畑野君枝 参議院議員
18期国会発言一覧

畑野君枝[参]在籍期 : |18期|-19期
畑野君枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは畑野君枝参議院議員の18期(1998/07/12〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は18期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院18期)

畑野君枝[参]本会議発言(全期間)
|18期|-19期
第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 参議院本会議 第18号(1999/05/07、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  初めに、学問の自由と大学の自治について伺います。  学問の自由とは、国民が真理を探求する自由であり、学問研究活動の自由です。日本国憲法はその二十三条で「学問の自由は、これを保障する。」と述べ、教育基本法は教育目的達成のために学問の自由を尊重すると規定しました。これは、第二次世界大戦前の我が国の教育制度及び教育行政が著しく中央集権化され、強度の官僚統制のもとに置かれ、教育の自由は尊重されず、学問研究の自由が不当に拘束されたことへの批判と反省の上に結実したものです。そして学問の自由を保障するため……


■ページ上部へ

第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 参議院本会議 第25号(2000/05/17、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案について、関係大臣に質問いたします。  まず最初に、私は、国民が唖然とした森総理の神の国発言について、総理の責任を厳しく問うものであります。  総理が今月十五日、集会のあいさつで、日本の国はまさに天皇を中心にしている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく、その思いで我々が活動して三十年になったと公然と述べたことは全く誤解の余地のないことであります。まさに、現在の憲法のもとで憲法擁護の責任を負う総理にあるまじき発言であり、総理がここまで戦前の神国思想に凝り固まっているのかと、驚きを禁じ得……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 参議院本会議 第12号(2001/03/26、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の政府案及び民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、無所属の会の四会派提出法案に対して質問いたします。  間もなく新学期が始まりますが、どの子にも行き届いた教育をというのが父母、教職員の共通の願いです。この願いを込めた三十人以下学級を求める請願署名は山のように積まれ、毎年二千万人を超えています。段ボール箱でうずたかく積まれる様子を見て、子供を守る万里の長城のようだという声も上がりました。この請願署名は、十二年もの間、晴れの日も雨の日も全国津々浦々で取り組まれ……

第151回国会 参議院本会議 第36号(2001/06/29、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法の一部を改正する法律案等、三法案に反対の討論を行います。  子供と教育をめぐる極めて深刻な状況を打開するために今求められているのは、国連子どもの権利委員会からの勧告に基づき、日本の過度に競争的な教育制度を是正し、一人一人の子供の成長と発達を中心に置いた教育へと改革を図ることであります。  ところが、三法案は、子供、父母、教職員、国民の願いに逆行し、ますます競争教育を激しいものにし、管理と統制を強化するものだと言わなければなりません。  しかも、重要法案は最低二十日間の審議を行うとの本院での原則をないがしろにし、会期末に審議を十分に尽くさないま……

畑野君枝[参]本会議発言(全期間)
|18期|-19期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院18期)

畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|18期|-19期
第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1998/09/25、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。時間もございませんから簡単に。  私は、ぜひとも皆さんに御論議していただきたいと思うのは、先ほどからもありましたけれども、やっぱりそもそも国会等移転は何なのかということだと思うんですね。特に、やはり首都とは何なのか、国民にとって国会はどこにあるのが適切なのかという、候補地のいろいろな話はございますが、国民にとってはどうなのかというそもそものところが大切じゃないかなというふうに思います。  先ほどワシントンの話がございましたけれども、アメリカの場合は独立戦争の関係であそこに置かれているという歴史的な事情がございます。世界でも、やはり民主国家と言われ……

第143回国会 文教・科学委員会 第閉会後1号(1998/11/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  初めに、三十人学級に関する意見書が出されている地方議会の数についてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 私の方から文部省の方に調査をお願いいたしまして、十一月十九日にいただいたこの資料でよろしいですね。――はい、よろしいというふうにうなずいていらっしゃいます。  私の住んでいる神奈川県でも、政令市の横浜市、川崎市に加えまして座間市から出されております。この三つの市で県内人口の六割近くになっております。三重県では県議会とともに五十二市町村の議会で、それから新潟県では七十九市町村、秋田県では四十六市町村、北海道では三十七市町村、岡山県では二十……

第143回国会 文教・科学委員会 第3号(1998/09/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  私は、不登校問題と養護教諭の配置、三十人学級の実現などを中心に質問をいたします。  初めに、不登校問題と養護教諭の配置について伺います。  不登校の児童生徒が、先ほどからも出されていますように、十万五千四百十四人と過去最高となっております。こうした状況の中で、保健室の役割が重要になっております。  小中学校のいわゆる保健室登校の子供が、日本学校保健会の調査によると一昨年度は一万人を超えております。この六年間で倍増している。保健室登校の子供がいる学校は、中学校では全体の四割に上っております。同時に、休憩時間や放課後に保健室に来る子供も多く、勉強……

第143回国会 文教・科学委員会 第5号(1998/10/15、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  スポーツ振興くじ、いわゆるサッカーくじについて質問いたします。  文部大臣の諮問機関である保健体育審議会特別委員会が十二日、スポーツ振興投票制度、いわゆるサッカーくじ実施の基本方針をまとめました。この審議のまとめは本日十五日の審議会総会で正式に決定するとされておりますが、これをめぐって大きな問題が起こっております。  まず、くじの発売の場所について伺います。  審議のまとめでは、「便利で、日常生活・地域社会で親しまれている場所で、全国的に相当数となる、などを考慮する」とあります。  特別委員会の審議の中で具体的にどのようなところが挙げられたの……


■ページ上部へ

第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 交通・情報通信委員会 第5号(1999/03/23、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  昨年十二月七日に、郵政省の青少年と放送に関する調査研究会が報告書を出しました。テレビの子供への影響調査は、これまでテレビ放送開始時にNHKが一九五七年、一九五九年に、また日本民間放送連盟が一九六〇年から六二年に行っておりますが、今回は、NHKの海老沢会長、民放連の氏家会長など放送事業者、視聴者、行政が一体となって海外の実施状況、国内の子供たちや親、有識者へのヒアリングなど調査研究をしてきた日本では初めての報告書と言えるものです。  調査研究会は、一九九八年三月の文部省中央教育審議会中間報告でのVチップ導入の前向き検討を受けて、暴力や性的シーン……

第145回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1999/05/26、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 石井先生、どうもありがとうございました。  日本共産党の畑野君枝でございます。  私は神奈川県に住んでおりまして、横浜のベイブリッジのライトアップですとか、それから関内周辺の、特に開港記念会館のライトアップということでは大変先生にお世話になっております。  それで、開港後百四十年ということにことしなりまして、本当に既存の施設が新しくよみがえるという状況もあるわけですけれども、きょうの資料の中で東京の公聴会での二十一歳の女性の方の意見が載っていまして、人口減少期に至れば一極集中問題は過去の遺物となる、低成長の成熟時代には既存ストックの有効活用こそ重要ではないかという御意見がありまし……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第4号(1999/08/02、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  先日、入学式、卒業式について、有馬文部大臣は、荘厳で清新、そして楽しく愉快にとおっしゃいました。私は大臣が楽しく愉快にとおっしゃったのを聞いて大変ほっとしたわけでございます。  皆様のお手元に資料を配らせていただいておりますけれども、パネルにいたしましたこの写真を見ていただきたいと思います。(資料掲示)  これは十三年前の京都市のある小学校の卒業式の写真です。卒業生たちの顔が見えるように工夫をされていて、手前に写っているのは在校生、お互いに顔を見合っております。卒業生がマイクに向かって思いを語っている。子供たちの手書きで「とびたて未来へ」とい……

第145回国会 国旗及び国歌に関する特別委員会 第5号(1999/08/03、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 きょうは、高橋先生、堀尾先生、どうもありがとうございます。  高橋先生から国際的なマナーというお話がございました。それで、あわせて堀尾先生にその国際的なマナーということでも伺っておきたいというふうに思うんですが、外国の国旗・国歌をどう尊重するか、また自分の国の国旗・国歌への尊重をどうするか、こういうことではどのようにお考えでしょうか。堀尾先生に伺いたいというふうに思います。
【次の発言】 それでは、入学式ですとか卒業式で、国旗掲揚、国歌斉唱という点ではいかがでしょうか、堀尾先生。
【次の発言】 そういう点で、内心の自由を守るということが今度の国会でも論議をされておりますけれども、……

第145回国会 文教・科学委員会 第2号(1999/03/09、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず私は、学校施設の点検、改善について伺います。  学校保健法では、第三条の二で、「施設及び設備の点検を適切に行い、必要に応じて修繕する等危険を防止するための措置を講じ、安全な環境の維持を図らなければならない。」と定めております。それは、文部省の小学校安全指導の手引でも述べられているように、学校は児童の教育の場として最も安全でなければならないからであります。  今、危険校舎、古くなった校舎への改善の要望が全国から寄せられております。私も直接学校へ伺っていろいろ要望をいただいております。  有馬文部大臣は、公立高校の危険校舎について調査をし努力……

第145回国会 文教・科学委員会 第3号(1999/03/15、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。私は教科書の価格の問題について伺います。  この四月に小学一年生になる子供たちは、歌の中にもあるように、桃の花もきれいに咲いて、もうすぐみんなは一年生と、希望に胸を膨らませています。私の子供もその一人です。そして、入学式や新学期に教科書をもらったときのうれしさというのも、多くの方が覚えていらっしゃることではないかと思います。  小中学校の教科書は無償で配付されております。義務教育無償を実現するものであります。ところが、この定価というのが、知ったら驚くほどの安さでございます。  これは中学一年生の英語の教科書ですが、定価が二百九十円。見ますと、カラ……

第145回国会 文教・科学委員会 第5号(1999/03/30、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず、日本学術振興会法の一部改正案に係って、科学研究費補助金について質問をいたします。  いわゆる科研費の増額というのは研究者にとっては本当に必要なことでございまして、一方で、お話にもありましたが、採択率の問題でございます。一九八八年度で二三・四%、その十年後、一九九八年度で二四・八%ということでございまして、ほとんど変わっていないというふうに伺っております。  この問題につきましては、本当に採択率を上げてほしいという声が多く出されているというふうに伺っているんですが、例えば国立大学協会が一九九一年の三月に出した国立大学財政基盤研究調査委員会……

第145回国会 文教・科学委員会 第11号(1999/05/20、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、学校教育法等の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  反対の理由の第一は、本法案が大学の自治を侵害し、学長中心の新たな管理運営の枠組みを大学に押しつけるものだからです。  国立大学では、長年の慣行として、全学的な意思決定機関として評議会を、学部の意思決定機関として教授会を機能させてきました。ところが、今回の審議を通じて文部省は、評議会、教授会は審議機関にすぎず、大学の意思決定と実行に責任を負うのは学長、学部長との見解を押し通し、各大学に押しつけようとしています。これでは、大学の慣行を無視した学長、学部長らのトップダウン押しつけ法案と言わな……


■ページ上部へ

第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 経済・産業委員会 第5号(1999/12/10、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  きのう十二月九日に、東海村のある茨城県議会で、全会一致で国に対する意見書が採択されました。その中身というのは、「東海村核燃料加工施設臨界事故に係る被害者救済及び原子力安全対策の充実・強化を求める意見書」でございます。  そこでは、「去る九月三十日、株式会社ジェー・シー・オーの東海事業所において発生した事故は、我が国初の臨界事故となり、周辺住民を危険にさらす事態を引き起こしたもので、これまでに例を見ない最悪の事故である。」、こういうふうに言った上で、「住民への被ばくや健康被害、農畜水産業、商工業など各方面にわたる風評被害を引き起こすなど、広範囲……

第146回国会 文教・科学委員会 第2号(1999/11/25、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  中曽根科学技術庁長官に、十月二十八日、アメリカの原子力軍艦が寄港する港湾の地元である横須賀、佐世保の市長から要望書が出されております。東海村の事故を契機に、原子力軍艦の寄港に関する市民の不安がさらに高まりつつある、こういうふうにも述べられておるわけですが、地元のこうした心配について、長官はどのように受けとめていらっしゃいますか。
【次の発言】 また、長官あてに、十一月十九日ですけれども、神奈川、沖縄、東京、埼玉、千葉など基地を抱える十四の都道県知事連絡協議会の米国原子力軍艦の放射能事故対策についての緊急要望が出されております。この点では、事故……


■ページ上部へ

第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(2000/03/07、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  三点ほど伺いたいんですが、一つは、先ほどからもお話がありましたように、一つに絞り切れなかったという問題が今後どういう否定的な影響を及ぼすかという点についての森会長さんの受けとめを伺いたいんです。  というのは、移転法によれば、審議会の答申が行われた後に国民合意形成の状況や社会経済情勢の諸事情に配慮してという部分があるんです。それで、今度の審議会の答申を受けて、その国民合意形成の状況にも関連してなんですけれども、特にマスコミの社説などでは大変厳しい意見が集中していると思うんです。  例えば、「「どこでもあり」は無責任だ」という毎日新聞の声や、そ……

第147回国会 災害対策特別委員会 第3号(2000/03/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  米国原子力艦船の放射能事故への災害対策について質問をいたします。  中山国土庁長官は所信で、昨年の茨城県東海村の臨界事故を契機に、原子力災害対策特別措置法が成立したことに伴って、国土庁として、防災基本計画原子力災害対策編の全面的な見直し等を行うと表明されました。その点に立って伺いたいんですが、長官も御存じのように東京都、大阪府に次ぐ人口を抱えているのが神奈川県でございまして、八百四十四万人住んでおります。その神奈川県の横須賀市は人口が四十二万人でございますけれども、その横須賀港に米国原子力艦船が入港しております。一九九〇年からの十年間で年平均……

第147回国会 文教・科学委員会 第4号(2000/03/15、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  教育を本当に進めていく上でも、子供たちのために教員自身の創意工夫が大事だと思いますし、自由に物を言う、また知恵を出し合っていくということが大事だというふうに思うんですが、卒業式、入学式などにおける国旗・国歌、日の丸・君が代の問題と職員会議のあり方について伺いたいと思います。  今、卒業式をめぐってさまざまな問題が出ているというのは大臣も御存じのことだというふうに思います。マスコミなど国民の世論はどうなっているかというと、強制はするなというのが共通の声として出されております。例えば毎日新聞の社説では、題名に「強制しないことの定着を」というふうに……

第147回国会 文教・科学委員会 第8号(2000/03/23、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、国立学校設置法一部改正案に対する反対の討論を行います。  医療技術短大の廃止については賛成ですが、定員削減や大学評価機関の設置には問題があり、反対するものです。  反対の理由の第一は、この評価機関の行う評価が、国などの予算配分に直結することにより、評価機関のよい評価を受けるために長期にわたる基礎的研究を避け、短期で成果の上がる研究や政府の奨励する研究等に偏る危険性が大きいことです。とりわけ基盤的研究経費を予算配分にリンクさせるならば、大学間格差をさらに広げるばかりか、我が国の基礎的研究を衰退させるなど大学の教育研究をゆがめることになり、許されるものでは……

第147回国会 文教・科学委員会 第9号(2000/03/28、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  三月十五日の当委員会で私が横浜市教育委員会の対応シートの問題について質問をいたしました翌日に、横浜市議会で市の教育長は初めて、シートは職員会議で扱う範疇ではないというふうに明言をされました。そして、職員会議では賛成、反対、いろいろな意見があることは承知しており、それを規制するものではないと、現場ではいろいろな意見が出ることを認めておられます。  中曽根大臣、職員会議で賛成、反対、いろいろな意見が出るということはお認めになりますよね。
【次の発言】 そうであれば、職員会議について私はこの間質問させていただいたんですが、反対をするということがあれ……

第147回国会 文教・科学委員会 第14号(2000/04/27、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  きょうの審議時間はわずか五十分、私に与えられた時間は十五分でございます。そういう点では、引き続き徹底した審議をしていただきたいということを委員長にもお願いしておきたいと思います。  私は、時間が短いものですから、少し絞ってお伺いしたいと思います。  まず、発議者の方に伺わせていただきます。御存じのように、祝日法というのは、「国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日」を意義として定めておるわけです。今回、四月二十九日を新たに昭和の日にするということについて、国民こぞって祝う、こういう点ではどのような合意形成がなされてきたのか、世論の問題を含めて……

第147回国会 文教・科学委員会 第15号(2000/05/09、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝です。  きょうは、お忙しいところ本当にありがとうございます。  先ほども、一九四八年の祝日法に向けた参議院での論議も紹介をしていただきました。その中でも、何よりも選定基準として、国民がこぞって祝い、感謝し、または記念するという祝日法に向けて、参議院では、やはり第一に「新憲法の精神にのつとること」ということが確立されましたし、また三つ目に「世論を尊重すること」、それから四つ目に「国際関係を慎重に考慮すること」等々、十項目選定基準が立てられております。  それに関連して伺いたいと思うんですが、この参議院の報告の中でも、新憲法によって主権在民になった、そのことが何……

第147回国会 文教・科学委員会 第16号(2000/05/11、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝です。  前回の祝日法の委員会審議で私は、祝日法の趣旨に照らして、先ほどもお話がありましたように、国民こぞって祝う、この問題で世論形成が大切なことを指摘させていただきました。それに対しまして発議者の須藤議員からは、TBSのラジオ番組のバトルトークを取り上げて、その中の電話調査では八〇%が賛成していたと語られましたが、これは間違いないですね。
【次の発言】 私は、須藤議員がお答えになった後にTBSのプロデューサー・ディレクターの方にお聞きいたしました。そうしましたらそのときには、電話、ファクス、インターネット、それぞれの賛否の内訳はデータをとっておりませんので一……

第147回国会 文教・科学委員会 第18号(2000/05/18、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人教員研修センター法案に反対の討論を行います。  このセンターは、これまで国立教育会館及び文部省がそれぞれ行ってきた研修業務を移管し、運営するものとされています。これまで国立教育会館及び文部省が行ってきた研修の内容を見ると、その中心は、文部省主導の教育改革の実施に対応できる教員を確保するとの観点からのものであり、研修対象も校長、教頭及び将来管理的立場に立つ教員を中心にしたものになっています。そのようなものであれば、それは教育現場に対する国の管理・統制強化のための研修であると言わざるを得ません。このような研修を一元化して実施するためのセンターを……

第147回国会 法務委員会 第17号(2000/05/25、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  いわゆる選択的夫婦別姓を初めとした今回の改正案の背景には、今日の目覚ましい女性の社会進出や国民生活、意識の変化、あるいは女性差別撤廃条約、子どもの権利条約の批准などがあると思います。婚姻、相続制度についても、男女平等、子供の権利の徹底をという声や運動が大きな国民の世論に高まっているというふうに思います。例えば、選択的夫婦別姓について一九九九年三月に朝日新聞が実施した世論調査でも、四十歳代では四七%、二十歳代前半の女性では七四%が法制化を求めているという状況になっております。  したがいまして、今回の改正案がぜひ成立することを期待いたしまして、……


■ページ上部へ

第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 文教・科学委員会 第1号(2000/08/09、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。大島文部大臣並びに科学技術庁長官に質問をいたします。  まず初めに、野外スポーツの事故防止についてです。  八月六日、群馬県湯桧曽川で埼玉県のサッカー少年団が鉄砲水に流されて一人が亡くなり、六人が重軽傷を負う事故が起きました。心から哀悼の意を表し、お見舞いを申し上げます。  日本共産党としても、八月七日、現地に伺って現場を視察し、町役場などから、関係者から話も伺ってまいりました。  また、昨年は神奈川県の玄倉川で十三人が犠牲になるというキャンプ事故が起きております。私も、昨年、ことしと現場に視察に行ってまいりました。  そこで、キャンプを初めスポ……


■ページ上部へ

第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 地方行政・警察委員会 第4号(2000/11/16、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今回審議されている警察法改正案は、私も選出されております神奈川県の県警本部による不祥事が発端となったものであります。  神奈川県警本部長もされておられた石川官房長に伺いたいと思いますが、神奈川県警察学校の校歌というのは御存じでいらっしゃいますか。
【次の発言】 資料をお配りしていただきました。今、石川官房長もおっしゃいましたように、警察が正義を重んじて県民の命と財産を守るということを高らかに歌い上げております。(資料を示す)皆様のお手元にありますように、一番では、「法と正義の厳しさを明るく学ぶ悦びにああ神奈川警察学校の若人われらに理想あり」と……

第150回国会 文教・科学委員会 第3号(2000/11/07、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今回の著作権等管理事業法案では、著作権管理団体の適用対象の範囲が見直されて、俳優や歌手といった実演家などの権利である著作隣接権まで広げられたことは重要なことだと思います。しかし、意見のある点もございますので、疑問点を含めて質問をいたします。  まず、今回の法案に関係する方々に私もいろいろ伺いましたけれども、例えば日本音楽著作権協会、JASRACの方からは、営利法人の参入で、文化の振興や著作権の保護より利益優先の運営になりかねない、この結果、経済効率優先で、一部の売れ筋の作品以外の管理を引き受けなかったり、無断利用があっても採算がとれなければ放……

第150回国会 文教・科学委員会 第5号(2000/11/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  本日は、三人の参考人の先生方、ありがとうございます。  私は、主に生命科学と生命倫理の問題についてきょうは伺いたいというふうに思います。  そこで、まず井村参考人に伺いたいのですが、先生が座長を務めていらっしゃる二十一世紀の社会と科学技術を考える懇談会で「社会とともに歩む科学技術を目指して」という報告を出されていらっしゃると思います。その中で、「科学技術関係者の社会的責任と倫理」ということで、例えば原子力関連施設等の事故や新幹線のトンネルの崩落事故なども挙げながら、倫理教育と安全対策の徹底は極めて重要な課題であるということにもお触れになってい……

第150回国会 文教・科学委員会 第6号(2000/11/28、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今回のヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律案では、クローン技術等が用いられ方のいかんによっては重大な影響を与える可能性があるということから、大きく言って二つの内容での規制のあり方を示しているというふうに思います。  第一に私が伺いたいのは、人クローン個体をつくり出すことを禁止する、この問題についてでございます。この点でまず、国民的な合意形成はどのようになっているのかという点について伺います。
【次の発言】 九八年九月の総理府のクローンに関する有識者アンケート調査でも、人のクローン個体を生み出すことに生命倫理上問題があるという回答は九三……

第150回国会 文教・科学委員会 第7号(2000/11/30、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  ヒトクローン規制法案について、一昨日の質問に続いて伺います。  まず一つ目に、生殖補助医療との関係で伺いたいと思います。  生殖補助医療について、特にヒト胚、ヒト受精胚の問題についての対応をどのように考えておいでか、厚生省と科学技術庁にそれぞれ伺いたいと思うんですが、例えば日弁連が「生殖医療技術の利用に対する法的規制に関する提言」というのをことしの三月に出されております。この中でも、「生殖医療技術は、生命の誕生に直接かかわる技術であり、家族のあり方や社会、文化等、様々な分野に関わりをもつ。従って、誕生する子どもにとって、その法的地位が確立して……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 文教科学委員会 第3号(2001/03/22、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  私は、まず最初に、宇和島水産高校実習船えひめ丸と米原潜グリーンビルとの衝突事故の問題について伺います。  ハワイでの事故の真相究明につきまして、文部科学省としてどのようにこれを求めていくおつもりか。特に、今回被害に遭われているのは学校関係者でございます。その点につきまして具体的に伺います。
【次の発言】 宇和島水産高校の地元の愛媛県では、全国から支援の輪が広がりまして、署名も七十五万集まっているというふうに伺っております。また、えひめ丸が出港いたしました三崎港でも水産高校がございますが、生徒会の皆さんが事故の原因究明と実習船の引き揚げを求めて……

第151回国会 文教科学委員会 第5号(2001/03/27、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案の政府案及び民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合、無所属の会の四会派提出法案に対して質問をいたします。  まず初めにお伺いしたいのは、これまでに三十人以下学級、少人数学級についての自治体の意見書、決議がどれだけ上がっているのか、文部科学省としてつかんでおられますか。
【次の発言】 つかんでおられるのはそれだけですか。私、伺ったのは、これまでにどれだけ上がっているのか教えていただきたいというふうに伺っているんですが。

第151回国会 文教科学委員会 第6号(2001/03/29、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  三人の参考人の方々、本当にありがとうございます。  まず初めに、三輪先生にお伺いをいたします。  政府案につきまして、学級編制をめぐる自治体への影響はどのように予想されるんでしょうか。
【次の発言】 あわせまして、政府の案では少人数授業ということで生活集団と学習集団を分離する、クラスを解体して行うという問題について三輪先生お話しになりました。学級崩壊の問題など含めて先ほどお話がございましたが、もう少し詳しく学校の現場の実態など含めてお話しいただけないでしょうか。
【次の発言】 非常勤講師をいわゆる定数崩しによって数を拡大するという問題について……

第151回国会 文教科学委員会 第9号(2001/05/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず初めに、教職員の長時間過密労働の解消について質問をいたします。  二〇〇一年、ことしの四月に、政府の男女共同参画会議の仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会の中間報告の第一に、職場が変われば両立できるという呼びかけがされました。  参議院では、国民生活・経済に関する調査会の、昨年、二〇〇〇年五月の中間報告で、少子化への対応などの項目を調査いたしまして、その課題の第一にこの男女共同参画社会の形成、これが少子化対策を検討していく上で極めて重要な課題である、女性の社会進出が進んだ現代社会で子供を産み育てやすい環境を整備することは喫緊の課題だ……

第151回国会 文教科学委員会 第10号(2001/05/31、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  国立学校設置法の一部を改正する法律案についてでございますが、今回の法案の一にありますように、徳島大学及び長崎大学に併設の医療技術短期大学部三年制看護学科を廃止し同大学医学部保健学科四年制を新設する、この点につきましては、医療技術の進展に見合った教育水準の改善を図る点でも賛成でございます。また、法案の二につきまして、各国立大学が自主的に講座、学科目を編制できるようにするという点では、大学がみずからの大学像を主体的に設計することを可能にする条件整備に道を開くものという点で賛成でございます。  さて、特に医療の問題にかかわって、私は三つの点について……

第151回国会 文教科学委員会 第12号(2001/06/19、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  私は、最初に、去る六月八日、大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件の犠牲となられ、亡くなられた小学校一年生、二年生の八人の児童の方々に心から哀悼の意を表しますとともに、傷害を負われた方々の一日も早い回復を願うものです。御遺族や関係者の方々のお悲しみを察し、二度とこのようなことがないよう全力を尽くすことを申し上げます。  私は、今回の事件の性格から考えても、一日も早い集中審議、このことを委員長にも申し上げておくものでございます。  さて、本日から参議院の当文教科学委員会で、地方教育行政法、学校教育法、社会教育法のそれぞれ一部改正案の審議が始まり……

第151回国会 文教科学委員会 第13号(2001/06/21、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  きょうも多くの傍聴の方が委員会にいらしておられます。また、私はきょうのお昼休みに廃案を求める署名をこのようにいただきました。全国から六千五百二十五名の皆さんの廃案を求める声であります。きょうの昼にいただいただけでございます。  そこで、一昨日に確認をさせていただきました指導が不適切な教員について引き続きまして質問をいたします。  一昨日、六月十九日、私の質問に対しまして、不適切な教員には該当しない、このような各県の具体例が答弁されました。例えば埼玉県では自信過剰、偏屈、愛情が不足、これは不適切な教員には該当いたしませんという副大臣を初めとした……

第151回国会 文教科学委員会 第14号(2001/06/25、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  きょうは、四人の参考人の皆様、本当にありがとうございます。  まず初めに、私は学区の規定廃止の問題と出席停止の問題について伺いたいと思います。  子どもの権利条約あるいはそれに基づく国連子どもの権利委員会の勧告の中では、日本における教育制度が極度に競争的な制度だと、この是正を述べております。私は今度の学区の規定廃止というものは日本の競争教育を一層激化させるものではないかというふうに思っているわけです。この委員会では、文部科学省からは、今回の学区の規定廃止は子どもの権利委員会の勧告に基づくものではない、こういうふうにも答弁されております。  そ……

第151回国会 文教科学委員会 第15号(2001/06/26、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  私は、まず最初に、ボランティア活動など社会奉仕体験活動について伺います。  学校教育法及び社会教育法の一部改正の中では、社会奉仕体験活動について述べられております。衆議院では、修正によりまして「社会奉仕体験活動」を「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」に改められました。この点につきまして、修正案に盛り込まれているボランティア活動及び社会奉仕体験活動のそれぞれの定義について文部科学省としてどのように認識されているか、伺います。
【次の発言】 それでは伺いますけれども、社会奉仕の精神を涵養するというお話がございましたけれども、社会奉仕というのは……

第151回国会 文教科学委員会 第16号(2001/06/28、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  教育三法案についてはいろいろと聞いてまいりましたけれども、私はますます疑問が深まるばかりでございます。  最初に、指導が不適切な教員の問題について伺います。私、これまで三回の質問の日程がありましたけれども、三回とも毎回聞いてまいりました。まだまだ問題点が出てきております。そこで、きょうは引き続いて四回目の連続質問をいたします。  地方教育行政法案の四十七条の二では、次の各号のいずれにも該当するものとして、免職し、引き続いて教員以外の部署に転職させるというふうになっております。その一号では指導が不適切であること、二号では研修等必要な措置が講じら……

第151回国会 予算委員会 第12号(2001/03/23、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  二〇〇一年度予算への野党三党の修正案について伺います。  機密費流用事件で外務省の松尾元要人外国訪問支援室長が逮捕されましたが、この間の国会での追及を通じて、この事件が単に松尾容疑者個人の犯罪で片づけられる問題ではなく、外務省はもとより内閣官房という政府の中枢機構が組織ぐるみで関与している国政上の重大問題であることが明らかになったと思いますが、いかがお考えでしょうか。
【次の発言】 この問題の本質は、国民の税金が機密費の名に隠れて、国会議員の海外旅行の際のせんべつや野党工作など国会対策、そして選挙費用にまで流用されて、政府が表向きの理由にして……


畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|18期|-19期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院18期)

畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|18期|-19期
第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1998/12/07、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  三点ほど伺わせていただきます。  一つ目に、厚生省の人口問題審議会の報告書を踏まえて御説明をいただきましたけれども、そのパンフレットの中でも、二〇〇七年を頂点に人口減少社会になる、二〇五〇年には一億人、二一〇〇年には六千七百万人、一千年後には人口はほとんどゼロになるんじゃないかと、こういう衝撃的な資料を見せていただきました。今回、この調査会で少子化の要因と対応について調査するというのは、こういう点からも大変意義が深いものだと私も改めて思っているところです。  第一点で伺いたいのは、特に今後急激に人口が減る、そうした場合の社会的あるいは経済的影……


■ページ上部へ

第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/02/03、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  もう時間があれですので、質問を幾つかさせていただきます。  まず文部省なんですが、暴力行為の調査が出ました。神奈川県が一番多くて三千百六十二件ということで、特に生徒間暴力が千五百四十三件、それから器物損壊が一千十四件ということなんですが、なぜ神奈川が多いのか、何かお感じになっている点等あれば伺いたいと思います。  私はずっと学校を見ているんですけれども、先ほど受験の問題で、高校に行くと今の時期げた箱が壊れているわけです。校長先生になぜかと言うと、三人の推薦がある、そこに十人来た、七人は落ちると。何であいつが受かって自分がだめなんだということで……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(1999/02/10、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  経済企画庁の資料で以前女性が理想とするライフコースということで、結婚し子供を持ちながら働き続けるというのが最も高くなって三〇・二%になっているという資料を見せていただきました。一方で、出生率がなぜ少ないかという理由に、一つ目に子供の教育にお金がかかる、二つ目に仕事をしながら子育てをするのが困難だからというのが来ているという総理府の資料も見せていただいたんですけれども、経済企画庁が女性の働きやすさを外国と調査した資料で、二十三カ国の中で一九八〇年には日本が十六位だったのが一九九五年には十九位でメキシコの下になってしまった。そういう点では、スウェ……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(1999/02/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  明石先生、本当にありがとうございました。三点ほどお伺いをしたいんです。  まず一つ目に、先生が戦後の子供の社会も含めた変化ということで、大変私も興味深く伺わせていただいたんですけれども、今学級崩壊ということが小学校の一年生の段階から生まれているということで、特に一九九七年から全国でそうした状況が報告されるということがありました。  私は神奈川県に住んでいるんですが、川崎市の学童保育の指導員の方百八十八人に聞いた調査というのが、それは学童保育の先生方とそれからあと保育園では東京を初め四百五十六人の保母さんに聞いたアンケートというのが、最近新聞で……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(1999/03/03、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 ありがとうございました。  日本共産党の畑野君枝でございます。  今、子供の心と体の危機ということが言われておりますけれども、まず吉川先生にお伺いしたいんですが、今の子供たちの心と体の関係ですね。特に今のこの競争社会、勉強も含めてですけれども、そうしたものとストレスとの関係を含めて伺いたいと思うんです。  と申しますのは、神奈川県内で青少年の調査を一九九五年と一九九六年に二回行っているんですけれども、一九九六年の方で慢性疲労を訴える子供たちが急速にふえているという調査がありました。小学校の低学年から、寝ているときに目が覚めるとか、日中から疲れがとれずに横になりたいとか、気持ちが悪……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(1999/04/16、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 どうもありがとうございます。日本共産党の畑野君枝でございます。  まず、大淵先生にお伺いしたいんですけれども、若い人たちがなかなか結婚しないというか、結婚が遅くなっているというか、そういうお話がございました。私も若い人のいろいろな声なんかを町で拾ったという記事なんかを見ますと、将来はわからないけれども今のところしたくない、結婚すると自分の時間がなくなりそうだし、お金の心配もあるですとか、これは男性ですけれども。それから女性は、彼はいるけれども結婚は子供が欲しくなったときにと思っている、三十歳ごろまでは仕事をやりたい、子供ができれば育児や家のことに束縛されるようになるだろうから、こ……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(1999/05/12、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党を代表して、意見表明をいたします。  人口問題審議会では、今の出生率が続くと日本の総人口は二〇五〇年には一億人、二一〇〇年には現在の約半分まで減少していくと報告されています。このような急激な少子化は世界に例がありません。子供を産むかどうか、何人子供を産むかというのは個人の権利に属する問題ですが、日本の社会全体として異常かつ急激に子供の数が減るというのは重大な問題です。  その解決のためには、やはり子供を産み育てやすい社会、特に女性が働いていても安心して子供を産み育てていける、そういう社会をつくっていくことに私たちは本気で力を入れていく必要があると思います。  日本の女子……

第145回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(1999/06/02、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党を代表して、意見を申し上げます。  今回の調査会として、まず中間報告をまとめるに当たって、委員の間でのこういう意見交換の場が設けられたというのは大変ありがたい、重要なことだというふうに思います。  私も会議録を一生懸命読み直させていただいたんですけれども、本当に各委員による質疑や調査会に対する意見表明というのが積極的で率直に行われているというのが記されておりまして、それをごらんくださいというふうに終わらせないで、こういう毎回の調査会の積み重ねに基づいて英知を結集した本当にすばらしい中間報告をまとめていくことが大切じゃないかというふうに思いまして、個別の問題をお話しする前……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会公聴会 第1号(1999/05/18、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  本日は、公述人の皆さん、お忙しい中本当にありがとうございます。  私たち日本共産党は、今度の周辺事態法案及び日米ガイドライン関連法案は、戦争を放棄し、そして武力の威嚇行為を禁止した憲法九条に真っ向から反する戦争法案だと考えております。  私は、沖縄に次ぐ米軍基地を抱える神奈川県選出の議員としてお伺いしたいのですが、横須賀には米第七艦隊空母機動部隊、キティーホークの母港があり、アジア一と言われる相模総合補給廠、浦郷弾薬庫、上瀬谷通信基地、鶴見と小柴の貯油施設、そして横浜港の中には横浜ノースドックが置かれているなど、こうした状況でございます。また……


■ページ上部へ

第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(1999/11/19、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  上村先生、岡沢先生、きょうは本当にありがとうございます。  私も調査団の一人としてフランス、スウェーデンを初め伺ってまいりました。しかし、本当に短い時間でしたので、その一端をうかがい知るということでございまして、長い期間にわたって研究をされているお二人の先生のお話を伺って、大変きょうは参考にさせていただきました。  それで、私、何点かお二人の先生に共通してお伺いしたいというふうに思います。  一つは、女性の労働参加と男性の育児・家事参加の問題が共通してお話しされました。この点では、労働者保護あるいは女性の労働者を保護する、そして男性も含めて保……


■ページ上部へ

第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2000/02/23、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。きょうは本当にありがとうございました。  三人の先生に伺いたいんですが、まず初めに岩男先生に伺いたいんですけれども、テレビと子どもの関係など大変心理学の立場から調査を深めていらっしゃると思うんですが、きょうはそれではなくて、こちらの少子化の問題ということで伺いたいんです。  若い方たちの心理というのはなかなかつかみにくいというのがございまして、先生はいつも若い学生さんたちとも対話をしていらっしゃるというふうに伺いました。先ほどお話あったように、先日、山口、広島両県に伺ってまいりまして、山口の少子化の問題の調査でも、やはり若い人たちの九割近くが結婚……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2000/03/01、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。ありがとうございます。  少子化対策ということで塩野谷先生からは、両立が必要だ、つまり女性の労働条件と家族政策を両立させるという点では日本は両方おくれているというお話がございました。また、高山先生からは、男性の働き方を変える、日本は異常な働き方をしているんじゃないか、こういうお話がございました。  先週も、参考人の先生方から同じような、男性の働き方を変えることじゃないかという御意見があるものですから、私、きょう大変関心を持って伺わせていただいたんです。  それで、これを変えていくためにどういうことが必要なのかということを伺いたいのと同時に、きょう……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2000/04/03、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  当調査会では少子化について一年以上にわたって取り組んでまいりました。先日は、国立社会保障・人口問題研究所が発表した、男女共同参画社会が進むならば出生率は一・七八に上がるとの試算も紹介されました、保育園などの支援がもっと進んでいれば、こういうことでございます。  女性が家庭と仕事を両立する上でぶつかるのが、妊娠、出産、そして保育園への入所、さらに小学校入学時のいわゆる学童保育の問題と、次々と越えなくてはならないハードルの存在です。もちろん、男性の働き方の改善や家庭責任、あるいは教育や住宅など、各省庁を越えた取り組みが求められているのは当然でござ……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2000/04/19、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。お二人の参考人の先生、きょうはありがとうございます。  まず、広岡先生にお伺いしたいと思いますけれども、若い方の意識も含めてこの間の歴史的な流れを大変詳しくお話しいただきました。特に、上手に子育てができるかどうか若い両親は強い不安を抱いている。この点では、やはり子供を産むかどうかということも含めて大変心配になっているということを、私もこの間働いている女性の皆さんから直接お話を伺ったところです。  この点で、私も振り返ってみますと、子供を出産するときからとても一人ではそういうことはできなくて、助産婦さんを初め、また家族や、また私の高齢の父も含めて兄……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(2000/04/24、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  きょうは、お二人の参考人の皆様、ありがとうございます。  それでは、まず初めに成瀬参考人にお伺いをしたいと思います。  おもちゃ会社のバンダイが、子供の誕生のたびに百万円を差し上げるということを始めたということで、少子化ではおもちゃも大変だということで、そんな企業努力があるというお話も伺いました。  特に日経連としてはこの少子化の問題について既に提言も出しておられまして、私も読ませていただきました。  私は、率直に申し上げますと、日経連自身もこの少子化をつくっている当事者ではないかというふうに思っておりまして、やはりここを変えようというふうに……

第147回国会 国民生活・経済に関する調査会 第8号(2000/05/12、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党を代表して意見表明を行わせていただきます。  急速な勢いで進む日本の少子化は、今の社会の行き詰まりが最も顕著にあらわれている現象です。特に、非婚、晩婚、女性が仕事と出産、育児を両立できない、男性の育児参加の難しさなど、少子化の要因とされている問題の大きな原因は、長時間・深夜労働など日本の異常な労働の実態にあるという意見は多くの参考人からも出されているところです。この点の改善こそが少子化への取り組みのかぎになります。  日本共産党は、昨年に引き続き、少子化対策のかなめは男女共同参画を進め、働き方を変えて、家庭と仕事を両立させることにあるという立場で意見を申し上げます。  ……


■ページ上部へ

第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2000/11/08、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  岩手県、そして横浜市から参考人にお越しいただきましてありがとうございます。  まず初めに、横浜市の合田参考人に伺いたいと思います。  私も横浜市に住んでいるものですから、いろいろと貴重なお話を伺いました。先ほど岩手県からも具体的な少子化問題に対する調査のお話がございましたけれども、私も横浜市からはいろいろな調査をいただいております。  例えば、これは、「見つめてみよう わたしたちの少子・高齢化社会 二〇〇〇年度版」というのをいただいているんですけれども、そこでは、例えば「男女の役割分業意識」という問題で、当調査会でも論議にもなりましたM字型カ……

第150回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2000/11/15、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。本日はありがとうございます。  先週、岩手県と横浜市からも参考人にお越しいただきまして、いろいろ資料も伺いました。例えば、「結婚に関する意識」ということでは、岩手県で調査をしたところ、「いずれは結婚するつもりだが、今はしたくない」という回答が最も多い。ただし、「結婚したくない」あるいは「しないと思う」という回答は一割程度だという資料もございました。そして、「結婚したくない理由」として、男女とも「ふさわしい相手がいない」、男性では三八・四%、女性では四〇・二%ということでしたし、また横浜市も独身の理由として、一位が結婚したいと思う相手にめぐり会わな……


■ページ上部へ

第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2001/02/14、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  本日は二人の参考人の方にお忙しいところお越しいただきましてありがとうございます。  河野先生に伺います。  お話を伺っておりまして、若いときからの働き方とそして高齢者になってからの能力発揮というのは関連性があるなというのを感じたわけでございます。  この調査会では、先ほどもお話がございましたように、日本の急激な少子化という問題を考えながら、職業と家庭の両立ということについてもいろいろ調査や論議をしてきたというふうに思います。その方向でルールづくりも動き始めようとしているわけですけれども、先ほど清家先生からは、高齢者の就業にとってマイナスの一番……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2001/02/21、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 きょうは本当にありがとうございました。日本共産党の畑野君枝でございます。  簡単に伺いたいと思います。  少子化の問題を当調査会でずっと論議もしてまいりまして、仕事と育児の両立あるいは仕事と家庭の両立ということでいろんな論議をしてまいりました。きょうは、直接育児にもかかわっていらっしゃる男性の参考人の方、あるいは企業の努力をされている参考人の方に来ていただいたんですが、特に育児休業あるいは育児時間をとる上で、やはり経済的な不利益をこうむるとなかなかとりづらいということがあると思うんですね。それは先ほどもお話がありました。  例えば、育休をとろうと思ったときに、日本では男女の賃金格……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2001/02/23、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  少子化の問題を考えていく上で、男女共同参画あるいは家庭と仕事の両立という問題について調査を進めてきたところでございます。私は四点、ベビーホテルの問題、保育所待機児童の解消の問題、学童保育、そして児童虐待防止法施行後の対応について伺いたいと思います。  まず一つ目に、ベビーホテルでの事件の問題についてでございます。  昨年の六月、皆様も御記憶にあるかと思いますが、マスコミで報道されましたスマイルマム大和ルームでの経営者による虐待での児童死亡、二人のお子さんが亡くなった、あるいは虐待を受けた児童が複数いたということが明るみになった事件でございます……

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2001/02/28、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  もう時間がありませんので、小川先生、八代先生に一言ずつ伺いたいと思います。  それは、少子化の問題、特に仕事と家庭の両立ということでそれぞれお話があったと思うんですが、そういうことを努力する中で景気回復にどのような影響を与えることができるのか、その一点について伺わせていただきます。
【次の発言】 ありがとうございました。

第151回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2001/04/18、18期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。日本共産党を代表して、意見表明を行います。  この調査会で三年間にわたって、現在我が国において急速に進む「少子化」の問題について議論を深めてまいりました。しかし、合計特殊出生率が一・三四と過去最低を更新する一方で、保育所待機児童は前年を上回る事態となっています。調査会では、これらの「少子化」の進行が「我が国の社会のあり方に深くかかわっている」として、「単に若者の未婚化や女性の出産、育児の問題としてとらえるのではない」ということが全体の認識として深まってまいりました。  「少子化」問題は、この社会が子供を産み育てる力をどんどん失っていることであり、……



畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
|18期|-19期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

畑野君枝[参]在籍期 : |18期|-19期
畑野君枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 18期在籍の他の議員はこちら→18期参議院議員(五十音順) 18期参議院議員(選挙区順) 18期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。