このページでは及川一夫参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○及川一夫君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表し、さきに行われました総理の所信表明及び我が党の田邊委員長を初め各議員の質問に対する総理の御答弁につきまして質問をいたします。 昨日の東京地裁東京佐川急便事件の公判で、いわゆる褒め殺し街頭宣伝をやめさせるために自民党の現職国会議員が少なくとも七人は関与していたという検事調書が明らかになりました。国民はあきれて物が言えないほどのショックを受けております。竹下元総現実現にまつわる暴力団あるいは右翼団体とのかかわりについて、総理はこれまで一貫して、あってはならないこと、関係を持つべきではないという一般論的な表現にとどめてこられました。もはや、国民の……
○及川一夫君 私は、新緑風会、公明党・国民会議、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま行われました総理の帰国報告と大蔵大臣の財政演説につきまして質問をいたします。 初めに、先日行われました日米首脳会談について、総理及び外務大臣にお尋ねいたします。 日米首脳会談は、いわゆる物別れになりました。日本がアメリカの主張する数値目標を拒否した結果、両首脳とも玉虫色の決着を避ける強い決意を示し、いわば意見が違うことを確認し合ったことはそれなりに意義のあることと思います。私も、総理が自由貿易の筋を通したことには敬意を表します。しかし、会談後の記者会見で総理自身が言明しているように、できるだけ早い時……
○及川一夫君 東北班の委員派遣報告を申し上げます。 私は、中曽根委員、河本委員、鶴岡委員、鈴木委員とともに、去る九月二十日から二十二日まで、東北地方における逓信関係業務の実情調査を行いました。 東北郵政局は、「豊かな発想、確かな前進」を本年度の経営方針として掲げ、確かな経営基盤で着実な業務運行、行き届いたサービスで需要の拡大、事故・犯罪の防止、地域との連携強化に努めており、各事業とも前年度の実績を上回る成績をおさめております。 平成三年度の引受郵便物数は、前年度化四・九%増の十一億五千二百六十一万通に達し、これに伴い郵便販売実績額は、七百五十二億円、前年比四・三%増となっております。 ……
○及川一夫君 郵政大臣、この前、就任早々部屋の方にごあいさつに来られだそうですが、私はおりませんでした。大変ありがとうございますが、これからよろしくお願いいたします。 きょうは、逓信委員会の一員として、これまでの論議に対して責任を持たなければいけないという意味合いを踏まえますと、就任記者会見における郵政大臣の御発言というものはどうしても理解ができない。したがいまして、一般質問ということではございますが、私の立場としては、とりあえずその問題を解決しなければという思いで、そのこと自体に集中して質問いたしたいというふうに思います。 そこで、第一にお尋ねしたいのは、この前の委員会で所信の表明がござ……
○及川一夫君 参考人の皆さん、大変に御苦労さまでございます。 まず、郵政当局にお伺いするという形になりますけれども、最近目を覆いたくなるようなことが大変郵政省サイドには起こっていますよね。このところ私も週刊誌というものをどこまで信頼していいのかということはいろいろありますし、私もかつては大分週刊誌でたたかれた経験もありますから、記事そのものについての信憑性などいろいろとただしていかなければならないものはあると実は思うのであります。しかし、最近郵政省をめぐるというか、郵政省が監督官庁であるということを前提にして物を考えてまた週刊誌を見ていきますと、一体これはどういうことになっているのかなという……
○及川一夫君 まず、この法案に直接かかわる問題から伺いたいというふうに思います。
その一つは、今回の法律案の中で基盤整備の拡充を図っていく、それに加えて信頼確立のためにということで行うわけですが、一つは債務保証という問題が今回も含まれておりますね。その債務保証の問題について、これまでそれを発動した実態、実績というのがこの項目に絡んで存在をするのか。あればそれをひとつ明らかにしてもらいたいというふうに思います。
【次の発言】 基盤整備に基づく債務保証というのはゼロというふうにお伺いしているんですが、そのように理解してよろしいでしょうか。
○及川一夫君 それでは、あらかじめ申し上げて御連絡しておきましたが、今郵政事業全般に対して三重野委員と川橋委員が御質問申し上げましたが、その中で幾つかの問題指摘をしたいということと、同時に郵便料金の値上げの問題を取り上げてみたいというふうに思いますので、ひとつ思い切った回答をお願いしたいものだと思っております。 大臣、なかなか個性豊かですから、せっかくの個性ですから大いに発揮されたらいいというふうに思います。そういう前提でちょっとお聞きしますと、衆議院の逓信委員会では、郵政大臣、大体逓信委員の皆さんとは理解が深まったという関係におありですか。
○及川一夫君 まず最初に郵政大臣にお伺いしたいんですが、私が発言するとすぐ週刊誌の話が出てくるので申しわけないんですけれども、しかし、電車に乗ったり新聞を見たりすると、郵政省の話が出たり、またNHKの話が出たり、NTTの話が出ると、どうしても関心があるし、また、役割任務がその方なものですから言わざるを得ないということになるんですけれども、きょうの週刊ポストに郵政大臣のインタビューの内容が載っていました。あれを見られたかどうか知りませんが、真実を吐露しているんでしょうね。まずそれをお聞きしたいと思います。
【次の発言】 時間があれば一つ一つその真意をただすということになるんですけれども、そんな時……
○及川一夫君 冒頭、委員長の方から、参議院における逓信委員会、開催するにしても議題がありませんと開催する必要がないわけですから、そういう意味もあるのかもしれませんけれども、もともとの根っこをつつけば、なかなか衆議院の方が進まない、その原因が大臣発言問題に依拠しておるというようなことがあって、いろいろやりとりがあったようであります。 そういう中で、一定の結論を出して、参議院の方にも、逓信委員長に対しておわびと同時に、これからの審議に対する協力要請ということをされたということは、私はそれなりに評価をしておきたいと思います。 ただ、大臣、実際問題として、提案されている法案を可決したいんでしょうか……
○及川一夫君 私は、ただいま可決されました身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合及び二院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法施行に当たり、次の各項の実施に努めるべきである。 一 人にやさしい情報通信社会を実現するために、放送事業者、電気通信事業者の理解と協力を得つつ、身……
○及川一夫君 午前中、法改正案の内容を軸にして御質問させていただきました。それを受けて、法案自体の問題もございますが、これからの郵貯事業というものがどう展開されていくのか、そのことにウエートを置きながら質問させていただきたいと思います。 まず最初に、大臣、私もいろんな検討をしておりながらつい先ほど気がついたんですが、そういう意味では通告抜きなんですけれどもちょっとお伺いしたい点があるんです。もともと常任委員会での論議のやりとりというのは、衆議院の選挙改正特別委員会じゃないけれども、ああいうやりとりが一番私はいいものだと思うんですよね。だから大臣も、通告ないならないで、そんなもの答えられるかと……
○及川一夫君 今まで一時間四十分きめの細かい質問をさせていただきました。どちらかというと、今までの質問は、これからの簡保事業の発展ということを願いながら質問させていただいたわけですが、簡保事業や郵貯関係にもそれぞれ国際的な課題というものが存在しているんじゃないか、課題のうちでも陽の課題と陰の課題というのがあるわけですが、陽の課題については大いに歓迎をするわけでありますが、陰に近いような立場で問題をとらえなければいけない、しかし何としても問題を解決をしなければいけない、こういう前提に立って少しく質問させていただきたいと思います。 まず第一に、江川局長でも山口局長でもどちらでもよろしいのですが、……
○及川一夫君 大臣並びに政務次官が時間どおり出席しているのに委員の方がちょっと足りない結果になりましたけれども、これは率直に言って、私は理事の立場だから言うわけではありませんが、定例日外の開催でありまして、そういった点では、他の委員会が定例日ということで開催されておりますので、そちらがどうしても優先をするようなこともあってこういうような状態でありますが、我々は委員会を一度も成立させなかったことはないので、ひとつ御了解願いたいと思います。 それで、私、今度の電波法の一部を改正する法律案というものを見まして、物のついでではないですけれども、電波法全体を少し読んでみたわけなんですが、やはりこれを国……
○及川一夫君 再開をするに当たりまして、委員長に一言、私は気持ちを申し上げたいんですが、五日間、一週間近く休会のような状態になったのは大変問題であります。 委員長は、いずれにしても中立公正の立場ですから、委員会の構成の中で証人喚問問題というのは大変強い要求があるということは御承知のはずだというふうに思います。したがって、今後の運営の中で、我々委員だけではなしに社会全体に、国民全体にわかるようなひとつ運営をしていただきたい。証人喚問は行われるものという認識の上に立って私はこれから質問を開始したいというふうに思いますので、気持ちだけ委員長に申し上げておきたいというふうに思います。 まず総理、金……
○及川一夫君 締めくくりの総括でありますので各般にわたってということになるんでしょうが、我が党に与えられた時間の中で、私は主として政治改革、政治倫理の問題について中心に行わせていただきます。 まず最初に、金丸事件というふうに言わせていただきますが、公判が行われます。そこで、この公判の争点は何かということを考えますと、検察の方は所得隠し、したがって脱税ということで公判に訴えておられる。それに対しては、今のところ公判が開かれておりませんからわかりませんが、しかし巷間言われる中では、弁護団は政界再編の資金ということで争うというふうに言われております。したがって所得隠しか政治献金がということで争われ……
○及川一夫君 まず、総理にお伺いいたしますが、これまでの論議を聞いて、なぜこういったもめ方をするのかということをよく考えてみたわけです。 補正予算ですから、本予算のまずい点あるいは事情に合わない点を正しく補うというのが補正予算なわけであります。本予算は一体いつ決めたんだ、いつ成立したんだということを考えると、参議院という意味合いで言えば四月四日ということに実はなるわけですね。四月四日を起点にして考えると、一カ月強という状態。そこで補正予算というものが出されてきたんですが、総理、これからもこういう事例は起こるんですか。これからも同じように必要ならということが出てくるでしょうが、こういう通常国会……
○及川一夫君 大臣並びに川口会長にお断り申し上げておきますが、極めて時間が制約されておりますし、ちょっと関連質問も一人ございますので、私の方からは二つの要望と一つの質問ということでやらせていただきたいというふうに思います。 二つの要望点のその一つは、受信料と消費税の関係でございます。 消費税はいずれにしても国の制度の問題ですから、NHK自体はとやかく申すことではない問題であります。しかし、受信料が消費税の対象になったときには、私の方から受信料とは何かという問題についてかなり話をさせていただいたのであります。 会議録を見ましても、大蔵省が言う物の考え、郵政省が言う物の考え、NHKの立場とい……
○及川一夫君 日笠郵政大臣、御就任を歓迎いたします。 大変な内閣の現状にあるし、とりわけ逓信委員会の任務もこれからの社会に向けて大変な役割と責任がある、こういうふうに自覚をいたしておるものです。とりわけ大臣は衆議院でも逓信委員会の関係も深いようにお聞きいたしておりますので、これからの逓信行政、郵政行政についてこれまでの経験を十分にひとつ発揮していただくように私からもお願い申し上げておきたいと思います。 それで、二十五分という時間でございますから何もかもというわけにいかないわけですが、郵政大臣の所信表明を読ませていただきますと、やはりかなりの部分で電気通信行政関係に相当力を入れられているとい……
○及川一夫君 同僚の山田議員が放送法関係をやりましたので、私の方からは電気通信事業法並びに電波法の問題を中心に進めさせていただきます。 まず、電気通信事業法の改正として提案されている内容の問題なんですが、ちょっと見ただけでは外国人が参加することだけのように映るんです。したがって、法改正の内容を次のように理解するが、それでよろしいかということをまず聞きたいと思います。 それは、国内外の非インテルサット、つまり別個衛星、この衛星通信事業者が国際通信分野にも参加することができる、参加させる、参加できないということを排除するということが一つと、ただし公衆網への接続はさせないという内容になっておる。……
○及川一夫君 予算の組み立て、それから予算の内容については、当時私も政権与党の立場でございましたから、予算を組み立てたという意味で大変責任のある立場でございます。したがって、マクロ的にとらえて物を言うということは控えなきゃいかぬという立場でございますので、多少ミクロになることをお許しいただきたいというふうに思います。 それから、大臣、私もそうなんだけれども、野党が長いものだから守りの答弁というのは余り得意でなさそうなんだけれども、しょうがないでしょう、これは。だから、むしろ信念の赴くままに答弁をする、そして郵政事業全体の所信というものを持つという立場でぜひ答弁に立ってもらいたいという気がして……
○及川一夫君 大臣、きょうはNHKの決算が中心でございますから、大臣とやりたい気持ちもあるんですが、むずむずされているでしょうが、きょうはひとつ御勘弁願いまして、会長を中心にお伺いをしたいというふうに思います。 その前に、放送行政局長にずばりお聞きしたいんですが、質問の通告はしていません。というのは、ここへ来るときに見たものですから、したがって変な追及の仕方はしませんが、要するに「衛星放送デジタル化 八年早め九九年メド 郵政省諮問 NHKなど反発必至」、郵政省放送行政局長の私的研究会の専門部会に十四日諮問した、こういう記事が実は載っておりまして、産業界やなんかもえらい反発するだろうと。 こ……
○及川一夫君 郵政大臣、大変御苦労さまでございます。お聞きをしながら、議院内閣制というのはなかなか大変なものだなということを実は感じているわけです。議院内閣制ですから、前の内閣が何をやっても、前々内閣が何をやっても、現内閣がそれこそ責任を負っていかなきゃいけないというシステムになっていますので、ひとつ我慢強くやっていただきたいものだというふうにお願いをしておきたいと思います。 まず第一に、これは局長に尋ねておきますが、モトローラ関係の合意書が九四年、ことしの三月にでき上がっております。アメリカとの関係でモトローラがさまざま約束をして、それに対して郵政省がお言葉を添えてあるわけですが、大体どう……
○及川一夫君 及川でございます。社会党に所属をいたしております。 四人の参考人の方々に、大変貴重な御意見をちょうだいいたしまして敬意を表したいと存じます。それぞれの立場から、政府がこうした法律を提案する前に、もう既に小規模、大規模、中規模という違いはあってもそれぞれの分野でお取り組みになっている実態が大変よく意見として述べられまして、これからの法律の審議に大変役立つというふうに私は受けとめました。同時に、この法律は各分野総じて期待される法律というふうに受けとめられているというふうに思いますし、さらにはこれを本物にしていくためには社会的なシステムというものをやはり確立する必要があるということを……
○及川一夫君 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。 さすがに現場の皆さんを指導されている方々ですから、聞いておって肺腑をえぐられるような気持ちで、問題の指摘があった点などこれからの討議に大変役立つというふうにまず申し上げておきます。大変ありがとうございました。 そこで、私は二十五分ほど時間をちょうだいいたしておりますので、手短に御質問したい点を申し上げて、お答えいただければというふうに思っております。 まず、柏木参考人にお伺いしたい点としては、今現在も中小企業にかかわる金融制度とかさまざまな施策は施策として政治の問題として存在はしているわけです。しかし、恐らく不十分ということの前……
○及川一夫君 兵庫県南部地震の問題につきましては、お亡くなりになられた方がトータル五千三百四十八、行方不明の方が今なおお二人おられる。負傷者の方は三万四千五百六十八。全壊、半壊、一部損壊含めて、住宅に対する被害というのは約十九万という未曾有の大被害ということになっております。国土庁の防災局が本日発表した数字にはこうなっておりまして、とりわけ犠牲になられた方々に対して心からの哀悼の意を表したいと思いますし、さらに被災された方々に対して心からお見舞いを申し上げたいと思います。 政治の面の果たす役割というのは極めて大きいというふうに思います。それぞれの方々が同じように哀悼の意やお見舞いの言葉を述べ……
○及川一夫君 郵政大臣、大変御苦労さまです。二十日に召集されましてから約二カ月たつわけです。連日緊張された毎日だったろうというふうに思っているわけですが、そろそろ予算の成立見通しについても野党の皆さんの協力もあって私はついたなという思いでいっぱいでございます。それだけに、この委嘱審査というものに参加をするに当たりまして、私としては衆議院と参議院と両方の予算委員会でどんな問題が取り上げられたのかなと。とりわけ、逓信委員会の委嘱審査でございますから、郵政課題について一体どうなんだということに絞って整理をしてみました。 そうしますと、衆議院では十二名の代議士の方々が質問に立っておられます。その中で……
○及川一夫君 会長初めNHKの皆さん、今回の阪神災害では大変な事態であったにもかかわらず全力を挙げて対応していただきまして、放送界としての大きな役割を情報伝達の面で果たしてこられたことにまず敬意を表しておきたいと思います。 なお、まだ復旧の段階でもあろうかと思いますが、復興にこれから至る。国会自体は、我々もそれなりに努力をして、一定のけじめをつけて政府が一丸となってこれからすべて実行に移していく、こういう状況でございますので、今後もそういった面での正しい伝達に一定の役割を果たしていただくように心から期待をしておきたいというふうに思います。 そこで、一番先にちょっとお聞きしたいのは、「放送文……
○及川一夫君 今回提起をされている規制緩和問題と電波法の一部改正については私も賛成をする立場で質問したいというふうに思います。 第一の質問は、直接郵政省に関係ないかもしれませんが、しかし日本の国という前提に立ちますと、世界という代名詞がつきますと我が国ということの前提に立ちますから他人事ではないなというふうに思うんですが、世界の都市博覧会の開催問題について、青島さんが当選されたこともあって、公約として中止ということを打ち出しておられます。大変な騒ぎになっているようなんですが、郵政省が監督指導されている傘下の企業群の中にこの世界都市博覧会に出展をしたいということで決められている企業というのはど……
○及川一夫君 郵政大臣、法案を国会に提出する際に、私も与党なものですから事前に御相談した経過がありますよ。本来ならその段階で気づかなければならない問題ではなかったかと私は反省を含めて問題意識を実は持っているわけなんですが、この問題は非常に重要な問題であって、きょうの提案自体は提案自体としていいんですが、本質論というものがこの問題で過去ないんですよ、会議録を見ましても、制定段階から。 さらには、一九五九年の第五条を制定をする際の場合でもほとんどその問題に対する基本論がない。お気の毒だと。新聞には記事の訂正というのがある。間違って放映され放送されても、それを訂正するというのがやはり放送法にもなけ……
○及川一夫君 社会党の及川と申しますが、川田先生に一点お伺いしたいんです。 国連のお話が出ました。それで、我々日本人の場合、国際貢献とか国連という言葉が出てまいりますと、水戸黄門の印籠じゃありませんが、この紋どころが見えないかみたいな気持ちで、何となくすっと受け取ってしまうというところがあるんですけれども、先ほど川田先生の話の中に、常任理事国になる前に国連の民主的な機構の改革が必要なんではないかという御趣旨のお話がありました。私もそんな感じがしているわけです。 そこで、具体的にお聞きしたいのは、今常任理 事国というふうに言われている国々、つまり戦勝国、戦後四十数年たっても国連の規則というの……
○及川一夫君 社会党の及川と申します。 ふだんなかなか文化という問題について深く洞察をするという機会が少ないものですから、きょうは両先生にお話を伺いまして、非常に興味を持ってお聞きしたわけですが、大変どうもありがとうございました。 そこで、青木先生にちょっとお尋ねしたいんですが、一月三十日の朝日新聞に「いま何が問われているのか」というのが載せられておりまして、「民族対立の土壌」ということで一文を先生載せられているのがございます。 それで、全体的に理解できるんですけれども、特に問題にされている点としては、国際政治の対立を文化の違いによってと、そこにまとめて論じておられるハーバード大学のハン……
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