このページでは丸谷金保参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○丸谷金保君 日本社会党を代表して、御質問いたします。 総理は、施政方針の中で、「人々が求めているものは精神的豊かさであり、日常生活における安心、安全、安定である」と申しております。ところが、二月四日総理府は、今日本人の持っているイメージの中で、三割の人が「危険」と答えているという報告を出しております。残念ながら危険の中身までは出ておりません。 そこで、私は、今日本で危険と感じられること、三つの問題を提起してみたいと思います。 第一の危険。核軍拡や資源の浪費がこんな状態で続いていくと、資源小国日本、それからまた人類も、そして地球もこのままではだめになってしまうのではないかという不安です。……
○丸谷金保君 私は、日本社会党を代表して、酒税法及び清酒製造業の安定に関する特別措置法、石油税法、物品税法の各改正案に対し質問を申し上げます。 まず第一に、円が急騰しました。円高が定着しますと石油価格に影響します。石油税法の課税客体である石油価格の算定基準は、ドルに対し円を幾らに見て計算したものであるか。 第二、円高傾向が続けばさらに原油の引き取り価格が下がり、五十九年度増収予測に狂いが生じます。この場合には再度、税率改正を行うのかどうか。 第三、政府は石油引き取り価格が下がったことを理由にこの増税案を提出しました。ところが、新聞報道によれば、この冬、一般消費者の灯油価 格が値上がりしま……
○丸谷金保君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました酒税法外三法案について、反対の立場から討論を行うものであります。 今回の増税は、公約違反であるばかりでなく、大衆いじめ、弱い者いじめの増税案です。増税なき財政再建とは何を意味するのか、国民には全くわかりません。所得減税が中高所得層に効果が厚く、低所得層に効果の小さい不公平な内容になっている上に、その財源を大衆増税に求めるのでは、減税、増税の両面からまさに不公平の挟み打ちです。所得減税が景気対策上の措置でなく単なる負担調整措置であるならば、なおのこと、減税財源は大衆課税によらず、各種引当金、準備金の整理、利子配当所得課税の強化等……
○丸谷金保君 ただいま議題となりました昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外五件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 これら六件は、財政法の規定に基づき国会の事後承諾を求めるため提出されたものでありまして、その内容は、昭和五十八年度中において使用または増額の決定がなされた一般会計、特別会計の予備費関係経費であり、その主な費目は、災害復旧、総理大臣の外国訪問、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査関係に必要な経費、並びに退職手当、雇用保険の求職者給付に対する国庫負担金、国民健康保険事業に対する国庫負担金等の不足……
○丸谷金保君 ただいま議題となりました昭和五十八年度決算外二件につきまして、決算委員会における審査の経過及び結果について御報告申し上げます。 昭和五十八年度決算は、昭和五十九年十二月二十一日国会に提出され、同六十年五月三十一日当委員会に付託となり、また国有財産関係二件につきましては、同六十年一月二十九日国会に提出され、同日当委員会に付託されました。 当委員会では、昭和五十八年度決算外二件の審査に当たりましては、国会の議決した予算が法規に基づき厳正かつ効率的に執行されたかどうかについて審査し、あわせて政府の施策全般について広く国民的視野から実績批判を行い、その結果を将来の予算策定及びその執行……
○丸谷金保君 増税なき財政再建、こういうキャッチフレーズでありますけれど、私は先般来の行革特別委員会等の質疑を聞いておりまして、総理と大蔵大臣との間の微妙な表現の違い、これが大変気になりますので、この点について二点お伺いいたしたいと思っております。
まず第一点は、増税なき財政再建というのは、総理は、これは原則であると、こういう表現をしばしば使っております。ところが、大蔵大臣は、理念であると、こういう表現をこれまたしばしば使っております。一体原則と理念というのはどういうふうに違うんですか。
【次の発言】 これは国文学的な言葉でないですよ。理念なんという言葉は哲学的な言葉なんです。ですから、大蔵……
○丸谷金保君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る十月三日以降五日まで三日間にわたり、粕谷委員長、山東理事、秋山委員、近藤委員及び私、丸谷の五名で、長野県、諏訪、茅野、岡谷市、上諏訪町及び安曇村から環境行政の概況を聴取するとともに、諏訪湖の水質汚濁状況と浄化対策、中部山岳国立公園上高地地域、八ケ岳中信高原国定公園美ケ原高原等の管理状況並びに三協精機下諏訪工場における排水処理施設等の実情を調査してまいりました。 なお、委員外議員として村沢牧君が現地参加されました。 最初に、諏訪湖の浄化対策等について申しますと、諏訪湖は、海抜七百五十九メートル、周囲十六キロメートル、面積十三・三平方キロメー……
○丸谷金保君 お配りいただいた資料によりますと、五十九年度の予算の要求段階から、前年に比して、公害対策、大気汚染、水質汚濁と、すべての事業についてマイナス要求。これはそうした予算の方針がそうであったので平均して削ったんだろうと思いますが、こういうときには、ことしはこのことに重点を置こうというような、もっと新しい企画はなかったんですか。平均して軒並みずらっとマイナスなんです、見る限り、ほとんどがね。ことしは大気汚染の問題を徹底的にやろうとか、水質保全の問題を徹底的にやろうとかというふうな、何かあったんじゃないかと思うんですが、いかにも、だらだらだらと削った策のなさというのが予算要求の段階から出て……
○丸谷金保君 これは質問通告していなかったんですけれど、ちょうど時期になってきたので、一つだけ要望を兼ねて御質問したい件がございますので、それをひとつ長官に。
国立及び国定公園の中の道路の閉鎖、それから開始、こういうふうなのはこれは環境庁が所管するか何かそういうあれがあるのでしょうか。
【次の発言】 知床横断道路、具体的な問題なんですけれども、あれは毎年冬になると閉めて春になるとあけるんです。それは何かやっぱり環境庁の方が関係しているような話を前にちょっと聞いたことがあるんですが、どうなんでしょうか。余りあれですか。
【次の発言】 これは要望なんで、あるいは環境庁と直接関係がないのかもしれま……
○丸谷金保君 最初に提案者にちょっとお聞きいたしたいんですが、長官はおくれていてまことに御迷惑かけているというお話ございましたけれど、衆議院で、「水俣病にかかった者の迅速かつ公正確実な救済のため、」というのが当初第一条に修正案として出されて加えられたという経緯は御存じでございますね。それで実際にこの「迅速かつ公正確実な救済」、この「迅速」の方が上なんです。迅速に行われているというふうに提案者としてお考えですか。
【次の発言】 それで長谷川さんにお聞きしたいんですが、衆議院で馬場委員の質問に対しまして「私どもは認定業務が現在のような形で、いろいろ努力いたしておりますけれども、おくれておるという実……
○丸谷金保君 前回答弁で明らかにならなかった問題から入りたいと思うんですが、自治省にお伺いいたしますけれども、チッソに貸し付けてある県債ですね、これはどういう性質の起債でございますか。
【次の発言】 全額一般単独ですか。
【次の発言】 この間の答弁で、六〇%は国の財政資金で賄って、四〇%は地元の各関係金融機関等で賄っているというので、そうすればその分は縁故債じゃないかと思ったんですが、それは地元でというのはどういうことなんですか。
【次の発言】 いわゆる縁故債と言われているものだと理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 公営企業等に許可する縁故債とは違って、その場合にはそうすると二百億……
○丸谷金保君 最初に、今世間を騒がせておりますダイオキシンの問題について御質問をいたしたいと思います。 四国の方でダイオキシンの廃棄処分が適切に行われていなかったということが問題になっておりますが、実は、かねてから調査を進めておりました北海道十勝の広尾町の山林でも、ダイオキシン剤四十缶がコンクリートの密閉なしに発見されました。このことについては林野庁の方では既に御承知のことと思いますが、問題の箇所が十八日にようやくわかって発掘作業が行われたということが道新できのう大きく発表されまして、北海道では非常にこれでショックを受けております。四国だけでなく北海道でもこういうことが行われておった。この点……
○丸谷金保君 私は、提案者を代表いたしまして、湖沼環境保全特別措置法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 湖沼は、水質源として飲料水や農業、工業、発電用水を供給し、水産、交通、観光などの場として、多角的に利用されています。また、湖沼は、内陸水域として水域の生態系を支えるとともに、陸や空中から流入する汚濁物の浄化、気候の微調整など多様で重要な機能を果たしている貴重な環境です。 しかし、この内陸の閉鎖性水域である湖沼は、汚濁物質が蓄積しやすく、現在、その過半数が環境基準すら達成していないというまことに憂うるべき状況にあります。さらに、琵琶湖など我が国の代表的な湖を含……
○丸谷金保君 まず第一点は、市民参加の道を開いたということで、三条の二項で、都道府県知事に対して意見を積極的に述べることができるというふうにいたしております。これは、知事さんによっては指定の申し出をしないというような御意向のところもあるように承っておりますので、そういう場合に住民が直接申し出を知事に対して要求できる、こういう市民参加といいますか、そういう道を開いた点が一点でございます。 それから、二十五条で、富栄養に対する対策を挿入してございます。政府案でございますと、これについては、水質汚濁防止法の法文を中公審の答申をまって改正していくというふうなことで対応していこうというお考えのようでご……
○丸谷金保君 本日はどうも御苦労さんでございました。大変参考になるそれぞれお話を承りまして、これからの法案審議の中で私たちもきょうのお話を生かしていきたい、かように存じておる次第でございます。 ただ、今吉良先生からのお話の中に、水質をよくするこの法案だという冒頭にお話がございました。実は、今私どもが審議いたしておりますのは、政府提案の水質保全の法案と社会党提案の環境保全特別措置法というのがございます。これらの両案についての対比といいますか御意見がお三方どなたからもいただけなかったので、多分資料としてはお手元にお配りされていると思いますので、それによってお答えを願いたい。 と申しますのは、私……
○丸谷金保君 委員派遣の報告を申し上げます。 去る七月六日、湖沼水質保全特別措置法案及び湖沼環境保全特別措置法案の審査の一環として、茨城県において霞ケ浦の水質保全対策等の実情調査を行いました。派遣委員は穐山委員長、山東理事、飯田理事、河本委員、矢野委員、吉川委員、菅野委員、高杉委員、近藤委員、中村委員及び私、丸谷の十一名です。 以下、調査事項のうち主要な慮について報告をいたします。 日本第二の大湖・霞ケ浦は、もともと汚れやすい自然的条件を備えておりましたが、近年は流域の開発、湖内の水産養殖等により、昭和四十一年以降、水質は急速に悪化してきました。 環境基準は、四十七年の環境庁告示によっ……
○丸谷金保君 私は、日本社会党を代表して、湖沼水質保全特別措置法案に対する修正案の提案理由及びその内容について申し上げます。 湖沼は、水質源としてはもちろん、水産、交通、観光など極めて多角的に利用されている国民共有の財産であります。 しかし、この貴重な財産も、近代産業、国民の生活様式の変化等さまざまな要因から汚濁物質が蓄積し、魚や飲み水にも影響を与え、また周辺の自然環境の破壊がさらに水質汚濁に拍車をかけている状態であり、既存の対策にゆだねて放置すれば、近い将来死の海と化するのは火を見るよりも明らかであります。 しかるに、今回提案されている政府原案は、中公審の答申からは著しく後退し、湖沼浄……
○理事(丸谷金保君) 先ほど理事会におきまして、穐山委員長から委員長辞任の申し出がございますので、私が委員長の職務を代行させていただきます。
委員長辞任の件についてお諮りいたします。
穐山委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
これより委員長の補欠選任を行います。
つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの山東君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、委員長に粕谷照美君が選任……
○丸谷金保君 最初に大臣にお伺いいたしますが、最近国債資金構想というものをめぐって新聞紙上が毎日にぎやかであります。それにはいろいろな御意見が出ております。しかし、これは六月の時点で竹田理事から質問がありまして、このままでは借換債の段階で市場操作をやりにくくなるから何らかの方法を考える必要があるんじゃないかということを再三にわたって御質疑している中で、大臣から、短期国債というふうなものと国債整理基金のあり方という二つの課題をこれから勉強していかなきゃならないと。どうももうその時点で今のこういう新しい制度に対する構想が、勘ぐってみると、大蔵省でできつつあったんじゃないか。それで大臣は非常に含蓄の……
○丸谷金保君 きょうは、テーマを物言わぬ強迫、こういうところに焦点を当てて御質問いたしますんで、その点ひとつ十分御留意いただきたいと思います。
まず最初に、税の問題なんですが、この共済の共済金を受け取った場合に、これが全部所得に算入されます。家畜の場合には算入されないで農業共済の場合には算入される。それは一体どういうわけなんでしょうか。
【次の発言】 共済掛金を決めるときの掛金の算定について、家畜の場合、水稲の場合、それから小豆の場合と三つに分けて、共済掛金の算定の方法というものを御説明いただきたい。
【次の発言】 私の御質問申し上げているのは、家畜と言ったんで悪かったので、肉牛としましょう……
○丸谷金保君 最初に辻さんにお願いいたします。 ちょっと最初気になったのは、今回の税の値上げはやむを得ないとおっしゃっていますね。そうすると、日本酒の業界としてはこれは仕方がないということで肯定をしているわけですね。これが一つ。 それから中小零細企業が九九・六%、私の間違いかもしれませんが。そうすると大企業と言われるようなものはほとんどないと。この仕分けをどこでしているか、大企業と言われるものと中小零細企業というものとの区別を。 それから百五十八万キロリットルと落ち込んでおります。これはよくわかるんですが、落ち込みの原因、これがどうもいま一つ業界としての内部的な反省というか詰め、こういう……
○丸谷金保君 今、竹田委員の質問を聞いていて、極めて初歩的なことで、こういうのはどうなるかなと感じましたので、お答えいただければと思うんですが、給与所得であればいいわけですね。 そうすると、給与所得は、だんなさんが奥さんに給料出してもいいわけでしょう。そうすると、内職の事業をだんなさんが受けてきて奥さんにやらして、だんなさんがその分の給料を払ったら給与所得控除ができないかなという、今のお話を聞いていてそういうことができないだろうかと、この点が一問。 それからもう一つ、この機会に、実はこれからの論議をする場合に、これはどうなのかなと思っているんですが、所得税法等というのがありますね。でも、こ……
○丸谷金保君 委員長さんに。きのう理事会預かりになった件についてまず御報告いただかないと先へ進めないのですが……。
【次の発言】 実は、資料の収集の問題についてお伺いいたしたいんですが、
実は昨日から私の方で、税務訴訟係属中に減額更正処分の通知を受けた件数を、実は再三にわたって、ないかということで要求したんですが、同じような資料が二回出てきた。この二回とも私の質問に全然答えてない。それで三回目に、じゃ言葉ではだめだから文書で照会するということで、訴訟を取り扱った案件のうちの取り下げの件数ですね、判決した件数は出てきていましたから、この中で訴訟係属中に減額修正、更正決定になった件数はどれだけある……
○丸谷金保君 大蔵大臣にお尋ねをいたします。 昨日、所得税法等の提案の問題について委員長見解は書面で承知いたしました。しかし、この問題はあなたが提案者なんです。したがって、提案者としての心構えの問題についてまずお伺いいたしたいと思います。 一括提案というふうなことが時にはあり得るし、違法でもないと思います。実は私ごとになりますが、町長時代私もそういうような形で一括提案したような条例を出した経験もございます。だから、あながちすべてをいけないと言うつもりもありませんが、ただ状況から言いますと、田舎の町の町長でございましたが、それは圧倒的多数の保守党の野党議員を相手にして理事者としてほかに方法が……
○丸谷金保君 まず最初に、二十三日に本会議場で御質問申し上げたことを中心に論議を深めさせていただきたいと思っております。 今も再三御質疑がありましたけれども、もう一遍、日本とサミット各国との酒税の比率についてお伺いいたします。 というのは、記録を読んでみますと、大臣は、「少なくともサミット先進国における酒税は日本が高い」と、こうおっしゃっておるんです、ここで。ところが、すぐその後に、しかしビールは我が国は高いけれど、何はどっちが高いと、こういうふうなことで、薄めた論議を進めておられる。ですから、明らかにしておかなければならぬのは、私が御質問申し上げておるのは、国税収入の中における酒税の割合……
○丸谷金保君 農水省来ておりますか。――実はこの間自動火災報知機の問題を御質問申し上げましたんですが、その後これについては措置をしていただいていると思いますんで御報告願いたいと思います。
【次の発言】 二月の二十三日、本委員会で質問したのに対して、三月の五日にそれぞれ都道府県に連絡を出した。極めて対応が早いんで、実は私は、こういう問題も大蔵委員会でやるとすぐに反応があるんだなということで、農水省が素早く対応してくれたことに大変評価をすると同時に、あわせて本委員会というものは大したものだなということを痛感いたしました。なかなかこう早くはちょっと普通じゃいかないんです。
このときの質問の今度は記……
○丸谷金保君 この法案の中で一番問題となるのは、現在のコンピューターのシステムに連動させて効率化を図っていくというところにあるんじゃないかというふうに思うんです。そこが目玉のような気がするんですが、それで、この前大蔵から いただいたあれによりますと、ちょっとどうもよく中がわからないことが多いんです。 海外の保管振替システムの中で、西ドイツが百二年、フランスが四十二年と。アメリカの十六年というのはある程度そういうコンピューターシステムを入れてからの話かと思うんですが、その前に、今御提案になっているような膨大な株を預託するような制度が百年前に行われているはずがないような気もするので、ちょっとここ……
○丸谷金保君 最初に証券局の方に、先日の質問のできなかった点について二点。
まず第一点は、非常に高度技術化していく保管業務の中で、磁気ディスクパックだとか、磁気テープというふうなものに記憶させることで、株券等にかわって効力を持たせるというためには、別の法体系が必要で、私はこの制度はあくまで現物の預託というものを前提にしていると解するんですが、それでよろしゅうございますか。
【次の発言】 それで次に、金融機関とは担保取引を中心にした本制度の運用について話をどのよ
うに詰めているんですか。
【次の発言】 それじゃ証券局よろしゅうございますから。
特許庁長官にお伺いいたします。
再三の答弁の中……
○丸谷金保君 大蔵大臣、しばしばこれは政策転換だという御答弁をなさっているわけでございますが、私もまさに政策転換だと思います。しかし、その政策転換というのは、戦前戦後を通じてこれほど大きな政策転換というのは戦時国債を出したとき以来でないか。財政法にこれだけ風穴をあける政策転換が戦後行われたというふうには思わないんですが、戦前にはありましたね。そういう認識のもとに大臣は政策転換と言っておられるんでしょうか。
【次の発言】 戦時国債を出したとき以上とは言わないんです。戦時国債を出したとき以来のというふうに私は申し上げたはずなんです。これは意味が違うんで、上手にすりかえて御答弁なさっていますんで、も……
○丸谷金保君 最初に大蔵大臣にお伺いいたします。 けさの新聞でも、シーリングの問題が華やかに論議され始めたような模様でございます。特例債の問題をどうするかというふうなことで、まだこの委員会の決着のつかないうちに政府・与党の中からそういう論議が公然と行われるということについては、私は本委員会というものに対する考え方を非常に疑わざるを得ないんです。さすがに大蔵大臣は、とても今ゼロシーリングを変更するような状態でないということを言っておりますけれども、そういう認識が政府・与党の間にきちっと整理されていないんじゃないか。もっともうちの委員長などもにぎやかに言っておりますけれども、私は必ずしもあの委員……
○丸谷金保君 最初に、経済企画庁と専売と自治省の給与課長さん、きょうはそこまでちょっと入れそうもございませんので、お引き取りいただいて結構だと思います。 この間質問で要求しておりました資料が出てまいりましたので、大変細かいことから入らしていただくんですが、借換懇の関係をもう少し明らかにしていかないと先に論議が進みませんのでお答えを願いたいと思うんです。 昨日ちょうだいしました資料によりまして、借換懇の委員の費用弁償その他については、謝金及び委員等の旅費、それから会議費というふうな予算費目からそれぞれ出ているということでございます。それで、委員等の旅費ということになりますと、これは当然政府の……
○丸谷金保君 二点について前囿参考人にお伺いいたします。 一点は、先ほどお話のありました最後に、法律附則二条の問題に言及して、自立化するという時期に来たら、事業関係者その他の意見を十分聞いてくれと、こういう御要望がございましたね。業界では本当に自立化できるというふうなめどを持っておられるわけですか。もちろんめどを持っているから、そのときにはおれたちも中へ入れてくれと言ったと思いますけれども、そのことを一つお聞きします。 それからもう一つ、本法の十八条で、十七条の特殊用塩の問題をただし書にあるのと同じように、輸入についてもただし書で特殊用塩に準ずる塩として省令で定めたものは輸入することができ……
○丸谷金保君 まず、大蔵省に、これはどこかわかりませんが、法案と別に、緊急な問題なのでお尋ねいたします。 現在、文部省関係でオリエンタルマシン社から購入した機器についての贈収賭事件というのが起こっております。国立学校のほかに、現在までの状況によりますと、大蔵省、中央官庁でもこの会社から各種の機器を購入しているというふうに聞いております。これは内閣委員会の方でやっておるんですけれど、大蔵省が購入しておれば購入の方法、価格等についてもしかるべくきちんとやっているだろう、そうするとはっきり差が出てくるから、ひとつぜひこのことをお聞きしておいてほしいと、こういう依頼がございましたのでお伺いするんです……
○丸谷金保君 最初に提案者にお尋ねいたします。 こういう非常に難しい法案なんですし、中身としては、BTXというのは非常にわかりにくい、非常に勉強しなけりゃなかなか質問もよくできないような大変専門的な難しい内容を持った、税法そのものの問題よりも中身が大変難しいこういう法律を、会期の押し詰まった時期に一気かせいに衆議院から参議院へ送り込んでこられたわけなんですが。こんな短い時間で十分に審議するというか、そういう余裕が持てるというふうにお考えになって参議院の方に送られたのだと思いますけれども、どうもその点、参議院側にすれば少し時間がなさ過ぎるという気がするんです。慎重審議をするという時間的な余裕も……
○丸谷金保君 監理委員会の意見を読んでみて感じたことは、特に答申で赤字の責任ということが依然として明確になっていない。例えば斜線一つとってみましても、過密ダイヤを非常に、世界一と言われるような定刻運転をしている。それぞれの地域で非常に優秀な職員を採用している。これらの能力が全く使われないままここへ来てしまった責任が、もっとえぐれば生臭いどろどろした問題がたくさんあるのにあえてそういうことを避けて過去は問わない式の形で来ているということは、やはりそこのところをはっきりえぐっておかなきゃこれからも、さしあたって特殊会社になるんですから、非常に問題が出てくるのでないかと思うんです。それから、国民の負……
○丸谷金保君 今、質疑を聞いておりまして非常に感じることなんですけれども、いろいろやっておられるという説明を受けたんですが、このようによくなったという結果の説明は余りないんです。しかし、ただ一つ、要するに排気量の制限をするようになって非常に効果が上がって低減率が一六から五八ぐらいまでずっとよくなった、片山委員に対する質疑の中ではこれだけがよくなったというようなお答えがあった。あとは、一生懸命努力します、なかなか思うようにいかない、先の見通しについてはちょっと立たない、こういうようなのが多い中で。ただ、大変よくなったと言うんですが、実際には大気汚染がちっとも減らない。しかも、その大きな原因が車の……
○丸谷金保君 環境庁に公害対策の問題で伺いますが、公害対策基本法というのがございますが、大体各種の公害対策というのはこの基本法によって対策を立てていくということになるわけですか。
【次の発言】 きょうはこの中の騒音に対する問題を取り上げていきたいと思っておるんですが、その前に、一昨日御質問申し上げた大気汚染の関係の中でもうちょっと補足してお聞きしておきたいこともございます。と申しますのは、東京都が大体〇・〇七ppmということで非常に大気が汚染されているということを申し上げました。しかし、さらにそれをもう少し深く分析してみますと、全体としては千代田区が一番多いんですが、板橋の大和陸橋付近というふ……
○丸谷金保君 最初に、予算に関連したことで御質問申し上げたいんですが、昨年、私は農薬の基準がないものがたくさんあるということで、マラソンとかスミチオン、これはどうなっているんだと厚生省の食品保健課に質問したんです。これに対して、基準がないから取り締まりができない。そしてその理由として、確かに基準がないのは、私はそれはおかしいと言いましたら、こう言っているんです。確かに基準がないのはおかしいんですが、全部の農薬についての基準があるのが理想であって、これはだれの疑いようもない正論なんです。ただ、それをやるには物すごい作業、業務量が要ります。正直言って、こんなことを言うと後で怒られるかもしれないけど……
○丸谷金保君 三月の二十七日に御質問いたしました十勝川河口付近における赤潮対策の問題について、再度御質問しておきたいと思います。 実は後から記録を読んでみまして、水質保全局長さんの方は、五十年代の初めからここで赤潮が発生しているというふうなことは知っていたけれども、具体的な十勝沖の問題に限っていえば、これは水産庁の方で原因究明まで含めていろいろ御研究いただいているように考えていると、こういう答弁があったわけです。ところが水産庁の方では、北海道庁から六十年度から新たに調査研究をしてくれという要望が出ておりまして、私どもとしても積極的にこれに取り組んでまいりたいと考えていると。環境庁の方の御答弁……
○丸谷金保君 木原先生に御質問申し上げますが、このナショナル・トラスト運動というのは、国なりあるいは地方自治体の施策が宗全に行われて諸般の保護ができればいいのですが、なかなかそれが財政事情その他でできない、あるいはまた考え方の上でやらない、こういうところから起こったいわば国の施策の不備に対するアンチテーゼだ、こういうその始まりが一つあったのでないかと思うわけなんです。そこにただいま先生の言われた自発性というふうな住民運動、国民運動というふうなものにつながってきたと思うのですが、特にこの中で、先生は提言を含めた御意見を述べられておりますし、このことはほかの方々の中でも言われているのですが、いわゆ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る七月十七日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として日本たばこ産業株式会社代表取締役社長長岡實君及び日本電信電話株式会社代表取締役社長真藤恒君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○丸谷金保君 マル優の問題について少しくお尋ねを申し上げたい。
あれはたしか御提案なさったときの大蔵大臣も竹下さんであったと思います。あの当時の記録をずっと読んでみますと、私たちがいろいろ懸念して、例えば背番号制につながるのではないかとか、いろんな懸念をいたしましたが、いやそういうことは絶対ないんだ、必ずやるんだということで、それから今、幕引きのときにもまた大蔵大臣、同じ大蔵大臣が提案と幕引きと両方やるということは大変おつらいだろうと思うんです。マル優問題に対するただいまの御心境をまずひとつお伺いしたいと思います。
【次の発言】 非常に責任を感じておられるようなので。
五十六年当時の経緯か……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る九月五日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、前回に引き続き全般的質疑第二回を行います。
これより藤波官房長官に対し質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 総理がおられませんので、やむなく質問の通告したのを変更いたしまして、今までに質問したような問題を中心に、それのその後の推移等はっきりさせなきゃならぬことについて御質問いたします。時間の都合……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、内閣、総理附本府、行政管理庁、沖縄開発庁及び沖縄振興開発金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
【次の発言】 それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○丸谷金保君 まず最初に防衛庁長官、鹿追演習場というのが北海道にございます。ここの用地問題が二十年来問題が指摘されて解決しておらないということは御存じですか。
【次の発言】 こういう問題が、問題が起きてから二十年間ほとんど何らの行動も起こさないまま放置されてきたというふうなことについて、歴代長官御存じでありながら投げてきたのかどうかわかりませんが、私は大変遺憾なことだと思うんです。といいますのは、ここは士幌と鹿追という両町にまたがる地域で、両町の境界がはっきりしていないというふうなこともあって、現在まだ未解決になっておるということでございますが、私は現地に入って調査いたしましたところ、現実に士……
○丸谷金保君 最初に会計検査院長にお伺いいたします。 私は昨年二日、総理の施政方針演説に対する代表質問で、日進月歩で進む先端技術を検査するために高度の知識が必要であることと、このため会計検査院に民間技術者を委嘱するというように、専門の分野の検査を行うモニターを採用する、こういうことができないかという提言を行いました。これに対しては、残念ながら当時、総理、大蔵大臣等から確たる答弁をなされておりませんので、この際院長に再度質冊を申し上げます。 高度の知識を要する先端技術の検査体制はどのようになっているのか。特にこの一両年多数の退職者が出ると予想されておりますので、新規採用にそうした新しい技術開……
○丸谷金保君 北方領土の関係について御質問いたしますが、一昨年隣接地域の振興法ができまして、北方四島に対する本籍地の申請ができるようになりました。これがどの程度行われているか。
【次の発言】 これは受け付けをした各それぞれの町村の内容はわかりますか。
【次の発言】 もう一回、転籍の色丹村から。
【次の発言】 この受け付けた方の市町村の内訳はわかりませんか。
【次の発言】 たしか振興法の制定の時点では、窓口として根室支庁管内の一市四町がその窓口になるということで、いろいろそういう面も含めて振興基金というふうなものを国も支出して特別な措置を一市四町にすることになったはずなんです。ですから各町村で受……
○丸谷金保君 最初に、経済企画庁長官にお尋ねします。 本来、これは国民生活センターの理事長に質疑してから、それを聞いていただいた上で御答弁いただこうと思ったのですが、何かお急ぎのようなので最初に申し上げます。 「たしかな目」という国民生活センターの発行している広報誌、その中に不健康過ぎる健康食品というのが二十六号に出ております。写真が出ておるのです。ところが、実際に調査したのもあるし、テストしていないものまでこの写真の中に入っているのです。このことで非常に実際に検査もされない、まじめにやっている商品もこの中に入っておりますので、いろいろな面で混乱を生じております。こういう点についてはひとつ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日の本会議におきまして、本委員会の委員長に選任されました丸谷金保でございます。 決算委員会は、国会が議決した予算及び関係法律が適正かつ効率的に執行されたかを初め決算全般について審査し、あわせて政策の実績批判を行うものでありまして、本委員会の使命はますます緊要なものとなっていると存じます。 つきましては、本委員会の運営に皆様の積極的な御協力と御鞭撻、御指導を賜りまして、厳正公平な委員会運営を行い、この重責を果たしたいと念願しておる次第であります。 よろしくお願いを申し上げます。(……
○丸谷金保君 私は、昨日も農水の委員会で種苗法と特許法との関連について質問しておりましたが、今回、文化庁の方から出されている著作権法の改正、それから通産省の方で出しているプログラム権法がおりていった経緯、これらを見ておりますと、ちょうど植物問題の種苗法と特許法の関係に非常によく似た面があるんじゃないかという感を強くいたしましたので、そういう点、明らかにしていただきたいと思うんです。 それで、最初に大臣に、米国の特使が参りまして貿易摩擦についての圧力が強くかかってまいりました。半導体の問題、それから著作権法との関連の問題については、もう既にそれぞれ法案ができて、分野調整もやった形でできておると……
○丸谷金保君 最初に大臣にお伺いいたすのですが、ことしの酒税の見込み違い、これはそれぞれ予算委員会その他でも多分御指摘を受けて答弁なされておるのだろうと思うんです。思いますけれども、私はどうしてもこれをもう一度言わなきゃならぬというのがあるんです。 昨年、値ごろ感やそういうものを崩した酒税の改定をするとその面の消費は落ち込みますよと申し上げているんです。いやそんなことはございません、かくかくしかじかとこうずっと並べていますよね。そういうことで、絶対これは上がるんだというふうなことだったが、結果はやっぱり私たちが指摘したようなことになったんです。特にビールとウイスキーの落ち込みはひどいですね。……
○丸谷金保君 関連。 今の質問に関連いたしましてお伺いいたしたいと思います。 銀行は倒産しないという神話、そして一方では、ただいま銀行局長から御答弁のありましたような預金者保護、そして金融自由化に対応する銀行の自主的な経営のあり方、いずれもおっしゃることはそのとおりなんでございますが、しかし中には、いろいろそれに相反するような問題が起きてきていることもまた事実でございます。 実は先日、他の委員会ですが、我が党の久保委員の質問に対して銀行局長は、平和相互銀行、「預金者保護を阻害するほどの経営内容ではないというふうに存じて」おりますと、こう答弁しておるわけです。しかし、よく読みますと、どうも……
○丸谷金保君 大臣の所信表明に対してお伺いをいたしたいと思います。 実は先般、所信表明の流れをと思いまして、昭和四十年、四十五年、五十年、五十五年、それから五十六年からは毎年の分をずっと読んでみたのです。余り変わってないのです、この毎年の大臣の所信表明が、大臣はかわるけれども、中身は余り変わっていない。まさかお一人の人が全部原案つくるわけじゃないのだろうけれども、消防、警察という並べ方までほとんど一つの型があってそのとおりなんです。これじゃ、所信表明というのは昔のを読んでおればいいのかと思ったんです。ところが、さすがに古屋大臣になってぴかっと違うところが出てきたんです。さすがベテランの大臣に……
○丸谷金保君 私は、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案につきまして、政府原案に反対、日本社会党提出の修正案に賛成の討論を行います。 既に当委員会におきましては、地方自治確立のための財源、とりわけ自主税源の確保、そして、高まりつつある勤労国民の租税負担の是正のためにも不公平税制を是正する、この二つの点で政府与野党が一致しておる基本的な統一認識、これが確立されておることを強調したいと思います。 しかし私は、今回政府提案の地方税改正案を見る限り、残念ながらこうした認識が政府案で何ら具体的に示されていないということを指摘しなければなりません。 第一に、この改正案においては、……
○丸谷金保君 地方交付税法の性格については今までの衆参の記録を読みますともう言い尽くされておる感じがいたしますので、いきなり本題に入っていきたいと思います。
いわゆる先日も問題になりました行革大綱なんですが、行革大綱をやらないと交付税でペナルティーをかけるというようなことはございますか。
【次の発言】 そうすると、行革大綱というのはあくまで行政指導であって、これをやらない自治体が出たからといって特別なペナルティーは考えていないというふうに理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、私は行政指導なり通達というふうなものの性格というものを考えまして、志苫委員の御指摘に対して先日……
○丸谷金保君 法案に入ります前に緊急な問題について、まず最初に自治大臣に御質問申し上げます。
一昨日、大臣は、指紋押捺問題について地方で混乱が起きぬよう自治、法務両省の事務当局で対応を協議したい、こういうふうに述べておりますが、これは緊急を要する問題なので直ちに対応に入ったかと思うのですが、その後の対応のあり方について御報告願いたいと思います。
【次の発言】 対応を協議するということは、一方的に伝えるだけでなくて、窓口業務その他で混乱が起きないように相談をしてもらわなきゃならないのですけれども、今のお話ですと法務大臣に伝えておいたというだけで、対応の相談というところまではまだ入っていないわけ……
○丸谷金保君 官房長官がおくれるといいますので、質問通告の順序を変えて帯広空港問題に、最後というふうに言っておったんですが、入りたいと思います。 先般、決算委員会でも質問したのでありますが、その当時、外務大臣は、条約上は断れないけれど、前提として地元との円満な話し合いが行われることを期待すると、こういう答弁をしております。その後に帯広の市長から米軍に対しまして、地元との話し合いがいろいろあるんで乗り入れを待っていただきたいというふうに連絡をしたそうでございますが、新聞等の報道によりますと、安保条約では事前予告だけで乗り入れ可能だから、当面、冒頭申し出た十四日以降乗り入れするのかどうかというこ……
○丸谷金保君 大臣、私は池田町長時代に、約二十年間寒地ブドウの品種改良を町職員とともに努力し、私自身はもちろんのこと、職員も何人かヨーロッパ各地に留学させまして品種改良の勉強をしてまいりました。大臣、よく聞いていてください、特に大臣にまずお聞き願いたいので。 町の研究所でつくり上げた花粉交配等による新しい改良品種の試み、それは約十万本を超えております。このように苦労をしましても、実際に実用化できたのはワイン原料としてF1が幾つかあるという程度で、特許や種苗法によるところの品種登録等に申請できるような成果は上げることができませんでした。私が町長を去って八年、最近ようやく品種登録可能な育成ができ……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十一日、三治重信吾及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君及び上田耕一郎君が選任されました。
【次の発言】 国政調査に関する件についてお諮りいたします。
本委員会は、今期国会におきましても、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査並びに国家財政の経理及び国有……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会保を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、上田耕一郎言及び関嘉彦君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君及び三治重信君が選任されました。
また本日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、法務省及び裁判所の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにい……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十一月十二日、下村泰君が委員を辞任され、その補欠として喜屋武眞榮君が選任されました。
また、昨二十六日、斎藤栄三郎君が委員を辞任され、その補欠として岩動道行君が選任されました。
【次の発言】 この際、会計検査院長大久保孟君及び検査官中村清君からそれぞれ発言を求められておりますので、これを許します。
会計検査院長大久保孟君。
【次の発言】 次に、検査官中村清君。
【次の発言】 国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査を議題とし、派遣委員の報告を聴取いたします。
まず、第……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十八日、岩動道行君が委員を辞任され、その補欠として斎藤栄三郎君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、労働省の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月三日、喜屋武眞榮君が委員を辞任され、その補欠として青島幸男君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、郵政省及び日本電信電話公社の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○丸谷金保君 最初に大蔵省主計局。 実は、帯広市の職員組合からどうしてもこれだけはちゃんとしてくれ、というのは、大体十五万都市のここの帯広市の例で、行革特例に基づく例の四分の一カット、これが消防と組合と両方合わせると約一億円あるというんですよ。これは全国のトータルでもって一兆円あるんですから当然のことですが、何とか返してもらうように頑張ってくれと、こう言われているんですよ。 大蔵大臣の衆議院での答弁を見ますと、これは十二月末の予算編成の過程で結論を出したいと答弁しているんです。その答弁を聞いていると、これは望みなきにしもあらずというような気がするんです。絶対だめだと言っていないんですから。……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月十二日、青島幸男君が委員を辞任され、その補欠として下村泰君が選任されました。
また昨二十三日、目黒今朝次郎君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君が選任されました。
また本日、佐藤昭夫君及び下村泰君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君及び青木茂君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る十二月二十四日、井上計君が委員を辞任され、その補欠として関嘉彦君が選任されました。
また、去る一月十四日、青木茂君が委員を辞任され、その補欠として木本平八郎君が選任されました。
また、去る一月十七日、林道君及び松尾官平君が委員を辞任され、その補欠として堀江正夫君及び河本嘉久蔵君が選任されました。一また、昨二十一日、橋本敦君及び安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として佐藤昭夫君及び神谷信之助君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
昨二十二日、佐藤昭夫君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、文部省及び科学技術庁の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。山議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る一月二十四日、佐藤昭夫君及び神谷信之助君が委員を辞任され、その補欠として橋本敦君及び安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、自治省、警察庁及び公営企業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月五日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として市川正一君が選任されました。
【次の発言】 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に倉田寛之君及び服部信吾君を指名いたします。
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月七日、市川正一君が委員を辞任され、その補欠として安武洋子君が選任されました。
また、四月十一日、八百板正君が委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君が選任されました。
また、四月十二日、安武洋子君が委員を辞任され、その補欠として下田京子君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、農林水産省及び農林漁業金融公庫の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る四月十四日、佐藤三吾君及び下田京子君が委員を辞任され、その補欠として八百板正君及び安武洋子君が選任されました。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
昭和五十八年度決算外二件の審査のため、本日の委員会に参考人として社団法人全国軽自動車協会連合会専務理事細谷開造君の出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、運……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月六日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件を議題といたします。
本日は、皇室費、国会、会計検査院、大蔵省、日本専売公社、国民金融公庫、日本開発銀行及び日本輸出入銀行の決算について審査を行います。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
議事の都合により、これらの決算の概要説明及び決算検査の概要説明は、いずれもこれを省略して、本日の会議録の末尾に掲載することにいたしたいと存じますが、御異議ござい……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る五月十日、後藤正夫君及び福田宏一君が委員を辞任され、その補欠として添田増太郎君及び吉村輿小郡が選任されました。
【次の発言】 昭和五十八年度決算外二件並びに昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十八年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)、昭和五十八年度特別会計予算総則第十一条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その1)、昭和五十八年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)、昭和……
○委員長(丸谷金保君) ただいまから決算委員会を開会いたします。 まず、委員の異動について御報告いたします。 去る五月十二日、添田増太郎君及び吉村真事君が委員を辞任され、その補欠として後藤正夫君及び福田宏一君が選任されました。 また、去る五月十三日、伊江朝雄君、宮島滉君及び稲村稔夫君が委員を辞任され、その補欠として夏目忠雄君、平井卓忠君及び本岡昭次君が選任されました。 また、昨十五日、田代富士男君が委員を辞任され、その補欠として太田淳夫君が選任されました。 また、本日、本岡昭次君及び八百板正君が委員を辞任され、その補欠として佐藤三吾君及び中村哲君が選任されました。
○丸谷金保君 最初に酒類の表示の問題について若干お伺いいたしますが、昨年のワインの不凍液混入問題に端を発して、酒類の表示というふうなことがいろいろ問題になり、昨年の暮れには日本ワイナリー協会は自主規制というふうなことで一応の表示を行いました。それから、しょうちゅう業界その他もそれぞれ表示についてはもっとはっきりすべきだという方向に進んでいるということは、不幸中の幸いというか、業界がそれぞれ努力していると思うんですが、しかし、先般の自主規制を見ましても、マスコミ等の評判極めて悪いんです。大甘の自主規制だということで、この程度じゃしようがないじゃないかと。 それで、私たちも正しいワインの表示を求……
○丸谷金保君 まず最初に、今回、東伊豆町熱川温泉において被災された方々の御冥福を祈り、また、御遺族の悲しみに対して深く哀悼の意をささげながら、この問題について御質問をいたしたいと思います。 まず、被害関係についての問題でございますが、各新聞を見ますと、大体窒息後の焼死というふうに、死亡原因は直接には焼死というふうな発表が多いのであります。警察の方の調査によりますと、仮死状態で焼死した、こういうふうな検視の結果も出ております。しかし、青酸ガス等の場合に焼死の前に死亡するといういろんな実例等は今まで警察庁あるいは消防庁の方でも把握しておると思うんですが、今回特に全員が焼死と認定されたのはどういう……
○丸谷金保君 最初に、警察庁にちょっと聞きますが、きのうから騒然とした事件が起きております。新聞でおおよそのことは私どもも承知しておりますけれども、この問題についての警察庁の方で持っておる情報並びに今後の対策というものについて御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 大臣、これは直接に今法案審議と関係ないですが、緊急の問題ですし、大臣の所管事項の中で極めて重大なことでもあるのであえて御質問申し上げておるのです。この種の問題で犯人逮捕ができませんと、巷間伝わるところでは、警備強化をねらったやらせでないかというふうな風評ももう出かかっているんですよ。いいですか。我々が思いも寄らないことが都民……
○丸谷金保君 地方交付税の中で警察関係の費用というのを大体措置しておると思うんですが、それは大体どういう費目について基準財政需要額の中で見ておるんですか。
【次の発言】 その活動費というのは、もちろん旅費その他も含むわけですね。
【次の発言】 今回のサミットを中心にして一連の東京都内の警備に全国都道府県では三十五府県から応援が来ておると聞いておりますが、間違いございませんか。
【次の発言】 全国というのは全国各都道府県というふうに理解してよろしいですか。
【次の発言】 ちょっと、質問をよく聞いておいてくださいね。私は三十五と聞いていたけれども、三十五かどうかと思ったから、確認の意味で御質問した……
○丸谷金保君 水田の利用再編対策に関する問題についてまずお伺いいたしたいと思いますが、従来の休耕転作田等の配分というのは北海道などは非常に多いんです。大体北海道の水田面積の四四・二%ということになっております。北海道の米はまずいまずいというふうな一時キャンペーンが意識的にか行われました。古々米、古古古米にして一番底にとっておいて、何年もたった北海道の米を出してまずいまずいと。しかし最近はそういうことはなくなって、むしろ新しい米であれば北海道米に対する需要も本州方面の各地でも出てきているというような状態に変わってきたと思います。ところが、どうもこういう割合というのは少し不合理でないかというふうに……
○丸谷金保君 どうも今の局長さんの答弁を聞いていましても、私たちが肌で感じている、大変な時代に入っているということに対する認識が非常に足りないんじゃないかという気がするんです。 種苗法の問題を私はもう何回も取り上げてきているんですが、今回も、御丁寧に答弁してもらっていると、とてもじゃないが、一日では済まないような大きな問題を持っておると思うんです。しかし、大臣も今北海道のためにソ連に行ってくださっているんですから、そういうこともありますので、法案の成立には御協力しなきゃならぬと思うんです。しかし問題点がないということでなく、たくさんあるんだということで、きょうは、そういうことを列挙するような……
○丸谷金保君 私は長いこと町長をやっていたものですから、理事者の御苦労もよくわかるんです。わかりますので、こういうときになるとつい仏心が出て、かわって、やってもいいなという気になって急いでここへ立ったわけなんです。 それで、実は長いこと町長をやっている間、町立の病院がありまして、私は事業的にはいろいろうまくやってきたんですが、町立の病院だけはどうしても赤字が続くんです。人口一万くらいの町で、毎年一億以上一般会計から繰り出ししなきゃならぬ。大変なんです。ところが、今度東京へ来ていろいろ話を聞きますと、随分病院というのはどこももうかっているようです。ひとつ厚生大臣でもあるいは担当の方でもいいです……
○丸谷金保君 私も実は今の問題、制度審の答申が四月の十日に出ているというふうなことを踏まえればとてもじゃないけれども法案が直ちに出せるような状態ではないという問題をやろうと思ったんですが、これは今穐山議員がその話をいたしましたので、私もこの問題は留保しておきます。 それで、五十七年、五十八年の国民年金歳出歳入予算及び決算及び厚生年金、船員年金の予算と決算の資料をいただいたのですが、大体国民年金だけ見ても五十七年、五十八年、約一割近い二千億前後の予算と決算に誤差があるのです。これは大蔵大臣もしばしば一%くらいの誤差はやむを得ないと言っているのですが大体一割近いのです。五十七年の決算が二兆三千億……
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