諌山博 参議院議員
15期国会発言一覧

諌山博[参]在籍期 : 14期-|15期|
諌山博[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは諌山博参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

諌山博[参]本会議発言(全期間)
14期-|15期|
第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 参議院本会議 第13号(1990/06/07、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、平成二年度の予算三案に対して反対の討論を行います。  反対理由の第一は、本予算案が国民世論に逆らって消費税を定着させ、国民に一層の負担を押しつけるものだからであります。  本年度の予算で政府がまずやらなければならなかったのは、消費税廃止を願う国民の声に耳を傾け、それを誠実に反映することでありました。消費税は本来、無条件に廃止すべきものです。しかるに政府は、ごまかしの見直し案を国会に上程し、それが本院で成立しないことを十分承知の上で押し切ろうとしています。このような政府のやり方は断じて容認できるものではありません。  反対理由の第二は、世界の流れに反し、軍……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 参議院本会議 第21号(1991/04/24、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成元年度決算外二件について、海部総理に質問します。  本日、午前中に開かれた参議院本会議において、昭和六十一年度決算に引き続き、昭和六十二年度決算が否認されました。それは、六十二年度予算が、GNPの一%枠を突破するという歯どめなき大軍拡である一方、国民生活関連予算を大幅に削減し、農業や石炭産業、中小企業を切り捨てる反国民的なものになっていたからであります。しかも、その執行において、中曽根内閣のもとで今日の異常な地価高騰や国土の荒廃をつくり出しました。緊急輸入されたスーパーコンピューターは、リクルート事件NTTルートの重大な疑惑を……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 参議院本会議 第6号(1991/12/11、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、財政演説に対して総理に質問します。  我が党は、本臨時国会が、宮澤総理の服部元秘書官らに対する証人喚問も実現されないまま、十一日間延長されたことに反対であります。しかし、PKO法案成立をねらう自民党は、そのための長期延長を強行することができませんでした。これは、憲法違反の自衛隊海外派兵に反対する大きな国民世論によるものにほかなりません。我が党は、あくまでもPKO法案の廃案を目指して奮闘する決意を改めて表明するものであります。  そこで、まずPKO法案について質問します。  PKO法案は、昨年の国連平和協力法案が廃案になったのに続いて、前臨時国会で継続とな……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 参議院本会議 第20号(1992/06/06、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、議院運営委員長井上孝君を解任する決議案に賛成の討論を行います。  解任に賛成する第一の理由は、本日の本会議の設定を強行し、かつ、議院運営委員長として、本来国際平和協力等に関する特別委員会に差し戻さなければならない国際平和維持活動協力法案を、職権によって無理やり本会議に上程したことであります。  六月五日の国際平和協力等に関する特別委員会での採決とは一体いかなるものであったでしょうか。国民が寝静まった深夜、委員会での一切の約束を踏みにじって審議を強行的に中断し、我が党の吉川春子理事が文書によって質疑継続の動議を提出しているにもかかわらず、いかなる正規の採決……

諌山博[参]本会議発言(全期間)
14期-|15期|

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委員会発言一覧(参議院15期)

諌山博[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-|15期|
第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 決算委員会 第3号(1989/11/15、15期、日本共産党)

○諫山博君 戦時中の毒ガスの後遺症について質問します。  旧小倉市、現在の北九州市小倉南区に旧陸軍の毒ガス充てん施設、東京第二陸軍造兵廠曽根製造所というのがありました。そこで働いていて毒ガスによるさまざまな後遺症に悩んでいる元工員の約三百人の人がことしの八月、毒ガス傷害者互助会を結成し、そして国に補償を求めて運動を始めています。先日、北九州市議会では全会一致で国に対する補償要求の意見書を議決しました。  これらの人たちが曽根製造所に雇用、徴用されていた事実があり、かつ毒ガスによる後遺症があり、その程度が恩給法で言うところの五款症以上であれば当然戦傷病者戦没者遺族等援護法の適用対象になると思いま……

第116回国会 決算委員会 第4号(1989/11/17、15期、日本共産党)

○諫山博君 横浜市の坂本堤弁護士が家族ぐるみに行方不明になっています。神奈川県警が公開捜査に踏み切ったと報道されています。坂本弁護士の所属している横浜法律事務所では、あれは失踪ではなくて拉致だという言い方をしています。  この事件の捜査状況を報告してください。
【次の発言】 坂本弁護士は、新興宗教団体のオウム真理教に入信した青少年の家族でつくっている被害者の会に協力をして、親の依願を受けて同教団との交渉の窓口役に当たっていた人です。坂本弁護士の自宅の周辺で坂本弁護士を批難するビラがまかれたこともあったそうです。自宅には血痕とともにオウム真理数のバッジが落ちていたとも報道されています。  この事……

第116回国会 決算委員会 第5号(1989/11/22、15期、日本共産党)

○諫山博君 北九州で建設中の白島国家石油備蓄基地、これが昭和六十二年の二月三日に一部崩壊しました。被害は約三十億円です。日本共産党は、この海域の海象、気象条件からいっても、あそこに備蓄基地をつくるのは不適当だ、さらにこのプロジェクトが初めから黒い霧に包まれて出発しましたから、この点からも反対、この計画はやめるべきだということを主張してきました。この間の崩壊事故というのは、我が党の指摘が正しかったということを裏づけました。  参議院の商工委員会で我が党の市川正一議員が、この機会に政府は備蓄計画をやめるべきだということを要求しましたけれども、石油公団はことしの九月、白島石油備蓄基地再開という方針を……

第116回国会 決算委員会 第7号(1989/11/29、15期、日本共産党)

○諫山博君 横浜弁護士会の坂本弁護士とその家族が姿を消して既に二十日以上経過しました。現在では、何らかの犯罪に巻き込まれた、こう見る以外に考えようがありません。今一番大切なことは三人の身の安全を図ることです。  当委員会における私の質問に対して警察庁は、公開捜査、広域捜査に入っている、こういう答弁をされました。その後どういう方法で公開、広域捜査を進めているのか、捜査の方法、経過について御説明ください。
【次の発言】 百二十名の警察官というのは神奈川県警だけの警察官でしょうか、それとも全国的な数でしょうか。
【次の発言】 三人の身の安全について第一義的な責任を負うのはもちろん警察だと思います。し……

第116回国会 決算委員会 第8号(1989/12/13、15期、日本共産党)

○諫山博君 労働大臣にお伺いします。  きのう閣議終了後の記者会見で、自民党の見直し案に対して労働大臣が批判的な見解を述べられたということが広く報道されています。毎日新聞を引用しますと、「見直しは困難であり、どちらかで言うと原案のままで突っ切った方が良かったと思う。」「妥協の産物であり実務的に悲鳴があがる」、こういう報道がされております。どの点に見直し案には問題があると思われているのか、お聞きします。
【次の発言】 原案のままの方がよかったと各紙が報道していますけれども、これは大臣の真意ではないんですか。
【次の発言】 次は、JRの労使問題について質問します。  国鉄の分割・民営化のときに大変……

第116回国会 地方行政委員会 第1号(1989/12/05、15期、日本共産党)

○諫山博君 十二月一日の衆議院の決算委員会で、我が党の野間友一議員が渡部自治大臣の政治資金について質問しました。自治省及び福島県選管の政治資金収支報告書によりますと、自治省所管の渡部さんの政治団体である恒山会、新時代の会、渡部恒三を育てる会から、福島県選管所管の政治団体である阿武隈恒山会、渡部恒三政治経済研究所、渡部恒三を育てる県南の会に多額の政治資金を寄付したように記載されています。ところが、政治資金収支報告書をよく見ますと、自治省所管の三つの政治団体から寄付した金額と福島県選管所管の政治団体が寄付を受けた金額が一致していません。その食い違いは、一九八六年分が合計五百八十七万、一九八七年分が……

第116回国会 地方行政委員会 第2号(1989/12/12、15期、日本共産党)

○諫山博君 交通事故の死亡者が二年連続して一万人を超しました。とりわけ深刻なのは、高齢者の置かれている状況です。交通事故対策のかなめは歩いている高齢者、自転車に乗っている高齢者、こういう人に対する行き届いた対策だと思います。  今、OECDなどの各種の機関が強調していることは、個人の注意、取り締まりの強化、これももちろん大切でありますけれども、もっと重視しなければならないのは歩行者保護、歩行者優先の交通環境をつくることだ、こう言われております。そういう立場から、交通事故防止対策を物理的な面からも抜本的に改めるということが今求められていると思います。  こういう観点から、国も地方自治体も新たな町……

第116回国会 地方行政委員会 第3号(1989/12/14、15期、日本共産党)

○諫山博君 修正案提案理由を御説明申し上げます。  私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案に対する修正案の概要を説明いたします。  今回提案されている政府案には、給付金額の引き上げ、物価スライドの完全自動化、障害年金の減退三級にかかわる事後重症の取り扱いの改正など、制度の改善が含まれており、もとよりこれには賛成であります。  しかしながら、政府案には来年四月から地方公務員共済組合連合会に公立学校共済組合、警察共済組合が加入するという括弧つきの「改正」があります。これは年金大改悪の地ならしとなった一九八三年の地方公務員共済連合会の設立に続くもので、政……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 決算委員会 第閉会後1号(1990/10/03、15期、日本共産党)

○諫山博君 法務大臣に質問します。  「悪貨が良貨を駆逐する」と、こういう発言のニュースを聞いて私が真っ先に感じたのは「法務大臣の心のどこかに、黒人は白人よりも劣るものだ、こういう思想があるのではないかということです。そうだとすれば、法務大臣であるだけに事は重大です。  それにしましても、自民党幹部による一連の人種差別発言というのは驚くべきものがあります。中曽根元首相が、アメリカには黒人とかプエルトリコ人、メキシコ人とかがいるから平均的に見たら非常に低い、こういう問題発言をしたのが四年前です。自民党の渡辺元政調会長が軽井沢セミナーの講演で、向こうの連中は黒人だとかがいっぱいいるからと、こういう……

第118回国会 地方行政委員会 第1号(1990/03/26、15期、日本共産党)

○諫山博君 三月の二十日に、私は尼崎のビル火災の現場を調査してきました。ああいう場所でどうして十五名もの人が命をなくさなければならなかったのかということで、痛恨のきわみです。もっと法律が整備されていたら、あるいは法律がきちんと守られていたらこの事故は避けられたはずだ、これが私の結論です。  三月二十日の閣議終了後の記者会見で自治大臣は次のように語ったと報道されています。「スプリンクラーがあったり、煙を遮断する扉が適切に作動すれば防げた事故だ。」。全く私は同感です。この問題について「スプリンクラー 基準見直し自治相表明」、これが朝日新聞の見出しです。神戸新聞の見出しは「スプリンクラー設置基準見直……

第118回国会 地方行政委員会 第2号(1990/03/29、15期、日本共産党)

○諫山博君 地方税の中に事業所税というのがあります。政令都市や人口三十万以上の大都市で二千平米以上の事業所を新設する、増設するときに企業に対して一平米当たり六千円の税金を課する、こういう法律です。この事業所税は目的税です。使途が特定されています。都市環境の整備及び改善のためという枠がかぶせられています。例えば道路のために使う、公園、水道、公害防止のために使う、防災などのために使う、他の目的のためには使用してはならない、こういう目的税であることはお認めになりましょうか。
【次の発言】 北九州市での取り扱いを紹介します。  北九州市は企業から事業所税を徴収していますけれども、その半額、一平米当たり……

第118回国会 地方行政委員会 第3号(1990/04/26、15期、日本共産党)

○諫山博君 法務省に一番に聞きます。  きのう日航機墜落事故で、前橋の検察審査会が、不起訴にしていたのは不当だという議決をしました。私はテレビを見ていましたけれども、遺族たちは涙を流して喜んでいました。かたき討ちをしたいというんじゃないんだ、こういう事故が再び起こらないようにきちんとしていただきたいんだという談話がテレビで発表されています。  きょうの日経新聞を読みますと、「議決に強制力はないが、七百八十五人もの遺族の申し立てを受けて審査会が出した「民意」を、地検が再捜査にどう反映するかが焦点となる。」、こう言われております。これが多くの国民の感想だろうと思います。  検察審査会が不起訴不当と……

第118回国会 地方行政委員会 第4号(1990/06/01、15期、日本共産党)

○諫山博君 手話通訳者の職業病、頸肩腕障害について質問します。  まず厚生省ですけれども、我が国には聴覚音声言語機能障害者、いわゆる聾唖者が現在何名おられますか。昭和五十六年の国会答弁では三十一万七千となっていますけれども、一番新しい数字を説明してください。
【次の発言】 この中で手話通訳を要する者と要しない者を分類できますか。
【次の発言】 現在、手話通訳者は我が国に何名いますか。
【次の発言】 昭和六十一年の答弁では登録済みの手話通訳者が二万五千人となっていますけれども、ふえたわけですね。その中で専門的用語も駆使できる人が職安に千二百名委嘱されているというのが昭和六十一年の答弁です。この数……

第118回国会 地方行政委員会 第5号(1990/06/12、15期、日本共産党)

○諫山博君 自治省の所管する税金の中に特別土地保有税というのがあります。大企業の土地投機を抑える、あるいは大企業の遊休地、未利用地を活用する、これがこの制度の趣旨です。最近私はこの税金の課税状況、徴収状況を調べて非常に驚きました。  質問いたします。一九八八年度、昭和六十三年度の特別土地保有税の調停額、徴収実績額、猶予額、免除額を金額で説明してください。
【次の発言】 数字にはあらわれていませんでしたけれども、これ以外に未収額があるはずです。  そこで、昭和六十二年度について私が金額を指摘します。調停額が四千七百三十八億五千二百万円、徴収実績額が七百四十二億八千二百万円、猶予額が二千三百九十三……

第118回国会 地方行政委員会 第6号(1990/06/14、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税改正案に反対の討論を行います。  反対理由の第一は、本法案が昨年度に引き続き、消費税の住民への負担を強要するものだからです。  消費税は昨年十二月十一日、本院で廃止法案が可決されました。これは、本院が国民の意思を尊重して下した最善の意思表示でありました。  本案について言えば、本来国が責任を持つべき交付税特別会計借入金の繰り延べ返済に充てる財源を、交付税交付金として地方に配分する措置をとれば、消費税に財源を求めなくても地方自治体の財政運営に何の支障も生じないのであります。そうした措置をとらずに、消費税存続を前提とした財源措置を行っています。この……

第118回国会 地方行政委員会 第7号(1990/06/19、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました地方公務員災害補償法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の理由は、長期療養者の休業補償の平均給与額への最高限度額を設定していることであります。  政府提出の法案には、年金たる補償の額の完全自動給与スライド制の導入及び長期療養者の休業補償の平均給与額への最低限度額の設定など、我が党としても賛成できる部分が含まれています。したがって我が党は、衆議院でこの最高限度額の設定部分だけを削除する修正案を提出しましたが、残念ながら可決されませんでした。  休業補償の平均給与額への最高限度額の設定に反対する理由の第一は、これによ……

第118回国会 地方行政委員会 第9号(1990/06/22、15期、日本共産党)

○諫山博君 今度の改正案の特徴の一つは放置車両というような新しい取り締まり概念を導入する、さらに全体として重罰主義をとる、こういう特色があると思います。昨日来の大臣答弁あるいは警察庁長官の答弁にもありましたように、取り締まりだけで現在の交通問題を解決することは難しい、これはもう明らかです。やはりさまざまな交通事故あるいは違法駐車の問題が生まれるについてはそれなりの社会的、政治的な背景があります。  例えば無秩序な大都市への人口の集中、この問題を放置して都市交通問題は解決できないと思います。あるいはモータリゼーションの抜本的な解決、都市公共交通網の整備、地域交通網の整備、こういうことが交通問題の……

第118回国会 地方行政委員会 第10号(1990/06/25、15期、日本共産党)

○諫山博君 最初に、横浜弁護士会所属の坂本堤弁護士一家の事件について質問します。今日までの調査の経過及び現状について簡単に説明してください。
【次の発言】 坂本弁護士の事件は何らかの刑事事件に巻き込まれた事件だという認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 今民間で坂本弁護士を救出しようではないかという相当広範な運動が始まりまして、既に警察庁長官のところには六十万人分の要請書が届けられているはずです。  ポスターを警察でつくって配布したそうですけれども、何枚ぐらい配布しましたか。
【次の発言】 弁護士一家三名が所在不明になって、どうも刑事犯罪に巻き込まれたらしいということになっていますが、生きて……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 決算委員会 第1号(1990/10/31、15期、日本共産党)

○諫山博君 ことしの六月一日に中央労働委員会の高梨公益委員が鉄産総連の労働学校で講演を行っています。それが労働組合の間で今大問題になっています。鉄産総連の機関誌に掲載されていますが、労働大臣お読みになりましたか。
【次の発言】 高梨氏は中労委の公益委員であって、国鉄の不当労働行為事件を現に担当しています。国鉄問題の解決を図るために中労委に設けられた三者懇談会の構成員でもあります。  問題になっている高梨委員の講演を読みますと、でたらめで一方的で誤りに満ち満ちており、全く無責任な放言です。高梨氏は「日本共産党の基本的な戦略戦術」を解説しています。日本共産党が、「経営の効率が悪くなればなるほど社会……

第119回国会 決算委員会 第閉会後1号(1990/11/14、15期、日本共産党)

○諫山博君 現代の社会において、エレベーターのない生活は考えられません。企業活動においても個人生活においても、エレベーターが非常に大きな役割を果たしていることは言うまでもありません。  このエレベーターは、大変便利である反面お金を食います。設置に金がかかるだけではなくて、維持管理に非常に大きな金がかかります。団地居住者を例にとりますと、普通、一定の共益費を負担しています。この共益費の中で、エレベーターの維持管理費というのは相当な割合を占めます。横浜市にあるドリームハイツ団地を例にとりますと、一世帯当たりのエレベーター維持費は年額三万二千円です。これは、団地の共益費の三割を占めるそうです。このエ……

第119回国会 決算委員会 第閉会後4号(1990/11/21、15期、日本共産党)

○諫山博君 JR豊肥線は、熊本市と大分市を結ぶ九州横断の幹線です。大塚審議官も言われましたように、生活路線でもあり、観光路線でもあります。この災容復旧に来年十月末日までかかるというのは極めて重大です。  大分県の竹田市長に会いましたけれども、秋の観光シーズンにJRが走らなかったために、全市的に大きな被害をこうむったと言っておられます。そして、帰省シーズンである来年の夏ごろまでにはどうしても復旧してもらいたい、こういう希望を述べておられました。  休止期間は来年の十月三十一日までになっていますが、この期日までに復旧できたらよいというのでは大変困ります。一日も早く復旧すべきだと思いますが、運輸省の……

第119回国会 決算委員会 第閉会後5号(1990/11/28、15期、日本共産党)

○諫山博君 委員長、さっきの上田質問に対する建設大臣の答弁……
【次の発言】 いや、建設大臣の答弁の態度はよくないですよ。


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 決算委員会 第2号(1991/04/22、15期、日本共産党)

○諫山博君 政府と自民党の首脳会議で本日掃海艇を派遣することを決定したという報道がありますが、そのとおりですか。
【次の発言】 明日、首相が野党の党首と会談をするということは前から予定されていたようです。私は、その会談というのは掃海艇を派遣するかしないかの話し合いだと理解していたんですけれども、単に事後承諾を求めるんですか。
【次の発言】 報道によれば、今月の二十四日に正式に決定して、二十六日に派遣する予定だとなっています。そうすると、明日の野党党首との会談を待てずに、きょう急遽決めた理由は何ですか。
【次の発言】 報道によりますと、自民党の幹部の中にも、自公民合意に影響が出るのではないかとい……

第120回国会 決算委員会 第閉会後2号(1991/05/22、15期、日本共産党)

○諫山博君 創価学会が東京国税局の税務調査を受けて、総額二十三億八千万円の法人所得の申告漏れがあったことを認めて、四谷税務署に修正申告書を提出した、こういう報道がされております。法人税約六億四千万円を納付したということも言われています。そういう事実がありましたか。
【次の発言】 あれだけ新聞で報道されながら、特定の事件だということで国会で説明されないというのは大変遺憾です。  そこで、一般論として質問します。  今の説明でも明らかになったわけですけれども、宗教法人で二十三億八千万の所得の申告漏れがあったとすれば、納付すべき税額は六億四千万、こうなりますか。結論だけでいいです。

第120回国会 決算委員会 第閉会後3号(1991/05/29、15期、日本共産党)

○諫山博君 今月の十三日から三日間、私は鹿児島県の奄美群島の伊仙町に町長選挙の問題で調査に行きました。警察にも行きましたし名瀬市役所にも行きましたし、さらに鹿児島県の大島支庁、あるいは伊仙町の二名の選挙管理委員などにお会いしました。住民とも座談会を開いております。  座談会に出席した住民の中からこういう話がありました。息子が東京に行っているけれども、電話がかかってきて嘆いていた。伊仙町が日本じゅうで有名になった。選挙違反の伊仙町出身だということが非常に心づらいというような話をしておられました。  そこで、あの伊仙町の町長選挙によりまして現在まで何名逮捕されたのか、逮捕の罪名は何だったのか、この……

第120回国会 決算委員会 第閉会後4号(1991/06/04、15期、日本共産党)

○諫山博君 雲仙岳の火砕流災害による被害者に対して、心からお悔やみ、お見舞いを申し上げると同時に、若干について質問いたします。  私は、四日前に島原に行きまして、水無川の上流まで調査をしてきました。それだけに、今度の大災害は人ごとではない思いです。  災害対策本部の情報によりますと、火砕流発生は六月三日十五時五十分とされています。火砕流発生源から死亡者が出た地点までの距離は四キロないし五キロ、火砕流がそこに到着するまでには三分間かかるそうです。危険な火砕流発生が直ちに下流に知らされておれば、人的災害は避けられていたのではないかと思っています。この三分間というのはまさに魔の三分間であります。火砕……

第120回国会 決算委員会 第閉会後5号(1991/06/05、15期、日本共産党)

○諫山博君 同和問題について質問します。  時間の関係上、まず政府委員の方に答弁していただいて、必要があれば私が長官に名指しでお願いするという運びにしたいと思います。  いわゆる同和対策事業は、同和対策事業特別措置法以来三つの法律とその延長によって二十二年間にわたって実施されました。現行の地域改善財特法は来年三月末をもって期限切れとなります。政府は、昨年十二月に発足した地域改善対策協議会において法後のあり方を検討していると聞いています。政府は、同和問題の今後のあり方について、どのような基本認識を持っておられるのかお聞きします。  なお、その際、意見具申及び啓発推進指針との関連についても説明して……

第120回国会 決算委員会 第閉会後6号(1991/06/12、15期、日本共産党)

○諫山博君 最近、衝撃的な冤罪事件が目立っております。四月二十五日付の夕刊フジが、ことし三月中の無罪判決の十五件を紹介しています。ほとんどすべて被告人は自白をしていた。ところが、その自白が信用できない、あるいは証拠能力がない、こういうことで無罪になったわけです。罪を犯していない人が自白をする、考えてみれば恐るべきことです。  私は、ことしの四月二十三日、東京高裁が言い渡したいわゆるOL殺人事件についての判決を問題にしたいと思います。  まず、千葉地裁松戸支部が、被告人小野悦男氏に無期懲役の判決を言い渡した。これが東京高等裁判所で破棄されて、強姦、殺人、死体遺棄が無罪、ほかの事件で懲役六年、こう……

第120回国会 決算委員会 第閉会後10号(1991/07/04、15期、日本共産党)

○諫山博君 雲仙・普賢岳火山災害について通産大臣に一点だけ質問します。  激甚災の指定をしてもらいたい、これは現地の被災者の一貫した非常に大きな要求です。ところが、政府側ではかけ声は聞こえますけれども、具体的な動きが見られません。どうして激甚災の指定が進んでいないのか。関係省庁に聞きますと、直接被害がそれほど深刻ではない、あるいは被災地に立ち入ることができないので直接被害を把握しにくい、こういうふうに聞きました。直接被害に比べて間接被害が大きいというのは火山災害の共通の特色です。水害の場合ですと家が流れる、家財道具が汚染される。つまり、直接的な被害が非常に多い反面では、営業損失などは短期間で終……

第120回国会 地方行政委員会 第1号(1990/12/18、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の理由は、自治体共有の財源である地方交付税を、本来国が負担しなければならない交付税特別会計借入金及びその利子の返済に充てていることです。  七〇年代のオイルショックは地方財源を疲弊に追い込み、以来多くの自治体が赤字財政に苦しめられました。当然、交付税法第六条の三第二項に基づいて交付税率の引き上げなどの対策をとるべきでした。しかし、政府はこれを怠り、交付税の不足を借入金で補てんさせるだけでなく、その返済義務をも地方に押しつけました。今回の措置についても、額の多少にかかわらず、本来政府のとる……

第120回国会 地方行政委員会 第3号(1991/03/15、15期、日本共産党)

○諫山博君 広島市の橋げた落下事件について質問します。  新聞によりますと、警察は業務上過失傷害あるいは致死事件で捜査を始めたと言われています。これは当然のことです。しかし、この事件を例えば自動車の衝突事故のようなありふれた業務上過失事件として見るのではなくて、技術上問題はなかったのか、工法上問題はなかったか、労働基準法とか労働安全衛生規則との関係で問題はなかったのか、こういう総合的な全面的な捜査が必要だと思います。そうなりますと、当然被疑罪名も業務上過失致死あるいは傷害だけにはとどまらないということが予想されますけれども、既に警察は強制捜査を行ったそうですけれども、どういう場所でどういう強制……

第120回国会 地方行政委員会 第4号(1991/03/26、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の地方税法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  改正案には、個人住民税の減税、固定資産税の新たな負担調整措置、特別地方消費税の免税点の引き上げ等、当然とるべき措置も含まれています。しかし、住民にとって見過ごせない問題があり、次の理由で反対します。  反対理由の第一は、基準地価の評価がえに伴う固定資産税の大幅増税を容認していることであります。  地価高騰の責任は、大企業、銀行資本等による土地投機であり、民活路線と金融緩和政策で投機を誘発、容認してきた政府自身であります。こうした地価高騰によって、ここ十年間で固定資産税はほぼ倍増しており、……

第120回国会 地方行政委員会 第5号(1991/04/09、15期、日本共産党)

○諫山博君 この法律には輸入の定義規定はありません。解釈にゆだねられているというふうに言われております。最高裁判所は、輸入というのは外国から本邦に物品を搬入することという説明をしていて、これはこれでいいと思います。ただ、輸入の場合に、どの段階までいけば予備になり、どの段階まで進めば未遂になり、どこまでいけば既遂になるというのは簡単ではないようです。  そこで、輸入の既遂時期は何かというのを教科書で調べて見ると、驚くほどさまざまな学説があります。例えば領域説、到着説、陸揚げ説、関税境界線突破説、こういうのが目につきます。学者がいろんな観点からいろんな説を主張するのは、これは大事だと思います。 た……

第120回国会 地方行政委員会 第7号(1991/04/23、15期、日本共産党)

○諫山博君 地方交付税法第六の三第二項の解釈について、かつて政府委員であった松浦功氏が予算委員会で次のように答弁したことがあります。「引き続き」というのは、二年以上ずっと赤字であり、それから見通される三年以降も赤字だということである。続いてまた、「著しく」というのは、大体一割程度のことである。こういう説明もあります。これは一九七五年の予算委員会における答弁ですけれども、この解釈は自治省としては一貫したものでしょうか。
【次の発言】 答弁は簡潔にお願いします。  私は、松浦政府委員の答弁は一貫したものですかと聞いたんです。どうですか。
【次の発言】 第六条の三第二項は、松浦政府委員の説明したよう……

第120回国会 地方行政委員会 第9号(1991/04/25、15期、日本共産党)

○諫山博君 一昨日に続いて、暴力団と警察官の癒着について質問します。  たくさんの事件が出てきますから、簡単に、大きな声で答弁してください。  一九八六年の五月、東京都内のホテルで富士銀行の幹部が五億円恐喝されました。恐喝したのは蔵内元参議院議員の秘書と自称している人物です。この事件で何名逮捕され、何名起訴され、起訴の容疑はどういうことだったか、簡単に説明してください。
【次の発言】 恐喝の金額は幾らですか。
【次の発言】 この恐喝事件は富士銀行の融資に絡む事件です。そして、この恐喝の現場に巡査部長が同席したはずですけれども、間違いありませんか。

第120回国会 地方行政委員会 第10号(1991/04/26、15期、日本共産党)

○諫山博君 四月十九日付で日弁連がこの法案に意見書を発表しました。この中で法案の提出の仕方に日弁連は遺憾の意を表明しています。そして、対案を提出したいと考えているというふうに書いています。ところが、対案どころか、もうきょう採決されるという状況です。私は改めてこの法案の提出の仕方に抗議をします。  私の質問時間は一時間です。準備している質問テーマは数十テーマあります。そこで、私は誘導尋問的な質問をしますから、一分ないし二分で答えていただくということを最初に要望します。  まず、第二条関係。これは暴力的不法行為等の定義です。「別表に掲げる罪のうち国家公安委員会規則で定めるものに当たる」云々という規……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、日本共産党)

○諫山博君 日本共産党の諫山博です。  今一番望まれていることは、損失補てんの手口をきちんと明らかにすることです。多くの国民がそのことを求めているし、当委員会の中心的た任務もそこにあります。  きょうの毎日新聞に手口の一部が大蔵省の内部資料として公表されています。この中には野村の日立に対する補てんの手口も出ています。紹介しましょう。  銘柄、ワラント・双葉電子。買い付け日、一九九〇年三月十六日。売り付け日、同日。買い付け価格、省略します。売り付け価格、省略します。差益十億三千万円。国民が知りたがっているのはこのことです。このことをきちんと明らかにすることが再発防止のための土台にもなります。  ……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号(1991/09/05、15期、日本共産党)

○諫山博君 日本共産党の諫山博です。  偽造の預金証書をもとに一個人に多額の融資をする、あるいはにせの確定申告の写しにだまされて一個人を無条件に信用する、こんな幼稚な誤りが大銀行でどうしてまかり通ったのか、どこに欠陥があったのか、これが興銀疑惑の中心です。同時に、その裏で暴力団が糸を引いていたのではないか、この疑いがますます濃厚になってまいりました。  そこで私は、興銀疑惑の一つである末野興産及びワールドエステートに対する多額の融資について質問します。  私の調査によりますと、興銀及び興銀系列ノンバンクの末野興産に対する融資、これが五百三十八億四千五百万円、ワールドエステートに対する融資額は三……

第121回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1991/09/25、15期、日本共産党)

○諫山博君 いわゆるリゾート法が制定されて四年余り経過しました。国会でこの法律に反対したのは我が党だけです。反対した主な理由は、一、大規模青自然破壊、環境悪化をもたらす。二、土地置い占め、地価上昇を招く。三、自治体に多大の財政負担を押しつける。こういうことでした。四年たってみますと、私たちが危惧したことが次々に事実をもって証明されつつある、このことを痛感いたします。  そこで、リゾート法の適用を受けている地域は、ことしの一月現在二十七道府県、四百十三万ヘクタール、国土面積の一〇%を超えていました。その後事態は一層進んだと思われますけれども、現時点での基本構想承認済みの件数、総面積、総事業費はど……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 決算委員会 第2号(1991/12/17、15期、日本共産党)

○諫山博君 大蔵省に質問します。  現在の日本人の喫煙者率、喫煙者増減の推移、これを男女別に説明してください。
【次の発言】 厚生省に質問します。  厚生省は喫煙の健康に及ぼす影響、いろいろ調査研究を重ねているようです。喫煙が健康にどういう影響を及ぼすのか、概略を説明してください。
【次の発言】 喫煙者と非喫煙者で平均余命にどのくらいの差が出てくるのか、男女別の違いでわかりませんか。
【次の発言】 厚生省の資料で喫煙習慣刑死亡比というのがありますね。この中に非喫煙者の死亡率と、そうでない人の死亡率が数字であらわされています。男性は一・二八倍、女性は一・三四倍という数字が記載されていますが、これ……

第122回国会 地方行政委員会 第2号(1991/12/13、15期、日本共産党)

○諫山博君 塩川自治大臣は、就任インタビューの中で、次のように述べておられます。  国税が不足するからといって、地方に金が余っているというのは納得いかない。むしろ、地方自治体は仕事があるのに、財政需要の基準を抑えられ、思い切って使えなかった。基準を新しい時代にマッチするように見直すべきだ、こういう発言なんです。  これは、裏返しますと、財源があれば地方自治体はもっともっと仕事がやれたんだ、残念ながら財源が不足した、こういう趣旨だと受け取りましたけれども、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで、今年度の地方交付税が五千億円減額された問題です。  私たちは、これには反対でした。その金は地方自治体……

第122回国会 地方行政委員会 第3号(1991/12/17、15期、日本共産党)

○諫山博君 地方公務員に育児休業制度が導入されることに私は大賛成です。ただ、法案の第一条の目的を見ると、まことにそっけない簡単な目的になっております。職員の継続的な勤務を促進する、職員の福祉を増進する、行政の円滑な運営を図る、これが法律に規定された目的です。これに間違いはありませんけれども、例えば人事院総裁の意見の申し出というのを見るともっと格調が高いですね。  例えば、「近年の女性の著しい社会進出、家族形態の変化、出生率の低下等に伴い、育児と仕事の両立を図る」、これが大原則にされております。この言葉は、新しい法案の目的の中には書かれていませんけれども、将来この法案を運用する場合の基本的な精神……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 決算委員会 第2号(1992/05/25、15期、日本共産党)

○諫山博君 国税庁に質問します。  福岡市に脇山得行という人がおられます。脇山氏について福岡税務署員が無断で所得税の修正申告書を捏造する、これを税務署に提出する、こういう事件がありました。脇山氏は事前に税務調査を受けたことは全くありません。加算税、延滞金を含めて三百九十七万円の課税通知が来でびっくり仰天した。これが事の経過です。  私は、本人の依頼を受けて、四月十八日に福岡税務署長に会いました。福岡税務署長はこの事実を認めておられます。どうしてこういう問題が起きたのかという質問をしますと、当該の税務署員が今病気入院中でまだ調べることができません、こういうことです。  そこで、この問題について私……

第123回国会 決算委員会 第3号(1992/06/18、15期、日本共産党)

○諫山博君 総理大臣の宮澤喜一。あるいは自民党総裁の宮澤喜一、こういう立場と離れて、政治家としての宮澤さん、衆議院議員としての宮澤さんの政治信条をお聞きします。  あなたは原爆死没者の遺族に弔慰金と遺族年金を支給することに賛成ですか、反対ですか。
【次の発言】 次に、被爆者の健康管理と治療、療養をすべて国の責任で行うことに賛成ですか、反対ですか。
【次の発言】 反対の答弁だと受け取ります。  次、被爆者全員に被爆者年金を支給する、障害を持つ者には加算することに賛成ですか、反対ですか。
【次の発言】 あなたは、私の提起した問題について、肯定的な答弁はされませんでした。  これは、あなた自身が署名……

第123回国会 地方行政委員会 第2号(1992/03/27、15期、日本共産党)

○諫山博君 自民党の金丸副総裁に対するけん銃発射事件が起こりました。極めて重大です。右翼が武装を強め始めたのではないかということが憂慮されています。  右翼によるけん銃使用事件が過去五年間に十八件発生したと聞きました。それ以前の五年間には何件発生しましたか。
【次の発言】 右翼団体から押収したけん銃の数は、過去五年間に九十三丁だったそうです。それ以前の五年間は何丁ぐらい押収しましたか。
【次の発言】 九十三丁というのは過去五年間。私が聞いているのはその前の五年間です。
【次の発言】 いずれにしましても、右翼のけん銃使用事件が激増した。恐らく押収事件も激増したと思います。  暴力団については、一……

第123回国会 地方行政委員会 第4号(1992/04/17、15期、日本共産党)

○諫山博君 離島振興法に関して一点だけ質問します。  離島振興法が十年ぶりの改正です。しかも、今度は単純延長ではなくて内容が充実することになっております。私は、本当はこの離島問題を集中的に議論するという場が欲しかったわけですけれども、残念ながらそうなりませんでした。これは国会側の問題ですけれども、考えてみますと、沖縄問題についてはしばしば集中的な議論がされました。奄美大島についても、沖縄ほどではないにしても相当国会で議論されております。それに比べると、離島の問題というのは国会で議論される機会が少なかった。しかし、それは国会の問題ですから、国土庁にはとやかく言えませんけれども。  私は、今度法律……

第123回国会 地方行政委員会 第5号(1992/04/23、15期、日本共産党)

○諫山博君 交通事故調査分析センターについて御質問します。  全国で一つだけ指定すると規定されておりますけれども、これは既に設立されている財団法人交通事故総合分析センターを予定しているのでしょうか。
【次の発言】 警察の文書で、交通事故の構成三要素という言葉が使われています。運転者、道路環境、車両、この三つの側面から交通事故がなぜ発生するのかということを調査研究することになると思います。ただ、はっきりしておかなければならないのは、交通事故の原因というのは技術的に解明すれば済むという問題ではないということです。  例えば、運転者の責任、とかく居眠り運転だったのではないかとか不注意だったのではない……

第123回国会 地方行政委員会 第6号(1992/05/19、15期、日本共産党)

○諫山博君 昨年の台風十九号で九州では深刻な森林被害が発生し、風倒木処理のために現在自衛隊員が九州四県に入っています。出動した自衛隊員の数は九州四県で約五千六百名。ところが、自衛隊の費用の一部を自治体が負担しなければならないというので大問題になっています。自治省としては、自衛隊の費用をどのくらい自治体が負担することになっているのか、金額を把握しておられましょうか。
【次の発言】 それはわかっております。  森林被害を抱えている自治体というのは、大体山村地域で財政力の弱いところです。自衛隊の費用を一部自治体が負担する、私は、これは合理的ではないし、当該自治体にはたえがたい負担になると思います。何……

第123回国会 地方行政委員会 第9号(1992/05/28、15期、日本共産党)

○諫山博君 公務員部長に質問します。  前回地方公務員の時間外労働、とりわけ労働基準法三十六条との関係について質問しました。詳細な答弁を受けましたけれども、なかなかわかりにくい点がありますから、きょうは一切の説明抜きで結論だけを聞きます。  これは前回も質問しましたけれども、昭和二十七年十月二日自行公発第六十二号、兵庫県人事委員会事務局長あて、公務員課長回答「地方公務員法の解釈について」です。   照会 地方公務員法第二十四条第六項の規定  による職員の勤務時間等に関する条例におい  て、超過勤務及び祝日勤務について別記のとお  り規定を設けた場合においても、労働基準法第  三十六条による書面……

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/04/09、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は、日本共産党を代表して、一九九二年度予算三案に対する反対討論を行います。  反対する理由の第一は、本予算が世界的な軍縮の大きな流れに背を向け、引き続き軍拡を進めるものだからであります。これまで政府が軍拡の論拠としてきたソ連の脅威論が崩壊し、平和と軍縮を求める世論が世界の潮流となっています。大軍拡計画である中期防にあくまで固執するのは、まさに時代錯誤であります。世界の憲兵というアメリカの戦略に呼応し、日米安保体制の一層の強化のために正面装備を増強し、在日米軍への思いやり予算を大幅に増額するようなことは、到底認めることはできません。  また、PKO事務局の経費を計上したことは、憲法……


諌山博[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-|15期|

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各種会議発言一覧(参議院15期)

諌山博[参]委員会統計発言一覧(全期間)
14期-|15期|
第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会公聴会 第1号(1990/05/24、15期、日本共産党)

○諫山博君 短い時間ですから、北野公述人に一点だけ質問します。  固定資産税の評価がえが今大変心配されております。今までのような一律時価評価方式でいったらたくさんの人が固定資産税を払えなくなるんじゃないか、こういう心配です。実際、例えば大変な利益を上げている大銀行の敷地とその隣にある小さなお店の敷地と同じような方式で評価されるというのはやはり合理的ではないと思うんです。  北野先生が土地を三つの性格に分類されて、その性格に応じて課税の方式を検討すべきだという提案、大変私興味深く思いました。私たちは、やはり一律に時価で評価するんじゃなくて、例えば収益還元方式とでもいいますか、たくさんの利益を上げ……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 厚生委員会,地方行政委員会,商工委員会,環境特別委員会連合審査会 第1号(1991/09/27、15期、日本共産党)

○諫山博君 地方自治法を読みますと、清掃は地方自治体固有の業務とされております。ところが、多くの自治体で、清掃業務は自治体の手を離れて民間に委託されています。全国の自治体の中で、清掃業務を一〇〇%自治体で行っているところ、一〇〇%民間に委託しているところ、部分的に民間に委託しているところ、この三つに分けられると思いますけれども、自治体の数あるいは廃棄物処理量についてそれぞれ御説明ください。
【次の発言】 今度の改正案は、地方自治体に廃棄物の減量の促進を図るという責務を課しています。一般国民は、廃棄物の排出抑制、再利用、減量などについて国や自治体の施策に協力しなければならないとされています。新法……

第121回国会 地方行政委員会暴力団員不当行為防止法及び風俗営業等に関する小委員会 第閉会後1号(1991/10/18、15期、日本共産党)

○諫山博君 暴力団新法を運用する場合に、土台となるのは暴力団の指定だと思います。暴力団の指定というのは、今までの法律にない新しい概念です。しかも、憲法で保障された結社の自由にかかわる問題です。相手は暴力団ですけれども、指定の手続というのは厳密で公正でなければならないと思います。その手続を定める聴聞に関する規則は既に公表されていますから、これに基づいて若干の質問を行います。  前回の小委員会で私は幾つかの問題を提起しましたけれども、部分的ではありますがこれが取り入れられて手直しをされたというのは結構です。行政と議会の関係はこうでなければならないと思います。  私の問題提起は十数点にわたりますから……

第121回国会 法務委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1991/09/26、15期、日本共産党)

○諫山博君 短く聞きますから、簡単に答えてください。  法務大臣は、この間の談話で、今回の改正は現行法と全く変わるものではないと述べられました。これは、既存の契約についても新しい契約についても借り主、貸し主の有利不利という点では何の変化もないという趣旨でしょうか。
【次の発言】 新しい契約については、有利不利で変化があるという説明ですか。
【次の発言】 これは、従来の契約についても新しい契約についても不正確な説明だと思います。明らかに借り主に不利になりますよ。法務省に対して問い合わせが来ているのに不利にはなりませんという答えをしているとすれば、これは国民を欺くものです。  そうすると、この法律……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 建設委員会,地方行政委員会,農林水産委員会,商工委員会,逓信委員会,土地問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1992/05/22、15期、日本共産党)

○諫山博君 国土庁に質問します。  この法律案は、一極集中の排除、多極分散と地方拠点都市の振興、こういうことを目的に掲げています。この法律によってどれだけの施設、どれだけの人を移転しようとしているのか、説明してください。とりわけ東京二十三区について、幾つの施設、何名の労働者を移そうとしているのか、説明してください。
【次の発言】 どれだけの施設、どれだけの従業員という目標はないということがわかりました。  多極分散を目的に掲げた法律にテクノポリス法というのがありましたが、この法律は一九九〇年の達成目標を掲げています。そこで、工業出荷額、従業員数、人口においてどのくらい達成されたか、これは通産省……

第123回国会 災害対策特別委員会雲仙・普賢岳火山災害対策小委員会 第1号(1992/06/17、15期、日本共産党)

○諫山博君 私は三つの問題をまとめて質問します。答弁は最後にそれぞれの関係省庁からお願いします。  第一は、仮設住宅、さらに公営住宅の建設の問題です。  現在つくられている仮設住宅がいかに欠点に満ちたものであるかということは、例えば篠崎委員から具体的に指摘されました。私も全く同感です。一つの建物に二世帯が同居している、隣の声も聞こえるし隣の光も漏れてくる、こういう中でまともな生活ができるはずはありません。既に二名の自殺者が出たということは、私は仮設住宅の住環境がいかに問題に満ちているかということを証明していると思います。仮設住宅を本当に住みやすいものにする、これは当然のことですけれども、同時に……



諌山博[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

諌山博[参]在籍期 : 14期-|15期|
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