このページでは角田義一参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。
○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表し、小泉総理の所信表明演説に対し、総理及び関係大臣に質問を行います。 質問に先立ちまして、去る九月十一日にニューヨーク、ワシントン及びピッツバーグでテロリストが起こした悲惨きわまりない同時多発テロにより犠牲になられた方々に深い哀悼の意を表します。未曾有の大惨事となったことに対し、深い悲しみと憤りを禁じ得ません。被害に遭われた方々及び御家族を初め関係者の方々、さらに米国民に対し、心からお見舞いを申し上げます。 テロリズムは、人道と正義に反する卑劣きわまりないものであり、どんな理由をもってしても正当化できません。許しがたい行為であります。私たちは、世界……
○角田義一君 本院議員坂野重信先生には、去る四月十七日、脳梗塞のため東京女子医科大学病院において忽えんとして逝去されました。先生の突然の訃報に接し、誠に痛惜の念に堪えません。 三月二十七日、平成十四年度予算の採決の際、本会議に出席された後、体調を崩しておられると伺い、案じておりましたが、御家族の懸命の介護もむなしく不帰の人となられました。 私は、ここに皆様の御同意をいただき、議員一同を代表し、正三位勲一等我が院最年長議員にして、大元老ともいうべき故坂野重信先生の御生前をしのび、謹んで哀悼の言葉をささげたいと存じます。 坂野先生は、大正六年に鳥取県東伯郡北条町にお生まれになり、幼少のころは……
○角田義一君 私は、民主党・新緑風会、日本共産党、社会民主党・護憲連合の三会派及び西岡武夫君外一名を代表し、ただいま議題となりました内閣総理大臣小泉純一郎君に対する問責決議案について、提案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、決議案文を朗読します。 本院は、内閣総理大臣小泉純一郎君を問責する。 右決議する。 我が国はいまだかつてない、経験したことのない未曾有の混乱と危機に陥っておると言っても決して過言ではありません。デフレは長引き、企業倒産は相次ぎ、失業者は急増しております。希望を失い自殺をする人々の増加もまた同様に深刻な事態であります。バブルの宴に酔いしれた銀行の経営陣や企業の経……
○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表し、総理の施政方針演説に対し、総理並びに関係大臣に質問を行います。 冒頭、御病気療養中の天皇陛下の一日も早い御回復を心からお祈り申し上げます。 また、スペースシャトル・コロンビア号の事故でお亡くなりになられました七名の方々に対し、心から哀悼の意を表します。 さて、総理、苦しくてどうしようもない、先の見通しが全く立たない、この国の流れを変えてほしい、この国民の声が果たしてあなたの心に届いているでしょうか。この切実な言葉に耳を傾けなければ、政治は必ずや国民からの信頼を失い、議会制民主主義はその根幹から揺らぐことになります。今、政治に何ができるか、我々……
○委員長(角田義一君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。
議事に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。
八月七日の本会議におきまして委員長に選任されました角田義一でございます。
公平、円満な運営をしてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。
本委員会の理事の数は四名でございます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に河本英典君、矢野哲朗君、藁科滿治君及び木庭健太郎君を……
○角田義一君 私どもの副大臣の江田議員が総括的な質問をされますので、私は前座でございますから、おおらかにやりたいと思います。 まず、法務大臣が大臣に就任されてちょうど半年ぐらいの時間がたったと思います。大臣は、私が申し上げるまでもなく、文部大臣あるいは環境庁長官、さらには官房長官という立派な御経歴を持っておられるわけで、我々の大先達でございますが、法務大臣におなりになりまして、法務省というのはどんな役所だというお感じを持っておられるか、あるいは大分自分が就任したときとイメージが違うとか、あるいは、こういうふうに法務省をしていきたいとかというお感じがあると思うんですね、半年おたちになりましたの……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 過般、大臣から大変格調の高い所信表明を聞きまして、非常に力強く感じました。大いに頑張っていただかなきゃならぬことがたくさんありますので、よろしくお願いをいたしたいと思いますが、まず司法制度改革ということが一番大きな柱の一つでございます。 そこで、幾つか問題点はありますけれども、私は法曹養成の問題にちょっと限って幾つかお尋ねをいたしたいと思います。 改めてその司法制度改革の推進の審議会の議事録といいましょうか答申を読みまして、そこで「司法制度を支える法曹の在り方」、その中で「法曹人口の拡大」という項目がありまして、その一番最後のところにこ……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 今回の司法書士法あるいは土地家屋調査士法の一部改正の法律、大変私は画期的なことだと思います。特に、司法書士に簡易裁判所における訴訟代理権を付与するというようなことは、非常に今後の司法制度改革をにらんだ上でも、また国民の立場からの身近な司法の在り方という観点からも非常に画期的なことではないかというふうに思いますし、また司法書士さんにとってみても歴史的な大転換を私は迎えるときじゃないかというふうに思うわけでありまして、まず大臣にお尋ねをいたしたいのは、今回のこの制度改革、特に司法書士制度の改革の意義というようなものを全体の司法制度改革の中でどういう……
○角田義一君 今日は、三人の先生方、お越しいただきまして、ありがとうございます。 民主党・新緑の角田でございますが、若干お尋ねをいたしたい。 過般のこの法案の審議でも大問題になった問題が三つほどあるんですが、一つは、司法書士さんに今度、簡易裁判所における訴訟代理権を付与するということになりまして、これは非常に画期的な私は法案の改正だと思います。そのときもいろいろ議論いたしましたけれども、御案内のとおり、従前の司法書士さんの業務はどちらかといえば登記だとか供託だとかいうことで、例えば登記のときには御案内のとおり双方代理ということを認めておりますけれども、今回は訴訟代理人ですから正に戦う司法書……
○角田義一君 民主党・新緑風会の角田義一でございます。 今日は、参考人の先生方、国会へお越しいただきまして貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございます。 私は、参議院というのは、ちょっと衆議院と違いまして、あくまでも国民の合意形成を求めるということが非常に大きな任務の一つだというふうな信念を持っておりますので、今回の人権擁護法案につきましても、いろいろ今まで審議をしてまいりまして問題点は多々あるわけであります。そういう問題について、国会として、立法機関としてどういうふうに対応していったらいいのかということについては大変悩んでおる一人でもございます。 先ほど、まず、茗荷先生はも……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 今日は三人の参考人の先生方に大変貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。 私は、民主党の中でもこのロースクールの問題については随分議論がありましたけれども、最終的には賛成するということになっておりますが、私はどちらかというと古典派、守旧派かもしれませんけれども、いろいろ疑問がありますな。まず、この法律の中に哲学というかな、哲学のにおいがしません。 どういうことを私は求めているかというと、例えば、まず井元先生にお聞きしたいんですけれども、日弁連は御案内のとおり法曹一元を理想としているはずであります。それは、弁護士から判事、検事を……
○角田義一君 今日は、三人の参考人の皆様から大変御高説をいただきまして、ありがとうございます。 古川先生にお尋ねいたしますが、先ほどの、今度の法律は安楽死だと、突然死と安楽死という話が出まして、聞いた方は突然死しそうなショックを受けましたんですが、私は率直に思いまして、今日リストラのあらしが吹きすさんでいるんですが、逢見参考人もおられますけれども、労働組合もそれなりの抵抗はいたしておると思うんですが、何か風潮とすると、リストラは当然のような風潮がやっぱり一般にありまして、そして、今日非常に深刻な失業の事態を招いているというようなことを考えます。 さらにまた、中小企業の経営者、自殺をする人も……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 今回の名古屋刑務所で起こりました受刑者に対する死に至らしめた事件というものが発覚をしたと。それを私ども聞きまして、これは、大臣も先ほどお話がございましたけれども、誠に情けないというか、憤りと。こういうことが刑務所の中で起こり得るというようなことはもう考えても私どもみなかったわけでございまして、誠に暗たんたる気持ちに今襲われておる、あってはならないことが起きたと。一体、刑務所というのは受刑者を人間として扱っていないのではないかという気すらするわけであります。 事件発覚後、大臣が懸命に事実の解明やらあるいは再発の防止やらに努力をしておられることは……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一と申します。 今日は、お三人の先生から大変貴重な御意見を承りまして感謝申し上げます。と同時にこれ、ロースクールというのは前途多難だなと思いましたね。 私はもう実務から離れていますし、安保の世代ですから大分時代は変わっちゃっているのかなというふうに思いますが、一つは両大学の先生にお聞きしたいんですけれども、検察官だとか裁判官が行って大学の自治というのはそんなにかんまされる、そんな悪党ばっかりいるんですかな。その裁判官、検察官が行ってですね、それほど、かんますほどの力のある裁判官、検察官はいるのかなという気がするんだけれども。それどうしたらいいかという、その……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 裁判の迅速化に関する法律案についてやや総論的なことをお尋ねをし、民事訴訟あるいは人事訴訟あるいは迅速化の各論については江田先生の方からまたいろいろお尋ねがあると思います。 私は、この裁判の迅速化に関する法律案、原案ですね、修正される前の、ばっと目を通しましたときに、まあ大体法律というのは味もしゃしゃりもないんだけれども、これほど風格も品格もない法律というのはないなというのが私の率直な第一印象ですね。 こういう法律がなぜ出てきたのか、なぜこういうものを作らにゃいかぬのかと、その背景の事情からまず御説明いただきたいと思うんですよ。
○角田義一君 民主党・新緑風の角田義一と申します。 今日は三人の先生方にお越しいただきまして、御高説を拝聴する機会が得られまして、ありがとうございます。 藤井参考人にまずお尋ねをいたし、中野参考人にお尋ねいたしたいと思いますが、私は立法府に身を置く者として、こういうことを言うのはいかがかと思いますが、腹の底からこの法律、まだすとんと落ちてないんですよ、はっきり申し上げて。衆議院で一部修正はされまして、原案よりは少しはましになったのかなという気もしますけれども、本質的にいろいろな私はまだ疑問が解けてない。今日のお三人の意見を聞きながら、恐らく理事さんの皆さんがそれなりの立派な附帯決議を付けて……
○委員長(角田義一君) ただいまから国家基本政策委員会を開会いたします。 大変高いところから申し訳ございませんけれども、一言委員長就任に当たりましてごあいさつを申し上げたいと存じます。 昨年十一月十九日の本会議におきまして国家基本政策委員長に選任されました角田義一でございます。 衆議院の国家基本政策委員会と合同で、言うところの党首討論を開催をする大変大事な委員会でございます。政治の活性化のためにも、また、国民の皆さんの大変期待も高い委員会でございますので、私といたしましても大変な重責を背負いまして、委員の皆さん方の御協力をいただいて国民の期待に沿えるような委員会にしてまいりたいというふう……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 千葉理事もおりますけれども、年長のゆえをもって一番最初に質問をさせていただきます。 野沢法務大臣が御就任になられて、日々法務行政に精励をされておられることに対して、心から敬意を表します。 所信表明を拝見をいたしまして、拝聴いたしまして、冒頭に「国民の期待と信頼にこたえ得る法務行政の実現に向けて、全力を傾注する決意でございます。」と、こういう一節がございました。国民の期待、信頼にこたえ得ると。どういう基本的な理念で法務行政を行うことによって国民の理念、期待にこたえ得るというふうに大臣は日々お考えになっておられるのか、その辺の存念を私はお聞きし……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 今、松村先生から非常に的確な、簡にして要を得た御質問がございまして、私はそれを、大変申し訳ないんですけれども、引き継ぐ形で質問をさせていただければというふうに思っております。 破産法の条文のいろいろな問題について入る前に、若干、前提条件として幾つか事実関係についてお尋ねしておきたいと思います。 最高裁の民事局長さんは、先ほどお話があったとおり大変な実務の大家で、破産法の神様と言われているというふうに聞いていますが、東京地裁にお勤めのときに、自己破産について、すべての事件について弁護士さんを付けるようにという御指導をされて、東京地裁では自……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 竹下参考人にお尋ねをいたします。 先生は大変、倒産部会長をやられて、倒産法制について御苦労されたことに対して心から敬意を表しますが、先ほど御説明のありました担保権の消滅の制度であります。 私もこれは一歩進んだ制度だと思っているんですが、いろいろな人の話を聞きますと、先ほど労働債権の話が出ていましたけれども、一生懸命管財人がお金を集めておりますが、しかしどうしても銀行の別除権というのが御案内のとおりございまして、その別除権は、別除権の本質からすれば、破産になろうが何になろうがおれは取るんだ、おれは取るんだという言いぐさはないが、銀行は取るんだ……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 参考人の先生方、御高説を拝聴いたしまして、ありがとうございます。 前田先生にお尋ねいたしますが、御案内のとおり、政府の最近の方針によりますと、向こう五年間に不法滞在者を半分にする、五割にするという方針を立てておるようでありますが、先生はこれはどういう政府の基本的な考えだというふうに理解をされておりましょうか。それから、五年間にその半分にするというようなことが果たしてできると、こういうふうにお考えでございましょうか。私はどちらかというと非常に疑問視している一人でございますけれども、御意見をお聞かせいただければと思います。
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 ただいままで、松村先生それから私どもの江田さん、さらに岩井先生の御議論をお聞きをいたしておりまして、私は本当にもっともな御質問だなと、裁判員制度の本質に触れる様々な問題をお尋ねになっておられて、参議院としてこの法案が来た以上、やはり本当の国民の立場に立って、真っ白な立場からこれは審議を私は徹底してやっていくべきだというふうに改めて感じておる一人であります。 私自身も、率直に白状しますと、裁判員制度というものが世間で騒がれてと言っちゃちょっと恐縮ですが、問題になるまで、まあ弁護士で恥ずかしながらそれほどの興味というか、強い意識を持っておった……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 先ほど地方公聴会の御報告がございましたとおり、私ども、大阪と仙台に二班で分かれて行ってまいりまして、大変有意義な地方公聴会だったというふうに思っております。私は、私どもの理事さんに、できれば高裁管内八か所ぐらい思い切って委員が二人一組になって行ったらいかがかというようなことまで申し上げたんですけれども、人がいないそうですから。いずれにしても、二か所できたということは本当によかったと思っております。 大臣、どうですかね、これからこの制度を国民の間に理解、定着を図るためには、国会が法案が通っちまえばなかなか国会主催の公聴会というわけにいきませんけ……
○角田義一君 民主党・新緑の角田です。 裁判員制度、それから刑事訴訟法の改正の大詰めの質疑になってまいりましたので、今までの質疑を聞いておる中で、やや、先生方いろいろの観点からお尋ねになっていますけれども、やっぱりどうしても聞いておいた方がいいと思うものが私なりに幾つかありますので、お尋ねをさせていただきます。 まず、裁判員制度の方ですが、第一章の総則の第二条に、言わば、三人の裁判官と六人の裁判員でやる事件と、それから、裁判官一人と裁判員三人でやる四人の合議体の事件、二種類あるようでありますが、その裁判官一人とそれから裁判員三人でやるやつ、これはどういうときにこういうふうになるんでしょうか……
○角田義一君 まず最初に、副大臣にお尋ねしますけれども、五月二十日の当法務委員会における副大臣の御答弁に何か間違いがあった、訂正したいというお話が私どもに来ておりますけれども、大事なことですし、まず冒頭、訂正するなら訂正してもらって、どうしてそうなったのか御説明願いたいと思います。
【次の発言】 ここは厚生労働委員会じゃないですから余り年金のことを聞きたくないんだけれども、私も偉そうな質問できないので、大臣に聞いておきたいと思うんですが、私は国家基本政策委員長を辞任したんです。なぜ辞任したかというと、私は弁護士で、二十七歳で弁護士になりましたけれども、弁護士というのは独立自営、独立不覊、老後は……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 今、岩井先生から、自分の経験も踏まえられた非常に貴重な御意見も承りながら、私は感銘を持って聞いておったんですけれども、行政事件訴訟法を質問しろということで一生懸命勉強しましたけれども、こんな分からない法律はないですな。難しくて分からない。それが率直な感想ですよ。 この前、この行政事件訴訟法について、私どもの民主党・新緑の鈴木寛議員が大臣に本会議でいろいろ質問をいたしておりました。自分の同僚議員を褒めてはいかがと思いますが、私は非常に立派ないい質問だったなというふうに率直に思いました。彼が提起をしている幾つかの問題について、各論に入る前にや……
○角田義一君 民主党・新緑の角田義一でございます。 三人の参考人の先生方から大変な御高説を拝聴できまして、心からお礼を申し上げます。 まず、園部参考人にお尋ねいたしますが、最高裁の判事をお務めになった参考人にこういうことを聞いては御無礼かもしれませんけれども、私は、よくまあ日本の国民は今までこんな難しい訳の分からぬ行政訴訟の規定を乗り越えながら闘ってきたな、そして判例を積み上げてきたなという感じを率直に持っておりますが、それにしても、勝訴率というのが一七、八%とかいって、余り原告は勝てない。裁判所の態度というのはどっちかというと行政寄りじゃないか、行政に甘いんじゃないか、国民の権利救済に関……
○角田義一君 民主党・新緑風の角田義一でございます。 知的財産高等裁判所設置法、それからそれに伴う裁判所法の一部を改正する法律案について若干お尋ねしますが、先ほど吉田議員からいろいろお尋ねがございまして、じっと聞いておりましたけれども、なかなかよく分からぬところが幾つかありますね。 今年の四月に、先ほど御説明があったとおり、民事訴訟法改正になっているわけでしょう。そして、特許のような技術的専門性の高い知的財産に関する事件については東京地裁あるいは大阪地裁、東京高裁の専属管轄になっている、事件の集中化ができているわけです。四月ですよ。今、六月、今日は幾日だ、三日か。なぜわずか一か月ぐらいの間……
○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。 先ほど松村先生の方からもお話がございましたとおり、前回、事実上本案について相当多方面にわたってお尋ねをいたしておりますので、その辺のもう重複は避けまして、最後になりますので、ちょっと実務的なことで恐縮でございますが、幾つか詰めておきたいという問題がありますので、御答弁をいただきたいと思う。 一つは、今回のオンラインシステムによって電子署名とかあるいは電子証明とかという問題が改めて大きな問題になってきておると思いますが、昔流に言えば電子証明というのは印鑑証明に当たるんじゃないかと理解をいたします。そして、我々がなじんできた実印というものが、これ……
○角田義一君 民主党・新緑風の角田義一でございます。 大変個人的なことで申し訳ないんですけれども、先生の御経歴を拝見しましたら私と生年月日が一緒でございまして、高名な学者と、私は一介の国会議員でございますけれども、今日はおいでいただいて御質問をさせていただくことを大変有り難く思っております。 同じ世代ですから、先生のお書きになったものを拝見しますと共鳴する点も多々あるわけでありますが、日本国憲法の原理は、もう釈迦に説法ですけれども、国民主権と基本的人権尊重と平和主義、これは三位一体と言われておりまして、もう一つ大きな法の支配というのはちょっとこのごろないがしろにされているような気もしないで……
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