このページでは北修二参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○北修二君 私は、自由民主党を代表し、ただいま農林水産大臣より報告のありましたガット・ウルグアイ・ラウンド交渉について、総理ほか関係閣僚にお伺いいたします。 今未明、細川内閣は三度にわたる米自由化反対の国会決議に反して、米の部分開放への道を進むガット調整案を受け入れたことに対し、国家と民族の食糧の安全保障の見地から極めて遺憾であり、我が党としては断じて容認できません。 昨日は、くしくもカリフォルニア米七千トンが緊急輸入の主食米として初めて神戸港へ入港、陸揚げの後、外米の安全性に懸念の声が出ている中、冷害の凶作による米不足分として一般消費者へ送り込まれることになりますが、こうした状況が将来は……
○国務大臣(北修二君) 先般、沖縄開発庁長官を拝命いたしました北修二でございます。 昭和四十七年五月の沖縄の本土復帰以来、今日まで二十年余りが経過しましたが、この間、二次にわたる振興開発計画に基づき沖縄の振興開発のための諸施策が講じられ、多額の国費の投入と県民のたゆまざる努力により、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してまいりました。しかしながら、生活、産業基盤の面でなお整備を要するものが多く見られるとともに、産業振興や雇用の問題など解決を要する多くの課題を抱えております。 私といたしましては、第三次沖縄振興開発計画に基づき沖縄県民と一体となって沖縄の振興開発に全力を挙げて取り組んでまい……
○国務大臣(北修二君) 沖縄開発庁長官として所信の一端を申し述べます。 沖縄が復帰して二十年余りが経過いたしましたが、この間、二次にわたる振興開発計画に基づき、沖縄の振興開発のための諸施策が講じられ、多額の国費投入と県民のたゆまざる努力により、学校教育施設を初め、道路、空港、港湾等の交通通信施設、上下水道等の生活環境施設等の社会資本の整備は大きく前進し、本土との格差は次第に縮小されるなど、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してまいりました。 しかしながら、本土からの遠隔性、離島性、また広大な米軍施設、区域の存在等の種々の要因により、全国との所得格差の存在、産業振興、雇用の問題など解決しな……
○国務大臣(北修二君) ただいまのお話でございますが、マラリア犠牲者の援護会から陳情についてはまだ正式に申し入れを受けていないわけでございます。今先生からお聞きをいたしたところでございます。正式に申し入れがあれば、沖縄開発庁といたしましてはお話を伺いたい、かように存じております。
【次の発言】 さきの大戦における八重山地域のマラリア問題については、戦後四十数年を経過いたしておるわけでございます。ただいま局長からお話し申し上げましたように、当時の状況や遺族の実態がまだ明らかでない、そういう事情にあるわけでございます。
この問題は非常に難しい問題でありまして、昨年二月、総理府あるいは沖縄開発庁及……
○国務大臣(北修二君) 第五期の北海道総合開発計画は昭和六十三年六月に、北海道経済が産業構造整備等の大きな困難によって低迷しておったわけでございますが、北海道の豊かな国土資源を活用して我が国の長期的発展に貢献する力強い北海道の形成を基本的目標といたしまして作成されたわけでございます。 御案内のように、昭和六十年から五年間、生まれてくる子供が非常に低下いたしました。あるいは今お話のありました北洋漁業、北洋漁業は沖取りができない、小型あるいは中型漁船、いずれも非常に制限されている。一部今操業しておるわけでございますが、これから三月一日に日ロで協議をするわけですが、非常に厳しい情勢であろう、かよう……
○国務大臣(北修二君) このたび北海道開発庁長官を拝命いたしました北修二でございます。 委員長を初め委員各位の御指導と御鞭撻をお願い申し上げます。 北海道開発行政の基本方針及び当面の諸施策について、私の所信を申し述べます。 北海道は、その豊かな国土資源を活用して我が国の長期的発展に貢献することが強く期待される地域であります。すなわち、新千歳空港、高規格幹線道路網の整備の本格化などにより、新たな発展を支える基盤も着々と整備されつつあり、我が国が二十一世紀に向けて地球社会と共存する生活大国を実現し、国土の均衡ある発展を図る上で重要な役割を果たすことが期待されております。 一方、北海道を取り……
○国務大臣(北修二君) 岡部委員の北海道に対する理解と日ごろ御支援をいただいております点、厚くお礼を申し上げたい、かように存ずる次第でございます。 北海道は御承知のように、明治時代から一歩一歩開拓を始めて、あるいは屯田兵などという制度がございまして、そして開拓をしてきたわけでございます。非常に大きなところで、東北六県に新潟を足しただけの面積、日本国土の約二二%を上回る大変に大きなところであるわけでございます。したがいまして、今日まで、戦後二十五年に北海道開発庁が設置されて急速に北海道の開発が進んできておるところでございます。 しかし、例えば道路で申し上げますと、今、高速道路あるいは高規格道……
○国務大臣(北修二君) 平成五年度の北海道開発予算について、その概要を御説明申し上げます。 平成五年度総理府所管一般会計予算のうち、北海道開発庁に計上いたしました予算額は、歳出九千七十六億七千四百万円、国庫債務負担行為三百七十七億九千六百万円であります。 次に、これら歳出予算の主な経費につきまして、その大略を御説明申し上げます。 第一に、国土保全、水資源開発事業の経費に充てるため、予算額一千五百九十八億四千六百万円を予定いたしております。 これは、石狩川等の重要水系や災害多発地域の中小河川及び都市河川に重点を置いた河川の整備を初め、洪水調節及び今後の水需要の増大に対処する多目的ダムの建……
○国務大臣(北修二君) お答えいたします。 井上委員はこの方の専門でございまして、北海道といえども十分御理解のことと、かように存じます。 御承知のように、石狩川を初め、歴史の中でもう百年間、二年に一度ずつ大災害がございまして、我々もその災害の中で育ってきた一人で、肌で実感をいたしておるわけでございます。しかし、河川につきましては長年の河川改修というか、随分改良はされてまいりました。しかし、御案内のように、この石狩川の下流において大きな災害が昭和五十年、五十六年、こういう大災害がありまして、その面積は二万七千ヘクタールを上回る災害でございます。何としてもこの災害を防ぐために、第五期の北海道総……
○国務大臣(北修二君) 北海道開発庁といたしましては、北海道の総合開発に当たっては自然と共生するという、これがテーマでございまして、積極的にこれからも自然の美しい環境を保全してまいりたい、かように考えておるところでございます。 なお、今築堤のお話がございましたが、築堤の最終的なところに横堤をつくりまして、もう少し全部の水位を上げて、どなたも入ってこれないようにこの大事な資源を今後とも確保していこうと、かように考えておるところでございます。ぜひこの点については御協力をちょうだいいたしたいと、かように存じております。よろしくお願いいたします。
○国務大臣(北修二君) お答えいたします。 戦後処理の問題といたしましては、沖縄に関するこの大戦における八重山地域のマラリア問題については、戦後四十年経過しており、沖縄県が二回にわたって調査を行っていますが、当時の現況や遺族の実態が明らかになっていないのが実情でございます。 この問題は非常に難しい問題でありますが、昨年二月に総理府、沖縄開発庁及び厚生省による連絡会議を設けたところであり、この連絡会議で沖縄県からも事情を聴取し、意見交換等を行っていると承知しております。 当庁といたしましては、今後とも関係省庁との意見交換に努めてまいりたいと考えております。
○北修二君 ただいま大変重大な課題になっておるウルグアイ・ラウンドに対して、総理はどう考えておるか、その考え方を明らかにしてほしい。これが第一点。それから第二点は、食糧の安全保障に対しての考え方、この点。いま一つは、要望でございますが、韓国に対する漁業問題、まさに重大な時期に至っておるわけでございます。この要望と、三点だけ申し上げたいと思います。私に与えられた時間は十七分でございますので、十二分間ぐらいを私が申し上げて、あとの残り五分間で御答弁をちょうだいをいたしたい、かように存ずる次第であります。 さて、ウルグアイ・ラウンドにつきましては、数回のラウンドを通じて、一九八六年ウルグアイにおい……
○北修二君 自由民主党の北修二でございます。 平成三年度の決算に先立ちまして、当面の諸問題について質問をいたしたいと思います。 総理は、六月三十日、内閣総理大臣の指名を受け組閣、そして同時にナポリ・サミットに出席をされ、多忙をきわめて御苦労さまでございました。世界の中の日本という立場で何を主張し、国際的な役割を果たされたか、サミットにおける総理のお考えを聞きたい。 また、臨時国会における所信表明で、日米安保堅持あるいは自衛隊容認、日の丸国旗等、社会党の政策転換を明らかにされたが、日本の最高責任者としてその役割を果たすために決断されたことは、村山総理の人柄あるいは政治哲学、あわせて安定を考……
○北修二君 ただいま議題となりました緑の募金による森林整備等の推進に関する法律案の草案につきまして、その趣旨及び主要な内容を御説明申し上げます。 森林及び樹木は、心に安らぎを与え、また、あらゆる生物の生存に不可欠な水の供給源として、人間の健康で文化的な生活にとって欠くべからざる貴重な財産であり、これを守っていくのは国民全体の責務であります。 このような認識のもとに、緑化推進のための国民運動である緑の羽根募金運動が昭和二十五年以来着実に行われてきたところでありますが、募金組織等運動の基盤が十分に整備されていないため、募金額の面でも、また緑化推進に対する普及啓発の面でも、満足できる状況にはあり……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。