このページでは佐藤三吾参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。
○佐藤三吾君 最後になりましたが、及川議員にお答えします。 まず、地方財政の問題で消費税廃止後を御心配いただいておりますが、昨年の税制改革におきまして、政府の消費税の平年度収入見込み額は五兆四千四百二十五億円でございました。平成元年度の政府の本則税率三%による課税見込み額五兆九千四百億円をベースに影響額を考えたわけであります。そのため、消費税廃止による地方財政の影響額につきましては、消費譲与税の廃止分を一兆一千八百八十億円、地方交付税の減少分を一兆一千四百五億円、合計二兆三千二百八十五億円と見通しております。 この消費税収入の地方分二兆三千二百八十五億円については、消費税廃止によって地方財……
○佐藤三吾君 ただいま議題となりました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、災害対策特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の実施の状況にかんがみ、その有効期限を平成七年三月三十一日まで五年間延長しようとするものであります。 委員会におきましては、提出者衆議院災害対策特別委員長代理、理事高鳥修君から趣旨説明を聴取した後、直ちに採決の結果、本法律案は全会一 致をもって原案どおり可決すべきものと決……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昨日の中東湾岸における戦闘勃発に伴う政府の重大緊急事態への対応について、緊急質問を行うものであります。 今回、多国籍軍がイラクを攻撃し、湾岸で戦闘が開始されたことは極めて残念であります。 我が党は世界の人々とともに一心に平和解決を求め、土井委員長は直接フセイン大統領に平和の扉を開くよう求めてまいりました。こうした平和解決への努力が、余りにも性急なアメリカの戦闘開始決定によって無に帰してしまったことはまことに遺憾であります。たとえそれがイラクによるクウェートの侵略と併合を排除し、クウェートからの全面撤退を実現するための行動であったとしても、……
○佐藤三吾君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、下条進一郎いわゆるPKO特別委員会委員長の問責決議案の提案理由を御説明申し上げたいと思います。 下条委員長は、委員会の公正、公平な運営に尽くすべき立場にありながら、参議院国際平和協力等に関する特別委員会において、我が党の角田議員の残り時間を保証しておきながら一方的に質疑を打ち切り、委員会を混乱のうちに散会させるという暴挙を行ったのであります。これは、さきの国会の衆議院における強行採決に続く暴挙でございます。国会の審議権の否定であり、国会の自殺行為であります。我々は、満身の怒りを込めて厳重に決議し、審議を改めて続行するよう要求したところであり……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員長に選任されました佐藤三吾でございます。
微力ではございますが、委員各位の御協力をいただきまして、この重責を果たしてまいりたいと存じます。
どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
この際、前委員長小川仁一君より発言を求められておりますので、これを許します。小川君。
【次の発言】 それでは、引き続きまして、理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
【次の発言】 この際、石井国土庁長官及び自見国土政務次官より発……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
これより請願の審査を行います。
第三二〇九号地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の期限延長に関する請願外三件を議題といたします。
これらの請願につきましては、理事会において協議しました結果、これら四件の請願は採択すべきものにして内閣に送付するを要するものとすることに意見が一致いたしました。
以上、理事会協議のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、審査報告書の作成は、これを委員長に御……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 税の大家でございませんけれども、伊江さんとは同期でございますので、そういう意味でひとつ気楽に御答弁させていただきたいと思います。 確かに、御指摘のように、物品税につきましてはいろいろな問題点がございます。ただ、私どもといたしましては、課税品目の個別限定列挙方式であるため、法律的には時代の変化に合わせて絶えず新たに追加したり削除したりすることができる、そういう面では今まで課税、非課税のアンバランスが極めて政治的な問題として法律問題であった、こういうふうに考えていないわけです。旧物品税は、課税、非課税のアンバランス、サービスには課税されていないなどの矛盾があること……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 及川委員の質問に対してでございますが、先ほどから御指摘のように、私どもとしては消費税廃止法案を国民の民意に基づいて提出する。したがって、過去の例にもございますように、それに伴う代替財源につきましては当然政府がやるべきものだと思っております。 しかし、久保発議者から御説明申し上げましたように、そのことはそのこととして、しかし同時に私どもとしても、国民の皆さんから見て、廃止をするだけでなく、ちゃんとそれに対する財源保障もきちっとする、そういう姿勢を見せるべきだ、こういう観点から私どもとしては今回消費税廃止に伴う代替予算を提出したと、こういうことでございますので、そ……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 寺崎さんの持論を含めて大変貴重な御意見をいただきました。私どもも昨日御答弁申し上げましたように、物品税というのはいろいろな御批判があることは当然のことでございまして、その意味で、今回の再改革に当たりましてあえてサービス、流通等に対する適正な課税のあり方、こういうことを強調しておるのもそこにあるわけでございます。消費税廃止によりましてサービス課税が一切なくなる、それにかわって必要となる課税は何か、こういうことにつきまして私どもとしてはどういう課税にするかということを含めて現時点では白紙の状態と言わざるを得ません。 そこで、税はどのような課税客体にどのような税を課……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 皆さんと一緒に勉強さしていただきました。
【次の発言】 そのとおりです。
【次の発言】 大体そうだと思います、まだ議事録は確認しておりませんけれども。
【次の発言】 今太田さんから御答弁なさったこととそう相違はないのですが、私も直接税が主で、間接税は補完、こういう意味で両方を相組み合わせるべきだ、こう思っています。
【次の発言】 大変長くおっしゃったわけですがと言いたいんですけれども、それは言いません。
率直に言って、今谷川さんがおっしゃるようにぜいたく品というか、その年々の嗜好も変わってきておることについては私は否定しません。しかし、物品税は課税物品の消費に……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 確かに代替財源につきましては、譲与税並びに交付税の減収に伴う実質的な税源という面では随分薄らいでおるというか、そういう点についてはわからないではないのでございますが、平年度ベースで申しますと、税全体としては、政府の現年度のいわゆる地方税源、財源から見ますと十分に賄われる、こういう観点に立っておりまして、これはこれまで何回も回答した次第でございます。
【次の発言】 総枠確保に重点を置いておりますから、政府が考えるような措置率ということについては、そういう考えをとっておりません。
【次の発言】 お答え申し上げます。
社会党は従来から国民のためになる行政改革、むだを……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 今鎌田さんがおっしゃったように、地方財政の面から見ますと、初年度の場合には率直に言って、実質予定は、おっしゃったように九千百億でございます。したがって、平年度ベースから見ますと大きく落ち込むということは事実でございます。
そこで、これをどうするかということについてお答えしておきたいと思いますが、まず、地方間接税につきましては、電気税、ガス税……
【次の発言】 そうです。その説明は要りませんか。
【次の発言】 そこで、それらの補てんにつきまして、私どもとしましては、総額補正というか、総額の面で税収見積もりの是正に伴う地方交付税の増収額が約九千億程度平年度で見込ま……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) お答え申し上げます。 今お読みいただきましたように、基本法の中で、第五条二項のニで「サービス、流通等に対する適正な課税の在り方について検討を加え、その結論を得ること。」と、こうしております。これは、消費税の廃止によりましてサービス・流通課税がほとんどなくなることから、それにかわる課税として問題を記したわけでございます。どのような課税をするか、それがまさに二年間の論議を経て国民の合意をもとに決定する、こういうふうに考えておるわけでございますが、私見でございますが申しますと、現行三十七年間ですか自民党政府の中で愛され続けてきた国、地方の間接税、これをまず復元してお……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 先生おっしゃるように、水野教授ではございませんが、私どもも決して安易には考えておりません。しかし、現実に参議院選挙の結果、国民の皆さんが消費税を拒否なさった、こういう上に立って民意にこたえるという決意から廃止法を提起しているわけでございまして、そういう意味でひとつぜひこの問題を、私に言わせれば、党派を超えて国民の民意にどうこたえていくかという観点から受けとめていただければ幸いだというふうに思っております。 さて、本法に基くところの流通、サービスの課税はどういう発想なのかという御質問でございますが、この五条の二項のニで「サービス、流通等に対する適正な課税の在り方……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 外国税額控除制度について幾つか御質問がございました。委員から御質問がございますように、この問題は幾つか問題がございます。特に古川さんが取り上げました三菱商事の問題につきましては、私は委員会の席で取り上げた経緯もございます。そういう意味で十分承知をしておるわけでございますが、国際間の課税を考える場合に、二重課税の排除は広く認められておる原則でもあるわけでございまして、制度改正を検討するに当たってその点を全く無視するわけにはまいらないと考えました。むしろ間接控除制度やみなし控除制度を全部否定してしまうのではなくて、諸外国との関係を考慮すれば難しいことでございますけれ……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 今大蔵省から発表がございましたが、所得税、住民税減税につきましては、個人所得が増大をしておる中で、累進体系でございますから、減税をしていかなければいけないということを私どもは再三にわたって主張してまいったわけでございますが、それが今回行われた、こういう受けとめ方をしております。 したがって、今大蔵省からも発表がございましたが、夫婦子供二人で有業者一人の場合、年収三百万の世帯で云々、それから七百万で云々という数字がございましたように、まさに高額所得者に対する高額な減税、こういう優遇措置が出ておるということは今大蔵省の発表どおりでございまして、私から具体的に申すま……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) いろいろの御意見がこの問題、議長裁定をめぐってあるということで、答弁、私はまだ議事録を点検しておりませんからよくわからぬのですが、そういう言い方をしたのは大体自民党さんの方が多かったわけでございますけれども、私どもは、誤解を受けるといけませんので、この際ひとつそこら辺がもしあるとすればすっきりしておかなければならぬと思います。 衆議院議長のあっせんは、予算案の強行採決による国会の混乱を収拾してそして売上税法案を廃案とするために示された案だと、そういう趣旨で野党四党は受け入れたわけでございます。それが一つ。 その際、直間比率の是正という言葉については、野党が主……
○委員以外の議員(佐藤三吾君) 自民党さんの方が十二月に入って見直し案というものを発表したんですが、まだこれは法案でもなければ、率直に言って、具体的な点についてはこれから詰めるという内容でございます。そういう意味で、今御指摘のように多くの問題をはらんでおるんじゃないかと、こういうふうに思います。先日、この席で大蔵大臣に対して野末委員からも御質問されておりましたように、トウモロコシはどうするのだ、こう聞くと、大蔵大臣も答えができないというような内容だと思うんです。 前畑さんはその道の専門家でございますからよく研究なさっておると思うんですが、現行の消費税において税額表示については、御案内のとおり……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 それでは、ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。
災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会の場合においてもなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
なお、要求書の作成及び提出の時期につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉……
○委員長(佐藤三吾君) 一言ごあいさつを申し上げます。
今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に青木幹雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十時四十一分散会
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
本日、大河原太一郎君及び西田吉宏君が委員を辞任され、その補欠として清水嘉与子君及び尾辻秀久君が選任されました。
【次の発言】 この際、佐藤国土庁長官及び伊藤国土政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。佐藤国土庁長官。
【次の発言】 伊藤政務次官。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題とし、先般、本委員会が行いました委員派遣につきまして、派遣委員の報告を聴取いたしたいと思います。青木幹雄君。
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
まず、委員の異動について御報告いたします。
去る三月三十一日、清水嘉与子君及び尾辻秀久君が委員を辞任され、その補欠として大河原太一郎君及び西田吉宏君が選任されました。
【次の発言】 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
災害対策の基本施策について、国土庁長官から所信を聴取いたします。佐藤国土庁長官。
【次の発言】 次に、平成二年度防災関係予算に関し、政府から概要の説明を聴取いたします。市川国土庁防災局長。
【次の発言】 以上で災害対策の基本施策についての国土庁長官の所信並びに平成二年度防災関係予算に関する概……
○委員長(佐藤三吾君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。
災害対策樹立に関する調査を議題といたします。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 国務大臣として答弁できるのじゃないですか。
【次の発言】 本調査に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。
本日はこれにて散会いたします。
午後四時五十八分散会
○佐藤三吾君 大変一年間皆さんにお世話になってまいりました。きょう辞任することになりました。 私の在任中にイランのような地震が来なかったのは、かかって皆さんの日ごろの御支援のたまものだと思っております。心からお礼申し上げます。今後ともひとつ御指導、御鞭撻を心からお願いしまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手)
○佐藤三吾君 奥田さんを迎えて初質問になるんですが、私はきょうは非常に楽しみにしておるわけです。それは何かといいますと、奥田さんは石川の方で県会議員の経験もおありになる。そしてまた、昨年は国対委員長という要職で大変したたかなところを拝見させてもらいました。そういう意味合いで、きょうはじっくり議論をしてみたいなと、そう思っておるわけです。 私はきょうの大臣の所信表明をよく読んでみましたが、これは奥田さんが書いたんじゃなくて役人の皆さんが書いたんでしょうから、なかなかうまいなと思って感心しておるんですが、そういうものではなくて、本当の意味での大臣としての本音の部分も含めてきょうはじっくりお伺いし……
○佐藤三吾君 きょうは交付税の審議でございますから、できるだけ交付税に沿って質問したいと思っておるんですが、その前になかなか気にかかるというか、新聞で毎日追っかけられるものですから、日米経済協議に伴う十カ年計画とかいろいろございますが、やはりそういった問題も地方財政に重大なかかわりを持ちますから、せっかく大臣もいらっしゃることですから、この問題を先にお聞きしておきたいというふうに思うんです。 きょうの新聞では、「公共投資の十カ年計画既定通り四百兆円 首相と経企庁長官確認」、こういう記事が出ております。いずれにしましても、今月の二十五、二十六の東京会談というか協議が一応のめどになっておるようで……
○佐藤三吾君 自治大臣、せっかく朝の気分のいいときに少しぶっつけるようで恐縮なんですが、過労死という国際語を御存じですか。中身は何かといいますと、働き盛りの勤労者が在職中に急死をする。これは日本語なんですが、今ローマ字でもKAROSHIということで世界で通用するそうです。仕事のし過ぎで死ぬ、こういう社会現象というのは、外国から見れば私は不気味な感じがすると思うんですね。理解できないんじゃないかと思うんですが、それが今の日本の現状であるわけです。 東京、大阪、ここの弁護士さんやお医者さんが過労死一一〇番を設置しましたら千五百件の相談があったそうでございますが、大臣としての認識というか感想はいか……
○佐藤三吾君 たしか長官とこの場で質問したというのは何年ぶりでしょうね。久しぶりのような感じがするんですよね。そこで、本題に入る前に二、三長官にお尋ねしておきたいと思うんです。 たしか刑事局長時代ですか、大阪でグリコ事件が起こったんですね。あなたはたしかここではっきり逮捕するということを約束なさったですね、私の質問だったと思うんですが。それから、なかなかそういうふうになっていなくて、最近では迷宮入りじゃないかというような予感さえする状況にあるんです。宮崎勤事件については次々と解明されつつございますが、これも捕まえたのはどっちかといえば子供のおやじさんですわね。警察の方もそれなりに努力している……
○佐藤三吾君 私は、まず総理にお伺いしたいと思いますが、梶山法務大臣の差別発言についてです。 この点については、御案内のとおりに、アメリカの下院で満場一致で譴責、非難決議がされる、こういう事態になっております。これはあなたが首脳会議に出て、その際にCBSテレビで遺憾の意を表明しておりますね、アメリカ国民に対して。その後、先週は本人並びにまた総理から陳謝の書簡を送って、そしてこの問題に関する理解を深めた上で下院で満場一致可決と、こういう経緯であるようですね。 私は率直に言って、梶山さんが法務大臣であるという立場もあるでしょう。しかし、この種の問題については中曽根元総理、渡辺自民党政調会長と、……
○佐藤三吾君 大臣、予算委員会でも連日で恐縮です。きょうは同僚委員の関連でございますので詳細な問題はまた聞くとしまして、時間がございませんから簡潔にお尋ねしてまいりますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
今やりとりをお聞きしました。大臣は予算委員会の答弁で事実でないとこういう回答のようでございますが、あなたも大変遺憾だと、失礼だとこういうことで御不満も言われておりましたが、当該新聞に対して抗議をし告発か何かやりましたか。
【次の発言】 まだ直接にあなたはやってない、直接にはやってないですね。
【次の発言】 それで、やっぱり中身を見るとかなり信憑性を持っておるんですよ。六十年十二月二……
○佐藤三吾君 質問に入る前に、ちょうど国土庁長官がお見えですから、ひとつ調査をしてほしい点についてお願いしておきたいと思います。 それは十八日の大蔵委員会の審査の際に、補助金の問題で我が党の議員が質問に立って、奄美大島の特別措置については沖縄の特別措置と同様にすべきじゃないかという質問をしたらしいんです。翌日に奄美の新聞で、社会党の議員が奄美特措法を廃止せよと言った、大蔵大臣はそれに対して、それはできませんと答えた、こういう記事が出た。調べてみると、いや現実に大蔵委員会で傍聴しておったんじゃないんだと、国土庁の職員から電話があって、社会党議員の何の何がしがこうこうこういう発言をしたということ……
○佐藤三吾君 きょうは参考人の皆さん本当に御多忙の中を御出席いただきましてありがとうございます。心からお礼を申し上げたいと思います。 今諸先生方の御説明をいただきました。その中で特に石原先生にお尋ねしたいと思うんです。 この家賃部会というのは、構成を見るとほとんど首都圏の方が中心になっていますね。大体公団というのは大都市を中心にあるわけでございますから、地方の声を含めた集約ができないんじゃないかというような気がするんです。そこら辺は部会長として、運営に当たって、どのように御認識をなさっておるのかということが一つ。 それから、三年前に両院の建設委員長の方からルールの改定について要請があった……
○佐藤三吾君 きょうは予算委員会が最終日でございまして、総理を初め各閣僚の皆さんにはお疲れでしょうけれども、ひとつしばらくおつき合いいただきたいと思います。 さて、総理、予算委員会の合間を縫って日米首脳会議であるとか東京都知事選であるとか、大変御苦労だと思います。日米首脳会議につきましては後ほどまた質問させていただきたいと思いますが、来週はゴルバチョフ大統領もお見えになる。日ソの懸案の問題を含めて、これから隣の国としての友好親善を深める意味でも極めて国民の期待は大きいと思うんですが、総理の基本的な姿勢といいますか、対応といいますか、お聞きしたいと思います。
○佐藤三吾君 私は、運輸委員会は初めてでございますから、しかもきょうは時間がございませんので、ごくかいつまんで四点ほど質問をさせていただきたいと、かように思っております。よろしくひとつお願いします。 まず、運輸大臣にお礼を申し上げたいと思っているんですが、精神薄弱者の運賃割引について四月の予算委員会で取り上げたわけでございますが、まさに答弁どおり十二月一日から実現することができました。十六日に開かれました全国親の会でも、やっと実現したという思いも込めて喜びがひとしおでございます。私を含めて、大臣ほか関係者の皆さんに心からお礼を申し上げたいと思います。 そこで、細かいことでございますが、あの……
○佐藤三吾君 わずか三十分でございますので、ひとつよろしくお願いします。
まず、大臣にお尋ねしておきたいと思うんですが、あなたは就任早々から成田問題で御苦労なさっておりますが、この成田は二十五年間にわたっての抗争ですね。新しい局面ができるかどうか、まさに私は国民が注視をしておる、また期待も持っておることだと思うのでございますが、二回のシンポジウムを終わりまして、じかに出席なさった大臣の感想をまずお伺いします。
【次の発言】 大臣からもお話が出ましたように、ボタンのかけ違いといいますか、成田は初めからそう言われてきたわけです。
今、大臣おっしゃったように、五十三年開港以来、今でもそうでござい……
○佐藤三吾君 皆さん、おはようございます。
総理に選任されまして、心から祝意を表します。宮澤さんが総理に就任されて最初の国会でございます。したがって、総理の政治姿勢、政治信条について伺いたいと思います。
まず、現在の日本国憲法、この憲法に対する認識についてお伺いしたいと思います。
今回の総裁選挙に出る前までは、第二次大戦の苦い体験から、戦後の世界の軍事、経済の諸条件を熟慮して正しい選択をした憲法だというのがたしか総理の考え方であったと思うんですが、いかがですか。
【次の発言】 若干わかりにくい答弁をするのかなと、こう思っておりましたが、極めて率直でございまして、そこで重ねてお伺いしますが……
○佐藤三吾君 三点セットにつきましては、昨日三閣僚はコピーでいただきました。総理についてはなぜかコピーを拒否されて見せてもらうだけ、メモをすることは結構ですと、こういうことでございますが、特別にコピーを拒否した理由は何ですか。
【次の発言】 それはあなたの意思ですか。
【次の発言】 「われわれは、政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し、その責任を明らかにするよう努めなければならない」、これは政治倫理綱領の一つでありますが、総理はこの綱領についてどういう認識をしておるんですか。
【次の発言】 それにしては、コピーの問題にしても、あなたの今日まで……
○佐藤三吾君 きょうは、朝目が覚めて私鉄総連のストライキで随分私も参りましたけれども、ある意味では春闘の山場だなということを実感したんです。これは、運輸大臣の所管のくるまへんの皆さんがこの後次々出てくるんじゃないかと思いますが、まず、ことしの春闘に対して大臣の認識というかどういう理解を持っておられるのか、そこからひとつ入ってみたい、このように思います。
【次の発言】 ことしの春闘は、私は端的に言って、日経連の会長の永野さんとソニーの盛田さんとの間に論争がありましたように、今国際的にも日本が経済摩擦の原因になっているように、異質じゃないかと言われる中での論争だったと思うんです。その一番大きな原因……
○佐藤三吾君 きょうはどうもありがとうございました。短い時間でございますから一言ずつお聞きしておきたいと思うんです。 さっき集団自衛権の問題を含めてコマンドの問題が斎藤先生と議論ございましたが、私は今度の法案審議を通じまして、率直に言って、各党とも国論二分しているとこう言いますけれども、それは自衛隊の派遣の問題をめぐって国論が二分されておる。国際貢献については各党とも積極的にすべきだということについては、これはもう一つも異論はない、合意しておるわけです。 そこで、自衛隊に焦点が絞られてくるわけですが、最近新聞でもごらんのように、公明党が提起をしまして、そして民社党、自民党を含んでPKFにつ……
○佐藤三吾君 まず、委員長にお願いして。おきたいと思いますが、私の質問に当たりまして、答弁者を私が指定した場合は、ぜひひとつ委員長で勝手に変更しないように、その点まずお願いしておきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
【次の発言】 あなたはちょっと誤解しておるのじゃないかと思うんですが、さっきの理事会の延長で。そうではなくて、私が言うのは、今から質問者を私が指名した場合には、そのとおりひとつよろしくお願いしたいということです。
【次の発言】 まず、昨日我が党の久保委員からも質問がございましたけれども、政治改革の問題について総理の御見解をただしておきたいと思うんです。
あなたも奈良、それから……
○佐藤三吾君 関連に入る前に、人事院の総裁がお待ちのようでございますから、総裁に一言、二言お聞きしておきたいと思います。
一つは、総裁、二十五日に国会、内閣に報告されました高級官僚二百十五名の天下り白書ですか、これは国家公務員と民間企業との癒着防止の措置だと思うのでありますけれども、具体的にどういう実効、効果が出ておりますか。
【次の発言】 厳密な調査をやって、そして審査の上で決定なさっておるわけでしょうが、それだけにその効果がどういうふうにあらわれておるかということは恐らく人事院の方で捕捉して、そして、そこら辺の実効、効果を検証なさっておるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょう。
○佐藤三吾君 おはようございます。
桜の花が散りますと五月一日、メーデーと、こういうことでメーデーが近づいてまいっているわけです。五月一日を祝日にするという議員立法でございますが、一部改正案が社会、公明、民社、社民運、四党の共同提出として衆議院内閣委員会に提出されたままになっておるわけですが、これが今一年目を迎えようとしております。
祝日法は、これは総理府ですから官房長官になるわけですが、担当の労働大臣としてどういう御理解、認識を持っているのか、まず聞きたいと思います。
【次の発言】 肝心の労働大臣がそんな状態じゃ、これはちょっと驚きですね。
今お手元に差し上げているこの表にございますよ……
○佐藤三吾君 早朝からお招きして、両公述人の先生には大変失礼なことをして、同僚としてもおわびを申し上げたいと思います。委員長からまたごあいさつがあると思います。 そこで、前田先生からさっきお話がございましたが、ちょうど湾岸戦争の当時に現地を回られておったということで、先ほど貴重なお話をいただいたんですが、例えば十月段階で国連平和協力法案をめぐって日本の世論というのがございました。今度は後半になって、ことしの一月に入ってからいわゆる戦争が勃発して、そしてまた世論がございました。どうも日本のマスコミの動向が何か一方的な宣伝を思わすようで、そういう感じがしてならなかったんです。言うならアメリカ寄り……
○佐藤三吾君 両先生には、きょうわざわざお忙しい中をおいでいただきましてどうもありがとうございました。特に滝井市長さん、九州からわざわざおいでいただきましてありがとうございました。 まず、猪口先生にお伺いしたいと思うんですが、先生がおっしゃるように、私は、環境問題というのは、まずやっぱり日本自体が言うならば環境の先進国になるというか、美しい自然に調和した国をつくっていくというか、そしてまた、豊かさを通してそういうところに目を向ける余裕のある社会をつくっていくとか、特に女性のほほ笑みの絶えないような社会が大事だという御説明は全く同感なんでございますが、そうした場合に、専門的な立場から見まして何……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。