このページでは星野朋市参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。
○星野朋市君 私は、自由民主党、公明、自由党を代表して、ただいま議題となりました金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案に賛成の立場から討論をいたします。 景気、経済に大きな影響を与えているのは、金融機関の抱える不良債権問題にほかなりません。破綻金融機関の処理方策に関する議論に一応の決着を見た以上、本来の重要課題である早期健全化に全力を挙げて取り組まなければならないのであります。 金融システム不安は、銀行セクターの抱えるオーバーキャパシティー問題を初めとする我が国の産業構造問題に直結しており、これが我が国金融機関に対する先行き不安の本質であり、構造改革を断行しなければならないので……
○星野朋市君 私は、自由党を代表して、大蔵大臣の演説に対し、総理及び大蔵大臣に質疑をいたします。 現在、我が国経済は二年連続のマイナス成長が確定的という、戦後初めての異常な状態にあります。かじ取りを誤れば三年連続のマイナス成長にもなりかねません。 このような日本経済を民需主導、実力相応の自立的安定成長軌道に復帰させるためには、思い切った対策が必要となります。つまり、旧来の手法にとらわれない大胆な発想こそが必要なのであり、今ほど政治の役割が期待されているときはありません。 今行わなければならない政策は、日本経済が避けて通れない構造改革を促すとともに、数々の先行き不安を解消するために大胆な構……
○星野朋市君 私は、自由党を代表して、国旗及び国歌に関する法律案に対し、総理にお伺いをいたします。 世界には多くの国旗があり、国歌があります。しかも、国旗のデザイン、国歌の内容はその国の歴史とともに多様であります。それらに託された思いの上に国民はみずからの国旗・国歌に敬意を表し、したがって他国のそれにも同様の敬意を払うことが世界の常識であります。 日本の国旗は日章旗・日の丸であり、国歌は君が代であります。日の丸と君が代は、我が国の長い歴史と伝統の中で培われてきたものであり、日本の、そして日本人の象徴として世界の人々にも広く認められているところであります。いずれも今新たに創設されるものではご……
○星野朋市君 私は、自由民主党・保守党を代表して、森内閣総理大臣の所信表明に対し、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。 質問に先立ち、さきの有珠山の噴火以来、長期にわたって避難を余儀なくされている方々、また伊豆諸島における噴火、それに続く地震や大雨で不自由な生活を強いられている方々に対し、心よりお見舞いを申し上げると同時に、政府一体となって万全の対策を講じるよう要望いたします。 さて、九州・沖縄サミットが県民各位の御協力のもと、先日、無事閉幕いたしました。小渕前総理の沖縄に対する熱い思いを引き継ぎ、森総理には議長としての大役を果たされ、大変御苦労さまでございました。 今回のサミットG8……
○星野朋市君 私は、自由民主党・保守党を代表して、森内閣総理大臣の施政方針演説に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。 質問に先立ち、この一月にエルサルバドルとインド西部に大地震が発生し、多数の犠牲者と甚大な被害が出ましたことに対し、心よりお見舞い申し上げ、速やかな復興をお祈りする次第であります。政府におかれても、可能な限りの支援措置を講じていただきたいと思います。 さて、二十一世紀を迎えましたが、我が国を取り巻く状況は依然として厳しいものがあります。いまだ自律回復の軌道に乗るに至らず一進一退を繰り返す経済、社会保障制度の将来に対する不安、一連の不祥事の続発に見られる社会のモラルの低……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。
企画庁長官がお出になっちゃったので事務方に聞きますけれども、時間の関係で主に経済企画庁に質問をいたします。
先ほど公明の海野議員が経済企画庁を中心に御質問なさいましたけれども、私はちょっと角度を変えた形で御質問したいと思います。
堺屋長官は日本の潜在成長力をどのくらいに見ているか。これ、今まで聞いたことないんですよ。お答えになれますか。
【次の発言】 ごたごたいろんなことは言わなくていいんです。成長力はどのくらいあると思われますかと言ったら、何%だと、こういうふうにお答えいただければいいわけです。
堺屋長官、どうぞ。
○星野朋市君 私は、自由党の星野朋市でございます。
まず、質問に先立ちまして、米軍がスーダンに対してテロ攻撃に対する報復攻撃を行いましたけれども、この件について、総理の御見解がございましたらお願いをいたします。
【次の発言】 それでは本題に入りまして、まず小渕総理にお聞きをしたいと思います。
小渕総理は、今度の内閣を経済再生内閣と名づけておられますが、総理は橋本前内閣からのツケを背負っておられるとお考えでしょうか。例えば一つ申し上げますと、橋本総理が思いつきのようにやった例の定額の減税、特別減税、こういうものがこれからの経済施策に相当な影響を及ぼすと思うんです、私は後から減税の問題でそのこ……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。 私は主として提案者の小池百合子議員にお尋ねをいたしたいと思います。 この開銀法の改正、これがどうして行われたかという背景について、私は小池先生と一緒にやってきたものですから、そのいきさつを若干述べてみたいと思うんです。 ことしの通常国会で、三月三十一日に主要十八行に一兆八千億円という公的資金が注入された。大体二兆円近い金が入ればその十二・五倍の二十兆から二十五兆の金が計算上は出る、こう言われたのが、一向に金が出なかった。 先ほども政府委員から御答弁がありましたけれども、今も日銀は通常の三割近い金をじゃぶじゃぶ出している。ところが、銀行貸し出しは……
○星野朋市君 私は、失業問題一本に絞ってお尋ねをいたします。
昨日もかなりの時間が失業問題について割かれておりましたけれども、四・六%という高い失業率が二月に出まして、労働大臣それから経済企画庁長官ともに、非自発的な失業は減って自発的失業がふえているんだ、こういうお答えでございましたけれども、それは間違いございませんか、労働大臣。
【次の発言】 それは私にとってはやや納得しがたいところがあるんですよ。というのは、三カ月ぐらい前に一たん失業率が〇・一%下がったときに、労働省の説明は、既に就業をあきらめて安定所に来ない人間がいるんだ、そのために失業率が下がったんだと、こういう御説明がありました。……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。本日は大変御苦労さまでございます。 私は、ちょっと違った観点から問題を取り上げまして、参考人の先生、皆様の御意見を伺いたいと思います。 我が党はかねてから自治体の数を今の三千二百余から約三百に縮めよう、こういう考えを持っております。大体、三百といいますと、平均が四十万人ぐらいですから、財源規模それから事業規模はまことに適正なものになると思うんですけれども、一挙に三百というのは無理ですから、とりあえず千ぐらい、今までの約三分の一ぐらい。それでやがて三百にしようと。 とはいうものの、実際問題として合併というのはなかなか難しい。それで、野田自治大臣も、合……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。 本日は、公述人の皆様大変御苦労さまでございます。 私は、時間の関係で一問だけ質問をいたしますので、公述人の皆様方、順次お答えをいただきたいと思っております。 自由党は、かねてから自治体の数を今の三千二百余から最終的に三百にしようと、こういう目標を掲げております。いきなり三百というのは難しいので、一たん千ぐらいにして、それからさらに三百に持っていこうと。そのために、今地方分権がこういう形で施行されようとしている、さらに国から地方自治体へのさらなる権限移譲というのが必要だろう、また、きょう午後から審議される中央省庁の改編の問題については、さらに中央省……
○星野朋市君 私は、自由民主党、自由党を代表しまして、地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案につきまして、賛成の立場から討論をいたします。 戦後、我が国は、中央集権型の行政システムをとり、高度経済成長をなし遂げてまいりました。しかしながら、今日、中央集権型行政の制度疲労や少子高齢化社会への対応等を背景に、我が国の社会経済システムを全面的に見直し、閉塞状況を打開していくことが大きな課題となっております。 特に、地方分権改革については、平成五年、衆参両院が地方分権推進に関する決議を採択して以来、地方分権推進法の制定、地方分権推進委員会が五次にわたる勧告を出す等、政府・与党はこ……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。 けさほどから現状の景気の認識についてはしばしば質問も出まして、日銀のお考えはある程度わかっておるんですが、少し角度を変えた切り口でお聞きをしたいと思っております。 今、日本の経済の現状は果たしていわゆるデフレスパイラルに陥っているのかどうか。昨日、長期金利が急に高騰しまして二・四四%。きょうも、そういうことに嫌気を差して午前中の株価は一万四千円を割ってくる、円は百飛び台になろうかというような状態で、ちょっとそういうデフレのおそれがあると思うんですが、日銀はどう認識なさっておるか、お答え願いたいと思います。
○星野朋市君 私は円の国際化と中期財政展望の二点に絞ってお尋ねをしたいと思います。
宮澤大蔵大臣はことしになりまして、ユーロの誕生によって国際通貨がバイポーラーになった、円はややおくれているけれども国際化のために努力している、もう少し東南アジアで円が使われてほしい、こういう御発言をなさったようでございますけれども、その背景にはここせんだって以来の東南アジアの通貨の混乱、それから三百億ドル規模に及ぶいわゆる宮澤構想、そういうものが背景にあってそういう発言があったのではないかと私は思っているんですが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣がおっしゃったことは私は身を持ってよく……
○星野朋市君 私は金融再生委員会に絞ってお尋ねをいたします。
きょう三月十二日、七兆四千億に上る公的資金が正式に決定されるわけでございます。柳沢委員長、大変御苦労さまでございました。
きょう決定されて、実際には各行にいつ注入される予定でございますか。
【次の発言】 これによって各行とも三月末に約九兆円余に上る不良債権の償却は全額清算できるんですか。
【次の発言】 実はなぜそれをお聞きしたかといいますと、一つには、おととしの秋に発生した東南アジア通貨の混乱によって相当問題の債権が生じたはずなんです。ところが、たしか昨年の一月十二日に発表された大蔵省の問題債権、その中にはこのとき多分生じたであ……
○星野朋市君 私は金融監督庁に、コンピューターの二〇〇〇年問題について若干の質問をいたします。
この二〇〇〇年問題というのは、何も金融界だけではなくて、我々の生活全般に及ぶ影響があるかもしれないと言われておりますけれども、この委員会の所管事項であります金融関係について、金融監督庁、このコンピューターの誤作動が起こった場合最低どんな影響があると思っていらっしゃるか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 これは先月、一九九九年二月、アメリカの連邦緊急事態管理庁というところが出したガイドがございまして、実はこの問題は二〇〇〇年の一月一日だけではなくて、今考えられるこれらの日々について留意をし……
○星野朋市君 大原先生に、この再評価法が産業界に適用される場合、この一点に絞ってお尋ねをしたいと思います。 先ほどからも御説明がありましたけれども、この再評価法が昭和二十年代に行われたときに、再評価税はたしか六%ですか、要するに再評価税六%という問題があったために、普通の事業会社は償却資産を主に再評価したわけですね。土地はそのまま残してしまった。ですから、特に戦前からの事業会社でかなりの土地を持っているところは評価額が現在までもうほとんどゼロに等しいような会社もあるわけでございます。 それで、その後これはなかなか再評価が進まないという形で参りまして、バブル期の前に一時日本の輸出額がかなり大……
○星野朋市君 私は、本題に入ります前に、このたびの国民銀行の問題について若干質問をさせていただきます。
金融再生委員会が、先日、十一日に国民銀行をブリッジバンク形態に移すという御決定をなされたのでありますが、日銀の某理事が、既に国民銀行の日銀考査において、昨年の六月から八月にかけて、これは資産内容が相当悪化しておって、資金繰りの問題ともあわせ現在の状況を示唆するような発言をしていると報道されておりますけれども、再生委員会はそのことについては御存じだったのでしょうか。
【次の発言】 私は、昨年の秋の臨時国会の予算委員会で、長銀は債務超過かという質問を一言やって、日野長官から債務超過とは聞いてお……
○星野朋市君 最後でございますので、私は簡易保険一点に絞ってお尋ねをいたします。
簡易保険の現在の資金量はどのぐらいございますか。
【次の発言】 平成十年は大体どのぐらいになっていますか。
【次の発言】 毎年大体七兆ぐらいずつふえていたんですね。それで、十年度で若干落ちているという事実がございます。
それでは、民間の資金量というのは全体でどのぐらいになっていますか。
【次の発言】 そのうち外資系の金額はどのぐらいかおわかりになりますか。外資系は掛け捨てが多いからちょっと他の日本の保険会社と違うんですが、それはどのぐらいになるんでしょうか。
○星野朋市君 時間の関係で一問だけ質問をいたしますので、お答えをいただきたい。 私は先月の十五日、この委員会で問題の都市型第二地銀について問題点を指摘いたしました。これはもう一回やると言っておきましたが、その間に幸福銀行と東京相和という二つの銀行が問題を起こしております。当局はこの両行に対するいわゆる是正措置をどういうふうになさろうとしているのか。問題は両方あります。 それから、この二行は先日破綻した国民銀行を含めて九八年の三月期にそれぞれ四%以上の自己資本のマイナスという三行であったわけですけれども、私の調べたところでは、九八年三月期には第二地銀において自己資本のマイナス行が約二十八行あ……
○星野朋市君 前回、私は金融再生委員会に時間の都合上多少中途半端な質問をいたしましたけれども、金融再生委員会の答えが全く答えになっていないと。そこで、私は、私の質問をよく調べて、これは宿題としておくから次の委員会に答えをもらいたいと言っておきましたけれども、その宿題の答えはできておりますか。
【次の発言】 まだ半分ぐらいしかわかっていないですね。
この問題を取り上げた前々回の直後に幸福銀行と東京相和の問題が起こったわけです。それでどうするかと聞いたんですよ。幸福銀行は恐らく内容が明らかになれば一族の背任行為と思われるような貸し出し、東京相和も似たようなところがあります。東京相和の問題は最近に……
○星野朋市君 私は再び金融再生委員会に御質問をいたします。 この九九年三月期に、前回も申し上げましたとおり、大手十五行について約十兆円の償却をしたにもかかわらず、新基準によると問題債権、あえて不良債権とは言いませんけれども、問題債権が六兆円もふえてしまったという結果になっておるわけです。これは、資本注入を行うに際して、金融再生委員会が資本注入を希望する銀行に対して一種のガイドラインを示して各行がそれに応じた。その中で、不良債権、いわゆる問題債権というものを新基準によって明示しろということで各行が出された数字でありますから、あながち各行自身の不良債権というのがそのままふえたわけではないことを全……
○星野朋市君 私は、預金保険機構の問題について若干質問をさせていただきます。預金保険機構の現状について、理事長から若干御説明をいただきたいと思います。
と申しますのは、ここのところへ来まして第二地銀を中心にして何行かの破綻が相次ぎました。預金保険機構としては今相当の資金の問題を抱えていると思いますけれども、そこら辺をあわせて、現状について御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、その資金の調達というのはどういう形で行われておりますか。
【次の発言】 その資金のかなりの部分が一年以内の都市銀行からの借り入れという報道がなされておりますけれども、それは誤りですか。
○星野朋市君 金融再生委員会にお尋ねをいたしますけれども、破綻した金融機関、長銀、日債銀の問題というのがしばしば話題になるわけでございますけれども、ことし相次いで破綻をいたしました国民銀行、それから東京相和、幸福銀行、なみはや、新潟中央、こういう都市型の第二地銀、そういうものの現状は今どうなっておるのでございましょうか。
【次の発言】 例えば長銀におけるゴールドマン・サックスのような仲介、あっせん、こういうようなものがこの五行についても入っておるんでしょうか、それとも再生委員会独自でいわゆる先を探しておられるのか。どうなっておるんですか。
○星野朋市君 自由党の星野でございます。
日栄の脅迫的な社員の言動から急速に貸金業者の問題というのがクローズアップされまして、くしくもきのう参議院において貸金業法の一部改正という法律が成立をいたしました。松田社長はこの件に関してどういう受けとめ方をされてどういう御見解をお持ちか、一言おっしゃっていただきたいと思います。
【次の発言】 一般的なことを聞いているんじゃなくて、あなたの会社がどうなのかということを聞いておるわけです。
あなたの会社は、商工ローンの平均的な金利は二四、五%ですよね、割引は六%ぐらいでやっているわけでしょう。だから、この問題については余り影響はないわけですよ。そう思い……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。
まず最初に、総理にお伺いをいたします。
先日開催されましたASEANにおいて、日中韓におけるいわゆる首脳会談が行われたわけですけれども、この会議の形というのが国際会議では非常にユニークだったわけです。三角形のこういうテーブルの一辺をそれぞれの国が占めたというようなことで、どなたが御発案になったか、多分日本が発案されたと聞いておりますけれども、これの成果について改めて総理の御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 この次の質問の中で、三角形を丸くしようというお考えがありますかとお聞きしようと思っておったら、先にもうお答えになられてしまいましたので、……
○星野朋市君 まず、金融監督庁にお伺いをいたします。
この連休中に千葉興業銀行が突如として自己資本ゼロになりまして、これは富士銀行が救済をしたわけですけれども、このいきさつについてお伺いをいたしたい。
【次の発言】 これはむしろ救済された方ですから、だから大体わかっていることは全部言ってもいいんじゃないですか。そして、公的資金の注入がもし行われるとすれば、これは自己資本比率は九%ぐらいになるはずなんですね。
ただ、問題なのは、要するに都市型の第二地銀的なものは、今までも五行ありますけれども、破綻した理由というのがみんなございまして、東京相和のときも、私はあの銀行の増資というのは迂回融資であ……
○星野朋市君 まず最初に、私は大蔵大臣に中期財政展望の件についてお伺いをいたしたいと思います。 中期財政展望につきましては、ことしも名目成長率の三・五と一・七五の二通りの試算がなされました。この問題は、結局のところ今ゼロ金利政策を続けておりまして、今の状態であると歳出歳入ともしかじかこれだけであって、成長率が上がっても実は国債費に占める金利の割合が高くなる、したがって、成長率が上がっても同じぐらい新規の国債を発行しなくちゃならないというところにポイントがあると思います。 それで、変数である成長率と金利の数字の置き方にそもそも問題があるといえば問題があります。名目成長率三・五%のときに金利四……
○星野朋市君 私がきょうは最後でございます。けさからずっと税の話が続いておりますので、私はちょっと税から離れた問題で御質問させていただきます。 まず、谷垣大臣にお尋ねをいたします。 これは私が先日、例の銀行の健全化の問題で詳細にお尋ねをいたしました続編というか番外編という形でお尋ねをいたします。 今から二年前の平成十年三月十二日に、私は予算委員会で松永大蔵大臣に銀行の相談役の問題について御質問したことがございます。時の事務次官小川さんが暗に銀行の相談役の問題について触れましたけれども、そのときはほとんどみんな居直った。私が三月十二日に、銀行の相談役、いわゆるバブル期にバブルを生じて、その……
○星野朋市君 法案の質疑に入る前に金融監督庁にお尋ねをいたしたいのでございますけれども、資本注入を受けた主要銀行のいわゆる不良債権の償却額はこの三月期で幾らぐらいになると思われますか。
【次の発言】 それは予想額でございますね。
実は一九九八年度は主要十行でもって償却額が約七兆四千億と私は記憶しているんですが、九九年度の三月期が今おっしゃったような数字だとかなり減少したことになる。これは大蔵大臣がかなり前から申されておる不良債権の償却額が山を越えたというふうな感を持つわけですけれども、ここに来て、名前を挙げて恐縮ですけれども、そごうが銀行に対しまして六千三百九十億円の債権放棄の要請をする、そ……
○星野朋市君 保守党の星野でございます。 まず、総理にお尋ねをいたします。 先ほどの片山委員の質問と多少ダブる点があるかもしれませんが、お許しください。 総理は二十八日から欧米七カ国にお出かけになる。この御旅行の決意と、森総理として沖縄のサミットをどう位置づけておられるのか、これについてお伺いをいたしたいと思います。 私は、小渕前総理がサミットの会場を沖縄の地に選んであの名護の岬の先端に会場を設けた、非常に深い感慨を持って設定されたと思うんですが、森総理にとってはこの沖縄サミットの意義というものをどういうふうにお考えになられているか、重ねてお伺いをいたしたいと思います。
○星野朋市君 保守党の星野でございます。
本日は西村頭取、それから八城社長、御苦労さまでございます。多少今の山崎議員の質問とダブるところがあるかもしれませんけれども、それは御了承いただきたいと思います。
まず最初でございますけれども、費用最小化の原則からすると今回の民事再生法での処理、これは追加負担が生じるということでございますけれども、再生委員長、それについてはどうお考えでございましょうか。
【次の発言】 西村頭取にお尋ねをいたしますけれども、今度の債権放棄によるそごう再建のスキームというのは、興銀さんがメーンバンクでございますから興銀がメーンになってこのスキームをおつくりになったと思う……
○星野朋市君 星野でございます。 本日の委員会は、本来、日本銀行の平成十一年度下期の報告書について報告を受け、これについての審議をすることにあると思いますけれども、平成十一年度の日本銀行の報告書、これについては余り問題がなくて、強いて挙げれば、二〇〇〇年問題と、それから株価が二月に二万円台を回復したということぐらいで、大きな問題は私はなかったと思っております。特に追加して御発言があれば承りたいと思いますけれども、むしろ、日本銀行については平成十二年度について大きな問題が起こりました。 一つは、八月十一日に日銀のゼロ金利の解消という問題がございました。これについては、「政府からの議決の延期の……
○星野朋市君 星野でございます。
まず、金融庁にお伺いをいたしますけれども、この三月期の銀行の不良債権の処理残高は幾らか。銀行全体についてお聞きをいたしますとなかなかこれは金額の明示をいただけませんので、この場合の銀行というのを大手行に限って数字を示していただきたいんですが、三月期に大手行だけでどのくらいの不良債権の処理が行われるか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 私はもう少し多いと思っているんです。
というのは、この大手十六行はそもそも平成十二年度一年間の不良債権の償却額、最初に一兆五千億ぐらい、こういうふうに発表しておったんですね。それで、半期が過ぎた九月期で実際に処理した……
○星野朋市君 まず、財務大臣にお尋ねをいたしますけれども、月例経済報告がきょうの夕方閣議決定される予定でございますけれども、さきに発表された月例経済で一―三月の値が修正になりまして、マイナス〇・二、年率で〇・八マイナスという。多分、今月、四月の数値が出ると思うんですが、それの内容は、いわゆる個人消費は非常に低迷している、それから設備投資も停滞を始めた、それから輸出が急に落ち込んできたので国内生産が下方に転じて在庫率が上がる、多分こういう形の報告がなされると思うんですね。 それで、日本の景気の現状というのが非常に今悪化の傾向に向かっているというやや憂うべき報告がなされると思うんですが、一―三月……
○星野朋市君 自由党の星野でございます。御苦労さまでございます。 私は、時間の関係上、一問だけ片岡公述人に御質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。 中央省庁の再編は、昨年の基本法の策定のときからいろいろ問題になっておりまして、やはり数合わせの論というのは否めないのでございますけれども、やった方がいいに決まっている。ところが、もしゼロからの出発、この国を今、建国したらどういう役目のどういう省が必要だったかという視点だとすれば、かなり変わった面が出たと思うんです。 先ほど野上先生もちょっとお触れになりましたけれども、国家としてやるべき仕事は何かということの整理が一番大事だと思うんで……
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