菅野久光 参議院議員
13期国会発言一覧

菅野久光[参]在籍期 : |13期|-14期-15期-16期-17期-18期
菅野久光[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは菅野久光参議院議員の13期(1983/06/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は13期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院13期)

菅野久光[参]本会議発言(全期間)
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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 参議院本会議 第18号(1984/06/18、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました湖沼水質保全特別措置法案について、内閣総理大臣並びに関係大臣に対し、その所見をお伺いいたします。  我が国は、亜寒帯から亜熱帯にまたがる大小さまざまな島々からなり、屈曲に富んだ海岸線、起伏に富んだ地形、そして日本特有の四季の変化によって美しい景観を生み、恵まれた自然環境の中で多種多様な動植物相を育ててきたことは申すまでもありません。  しかるに、この美しい自然環境が破壊され、汚染されて公害列島と化し、まさに危機的状況にあります。  特に湖沼は、その自然的条件からして閉鎖的であることに加え、工場廃液、残留農薬、生活雑排水、酸性雨な……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 参議院本会議 第18号(1986/05/21、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行うものであります。  以下、反対理由を要約して申し述べます。  まず第一の理由は、放射性廃棄物について発生者責任の原則を放棄していることであります。  現行法では、原子力発電所等で発生する放射性廃棄物の安全確保に関する責任は、その廃棄物の発生者、すなわち原子力発電所の場合は電気事業者にあります。しかるに、本法律案は廃棄の事業を新設し、埋設と管理の事業に分け、原子力賠償責任を廃棄事業者に一元的に負わせようとするものであります。すな……

菅野久光[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院13期)

菅野久光[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 決算委員会 第1号(1983/10/03、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、本年の異常気象による冷害対策についてお尋ねをいたしたいというふうに思います。  本年の気象経過を見ますと、四月初めから五月中旬ごろまでは全国的にかなり気温も高目に推移いたしましたが、五月下旬から七月にかけて北日本においては平年に比べて著しく低温と日照不足が続きました。特に、北海道においては六月の平均気温が十一度と平年に比べ三・一度も低く、明治二十七年以来九十年ぶりという記録的な低温に見舞われたと報道されております。このため、北海道においては農作物の生育が大幅におくれました。中でも代表的な畑作地帯の十勝地域においては、豆類、麦類など畑作物が決定的な打撃を受けていると伝えられて……

第100回国会 決算委員会 第2号(1983/10/05、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、右翼等暴力の問題についてお尋ねをしたいわけでありますが、右翼等暴力というのは、右翼ということで一くくりにするにしてはいろいろ内容に問題があるということで、右翼等暴力ということで言わせていただきます。  岡山で開かれました日教組の定期大会についてまずお伺いをいたしたいというふうに思います。今般の日教組大会における状況に対しましては、私は憲法に定められた権利に対する非常な危機感を感じておりますし、日本の将来にも憂慮せざるを得ないというふうに思っております。右翼の陳情、はっきりまあ右翼で、右翼の名前を使ったこの陳情ですね。それを県議会だとかあるいは市議会が採択した上での会場貸し出……

第100回国会 行政改革に関する特別委員会 第6号(1983/11/26、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、最初に外務大臣にお尋ねをしたいと思います。  新聞報道によれば、海外事業ができるように公団法あるいは事業団法を改正すべきであるというような意見が建設省や国土庁で強まっているそうでありますけれども、今日まで海外事業については国際協力事業団が一元的にこれを実施しているものであるわけですね。発展途上国での国づくりの意欲は大変強いし、またそういった面でわが国がこれに協力することは大変重要なことであります。土木建設、運輸交通、開発計画、農林水産から医療保健、社会福祉、流通、観光といった幅広い分野で専門家の派遣や事前研修、青年協力隊員の派遣、病院の建設とかフィージビリティースタディー―……


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第101回国会(1983/12/26〜1984/08/08)

第101回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1984/04/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 我が国における原子力発電の比重は年々ふえて、五十八年度末では全発電量の二〇%を超えました。今後さらに原子力の発電設備をふやす方向で建設あるいは建設準備中であります。  エネルギー見通しには、安定供給の面とともに経済性も欠かすことはできない、このことは当然でありますが、今の原発の建設費は年々増加する一方である。しかも、安全性の問題、そして放射性廃棄物の処理や廃炉の経費はまだ不明のままであります。原発建設が経済的に引き合うかどうかは疑問であるというふうに言わざるを得ないわけであります。したがって私は、原発以外の代替エネルギーの開発にも、今真剣に取り組まなければならないというふうに考え……

第101回国会 環境特別委員会 第8号(1984/06/27、13期、日本社会党)

○菅野久光君 それでは御質問申し上げますが、初めに、私はつくづく、文明というのは人類の幸せのためにあるわけでありますけれども、残念ながら現在の状況を見ますと、人類みずからがつくり出した文明で人類みずからを滅亡のふちに立たせているのではないかというふうに私は思わざる を得ないんです。核の問題しかり、農薬、医薬、そして食品添化物、合成洗剤、排気ガス等、自然界を汚染して、自然の生態系を破壊をして生物の生存に重大な影響をもたらしているというふうに思うのです。  人類の生存にとって欠かせない水が汚染されている。人の体の約七〇%は水、そしてこの水が体の中で働いて人間を初め生物が生きているわけであります。ほ……

第101回国会 環境特別委員会 第9号(1984/06/29、13期、日本社会党)

○菅野久光君 先日いろいろな点についてお伺いをいたしましたが、再度、この法案では、もう既に活動している工場とか事業場等については規制の対象にしていないわけでありますが、その理由、それをもう一度ちょっと明確に言っていただきたいと思います。
【次の発言】 結局、今までの水濁法に今度の湖沼法で上乗せをすることができる、そういうことで汚濁をある程度抑えることができるのではないかということ、それと、工場なり事業場なりが既に実際に動いておる、そういうようなこと等も含めてやったんだということだというふうに思いますが、本当に水濁法で実際にやられていれば汚濁が進行するということはあり得ない、厳格にやっていれば心……

第101回国会 環境特別委員会 第10号(1984/07/04、13期、日本社会党)

○菅野久光君 今丸谷委員の方からちょうど流域下水道の関係の御質問がありましたので、引き続いて私の方からもちょっとお尋ねしたいというふうに思います。  流域下水道の場合には、やはり工事そのものが大規模になるために相当時間がかかるわけですね。そこで、手賀沼、印旛沼の関係は既に工事をもう始めておられるか、あるいは完成の時期的なものというのはどのぐらいになっているのでしょうか。
【次の発言】 完成年度の予定が七十年度ということになれば、まだ相当時間があるわけですね。  それで、私どもも、湖沼の汚濁を少しでも早くとめる、そのためには、生活雑排水が相当汚濁の負荷を高めているということでありますから、できる……

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/01/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 農林水産省の関係について御質問申し上げますが、まず初めに、先ほど目黒委員からも御指摘がありましたけれども、会計検査院の検査の概要に関する主管局長の説明の中でも、積算を誤ったためであるとか、あるいは補助事業の実施及び経理が不当と認められるもので、工事の施工が設計と相違していたり、補助の目的を達していなかったりなどしていたもの、また事業効果の発現がなく、補助の目的を達していないと認められるものが多数見受けられ、中には施設が設置後全く使用されていなかったり目的外に使用されていたり、無断で貸し付けられていたりしているなど著しく適切を欠いているものがあると。これらは事業計画に問題があるわけ……

第101回国会 決算委員会 第閉会後4号(1984/10/19、13期、日本社会党)

○菅野久光君 まず最初に、去る十月十五日に妥結した朝鮮民主主義人民共和国との間の日朝漁業暫定協定についてお尋ねをいたしたいというふうに思います。  この問題は、御承知のように、一昨年のラングーン事件以降において我が国の対北朝鮮に対する制裁措置、これで代表団の入国を阻止するというようなことなどがあって二年前にこれは失効してしまったのであります。このことによってここを漁場とする漁民の人たちは年間総額百四、五十億円、この水揚げを失った。そういうことで大変ここを漁場としている人たちは零細な人たちでありまして、早くこの漁業協定の締結をしてくれと、こういったようなことが求められていたわけでありまして、私ど……

第101回国会 決算委員会 第閉会後5号(1984/11/06、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、北海道開発庁長官にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、大臣就任本当におめでとうございます。道民五百七十万人はこぞって大臣の就任を歓迎して、今後の北海道開発についてその行政手腕を発揮されることに大きな期待を寄せております。  北海道は、一次産業において国の施策や国際的な条件悪化の中で大変な状況に置かれておるのは御存じのとおりです。赤字ローカル線廃止の問題、また三十万人にも及ぶ季節労働者の問題等、本当に大きな問題があります。こうした中で、例えば高速道路一つとってみましても、予定延長に対する全国の供用率が四五%、こういうことに対して北海道はわずかに一二・三%という低さであり……

第101回国会 決算委員会 第6号(1984/04/16、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、食品添加物、残留農薬、そして輸入食品の検査等について厚生省にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  まず初めに、酸化防止剤BHAのことでございますけれども、昨年の二月一日から使用禁止のものを前日の一月三十一日に突如として使用延期にした。その後、四カ国でこのBHAの問題についてそれぞれ試験等を行い、ことしの四月に四カ国で会議を持って一転方向を出すやに聞いておるわけでございますけれども、このことについては日本としては既にこれらの一連の作業が終わったのかどうか、そして四カ国の会議の問題についてはどのようになっているのか、その点をまずお伺いいたしたいと思います。

第101回国会 決算委員会 第閉会後6号(1984/11/08、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、会計検査院の昭和五十七年度の決算検査報告によりますと、ここで指摘されている不当事項等、郵政が三十一件、支出に関するものが一件、電電公社は不当事項等四件ということで、郵政の場合には五十六年度とほぼ変わらない件数ということになっております。これは会計検査院が指摘したものだけであって、そうでないもの、結局指摘されないで隠されて、隠されてというか、今の段階ではっきりしていないものもかなりあるのではないかというふうに思うんです。いずれにしろ国民に不信感を招くようなこういったようなことをなくすという、そういう努力はそれぞれなされているとは思いますけれども、この件についてはさらにチェッ……

第101回国会 決算委員会 第閉会後7号(1984/11/28、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、まず最初に鉄道工場の統廃合の関係についてお伺いをいたしたいと思います。  ことしの七月に、経費の節減あるいは作業能率の向上なんかについては全社的に取り組んでいるが、さらに監理委員会等の緊急提言においても再編、統廃合が鉄道工場については必要だと、こういったようなことで、輸送の重点化とか、あるいは減量化及び業務能率の向上等を柱とする経営改善計画の中で、この鉄道工場についての抜本的な検討を加えていくということで、工場の再編、統廃合の実施計画を発表されたわけでございますけれども、これについて、現状がどうなっているのか、またこの計画実施によってどの程度の経費を節減できるというふうに考……

第101回国会 決算委員会 第9号(1984/06/25、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、本委員会の冒頭、大蔵大臣から昭和五十六年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書についての御説明がありましたが、この決算調整資金について御質問を申し上げたいと思います。  前鈴木内閣は、五十九年度赤字公債依存脱却という政治目標を掲げて、昭和五十六年度を財政再建元年としてスタートをしたわけでありますが、結果は巨額な税収の落ち込みで歳入欠陥を招来いたしました。実に二兆四千九百四十八億円余という不足が生じ、初年度から財政再建計画は破綻したと言えるのであります。しかも、五十六年度の補正予算を十二月に提出をいたしました。ここで四千五百二十億円の歳入の減額をしたその補正予算が成立した……

第101回国会 内閣委員会 第19号(1984/07/31、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、昭和二十三年から四十九年まで義務教育学校教員として勤めておりまして、約二十七年間現場で経験をした、そういう立場で今の教育の置かれている状況を考えたときに、本当に戦後の歴史をずっと考えていって、今日、教育改革が叫ばれるようになった原因といいますか、そういったようなことについては私なりにいろいろ考えているところがあるわけであります。  そういう点で、この臨教審の法案を審議するに当たりまして、今までの審議の過程で、大臣はたびたび、この委員会でいろいろ御論議いただいたことを審議会の委員の皆さん方にひとつ参考にしていただいてと、このように申されておるわけですけれども、この委員会で審議……

第101回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1984/09/04、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は水産関係について、大臣が今月十六日、ソ連のカメンツェフ漁業相の招請に応じて訪ソされるということになっているようですので、当然行かれた際に漁業問題が話し合われると思います。そこで、今日のソ連との漁業交渉の基礎になっているのは、やはり海洋法とのかかわりであるというふうに思うわけです。それで、まず海洋法についてお伺いをいたしたいと思います。  海洋法は、一昨年の十二月にジャマイカで国連海洋法条約の署名会議が開催されて、世界は海洋法時代に入ったというふうに思います。この条約は批准が六十カ国に達した一年後に発効することになっているわけですが、現在、署名は百三十四カ国に上っているものの、……

第101回国会 農林水産委員会 第3号(1984/03/02、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、水産行政について質問いたしたいと思います。  大臣が就任をされて、たしか北海水産新聞だと思いましたが、きょうちょっといま持ってくるのを忘れましたが、そこのインタビューで、自分の選挙に重大な影響といいますか、落選するようなことがあっても、全国の浜を回って歩きたいとい 割と思っております。  そこで、今国会に上程申し上げておりますところの保安林整備臨時措置法の一部改正も、保安林の中のそういう機能の低下したものをさらに強化しようという内容も含めました内容となっておりますのも、この重要性にかんがみての改正でございます。
【次の発言】 アメリカとの関係は、大日本水産会が米国の二百海里……

第101回国会 農林水産委員会 第4号(1984/03/23、13期、日本社会党)

○菅野久光君 いよいよ新しい畜産物の政策価格が決定される時期を迎えたわけでございますけれども、私は特に乳価と酪農をめぐる情勢について政府の見解を伺いたいと思います。  そこで、本論に入ります前に大臣から、政府の農政に対する基本的な考え方を伺いたいというふうに思います。  大臣は、さきの所信の中で、世界的な食糧需給の展望を見ても中長期的に楽観を許さない、このため国内で生産可能な農産物は極力国内生産で賄う方針と述べておられますが、畜産物の輸入が国内の需給関係を圧迫し、国内生産が調整を強いられるという状況に対してどのような見解を持たれるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。

第101回国会 農林水産委員会 第6号(1984/04/06、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、最初に水産の関係について大臣にお伺いをいたしたいと思います。  世界で最大の遠洋漁業国でありました我が国が、二百海里時代を迎えて既に七年が経過して八年目に入っております。この間我が国漁業の生産量は、総生産量で見る限り依然として一千万トン台の大台を保って一千百万トン、このようにふえる傾向にあることは、食糧の安全保障の面から見てまことに喜ばしいことだというふうに思っております。しかしながら、我が国漁業が二百海里体制を迎えてから今日まで、カツオ・マグロ漁業や北洋漁業など遠洋漁業の分野の大幅な縮小を初めとして、その漁業構造は大きく変化をしてきております。今後も、アメリカやソ連、さら……

第101回国会 農林水産委員会 第13号(1984/04/24、13期、日本社会党)

○菅野久光君 今緑や森林に対する国民的な関心が非常に高まりを見せております。森林が果たす国土保全や水資源涵養そして保健休養などの公益的機能の維持発揮への国民的な要請がかつてなく高まっておりまして、今後このことについては一層強まってくるものというふうに思っております。  今日、地球的規模で森林の危機が叫ばれ、先日のNHKのテレビ放映でも、国際的な有識者が二十一世紀への展望を諮る中で、人類生存の最大の危機として、地球上、特に南半球地域の森林の消失が挙げられています。今、朝日新聞の「守ろう緑追いつめられる動物海外の現場から」という連載記事にもありますように、動物の生態系にも大きな変化をもたらせつつあ……

第101回国会 農林水産委員会 第16号(1984/05/10、13期、日本社会党)

○菅野久光君 地力増進法案は、先ごろ大臣の提案理由説明の中でも、「農地の土壌は、農業生産の基礎であり、地力の増進を図ることは、農業生産力の増進と農業経営の安定を図る上で不可欠」であるということで提案をされておりますし、まさに日本の今後の農業をどう持っていくのかということにかかわって、私は農業の根幹にかかわる極めて大事な問題だというふうに思いますので、そういう観点でこれから質問を申し上げたいと思います。  戦後の農業における生産力向上のための土壌保全対策として今日までの歩みを見てみますと、昭和二十二年から二十四年の間に実施された低位生産地一般調査によって、酸性土壌、そして秋落ち水田等の不良土壌が……

第101回国会 農林水産委員会 第24号(1984/07/10、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、ちょっと通告はしていなかったのですが、きのう決算委員会がございまして、ここで総理が今回の米の問題について答弁された。その趣旨が、五十三年以前産米の残留農薬にかかわって加工用原料米に不足を来した、したがって、今回の米については何とか韓国から米を輸入して、こういうふうに言われているわけですが、加工用原料米だけが不足したということでとらえていいのか、主食も含めて不足をしているということでとらえていいのか、その辺をひとつはっきりしていただきたいというふうに思いますが。
【次の発言】 それでは主食用米は不足をしていない、そういうことでその点は確認をしていいわけですね。

第101回国会 農林水産委員会 第25号(1984/07/12、13期、日本社会党)

○菅野久光君 ただいま議題となりましたいわゆる農林年金についての問題でありますけれども、幾つかの問題点がありますので、その点についてお伺いをいたしたいと思います。それぞれの公的年金の中で、この農林年金だけが一番最後になってしまったということで、各団体の方々から早くとにかく審議をしてくれという要望が非常に強いわけでありますが、そのようなことを踏まえながら、これから御質問を申し上げたいというふうに思います。  この公的年金制度につきましては、最近の経済社会の条件、とりわけ国の財政事情等を踏まえて、五十六年の七月十日には臨時行政調査会が第一次答申において、緊急に取り組むべき改革方策の中で、支出に関す……

第101回国会 農林水産委員会 第26号(1984/07/19、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は初めに、七月の六日に農水省の人事が行われたわけでありますが、ことしは御承知のように米の需給の問題をめぐって大変な状況になっているということであります。また、米審が例年よりも大分、二週間近くおくれているというような状況などもあるわけです。特に異常な事態に対処するというような意味において、農水省の人事というものはある面でいえば現在までの責任といいますか、そういうものを、一定の方策を立てることによってその責任を果たしていくということが私は必要ではないかというふうに思っておるわけでありますけれども、米審を控えてこの七月の六日に人事を行ったというその意図、理由といいますか、そういったよ……


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第102回国会(1984/12/01〜1985/06/25)

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第3号(1985/03/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 大変詳しいいろんな現在の状況についてお話をいただきまして本当にありがとうございました。  今、最後の方でお話しいただいた石油の確保の問題で、最近になって特にまたイラン・イラク戦争が激化して、ペルシャ湾航行のタンカー攻撃に加えて今度は都市部をねらった大規模な戦闘へと何かエスカレートするような様相になっているというふうに思うんです。今お話しのように、我が国は原油輸入の約七割を中束地域に依存して、中でもホルムズ海峡経由が六五%というふうに非常に高いわけですね。戦争激化によるこういう海峡封鎖などによって原油供給の障害が出るのではないかというふうに懸念されるわけでありますが、石油関係者の方……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第5号(1985/04/10、13期、日本社会党)

○菅野久光君 富舘参考人にちょっとお伺いいたしますが、第二次オイルショック以降省エネ投資というものが積極的に行われたということでありますが、当時の省エネ投資というのはある意味で言えば何か応急処置的な、継ぎはぎといってもいいんじゃないかというような面があったというように思うんですが、いずれにしましてもエネルギー多消費産業だけでなくて全産業において今後とも一層の省エネ努力というものが必要だというふうに思うんですね。こうした観点に立てはこれからは大型な省エネ設備が大変大事だというふうに思うんですが、最近の主要産業における省エネの取り組み状況をどのように分析されているか、また研究者として産業界にどうい……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第6号(1985/04/24、13期、日本社会党)

○菅野久光君 時間の関係もございますので、お三人の方にそれぞれ御質問を申し上げたいと思います。  大変お忙しいところ、本当に貴重な御意見をいただきまして感謝を申し上げたいというふうに思います。  質問事項をそれぞれお三人に前もって申し上げて、後順次門田参考人の方からお答えをいただきたいと思います。  最初に門田参考人にお聞きしたいことは、先ほどもお話がありましたように、石油代替エネルギーの中でやっぱり石炭の持つウエートが非常に大きいということで、これは国内炭はもちろんのこと、海外炭の果たす役割が非常に大きいというふうに思うんです。日本の企業も主要産炭国でそれぞれ石炭を確保するためにいろいろな努……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第9号(1985/06/05、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は初めに、去る五月十五日に釧路市において、電気料金不払いのために送電をとめられた母子家庭で、母親が留守の間にろうそくが原因で火災が起こった。それで留守番の子供が一人は亡くなり一人はけがをしたというような痛ましい事故が起こりました。電気をとめた、送電停止ということによるこの種事故というのは現在までどのくらい、現在までというかここ十年くらいの間にどれくらいあったのか、おわかりでしたらお知らせいただきたいと思います。
【次の発言】 この事故は新聞等にも報ぜられましたので通産大臣もお読みになったのではないかというふうに思いますが、この事故に対して大臣はどのようなお気持ちを持たれたか、お……

第102回国会 エネルギー対策特別委員会 第10号(1985/06/14、13期、日本社会党)

○菅野久光君 きょうは大変お忙しいところ、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございました。  まず、大島参考人にお伺いをいたしたいわけでありますが、新エネルギーの実用化のためには技術革新の進展が必要だというふうに思います。日本の国の科学技術水準は非常に高いというふうに思うわけですけれども、新エネルギーの実用化の見通しを先生はどのようにお考えか、その辺をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 荻本参考人の方からも今の点についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 小野参考人にお伺いいたしますが、政府のエネルギー政策は原子力に特化をして、電力部門においては今後十年間に今の……

第102回国会 科学技術特別委員会 第6号(1985/04/19、13期、日本社会党)

○菅野久光君 去る長官の所信表明の中で「科学技術は本来社会と人間の幸福のためにあるべきとの原点に絶えず立ち戻り、人間及び社会と調和のとれた科学技術の発展を目指していくことが肝要であります。」、私は、本当に当然のこととは言いながら非常に大事なことだというふうに思うんで す。特に、昭和三十年代以降ということになりましょうか、非常に科学が発達してきた。そういう中で、本来人間の幸せのために発達すべき科学が、人類そのものの存在を危うくするような方向に行っているのではないかということを非常に心配をいたします。例えば、医薬品あるいは農薬あるいは食品添加物だとか、あるいは過去の放射能による汚染だとか、あるいは……

第102回国会 外務委員会 第2号(1984/12/13、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、先ほど御提案になりました漁業協定、名称が非常に長いので日ソ漁業相互協定というふうに略させていただきますが、そのことについて御質問申し上げたいと思います。  今回締結された日ソ漁業相互協定は、従来、期間一年という不安定な暫定協定に基づいて操業してまいりました北洋漁民にとっては、長い間の念願であった長期協定ができ上がったということでより安定的な操業が可能になることでありまして大変喜ばしいことだというふうに思っております。したがって、私も本協定の締結には当然賛成するものであります。ただこの際、本協定のここに至るまでの経緯、協定の内容、締結後に控えている実務交渉の見通し、漁業経営に……

第102回国会 外務委員会 第9号(1985/05/13、13期、日本社会党)

○菅野久光君 ただいま御提案になった本協定は、実に一年間という長い時間をかけて、しかも六回に及ぶ交渉を重ねてようやく締結されて、昨十二日調印式が行われ、本日我が国の国会での承認手続を済ませて、いよいよ漁獲量などに関する実態交渉が始まるわけでありますが、まず、外務大臣にお尋ねしたいのは、これほどまでに難航した理由は何だったのか、特に、基本的な対立点はどんなところにあったのか、ひとつ御説明をいただきたい、このように思います。
【次の発言】 今回の交渉の問題について業界紙などがいろいろ報道をされておりましたが、この基本的な対立点も、最終的には海洋法条約六十六条の規定とほぼ同じ表現で反映させることでど……

第102回国会 決算委員会 第1号(1984/12/12、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私、初めに文部省に設置されております各審議会等の運営経費の会計についてちょっとお伺いをいたしたいというふうに思います。  運営経費については、当然のことながら委員の数、あるいは開催予定等含めた予算というものを策定をして、これは大蔵省の査定の段階ではそういうものはやっぱりきちっと出しておられるというふうに思うんですけれども、そのように確認をしてよろしいですね。
【次の発言】 予算と決算との差、これは当然きちっといかないわけでありますが、常識的にどの程度であれば許容されるのか、あるいはどの程度が一般的に限界だと考えられるのか、その辺はどのようにお考えでしょうか。

第102回国会 決算委員会 第閉会後2号(1985/09/19、13期、日本社会党)

○菅野久光君 最初に、日航機の問題につきましてお伺いをいたしたいと思います。  五百二十人という航空史上最大の事故ということで、亡くなられた方々については心から御冥福をお祈りいたしたいというふうに思います。  今までこの問題につきましては、両院の運輸委員会あるいは衆議院の交通対策特別委員会ですか、そういうところでもいろいろ論議をされてまいりましたので、なるべく私は重複を避けてお伺いいたしたいというふうに思います。  去る八月十二日に日本航空のボーイング式747SR100型、JA八一一九機、二一三便が群馬県、長野県境の三国山付近に墜落をした、死者五百二十人、重傷者四人を出した、こういうことでござ……

第102回国会 決算委員会 第3号(1985/01/21、13期、日本社会党)

○菅野久光君 まず最初に、会計検査院法の改正問題について官房長官にお伺いをいたしたいというふうに思います。  会計検査院の権限の拡充強化等を内容とする院法改正問題につきましては、ロッキード事件を契機に五十二年以降ほとんど毎国会衆参両院で取り上げられ、また、院法改正に関する警告は毎年のように衆参両院で決議されているのであります。  政府は、五十六年の七月、翁内閣官房副長官名で関係省庁に対して、検査院の肩越し検査に協力するよう政府関係金融機関に対して慫慂するようにとの通達を出しました。また、中曽根総理は、昨年の七月九日の参議院の決算委員会において、現段階では政府として提案することは困難だが、運用面……

第102回国会 決算委員会 第6号(1985/04/22、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、今我が国の労働政策の大きな課題となっている労働時間の短縮の問題を中心に質問をいたしたいというふうに思います。  まず、山口労相は大臣に就任してから各所において労働時間の短縮の必要性についていろいろ語られております。この時短を必要とする理由をひとり、時間がございませんので簡潔にお答えいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 今大臣がいろいろ述べられましたが、さらに今問題になっている貿易摩擦等の関係もやっぱり大きくあるのではないかというふうに思いますが、この労働時間短縮の目標として昭和六十年には二千時間以下にすると言っておられるわけですが、総労働時間を見ますと逆に労働時……

第102回国会 決算委員会 第8号(1985/05/29、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに裁判所の昭和五十七年度決算についてお伺いをいたしたいと思います。  五十七年度の決算書を見て一番目につくのは流用が多いということであります。流用は財政法第三十三条で認められているわけでありますから、私は流用することが悪いとは言いません。しかし、五十七年度は他の年度に比べると特に最高裁判所の職員の給与関係に多額の流用が見られます。  その中の目の休職者給与は、職員の諸手当から六百五十四万三千円、委員手当から四百八十万円、常勤職員給与から四十四万円、児童手当から二十八万五千円、司法修習生手当から二千五百五十万円、委員等旅費から百十五万四千円の計三千八百七十二万二千円が流用されて……

第102回国会 決算委員会 第10号(1985/06/15、13期、日本社会党)

○菅野久光君 租税還付加算金についてまずお伺いをいたしたいと思います。  租税還付加算金は、国民が税金を多く納め過ぎて国から返還されるときに、その利息分として納税者が受け取るものであります。これが五十六年度一般会計決算書には予算額が九十一億六千万円、予備費使用六億二千万円余で、決算額は九十七億八千万円余となっておりますが、この決算委員会で審査している五十七年度の決算書にはこれに関する記載が全く見当たりません。この還付加算金の性格からして全然ないということもちょっと考えられないのですが、何か制度改正をされたのかどうか、まず御説明をいただきたいと思います。

第102回国会 農林水産委員会 第閉会後1号(1985/07/10、13期、日本社会党)

○菅野久光君 今も稲村委員の方から零細規模の稲作農家の問題についてありましたが、北海道は逆にいえば大規模なんですね。先ほど訂正がありましたけれども、第二次生産費で償われる販売数量が百俵ということでありますが、経営規模の一・五ヘクタール、これは全国的にそういうような平均で言われたんだろうというふうに思いますが、特に北海道というふうに考えた場合も同じというふうに考えていいのかどうか。その辺、どのように食糧庁としては考えておられるか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いずれの地域でも今回の米価据え置きということで、しかも今までほとんど上げていないと言ってもいいぐらい、わずかに上げた時代も……

第102回国会 農林水産委員会 第閉会後2号(1985/10/09、13期、日本社会党)

○菅野久光君 本題に入る前に、北洋漁業の救済対策の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  この件につきましては、業界から何度も陳情がありましたし、また、私ども社会党も、現地調査を踏まえて早急に救済対策をされるように要望してきたところでございます。冬を間近に控えてせっぱ詰またっ漁業者の救済のために、つい先日も陳情書が私の方にも届いておりますし、大臣や水産庁長官の方にも行っているというふうに思いますが、このことについてどのように思われるのか、この機会にひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 日ソ漁業交渉について私もこの委員会で何回か取り上げてまいりましたが、とりわけ今回の政府間交……

第102回国会 農林水産委員会 第4号(1985/02/26、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、初めにカネミ事件の関係についてお伺いいたしたいと思います。  御承知のように、PCBが混入した食用油で昭和四十三年、西日本を中心に数多くの人たちが油症被害者となって裁判に持ち込まれていたカネミ油症事件の第三陣訴訟判決が、去る二月十三日、福岡地裁の小倉支部で出されました。この判決では、昨年の高裁判決に引き続いて国の責任を認めて、さらに高裁判決よりも強い調子で農林本省の過失を認めました。この事件は、御承知のように、何の責任もない多くの方たちがある日突然このような被害に遭われた、まことに気の毒な事件であります。  二月十四日付の西日本新聞の「人」という欄で、この裁判の裁判長を務め……

第102回国会 農林水産委員会 第5号(1985/03/26、13期、日本社会党)

○菅野久光君 本日は、議題が畜産価格問題に絞ってというようなことになるわけでありますが、その質問に入る前に、漁期を目前にしながら、日ソ交渉が難航して、米国でも規制案が検討されているこのサケ・マス漁業問題について、若干当局の見解を先に伺っておきたいというふうに思います。  サケ・マス漁業者は、五月の北洋出漁を控えて一日も早い日ソ交渉の妥結を祈るような思いで望んでおります。昨年の交渉では、妥結が五月にずれ込んで業者は大きな打撃を受けましたが、ことしも同じ轍を踏む可能性が急速に大きくなっているからであります。言うまでもなく、ことしは漁獲割り当て交渉の前に新協力協定の締結をしなければならないにもかかわ……

第102回国会 農林水産委員会 第6号(1985/03/27、13期、日本社会党)

○菅野久光君 きょうは、本当にお忙しいところを大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。  日本の果樹農業は、いえば生産と需給のバランスの関係でいつも大変な状況に置かれて、生産が過大になると需給の関係でもうだめだということで、せっかく皆さん方が育てたものを切って今度は別なものに転換していかなきゃならないということで、しかし、別なものに転換しても実際に実がなるまでには何年かかかるわけですね。そういう意味で、常に脅かされてきたのが果樹農業ではないかというふうに思うわけです。  先ほどから村沢委員の質問にもございましたけれども、昨年の農畜産物の交渉で、何だかんだ言ってもオレンジの輸入の枠……

第102回国会 農林水産委員会 第7号(1985/03/28、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、初めに基本的なことについてお伺いをいたしたいと思います。  二十四年前に制定されました現行の果樹農業振興特別措置法は、農業生産の選択的拡大を目指した時代背景のもとで、果実生産の安定的な拡大を図ることを目的として制定されました。  ところが、先日の委員会で論議された畜産酪農部門といい今回のこの果樹農業といい、当時の選択的拡大の花形であった作目が、総じて需給調整を要する困難な局面を迎えているわけであります。畜産にしろ果樹にしろ、まあ言えば自然体で今日の状況を迎えているわけではなくて、基本法農政、あるいは総合農政というように、これらの部門はそのときどきの政府の指導によってリードさ……

第102回国会 農林水産委員会 第9号(1985/04/03、13期、日本社会党)

○菅野久光君 漁業関係でございますけれども、けさの新聞を見ますと、まだ日ソ漁業協力協定の改定交渉が決着を見ないというようなことで、漁期を控えて大変な状況だというふうに思いますが、その点についてどのような状況になっているのか、新聞のとおりなのかどうなのか、これからの見通し、そういったようなものを含めてひとつお答えをいただきたいというふうに思います。
【次の発言】 具体的なことで私ちょっとこれから聞こうと思っているんですが、水産庁来ているんですか。
【次の発言】 水産庁、来ていないようなんですが、具体的な問題でやっていいんですか、そうでなければ何かこう非常にまずい状況……

第102回国会 農林水産委員会 第15号(1985/04/23、13期、日本社会党)

○菅野久光君 きょうは、大変お忙しいところ、また、遠くからおいでいただきまして大変貴重な御意見をいただきましたことを心から厚くお礼を申し上げ、これからの審議の上に私どもも十分生かしていきたいと思います。  いろいろ御意見をお述べいただきましたが、農林漁業金融のあり方について、日ごろお考えのことをいろいろ述べていただいたわけですけれども、特にこの点をというところ、力説されるようなところがありましたら、先ほどお述べになった中を抜き出してでも結構ですし、あるいは申し述べ足りなかった点でもよろしいというふうに思いますので、松川参考人から順次お願いいたしたいと思います。

第102回国会 農林水産委員会 第18号(1985/05/28、13期、日本社会党)

○菅野久光君 きょう参考人の皆さん、お忙しい中、貴重な御意見をいただきましてありがとうございました。  村上参考人にちょっとお伺いをいたしたいと思いますが、今回の改正に関連して伺うわけですが、危険段階別の共済掛金率の設定方式の導入、あるいは果樹共済の共済責任期間の特例の新設が組合の選択によっては可能になることとされているわけであります。特に、危険段階別料率の設定についての北海道におきます評価と選択の可能性についてお伺いいたしたいんですが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 なかなかこれは難しい問題ですね。  次に、農作物共済の共済掛金の国庫負担方式の合理化についてでありますが、本年の料率……

第102回国会 農林水産委員会 第23号(1985/06/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、先に食管制度の関係についてちょっとお伺いをいたしたいと思います。  財政改革の名のもとに、生産者米価を抑制して消費者米価を段階的に引き上げるということで食管赤字を今日まで大分解消してきました。生産者米価が上がれば消費者米価を上げなければならないという論理で、麦も四年連続据え置き、米価もまた据え置きの方針であるやに伝えられております。食管制度の建前から逆ざやがあるのが当たり前であって、生産者米価の抑制による逆ざや解消路線というものは食管制度を変質させるものであるというふうに私は思うんですけれども、その辺の御認識はいかがでしょうか。

第102回国会 補助金等に関する特別委員会 第8号(1985/05/14、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、行財政改革に対する各界の評価をどのように受けとめておられるのか、また政府は国がこれまでとってきた措置に対してどのような自己評価をしておられるのか、そのことをお伺いいたしたいと思います。  というのは、行革審会長であります、「土光敏夫氏に聞く」という四月五日付の新聞で、「行革によって曲がりなりにも四年間の予算の一般歳出は横バイになった。だが、歳出カットの仕方は大部分が一律方式で、構造的な改革はほとんど成功していない。」という質問に対して、「その通りだ。構造的改革はほとんどできていない。まず政府が構造改革をやる精神になっているのかが問題だが、とくに国会が全然だめだ。地方自治体……


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第103回国会(1985/10/14〜1985/12/21)

第103回国会 環境特別委員会 第2号(1985/11/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 委員派遣の報告を申し上げます。  去る九月二十六日から二十八日までの三日間、鳥取県及び島根県の公害及び環境保全対策の実情調査のため、矢田部委員長、吉川理事、飯田理事、寺田委員、木本委員及び私菅野の六名による派遣が行われました。  日程の第一日は、鳥取県庁におきまして、県の公害・環境行政の概況、大山隠岐国立公園及び山陰海岸国立公園の概要、中海等湖沼の水質の状況及び対策、中海干拓事業への対応等について説明を聴取し、その後、鳥取砂丘及び大山において国立公園の管理状況を現地視察、また、湖山池及び東郷池において汚濁状況等を調査いたしました。  第二日は、「米子野鳥保護の会」の代表と中海に渡……

第103回国会 環境特別委員会 第3号(1985/12/11、13期、日本社会党)

○菅野久光君 厚生省おいでですので、そのまま引き続いて、今片山委員が乾電池の問題についていろいろ質問がありましたので、私からも若干、今やりとりを聞いておりましてちょっとわからない点があるものですから、御質問を申し上げたいと思います。  先ほど、東京都の環境科学研究所の報告書を見ると乾電池というふうに明確には書いていない、その他もろもろのものがあってあのような数値になったのではないかということを言われておりますが、それでは厚生省としては、どういったものがその原因であったのかというふうにお考えなのか。そのうち乾電池というのはどういったような位置を占めているのか、その辺のお考えをまずお聞きしたいので……

第103回国会 決算委員会 第1号(1985/10/22、13期、日本社会党)

○菅野久光君 時間が余りございませんので端的に御質問申し上げますので、お答えの方もひとつ端的にお願いをいたしたいと思います。  まず、六十一年度の概算要求基準の決定に当たりまして、増額要求が認められた例外事項の中で特に問題なのは防衛費と経済協力費でありますが、そのうちの防衛費について御質問を申し上げます。  九月十八日の政府・与党連絡会議及び閣議で防衛庁の五九中業を政府の中期防衛力整備計画に格上げをいたしました。そして、期間中の防衛費総額は十八兆四千億円で、五六中業見積もりの十五兆五千億円に比べて二兆九千億円、実に一八・七%の大幅な増となっております。  そこで、まず五六中業と過去三年間の予算……

第103回国会 決算委員会 第3号(1985/11/27、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに会計検査院から、建設省に対しまして不当事項十四件、それから北海道開発庁、国土庁の関係については特に不当と認めた事項はございませんということで報告が出ておりますが、その一々は申し上げません。先ほど本岡委員からも御指摘がありましたけれども、ここに記載されるようなことがないように今後ともひとつ一層の努力をしていただきたいということを冒頭申し上げておきたいと思います。  最初に、河本北海道開発庁長官にお伺いをいたします。  河本長官は、長官就任以来北海道に幾たびか視察に出向いていただき、私どもの聞くところによりますと随分と各地に参られた、そしてつぶさに北海道の実情を視察され、場所に……

第103回国会 決算委員会 第4号(1985/11/29、13期、日本社会党)

○菅野久光君 時間が大分短くなりましたので、私は身障者の雇用問題について質問を申し上げたいというふうに思います。  我が国の身体障害者の雇用対策は、昭和五十一年に身体障害者雇用促進法の大改正によって、法定雇用率の設定と雇用納付金制度が創設されました。それから約十年を経過し、また昭和五十六年には完全参加と平等をメインテーマとした国際障害者年で、約二十一億円もかけて記念行事を中心に行われましたが、それからまた五年経過しておりますが、身体障害者の雇用対策は遅々として進んでいないと言っても過言ではないというふうに思います。  そこでまず、この十年間を振り返って、身体障 害者の雇用対策によって雇用改善が……

第103回国会 決算委員会 第5号(1985/12/09、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、NHKの方にお伺いをいたしたいと思います。  私はきょうのこの委員会に会長または副会長を参考人として要請をしたわけでありますが、私、事情はいろいろ聞きましたが、最終的に会長も副会長も出られないと。したがって、参考人に専務理事が出るということについては一言も私に話がなく、きょうのこの参考人の出席ということになったことについてはまことに遺憾であります。私は土曜日の午前中にいろいろ話をして、それからまた時間があったわけでありますから、こういうことについてはやはりきちっとしてもらわないと困るわけでありますから、今後十分注意していただきたいと、このことを冒頭申し上げておきます。  ……

第103回国会 農林水産委員会 第1号(1985/11/22、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、まず最初に水産関係のことについてお尋ねをいたしたいと思います。  北洋のカニ、ツブ、エビ、そしてサケ・マス業界が待ち望んでおりました救済対策は、長い間かかってようやく取りまとめられました。  私は、地元北海道の関係漁民の窮状を見かねまして、当委員会などで数度にわたりましてこの問題を取り上げてその救済措置の早急な実施を要求してまいりました。その救済が今日まで大幅におくれざるを得なかったのは、ひとえに財政当局の姿勢が極めて厳しかった、そういうことによるものだというふうに思っていますし、私も今まで大蔵省などにも行って直接交渉したことなどもありますからよくわかります。交渉に当たりま……

第103回国会 農林水産委員会 第5号(1985/12/19、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、まず先に、この前我が党の山田委員から今回の改正案で懲戒処分等による年金の支給制限の問題について質問がございましたが、このことについてまずお伺いをいたしたいと思います。  現行の農林漁業団体職員共済組合法の第三十条第三項の給付の制限において、「この法律に基づく給付を受けるべき者が禁錮以上の刑に処せられたときは、政令で定めるところにより、その給付の全部又は一部を行わないことができる。」と規定しておりますね。このような制限は、一般社会保険としての厚生年金保険にはないわけであります。したがいまして、厚生年金は刑事罰や懲戒処分になっても年金の支給停止の規定はないわけでありますね。  ……


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第104回国会(1985/12/24〜1986/05/22)

第104回国会 科学技術特別委員会 第10号(1986/05/16、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、動燃が高レベル廃棄物貯蔵工学センターを立地しようとしている幌延のある北海道出身でありますので、核廃棄物の問題につきましては前々から深い関心を持っております。当委員会におきましても幾度かこの問題を取り上げて質問をしてきたところであります。  この原発の関係ではスリーマイル島の事故があり、そしてさきのチェルノブイリ原発の事故がありました。そしてまた、チャレンジャーの爆発事故だとかあるいは日航機の墜落事故等、科学の粋を集めてつくられたものが相次いで事故を起こして、チェック機能も十分だから安全だ、そういう神話がこういったたび重なる事故によって崩れているということが言えると思うんです……

第104回国会 環境特別委員会 第5号(1986/05/14、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに公害健康被害補償制度対象地域の見直し問題について質問を申し上げたいと思います。  公健法の地域指定のあり方の諮問に対しまして、中公審の環境保健部会の専門委員会の報告書が四月に提出されました。二年間の専門委員の検討には敬意を表するわけでありますが、報告書を読みますと、多くの未知なものを残しながらの結論になっておりまして、実質的には課題に対する中間報告としか言えないというふうに思います。財界の見直し論に屈して環境庁が諮問したことにいわばこの問題の発端があるわけでありますが、環境庁は、この専門委員会報告の中間報告的な性格をどのようにとらえておいででしょうか。

第104回国会 決算委員会 第2号(1986/01/22、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、今回の第三次中曽根内閣の改造で新たに厚生大臣に就任されました今井大臣、本当におめでとうございますとまず申し上げたいと思いますが、それにしましても大変な課題を抱えている、そういう中でのお仕事ですから本当に御苦労さまですが、しっかり頑張っていただきたいというふうに思います。  大臣はいずれ衆参両院の社会労働委員会で所信を表明されることになるというふうに思いますが、本委員会には初めて出席されることになったので、簡単に最初に抱負なり当面大きな課題となっている厚生行政をどのように取り組んで国民の期待にこたえるのか、述べていただきたいというふうに思います。

第104回国会 決算委員会 第3号(1986/01/23、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに科学技術庁長官にお尋ねをいたしたいというふうに思います。  科学技術の基本政策についてでありますが、先月、総務庁の統計局から、五十九年度における我が国の科学技術研究調査の結果が発表になりました。それによりますと、民間、それから公的部門にわたる我が国の研究費総額は全体で七兆八千九百億円、これは米、ソに次ぐ世界第三位という水準にあるわけです。しかし、その中身は民間の研究費の伸びの一二・一%増に助けられたもので、国とか自治体の公的部門の伸びは三・三%にしかすぎないわけであります。  数字的に申し上げますと、民間が六兆一千八十六億円、公的部門が一兆七千七百七十八億円、外国関連機関が……

第104回国会 決算委員会 第4号(1986/03/05、13期、日本社会党)

○菅野久光君 まず初めに、私は今まで本委員会で聴力障害者の問題につきまして幾つかの点について質問をしてまいりました。本日は自治省でありますので、選挙にかかわる問題についてお尋ねをいたしたい、このように思います。  昭和五十八年の公職選挙法改正によりまして立会演説会が廃止されました。その一方でテレビやラジオを使っての政見放送の重視というように、候補者と選挙民との間にテレビ、ラジオが大きくかかわってきております。現在、テレビの政見放送に聴力障害者のために手話通訳は導入されておりますかどうかお伺いをいたします。
【次の発言】 自治省では、昭和四十四年から立会演説会が廃止される五十八年まで、聴力障害者……

第104回国会 決算委員会 第5号(1986/04/07、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、フィリピンのいわゆるマルコス疑惑について若干お尋ねをいたしたいと思います。  この問題については、国民は大変重大な関心を持っていることは御承知のとおりであります。我が国の対外経済援助について本当に目的に沿った援助がなされているのか、国民の税金が正しく使われているのか、以前から大変疑念を持たれていた問題であります。  朝日新聞の四月四日付の天声人語にも次のようなことが載せられています。「自民党のある閣僚経験者がいっている。「政府開発援助のカネは機密費みたいなもんだ。どの国へいくらと国会できめるわけじゃなし、どう使われているか国民にはほとんど知らされていない。おまけに、もっと……

第104回国会 決算委員会 第7号(1986/04/21、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに、国鉄にお伺いをいたしたいと思います。  まず、今行われております広域配転の問題でございますけれども、広域配転についての職員の応募状況はどのようになっておりますでしょうか。お伺いいたします。
【次の発言】 現在まで三千四百の目標について二千六十五ということで、目標には達していないわけですね。そこで、第二陣としてさらに九千三百人、北海道から五千九百人、九州三千四百人ということで計画をされているというふうに聞いておりますが、それは間違いございませんか。
【次の発言】 何か計画ではこういうような計画だというふうに私把握をしたわけですが、今のところまだ住宅事情等も確定をしていないと……

第104回国会 決算委員会 第8号(1986/05/10、13期、日本社会党)

○菅野久光君 きょうは土曜日ということでありますし、また第二土曜日で金融機関は休みと、こういう中で大蔵省、検査院関係の決算の審査ということで、出席委員も本当に御苦労さんでございますけれども、また関係者の方も本当に御苦労さんでございます。それだけに効率よく進めたいものだというふうに念願をしておるわけであります。  昨年の六月十五日、五十七年度決算の議決の際に、佐藤前決算委員長は委員会を代表いたしまして特に質疑を行いました。それは、「藤森通達が有効かつ確実に運用されるよう政府関係の積極的な協力体制をとり、検査対象機関においていやしくも検査の拒否などの事態の発生しないよう強力な措置を講ずべきである。……

第104回国会 決算委員会 第9号(1986/05/12、13期、日本社会党)

○菅野久光君 ただいまの平和相互銀行の問題について同僚の本岡委員からいろいろ質問がございましたが、私もまた若干この問題について引き続いて質問を申し上げたいと思います。  時間が余りございませんので、簡単に簡潔に核心を突く答弁をいただきたいというふうに思いますが、巨額の不良債権を抱えて平和相互銀行は事実上倒産をした、そして住友銀行に吸収合併をする、こういうような状況になっているわけでありますが、これに対する大蔵省の監査、監督責任について私はただしたいと思います。  先ほども同僚議員と幾つかのやりとりがありましたが、我が党の安恒議員の質問で、平和相互銀行の不良債権、これは八百十三億円ということが私……

第104回国会 農林水産委員会 第2号(1986/03/20、13期、日本社会党)

○菅野久光君 大臣の御就任を心からお祝い申し上げます。何にしましても、大変農林水産業が厳しい中での就任でありますから、それだけに大変なことで、まさにお役目御苦労に存ずるということかというふうに思います。  また、この厳しい状態に置かれている農林水産業を守り、さらに発展させるという点では私どももまた全力を尽くしたいというふうに思いますし、大臣が国会議員になられてから今日まで農林水産関係について果たされてきた功績というものを関係者がよく知っているだけにまた期待も大きいのではないかというふうに思いますので、ひとつ期待にこたえるように頑張っていただきたい、このことを冒頭に申し上げておきたいと思います。……

第104回国会 農林水産委員会 第3号(1986/03/25、13期、日本社会党)

○菅野久光君 畜産物の価格がいよいよ決められる、そういう段階を迎えまして、政府は、今後を見通しても円高などで急激に値上がりする情勢にないことから、ことしの畜産物価格は全く上げ要素がない、むしろ計算上では全畜種の生産費が引き下がるとか加工原料乳保証価格なども、配合飼料価格の引き下げ、一頭当たり搾乳量の増加、労働生産性の向上などで、計算上は、現行の保証価格キロ当たり九十円七銭を下回り、価格下げになる、また二百三十万トンの加工原料乳限度数量も、バターを中心とする乳製品の過剰基調を見れば確保は微妙などとほのめかしておられるようであります。さらに本日の朝日新聞では五%の引き下げ諮問へなどというふうに報道……

第104回国会 農林水産委員会 第4号(1986/03/27、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、ただいま審議中の法案とはかかわりありませんけれども、次回の委員会までにはちょっと間もありますので、ぜひ本日の委員会で、日ソ漁業交渉打開のために大臣が訪ソされるというような報道もありますので、その点について若干お尋ねをいたしたいというふうに思います。  私はさきの大臣所信表明に対する質問のときに意見を交えて大臣訪ソについて申し上げました。交渉再開から十日たつ今日においてもいまだ決着を見ないわけでありますし、二十五日付の新聞等によれば、日本側が交渉再開初日の十七日に示した新提案の主要部分に対して、ソ連側が受け入れられないというような姿勢を示して、事実上同提案を拒否した。これで再……

第104回国会 農林水産委員会 第7号(1986/04/17、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私、初めに大臣の方から御報告のありました日ソ漁業交渉の件について御質問申し上げたいと思います。  何はともあれ、訪ソされましたことについて本当に御苦労さまでございました。しかし大臣が行って何かいい結果を生むのではないかという期待が大きかっただけに失望もまた大変大きい。このことについては十分御認識になっていると思いますが、本当に関係者が心配していた以上の惨たんたる結果に終わったということだと思います。  漁獲の割り当て量が十五万トン、これは年間に換算すれば二十万トンとも言われますけれども、 いずれにしろ昨年の六十万トンから見れば三分の一、または四分の一にすぎないわけであります。この……

第104回国会 農林水産委員会 第8号(1986/05/08、13期、日本社会党)

○菅野久光君 先ほど山田委員の方からも話がありましたけれども、今回の法案の名称なんです。本当によく見ないとどこかが抜けてしまうような名称で、まことに一般の国民にはわかりづらい法案の名称だ。しかし、こういう名称をつくらざるを得なかったその苦心のほどはまたこの名称によってわかるわけであります。普通、農業機械化研究所というものを一応解散するというか吸収して、一つの機構をつくっていく場合、ほかのものもそうですけれども、大体似通ったようなものを統廃合して一つの組織をつくっていくというのが一般的なわけでありますけれども、今回の場合には全く関係がないかといえば、わずか関係があるような先ほどの答弁がありました……

第104回国会 農林水産委員会 第10号(1986/05/13、13期、日本社会党)

○菅野久光君 私は、ただいま可決されました農林中央金庫法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び二院クラブ・革新共闘の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農林中央金庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   我が国農林水産業をめぐる情勢には誠に厳しいものがある。このため、農林水産業における経営体質の強化と生産性の向上、農山漁村の活性化等を図ることが強く求められており、補助から融資への政策転換が図られる中で、農林中央金庫を中心とする系統金融の果たす役割は益々重要となっている。……

第104回国会 補助金等に関する特別委員会 第7号(1986/04/25、13期、日本社会党)

○菅野久光君 初めに補助金カットの問題につきましては昨年も出されまして昨年一年限りという措置でありましたが、またことしは六十三年度までの三年間の措置ということになりました。これはすべて財政的な理由ということからこういうふうになったというふうに理解してよろしいでしょうか。
【次の発言】 事務事業の見直しを含めてこのよ うな措置をとったということであれば、当然事務事業についてはこれは各省庁にわたる問題でありますからそれぞれの省庁ごとに、常任委員会等もあるわけですから、そこで十分論議をし、審議を尽くした上でこのような措置をとるということが私は必要ではないかというふうに思うのですが、そういう措置をとら……


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