このページでは扇千景参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○林寛子君 一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 委員長在任中は、皆様方のお力添えで職責を大過なく果たすことができました。皆様の御協力に対しまして心から御礼申し上げたいと思います。ありがとう存じました。 なお、今後とも当委員会に残りますので、引き続きまして御指導を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手)
○林寛子君 去る九月四日から六日まで高知、愛媛の両県に派遣されました第一班の調査結果の概要を御報告申し上げます。 第一班の派遣委員は、仲川幸男委員長、小野清子委員、木宮和彦委員、山本正和委員、高桑栄松委員と私林寛子でございます。 まず一日目は、高知県庁で中村哲男副知事と中澤秀夫教育長から県勢と県教育の概況について説明を受けました。 高知県は八三%が山地で、人口が少なく老齢化も進んでおり、農林漁業を基幹とした県でございます。しかし、四国が島でなくなる架橋時代の到来に備え、交通輸送網の整備、先端技術企業誘致のための基盤整備等が県政の課題となっているとのことでございます。このような発展を図るた……
○林寛子君 塩川文部大臣が就任なさいまして、過日、初めて所信を伺いました。その所信に関して、きょうは私限られた時間でございますので、細かいことに入る時間があるかどうかわかりませんけれども、先ほどからも、文部大臣の重みという話が出てまいりましたけれども、私は、同僚委員のお話のとおり、文部大臣の重みというものはぜひ御認識いただいておきたいと思いますし、また、国民もそのように思っております。 塩川文部大臣に対して幾つかの質問をさせていただきたいと思いますけれども、まず、大臣に御就任になって、文部行政を行う長として、戦後の教育というものを現在までどのようにお感じになっていらっしゃいますか、伺いたいと……
○林寛子君 まず、幾つかの質問をさしていただきたいと思いますけれども、私は質問が下手でございまして、いつも、自分で予定をしました質問が、後半大抵残してしまう、大変質問が下手だなと思って、後悔しているんです。ですから逆に、今横から声がありましたけれども、後ろから質問をやったらどうだという話があって、きょうはちょっとそういうふうで、今までお伺いしたいと思いながらも残しましたものも多々ございますので、順序が前後いたしますけれども、御理解いただいて、時間がなくなりそうでしたら時々後ろの方へ飛ばさしていただきますので、御了承いただきたいと思います。 御存じのとおり、教育は国家社会の発展の基礎を培うもの……
○林寛子君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております学校教育法及び私立学校法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行います。 本法律案は、臨時教育審議会の答申を具体化するための法律改正の第一号であります。二十一世紀へ向けての我が国の発展の基礎となる教育改革を断行していくため、臨教審の答申を一刻も早く実施に移すよう努めることが私どもに課せられた最大の責務であろうと思うものであります。 本法律案は、我が国の高等教育のあり方を全体として調査審議し、文部大臣に答申、勧告する大学審議会を新設しようとするものであり、従来からその必要性が強く認識されていたものであります。御承知のとおり、我……
○林寛子君 去る十一月十七日から十九日までの三日間、長崎県に派遣されました第二班の調査結果の概要を御報告申し上げます。 第二班の派遣委員は、仲川幸男理事、木宮和彦委員、世耕政隆委員、山本正和委員、高桑栄松委員、勝木健司委員と私林寛子でございます。 一日目は、長崎県庁で柴田芳男副知事のあいさつの後、伊藤昭六教育長から次のような県勢と県教育の概況の説明を受けました。 長崎県は我が国の最西端に位置しており、平地に乏しい上、県土の四五%を大小五百八十の島々が占めております。産業は石炭、造船、水産及び観光を主軸としておりますが、観光以外は厳しい状況が続いております。こうした中で、県の財政は歳入のほ……
○林寛子君 先日の大臣の所信に対しまして、きょうはいただいた時間の中で少しお伺いしていきたいと思いますし、中島文部大臣初めて大臣として御就任をいただき、そして所信を拝聴しておりまして私は一番うれしく思いましたことは、中島文部大臣がかつて直接御自身で文化というものを手がけられ、そして文化振興のためにエネルギーをお使いになっていたというその御経歴からして、私は少しは日本の文化行政が明るくなるのではないかという大変希望を持ってこの委員会に中島文部大臣をお迎えしたわけでございます。 ですけれども、まず所信を拝見いたしまして、二十一世紀に向けて御存じのとおり創造的な活力ある社会を構築していくというため……
○理事(林寛子君) ただいまから文教委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、昭和六十二年度における私立学校教職員共済組合法の年金の額の改定の特例に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。
○林寛子君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となっております国立学校設置法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行います。 本法律案には、国立学校の改組等にかかわる規定の改正に加え、臨時教育審議会の答申実現のための重要な規定が盛り込まれており、昨年九月に成立した大学審議会設置法に次ぐ臨教審関連法案であります。私どもは、臨教審が三年の歳月をかけて審議し、お出しくださった答申をできるだけ速やかに実現するよう努めることが、今、私どもに課せられた最大の責務であると考えるものであります。 さて、本法律案で臨教審答申にかかわるものは、総合研究大学院大学の新設と大学入試センターの所掌事務の改正の二……
○林寛子君 私は、自由民主党を代表いたしまして、教育公務員特例法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、原案に賛成、高木委員提出の修正案に反対の討論を行います。 我が国は、世界に例を見ない速さで、社会経済の成長と高度化、科学技術の発達、国際化、情報化、高学歴化などが進展しております。さらに、学校教育についても、受験準備偏重教育、いじめ、非行、登校拒否の多発など困難な問題が山積しているのであります。 このように、教員や学校教育を取り巻く今日の環境背景は厳しく、教員の資質向上を求める国民の声は日増しに高まっているのであります。こうした国民的要請にこたえるこ……
○林寛子君 私は、自由民主党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。 高等学校における定時制、通信制教育は、これまで、勤労青少年に対し高等学校教育の機会を確保するものとして、極めて重要な役割を果たしてきており、高く評価されるべきものと考えます。 しかし、一方、近年における全日制課程への進学率の上昇に伴い、特に定時制の生徒が減少するとともに、通信制を含め、生徒の入学動機や学習歴などが多様化してきております。また、全日制を初め高等学校全体について、極めて多様化している生徒の実態に必ずしも適合していないという問題が見られます。 このような状況にかんがみ、今後……
○林寛子君 きょう、今大臣が趣旨説明をされました法案に対する質問の前に一言お伺いしたいことがございます。 それは、昨日、衆議院におきまして証人喚問が行われ、私どもも何度もこの委員会で顔を合わしておりました文部省の高石前文部次官が証人喚問として証言をなさいました。中身の問題に対しては、衆議院段階ですから、今私はここでどうこう申し上げるつもりはありません。ただ、前回の委員会におきましても、私どもの同僚議員から文部省の姿勢に対して質問がありました。昨日、証人喚問の後、高石前文部次官が文部省に立ち寄られたと伺っておりますけれども、どこに立ち寄られて、どのようなごあいさつがあったのかお答えいただきたい……
○林寛子君 私は、自由民主党を代表いたしまして、教育職員免許法等の一部を改正する法律案につきまして、賛成の討論を行います。 我が国は、社会経済、科学技術などあらゆる分野で国際化、情報化、高学歴化などが急速に進展しているのであります。さらに、学校教育についても、入試地獄、受験準備偏重教育、いじめ、非行、登校拒否の多発など、困難な問題が山積しております。このように、教員や学校教育を取り巻く環境は厳しいものがあるために、教員の資質能力の向上の必要性は高まり、それを求める国民の声も切実なものになってきております。こうした国民的要請にこたえることは、国、とりわけ教育行政の大きな責務であります。 こう……
○理事(林寛子君) 以上で文部大臣の所信及び平成元年度文部省関係予算の説明聴取を終わります。
【次の発言】 次に、著作権法の一部を改正する法律案を議題といたします。
まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。西岡文部大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。
それでは、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
○林寛子君 私は、きょうは実は賛成法案でございますし、もう既にこの法案に対して同僚の粕谷委員からも細かい御質問がございまして、質問をしないでおこうかと思いましたけれども、御存じのとおり、西岡文部大臣が大臣に御就任されましたのが昨年の十二月の二十七日でございまして、通常国会が開かれましたけれども、残念ながら私たちは大臣の所信すら聞かしていただくという機会がございませんでした。大変残念でございました。また、その所信に対する質問も当然できませんでした。 しかも、西岡文部大臣という、今まで私ども自由民主党の中に西岡先生という文教関係に関しては大変理想と理念をお持ちの方と私は拝察しておりました方が文部……
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