問題点を持っておらないと。まさに建設大臣に成りかわったように立派な御答弁でした。私は、そういう意味では環境庁長官としてよりも建設大臣が妥当じゃないかと、あきれるほど明快な答弁で感心したほどでした。二つ目には、琵琶湖周辺の人口増と生活雑排水が環境汚染や破壊の元凶であるかの答弁がありました。これもまた都市計画に言及した、新列島改造論が……

第101回国会 環境特別委員会 第8号(1984/06/27、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、本委員会で質問するたびに特に強く感ずることは、環境行政が小手先の対策にきゅうきゅうとしているということであります。口先だけのポリシーがあっても、具体的解決策を持たないということであります。長官は、再三にわたり、関係各省の大臣さんやあるいは取り立ててくれた総理大臣さんが理解ある人々だから、必ず環境庁の意を体してやってくれるとの御発言をしておりますが、環境行政の基本理念とはそんなに消極的なものなのか。もみ手で頼めば何でも聞いてくれるのなら、私たちの危惧や国民の環境破壊に対する不信など起こるはずがないんであります。  例えば、乾電池による土壌汚染を心配する自治体に対し、業界は、基……

第101回国会 環境特別委員会 第11号(1984/07/13、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、湖沼法審議を通じまして厳しく指摘してきたのは、この結果、全国の湖沼が生き返り、これでもう絶対に汚染と自然破壊が進まないということを担保したいと思いました。すなわち、この法案ができて、その結果、水質が保全される道が開かれたい、そのためにどうしたらいいのかということを問うてきたところですが、八月二十八日からの世界湖沼環境会議に寄せられる期待は、国際的にも日本の国内にも日々に大きくなってきておりますが、我が国の実態は余りにも危機的だと思います。  最近の新聞、私の手元にありますところの毎日新聞、七月十日付を見ましても、私がくどいほど指摘しておりました点が地域住民にとって最も深刻な……

第101回国会 社会労働委員会 第11号(1984/06/26、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、参議院の会を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。  既に戦後三十八年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。  私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられる方々の続……

第101回国会 逓信委員会 第2号(1984/03/27、13期、日本社会党)【議会役職】

○理事(片山甚市君) ただいまから逓信委員会を開会いたします。  委員長の委託により、私が、委員長が出席するまでの間、委員長の職務を行います。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十六日、白木義一郎君が委員を辞任され、その補欠として服部信吾君が選任されました。
【次の発言】 郵政事業及び電気通信事業の運営並びに電波に関する調査を議題といたします。  まず、郵政行政の基本施策について所信を聴取いたします。奥田郵政大臣。
【次の発言】 この際、関谷郵政政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。関谷郵政政務次官。

第101回国会 逓信委員会 第3号(1984/03/31、13期、日本社会党)

○片山甚市君 本日議題となりました昭和五十九年度NHK収支予算についての質問をさしていただきたいと存じます。  まず第一に、経営計画の問題について触れていきたいと思うんです。  昭和五十九年度収支予算及び同事業計画、これについては、受信料改定を伴うものでありまして、視聴者にとっては現在審議中の国家予算が非常に重税の感じが強いし、景気浮揚政策の欠如があります。医療費や、あるいは年金制度の改悪がなされておりまして、国民福祉の軽視が強められ、そして、行革の名のもとに公共サービスの後退が著しいものがあります。そういう意味で、国民生活を否定した超圧迫予算でありますために、この予算に対する関心は非常に大き……

第101回国会 逓信委員会 第4号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○片山甚市君 冒頭に確かめておきたいことがありますから、大臣お答えを願いたいんです。  それは一般論として法律をつくるときにはまず政治課題があってそれを政策として確立するために規範をつくるために法律が制定される。すなわち問題があってそれをどうするかという政策ができましたら、それを推進するためにその規範をつくるために法律ができると思いますが、そのようにお考えでしょうか。
【次の発言】 そこで、電気通信あるいは情報通信等についての基本的なことについてお伺いいたします。  情報通信に対する基本政策ですが、本問題については今日さまざまな形でマスコミ等が取り上げておりますが、いわゆる高度情報化社会では多……

第101回国会 逓信委員会 第6号(1984/04/17、13期、日本社会党)

○片山甚市君 大臣に冒頭に、せんだっての予算の委嘱審査の時期において確認いたしましたことについての再確認をしたいと思うんですが、大臣はそのときに、国民生活の豊かさにどう結びつくかということで政策をつくり、それは政策はそれが基本であり、国の中枢神経として、国民の信頼、安全、生活、産業、福祉の向上を図らねばならないことだと思っておる、各省での最近の動きはまことに遺憾として基本理念、政策の欠如が問題であるということをお認めいただきましたが、それは変わりがないか。そして、今後最大の努力をする、そういうようにお答えがありました。小山局長からも、国会答弁や法案の作成に当たって具体的には相談をしてまいった、……

第101回国会 逓信委員会 第7号(1984/04/19、13期、日本社会党)

○片山甚市君 まず、法案に入る前に、けさラジオ、テレビあるいは各新聞によると、一斉に第二電電に対抗して値下げをするという真藤総裁の談話が発表されています。恐らく私が聞いたら、それはオフレコで言うたんで勝手に新聞社が書いたものだと言うに違いない。これは総裁の常套手段でありますから大変納得しないので、初めから言ってください。こういう答えはあかん。オフレコであろうと何であろうと、書いた以上は事実ですから。  そこで、大臣と両方に聞きますが、今度電電改革の法案がまだ衆議院においても参議院においても趣旨説明がされておりません段階で、これがあたかも決まったということを前提にした話をしていることについては、……

第101回国会 逓信委員会 第8号(1984/05/17、13期、日本社会党)

○片山甚市君 電波法の一部を改正する審議に当たりまして、冒頭に放送衛星ゆり二号の故障の問題についてお聞きをしたいと存じます。  今、猫もしゃくしもニューメディア、ニューメディアと大騒ぎしておりますが、そしてバラ色の高度情報化社会と商業マスコミははやし立てておるところでありますが、放送衛星の期待がそのために大きくかき立てられておるところです。世論誘導のためにも無理な計画が推し進められる。その結果、ゆり二号の故障という取り返しのつかない状態で破綻が起こってきたと思います。国民に一層の負担をかけることになり、それだけに真剣にこれからの質問について答えてもらいたいと思います。  去る三月の三十一日及び……

第101回国会 逓信委員会 第9号(1984/06/28、13期、日本社会党)

○片山甚市君 大森君から、既にふぐあいが生じておるA系統三カ月、R系統二カ月近くになる問題で、大沢参考人の言葉によれば、あと一カ月ぐらいたたないと解明ができない、鋭意努力するということでありますが、何と言ってももどかしさというよりも不安定さというものを強く感じますから、技術陣の皆さんも含めて早く解明をするように努力をしてもらい、そしてこれからの衛星問題についての国民への信頼感を早くから取ってもらいたい。昼夜兼行、幾ら努力してもし過ぎはないわけで、そういう意味で冒頭に御苦労でありますが、この故障のふぐあいの問題を解明してくれることをまずお願いしておきます。  そこで、去る五月十七日の審議のときに……

第101回国会 逓信委員会 第10号(1984/07/12、13期、日本社会党)

○片山甚市君 昭和五十六年度の予算の執行に当たりましては、本委員会における附帯決議の趣旨に基づいて執行されたということを確認しながら二、三の点についてお聞きしたいと思います。  「協会は、視聴者の理解と信頼を深めるため」、「協会の使命と現状についてさらに周知徹底を図ること。」とされておりますが、具体的にどのような措置を協会側はなされてこの執行をやられたか、説明を賜りたい。
【次の発言】 それでは、次の、「放送衛星の実用化にあたっては、すみやかに放送政策に関する基本方針を策定し、難視聴対策、非常災害対策等各般にわたり、国民的視野に立つでその有効的活用を図ること。」という決議がございました。既に衛……

第101回国会 逓信委員会 第14号(1984/08/06、13期、日本社会党)

○片山甚市君 参考人の先生方、どうもありがとうございました。  矢加部先生と芦村先生にお聞きを申し上げますが、三つあります。  一つは、今までの電電公社が一元的に行ってきた電気通信事業に対して、これからどのような改善がなされたらいいかということについて希望とか期待を持たれておるかどうか。二つ目に、この三法案が成立することによって国民が期待する福祉などを含めたサービスの向上や料金値下げなどがなされると思うかどうか、同時に、どのような不安を持たれるかどうか。三つ目には、産業論理に基づく公共性よりも効率、より利潤を求める株式会社民営化による商法の適用によって公共性が担保されないという心配はないか。ま……

第101回国会 逓信委員会 第15号(1984/08/07、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、今まで余り論議をされなかったことで、この法案を通過させるためにはどうしても解明をしておかなければならない問題について触れたいと思います。  一つは、今次法案により電気通信技術者、工事担任者の制度が生まれ、その資格は試験によるということになっておりますが、新電電、国際電電、また下請企業においては長年の実績を持っております。したがって、新法移行に際しましては、経過措置として、経験年数等が評価され、新たに試験を受ける必要がないと思うのですが、どうでしょうか。  また、今後の取り扱いにおいて、一定の教育、訓練、経験を積むことにより同等の資格が得られるべきだと考えますが、どうでしょう……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 環境特別委員会 第3号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○片山甚市君 まず、長官にお伺いいたします。  公健法――公害健康被害補償法についてでありますが、その対象地域についての諮問に関する態度についてお聞きします。  環境庁は、去る五十八年十一月、公建法の第一種地域のあり方について中央公害対策審議会に諮問されましたが、これはかねてから経団連が主張してきましたところの公健制度の見直し要求に沿うものであって、地域指定の解除、患者の切り捨てにつながるものとして公害病患者から強い反発を受けております。  そこで、経団連の見直しの要求と、環境庁が今回諮問に踏み切った理由というものについて説明をまず賜りたいと思います。

第102回国会 環境特別委員会 第4号(1985/03/29、13期、日本社会党)

○片山甚市君 朝刊によりますと、「名水百選」ということで今回新たに六十九の水が紹介され、一月には三十一銘柄の水が紹介されておるんですが、水質規制下の法の中で検討された結果でありますが、この名水を選ばれるに当たって、どれだけの申告があって、その中で幾ら選ばれて、その名水というものをどのように保管、完全に保障していくのか。きれいな水になればそれを売り物にして商売にするだけで羽が生えるということが日本の通弊でありますから、環境庁は、いい水だと言ったために金もうけのための大騒動が起こらないような歯どめをしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。

第102回国会 環境特別委員会 第5号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、再三にわたりまして委員会で、予算に関連することをやってまいりましたが、せんだっての委員会における質疑を引き続き行いたいと思います。  公害健康被害補償法第二条一項に係る対象地域のあり方の中公審に対する諮問文についてでありますが、去る三月二十七日の本委員会における公健法審議の際、地域見直しの諮問文について、本文と「参考」の文言上の相違をただしましたが、その趣旨は、諮問の本文には「対象地域のあり方」とあるのに、これに附属した「参考」の「諮問の趣旨」の(4)には、「第一種地域の指定及び解除の要件のあり方等」と、「等」とありました。なぜ「等」をつけたりつけなかったり、書き方を分ける……

第102回国会 環境特別委員会 第7号(1985/05/22、13期、日本社会党)

○片山甚市君 きょうは、たばこに関して、国民生活の上に、健康の上にどのような影響を与えるのかについて質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  去る四月一日、専売公社が日本たばこ産業株式会社として民営化されたことは御承知のとおりでございますが、そのことによって輸入たばことのより一層厳しい販売競争が行われることになり、通称たばこ販売戦争が始まったところであります。もともとたばこは有害商品でありまして、法的規制を持っております。これは御承知のとおり販売、消費の管理がなされてきたのですが、一方、税収の一部として必要性がありますから財政専売のお墨つきがあります。そういうことから……

第102回国会 社会労働委員会 第17号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。  既に戦後三十九年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。  私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられ……

第102回国会 社会労働委員会 第24号(1985/06/04、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部改正に係る議題を中心に質疑をしてまいりたいと思います。  本法案が本年度もまた審議されるに当たり、我が国の戦後いまだ終わらずの感を強く持つ一人であります。最近、戦争に対する意識の風化や、あるいは太平洋戦争に対する我が国の責任がもはや過去のことのように言われ、時には郷愁のごとくに、戦前、戦中の当時を美化し語る者もいる次第であります。戦争を知らない世代の若い者の中には、ゲームや遊びととらえ、道具をそろえ戦争ごっこに興じているさまを週刊誌などで紹介されるのを見るたびに胸が痛むのです。  一方で自衛隊はますます装備機能を拡大し、発足当時の戦力なき軍隊……

第102回国会 大蔵委員会 第9号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○片山甚市君 それでは、国際国家、日米経済摩擦、中近東における平和の問題等が非常に重要な課題を持つ外交問題を通じて大蔵当局の姿勢をただしていきたいと思いますので、せっかくの御答弁を賜りたいと思います。御答弁は、初めに担当部局、外務省の方で当面お答えを願う中で、大蔵大臣を初め関係の方の御意見を賜りたいと思います。  外交青書の冒頭に、世界の平和と繁栄に積極的に貢献することが我が国の外交の基本姿勢であると書かれておりますが、そのための拠点として果たす在外公館の役割というものは非常に大きいものがあると思います。いわば我が国の顔であります。  私も数次にわたり列国議会同盟など国際会議、海外事情調査のた……

第102回国会 逓信委員会 第2号(1984/12/04、13期、日本社会党)

○片山甚市君 日本電信電話株式会社法案、電気通信事業法案並びに日本電信電話株式会社法及び電気通信事業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案についての福岡市及び大阪市における地方公聴会並びに九州地方及び近畿地方における逓信関係業務の実情調査を行ったので、その概要を御報告申し上げます。  派遣委員は、私を初め、成相理事、沖、中野、佐藤の各委員、このほか大阪市における地方公聴会については中村委員が参加しました。  福岡市における地方公聴会は、十一月十四日午後一時三十分から福岡県労働福祉会館で開かれ、六名の公述人から一人十分程度、忌憚のない意見が述べられた後、派遣委員から質疑が行われ、滞りなく議……

第102回国会 逓信委員会 第3号(1984/12/06、13期、日本社会党)

○片山甚市君 政省令についてお伺いしたいと思います。  政省令については八十一項目にも上りまして、今日までの質疑を通じても必ずしも全容が明らかでありません。そのために、これから郵政省が許認可権を行使するといたしましても、好き勝手にやるのではないかという疑問や、灰色的になっている部分を明らかにしなければならないと思っております。そういう不信感を一掃するためにも、行政の姿勢を明らかにするために、できるだけ速やかに我々の納得のいくような方法で政令を定めてもらいたいと思います。その前提に立って、政令についての考え方、内容について疑義をただしたいと思います。  まず、電気通信事業法第九条の二項、電気通信……

第102回国会 逓信委員会 第4号(1984/12/13、13期、日本社会党)

○片山甚市君 十二月六日の質問に引き続き郵政省にお尋ねしますが、日本電信電話公社が持っておる行政機能がどのように引き継がれるのか説明をしてもらいたいということですが、一覧表できていますか。
【次の発言】 そこで、設立委員について大臣に聞きます。会社法附則第三条の設立委員会の問題についてただしたいのでありますが、附則第三条には「郵政大臣は、設立委員を命じ、会社の設立に関して発起人の職務を行わせる。」等、会社の設立に関し所要の規定を設けるものとするとありますが、設立委員は、新会社の定款、役員選考、資本金、株式の数、発行価格、その権限たるや絶大でありますが、だからこそ我々は公社の資産形成の経緯にかん……

第102回国会 逓信委員会 第6号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○片山甚市君 去る二十六日に郵政大臣の所信表明をお聞きいたしましたところ、きょうは所信表明に対する質問の機会を得ましたので、若干お伺いすることにいたします。  郵政三事業については、同僚議員から御発言がありましたから、私は電気通信事業に関して重点的に質問をしたいと思うのです。  大臣は、所信表明の中で、電気通信制度改革三法の施行により、本年四月一日から新電電いわゆるNTTが発足とともに、競争原理のもとで、新規参入が可能となった新法体制下で、電気通信事業の振興、新規参入条件の整備、公正競争の確保、技術等の開発研究や安全性、信頼性対策の確立など、高度情報社会の基盤整備の推進に努めると述べておられま……

第102回国会 逓信委員会 第7号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、昨年の本委員会において受信料改定に伴う昭和五十九年度予算を審議した際、行革の名のもとに公共サービスの後退が著しい情勢の中で、特に公共放送としての使命を果たすため、国民的合意のもとに不偏不党の公共放送に立脚した確信ある自主自立の経常方針を立て、いやしくも単なる視聴率追随やスポンサーの意思に左右されるものであってはならないと申し上げ、我が国の文化生活向上に役立つものとして事業を遂行することを強く求めたものでありますが、前奥田大臣、現川原会長とも私の意見について全く異議がないということで御答弁がありましたが、六十年度の予算審議に当たりまして、冒頭に大臣及び会長から所信をお聞きした……

第102回国会 逓信委員会 第8号(1985/04/02、13期、日本社会党)

○片山甚市君 昨日、四月一日、新電電が発足をいたしました。前途多難な船出をしたのでありますが、公社としての事業の否定をし、行政改革の名に隠れて、我が国の中枢神経であり、国民共有の財産を食い物にしようと意図した者にとっては御同慶の至りでありましょうが、私にとってはひとしお感慨深いものがあります。言葉に尽くせません。  この際、百有余年にわたる我が国電気通信事業の発展の過程を真摯に受けとめ、去る一〇一及び一〇二国会での電電三法審議経過と附帯決議の趣旨等を尊重し、真に国民のための情報通信事業としての努力を重ね、いささかも疑惑や不信を招くがごときことのない経営を願ってやまないが、新電電発足に当たり、今……

第102回国会 逓信委員会 第10号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○片山甚市君 お年玉つきはがきと寄附金つきの郵便はがきについて、若干の質問を行いたいと思います。  私は電気通信事業における慶弔電報と同じように、今日年賀はがきは我が国の風俗、習慣、喜びや悲しみの表現の一形態、あいさつがわりだと思っておるところです。その発行の形については、従来の形態を引き続き行うということなく、国民の新しいニーズにこたえていくような開発をしていくべきだと思いますが、創意工夫が求められておりますが、いかがなものだろうか。  同時に、年賀はがき以外にもくじつきはがきが発行されるとのことでありますが、そのときに景品単価の限度額を改定しようとする今回の法改正については、単に射幸心をあ……

第102回国会 逓信委員会 第11号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私から通信衛星問題を含めてお聞きをしたいと思います。  日米経済摩擦の緩和策の一つとしてアメリカ製通信衛星購入問題が取りざたされていますが、政府は四月九日の経済対策閣僚会議で対外経済対策を決定しておりますが、その中で民間企業によるところの外国製通信衛星購入に関し日本輸出入銀行の輸入金融を、最高七百億円程度ですが、認めることとしたほか、周波数の割り当てについても可能な限り早期に対処するということでありますが、具体的に通信衛星を外国から買う手段としてどういうふうに決めていますか。  実は時間がありませんので、簡略に答えてもらったら大体あなたたちの本音はわかるから、べらべらしゃべらなく……

第102回国会 逓信委員会 第12号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○片山甚市君 昭和五十七年度の決算に見られる問題点については、同僚議員からも指摘されました。私は、放送法及びNHK設立の趣旨に基づき、NHKが今日まで果たしてきた役割、さらに今後のあり方を考える重要な節目としてとらえ、五十七年度決算以降の動向とも関連さして、若干の時間をいただいて質問したいと存じます。  その第一番目は、五十七年度決算は、五十五年度に二四%の受信料引き上げを行い、五十五年度から五十七年度に至る経営三カ年計画の最終年度としての決算であります。  資料によりますと、当初予算ではゼロであった事業収支差金は七十一億一千六百万円となり、債務償還の七十六億一千八百万円に充当した結果、収支不……


■ページ上部へ

第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 環境特別委員会 第2号(1985/11/20、13期、日本社会党)

○片山甚市君 第百三臨時国会での最初の審議でもありますので、前国会までの懸案を含め、最近の環境行政のあり方についてお尋ねしたいと思います。  石本長官が就任されて既に一年余りを経過しましたが、環境行政はこの一年間どのように推移したのかを検証することは、今後の行政を進めるに当たって重要であると思います。  長官が就任された当時、二十二年ぶりの女性閣僚として内外から注目され、私自身も大いに期待したところであります。しかし、一部マスコミは当初から、国民の生活環境、自然環境を守る環境庁の存在をうんとPRしたいとの長官の発言を取り上げる一方で、国民の健康、環境整備ばかり言っても、経済の力が伴わなければ今……

第103回国会 環境特別委員会 第3号(1985/12/11、13期、日本社会党)

○片山甚市君 長官は、経団連の環境安全委員会で講演をされましたが、環境問題についての認識を深めさせるための講演であれば問題はございませんが、現在公健法の見直し作業が大詰めに来ておりますとき、この作業は財界の圧力で後退的見直しであると言われております。その時期に、あたかも経団連との連携強化が推測される動きとも受け取られておるところです。窒素酸化物の環境基準が財界、通産省の圧力で三倍に緩和された上、昭和六十年までに達成するとの約束も結局果たさないのに、この上公健法見直しで骨抜きを求める経団連にこびを売る必要があるのか。どのような意図で講演をなされたのですか。

第103回国会 逓信委員会 第1号(1985/12/03、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、竹山理事及び中西委員とともに、去る十月二日から三日間、中国地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。  まず、広島市において、関係各機関から、それぞれ所管業務の説明を聴取した後、広島中央郵便局、NTT山口電報電話局、KDD山口衛星通信所、同浜田国際中継所、大社郵便局及びNHK松江放送局等を視察しましたので、その調査結果を御報告いたします。  初めに、郵便事業について申し上げます。  当管内は、中国五県を管轄区域とし、面積、人口の全国比は、それぞれ八・四%、六・四%を占めておりますが、昭和五十九年度の引き受け郵便物数は九億八千万通と全国の五・九%、業務収入は六百四十億円……

第103回国会 逓信委員会 第2号(1985/12/10、13期、日本社会党)

○片山甚市君 昭和五十八年度決算についての概要をお聞きした上で説明を求めたいと思います。  放送法第二十六条による監査報告を事業執行面にどのように反映させていくか、会長より概況について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ただいま会計検査院から違法なことはなかったということでありますが、そこで検査院に聞くのですが、NHKの五十八年度決算に対する実地検査の執行状況の概要と、特に重点的に検査をした点があれば御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 会長から事業についての説明がありましたが、そこで内訳として質問をいたします。  事業支出を見ると予算に比較して約十五億円の減となっております、その……

第103回国会 内閣委員会 第3号(1985/12/06、13期、日本社会党)

○片山甚市君 去る十二月の三日の逓信委員会で若干の問題について指摘いたしたところでありますが、何といっても八省にまたがる関連二十六法律、四十二事項の改正を要するものを一委員会で処理すること自体、ルール無視、国会審議軽視という批判が当然であります。電波法第三十七条について言えば、これまでの郵政省による無線機器の型式検定業務及び定期検査業務の重要性にとどまらず、制定後三十五年を経過した電波法上問題ありとするものについて、逓信委員会における慎重な審議が求められるべきではないかにもかかわらず、総理がどこかで口約束してきたことを一括法案として場当たり的に処理することについては納得しがたい。特に日米貿易摩……


■ページ上部へ

第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 科学技術特別委員会 第4号(1986/04/11、13期、日本社会党)

○片山甚市君 宇宙開発政策の現状と問題点についてただしていきたいと存じます。  私は、常任委員会では逓信委員会に所属しておりまして、去る三月二十七日にNHKの六十一年度収支予算を審議した際、放送衛星「ゆり」二号a及びb、あるいは昭和六十五年度に打ち上げる予定のBS3についての問題点をただしてきたところであります。また、NTTにおいては通信衛星「さくら」2a及び2bを利用し、KDDにおいても国際電気通信衛星機構、インテルサットの通信衛星システムを利用するなど、人工衛星は今日、情報通信産業においては不可欠の存在であります。高度情報化社会への道を歩んでいる我が国にとって、宇宙の平和利用に重大な関心を……

第104回国会 社会労働委員会 第10号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○委員以外の議員(片山甚市君) 私は、ただいま議題となりました戦時災害援護法案につきまして、日本社会党、公明党・国民会議、日本共産党、民社党・国民連合、二院クラブ・革新共闘を代表いたしまして、提案の理由を御説明申し上げます。  既に戦後四十年を経て、あの忌まわしい戦争への記憶が一段と風化し、新しい戦争への危険さえもささやかれる中で、なお戦争の傷跡が生活を圧迫し、生命と健康を失った多くの一般戦災者が、国から何らの援護を受けることなく、戦争犠牲者として傷病苦と生活苦にあえぎながら余命をつないでいる現実を放置することはできません。  私は、これら戦災者の心情と、報われることなく高齢化し、亡くなられる……

第104回国会 社会労働委員会 第13号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○片山甚市君 今、下村委員からるる一般障害者の問題についてお話がありましたが、私はそこにおる水田局長みたいな素人と違いまして、十一年間、十二年間この問題に取り組んできましたから、お答えは局長でなくて大臣だけでよろしゅうございますから、瑣末な答えをしてもらうつもりで質問いたしません。  冒頭に、少し自分の気持ちを述べておきたいんですが、戦傷病者戦没者遺族等援護法の改正について本委員会における審議が大詰めを迎えたこの段階で、私に発言の機会が与えられたことについて格別の感慨を持つものであります。  冒頭、私ごとにわたって恐縮でございますが、私が本院に籍を置き、今まで二期にわたり国政に参加し、真に国民……

第104回国会 逓信委員会 第2号(1986/02/25、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、大森委員長、竹山理事、志村、添田、服部の各委員とともに、去る一月十六日から二日間、東海地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。  まず、静岡市においてNTT静岡電話局、NHK静岡放送局及び静岡県庁の防災施設等を視察した後、関係機関からそれぞれ所管業務の説明を聴取し、名古屋市においては名古屋郵便集中局及び三菱重工業名古屋航空機製作所を視察いたしましたが、以下、調査の概要を御報告いたします。  初めに、郵便事業について申し上げます。  当管内は、東海四県を管轄区域とし、面積、人口の全国比はそれぞれ七・七%、一一・四%を占めておりますが、昭和五十九年度の引受郵便物数は十五……

第104回国会 逓信委員会 第3号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○片山甚市君 大臣、きょうは大臣初めてでありますから、主として澤田局長に質問をいたしまして、お聞きをいただいた後で御感想を述べていただきたいと思います。  まず、関係しますから局長から考え方を聞きたいんです。国会であなたが発言される、大臣が発言されることについては、これは責任を持ってやられておるんですか、それともその場当たり、適当に逃れるためにおっしゃっておるんですか、それはどういうおつもりですか。
【次の発言】 冒頭に非常にぶしつけなことを申し上げましたのは、百一国会か百二国会で電電法案を大変厳しく衆参両院で議論してまいりました。本会議でもまた委員会でも、総理に出ていただいて御意見も聞きまし……

第104回国会 逓信委員会 第4号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○片山甚市君 郵便法等の一部改正については、内容的に賛成の立場であります。なぜならば、このようなサービス改善は二、三年前からやるべきであって、今ごろ手をつけておる。大体政令でやったらいい程度のものでありまして、余り法律といっても大したことありません。独占でやっておるし、法律の威厳を保つためにやっておる程度であります。そういう意味で、まあこういう後手後手になるようなことはやめて、これからしっかり頑張ってもらい。たいと思います。  そこで大臣が提案説明のときの理由に「郵便事業の現状等にかんがみ、利用者に対するサービスの向上を図るため、」とありますが、事業の現状、特に最近の郵便利用の動向について説明……

第104回国会 逓信委員会 第5号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○片山甚市君 NHKの昭和六十一年度収支予算について御質問をするに当たり、私は逓信委員会にこの一年間籍を置きながら、NHKの放送について心温まる思いがたくさんありました。大変うれしく思うのでありますが、引き続き全職員の力によってよりよい番組を放送ができるように全員一致協力を願いたいことを冒頭に申し上げて、質問に移るところであります。  まず、経営環境についてでありますが、冒頭に放送に対する国民の最近の視聴動向について聞きたいのであります。  昨年、NHK世論調査部が行った全国放送意向調査や六十年度の国民生活時間調査によると、いずれもテレビ視聴時間の漸減傾向が見られます。テレビですと約三時間とい……

第104回国会 逓信委員会 第6号(1986/04/02、13期、日本社会党)

○片山甚市君 四月一日を迎えて、昨年来大変御苦労願った電気通信事業法、日本電信電話株式会社法の制定ができまして、この一年間滞りなくといいますか、円滑に電信電話事業が発達したことについて感心をしておるものでありますが、冒頭に当たりまして聞きたいことがあります。  参議院における附帯決議の冒頭にもありますように、本院で修正いたしました事業法第一条についてお伺いします。  第一条は目的でありますが、これについてどのような受け取り方をされるのか、修正の意味はどういうふうに受け取られるのか。利益のみを追求することになっておらず、公共の福祉の増進や国民の利便を図り、ということがいわゆる重視されることになっ……

第104回国会 逓信委員会 第7号(1986/04/08、13期、日本社会党)

○片山甚市君 簡保・年金事業は民間の保険との競争がますます激しくなりつつありますが、郵政三事業の中ではまずまず安定しているとのことであるようですが、最近の募集成績など事業の現状についてまず説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 簡易保険と年金については比較的安定した成長を遂げてきたというお話であります。  そこで、簡易保険法や年金法は内容が複雑でありまして理解しにくい部分が多いのであります。改正案の内容についてわかりやすい言い方をしてくれませんか。
【次の発言】 昨年郵政省のある研究会が出しました「生命保険事業の将来動向と簡易保険事業の役割」と題する報告書には「わかりやすい商品」の提供と……

第104回国会 逓信委員会 第8号(1986/04/15、13期、日本社会党)

○片山甚市君 これから十三項目ぐらいの項目にわたりまして簡単に質疑を行ってみたいと思います。  無線局免許の開設に関する外国性排除の例外措置として実験局、船舶局、航空機局について、外国人等に無線局免許の道を開いているほか、アマチュア局、外国公館の固定局、陸上移動局等については相互主義により外国人等にもこれまで無線局の開設を認めてきておりますが、お聞きしたいのは、アマチュア局については昭和五十六年に外国人等に開放されておりますが、現在外国人等に免許をしている事例はどういうものがあるかについて。
【次の発言】 昭和五十八年には、我が国に所在する外国公館等について、固定地点間の無線通信が開放されてお……

第104回国会 逓信委員会 第9号(1986/04/22、13期、日本社会党)

○片山甚市君 話を聞いておると、日本銀行総裁が中心となって貯蓄増強運動を今までずっとやってきたのに、今ごろになって前川前日銀総裁が中心となって、非課税貯蓄の制度をやめようではないかということを言うのは、やはり日銀総裁として資格がなかった、今まで非課税貯蓄を認めておったんですから。そういうわけのわからぬ者が日銀総裁だったということを天下にあらわしたものだと。大体余り見通しのない男がやっておったなと思います。これは私の所見です。  もう少ししっかり、非課税貯蓄制度などというものについてメスを入れるときには十分に考えてもらわなければいかぬ、大臣がそういうふうに堅持すると言っておるけれども、それだけに……

第104回国会 逓信委員会 第10号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○片山甚市君 この法案の審議に当たりまして、改正条項はただ一条でございますから非常に簡単でございますが、内容的には大変問題が多いという立場から、若干詳しく質問いたしますので、時間の制約もありますから、回答についてはできるだけ簡明にお願いをして、進めてもらいたいと思います。  これを勉強するに当たりましては、関係の人々との間に十分な事前討議をしてまいりましたけれども、それでもなおかつ納得ができないので委員会においてのお話をすることになりました。勉強していないのでなくて、わかったから質問をしているのでありますから、わからぬ者に対して説明するようなことはやめてほしい、委員会の会議録は後に残りますので……


片山甚市[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-|13期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院13期)

片山甚市[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-|13期|
第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 運輸委員会,地方行政委員会,建設委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1984/06/21、13期、日本社会党)

○片山甚市君 私は、いわゆる新空港が政府の今日までの対応で特殊法人、特殊会社として建設されることについて大いに疑問があり、慎重の上にも慎重な審議を通じ、懸念される諸問題のすべてが解明されない限り、将来に大きな禍根を残すことを恐れるものであります。みずからその政治的責任を痛感するがゆえに、この際あいまいな官僚答弁はお断りをし、適切、簡潔で責任ある答弁を冒頭に要求しておきます。  特に私は、環境保全重視の立場から、以下質問するものであります。  一つは、環境基準の達成の状況についてお尋ねいたします。  昭和四十八年十二月環境庁が告示した「航空機騒音に係る環境基準について」は、達成期間を最長十年とし……


■ページ上部へ

第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 商工委員会,逓信委員会連合審査会 第1号(1985/05/15、13期、日本社会党)

○片山甚市君 今、大森君から第一陣としての質疑がありましたから、私から引き続き、中心は通産省になりましょうが、御質問をさしていただきたいと思います。  本法案に基づいて設立される特別認可法人基盤技術研究促進センターは、通産大臣及び郵政大臣の認可を必要とすることになっておりますが、それは当然両省の所管分野にまたがる業務を行うものであるからだろうと思います。また、センター運営は、産投出資が二分の一を占める基本財産と産投出資及び産投融資の事業資金によるものであるが、産投の財源そのものは、産投特別会計に政府が保有することになる電電株式の配当金を繰り入れ、それを充てるということであります。しかし、当てに……



片山甚市[参]委員会統計発言一覧(全期間)
10期-11期-12期-|13期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

片山甚市[参]在籍期 : 10期-11期-12期-|13期|
片山甚市[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 13期在籍の他の議員はこちら→13期参議院議員(五十音順) 13期参議院議員(選挙区順) 13期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。