このページでは山中郁子参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○山中郁子君 午前中から少額貯蓄非課税制度、いわゆるマル優の廃止問題について議論され、郵政大臣並びに郵政当局の現在のところのお考えは繰り返し承ったところであります。 それで、私はここでまずこの問題では我が党の基本的な見解を述べるにとどめておくということにしたいと思います。 一つは、当然のことながらマル優廃止は庶民の零細な貯蓄に対する大衆課税でありますので、絶対にこれを認めるわけにはいかないという立場であります。 それからまたけさほど来からの議論の中にもありましたけれども、いわゆる内需拡大、つまりマル優を廃止して消費をふやすなどという問題は余りにも見当違いの話である。これはいろいろの機会に……
○山中郁子君 昭和五十九年度決算審査の機会に、二、三の問題でNHKの姿勢をただし、同時に改善あるいは善処方をお約束いただきたいと思います。 一つは、最近NHKの事業活動として、番組の販売あるいは再編集して販売する問題で、あらかじめ企業とタイアップすることを予定しているという傾向、また同じく企業とのタイアップ広告、タイアップ企画などがふえていると言われている問題についてであります。 最近、雑誌「世界」に論文が載りました。これは十一月号でありますけれども、この中で次のように筆者が述べています。「NHKの重役の一人は、「最近、企業も文化事業に理解のあるところが増えてきたから、内容さえよければ、視……
○山中郁子君 六十二年度のNHK予算案の審議に当たりまして、私は三つの点についてNHKのお考えを伺い、それから私どもの見解も述べ、また改善すべきことは改善していただきたいという要求、要望を申し上げたいと思います。 第一点は、二月の三日に高検宮が死去された際の放送のあり方についてであります。 この日に高松宮が死去された以降の番組などにあらわれたNHKの放送は、まさに私は異常という状態があったと思います。NHKだけではありません。他の民放もそうでありますし、またこの問題に関して言うならば、マスコミ一般についてそれらのことが言えると私どもは考えていますけれども、きょうはNHKの予算の審議の委員会……
○山中郁子君 初めに郵便料金の特例の範囲の拡大の法案に関係して郵政省にお尋ねいたしますが、今回、最高三〇%の料金割引が行われるように改正されるわけであります。これらはダイレクトメールの関係者から要望が強いことは私も承知しておりますけれども、こういうダイレクトメールに限らず、その適用の範囲を広げるということは考えられないものなのか、その点についてお尋ねをしたいわけであります。 例えば領収証だとか、それから会報だとかその他さまざまな周知文書などが現実に発送されているわけですから、それを数も三千というふうに厳しく考えなくても多少枠を持って考えるという方法もあると思います、午前中にも質疑が行われたと……
○山中郁子君 今回の貯金法の改正の一番の焦点は自主運用問題であると思いますけれども、この問題も含めて貯金法の改正、それから国債窓口販売法によって預金者、つまり国民が具体的にどのような利益、まあメリットがあるのかということを端的にお尋ねしたいわけであります。
私は、預金者貸し付けの限度額が二百万円に引き上げられるという点を除けば、具体的なそのような預金者、国民にとっての利益がこの法案にあるとは到底思えないのでありますけれども、御見解をまずお伺いいたします。
【次の発言】 端的に、具体的なメリットがないということがわかる御答弁だったと思います。税金つきの国債につきましては後ほどまた触れます。
……
○山中郁子君 初めに簡保年金積立金の運用範囲の拡大についてお尋ねをいたします。 既にお話もありましたけれども、今回、運用範囲を拡大するということで、一つは福祉事業団に対する貸し付けが行えるようにするということでありますけれども、もともと簡保郵便年金福祉事業団は、加入者福祉施設の設置及び運営ということであるわけですけれども、この事業団に貸し付けをして事業をさせる、そして収益を簡保年金特別会計に入れさせるという、そういう法案の内容であります。 私は、これは先ほど来から議論がありましたけれども、別な意味から見ますと、やっぱり本来もともとの法律で禁じられている、つまり事業団にやらせる事業は、積立金……
○山中郁子君 私は初めに、去る二十一日の当委員会におきましてテレマーケティング問題、NTTが推進しておりますこの問題についてお伺いをした折に、時間が足りなくて残してある問題がありますので、その点を先にお尋ねをしたいと思います。 先日の委員会でも申し上げたんですけれども、NTTが今推進をしておられるテレマーケティングというのが国民のプライバシーの侵害というおそれを持っているということと、それから現状でも大変サービスが悪いということで問題になっている、そういうサービスの改善をしなければいけない。例えば東京市外番案、一〇四番から、それぞれ五十名ずつそこに人間を投入するというふうな計画がある。つまり……
○山中郁子君 私も初めに、九月四日からサービス開始をされましたNCC、新規参入通信業者の問題に関連して、二、三質問をいたします。 初めに、このサービス開始に伴いまして、各NCCの社長による共同記者会見が行われましたが、その席上、六十二年度売り上げについて、以下のように見込みを発言しておられました。 TWJ、つまり日本高速通信は三十数億円、DDI、つまり第二電電三十五億円、JT、つまり日本テレコム五十億円、この見込みを合計いたしますと百十五億円になります。 ところが、この問題に関連してNTTは、事業 計画では、このNCCのサービス開始に伴うNTTの減収見込みとして四百億円見込んでおりました……
○山中郁子君 きょう初めて新中山郵政大臣にお尋ねする機会を得ましたので、簡潔にお答えいただければ結構でございますが、私ども共産党は、既に労働時間短縮による週休二日制の実現をかねてから主張してきたところでありまして、御承知いただいていると思います。同時に国民のニーズにこたえることの重要性、特に公的機関の任務として国民へのサービスダウンをもたらしてはならないという点も重視して強調してまいりました。 今回の郵政大臣の発言をめぐっては既に当委員会でも議論がありましたけれども、私は一点だけ大臣にぜひとも御努力されることのお約束をいただきたいと思いますことは、日本の一つの重要な要素でもあります中小業者の……
○山中郁子君 初めに、郵トピア構想について伺います。
郵政省からいただいた資料によりますと、郵トピア構想について、以下のように述べている部分があります。
「モデル都市は、別記の二十都市を指定し、当該モデル都市の地方自治体と関係郵便局とで各種のサービスの実施方法等について打合せの上、準備が整い次第順次実施のこととする。」と、こうなっておりますが、その実施状況を初めにごく簡潔で結構でございますので、御報告いただきたい。
【次の発言】 実際問題としては、緒についたばかりだというふうに理解をいたします。
それで、私はこの「郵トピア構想について」という郵政省の文書の中でも、例えばこういうふうに述べ……
○山中郁子君 六十三年度のNHKの予算審議でありますが、私はまず第一に、NHKが六十三年度からスタートさせるとしております新営業構想というものについて、幾つかお伺いをしたいと思います。 NHKからいただいた資料によりますと、「新営業構想では、契約収納活動の推進に必要な視聴者情報を収集し、それを活用した効果的な活動を展開することとしている。」と述べられておりますが、まず私は第一に、この情報が厳重に管理されなければならないものであるということは当然の前提として、今個人情報の売買なども社会的な問題になっている時代でありますから、それは当然の前提としてNHKがお考えのところだと思いま す。そうではあ……
○山中郁子君 私どもは今回の法改正そのものについては、利用者のサービスの向上につながるものでありまして賛成できるとしておりますけれども、問題が一つありますので、ぜひこの機会に郵政省において解決、改善のために努力をしていただきたいということで提起をいたします。 この居宅払い自体が改善でありますが、関連するサービス上、今大変大きな問題があるんです。それは住宅地域を抱えている郵便局で、受領確認を必要とする為替あるいは書留、そういうもののサービスが低下して、異常とも言える状況が生み出されているというところがあります。これは労働者自身からの訴えもありますし、それからまた、利用者からの何とか解決してほし……
○山中郁子君 ハイビジョンの実用化に伴うテレビ放送の将来像という点について初めに伺いたいと思います。 既に幾つかの議論がありましたけれども、一つは、ハイビジョン放送に全部衛星放送が移行するということを想定しておられるのかどうか。これはハイビジョンの推進に関する懇談会報告、「ハイビジョンの将来展望(二十一世紀初頭のハイビジョン)」などなど郵政省のいろいろな文書に幾つかのことが出されております。二十一世紀初頭のハイビジョンとして、例えば「ハイビジョンの将来展望」の中で、ハイビジョン放送の番組内容について、@はNHK総合プログラム。Aは民間の総合編成局。Bが民間の専門放送、例えば映画。C民間の専門……
○山中郁子君 放送法及び電波法の一部改正案でありますが、私どもはごく大まかに言いまして、一つとしては、政府・郵政省が言論機関である放送局の免許を行うという、けさほど来からの議論もありましたが、政治権力の放送への介入を招きやすい現行のやり方を肯定化するものであるということ、と同時に、ダミーが殺到して、密室で一本化工作が行われる、大変いろんな問題を含んでいるんですけれども、こういう不明朗な免許制度を継続させ、固定させていくものであるという点、またNHKの業務範囲拡大が持っているさまざまな問題点、さらには有料放送の契約約款の郵政大臣認可も、最初に申し上げましたように、放送事業者の経営への政府の介入を……
○山中郁子君 私は、日本共産党を代表して、放送法及び電波法の一部改正案に対する反対討論を行います。 反対する第一の理由は、今回の法改正が政府・郵政省が言論機関である放送局の免許を行うという現行制度を法定化することによって、放送局への政府権限を強化、拡大するという点であります。 現行の免許制度が放送内容に対する政治権力の介入を招きやすいことは、その制度の仕組みからしても、また私が当委員会で明らかにしたように、政府・自民党とNHK及び民放各社との秘密懇談会でさまざまな圧力が放送事業者に加えられているなどの事実によっても明らかであります。同時に、この制度は当委員会でも再三取り上げられ、私自身も山……
○山中郁子君 本日の午前中には衆議院でも集中的に議論をされたというように聞いておりますけれども、今、新大型間接税の問題をめぐってNHKの調査、そしてまたその報道のあり方などが問題になっております。 今国会の当委員会におきましては、私もこの問題については、一つはNHK予算をめぐって、そしてまた放送法改正をめぐってなど繰り返し指摘してきたところであります。衆議院予算委員会における我が党の質問に対するNHKの予算委員会の放映の問題、そしてまた、放送法にあってはNHKの業務拡大に絡む政府の、例えば広報番組をNHKが請け負ってつくるということなどについて、放送法上のNHKの政治的中立公正をめぐるその問……
○山中郁子君 今回の郵便年金法の一部改正は既に議論がありましたように、掛金の一時払い制度の採用、即時年金制度の採用、契約後復活制度の採用などを柱にしているものでありまして、法全体から見れば、まだまだいろいろと改善すべきことはありますが、一定の改善であり、さらにこれによって不利益をこうむるという事態があるということもないので、私どもは本法案には賛成をする立場であります。 この機会に、ぜひひとつ同じく簡易保険局で扱っております簡保の法人契約の問題について明らかにしたいと思っております。 今郵政省で、法人契約などについて、パンフレットでいろいろ宣伝をされている、かなり派手なパンフレットで、紙も立……
○山中郁子君 先ほど川原会長から、午前中の及川委員の質疑に関連をして、指摘を受けた諸点について率直かつ厳しく受けとめ、今後とも公共放送の使命と責務の達成に万全を期すので了承していただきたいという趣旨の御発言がありました。私は、先ほど委員長が発言されましたとおり、この川原会長の御発言が理事会でもって議論になって了とされたということではないということは重ねて明らかにいたします。 その上で、川原会長にまずお伺いをするのでありますけれども、率直かつ厳しく受けとめということであるならば、当然のことながら今大きな問題になっております、三月段階での新型間接税導入をめぐる世論調査の結果を発表しなかったことは……
○山中郁子君 今までのお話ではっきりしたことは、端的に申し上げまして、あなたが自分ではいささかのお金も出さないで、江副さんに言われて短期間に二千万の現金を入手されたということに尽きると思いますけれども、その点はお認めになりますね。
【次の発言】 端的に答えてください。
【次の発言】 私は、とにかく事実として二千万それでもって入手をされたということを申し上げているので、あなたもそれは否定はできない、事実である。それは結局、あなたの業務に関して現金を受け取ったということに実際なります。
あなたがよく御承知のように――そうですよ。あなたはもともと、ずっと長いこと電電公社で働いていらしたんだから、そ……
○山中郁子君 私どもは、すべての国民の選挙への参加を保障するために、障害者や寝たきりのお年寄りの方などのための措置を今までもさまざま要求してまいりましくその必要なものは執行経費で見るべきだということを申し上げてまいりました。テレビの政見放送の手話通訳の導入もその一つであります。従来自治省は、ごく最近、衆議院における我が党の松本議員の質問に対しましても、厚生省が進めている通訳者の認定問題があるとして、そういうものをにらみながらなお今検討を続けているというふうに答弁されてきました。御承知のように今回厚生省で、これは先月の二十日になりますが、手話通訳の技能審査に関する認定制度を発足させることを正式に……
○山中郁子君 NHKの予算案の審議に入ります前に、片岡郵政大臣に直接御意見を伺う機会としてはきょうが初めてでございますので、一点だけ大臣の見解をお伺いし私の方からもお約束をいただきたいということがございます。 それはNTT問題であります。 御承知のように、真藤前会長が起訴をされるというそういう状況のもとで、今国民の大きな批判と関心が集まっているわけでありますし、また例えばきょうの新聞なんかを見ましても、昨年亡くなられた参議院議員に、問題になっております電通協ないしはボランティア基金から一億円のお金が出されたというようなことが改めて報道されるという事態が生まれてきております。 私はぜひ郵政……
○山中郁子君 新郵政大臣の所信をお伺いしたわけでありますが、大変時間が限られておりますので、「最後に、」ということで述べられております点、つまり、「最後に、今般、いわゆるリクルート問題に関し、NTTの前会長等が起訴される等の事態に至ったことは、まことに遺憾であり、NTTを監督する立場にある者として厳粛に受けとめているところであります。 私としては、NTTに対し綱紀の粛正と適切な業務執行体制の確立に努めるよう適切に指導していく」というふうに述べられているところでありますが、それに関しまして、私は、全般的にリクルート問題に絡むNTTの問題に触れる余裕はとてもありません。 それで、いわゆる電通協問……
○山中郁子君 私は、初めに前回の六月十六日の当委員会で簡保法の審議に当たりまして、夜間にわたる募集とか集金などの実情、業務の実態についてただしました。その後、とりあえず都内八局について委員長のお計らいもありまして、調査の結果をちょうだいいたしました。これを見せていただきましても、やはりかなり問題がございます。しかし、きょうは別な法案の審議の場でございますので、この中身について触れる時間がありませんので、しかるべき機会に具体的な改善方策等について取り上げていきたいというふうに考えております。 ただ、一点だけ、先日時間がなかったこともあって御答弁をいただけなかった部分について、大事なことでありま……
○山中郁子君 放送、電波法の一部改正の中で、通信衛星を利用した放送サービスの実現の項目をめぐりまして幾つか問題をただしておきたいと思います。
初めに、先日ファクシミリ放送の実験が成功したということが放映されました。郵政省の玄関での風景なども出ていたようでありますけれども、このファクシミリ放送の今後の展望なり発展計画なりについて御認識があれば教えていただきたい。
【次の発言】 実際にファクシミリ放送というのが世の中に出てくるというのは大体五年ぐらいかかるだろうとか、そういう見当もつかない状況で、そういういわゆるタイムスケジュール的な、あなた方の見通しも持っていない程度のわからないものだというふ……
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