このページでは宮沢弘参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。
○宮澤弘君 まずODA、政府開発援助のあり方につきまして服部参考人に伺いたいと思います。
承りますと、服部参考人はアフリカの第一線で御苦労になっておられますし、またワシントンで大所高所から物を見ておいでになってきておられるようでございます。そこで、我が国のODA、政府開発援助のあり方につきまして、特にほかの国との比較におきましていろいろ問題点があろうと思うのでございますけれども、率直にひとつ御批判をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 もう一つ服部参考人に伺いますが、これは簡単でよろしゅうございますが、先ほどのお話の中で、日本は援助の理論なり哲学を正すべきではないかと、こういうことを言……
○宮澤弘君 国際協力に関しまして、ODAを中心にした経済協力の問題と文化交流の問題、二つについて意見を申し述べます。 まず、ODAを中心にした経済協力について数点申し上げます。第一の点は、ODAの量的拡大の問題でございます。我が国のODAの絶対額は、昨年、アメリカ、フランスに次いで第三位になりましたけれども、対GNP比は〇・三三%で国際目標の〇・七%、DACの平均の〇・三六%にも及びません。私、昨年、北欧四国へ行ってまいりましたんですが、各国とも財政は大変窮迫をいたしておりましたけれども、ノルウェー、スウェーデン両国はGNP比一%を達成いたしておりましたし、デンマークも〇・七%と、国際目標を……
○宮澤弘君 五十九年度の外務省所管の予算の質疑に入ります前に、当面の問題二、三について承りたいと思います。
まず第一番目は、日米農産物交渉でございますが、けさのニュースによりますと、予定を延長して交渉をしている、こういうことでありますけれども、今までの交渉の経過を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 大臣、一月ですか、アメリカヘ行かれたときにこの問題でいろいろ接触をされて、アメリカの方も大分柔軟になっているという感触を得られて、明るい見通しを持てるんじゃないかというような見解を御発表になっておられますけれども、今の段階ではそういう感触といいますか、見解、さらに強くお持ちでございますか……
○宮澤弘君 まず、核軍縮の問題について伺いたいと思います。
本題に入ります前に、総理、アメリカで核戦争を扱いました「ザ・デー・アフター」という映画がつくられました。日本でもことしの一月に封切られたわけでございますが、総理、それをごらんになりましたか。
【次の発言】 ぜひひとつ映画を見ていただきたいと思います。
これは、私どもの友人の広島の被爆者あたりが言いますと、とてもあんなものじゃない、生易しいものじゃないと申しますけれども、核戦争の悲惨さをリアルに描いております。ぜひひとつ機会があればごらんをいただきたいと思います。
核軍縮につきましては、総理もこれは我が国の最大の問題であるとしばし……
○宮澤弘君 先ほど大臣の予算の御説明がありました。
定員の問題ですが、この行政改革の時代に八十八人純増を確保された御努力、敬意を表したいと思いますが、それにいたしましても、かねて外務省の考えておられる五千人計画ですか、配置されるのとは、はなはだ遠いということで、今後、この目標達成にどういうふうな努力をし、どういうふうに計画的に実施をしていかれますか。
【次の発言】 私どももこれはお手伝いをさしていただきますので、ひとつ今後も大いに努力をお願いいたしたいと思います。
そこで、定員とも多少関連をいたしますが、昨年でしたか、かねて懸案の旅費法が改正になりまして、日当、宿泊料ですか、四〇%ぐらいア……
○宮澤弘君 新聞報道によりますと、アメリカの上院の財政委員会で先般のダンフォース決議ですね、これを法律案として可決した、こういうことのようでありますけれども、これが法律として成立する見通しというか、可能性及びこれに対する対策について政府はどうお考えでしょうか。
【次の発言】 日本市場で公正な競争が行われますように我が国も市場開放を十二分に行う、今政府が努力をしておられる、これはもう徹底をしていただかなければいけないと思いますが、同時にやはり自由貿易の大原則というものは高く掲げて、言うべきことは言うという立場も堅持をしていただきたいと思います。
次に、イラン・イラク戦争関係について伺いたいと思……
○宮澤弘君 国の補助金等は一般会計の中で三〇%ぐらいを占めております。十四、五兆でございましょうか。そして、そのうちの約八割が地方自治体向けであるということになりますと、国の地方自治体に対する補助金制度というものがどうなるか、どうあるべきかということは国にとりましても地方にとりましても大変重要な問題だと思います。 そこで、まず館参考人にお伺いをいたしたいと思います。地方自治体に対する国の補助金制度の利害得失と申しますか、あるいは功罪と申しますか、こういう点はメリットがある、こういう点はデメリットがあるということを総論的に御見解を承りたいと思います。
○宮澤弘君 最初に、戦略防衛構想、SDIについて伺います。
これにつきましては、昨日、ワインバーガー国防長官の書簡が安倍大臣のところに届きまして、安倍大臣は、昨日の衆議院の内閣委員会でございますか、見解を表明されております。
そこで総理大臣に伺いたいのでございますが、この書簡に対して今後どういうふうに対処していかれるか伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま慎重に検討ということをおっしゃいましたが、総理も前におっしゃっておいでになりましたけれども、我が国は平和憲法を持っておりますし、また非核三原則を国是としております。またSDIにつきましては、アメリカ国内でも防御兵器としての完全性につ……
○理事(宮澤弘君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時三十三分休憩
○宮澤弘君 まず、名東先生にお伺いをいたしたいと思います。
お話の中にもございましたが、財政再建について大蔵省が試算を発表しておりますですね。赤字国債を借りかえるという前提で一般歳出を五%、三%、〇%伸ばすと、こういう試算を発表いたしておりますが、〇%の場合でも六十年度で二兆余りの要調整額と申しますか、それが出るという試算でございましたですが、あの試算をごらんになりましてどういう印象をお持ちでございますか。
【次の発言】 先ほど補助金カットのお話がございました。財政再建を行うに当たりましては、一方において歳入の確保の問題であると同時に、他方歳出をどうカットしていくかということだろうと思います……
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