畑野君枝 参議院議員
19期国会発言一覧

畑野君枝[参]在籍期 : 18期-|19期|
畑野君枝[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは畑野君枝参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院19期)

畑野君枝[参]本会議発言(全期間)
18期-|19期|
第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 参議院本会議 第16号(2001/12/03、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、PKO協力法改正案について質問いたします。  まず第一に、平和維持軍、PKFの凍結解除についてであります。  PKFは、国連報告書「平和維持活動の五十年」によれば、政府がこれまで派遣を強行してきたPKOと異なり、専ら武装し武力を使用する歩兵部隊を中心とする活動であります。このようなPKF活動への参加が武力行使を禁止した憲法第九条に反するものであることは明らかであります。だからこそ、これまでPKFへの参加は凍結せざるを得なかったのではありませんか。防衛庁長官の答弁を求めます。  政府自身、武力行使を伴う平和維持軍には参加できないと表明し、PKFが武力行使……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 参議院本会議 第26号(2003/05/23、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、国立大学法人法案など関連六法案について質問いたします。  我が国の高等教育の将来にかかわる重大な法案であるにもかかわらず、この六法案は、衆議院では二日間の参考人質疑を入れてわずか五日間、十三時間余りの審議で本院に送られてきたものであります。百年に一度の大改革が百年に一度の大失敗になってしまうのではないかという声まで出されています。二院制の中の一院たる参議院が果たすべき役割は、将来に禍根を残さないよう徹底審議を行うことにあります。  そこで、以下、文部科学大臣に具体的にお尋ねします。  第一に、憲法の学問の自由に根本から反して、大学の中期目標を文部科学大……

第156回国会 参議院本会議 第38号(2003/07/09、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、国立大学法人法案関連六法案に対する反対討論を行います。  そもそも、今通常国会の会期末は六月十八日でした。本法案は、本来ならば審議未了、廃案となっていたものです。会期が延長されてもこの法案の問題点は更に深まるばかりであり、一層の解明が求められておりました。それにもかかわらず、昨日、七月八日、委員会審議を打ち切り採決を強行したことは、将来に多大な禍根を残すことになります。このことにまず強く抗議するものです。  五月二十三日、私がこの壇上で指摘したように、百年に一度の大改革ではなく、百年に一度の大失敗につながる悪法であることが委員会での審議を通じて浮き彫り……

第156回国会 参議院本会議 第43号(2003/07/24、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、川口順子外務大臣の問責決議案に対して賛成の討論を行います。  政府が強行しようとしているイラク特措法案は、米英による無法なイラク戦争を支持するのみならず、現に戦闘の継続しているイラク国内に自衛隊を派兵し、米英の軍事占領支配に日本が参加、加担するという正に軍事占領支援法です。今なお戦争状態にあるイラク国内で占領軍に対する輸送や補給などの後方支援を行うことが、武力の威嚇と武力の行使、交戦権を否定した日本国憲法第九条に真っ向から反するものであることは明らかです。このような違憲の立法を、ただアメリカから言われるがままに、国民に対するまともな説明さえ行うことなく……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第28号(2004/06/05、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、坂口力厚生労働大臣の問責決議案に対し、断固賛成の討論を行います。  政府が百年安心のうたい文句で進めてきた年金法案は、審議を通じて、偽りの看板が次々とはがれ落ち、国民を百年の不安に突き落とすものでしかないことが今やだれの目にも明らかになっております。  二〇〇三年の内閣府国民生活に関する世論調査によれば、今六七・二%の人が日常生活で悩みや不安を感じていると答えています。その悩みの中でも最も多いのが老後の生活設計についてです。正に、年金への不安にほかなりません。  政府の年金法案は、こうした不安にこたえる内容になっているのでしょうか。その内容は、一、厚生……

畑野君枝[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院19期)

畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 議院運営委員会 第1号(2001/09/27、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、米国における同時多発テロ事件に関する決議案を委員会の審査を省略して本会議に上程することに反対の意見を表明します。  本会議決議は、国権の最高機関たる国会の総員の強い意思を国の内外に向かって示すものであり、そのためには全会派が一致して合意できるものとすべきであります。この立場から、我が党は、決議案は次のようなものとすべきと考えます。  一つ。米国における同時多発テロは、命のとうとさを全く顧みない卑劣かつ残虐な行為であり、人類すべてに対する許しがたい挑戦であること。  二つ。テロの犠牲になられた方々に対し、心からの哀悼の意を表するものであること。  三つ。……

第153回国会 文教科学委員会 第2号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  子供たちに行き届いた教育を行う上で、教職員の多忙の問題、もう本当に忙し過ぎるという問題の解決が求められていると思います。その点についてきょうはお伺いをいたします。  きのうの、十月二十九日のマスコミでもこの問題は取り上げられて、国立教育政策研究所の調査なども紹介をされているところでございます。  私は、ことしの五月にこの問題、教職員の長時間過密労働について取り上げて質問をいたしました。その点について再度伺いたいわけでございます。  四月の六日に厚生労働省から出されました、「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関する基準について」……

第153回国会 文教科学委員会 第5号(2001/11/29、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 おはようございます。日本共産党の畑野君枝でございます。  きょうはトップバッターで質問させていただくということになっておりますので、よろしくお願いいたします。  文化芸術振興基本法案につきましては、自由かつ創造的に行われるべき芸術文化活動への国家と行政の介入や、あるいは国費の重点配分による差別と選別を招きかねないのではないかという懸念があることに対しまして、衆議院の審議の中では、芸術文化活動に対しての行政の介入はしないという答弁や、差異は設けないという答弁がございました。さらに、質疑の中では、表現の自由の保障は当然であるとの意思も確認されてきたところだと思います。  この法案につ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 議院運営委員会 第13号(2002/03/29、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました件について意見表明をいたします。  永年在職表彰議員に対する特別交通費や憲政功労年金法などの特典廃止は、我が党が一貫して主張してきたものであり、当然でございます。  また、国会議員の歳費が国民に納得される妥当な額とすべきことも当然であります。  しかし、私たちは、構造改革を進めるために痛みを受ける国民に対して、国会議員が痛みを分かち合うなどというのは、一時のパフォーマンスであり、改革の断行を国民に押し付けるものとして許されないと考えます。  さらに、国会議員の地位の悪用や税金の私物化の横行に対する国民の批判が高まる中で、議員歳費……

第154回国会 議院運営委員会 第41号(2002/07/24、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました本会議の議事日程の中で、郵政関連四法案の採決に当たり意見を表明するものです。  郵便は、安価で簡便な国民の基礎的な通信手段であり、これをあまねく国民に保障することは近代国家の基本的使命でありますが、郵政関連四法案は、百年以上にわたって国の直営で行われてきた郵政事業を公社化し、事業への民間参入を制度化するという重要な内容を持つものであります。  これらの法案は、今国会小泉内閣の最重要法案の一つとして、衆議院では、重要広範議案として位置付けられ、本会議質疑及び本会議討論を行い、またこの参議院でも、すべての院内交渉会派が総理の出席を求……

第154回国会 議院運営委員会 第42号(2002/07/26、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました本日の議事日程、健康保険法一部改正法案等に対して議決をすることに、また本会議そのものを開会することに反対の意見表明を行うものであります。  倉田議長は、昨日、本日の本会議の公報掲載をされました。山崎議運委員長も本日の本会議日程等を公報掲載、職権でされました。  倉田議長は、去る四月二十二日に、井上議長辞任の後を受けて選任された際に、「誠に身に余る光栄であり、かかる情勢の中においては、その責任の重大さを痛感いたしております。微力ではございますが、公正無私を旨として、議院の正常かつ円満な運営を図り、もって本院の権威の高揚と使命達成の……

第154回国会 文教科学委員会 第2号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず初めに、この四月から完全学校五日制が始まります。先ほどからも議論がありますように、国民が不安に思っている一つに新学習指導要領の問題があると思います。  今年の三月十一日付けの雑誌の中で、教育課程審議会元会長の三浦朱門氏がインタビューに答えております。その中で、このような発言があるわけです。「これからはかけ算の九九を言えなくて中学を卒業する子も出るだろう。すべての生徒がある程度のレベルをマスターできると思うのは錯覚だし、マスターさせようとするのも愚かしい。」、このように述べているわけです。私は、これは本当に多くの保護者やまた子供たちからも憤……

第154回国会 文教科学委員会 第3号(2002/03/20、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  昨日、掛け算の九九を言えなくて中学校を卒業する子も出るという考えは教育の目的、新学習指導要領のねらいであるとお考えですかというふうに聞かせていただきました。岸田文部科学副大臣からは、新学習指導要領は基礎・基本を定着させるのが目的であり、九九を始め基本的な部分をしっかり習得してもらうとの御答弁を伺いました。三浦氏がどういう意図で発言したか必ずしも明らかでないので遠山文部科学大臣からはコメントを差し控えたいという御答弁をいただきましたので、もう一度、掛け算の九九を言えなくて中学校を卒業するなどという考えは教育の目的、新学習指導要領のねらいであると……

第154回国会 文教科学委員会 第7号(2002/04/11、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  著作権法の一部改正案の内容につきましては、実演家にも第三者に著作物を勝手に改変させない権利、つまり同一性保持権や名前の表示を求める権利、氏名表示権などの人格権を創設する。放送局、有線放送局にインターネットを用いた無断再送信を防止するための権利を拡大する。CDなど、録音物の保護の起算点を録音時から発行時に変えて保護期間を延長するなどにあります。  この改正は、新たな情報伝達手段等の発達に伴って権利を適切に保護する改正であり、特に我が党も以前から要求をし、実演家にとっては四十年来の悲願でありました名誉、声望等を保護する著作隣接権の人格権が認められ……

第154回国会 文教科学委員会 第10号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、教育職員免許法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  反対の理由は、第一に、派遣先の免許状を持たないまま、中学・高校教員を小学校などへ派遣するなど、教職の専門性の原則を大きく崩すからです。学校教育においては、教師の果たすべき役割が決定的です。教師には、教科についての高い専門性と、子供、青年の発達についての専門的知識が不可欠です。これをすべての教員に求めているのが現在の教育職員免許制度です。今回の法改正は、この原則を崩すものです。  第二に、そのような中学・高校教員の小学校などへの出向は、複数の学校を兼任することを可能とすることによって、教員……

第154回国会 文教科学委員会 第12号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず最初に、今行われておりますワールドカップサッカーのチケット問題、特に空席問題について伺わせていただきます。  今回、史上初の日韓共同開催ということで大変白熱をしております。今日からはいよいよこの日本で日本代表の試合も始まるということになっております。  しかし、新聞などの報道でも「日本戦空席数千か」などと、日本戦のチケット購入を目指しながら一次販売で約二百倍の厳しい競争率で落選をした多くのサポーターにとりましては、大量の空席が出た場合に、本当に許し難い運営上の失態ということにもなり得るというふうに思うんですね。三日までに日本国内で開催され……

第154回国会 文教科学委員会 第14号(2002/06/25、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず最初に、各委員からも質問が出され、今朝のマスコミでも一斉に報道されております帝京大学の財団による六十五億円の所得隠しが東京国税局から指摘された問題について伺いたいと思います。  この問題につきましては、関係者に対しまして文部科学省としても調査をすべきだというふうに思いますし、あわせて、過去に通達が出されているわけですが、そうした問題にもかんがみて、全国の私立大学の医学部での寄附金の集めている状況や使途などについても調査をするべきではないかというふうに思いますが、どのように対応されるか伺います。

第154回国会 文教科学委員会 第15号(2002/07/18、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  朝から議論になっております帝京大学の医学部の入学に当たっての宮路厚生労働副大臣の口利き問題が明らかになっております。現在は前副大臣ということになっておりますが、その宮路氏が、我が党の小池晃参議院議員の質問の中でも次のように委員会で答弁をされたわけであります。  通常も就職試験やあるいは入学試験についても、そういったことを国会議員にはいろんな方がいろいろ言ってまいりますよ。ですから、そういうことを、事前に受験番号もじゃ教えてください、じゃ連絡しましょうというようなことでやっていることは、しょっちゅうというわけでもないわけでありますが、これは往々……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 内閣委員会 第10号(2002/12/05、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  構造改革特別区域法案について、私は最初に教育の問題に係って質問をさせていただきたいと思います。  まず、特区法案の十三条の市町村費負担教職員任用事業にかかわりまして、その問題に入る前に、まず義務教育費国庫負担制度の問題について伺わせていただきたいと思います。  八月三十日の経済財政諮問会議で、退職手当や共済費長期給付など五千億円の削減が提言をされております。小泉総理から夏休みの宿題を与えられた七省庁のうち、明確に数字を示して減らすことを明言したのは文部科学省だけだというふうに思いますけれども、それではその五千億円というのは一体だれが負担をする……

第155回国会 文教科学委員会 第2号(2002/11/07、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今朝の新聞で一斉に報道されましたように、昨日、帝京大学が入試試験合格発表前に多額の寄附金を集めた問題にかかわって、口利き料約三億一千万円を隠し、約一億四千万円を脱税したとして、東京地検は冲永前総長の実弟で学校法人帝京学園元会長の冲永嘉計容疑者を逮捕いたしました。この点について伺います。  文部科学省は入学試験合格については合格点の高い順に合格させていると、このようにおっしゃってまいりましたけれども、今回容疑となっております口利きで入学させたというふうになるとこれは話が違うわけであります。  文部科学省としても、冲永嘉計容疑者との関係を含めて、……

第155回国会 文教科学委員会 第5号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。十分という大変短い時間でございますので、私は、認証評価機関について絞って質問をさせていただきます。  そこで、まず伺いたいのですが、一九九八年にユネスコの「二十一世紀に向けての高等教育世界宣言―展望と行動」が採択されました。今回の法案提出や、あるいは今年八月五日に出された中教審答申、その審議に当たってこのユネスコの世界宣言がどのように議論され生かされてきたのか伺います。
【次の発言】 それでは伺いますけれども、大臣が引用されました質的な評価の問題でございますが、そこでは、ユネスコの宣言では独立した全国レベルの機関が確立されなければならない、大学の……

第155回国会 文教科学委員会 第7号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず最初に、独立行政法人日本スポーツ振興センター法案について伺います。  今回の法案で言われている日本スポーツ振興センターが、今後サッカーくじ中心の言わば日本スポーツ振興くじセンターになっていくのではないかと、こういう懸念の声が寄せられているわけです。くじの売上げを伸ばすためにコンビニ販売などになりふり構わず突き進んでいくというようなことになれば、この委員会でも国会でも議論してきた青少年への影響を始め重大な問題が生まれることになると。その点では、もう既にセンターの理事などがコンビニでの推進ということを言い始める、また、それに答えて、十一月二十……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 内閣委員会 第20号(2003/07/17、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  少子化社会対策基本法案について伺います。  参議院でも、二〇〇一年の六月二十日に少子化対策推進に関する決議というのが本会議で全会一致で上げられております。国民生活・経済に関する調査会というのが参議院でございまして、一九九八年から三年間にわたりまして少子化問題を中心に議論を積み重ねてきたところでございますが、私もその調査会の一人として取り組まさせていただきました。今日は全面的な質問になるかと思いますが、よろしくお願いをいたします。  まず最初に、この法案で言われております少子化社会ということについて伺いたいと思います。  まず、少子化社会とは何……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/06/02、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  この武力攻撃事態対処法案等三法案の内容は、衆議院の議論を経て参議院に参りまして、その国会の議論の中でもますます明らかになってきた問題ですが、当初、備えあれば憂いなしと言われてきたその備えというものが、正に米軍とともに攻めるための備えであるということが具体的に明らかになってきたと思います。正に米軍支援法だというふうに私は考えております。  具体的に申し上げれば、国会論戦の中でも、武力攻撃事態なるものが日米防衛協力の指針、ガイドラインに従って認定されることがあり、このことによって武力攻撃事態法案が発動されるという問題、あるいはアメリカのいわゆる先……

第156回国会 文教科学委員会 第2号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  遠山文部科学大臣にまず伺いますが、先ほどからもお話がありましたように、今日、三月二十日、昼前に、アメリカ、イギリス軍などによってイラクに対して大規模な軍事攻撃が開始されました。  この間、地球的な規模で広がった平和の願いを踏みにじり、国際の法にも反する無法な戦争は決して認めることはできません。あわせて、即時中止を求めるものでございますが、小泉首相は、先ほども本会議がございましたけれども、この戦争に直ちに支持を与えました。憲法九条を持つ国の政府として、私は本当に恥ずかしい態度表明だというふうに思います。  特に、私の住んでおります神奈川県、これ……

第156回国会 文教科学委員会 第3号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今回の法案は、公立の義務教育諸学校の教職員、公立の養護学校の小学部及び中学部の教職員に係る義務教育費国庫負担金の対象経費のうち、共済費長期給付、それから公務災害補償基金負担金等に要する経費を国庫負担の対象外とするものであるということでありますが、義務教育費国庫負担法の目的は、その第一条で、「この法律は、義務教育について、義務教育無償の原則に則り、国民のすべてに対しその妥当な規模と内容とを保障するため、国が必要な経費を負担することにより、教育の機会均等とその水準の維持向上」を図ることとされているわけであります。  それで、伺いたいのですが、ここ……

第156回国会 文教科学委員会 第4号(2003/03/26、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  最初に、夜間中学問題について伺います。  各新聞、マスコミでも大きく報道されたように、二月二十日、全国夜間中学校研究会及び義務教育未修了者、生徒、卒業生らが公立の夜間中学の増設を求めて日本弁護士連合会に人権救済の申立てをされました。その中には、映画監督の山田洋次さんや女優の竹下景子さん、そして永六輔さんも入っておられるわけでございます。夜間中学校といえば、映画「学校」でも取り上げられまして、当時その映画を試写会でごらんになりました赤松文部大臣が、夜間中学校だけでなく、すべての学校があのようにあってほしいと監督に言われたということも報道されたと……

第156回国会 文教科学委員会 第7号(2003/04/15、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  初めに、今回の国立学校設置法改正案について関連して伺います。  まず初めに、国立大学の再編・統合に当たっての文科省の基本的立場について伺います。
【次の発言】 今回挙げられている大学とは違いまして、今、各地でいろいろと運動が起きております国立大学の教員養成課程の問題について次に伺いたいんですが、まず、この教員養成課程あるいはその学部の必要性、どのようにお考えですか。
【次の発言】 小学校を始め専門性が重要だというお話がありましたけれども、そういう点では、文科省の方から教員養成課程の大学の統廃合を要請していくということはないですか。

第156回国会 文教科学委員会 第12号(2003/05/15、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  独立行政法人日本学生支援機構法案について質問をいたします。  奨学金を守ろうネットワークの学生の皆さんに寄せられた声ですが、奨学金は命綱、月五万円稼いで、奨学金四万七千円をもらって、自分の生活費と学費二十五万円くらいを出そうとすると実は足が出まくっているのですが、それでも必要です。ほかの人でもバイトしっ放しで暇がない人もたくさんいます。お金を返すために必ず就職しないと借金がどんどん膨らんでいくわけだから、大学が資格学校や就職のための学校になって学問ができなくなり、最高学府の学びの危機になる気がします。学生に勉強させないことは日本の危機にもつな……

第156回国会 文教科学委員会 第14号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  著作権法の一部改正案につきましては、第一に映画の著作物の保護の強化という点で、欧米では保護期間は七十年以上であり、保護期間の延長が求められていたという点からも、また第二に教育機関等での著作物活用の促進という点で、コンピューター教室等での児童生徒による複製、遠隔授業における教材の送信、インターネット試験での試験問題の送信、そして今議論されております視覚障害者のための拡大教科書を作成することなどという技術の発展に対応した法整備であるという点、さらに三点目に、著作権侵害に対する司法救済については、権利者による侵害行為、損害額の立証負担の軽減のため、……

第156回国会 文教科学委員会 第17号(2003/06/03、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  本日は本当にありがとうございます。  まず、田端参考人にお伺いしたいと思いますが、先ほどのお話の中で、今回の法案の出発点が行政改革だった、もし出発点が本当に大学改革であったならば今日異なったものになっていたのではないかというふうにお話をされました。  大学改革というのならばどういうものであるべきかとお考えでしょうか、その点を伺います。
【次の発言】 先ほど、職員の非公務員化については望ましくないという御意見がありましたが、田端先生は、併せて教官の非公務員化という点も含めてどのようにお考えになりますか、それぞれ、教官、職員含めて。

第156回国会 文教科学委員会 第18号(2003/06/05、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  国立大学法人法案を中心に質問をいたします。  五月の二十三日に本会議で質問をさせていただきましたが、その中で、百年に一度の大改革が大失敗にならないようにという与党内の懸念、危惧の声があることも御紹介をいたしました。やはり、この間の議事録あるいは新聞などを読みますと、まず第一に危惧されるのが、中期目標を最終的に文部科学大臣が決定することが学問の自由を侵すのではないかということに集中しております。  そこで、私、質問をいたしますが、まず遠山文部科学大臣に具体的に伺いたいと思います。大学では様々な教育研究が行われております。例えば、物質創成科学ある……

第156回国会 文教科学委員会 第21号(2003/07/01、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今日の毎日新聞、七月一日付けに意見広告が載りました。「「国立大学法人法案」の廃案を訴えます 第四次」という意見広告でございます。  この中で、茨城県の主婦の方は、「現在小学四年と一年の子供を育てています。進学塾も私立の中学もない田舎の子供たちにとって、これ以上教育を受ける権利を奪わないで下さい。」とおっしゃった後に、「自分の学びたい学問を教えてくれる大学に入ること。それは産業として国益にはつながらないかもしれませんが国立大学で自分の興味のある分野を突き詰めること。そんな子供たちの夢をつぶさないで下さい。」。さらに、「もし、学びたい学問によって……

第156回国会 予算委員会 第2号(2003/01/28、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず初めに伺います。神奈川県横浜市にあります米軍基地深谷通信所、富岡倉庫地区、上瀬谷通信施設の一部、根岸住宅地区の四つにつきまして日米で返還協議が始まるとされております。私はそれぞれを見てまいりました。  富岡倉庫地区も深谷通信所も使われておりません。上瀬谷通信基地では基地司令官と会いましたけれども、基地として使っているのはごく一部だという説明も受けました。上瀬谷では、横浜市も住民も避難施設にしよう、自然公園にしようと願っております。米軍住宅は、住民は望んでおりません。  そういう点からも、総理には是非とも、少なくとも使われていない、遊んでい……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 決算委員会 第3号(2004/03/08、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  緊急の問題として、まず初めに、高病原性鳥インフルエンザの問題について質問をいたします。  日本は、これまでの歴史の中で初めて鳥インフルエンザが全国に広がる、そういう深刻な可能性の事態に直面をしております。一つの農場の問題が二十三の府県にかかわるという問題になりました。先ほどから出されておりますように、そうした中で今日、その農場を経営している浅田農産の会長夫妻の自殺が伝えられました。大変痛ましい事態が起きております。  一つの農場から鶏、鶏肉、羽毛、卵並びにゆで卵などが各地に運ばれました。パネルをごらんください。(資料提示)鳥インフルエンザの発……

第159回国会 決算委員会 第9号(2004/04/21、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  米軍基地問題について伺います。  米海軍横須賀基地への原子力空母配備発言に係って伺いますけれども、その前に一点、米陸軍第一軍団司令部のキャンプ座間への移転構想について質問をいたします。  ブッシュ政権は世界的規模で米軍再編を進めておりますが、その中で、現在、アメリカ・ワシントン州フォート・ルイスにある米第一軍団司令部を神奈川県にあります座間市、相模原にまたがる米軍基地、キャンプ座間に移転する話が持ち上がっております。  問題は、第一軍団の司令部が日本に移転するということが持つ意味であります。ハワイにある歩兵師団と韓国にある歩兵師団を指揮下に置……

第159回国会 決算委員会 第10号(2004/04/26、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  同僚議員からも発言がありましたけれども、イラクでの人質事件での質問につきまして理事会での検討を求める発言がありまして、委員長からは検討されるということでございました。私からもそのことを求めて、質問に入ります。  労働問題について伺います。  今、企業の社会的責任ということが大変問われておりまして、国連グローバルコンパクトは、人権、労働、環境における九つの原則の実践を企業に求めております。ILOは、二月に報告書、「公正なグローバル化」を発表し、公正なルールの確立、労働条件と社会保障の最低基準を向上させる措置などを提案をしておりますし、既にEUは……

第159回国会 決算委員会 第12号(2004/05/17、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず、コイヘルペス問題について伺います。  全国二十五都府県で広がっているという状況でございますが、神奈川でもこのコイヘルペスウイルス病は、四月以降で鶴見川、引地川、多摩川、境川、菊名池で発生が確認されております。私も鶴見川の現場に伺いまして京浜河川事務所に説明を受けましたし、多摩川の漁協、神奈川県からもお話を伺ってまいりました。  そこで、亀井農水大臣に伺いたいのですが、この蔓延防止対策、そして原因解明、これを是非進めていただきたいと。そして、河川管理者であります自治体ではこの回収や焼却処分など新たな負担が生まれております。各省とも連携を強……

第159回国会 厚生労働委員会 第21号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  公述人の皆さん、今日はありがとうございます。  私は、主に年金のいわゆる空洞化の問題について、それぞれの公述人の皆さんにお伺いをしたいと思っております。  今回の法案の中で、給付の削減、そして保険料の引上げということで一層年金のいわゆる空洞化が広がるのではないかという懸念の声が出されております。  年金のいわゆる空洞化については二つあると思うのですが、一つは、国民年金の未納、未加入、加えて免除を合わせますと、保険料を払っていない人は一千万人を超えると推計されております。未納の理由は、一番が保険料が高くて支払うのは困難というのが六二・四%と言わ……

第159回国会 国土交通委員会 第2号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず初めに、三菱ふそうの今回の大型車のハブ破損に関するリコール表明について伺います。  二年前の二〇〇二年の一月に、横浜市瀬谷区で、走行中の三菱自動車製大型トレーラーから外れたタイヤが、神奈川県大和市の母子三人を死傷させる事故が発生をいたしました。亡くなった当時二十九歳の若いお母さんは、一歳の次男を乗せたベビーカーを押し、四歳の長男の手を引いて歩行していたというときの事故でございます。当時、会社は、原因については一貫して整備不良のためだということで、リコールの対象になるような構造上の欠陥はなかったと説明をし、国もそれを認めてまいりました。しか……

第159回国会 文教科学委員会 第4号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  今日は、予算案に伴って障害児教育の問題について質問をいたします。  障害児学校や障害児学級を始めとして、教育条件の整備が喫緊の課題になっております。一方、今後の特別支援教育の在り方についてという最終報告が昨年の三月に出されましたけれども、その中で、近年の国、地方公共団体の厳しい財政事情などを踏まえ、既存の特殊教育のための人的、物的資源の配分の在り方について見直しを行うというふうになっております。  そうしますと、障害児教育の施策の推進のための教職員を増やしたり条件整備を進めるのではなくて、障害児学校や障害児学級の教員や施設整備がリストラされて……

第159回国会 文教科学委員会 第6号(2004/03/30、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  この法律案そのものが、小泉内閣の三位一体改革の一環として出されたものであります。小泉内閣は、義務教育費国庫負担制度の廃止を検討し、来年度は大幅な削減をしようとしております。二〇〇三年度の改悪によって、公務災害補償基金負担金十七億円、共済費長期給付二千百六十七億円が既に一般財源化されており、さらに今回その上に給与費と言える退職手当、児童手当を一般財源化するのは、国としての責任を放棄するものであり、許せるものではありません。  法律案にはありませんが、文……

第159回国会 文教科学委員会 第21号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案に対して反対の討論を行います。  この法律によって、学校に設置される学校運営協議会を通じて地域の実情に応じた特色ある学校づくりを実現するとされています。しかし、その内容は、保護者、教職員、子供たちの願いである開かれた学校づくりに到底こたえるものとなっていません。  第一に、委員の任命は代表制によらず、教育委員会が直接任命する仕組みになっていることです。  教育委員会による恣意的な任命で、教育委員会の推進役、監視役となる危険性を持っています。また、教職員の人事に関して一定の権限を持つことで、人事……

第159回国会 文教科学委員会 第23号(2004/06/14、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 私は、日本共産党を代表して、私立学校教職員共済法等の一部を改正する法律案について反対討論を行います。  まず初めに、私学共済法案が準用することとしている国家公務員共済法案の審議の行方そのものが定まっていない本日の現時点でこの私学共済法案の採決を委員長職権で強行することを厳しく批判するものであります。  今回の改正は、年金改革関連法案として提出されたものです。先日の参院厚生労働委員会での年金法案の質疑打切り、強行採決に見られる議会制民主主義をじゅうりんすることは、断じて許すことのできないものであることを強く指摘しておきます。  年金改悪法案が成立した途端、厚生労働省がまとめた二〇〇……


畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
18期-|19期|

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各種会議発言一覧(参議院19期)

畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2001/11/21、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  先ほどから議論が行われておりますけれども、総務省が十月三十日に発表いたしました九月の完全失業率は五・三%と、史上最悪、完全失業者も三百五十七万人ということで、調査以来初めて三百五十万人の大台に乗るという、さらに潜在的失業者を加えれば十人に一人が失業しているとも言われるような深刻な事態になっております。  私たちの党は、雇用失業対策という点では、何よりも百万人にも及ぶ膨大な失業者が生まれるような不良債権の最終処理はやめて、大企業の社会的責任を放棄したとも言えるようなリストラ計画を規制すること、このことなどでこれ以上の失業者を出さないということと……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2002/02/13、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 中期展望の中の子育て支援対策について質問をいたします。二問でございます。  一問目は、待機児童ゼロ作戦にかかわって、この一月三十一日に、厚生労働省の担当課長通達で、今年の四月一日から保育所入所待機児童数調査の定義が変えられたということでございます。私は中身を見まして大変な問題をはらんでいるというふうに思いますけれども、新しく変わった注三、注七にかかわって簡潔に御説明願えますか。
【次の発言】 しかも問題なのは、早速、昨年の四月一日についても本来三万五千人が二万一千人に、もう既に年末の記者発表でもされている。本当にごまかし的なやり方で、私はやっぱりおかしいというふうに思うんですね。……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/02/27、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  参考人の皆さん、ありがとうございます。もう時間が迫ってまいりましたので、中村参考人と松井参考人、お二人に伺いたいと思います。  まず、リストラ問題との関係で、私は雇用を守る、そういう企業の責任、とりわけ社会的に大きな役割を担っていらっしゃる大企業の社会的責任ということが大事になっているというふうに思います。そういう点で、私はルールづくりがやはり個々の企業に任せるのでなく必要だというふうに思うんです。  例えば、日経連の奥田会長さんが便乗リストラについて厳しく批判をされております。アメリカでは利害関係者法というのもできまして、株主の利益だけでな……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2002/03/06、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。本日はありがとうございます。  今、デフレということが大きな問題になっております。物価が下がるのはいいんですけれども、それと同時に不況が進行しておりまして、企業の業績が下がる、収入が下がる、デフレスパイラルの入り口か、入っているかというようないろんな議論があるところだと思うんですけれども、薄利多売で安くなっても物がたくさん売れればいいんですけれども、売れないという状況があるわけですから、その原因になっているのは、一つは雇用不安を始めとした収入が減っているという問題、それからもう一つは将来への不安、年金、医療含めて、介護含めて、そういう二つの要因が……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2002/04/10、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝です。長い時間ありがとうございます。  私の質問は一つだけなんですが、三人の参考人の皆さんに伺いたいと思います。それは、起業に当たっての支援の在り方について、先ほどからも出ておりますけれども、加えて何かあればということでございます。  先ほどの議論の中でも、消費者が一体今何を求めているかというお話ありました。例えば、私も環境問題とか食の安全性の問題とかいろんなお話を聞くわけですね。それで、中学生の今年の新しい教科書などを見ますと、もう環境問題とかインターネットの使い方なんてもう出ている。私なんかの子供の時代と全く違う子供たちの状況になっていると思うんです。  ……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2002/04/17、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  お二人の参考人の皆さん、ありがとうございます。  私、大田区の機械金属工業の集積の状況のお話も伺いまして、お二人の参考人に、この日本産業における意義、あるいは世界における意義というのはどういうものなのかということを、小倉会長から具体的に、今、大田区でおやりになっていることをもう少しお話しいただけたら、日本産業での果たしている役割や、また今後国際的にアジアや国際的な分野でどのような果たすべき意義があるのかという点。それから、鶴田先生には、それを客観的にごらんになって、こういう方向性が大事ではないかということを伺いたいと思うんです。  小倉会長は……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2002/04/24、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  佐藤先生と永瀬先生に、まず、パートなどの非正規職員、社員の均等待遇、均等処遇の問題について伺いたいと思います。特に、正規を含む労働者全体の雇用条件の水準を引き上げていくという点で、どのように考えていったらいいのかということを含めて、今後の日本での在り方について御意見があれば伺いたいというふうに思っております。  佐藤先生が、パートがなぜ導入されるかということで、雇用主からすれば人件費が抑えられるというようなことを何か書かれていた御本を読ませていただいたことがあったのですが、今、正に不況の中で、正社員がパートやアルバイト、派遣労働者に置き換わる……

第154回国会 国民生活・経済に関する調査会 第7号(2002/05/22、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 本調査会でいろいろ議論がされてきたというふうに思いますけれども、私はやはり……
【次の発言】 それで、二十一世紀の今後の在り方について、私は一つは雇用不安の問題、それからもう一つは将来不安の問題、その解決が必要ではないかということを申し上げたことがございます。それに対しまして、参考人の方からは、例えば一生を通して国は安定的な基礎的なことはちゃんと人間の尊厳を尊重してやりますよということが必要ではないかと。そういう点からいえば、日本は決して豊かな国ではないという御発言もいただきました。私は、この雇用不安や将来不安を本当に解決していくということが必要ではないか、それが真に豊かな社会の……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 国民生活・経済に関する調査会 第2号(2002/11/27、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。本日はありがとうございます。  鶴参考人、高橋参考人、古泉参考人に共通して一問だけ伺いたいと思います。それは、青年の就職難の問題でございます。真に豊かな社会の構築、今日は地域社会の活性化と課題についてということにかかわって、この青年問題について伺いたいのでございます。  総務省の労働力調査によりますと、青年の完全失業率というのはこの間ずっと伸びておりまして、二〇〇二年の五月の資料でも一〇・四%というふうになっているわけです。ですから、例えば高校生の就職難の問題などに取り組んでいる日高教や全国私教連の調査でも、九〇年代に入ってから下がり始めて、ここ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第1号(2003/02/12、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 どうも、日本共産党の畑野君枝でございます。  前田参考人、西嶋参考人、パク参考人からはワーク・ライフ・バランスのお話を伺わせていただきまして、大変勉強になりました。ILO百五十六号条約につきましては、私も以前触れさせていただいたことがあるんですが、家族的責任と仕事との調和ということで、こうした考え方が、この調査会のテーマにもなっております「真に豊かな社会の構築」、特に二十一世紀に向けて本当に大きな力を発揮していくことが必要ではないかなというふうに思っております。  それで、特にこれが浸透していく上で、参考人の皆さんがこの関連資料の中でもいろいろ書かれていることも私、大変興味深く読……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2003/02/26、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  もう最後の時間になりましたので、手短に申し上げます。  今日は、都市と農山漁村との交流・世代間交流等新たなライフスタイルについての御意見を三人の参考人の皆さんに伺いまして、本当にありがとうございました。  小川参考人のレジュメには、農的暮らしが可能な社会ということが言われておりましたし、佐藤参考人からは、若い世代ということでライフスタイルと仕事は一致させたいと、農林漁業についてもそういうことが触れられました。岡本参考人からは、農村都市の交流のコミュニティーということで具体的なお話を伺ったわけですが、さて、若い人にとって農山漁村の役割というのは……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第4号(2003/04/02、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  もう少し詳しく伺いたい点で、尾木参考人に二点伺います。  一つは、個の確立を促す教育・学習の在り方の中で、セルフエスティーム、自己肯定心情ということについて触れておられましたが、その次の評価の在り方とかかわってもう少し伺いたいと思います。  二つ目に、先ほどメディアリテラシーの話が委員の中からもありましたけれども、国際化、情報化の中での個人の生活の変化にかかわって、参考人は放送と青少年に関する委員会の副委員長をされているということなんですが、どういうふうに子供への影響あるいは対応を含めて考えていったらいいのかという点について伺いたいと思います……

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第5号(2003/05/14、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 本日はありがとうございます。  日本共産党の畑野君枝でございます。  二点伺わせていただきたいと思うんですが、一つは税制の問題でございます。先ほど公益法人問題とNPOのお話ありまして私も伺おうと思っておりましたが、加えてこの税制の問題で今後の皆さんの活動を進める上での御要望、御意見などあれば伺いたいのが一点でございます。  それから二点目に、雇用の問題なんですが、経済産業研究所の調査などもございますけれども、事務局スタッフの給与や保険加入を含めまして御苦労されているというふうにも伺っております。そういう点で、必要な対策含めて御意見があれば伺いたいと思います。  以上でございます。

第156回国会 国民生活・経済に関する調査会 第6号(2003/05/28、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  まず、学童保育の問題について伺います。  放課後児童健全育成事業ということで、学童保育が子育て支援事業の中で厚生労働省が進めておられるわけでございますが、一方、各自治体が進めている全児童対策とはどのような違いがあるのかということが伺いたいのが一点です。  また、二〇〇一年の閣議決定で仕事と子育ての両立支援策の方針ということが出されておりますが、これに基づいて学童保育の対策を厚生労働省としてどのように取り組まれているのか、併せて伺います。
【次の発言】 そうしますと、放課後児童クラブ、いわゆる学童クラブの場合は、保護者が昼間働いているなど含めて……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 国民生活・経済に関する調査会 第3号(2004/04/21、19期、日本共産党)

○畑野君枝君 日本共産党の畑野君枝でございます。  私は、この間、本調査会におきまして学童保育と障害児への国庫補助の問題について質問をさせていただいてまいりました。二〇〇一年の二月には、二十人以下の学童保育への国の補助とそして障害児への対応を求め、二〇〇二年の二月には、二〇〇三年度から十人以下でも過疎地、大都市部に関係なくすべての地域で国庫補助の対象になると、十人以上ですね、で対象になるというふうに伺ってまいりましたし、その際に、障害児の受入れ促進という点では国の補助を一人からでも付けてほしいということを訴えてまいりました。  そのときには、従来障害児を四人以上受け入れているクラブに付いていた……



畑野君枝[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

畑野君枝[参]在籍期 : 18期-|19期|
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