このページでは平野貞夫参議院議員の16期(1992/07/26〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は16期国会活動統計で確認できます。
○平野貞夫君 平成会を代表し、ただいま報告がありましたオウム真理教関連事件に関して、我が国の危機管理問題を中心に質問をいたします。 まず、この事件で犠牲者となられた方々に心から哀悼の意を表し、負傷された方々にお見舞いを申し上げます。また、日夜この事件の捜査や再発防止に当たられている方々の御労苦に対し、心から感謝し敬意を表するものでございます。 この事件に関する政治の責任は極めて重大であります。政治全体で反省すべきは反省し、党派を超えて再発防止のための危機管理体制を確立すべきであると思います。 それにつけても、村山総理、あなたは一連の捜査に対して、際どい別件逮捕とか、サリンでなくてよかった……
○平野貞夫君 昨年七月の選挙で高知県選挙区から出てまいりました平野でございます。 三十三年間衆議院事務局に勤めておりました関係で、国会議員の方々の質問のお手伝いとか、政府の方々の答弁の御相談には乗った経験ありますが、自分で質問することは初めてでございます。何となく今でも場違いの感じがしておりますが、調子もつかめませんが、きょうは後藤田副総理・法務大臣に初質問ができるという幸運に恵まれまして、天の配剤だと思っております。御指導をいただく絶好の機会と思いますので、よろしくお願いします。 私は、法務委員会に所属して十カ月近くになります。この間、先輩の諸先生方の論議を拝聴いたしまして大変勉強させて……
○平野貞夫君 新生党の平野でございます。 最初に、さきの北海道南西沖地震、南九州の豪雨、また三年目に入りました島原雲仙・普賢岳の噴火で亡くなられた方々、御遺族、被災された方々、さらに先日の台風十一号で被災を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。 時間が限られておりますので、最近の災害の特殊性にポイントを絞りまして災害対策の基本問題についてお尋ねしたいと思います。 なお、私、災害対策につきましては全く素人でございます。国土庁ができる二十年前には十年ぐらい災害対策の仕事をしておりましたが、最近のことは全く知りません。したがいまして、素人でかなり乱暴な話になるかもしれませんが、どうかひ……
○平野貞夫君 明けまして御苦労さまでございます。日本新党、新生党、民主改革連合を代表いたしまして質問いたします。私は、国会の質問が三度目でございまして、全閣僚出席という、こういう神々しい場では正直に言いまして上がっております。御無礼がございましたらお許しいただきたいと思います。 極めて不況が深刻化しております。戦後最大の不況と言われております。私は、わずかな年末年始の休暇でございましたが、その根本原因は何かということについて真剣に考えてみました。その結果、余りよくない頭で考えました結論は、長年にわたった米ソ冷戦下の、いわゆる五五年体制でできた国会の政策決定能力不全症という日本政治特有の病気が……
○平野貞夫君 参考人の方々には貴重な御意見をまことにありがとうございました。 前田参考人には参議院事務局にお勤めのころからいろいろ御指導をいただいておりますので、本日の質問は遠慮させていただきます。 まず、蒲島参考人にお尋ねいたしますが、昨年七月の日本人のイデオロギーの調査の結果をお教えいただきましたのですが、自民も非自民も政策的には中道に集中している、こういうことでございました。その点はよくわかりましたのですが、一方で政治運営といいますか国会運営ではなかなかそういう現象でない。私は、国会改革というのは政権交代が行われるようになればほとんど解決するということを信じておったんですが、ヨーロッ……
○平野貞夫君 第一班につきまして御報告いたします。 派遣委員は、上野委員長、松浦理事、吉川理事、佐藤委員、会田委員、続委員及び私、平野の七名で、昨十八日、福島市において地方公聴会を開催し、六名の公述人から意見を聴取した後、各委員から質疑が行われました。 まず、公述の要旨を簡単に御報告申し上げます。 最初に、福島県議会議員芳賀一太君からは、この会期中に政治改革法案をぜひとも成立させること、総定数は国民が十分理解できる四百七十一とし、小選挙区三百、比例代表百七十一に近い内容とすること、比例代表の単位は都道府県単位とすること、投票方式は政権に対する責任を明確にする趣旨からして一票制が望ましいこ……
○平野貞夫君 新生党の平野でございます。 御承知のように、細川連立内閣が誕生しまして政権が交代しまして、そして三ケ月法務大臣が起用されて御就任いただいたわけでございますが、連立政権というのは、国民からの期待と同時に不安感も率直に言ってあると思います。その中で、三ケ月大臣の御就任によって、政権の安定といいますか、あるいは国民の政治に対する安心というのがかなり大きなおもしになっているんではないかと私は感じているところでございます。 実は御就任の翌日、私がねてから御指導を受けております政治学の京極純一先生から電話がありまして、日本の議会政治もまんざらではないというお褒めを、私たち連立政権をつくっ……
○平野貞夫君 味村会長代理に二点お尋ねいたします。
第一点は、この審議会は法律で定めた第三者機関で、いわば国会が区割りの勧告をお願いしているわけでございます。きょうの中間報告は、区割り基準が決まった段階で具体的な区割り作成に入る前にその基準についての考え方を聞かせてもらうという趣旨だと理解しております。国会での議論を踏まえて基準をつくり直すという性格のものではないと考えておりますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 国会の立場も踏まえた大変ありがたい答弁でございました。
次に、先ほども議論になっておりました人口基準の問題でございます。三分の二から三分の四というこの問題。下限につきま……
○平野貞夫君 新緑風会の平野でございます。 中井大臣には御就任まことにおめでとうございます。 きょう、昼休みに本会議が持たれております関係で、質問を一つに限定して、せっかくの所信表明に対してでございますので、お尋ねしたいと思います。 大臣は、所信表明で法務行政に課せられた使命を、「法秩序の維持と国民の権利の保全にあります。」と、こういうふうに述べられておりますが、法秩序の確保あるいは維持ということになりますと、この問題の究極は私は死刑についてどう考えるかという根本問題になるのではないかと思います。 そこで、世界的にも死刑廃止論がございますし、我が国でもそういう運動がなされています。現に……
○平野貞夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○平野貞夫君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
○平野貞夫君 新緑風会の諸先輩の方々、それから当委員会の先生方の御配慮により、村山総理に質問する機会を得ましたことを感謝しております。 さて、本委員会に付託されています三法案、これが成立しますと政治改革は一つの節目を迎えることになるわけです。いよいよ政党、政策中心の政治が始まろうとしているわけでございますが、ここ数年、政治改革をめぐってすったもんだがございましたが、まずは村山総理、野中自治大臣の御努力に敬意を表しておきます。これが戦後五十年という境目で発足することに私は何か因縁を感ずるわけでございます。 そこで本日は、政治改革を確実に進めるために、その根っこである戦後我が国の民主主義という……
○平野貞夫君 短い時間でございますので、三つぐらい用意した質問を一つにまとめますので、二十一分までの持ち時間でございますので、ひとつ簡明にお答えをいただきたいと思います。 最近、政府部内で、社会状況の変化を理由に、公安調査庁を縮小統合あるいは整理したらという意見があると伺っておりますが、まず第一点は、法務省としてこういった情報をどのように掌握されているかということをお聞かせ願いたいと思います。 第二点は、公安調査庁のもとにある破壊活動防止法というのは確かに、我が国独立直後、米ソ冷戦真っ盛りの状況の中でつくられた法律でございますが、冷戦が終わったとはいえ、急激な国際化、これはやむを得ないこと……
○平野貞夫君 平成会の平野でございます。 去る二月二十二日に最高裁でロッキード事件に関する判決が出まして、十九年ぶりでございますが、その判決で、当時非常に問題となりました嘱託尋問調書の証拠能力が否定されたわけでございます。そのことに関連しまして若干のお尋ねを法務省当局と最高裁にしてみたいと思います。 なお、誤解のないよう念のため申しておきますが、私はここで裁判の批判をするつもりはございません。あるいは、有罪になった人たちをかばうつもりもございません。大変、日本の司法制度あるいは司法行政の中で議論のあった点でございます。当然それを所管する法務委員会としても、ひとつの問題の整理をここでしておく……
○平野貞夫君 まず、大臣にお聞きしますが、刑法典というのはその時代や国の社会、文化を象徴するものだと私は思います。
今回、表記を現代用語化して平易化したわけでございますが、先般、国語学者の水谷先生は、昭和二十二年代の言葉だということをおっしゃられておったんですが、いろいろ批判とか評価とかあるいは具体的な指摘は各先生から出されておるわけです。
どうでございますか大臣、自己採点して何点ぐらいだと思いますか。そして、この平易化、現代用語化をどういうふうに大臣意義づけられておられますか。
【次の発言】 私は、いろいろ問題点があると思いますが、結論的には一種の情報公開じゃなかったかと思います。
率……
○平野貞夫君 六月六日、七日にわたって、オウム真理教関連事件で検察当局としての最初の判断というものが出されたわけでございます。この間、検察、公安調査庁あるいは警察の関係者の方々の御労苦は大変なものだったと思いますが、しかし事件の深さと暗さ、異常さというのはこれからが真相解明の勝負だと、始まりだと思います。 前田法務大臣も大変法秩序維持の責任者として御心労だったと思いますが、私は、法務、特に法律のことについて余り詳しくございませんので、一般常識という立場でこの問題を取り上げてみたいと思うんですが、まず現時点での法務大臣の御心境をお聞かせいただきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。