このページでは佐藤三吾参議院議員の14期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は14期国会活動統計で確認できます。
○佐藤三吾君 官房長官、昨夜は大変御苦労さまでした。久しぶりに会うものだから、懐しいものですからね、きょうは少し立ち入って質問させていただきたいと思うんです。 先月の二十二日ですね、あなたが静養なさった日です。総理も何か午前中はテニスをして静養なさったようですが、この日に総括の第一日が始まったわけですよ、決算審査の。総理もそうですが、決算審査の重視については再々強調なさっておるんですけれども、どうして当日御出席できなかったのか。これは理事会の方でも要請を再三したようでございますが、まさか三百九議席というのがそうさせたんじゃないと思うんですが、いかがでしょう。
○佐藤三吾君 きょうは検査院に対する異例の集中審議と、こういうようになっておるようでございますので、若干細かい問題等もございますけれども、ひとつお聞きしておきたいというふうに思います。
まず、十四日だったと思うんですが、青森に大挙立ち入り検査をなさっておるようでございますが、この検査事案と概要はどういうことですか。
【次の発言】 報道によりますと、結果的にはその採取した石が事実粗悪品で、その工事関係で約六十億ですか、これが大きな損害を与えたんじゃないかというところで県議会で問題になったようでございまして、こういうことがなぜ今まで検査院の検査を通じて発見できなかったのか。 その辺はいかがですか……
○佐藤三吾君 大臣、五十九、六十と会計検査の検査結果が出ておりますが、不当事項が続いて指摘されておりますね。この問題についてどのように受けとめて対応していらっしゃるのか。まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 不当事項ということは、検査院から見ましてもかなり慎重に配慮した上で出されている内容ですから、それに取り組む姿勢はやっぱり真摯にこたえていかなければならぬと思うんで、その点はひとつぜひそういう受けとめを大事にしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。
そこで、ちょっと警察庁お見えになったと思いますからお伺いしておきたいと思うんですが、最近、東京都が行った調査によ……
○佐藤三吾君 官房長官、連日大変でしょう。やっと中国問題は軌道に乗ったようですから、ほっとなさったんじゃないかと思うんですが、その本題に入る前にちょっと二、三ほど、久しぶりに官房長官と会うわけですからお聞きしておきたいと思うんですが、最近、流行語ではないんですけれども、後藤田語録というのがあるんです。知っていますか。 私もそんなにあなたの言葉がはやっておるとは知らなかったんですけれども、そう思って最近のやつをちらちらと見ますと、なるほどな、こう思っておるんですが、ポスト中曽根問題に対して、永田町だけの数の論理だけでは困るとか、それから、リーダーはみこしに乗るのでなく、乗るのは一億二千万の民衆……
○佐藤三吾君 大臣とは、何の大臣だったか、前二、三すれ違った感じあるんですけれども、実質きょうが初対面ですかね。そこで、あなたの政治哲学をちょっと聞いておきたいと思うんですよ。中曽根さんの任期がもう間もなくというところに来て、あなたも総裁ダービーに並んでおるわけですから、大事なことですから二つほどお伺いしておきたいと思います。 一つは、あなたは資産倍増論というものを出した、総務会長時代に。おっ、なかなかやるなという印象を国民に与えたと思う。積極財政を打ち出してきた。ところが、大臣になると同時にどうもお蔵に入ってしまった。まあ大蔵大臣だからそうかもしれませんが、これは一体どういうことだろうとい……
○佐藤三吾君 外務大臣御苦労さまでした。 中日閣僚会議で大変中日関係に影響するんじゃないかと危惧されておったんですが、無事済んだかどうかは問題としても、あれだけの非難応酬をやっておった経緯が一応鮮明になって、しかも中国の真意が私は出たんじゃないかと思いまして、その意味では将来のためにもよかったんじゃないかと思います。 しかし、それにしても外交の玄人である外務省の事務次官が、雲の上という表現が、日本では雲上人ですわね、しかし向こうでは恍惚の人と、こうなるという、ここら辺は私は素人でわかりませんけれども、プロの皆さんはそこら辺はやっぱり知ってしかるべきじゃないかと思う。私はそういう意味で、傲慢……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党・護憲共同を代表し、ただいま議題となりました地方税法の一部を改正する法律案につきまして、反対の討論をいたします。 第一に、本案は、政府提出の地方税法一部改正案の日切れ部分を抜き取り、審議成立させようという異常、特別の手法が用いられております。その原因が政府提出の税制改革案であります売上税導入、マル優廃止にあることは周知のとおりであり、政府提出の地方税法改正案におきましても電気税、ガス税の売上税への吸収、またはマル優廃止を前提とした利子割交付金を含んでおります。そうした政府案に対する批判が集中し、その年度内成立が絶望となったために本来のごとく日切れ案件の処理が行わ……
○佐藤三吾君 大臣、きょう、実は所信表明を本来ならお伺いして、その上でというのが今までの慣例なんですが、所信表明もないまま国会が終わろうとしておるわけです。極めてそういう意味では異例なんですが、さりとて重要法案が審議できない状況ですからね。所信表明もない。これが御案内のとおりに、売上税という国民への公約破りというんですか、公約に沿っていないということで指摘されたんですけれどもね。こういった法案が提出されて、そしてそれが強行されるというような事態で国会が混乱状態に陥っている。また国民の皆さんも統一地方選挙を通じて明確に処理なさる。こういうような事態になって、これもまた廃案の状態になっております。……
○佐藤三吾君 官房長官がまだ見えてないようですから、法務省から入りたいと思います。
住民税の不正流用の問題で、福団地検で捜査中の苅田町の事件について、七月にこの委員会だったと思いますが、幾つか私は問題を取り上げたわけです。もう捜査に入って既に六カ月、私が取り上げた七月の時点から見ても相当な経過があるわけでございますが、どういう状況になっておるのか、まず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 私が七月に取り上げたときには、ちょうど東京地検から福団地検に移送するという直後でした。その際あなたが答弁なさったのは、この移送というのは逆に言って逃げの姿勢に入ったのではないかという私の質問に対し……
○佐藤三吾君 防衛庁長官、訪米御苦労さまでした。 逗子の池子米軍住宅の建設問題で事実上問われておりました市長選が十二日に開票しまして、御案内のとおりに富野氏が二千四百票の大差で勝利をしたわけです。このことは、知事調停案というんですか、これが事実上否決になりまして、拒否されまして、先般私がこの問題で質問に立ったときに、あなたから、高度な政治判断、こういう回答をいただいたにもかかわらず、対米土産になるのか、それとも既成事実をつくって選挙をリードしようとするのか知りませんが、くい打ち、測量の強行、こういったことが私は逗子市民の冷静な判断の中でボールが返ってきたんじゃないかと思っておるわけであります……
○佐藤三吾君 大臣、おはようございます。
もうあと何日かで、きょうが最後の大臣席じゃないかと思うのですが、就任のときに法曹界の刷新を意気込んでおった大臣ですから、さぞやこの一年有余は思う存分腕を振るわれたのではないかと思うのですが、感想をひとつお伺いしたい。
【次の発言】 それで大臣、十五日でしたか、私がこの委員会だったと思いますが、地検のいわゆる報道の自由の問題について大臣の、まだ私は大臣でありますからきちっとやりますということをここで言明なさったんですが、どう措置なされましたか。
【次の発言】 では、それであの文書による報復とか、そういうことはないんですね。
○佐藤三吾君 委員派遣の御報告をいたします。 派遣委員は、松浦前委員長、出口理事、片上委員、神谷委員、秋山委員及び私の六名で、去る六月九日、十日の二日間、東京都八丈町を訪問し、離島振興の実情及び町政の概況について調査を行いました。 第一日目は、東京都八丈支庁におきまして、支庁、八丈町から離島振興の状況及び町政の概要、また八丈島警察署から管内概況について説明を聴取した後、町立八丈病院、八重根港、八重根漁港及び集落を結ぶ幹線道路の整備工事を視察し、翌日は、農道の整備状況、花卉園芸の振興状況、神湊港及び神湊漁港の整備状況を順次視察調査いたしました。 調査を行った全体の印象といたしましては、空港……
○佐藤三吾君 警察庁、せっかく来てくれて、これは今あなたのお話にもあったように検察庁の方が主役をやっておるわけで、検察庁をきょう呼んでおればもっと現在の時点の詳細な点がわかるのじゃないかと思うんですがね。ただ、今あなたの答弁を聞いておって東京地検に告発をしたので、この案件については警察としては見守る、こういうことがあったのですがね。これは通例の場合でもそういうことなんですか。私は、やっぱり警察は警察としての機能、検察は検察としての機能がありますわね。苅田町の事件を見ると東京地検に告発したのは税金の行方不明の部分についての告発をしたのであって、あそこにはそのほかに職員採用不正事件があったり墓園で……
○佐藤三吾君 大臣、大分休養しておったようですから、ひとつ冒頭に聞いておきたいと思うんですが、交付税にしても地方税にしてもこの時期に審議、採決ということは私は極がで異常であると思うんですね。これは予算編成で政府・与党の皆さんが売上税、マル優の既成事実化をねらって地方財政画に計上を強要した、ところが廃案になった、地財計画がそのために地方財政に混乱を与える。こういう事態が起こり、自治体財政運営を阻害するというような結果になっておるわけでありまして、私は政府、自治省としては極めて責任が重大であると思うんてすが、なかなか政府、自治省ともに責任をいまだに明らかにしない、こういう感じがしてならぬのですが、……
○佐藤三吾君 私は、ただいま議題となっております地方税法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合の共同提案に係る修正の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、ただいま議題となりました地方税法の一部改正に関する法律案に対する修正案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表し、その趣旨及び概要を御説明申し上げます。
御承知のように、税制改革全般につきましては、与野党税制改革協議会において協議が重ねられているところであり、いまだに最終的な結論を得るに至っておりません。
我々は、今回の税制改革がシャウプ以来の抜本……
○佐藤三吾君 どうも森田さんおめでとうございます。政務次官になられてわくわくしておるところだと思うんですが、今までの実態を調べてみますと、二十九年から歴代の政務次官の平均寿命というのは大体七カ月ぐらいですね。きょうはそういう意味で、ありきたりじゃなくて、七カ月の間で何をやろうとしておるのか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 岳父の大平総理は、総理大臣になったときに田園都市構想を打ち出している。そして地方の時代というものを、一つの夢を国民に与えたんですが、これは早く亡くなったこともございまして完全に夢に消えまして、その後の鈴木さんで焦点がなくなっちゃって、中曽根さんの五年間で……
○佐藤三吾君 宮内庁の方がお急ぎのようでございますから、ちょっと大蔵大臣に入る前に宮内庁について入らせていただきたいと思います。 昨日の閣議で、天皇陛下が国事行為のうちで負担の軽い部分を担当なさるということで、新年祝賀の儀もとり行うことを決定したようでありますが、山本さん、これは大丈夫ですか。国民の皆さんも、大変な手術の後だけに心配なさっておるんです。わずか八十四日間で御復帰なさるということ、これは非常に喜ばしいことでございますけれども、全快なさったわけではないんです。しかも高齢。こういうことなんで、私はひとしく心配なさっているんじゃないかと思うんです。いかがでしょう。
○佐藤三吾君 委員の派遣について御報告いたします。 派遣委員の谷川委員長、松浦理事、片上委員及び私の四名は、去る一月十八日、十九日の二日間、沖縄県を訪問し、県市町村における財政状況、行政改革の推進状況及び地域振興対策等の実情を調査いたしました。 第一日は、県当局、市長会及び町村会から当面の行財政問題についてそれぞれ概況説明等を聴取しました後、那覇市の小禄金城地区土地区画整理事業並びに南風原町琉球絣会館の伝統工芸品・産業工芸品育成事業を視察いたしました。翌日は、読谷村の焼き物を中心とする伝統工芸品による町づくり、本部町の国営沖縄記念公園、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターの現場、那覇市の自……
○佐藤三吾君 時間も短いわけですが、質問に入る前に、先ほどやりとりのございました補助金カットの問題、これは大臣、やっぱり大事なことですから、私からもお願いしておきたいと思うんです。 先ほどから要請もございましたが、何か聞くところによりますと、自治体関係と社会保障関係を除いての補助金については復元した、もしくは復元するというようでございます。ですから、そういう差別的な取り扱いじゃなくて、今度の場合はこれは六十三年度までという期限がございますから、六十四年度についてはきちっと復元させる、こういった努力を私からもひとつお願いしておきたいというように思います。 そこで、きょうは三つほどに絞って御質……
○佐藤三吾君 三月二十五日、政府税調が税制改革素案なるものを発表したのでありますが、中身
は御案内のとおり初めに大型間接税ありき、こういう内容でございます。また、与野党の減税交渉も大詰めを迎えておるわけでございますが、もちろんこの中には地方税の要求も入っております。自民党さんは、個人住民税は過年度課税であると言って翌年実施を主張しておるわけでございます。しかし私は、現年度でもやればできないことはない、こう思っておるんですが、まず自治省の見解を聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 昨年の経緯で、私もその点は了解してきた経緯もございますが、昨年の交渉経過を見ると、ことしも当然大型減税にな……
○佐藤三吾君 さっきから消防庁長官の答弁を聞 いていると、大分無理をなさっているようなお答えに感じるんですね。ですから手品というような言葉が出たりするんだと思うんですが、矢野さんの場合には冒頭にえーというのが出る、この中で手品を考えるのかなと思っているんですがね。しかし、これは大臣にお願いしておきたいんですが、どんなに手品を使おうともやっぱりできないことはできないんですから、そこをごまかしていくようなことがあったら消防業務そのものに影響も出てくるのじゃないかと私は思うんです。 それで私は今聞きながら二つほど考えたのは、一つは、消防庁の幹部の皆さんはさっきありました二週間、一日消防じゃなくて二……
○佐藤三吾君 話をもとに戻しますが、この改正案については我が党は賛成の立場ですから、先ほど山口委員から御指摘の部分もございますが、同時にまたそのほかの部分で二、三だけお伺いしておきたいというふうに思うんです。 一つは、今度の改正案では区画整理、都市開発、観光リゾート用地の先行取得、そのための業務拡大が一つのねらいで、あと資金の運用先の拡大、監督規定の整備、こういうふうになっておるわけですけれども、これは本当のねらいというんですかね。さっきからのやりとりを聞いておって建前はわかりますが、一体業務拡大の本意というのは何だろうかなということがちょっと私聞きながらわからなかったんですが、そこら辺が一……
○佐藤三吾君 厚生省、反省する意思がないわけだからまあ頑張ってくださいよ。 そこで、きょう衆議院の方で突風が吹くそうで私の質問が急遽繰り上がりまして大変皆さんに御迷感をかけますけれどもよろしくお願いしたいと思います。せっかく久しぶりの大臣との出会いですから奥野さん問題とかよど号事件とかいろいろ用意しておったんですが、時間がございませんから二つだけに絞って質問させていただきたいと思います。 まず第一に地方財政のことでございますが、地方団体の借金状態というのが、地方債借入金残高六十六兆九千億、個別の団体の公債費の負担比率を見ますと六十一年度で全団体の三分の一、千八十二団体が二〇%以上、これはま……
○佐藤三吾君 土曜閉庁法案については我が党は基本的に賛成なんですが、取り扱いを含めて私どもの方で若干不明な点もございますので、その点を中心にただしてまいりたいと思うんです。
この法文の中で「毎月の第二土曜日又は第四土曜日」、こういう表現になっておるんですが、これは何かとりようによっては分離してとられるような、そういうものを含んでいるような感じがするんですけれども、これはどういう理解なんですか。
【次の発言】 今あなたがおっしゃったように、第二土曜日、第四土曜日二日間という場合には「及び」と一般的に使いますね。ところが、今度は法律用語としては「又は」というふうになっておるので、同じことだという……
○佐藤三吾君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・国民連合及び新政クラブ・税金党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 地方自治法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、労働時間の短縮、週休二日制の普及促進が緊急かつ重要な国民的課題となっていることにかんがみ、地方公共団体の土曜閉庁の積極的な推進をはかるため、左の事項について善処すべきである。 一、当面の課題である月二回の土曜閉庁の導入を、すべての地方公共団体で円滑に推進するため、引き続き必……
○佐藤三吾君 大分時間が入り込んでまいりましたから簡潔にやりますが、大臣、個人的には私はよく承知をしておるんですけれども、大臣とこういう初めてのやりとりの場ですから、少し地方税にかかわる前に、これは委員長にもお願いして一遍一般質問の機会をつくってもらおうと思っておるんですけれども、一つだけ大臣の考え方を聞いておきたいと思うんです。 それは、けさの新聞でも、政治に不満が六八%、消費税不満が八二%、首相の改革姿勢六七%ということで、政治不信が連日数字でもって、世論の動向がテレビ、新聞、ラジオ各方面で報道されておる。それを総合しますと、今竹下内閣に対しては支持率が一三%だと。かつてない状態なんです……
○佐藤三吾君 時間がないもんですから、長官なかなか多弁ですから余り時間とらぬようにひとつお願いします。
一つは、私が懸案にしております熊本の高遊原、どうも組合解散は取りやめになったように聞いておるんですが、そういうことなのか。だとするならばこの問題を解決する一番いいチャンスじゃないかと思うんですがいかがですか。
【次の発言】 それは私は、とんざした、もとに戻ったというふうにも聞いておるわけです。これひとつ調査して、もとの起こりは消防庁の問題ですから、この辺でひとつ頭を冷やして本来の姿に正常化する、こういう努力をぜひひとつ長官の方で指導を強化してほしいということをお願いしておきたいと思います。……
○佐藤三吾君 大臣、きょう初めてですね。大分待ち遠しかったんですが、なかなか中曽根喚問がありまして開かれずにおりました。 そこで、今の問題でちょっと私からも一つ加えていきたいと思うのは、たしか四年か五年前だったと思うんです、撚糸工連事件が起こったときに、やはりこの問題が大変世論の指弾を受けました。私は予算委員会で選挙制度調査会を早急に発足させて検討すべきじゃないか、こういう問題提起をやったんですが、結果的に無視されて、恐らくこれは七、八年ぶりでしょう。言いかえればようやく眠りから覚めたのか、二十七名の委員の内定の顔ぶれを見ると皆さんそう思うんじゃないかと思うんで、今さら何だという気持ちがある……
○佐藤三吾君 交通問題に入る前に一つ確認しておきたい点があるんですが、よろしゅうございますか。
【次の発言】 最近、パチンコ屋の営業者が一年ごとの営業許可の更新申請を忘れて、改めて許可申請をしようとしたところ、許可更新以前に当該地域が都市計画法に基づき市街化調整区域から住居地域に変更されており、県施行条例により営業が不許可となった事例がございましたが、このような許可後に営業場所の制限に変更があった場合には、更新忘れというわずかなミスが、実質的には廃業という重大な結果につながっていく。風俗営業等の健全な育成を主たる目的とした風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の審議の際に私どもが議論を……
○佐藤三吾君 まずシートベルトから入ってまいりたいと思いますが、今御報告をいただきながら、この中にないのがシートベルトを着用してないということにおける例えば処分とか摘発とか、そういうのもあったのじゃないかと思うんですが、それは全然ここには出ていないので、それはどういう状況になっていますか。
【次の発言】 そうすると六十六万件が違反し、告知されたのですか。その内容はわかりますか、六十六万件の中身は。今わかりますか。
【次の発言】 いや、助手か運転手か。
【次の発言】 それは何件ですか。
【次の発言】 今も、ちょっとここでも話があったんですけれども、義務違反ということは、助手席が義務になっています……
○佐藤三吾君 若干時間超過をしたようでございますから、できるだけひとつ御協力して切り上げてまいりたいと思います。 ただ、やっぱり、山口さんがあれだけ熱心に追及なさったんですが、答弁の方がどっちかというときちっとまともに答えないというところに時間がかかった理由があるんじゃないかと私は思うんです。 特に、自治大臣ね、今最後の方の中でございました地方制度調査会の答申に今度の決定は違反じゃないかという指摘がございました。私もそれは思うんですけれども、特に、私は地方制度調査会の委員で、あの決議の際に一緒におって決議した経緯から見ますと、あなたはまだ一遍も出席していないですね。あのときの議論と結論の中……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。