大門実紀史 参議院議員
19期国会発言一覧

大門実紀史[参]在籍期 : 18期-|19期|-20期-21期-22期-23期-24期-25期
大門実紀史[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは大門実紀史参議院議員の19期(2001/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は19期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院19期)

大門実紀史[参]本会議発言(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 参議院本会議 第8号(2001/11/02、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、銀行等保有株式等制限等法律案について質問をいたします。  まず、現在の経済情勢の認識について伺います。  完全失業率が過去最悪の五・三%、潜在失業者を含めると十人に一人という人が失業しているというのはまさに非常事態であり、小泉内閣、特に経済閣僚の責任は重大であります。  ところが、小泉総理や竹中大臣は、構造改革なくして景気回復なしと壊れたテープレコーダーのように繰り返すだけであります。ほかに言うことはないのでしょうか。これは言いかえれば、景気対策はやらない、需要対策はやらないということであり、その結果が今回の五・三%という未曾有の失業率を招いたのでは……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 参議院本会議 第40号(2003/07/16、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、竹中大臣に対する問責決議案に賛成の討論を行います。  竹中大臣、あなたが大臣になってから日本経済と国民の暮らしはひたすら悪くなりました。最大の責任はあなたを任命し経済のかじ取りを任せた小泉総理にあることは明白であります。しかし、大臣自身も、問責決議案など出される前に、もっと早く自らの誤りに気付き、自分でお辞めになるべきでした。  問責決議案に賛成する理由はほかでもありません。あなたが日本経済をここまで悪くした当事者だからです。  竹中大臣が掲げてきた構造改革論は、元々、理論的な誤りと幻想に満ちたものでした。大臣は、構造改革なくして景気回復なしと繰り返……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 参議院本会議 第30号(2004/06/14、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、ただいま提案されました動議に断固反対の討論を行います。  中間報告の審議に対する反対理由は先ほど同僚議員からございました。直ちに審議するのはもっと反対でございます。  度々指摘されておりますとおり、本法案の審議が遅れたその理由は、与党の皆さんの責任、与党の皆さんが招いた審議の遅れでございます。会期末が迫ったからといって国会ルールを踏みにじり、野党の委員長にまで泥をかぶせ、他党に多大な迷惑を掛けてまで押し通そうとするこんなやり方は、強行採決と同じ、いや、それ以下のこそくなやり方であります。そのおごり高ぶりこそ、年金大改悪法案の強行とともに、参議院選挙で……

大門実紀史[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院19期)

大門実紀史[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 災害対策特別委員会 第2号(2001/11/28、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は、三宅島の被災者の方々の生活支援について質問したいというふうに思います。  従来、この被災者支援の問題では、国としてはなかなか個人の資産にかかわるものについては、今もありましたとおり云々だとか、また何といいますか、一般国民との公平性の問題があるというようなことも含めて、もう一つはやっぱり前例を余りつくりたくないというふうな非常に官僚的な対応があったりもしてきたところだと思います。  私はこの三宅島の問題というのは、例えば経済産業省が三月三十日に、これは後で触れますが、事業者の借入金についての非常に行き届いたといいますか、私は非常に評価している……

第153回国会 財政金融委員会 第3号(2001/10/18、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  今もお話がありましたけれども、この二月から八月にかけての量的緩和の効果といいますか、評価について最初にお尋ねしたいと思いますが、今の山本議員に対する御答弁にもありましたが、とにかくマネタリーベースは一四%以上伸びているけれども、サプライは四%ぐらいですかね、銀行の貸し出しはマイナスが続いているということで、要するに、じゃぶじゃぶと言われましたけれども、資金がだぶついて金利も下がっているんだけれども貸し出しが減るというふうな異常な事態だと私は思うんですよね。要するに実体経済に全然波及していないと。  この点で言いますと、私、速水総裁のいろんな記者会……

第153回国会 財政金融委員会 第4号(2001/10/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  きょうは、経済政策の基本問題についてお伺いしたいと思います。  六月に竹中大臣にお聞きいたしましたので、きょうは塩川財務大臣を中心にお考えをじっくり伺いたいと思います。  今も浜田議員からありましたけれども、私は、この構造改革といいますか、構造改革なくして景気回復なしということそのものを、進めてもらいたいというよりも、大変疑問に思っています。  何かこれは当たり前のことのように、構造改革をやらなければもうすべてお先真っ暗なんだというふうなことがあたかも当然のようにいろいろ言われているような気がいたしますが、本当にそうだろうかと。竹中大臣にお伺いし……

第153回国会 財政金融委員会 第5号(2001/10/30、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  銀行法そのものの質問の前に、今の銀行が置かれている状況といいますか、特に銀行の自己資本と公的資金の問題について質問をさせていただきます。  日銀から速水総裁と田谷審議委員に来ていただいて、どうもありがとうございます。  先にこの問題について日銀のお考えを聞きたいと思いますが、昨年の七月に金融財政事業研究会の五十周年シンポジウムというところがございまして、速水総裁がそこで講演といいますか、ごあいさつをされております。大変興味深く読ませてもらいましたが、資本基盤の一層の強化というふうなことでお話をされています。要するに、日本の銀行の自己資本とアメリカ……

第153回国会 財政金融委員会 第9号(2001/11/13、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。きょうは、お忙しいところをありがとうございます。  山本参考人に先にお伺いしたいんですが、先ほど御意見を言われた中で少し気になったことがありますので先にお伺いしたいと思いますが、この機構について、当初は銀行救済的な色彩が強いので余り積極的な姿勢ではなかったといいますか、だったと。これは、公的資金による担保がされているという点が銀行救済的というふうに御判断されて当初はそう思われたんだと思いますが、それはよくわかりませんけれども、政府の説明をもろもろ聞いた後で、銀行業界としても評価をするようになったというふうに先ほど言われましたけれども、私は、評価という言い方……

第153回国会 財政金融委員会 第12号(2001/11/22、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、政府提出の租税特別措置法改正案並びに民主党提案の修正案に反対の討論を行います。  政府提出案は、小泉内閣の骨太方針で掲げられている証券市場の構造改革に基づいて提案されているもので、低迷する株価を下支えし、千四百兆に上る個人の金融資産を株式市場に誘導するため、株式譲渡益課税を思い切って減税しようというものであります。  しかし、株式市場の活性化、発展は、市場の信頼性の確保や証券業界の体質の改善によってこそ実現できるものであり、税の優遇によって一般国民を株式市場に参加させようとすることは本末転倒であります。  また、本改正案に盛り込まれた優遇措置の内容は……

第153回国会 財政金融委員会 第13号(2001/12/04、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。きょうは、竹中大臣、忙しいところ本当にありがとうございます。無理を言って済みません。  竹中大臣に来ていただきましたのは、今回RCCですけれども、この前は株の買い取りがあり、公的資金の再注入というのもいろいろ議論されていると。この全体の不良債権処理方針といいますか、特に骨太方針で明確にいろいろ示されているわけですが、その大もとのところをやっぱり立ち返ってお聞きしたいというふうに思いましたので、限られた時間ですけれども、先に竹中大臣に御質問をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  そもそも今の銀行をどう見るかということ……

第153回国会 財政金融委員会 第15号(2001/12/06、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  私は、金融庁の検査は大変よくやっておられる、むしろやり過ぎだという話をしたいというふうに思います。  今、信用組合あるいは信金をあわせて破綻が大問題になっています。それに、その取引先といいますか、顧客がRCCに大量に送られているという関連できょう質問させていただきたいわけですけれども、今年度に入って、十一月三十日現在で信組がもう二十五も破綻している、信金は七も破綻しているという状況です。十一月に入ってから信組が十三、信金が四つ、十一月だけで破綻しています。  これだけばたばた破綻しているというのは私は本当にもう異常事態だというふうに思います。私も現地で……

第153回国会 予算委員会 第6号(2001/11/15、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  衆議院、参議院のきょうまでの議論を通じて、小泉総理も竹中大臣も、景気が一段と悪化しているにもかかわらず、相変わらず構造改革なくして景気回復なし、また、だから構造改革をやるんだということを繰り返し述べてこられました。  昨日、十一月の月例経済報告が出たわけですが、さらに悪化ということが出ているわけですが、もう一度お聞きいたしますけれども、それでもほかに言うことは何もないんでしょうか。
【次の発言】 そういうことでありましたら、きょうは、構造改革論そのものに私は大変疑問を持っております。その矛盾といいますか、問題点そのものについてお聞きしたいというふ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 厚生労働委員会 第17号(2002/07/09、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は最初に、今回の一・五兆円の負担増と景気との関係について質問したいと思います。  坂口大臣は、今回の一・五兆の負担増だけでは景気が悪くなるとは一概には言えないというふうな答弁を繰り返してこられたわけですが、先ほどもありましたが、徐々に景気がよくなっているというふうなこともございましたけれども、消費で見ますと、これは内閣府も認めておりますとおり、かなり依然厳しい状況にあるというふうに思います。  この消費との関係で、今回の一・五兆円の負担増が私は押し下げの大きなインパクトを与えると思いますが、大臣、どう思われますか。

第154回国会 災害対策特別委員会 第5号(2002/05/29、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日はどうもお忙しい中、ありがとうございます。各参考人に一問ずつお聞きしたいと思います。  島崎参考人、予知が難しいというお話、よく分かるんですけれども、そうしますと、今、大震法の仕組みそのものが、マグニチュード八クラスの地震なら高い確率で予知できるという前提でいろいろ組み立てられている仕組みになっていると思うんですが、その判定会の問題ですね、警戒宣言も。  そうすると、実際問題、その大震法の仕組みといいますか、判定して警戒宣言を出していくという仕組みそのものがやっぱり無理があるというふうにお考えなのか。それとも、今の仕組みの中でも、予知の在り方あるいはいろいろ警戒宣言の出し方……

第154回国会 災害対策特別委員会 第8号(2002/07/19、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  まず最初に、三宅島島民の皆さんへの支援対策について伺います。  先ほど、山口議員からもありましたが、私も先日八王子のげんき農場に行って、島民の方々の具体的な要望を伺ってまいりました。今日は、時間の関係で、その中でも今非常に切実になっている二つのことに絞ってお伺いしたいというふうに思います。  一つは、島の住宅、それぞれの皆さんの住宅の保全の問題です。出されました要望は、シロアリ対策とか、ネズミが発生している、あるいはもう屋根がほったらかしになっていると、こういう問題を非常にみんな悩んでおられました。  それについては、今、職工組合の皆さんが点検に……

第154回国会 財政金融委員会 第2号(2002/02/01、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  今日は、不良債権処理との関係で企業再生にかかわる問題、企業の再生ということにかかわる問題について質問したいんですが、その前に一言。  十二月の六日に信金・信組問題で私は柳澤大臣に質問させていただきまして、その後も次々と相次いで破綻しているわけですけれども、金融庁のやり方そのものは、私ははっきり申し上げて間違っているということで申し上げて、そこは対決点だと思いますが、ただ、六日の日の質問の後、柳澤大臣、あのときもお答えいただきましたけれども、そうはいっても今実際に破綻しているところの借り手の皆さんに対しては配慮しなきゃいけないということで、後で伺いました……

第154回国会 財政金融委員会 第6号(2002/03/20、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  大臣、お疲れのようですけれども、柳澤大臣、今日はソフトにやりますのでリラックスして答えてもらえればと思いますけれども、私の質問に入る前に、午前中、円議員の大変切実な問題の御質問があったわけですが、それに関連して一言だけ御指摘したいなといいますか、質問通告しておりませんけれども、大臣言われましたけれども、これからはリスク管理をやって、リスクに見合った金利を取って中小企業に貸していけばいいんだというお話しされましたけれども、私、この間、今日はちょっと、じっくり次回やろうと思ったんですが、この金融検査マニュアルをずっと調べさせていただいているんですけれ……

第154回国会 財政金融委員会 第8号(2002/03/28、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  法案の質問に入る前に、午前中、浜田委員からもございましたけれども、今大変焦眉の課題になっています中小企業への融資、地域金融の問題について質問させていただきたいと思います。  最初に、経済産業省おいでいただいていますけれども、この間の中小企業融資の現状がどうなっているか、簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 今御報告いただいた中の、二十五都道府県のヒアリングですか、この中で、後で御質問さしていただきますが、金融検査マニュアルについて、かなりあれがあるために融資が厳しくなっているという声も寄せられたというふうに、これは経済産業委員会で、……

第154回国会 財政金融委員会 第11号(2002/04/11、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  法案の審議に、法案の質問に入る前に、今回の確定申告のときに起きましたある事件について、国税庁に先にお聞きしたいというふうに思います。  これは先月の三月十三日に東京の練馬東税務署で起きた問題でありますけれども、この三月十三日といいますのは、毎年、全国で重税反対統一行動ということで取組が行われている日であります。  これは御存じでない方いらっしゃると思いますので若干申し上げますと、もう一九七〇年から行われておりまして、今年で三十三回目、三十三年目になる、全国で五百九十一か所、参加者が二十三万五千人というふうな取組です。いろんな中小企業団体あるいは労……

第154回国会 財政金融委員会 第13号(2002/04/18、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  法案については、もう入澤先生、大塚先生から詳しく鋭い御指摘ありましたので、私、一つだけ確認の意味でお聞きをしたいというふうに思います。  日弁連が、今年の二月二十日なんですけれども、これは今法案、この法案と直接関係するわけではありませんが、「テロ資金防止条約批准と国内立法についての会長声明」というのを日弁連が出されております。これは、要するにテロリズムの拡大解釈に対する懸念を日弁連が示されているものでありまして、例えば南アフリカのアパルトヘイトに反対する活動とか、東チモールの独立支援に対するカンパ、こういうものまで犯罪行為とされる可能性があるとい……

第154回国会 財政金融委員会 第14号(2002/04/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  法案に入る前に、是非この機会に一点だけ塩川大臣にお伺いしたいことがございます。これは先日、我が党が公表いたしました官房機密費に関する内部文書についての件です。  この内部文書は、機密費の会計記録の一部、金銭出納帳等々ですけれども、この中に、パーティー券購入などの政治資金のばらまき、あるいは長官室手当などのやみ給与まがいのものとか、日比谷高校の会費、つまり全くの私的な経費と、こういうものも記載されているわけです。また、野党議員への背広代といいますか、国会対策費というふうな種類のものも目立つわけですけれども、どう見ても国家機密とは何の関係もないものが……

第154回国会 財政金融委員会 第16号(2002/05/23、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、本法案に反対の討論を行います。  そもそも現行の金融庁の検査、特に金融検査マニュアルは中小企業の実態に合わない欠陥マニュアルであります。  こういう検査やマニュアルを国民生活金融公庫など中小零細企業向け融資を担う政府系金融機関に持ち込むことは、現在、特殊法人改革の名の下に、業務の縮小、貸出し抑制が進められていることと併せ、中小企業の融資を一層困難にする方向に働くことは明白です。  以上の理由から、本法案に反対を表明します。  以上です。

第154回国会 財政金融委員会 第18号(2002/06/04、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私は、日本共産党を代表して、本法案に反対、民主党提案の修正案に賛成の討論を行います。  本法案が進めようとしている決済システムの改革は、大手金融機関主導の改革を一方的に促進しようというもので、巨額のシステム開発費用を負担できない中小証券会社は淘汰されるか、あるいは大手金融機関の傘下に統合されるかであり、いずれにせよその存立を脅かされることになります。  また、国債整理基金特別会計の金利スワップ市場への投資は、デリバティブ取引そのものであり、相手方金融機関等の信用リスクを抱え込む等の問題点があり、認めることはできません。  以上の理由から、本法案に反対するものです。  なお、民主……

第154回国会 財政金融委員会 第20号(2002/06/11、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 最初、竹中大臣にお願いしたんですけれども、まだ時間が掛かりますかね。そうしたら……
【次の発言】 改めて、日本共産党の大門です。  せっかく浜田さんが今回の税制改革、応援する質問をされましたけれども、水を差すようですけれども、私の方はかなり厳しい税制改革の御批判をさせていただきたいというふうに思います。  最初に竹中大臣に、今のこの日本経済の実態との関係で、今回の税制改革の方向について幾つかそもそも論をお聞きしたいというふうに思います。  GDPの一―三が出たわけですが、全体として、どういいますか、私から言わせると、しょせん一喜一憂の範囲にすぎないといいますか、根本的にそのベー……

第154回国会 財政金融委員会 第22号(2002/06/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  本題に入る前に、今月が、国税関係職員のちょうど今週、来週辺りが人事が発令される時期でありますので、この点に関して一つ二つ質問をしておきたいというふうに思います。  今までこの委員会で、国税関係の法案のたびに国税職員の、あるいは税関職員の処遇改善というのが附帯決議でほぼ全会一致で上げられてきたところです。ところが、この処遇改善以前の問題として、我が党はかねてから取り上げてまいりましたが、いわゆる組合差別問題というのがございます。置き去りにされてきた問題であります。  昨年、全国税関労働組合、全税関と略称言いますけれども、これに対する賃金差別裁判が、二十七……

第154回国会 財政金融委員会 第25号(2002/07/18、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に竹中大臣に、景気、特に消費の動向についてお聞きしたいというふうに思います。  午前中に景気の問題ありましたけれども、要するに、先行きがまだまだ見えない最大の原因は総需要がやっぱり低迷していると、特に消費のところが、消費低迷の問題だというふうに思います。月例経済報告でも消費は横ばいということですし、五月の家計調査を見ましても実収入も消費支出も前年同月比でマイナスになっているということで、依然、消費については予断を許さない事態にあるというふうに思います。  そこで端的にお聞きしたいんですが、竹中大臣としては、今の個人消費、家計消費が改善しない具……

第154回国会 予算委員会 第14号(2002/03/18、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は、経済問題、デフレ対策について質問をさせていただきます。  最初に、竹中大臣にお伺いしたいと思いますが、今回の政府のデフレ対策については、自民党の麻生会長もデフレ加速策じゃないかというふうに発言しておられますし、衆参あるいは与野党を問わず、デフレ圧力になるのではないかというふうな懸念の質問が相次いで出されてきたところであります。  そういう点で改めて、なぜこの対策で、このデフレの中でデフレを促進といいますか、圧力を掛けながらデフレも解消し、また、不良債権がどんどん新規発生しておりますけれども、不良債権の解決のめども付くのか、もう一度御説明をい……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 財政金融委員会 第3号(2002/11/07、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  竹中大臣、このたび金融担当兼務、大変御苦労さまでございます。いつまでおやりになるか分かりませんけれども、取りあえずよろしくお願いしたいと思います。  竹中大臣とは、予算委員会あるいはこの委員会にも来ていただいて、構造改革、不良債権処理については随分議論してきたつもりですが、私、今回大臣が出されましたこの加速案ですね、これについては、ちょっと今までと違って、どういいますか、何かちょっと奇異なものをといいますか、何か異質なものを、今までと違うものを感じるんです。しかも、なぜ今この時期にこの加速策が出されたかというふうなところも、ずっとこの委員会でこの……

第155回国会 財政金融委員会 第5号(2002/11/19、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  池田議員がNPO法案の発議者でありますので、NPO法の方は私の方から質問をさせていただきます。  今日も議論ありましたけれども、要するに何が問題になっているかといいますと、私は、政府、特に財務省のNPO活動促進に対する無理解といいますか、消極性ということがいろんなことのネックになっているというふうに思います。特に欧米の政府に比べたら、私はもう恥ずかしいくらいの後進性だということを最初に指摘したいと思いますし、そういう点、ですから、昨年せっかく認定NPO法人制度できましたけれども、財務省はやっと重い腰を上げて作ったんですが、中身は非常にアリバイ的だと。取りあ……

第155回国会 財政金融委員会 第6号(2002/11/21、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  本法案に反対の討論を行います。  まず申し上げたいことは、この法案の中身以前に、政府・与党の支離滅裂さであります。  先日出されました不良債権処理加速策、いわゆる竹中案は紛れもなく銀行の追い込み策であります。一方、この銀行株買上げの促進法案は銀行救済策であります。一体、政府・与党は銀行を追い込もうとしているのか、それとも助けようとしているのか、さっぱり分かりません。竹中案が本当にシナリオどおりドラスチックにやられれば、株はもっともっと下がって、こんな買取機構が機能する以前に幾つかの銀行はつぶれてしまうわけであります。銀行は今、株買取機構どころの話ではな……

第155回国会 財政金融委員会 第7号(2002/11/26、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  両法案に反対の討論を行います。  国民の願う特殊法人改革とは、無駄を削減して、国民生活に必要な部門はむしろ充実をすること、また天下りをなくし、利権、癒着構造にメスを入れることであります。  ところが、今回の特殊法人改革は、単なる衣替えにすぎず、国民の願いとは懸け離れた見せ掛けの改革でございます。電子情報処理組織の改正法案も看板の掛け替えにすぎません。万博記念機構改正案も、むしろ採算性を重視する余り、施設利用料の値上げ、サービスの後退など公共性を損なう懸念があります。  以上のことから、日本共産党は両法案に反対をいたします。

第155回国会 財政金融委員会 第8号(2002/11/28、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。私も今日、企業再生の問題についてお伺いしたいと思います。  まず竹中大臣に二、三お伺いしたいんですけれども、この間、企業再生という言葉が、今日も今ございましたけれども、飛び交っているわけですけれども、まずこのことが、竹中大臣としてはどういうことをイメージされているのか、なぜこれが必要なのかというところをまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 一つ確認しておきたいんですけれども、そういうふうに言われる場合の企業というのはどれぐらいの規模が想定されるのか。私、RCC問題、以前にも取り上げましたけれども、実際には中小企業といっても中堅クラスとい……

第155回国会 財政金融委員会 第9号(2002/12/03、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。よろしくお願いいたします。  今日は本当に御苦労さまです。  私は、ちょっとそもそも論といいますか、基本的な問題についてお聞きしたいというふうに思います。  今回のこの加速策、竹中プランと言われるものですが、私は委員会でも予算委員会でも取り上げてきたんですが、非常に唐突であるというふうに、なぜこういうものが急に出てきたのかということを大変疑問に思っているところです。  柳澤大臣のときは、大銀行を中心にオフバランス化をしてもらって、公的資金の注入は必要ない、皆さん自身も一生懸命やっているんだということを繰り返してこられました。私どもにとっては、ちょっと一生懸……

第155回国会 財政金融委員会 第11号(2002/12/10、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は、政府提出の二法案並びに民主党提出の修正案に反対の討論を行います。  まず、預金保険法の一部改正案についてであります。  今回のペイオフ解禁の延期は、不良債権の加速策と一体のものであり、不良債権処理の加速の期間が終わる二年後に解禁するというものであります。預金の全額保護措置の解除は景気の回復を前提にすべきであり、不良債権の処理の加速を迫り、金融機関の整理、淘汰を推し進めながら、同じ期間に期限を切ってペイオフの解禁を図ることは、中小金融機関からの預金流出を加速し、預金者の不安をかえって増幅するものであります。  次に、地域金融機関再編特別措置法……

第155回国会 予算委員会 第3号(2002/11/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  今日は、不良債権処理問題について、小泉総理だけにお伺いをいたします。竹中大臣、じっと座っていていただいて結構でございます。  今までの議論でも出てまいりましたけれども、日本経済というのはもう本当に今でさえ大変危険な状況にあるという話が大変出てきております。にもかかわらず、総理は、このただでさえ大変なときに不良債権処理加速というもっと不況をひどくする、もっとデフレをひどくする、もっともっと日本経済の危機を深めるという前代未聞といいますか、本当に常識では考えられない対策をこれから進めようとされております。私は、なぜこのときにわざわざそういうこ……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第4号(2003/06/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  今日は、平沼大臣が御出席いただいていますので、中小企業と金融絡みといいますか、金融不良債権の関係で、私の方はちょっと、もう今の時点でぎりぎりに追い込まれている中小企業の問題を幾つか御質問したいというふうに思います。  最初に、マイカルの問題ですが、実はこれは、金融財政委員会でも決算委員会でも取り上げてきた問題ですが、二〇〇一年の九月にマイカルが破綻をして大問題になったわけですが、これはもう基本的には金融問題が根っこにある問題だったわけですね。一兆七千四百億の負債を抱えた破綻ですけれども。あのマイカルの破綻の後、特別検査が始まる。あるいは、マイカルというのは……

第156回国会 災害対策特別委員会 第3号(2003/04/23、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  私は、今日は三宅島問題について、先ほど日笠先生から生活支援の方の話がありましたので、私の方は住宅問題に絞って質問をさせていただきます。  この委員会で決議が出されたのは去年の七月ですね、出されたのは。これも民主党の谷先生から御紹介ありましたので繰り返しませんけれども、この委員会としての総意として三宅島の復興に国として力を入れていくべきだという観点ですね。その上で、今三宅島では、いろいろありますけれども、特に住宅問題が緊急の対応すべき課題になっています。  若干御紹介をしたいんですけれども、三宅島の噴火家屋等被害者の会というのがございまして、七十一……

第156回国会 財政金融委員会 第4号(2003/03/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  私の方は、税制の基本問題と企業再生、二つの柱でお伺いしたいと思います。  昨年の六月、税制改正の議論がありましたときに、いわゆる広く薄く課税論について質問いたしました。要するに、今納税者が少なくなっているのは景気が悪いからだという点を御指摘して、余り広く薄く論には根拠がないというようなことを質問したわけですが、その上で今日は、そのときも取り上げましたけれども、課税最低限の問題について伺いたいというふうに思います。  あらかじめ申し上げますと、課税最低限を引き下げていく、つまり庶民にとっては増税の方向にしていくということと、その一方で企業、特に大きな企業には……

第156回国会 財政金融委員会 第5号(2003/03/26、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今の話、もう少し聞きたかったところあるんですけれども、私は予算委員会の理事をやっておりますので一言申し上げたいんですが、今の話は国会審議とは余り関係ないようにお聞きしました。それと、余り国会の審議のせいに最初からされるというのはどうも違うんではないかと思いますし、どんな大臣でも大臣は大臣ですから、出てもらわなきゃいけない場合もあるわけですから、余り簡単に国会審議ということにはならないと、私はそういうふうに思いますので、特別な場合、どうしてもこういう場合ということで提案はあると思いますけれども、いてもいなくてもということが簡単に口から出るというのはいかがかということを御指摘してお……

第156回国会 財政金融委員会 第6号(2003/03/27、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 両法案に反対の討論を行います。  関税定率法案に反対する理由を特に二点申し上げます。  第一は、加工再輸入減税制度の対象品目への革靴製品の追加が、中小零細の多い製造業者に死活にかかわる打撃を及ぼすからであります。国内の伝統技術を守る立場から反対をいたします。  第二は、簡易申告制度の改正が検査体制を一層骨抜きにするおそれがあるからです。  本法案は、特恵関税制度、農産物の特別緊急関税の適用期間延長など賛成できる点もありますが、法案全体としては賛成できるものではございません。  次に、国際開発協会増資法案です。  国際開発協会を含む世界銀行グループは、元世銀副総裁であったスティグ……

第156回国会 財政金融委員会 第8号(2003/04/22、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  福井総裁に初めて質問いたしますが、じっくりお考えを聞きたいと思いますけれども、今、日銀はここまで踏み込んだんだからもう一歩というお話ありましたが、私は、むしろ戻ってもらいたい、このまま行くと日銀はどこへ行ってしまうのかと。はっきり言ってもう、まともな日銀に早く立ち直ってもらいたいという立場で幾つかお聞きしたいというふうに思います。  まず、ちょっと原理的といいますか、素朴な質問なんですが、量的緩和と金利との関係なんですが、七九年に米国で量的ターゲットをやりましたけれども、それを話しすると長くなりますので、申し上げたいことの結論は、一定の金利が、ゼロじゃ……

第156回国会 財政金融委員会 第9号(2003/04/24、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  今までの議論、大臣のお話聞いていまして、保険契約者保護の必要性というのはもうそのとおりだと思いますし、全体として生命保険会社は今大変な状況だというのも分かります。私の学生時代の友人も大手の生保におりますので分かるんですけれども、ただ残念ながら、我が党はこの法案に反対をいたします。  なぜかといいますと、業界の責任で契約者保護はやるべきだというのは、これは金融庁も基本的にそういうお考えだと思いますけれども、そうすると、その業界が本当にぎりぎりの努力をそのためにしているのかどうか。今度の税金の張り替えですけれども、このスキームをくっ付けなければいけないまで……

第156回国会 財政金融委員会 第11号(2003/05/22、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  これからの覚悟もいいんですけれども、まず、なぜ二兆円も超えるこの公的資金を入れるような話になった経過がまだよく分からないんですね。先ほど峰崎委員からもありましたけれども、全然明らかにならないですから、まず、このりそなが過少資本に至る経過について、二兆円を超える国民の税金がそこに行く可能性があるわけですから、きちっとした説明を私お願いしたいと思うんです。  今日はいずれにせよ時間が短いですから、本番は来週開かれるであろう予算委員会になると思いますけれども、限られた範囲でその事実経過中心にお聞きしたいと思いますが。  一つは、新日本監査法人と竹中プランといいま……

第156回国会 財政金融委員会 第12号(2003/05/27、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日はどうも御苦労さまでございます。  りそながこういう事態になりましたので、ちょっとりそなの関係で奥山参考人に幾つか先に伺いたいと思うんですけれども、この委員会でも議論がありましたが、竹中大臣は、五月の七日の日に金融庁の事務方に対して、りそなと監査法人のことに構うな、介入するなということを発言されたようなんですけれども、それ、はっきり言われておりますが、奥山参考人は、新聞報道ですけれども、金融庁とりそなと監査法人でこういう見解を一致するための協議をしてほしかった、あるいはすべきだったというふうにおっしゃっていますが、その辺の真意はどういうことなんでしょうか。

第156回国会 財政金融委員会 第13号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  竹中大臣、午前中に続き、御苦労さまでございます。何かお疲れのようで、大丈夫ですか。
【次の発言】 お互い頑張りたいと思いますけれども。  目の覚めるような質問をしたいところなんですが、我が党はこの法案に今のところ、この時点では賛成というところでございますけれども、ただ、一つちょっと聞いておきたいんですが、我が党、賛成という方向で今検討といいますか、独自の判断で精査したわけですが、この間、公認会計士協会の方、あるいは、ちょっと異様なんですが、政治連盟の方が、公認会計士政治連盟の方が私の部屋も含めて回っておられるんですが、日本共産党に公認会計士協会の政治連盟の……

第156回国会 財政金融委員会 第14号(2003/06/13、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  今日は御苦労さまでございます。  私は、今の金融行政そのものがもう狂っているというふうにずっと指摘をしてきている中です。その中で起きた今回のりそな問題。ですから、そういう、もう本当に何をやっているのかというこの金融行政の中で、非常に象徴的に起きた歴史の一こまだというふうに私は認識をしております。  もちろん、りそなのそのものの責任、二兆円も公的資金を入れるということですから、ありますし、経営体力の一番弱いりそなが、大きな矛盾に満ちたこの金融行政の中で、私は、一番体力の弱いところ、あるいはいろんな経営上の問題があったところが脱落したということではな……

第156回国会 財政金融委員会 第17号(2003/07/03、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  私も早くと思うところはありますが、そうはいかないのがこの世界でございまして、六十分目一杯やらせていただきます。  前回の大塚委員が出された資料なんですけれども、私、これ大変な重要な資料だと思っておりまして、これはいつ、確認ですけれども、いつどこに、お調べになった結果をどこに報告されるのか、ちょっと確認の意味で、大塚委員が出された資料の調査について。
【次の発言】 といいますのは、私、これは本物でしたら、大変重要な中身だというふうに思うんです。これ、まだ去年のことですし、今回の法案の審議にも、背景に非常にかかわる問題だと思っていますので、本当はこ……

第156回国会 財政金融委員会 第19号(2003/07/10、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今の議論聞いていて、結論は理事会でということは分かりましたけれども、一つだけ是非、高木長官来られておりますので、質問する予定じゃなかったんですけれども、今出ませんでしたので、一つだけお聞きしたいんですが。  大塚委員が出された資料の三ページのところで、今回の予定利率引下げの関係でやり取りがあるんですけれども、読みませんけれども、要するに、予定利率引下げ、議員立法でやってはどうかとか、あるいは町内会方式、予定利率三%以上の契約者だけ手を挙げてもらって云々だとか、あるいは相手方の森副社長が、契約者から一人ずつオーケー取るのは大変な作業で時間が掛かるとか、議員立法でやればいいとか、こ……

第156回国会 財政金融委員会 第22号(2003/07/22、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門です。  私、今日はやみ金融対策に絞って質問をさせていただくことにしましたので、株買取りの発議者の皆さん、どうぞお引き取りいただいて結構でございます。お疲れさまでございました。  今回、与野党一致でこのやみ金融対策の法案が成立するわけですけれども、問題は、この法案ですべてが解決するわけではないと。やはりいろんなことに実効性を持たせていかなければいけないというふうに思います。そういう点で、この法案が成立するということを踏まえて、金融庁と警察庁に今後の取組について質問をしていきたいというふうに思います。  最初に金融庁ですけれども、竹中大臣にお伺いいたしますけれども……

第156回国会 財政金融委員会 第23号(2003/07/24、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  株買取りの方を今日は質問させていただきますけれども、既に問題点は衆参の今までの議論でかなりもう議論されています。問題あり過ぎてもう質問するのもうんざりするぐらいの法案だと私は思っておりますし、大体今国会は、何といいますか、こういう筋の悪い、たちの悪い法案が多過ぎますね、本当にね。前回の生保なんか、本当にもう、経済分野では本当にこの委員会で最悪の法案だったんじゃないかと、今年ですね、今国会、思います。  今回のこの株買取りについては、もう何といいますか、レベルが低いといいますか、本当に、何といいますか、国会でこういうのを議論するのかと思うふ……

第156回国会 予算委員会 第3号(2003/01/29、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門実紀史です。  関連質問をさせていただきます。  竹中大臣にだけお聞きいたしますけれども、私、今までの議論をお聞きしておりまして、今回の補正予算、何のために出されたのかというのがさっぱり分かりません。もう一度確認させていただきますが、今回の補正予算というのは、竹中プランといいますか、昨年出された、十月に出された不良債権処理加速に伴うデフレに対処するために出された補正予算だということだと思うんですが、もう一度確認のためにお願いいたします。
【次の発言】 国内の方で、そうしますと、要するにリアルに具体的に考えますと、特に主要行に対して不良債権処理の加速をやりなさいということであ……

第156回国会 予算委員会 第9号(2003/03/11、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に、坂井衆議院議員の問題についてお聞きをいたします。  坂口厚生労働大臣にお聞きいたしますけれども、坂井議員と関係のあった人材派遣会社でありますが、日本マンパワー、アデコキャリアスタッフ並びにアデコキャリアスタッフ九州、そして旧キャリアスタッフ、この四社への補助金、委託助成金の各社ごとの過去五年間の総額を教えていただけますか。
【次の発言】 ありがとうございます。  四社とも国から助成を、助成金を受けていたということだと思います。  委員長、資料の配付をお願いしたいと思います。
【次の発言】 今お配りいたしておりますが、我が党が調べたところに……

第156回国会 予算委員会 第17号(2003/03/28、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に、大島大臣にお伺いいたします。  私、三月十一日のこの予算委員会で、大島大臣が談合した企業から三千七百万円の献金を受け取られたということを指摘させていただきまして、その返還を求めました。大臣は、そのときは、因果関係を調べてみたいという御答弁をされまして、十四日の予算委員会では、どう返還するか勉強中だと。また、十八日のときには、何せ金額も金額ですからと、即刻返すのは難しいという御答弁をされています。十九日には、とうとう分割払を検討しているというふうにおっしゃっておりますけれども、要するに、返す意思はあるけれども、取りあえず返すお金はないという……

第156回国会 予算委員会 第18号(2003/05/29、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  まず、総理に今の日本の金融の状況全体についてお伺いをしたいというふうに思います。  国民の皆さんの暮らしがこれほど大変なときに二兆円を超える公的資金がりそなに注入される。あるいは、大手行が決算が出ましたけれども、過去最高の業務純益を出しているにもかかわらず、結局、最終的には軒並み赤字になってしまう。また、日銀は一生懸命銀行に資金をじゃぶじゃぶと言われるほど供給しておりますけれども、銀行から先はお金が行かない。むしろ貸し渋り、貸しはがし、また金利の押し付けが現場では起きている。  私、本当に日本の金融が今どうなってしまったのかと大変危惧をしておりま……


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第158回国会(2003/11/19〜2003/11/27)

第158回国会 財政金融委員会 第閉会後1号(2003/12/05、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 大門でございます。  足利銀行での衆参の審議も取りあえず私の質問で最後でございます。大臣、お疲れでしょうけれども、自分でまいた種ですので、もう少し辛抱してもらいたいと思います。  ただ、この問題、まだまだ解明されていない点がたくさんございまして、調査も我が党続けておりますけれども、その点で、今後の調査にかかわりますので、金融庁の対応について一点ただしておきたい点がございます。  十二月の三日、午後ですね、我が党の、私がキャップでありましたが、我が党の調査チームが足利銀行の本店にヒアリングに伺いました。ヒアリングそのものは金融庁の窓口紹介によりセットしたものですけれども、ちょうど……

第158回国会 財政金融委員会 第閉会後2号(2004/01/15、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  今日はお二人、御苦労さまでございます。私が最後でございますので、よろしくお願いします。  まず、日向野参考人にお伺いしますけれども、私、昨年十二月に足銀の本店お訪ねしてヒアリングをさせてもらいました。先ほどから述べられている皆さんの無念な気持ちというのは十分承知しているつもりです。  要するに、経営努力の途中だったと、もう少し時間が欲しかったという声を直接お聞きしたところです。また、栃木の中小企業あるいは旅館、ホテルの社長さんにもお会いしました。皆さん足銀を頼りにしてきたと、また足銀を支えようとみんなで努力してきたんだということを異口同音におっし……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 厚生労働委員会 第19号(2004/05/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に、森副大臣の未納問題についてお聞きをしたいと思います。若干事実経過がまだよく分からないところがありますのでお尋ねをいたします。  森大臣が坂口大臣に御自分の未加入、未納の問題について報告された、このときの経過でございますが、まず坂口大臣にお伺いしたいんですが、今までの、前回の委員会での御答弁でも、森副大臣から坂口大臣へのこの未納問題での報告というのは少なくとも二回はあったんではないかというふうに思います。  一回目は、これは議事録そのままなんですけれども、一回目といいますか、最初は、自分の年金を今調べております、機会を見て発表したいと。その……

第159回国会 財政金融委員会 第1号(2004/02/05、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 法案関係に入る前に、若干足利銀行問題で要望も含めて谷垣大臣に質問をしたいと思います。  最初に、足利銀行破綻についてはこの委員会で審議も参考人質疑もやってきたところですが、参考人質疑を通じても、金融庁が、竹中大臣去られますけれども、わざわざつぶしたというのが、ますますそういう認識が強まったところです。これは、自民党の中でも栃木周辺県出身の国会議員の皆さんも同じようなことをおっしゃっておりました。そして、谷垣大臣は地元からの御要望もお受けになったこともあると思いますが、この足利銀行の破綻についてどういうふうに御感想としてお持ちか、まずちょっとお聞かせいただきたいと思います。

第159回国会 財政金融委員会 第5号(2004/03/24、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日は、今現在、栃木県中心に北関東で大変不安が広がっております足利銀行問題に絞って質問をさせていただきます。  まず、破綻に至る経過の問題ですが、これはこの委員会でも審議がありましたし、先日の予算委員会では自民党の矢野議員からかなり厳しい追及もあったところです。矢野議員からもあとは頼むと言われておりますので、この点についてまずお聞きしたいと思いますけれども、私もこの委員会の特別審議で追及をしてまいりました。要するに、真相がまだよく分からないと。なぜ足銀が破綻に追い込まれたのか、このところがよく分からないという点が地元でもまだ残っているわけです。  要するに、足銀の旧経営陣が言っ……

第159回国会 財政金融委員会 第6号(2004/03/25、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日は一人で八十分いただきましたので、是非じっくり、丁寧に答弁をしていただければと思います。ただ、そうはいっても量より質でございますので、前向きな答弁がしていただけたら少し早く終わることもございますので、是非よろしくお願いしたいと思います。  最初に、消費税の免税点引下げの問題で、保育所と課税、非課税の問題について質問させていただきます。  四月一日から免税点引下げということで、一千万に下がりました。このことで、今、いわゆる認可外保育所、無認可保育所という言い方もいたしますけれども、そこに通う児童の保育料にも課税されると、消費税が掛かってくるということで、全国的に今問題になりつ……

第159回国会 財政金融委員会 第7号(2004/03/26、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党を代表して、両法律案に反対の討論を行います。  まず、公債発行特例法案について申し上げます。  そもそも、現在の膨大な借金財政は、過去の膨大な公共事業のばらまきや構造改革がもたらした不況による税収減など、政府の誤った政策によってもたらされたものです。本法案は、政策の抜本的な転換もなしに、いたずらに借金だけを増やすという点で反対であります。さらに、年金事務費の国庫負担を引き続き停止しようという点も問題です。本来、国が負担すべき年金事務費をいつまでも年金加入者に負担させるなど、無責任極まりない、言語道断のことであります。  次に、所得税法等の改正です。  最大の問題点は、……

第159回国会 財政金融委員会 第10号(2004/04/20、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 私の方も最初に量的緩和についてお伺いいたします。  この委員会でただもう量的緩和については何度も今日も含めて議論がございました。とにかくなかなか市中に回らないということも再三指摘されているところでございますし、デフレ克服の効果、もう今日も議論ありましたけれども、私は一つ一つこういう効果があったと言うほどのものはなかったんではないか、まあ、やらないよりましといいますかね、それと、やめるにやめられないいろんな条件が重なっている、このようなことではないかというふうに再三指摘しているところですけれども。  今日は、全体像について、個々のことよりも、量的緩和とは一体何だろう、何だったんだ……

第159回国会 財政金融委員会 第11号(2004/05/11、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日は財政健全化に関する集中審議ということですけれども、財政健全化といえば小さな政府論、小さな政府論といえば規制緩和論というのが連動しておりますので、今日はその規制緩和の問題について、具体例含めて質問したいというふうに思います。  まず、竹中大臣にお伺いいたします。  大臣は規制緩和をやれば経済が活性化するというようなことを言われてまいりましたけれども、実態はそう単純なものではないというふうに私思います。  例えば、需要が低迷しているときにむやみやたらに規制緩和やれば、活性化するどころか、かえって過当競争、ダンピング問題が起きると。お互いの首を絞め合うだけということも起きたりし……

第159回国会 財政金融委員会 第14号(2004/06/01、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 両法案に反対の討論を行います。  まず、証券取引法改正案についてであります。  本改正案によって更に銀行業務と証券業務が一体化いたします。本改正によって、投資者保護の仕組みが不十分なまま、多くの預金者、国民が証券投資に誘導されるおそれがあります。また、銀行が貸出し先の企業に証券発行を勧め、その資金で債権回収を図るなど利益相反を引き起こすことや、個人の信用情報を利用して預金者に株式を勧誘するなど、様々な弊害が予想されるものです。  次に、社債等振替法の一部改正案についてであります。  株式のペーパーレス、証券投資、証券決済のIT化は、巨額のシステム開発費を要することになります。こ……

第159回国会 財政金融委員会 第15号(2004/06/03、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今、山根議員との質疑で、構造改革の結果、経済が良くなってきたという議論ありましたけれども、そういう話になると私も一言、二言、言いたくなるんですけれども、今日はちょっと具体的な問題で、世の中そんなに良くなってないよという点で、二点、無認可の保育所に対する消費税課税問題と足利銀行問題、具体的な問題をお聞きしたいというふうに思います。  最初に無認可保育所への消費税非課税問題ですけれども、これは三月二十五日の本委員会で取り上げさせていただきました。要するに、四月一日から免税点が一千万に引き下げられたことによって小規模の無認可保育所にも課税されるという問題です。ちなみに、認可保育所は社……

第159回国会 予算委員会 第3号(2004/02/04、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門でございます。  両大臣、お疲れのところ、よろしくお願いいたします。  今回の補正予算の中に仕組まれている外為特会の補正に関連して、要するに円高介入資金の調達枠を七十九兆から百兆に増やすことに関連して質問をしたいというふうに思います。外為特会、円高の問題というのは少し複雑なところがございますので、是非分かりやすく御答弁もお願いしたいと思います。  まず、今の円高介入というのはアメリカの財政収支と密接に絡んでいるというふうに思いますので、財務省の方から、この間のアメリカの財政赤字の状況、加えてその主な原因について簡潔に御説明をお願いしたいと思います。

第159回国会 予算委員会 第11号(2004/03/16、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史でございます。  今日は、景気と雇用問題について質問をさせていただきます。  まず最初に、政府は景気が回復しているというふうにおっしゃっておりますが、午前中も自民党の方からありましたけれども、国民や中小企業にはその実感が伴わない、懸け離れているんではないかというふうに再三指摘されているところです。  総理に伺いますけれども、どうして中小企業、国民にそういう実感がわかないのか、総理はどういうふうにお考えですか。
【次の発言】 よく分からないんですけれども、要するに、大多数の人は良くなっていないからそういう実感がわかないんだ、もうそれだけのことだと私は思います……


大門実紀史[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院19期)

大門実紀史[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 予算委員会公聴会 第1号(2002/03/19、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 日本共産党の大門実紀史です。  最初に正村先生にお伺いしたいと思います。  先生、先ほど経済学者もしばしば人を忘れるというお話をされまして、私も最近それを強く感じております。本当に人を忘れた経済学者というのは、何といいますか、本当に歌を忘れたカナリヤみたいなものでして、そういう学者が学界にも、あるいは内閣府辺りにも増えているのではないかというふうに危惧を抱いているところで、そういう中、先生のお話、御意見を伺って、まだまだ捨てたものじゃないなと、気骨の学者がおられるなということで安心をしているところでありますけれども。  小泉構造改革の話が先ほどからありました。その基本的な問題に……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 財政金融委員会公聴会 第1号(2003/07/10、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 本日は大変御苦労さまです。  最初に村田公述人にお伺いしたいんですけれども、日本生命の社員をやられているということで、うちも日本生命ですので、お世話になっております。予定利率引き下げないそうで安心をしているところでもありますけれども、この間、衆参で議論をしてきて、この前、参考人で協会の会長も来ていただいて、私、もう大体いろいろ出尽くしているんですけれども、どうしても分からないところが何点かあるので、その点を中心にお伺いしたいんですけれども、まず、なぜ今この法案が今国会でどうしても通すということで、金融審議会も五月に急遽開かれる形で一回だけということで出てきたか。  私、金融でい……

第156回国会 予算委員会公聴会 第1号(2003/03/20、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 緊迫した事態になりましたが、続けたいと思います。  日本共産党の大門実紀史です。今日は、お忙しいところ、お二人とも本当にありがとうございます。せっかくの機会ですので、今日は、先ほどから話出ております構造改革のことについてお二人にお伺いをしたいと思います。  まず、岩本公述人に伺いますけれども、実は私、この問題、竹中大臣と何度も議論をしてまいりまして、伺っていますと、大体竹中大臣と岩本公述人、同じような考えかと思うので、同じことを聞くとまた同じ答えが返ってくるというふうなやり取りにしたくありませんので、今日は是非自由に、御意見聞く場ですので、分かりやすくいろいろ答えてもらえればと……


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第159回国会(2004/01/19〜2004/06/16)

第159回国会 予算委員会公聴会 第1号(2004/03/18、19期、日本共産党)

○大門実紀史君 今日は、お忙しいところ、大変ありがとうございます。日本共産党の大門実紀史です。  時間がないので、もう端的にお伺いします。  井堀公述人に二点伺いますが、一つは景気との関係、財政再建との関係なんですけれども、今まで歳出削減、増税はそれほど景気の足を引っ張っていないという御認識の上で、さらに、先ほど触れられましたけれども、かなり大胆な増税策が打ち出されておりますけれども、今まではそれほどという認識も私とは違いますけれども、仮にそうだとしても、これだけの増税策をもし本当にやっていったら、私はかなり景気の足を引っ張ると思いますが、いかがかというのが一点です。  もう一つは、これも井堀……



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データ更新日:2022/12/18

大門実紀史[参]在籍期 : 18期-|19期|-20期-21期-22期-23期-24期-25期
大門実紀史[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

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