このページでは西田実仁参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 私は、自由民主党並びに公明党を代表して、ただいま議題となりましたサミット報告につきまして、総理ほか関係大臣に質問をさせていただきます。 まず、サミット開催中のイギリスを襲った地下鉄、バスの連続爆破テロの犠牲者に対して心から哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々、御家族に心からお見舞い申し上げます。 日本国内でも、こうした無差別テロ、とりわけ公共交通機関をねらったテロ行為に対する不安が広がっております。もちろん、不用意に不安心理をあおることは厳に慎まねばなりませんが、万が一への備えはこれまで以上に求められております。 公共交通機関におけ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、まず、さきに日本と中国との間で首脳会談が行われました。小泉総理を中心にお聞かせ願いたいと思います。 午前中の質疑でもございましたけれども、総理は、持論であります中国は脅威ではないと、チャンスなんだと、このように強調され、また、日本と中国との貿易量が日本にとって今、今年千六百億ドルぐらい行きそうですけれども、近い将来アメリカを抜いて最大の貿易パートナーになるのではないかと、このようなことも言われたというように報道されておりまして、大変重要な御指摘でもございますし、経済について日中間で大変に交流が深まっていると、こういう御指摘をいただいたわ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 さきの参議院選挙で初当選をいたしまして、本日が最初の質問となりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)ありがとうございます。 まず冒頭、午前中にもお話ございましたけれども、度重なる台風、また新潟県中越地震、謹んでお見舞い申し上げるとともに、補正予算の基本的な考え方について断片的に報道等されておりますけれども、財務大臣に御確認をさせていただければと思います。 基本的に、まず思いとしては、もう年度内にも補正が組んでいただきたいという思いがあるわけでありますけれども、これまでの財務大臣等のお話によりますと、今年度の災害復旧費七百二十七億……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日はお忙しいところ、日銀総裁を始め関係各位の皆様、ありがとうございます。 まず初めに、これまでの議論でもございましたけれども、今回の展望レポートに示されております来年度の実質GDPの成長率の見通しでございますけれども、中心値が二・五%、いわゆる市場のコンセンサス、例えばESPのフォーキャスト調査等見ましても、やや強気の見方をしているという印象が持たれるわけでございます。 成長はそういう意味では強気を見ている中で、消費者物価、CPIにつきましては若干のプラスと。ここが、ちょっとそのロジックを御説明いただければと思いますけれども。
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 足利銀行についてお伺いしたいと思っておりまして、埼玉県、私、選出でございますけれども、埼玉県の特に県北地域におきましては実はあの足利銀行をメーンバンクといたしております中小企業が数多く存在しておりまして、とりわけ埼玉には昔からの地方銀行があるわけですけれども、そうしたところとなかなかお付き合いいただけない、ある意味では、県内では新興企業、成長著しい企業につきましては、歴史をさかのぼりますと、こうした足利銀行をメーンとする、そういう意味では県外、その足利銀行の本店とは違う地域ではございますけれども、かなりお付き合いが多うございまして、大変に今回の破……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。どうかよろしくお願いいたします。 先ほど野上委員からもお話ございましたけれども、私の方からは、先般公表もされました財政審のこの十年展望というんですかね、この試算につきましてちょっとまず最初にお話をお伺いしたいと思います。 結論からいいますと、十年後に、今の財政を前提といたしますと、十年後には消費税を二一%相当分、若しくは歳出規模を三分の一にカットしなければならないと、大変にショッキングな姿がここで示されたわけでございます。また、今回の試算につきましては、これまでとは違いまして、まず国の一般会計の十年後の一つの姿を示した。また、歳出の削減のみならず……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 先ほど若林委員からも御指摘がありました点から、まず御質問をさせていただきたいと思います。 昨日、竹中大臣の方から、このFTAに関しまして、今後経済財政諮問会議におきまして基本戦略を練っていくと、こういう報道がございまして、その結論を来年夏の骨太の方針二〇〇五、二〇〇五に盛り込んでいくと、こういった趣旨の御発言がございました。 経済財政諮問会議のメンバーのお一人として谷垣大臣にお聞きしたいと思いますけれども、先ほど来御説明ありましたとおり、今までも、決して行政の縦割りといった交渉ではなく、関係閣僚が連携を取り、会議を開いてきたと、こういうお話が……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。両参考人、お忙しいところ、大変にありがとうございます。 まず、古沢参考人にお伺いしたいと思いますけれども、今回のこの業法の改正の大きなねらいとして、信託というこの仕組みを日本の金融システムの中にいかに根付かせて普及させていくかということが問われているわけでございますけれども、その際に、特にそうした信託という仕組みを広めていく上で、先ほど新井参考人からもお話いただきましたけれども、中小零細企業がこの信託という仕組みを使って様々な資金調達やあるいは知的財産の保全等を図っていくということが非常に重要であるというふうに私は認識しております。 その上でお聞……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は大変にありがとうございます。今まで議論がございましたので、それに追加する形で御質問させていただきたいというふうに思います。 先ほど来からお話ありましたとおり、参考人がおっしゃったとおり、百人以上の人員を投じて過去の営業行為についても調査をしている最中であると。この件に関しまして、特にハイリスク商品等の顧客に与えた被害についてお聞きしますけれども、まず、この調査結果はいつまでにだれが責任を持って公表をされるおつもりなのかという点が一点。 二つ目には、仮に違法行為等があった場合に、顧客に対して損害賠償等に応ずるおつもりがあるのかどうかという……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日は、両参考人、大変にありがとうございました。 私の方から加藤参考人にお聞きしたいんですけれども、この事業仕分を実際に新潟県とかで作業されておりました。結果として、不要な、あるいは民間へ、行政が手を離すべき事業として一〇%程度があるという、そういう結果になったわけでありますけれども、その後これどういうふうになっているのかというのが、そういう結果が出て、その不要なものとかあるいは民間へ移すべきというような仕分された後に、どういう作業、あるいは今、現状どうなっているのかということを是非お聞かせ願いたいと思います。 その上で、民間へいろいろと移した方……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
まず最初に、社会保険庁の改革につきまして、特に人員の配置の見直しというところで御質問をさせていただきたいと思います。
先ほどの長官のお答えの中に、人員配置の見直しに当たりましては、ブロック間の異動も行っていくんだということをお答えになっておられました。確認でございますけれども、これはすなわち全職員を対象とする人員配置であると。必ずしもブロック採用を行ってからの職員ではなくて、全職員を対象とした、言わば全国どこ行くか分からないよと、こういう人員配置の見直しと考えてよろしいんでしょうか。
【次の発言】 すなわち、ブロック採用した職員に対しましても、……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 まず初めに、文科省さんにお伺いしたいことがございまして、財団法人の日本学会事務センターの破産につきまして今日はまずお聞きしたいと思います。 このセンターは、もう御承知のとおり、文科省さんが所管をしてきた財団法人でございまして、昨年の八月に正に非営利の公益法人である財団が破産をするという前代未聞の出来事が起きました。公益法人ですので、本来は公益に資するためにつくられた財団なわけでございますけれども、逆に全国に広がる約三百に上る様々な学会が公益を、その学会に対する公益が損害を与えるという、そういうことになってしまったわけでございまして、どういうこと……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日は、平成十五年度決算につきまして、まず初めに農林水産省の皆さんにお聞きしたいと思っております。 先ほど尾立委員からも御指摘ございましたけれども、特に、特別会計におきます決算剰余金の扱いにつきまして、やや問題提起型で御質問をさせていただきたいと思います。 特に取り上げさせていただきたいのは、この農業経営基盤強化措置特別会計でございまして、これはかなり予算執行率の低い事業ということでつとに指摘されているとおりでありまして、例えばこの平成十一年度から十五年度までの五年間を見ましても、歳入に対します歳出の比率というのはもうほとんど二〇%台という決算の……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 山下委員に続きまして、私の方からは、当委員会で四月十一日にも取り上げさせていただきましたけれども、文科省、その際は文科省所管の財団法人の破産につきまして取り上げさせていただきました。 本日は、外務省所管であります財団法人国際教育情報センターが昨年十一月に破産に陥りまして、その件につきまして、公益法人、本来は公益を守るべく存在する組織である公益法人が逆に公益に対しまして害をなすというようなことが繰り返されてはならないという思いも込めまして、その事実関係等について大臣また政府参考人の皆さんにお聞きしたいと思います。 この財団法人国際教育情報センタ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 まず、今御議論ございましたけれども、定率減税のこの縮減問題につきまして、最初お聞きしたいと思います。 日本銀行が定期的に出しております生活意識に関するアンケート調査の最新のものを見ますと、家計が支出を減らしている理由として、年金や社会保険の給付が少なくなる等の不安とか、あるいは増税や社会保障負担の引上げが行われるのではないかという不安、これが上位を占めているわけでございまして、一方、どうしたらじゃ支出が増えるのかと、家計の支出が増えるのかということを聞きますと、最も多いのは所得税減税してほしいとか消費税を引き下げてほしいとか、そういうことよりも……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 私の方からまず、おとといだったでしょうか、銀行のカードの偽造キャッシュカードに対する提訴がなされました。公明党といたしましても、私も事務局長としてずっとこの対策に取り組んでまいりまして、訴えられた皆さんに、原告の人たちにも随分何度もお会いして様々なお話をお聞きしてまいりました。立法措置も含めて今鋭意検討しているところでございますけれども、ちょっと絞ってお話をお聞きしたいと思います。今金融庁さんの方でもスタディーグループで検討されているということでございますので、絞ってお聞きしたいと思います。 結局、被害者の方の最大の銀行に対する不信ないしは不満……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日はありがとうございます。 まず、私の方からは、少子高齢社会における歳出増に対応してどのような税収構造を持っていくべきなのかというあるべき税構造につきましては、まずもってできるだけ早く国民にお示しすることが大事であろうかというふうに思いますとともに、その議論は先ほどございましたのでそこは省かせていただきますけれども。 もう一つ、やはり総理は、改革なくして成長なしと、こうやってこられました。正にこの次が、成長なくしては財政再建もないと、こういうことだろうかと思います。 そういう意味では、この自然増収、景気の拡大を維持することによって増収を、自然……
○西田実仁君 私の方からは、幾つか確認とともに、今回の関税定率法等の改正法案につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、今回の改正案の中には、この知的財産権侵害物品等の水際取締り強化ということで、輸入者の利益に配慮しながらの見本検査ということがうたわれております。また、これまでなかった重加算税を設けていくという、賦課するという、こういう規定も設けられているわけでございまして、こうしたこの輸入者の利益に配慮しつつ見本検査をするとか、あるいは重加算税を賦課していくと、こういうことになりますと、当然、不服申立てというか、なぜ重加算税掛けてくるんだと、あるいはその見本検査をなぜす……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。どうかよろしくお願いいたします。 午前中も様々な議論がございまして、私の方はまず日銀短観につきましてお伺いしたいと思っております。 総裁からも、午前中、賃金につきまして下げ止まりという御指摘もございまして、これから上がっていくのではないかというような御指摘もあったと記憶しておりますけれども、まず、今回のこの日銀短観における労働市場、特に雇用判断DI、これを見ていくと、全産業ベースでバブル崩壊後初めてこの雇用判断DIが過剰から不足へと転じたということが非常に大きな特徴の一つかというふうに思っておりますが、まず総裁の方、この現下の労働市場の需給につき……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
今日は、まず初めに、いわゆる認可あるいは無認可問わず、根拠法あるなし問わず、共済と言われるものにつきまして、特に九〇年代、実態がなかなか分からないといいながら、総務省さんの調査等を見ますと、やはり九〇年代に入って急増していると。年々倍増しているぐらいにかなり急速に増え出しているということが言えるんではないかと思いますけれども、まず、この共済が九〇年代に入りまして増え出したその背景にあるものがどんなものがあるのか、これについてまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 正にこの九〇年代、先ほど来お話もございましたけれども、保険会社が相次いで破綻をす……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、日本の為替政策につきましてお聞きしたいと思います。 この連休中に開かれましたトルコのイスタンブールでのアジア開発銀行年次総会におきまして、谷垣大臣御出席され、また演説もされたわけでございますけれども、このイスタンブールでの年次総会におきまして、アメリカを筆頭といたしまして、欧州政府もかなり中国の通貨政策に対しまして激しい批判ないしは要求が展開をされておったというふうに報じられております。すなわち、人民元の早期切上げあるいは変動幅の拡大といったことに具体的にはなろうかと思います。 こうした中でも、しかしながら谷垣大臣は、昨日も記者会見も……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日は、お三方、大変にありがとうございます。 まず、最近の様々な企業不祥事に関しまして、今日御出席いただきました皆様方の機関並びに組織の役割がいろいろと変わってきている、その過程なんだろうなというようなことを思っておりまして、しかしながら一般論とかしても仕方ありませんので、具体的にカネボウの例を引きながら、それぞれの役割がどういう変貌の過程にあり、またどういう役割を今後担っていくのかということに関しまして確認をさせていただければと思います。 まず初め、産業再生機構さん、機構さんに関しましては、六月六日の日に第三者割当て増資、カネボウ化粧品を引受先……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 当初、谷垣財務大臣に人民元の話をお聞きしようと思いましたが、先ほど平野委員からもございましたので、日銀の武藤副総裁に最初お聞きしたいと思います。 最近の公表されました議事録等を見さしていただきましても、金融政策決定会合におきまして、この委員の間で残高三十兆から三十五兆という残高維持につきましては意見の相違が出てきていることが明らかになっているわけでございますけれども、例えばアメリカの場合、FEDにおきまして仮に意見の相違がいろいろ出てきた場合、伝統的にと言っていいんでしょうけれども、例外はもちろんあることは承知しておりますけれども、基本的には、……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
まず初めに、限られた時間でございますので、今回の立法の過程で特に苦労をされた点につきまして発議者にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この法第五条第二号のところでございますけれども、銀行から被害補償を受ける場合に三つの要件がいずれも該当しなければならないということで、一言で言えば、銀行にしっかり届け出て、そして十分な説明をしなければならないと。特に第二号のところにそのような規定がなされているわけでございますけれども、ここは実際に被害に遭って、もういろんな意味で気持ちも不安定な状態の中で、銀行に対して十分な説明といった場合に、この十分な説明がど……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
まず、私の方からは、これまでの郵政民営化に関する審議を整理をしていく意味から、民営化するメリット、民営化する、民営化によるデメリット、そして民営化しないメリット、民営化しないデメリット、それぞれにつきまして、国民の視点から竹中大臣にお聞きしたいと思います。
この場合国民というのは、利用者でもありますけれども、同時に納税者という両方の面を持っているわけでございまして、利用者であり、かつ納税者である国民の視点から、今申し上げた四つの視点につきましてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 一つ、先ほどお聞きし、お答えいただいていない民営化しないデメリ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、大変にお忙しい中、四人の皆様方には大変にありがとうございます。 今、るるお話がございまして、まず初めに私の方からお聞きしたいことは、郵便局が町や村の情報拠点であり、また公共サービスの拠点になっているというお話が、るるお話がございました。そういう意味で、情報、公的サービスの中核である郵便局と住民の皆さんとのまずつながりですけれども、その中核たる、地域の中核たる郵便局には今三つの事業があるわけでございまして、郵便と郵貯と、そして簡易保険と、三つあるわけでございますが、それぞれのお方にお聞きしたいと思いますが、郵政三事業のうち、その地域の中核……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、四人の皆様、大変にお忙しいところ、誠にありがとうございました。 私ども、昨日、岩手の盛岡の方に地方公聴会行かせていただきまして、私自身は埼玉の選挙区でございますが、先ほど冒頭立たれた関口先生と戦ったわけでございますけれども、その埼玉の中でおりますけれども、この岩手の盛岡の方、大変人の少ないところで郵便局を一生懸命やっておられる方の、職員の方からも様々お話をお聞きしました。 それで、まず最初に榊原先生に是非お聞きしたいと思っておりますが、先ほどお話ございましたが、いろんな論文で出されておりますので、その中で、例えば郵便事業は公社の形でで……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は大変に、四人の公述人の皆様にはお忙しいところ誠にありがとうございました。 まず始めに、先ほど坂下さん、また阿部さんの方から現場で働いている方々の大変な御苦労のお話がございまして、もちろん公社化する前から、また公社化してからも大変な御尽力、御努力をされて、地域に密着したいろんなサービスを、また情報拠点としても大変に貴重な存在になっておられるということがよく分かりました。 また、昨日は県内の二つの郵便局の方にもお邪魔させていただきまして、今現存しておりますこの全国津々浦々にある郵便局のネットワークがいかに貴重な国民の資産であるか、また地域の……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。どうかよろしくお願いいたします。 私はまず始めに、今日は四点ほど大きくお聞きしたいと思っておりますが、一番目は民営化委員会の位置付けにつきまして竹中大臣を中心にお伺いしたいと思っております。その趣旨は、だれが最終的にこの民営化の責任を取っていくのかということに尽きるんだろうというふうに思います。 実は私、今回二回目の質問をさせていただくわけでございますけれども、前回私の方で竹中大臣に御質問させていただいたときに、特にこの民営化後の郵貯あるいは簡保のこの新事業展開、貸付け等の拡大等につきまして質問をさせていただきました。その際、竹中大臣から民営化委……
○西田実仁君 西田実仁でございます。 私の方から、まず大型スーパーの撤退と地域の再生につきまして質問をさせていただきたいと思います。 今、ダイエーはもうもとよりでございますけれども、カルフール等、この外資系の大型スーパーの撤退も取りざたされております。この大型のスーパーが撤退した場合には、面としての町づくりあるいは都市計画というものに対して大変大きな影響を及ぼすことになるわけでございますけれども、まずお聞きしたい、経済産業省、内閣府にお聞きしますが、こうした大型スーパーの撤退の際、地域経済への与える影響、また地域経済とのかかわりにつきまして、どのような原則を取られておられるのか、お聞きしま……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、時間に限りもございますので、一点だけお聞きしたいと思います。 今後、小さな政府を目指していくということで、国有財産の適正な管理そして処分というものが今後加速度を増していくということが想定されておるわけでございますが、本日は、その具体的な事例として、この千葉県千葉市若葉区にございます法務省の野外訓練施設、約六千六百坪ございますけれども、この野外訓練施設が閉鎖をされるということで、これに関しまして質問をさせていただきたいと思います。 この野外訓練施設、六千六百坪、野球場とテニスコートを所有している法務省の施設でございます。この十月末、十一……
○西田実仁君 御質問をいただきましてありがとうございます。 今、山下委員からの御質問は、特にベトナムの場合の例を引かれまして、案件形成等の現地化がうまくいっているようだけれども、実際、政府機関のみならず民間NGOも含めてその連携はどうなのかという御指摘であったと思います。 確かに、ODAの現地化を進めていく意味では、政府機関のところに民間並びにそのNGOの様々な現地で実際に仕事をされている方々の御意見が、きちっとJBICなり、あるいはジェトロ、あるいは日本大使館、JICA等に吸い上げた上で、その上でその政府機関の連携を取っていくということが、もう既になされてはいますけれども、更にそれは深化……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、参考人の皆様にはもう大変なあってはならない事件の中でこのように国会に来ていただきまして、誠にありがとうございます。 私、中川参考人にお聞きしたいと思います。 中川参考人はこのホテルのオーナーということでございますので、この耐震偽装がなされた設計の中で、建設工事をしているときに、恐らく通常であれば週一回この定例会議というのがその現場で、施工現場では行われておりますし、また大抵月一回オーナーも交えたいわゆる総合会議と言われる、業界で呼んでいるようですけれども、設計士の方、またオーナーの方を交えた会議が月一回程度は開かれ、工程会議、その工程……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日はお忙しいところ、総裁、また副総裁、本当にありがとうございます。 今いろいろと議論ございましたけれども、一応確認でございますけれども、今ちまたではこの量的金融緩和の解除ということが大変に話題になってございまして、先ほど総裁は、ややこれが先走った議論ではないかという御指摘もございましたけれども、間違いなくこの解除ということが話題になっていることもこれは事実だと思っております。 私も総裁には何度か質問をさせていただいておりますが、市場との対話はもちろん大事でございますけれども、これは、国会でございますし、私たち国民の皆様方に選ばれてここに来て……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今般のこの銀行法等の一部を改正するこの法案につきましては、利用者の利便性を向上させると、これに大変大きな役割を果たすという一方で、同時に、先ほど来からお話ございますとおり、この利用者保護、安全性ということにつきましても十分な配慮をよりまたこれまで以上に尽くしていかなければならないと、私もそのように思うわけでございます。 その点から、最近起きた事件でちょっと気になることを二つほどまず御質問させていただきたいと思います。先般、UFJ銀行のATM盗撮、ATM機に小型カメラが設置されていたと、こういう事件がございまして、この事案に関しまして、今、関係す……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 午前中の山口議員に続きまして、関連した質問をさせていただきたいと思います。 今回のこの郵政民営化関連六法案の位置付けでございますけれども、私自身は、これを郵政公社を単に株式会社化することの法案であるというふうには思っておりません。むしろ、公益を維持しつつ、郵政公社を採算の取れる事業体に変えていく、そして、当然のことながらでございますけれども、公社をそうした民間事業体に変えていくプロセスの移行期間におきましては、様々なリスクというものも生じることが可能性としてはあるわけでございまして、その意味ではこの移行期間におけるリスクを最小化していく、そのた……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、富田先生また桜内先生、大変にありがとうございます。 私の方からまず富田先生にお聞きしたい点は、特別会計の財政処理手続に関する弾力条項ということについてお聞きしたいと思います。 簡単に言えば、歳入の予算額を超える収入があった場合、それをそのまま直ちに歳出、支出に充てることができるという弾力条項が認められておりますが、普通に考えれば、やっぱり例えばいろんな特別会計の中で収入を、当初の予算のその収入を上回る収入があった場合に、それをそのまま歳出に充てられるということになりますと、これは合理化とかあるいは生産性の向上という視点でいきますと、そ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、大臣、よろしくお願い申し上げます。 今日は、まず、参議院のこの決算委員会が会計検査院に昨年要請をいたしまして報告をいただきました独立行政法人の業務運営等の状況に関する報告書というものが昨年十月に出来してきたわけでございます。そして、この各独立行政法人、様々ございますが、私が本日取り上げさせていただきたいのが青少年教育法人三法人、今、今度機構として新しい法人になりまして出発をしました。この会計検査院による報告というのはもちろん旧独法時代の三法人についてでございます。 この決算委員会が要請して出てきた会計検査院の報告書に対しまして各省庁か……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、まず初めに、産業再生機構とカネボウとの関係につきまして、カネボウ再生にかかわる産業再生機構のかかわりにつきまして御質問をさせていただきたいと思います。 このカネボウ再生につきましては、もう御存じのとおり、平成十六年度に再生計画の変更に伴いまして再度支援を決定をいたしました。そして、てんまつといたしましては、今年の一月でございますけれども、機構がカネボウ株をファンドに譲渡し、それの結果によって七割強をファンドが所有をし、そして二月下旬から今度はファンドが一般投資家に対しましていわゆるTOB、株式の公開買い付けというものを開始をいたしまして……
○西田実仁君 続いて、同じく公明党の西田実仁でございます。 今日は締めくくり総括的質疑ということで、やや省庁横断的な施策として二つほど取り上げさせていただきたいと思います。 一つは、中小企業政策全般にわたることでございます。 特に中小企業政策、もう幅広うございまして、とりわけ技術革新、中小企業の技術革新ということにつきまして、日本の政策の中で、いわゆるSBIRですね、アメリカの八三年にできました中小企業技術開発法により、それに倣ってできたと理解しております日本版のSBIR、根拠法は新事業創出促進法であると承知しております。これは既に平成十一年から実施されております。 その進め方等につき……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。こちらの委員会の方に入って、大臣への質問は初めてでございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 まず初めに、午前中もちょっと議論がございましたけれども、この被害者救済ということにつきまして一点お聞き、確認をしたいと思います。とりわけ住宅ローンにまつわることでございます。 先般公表されましたけれども、新生銀行におきましては、この耐震偽装物件にかかわる住宅ローンについて、最大三年ローン返済を猶予し、また金利も免除するというような特例措置が公表をされたわけでございます。 まず、今回のこの耐震偽装物件にかかわる住宅ローン、こうした先駆的な取組事例につ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。副大臣、また政務官、どうかよろしくお願い申し上げます。 本日、国土交通行政に関する大臣所信表明に対する一般質疑でございます。先般、大臣から表明されましたこの所信には、最重要課題として安全と安心ということが掲げられておりました。加えて、その他の重要課題ということにつきまして六点ほど触れられていたわけであります。今日は、まず初めに、私はこの公共交通に対する国のビジョンということにつきまして御質問させていただきたいと思います。 この重要課題、六点ほど大臣がお示しになったわけでございますが、私が理解するところでは、このうち、六つのうち四つぐらいに当てはま……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、まず初めに、道路交通の安全確保ということにつきまして御質問をさせていただきたいと思います。 近年の交通事故死者数というのはかなり減ってきてまいりまして、昨年末には七千人を切るという、そういう水準まで交通事故死者数というのは減ってきたと承知しております。そこに大きな貢献があったと言われているのが衝突安全技術の普及ということも言われております。ここで、この高い衝突安全性能を持つ車の修理ということについては、当然それなりの高い整備技術というものがやはり求められてくるだろうと、こう思うわけであります。 そこで、事故損傷車両の修理技術者、いわゆ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 ただいまの大臣からも、専門家によれば地震の活性期に今入ってきたという御指摘がございました。今回のこの法律改正によりまして、国土交通省といたしましては、この危険な大規模谷埋め盛土の宅地造成につきまして、先ほどあくまでも概略的な推定であるということで約千か所全国にあると報告されているわけであります。そして、この約千か所につきまして、今後十年で、先ほどの大臣の御指摘ではございませんが、地震が大変に活性期に入ってきているということも踏まえて、今後十年間でこれを半減しようという、そういう目標をお立てになっていらっしゃるわけであります。 まず、局長にお聞き……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 午前に続きまして、今回の海上物流の基盤強化のための港湾法等の改正案につきまして御質問をさせていただきたいと思います。 今回、この四つの大きな柱の中で、横ぐしとしては海上物流の基盤強化ということが共通テーマとして掲げられております。とりわけこの物流の重要性ということは、幾ら強調しても強調し過ぎることはないわけでございます。ちなみに私、地元は埼玉で海のない県でございますが、そうはいっても、やはり当然のことながら様々な生活物資、また工業用製品も始めとして、先ほど午前中も大臣からお話がございましたとおり、九九%以上は港を通じて来ているという、大変重要な……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、四人の参考人の皆様方、大変にお忙しいところ本当に貴重なお話を幾つもお聞かせいただきまして、誠にありがとうございました。 私の方から、まず初めに、小川参考人、今福参考人、そして山城参考人の三方にお聞きしたいと思います。 今回のこの法律案、またこれからのユニバーサル社会をつくっていく、あるいはバリアフリーをもっと促進していくと、こういうことで法案が審議されておるわけでありますが、ここでよく言われることでございますけれども、今日もお話をお聞きして、本当に当事者の方々でなければ分からないことを、本当に多くのことを教えていただきました。そうした……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 これまで様々な審議、質問がなされてきまして、私としても幾つか確認をさせていただきたいことがございまして質問をさせていただきたいと思います。 これまで何度かこうしたやり取りがございました。その代表的な一つには、本法案の「目的」のところに「高齢者、障害者等」と、こういうふうに書かれている。にもかかわらず、「定義」のところに行くと「身体の機能上の制限を受ける者」と、こういうふうになっていると。これは分かりにくいというか、誤解を生むんではないかとか、そういう御指摘がございました。これにつきましては、あくまでも本案の目指すところは、もうすべての障害者の皆……
○西田実仁君 おはようございます。公明党の西田実仁でございます。 本日は、この道路運送法等の一部改正法律案につきまして、特に大きく二つの観点でお聞きしたいと思います。一つは、地域交通の利便性、また安全性の向上という大きな柱、そしてもう一つは安全な車社会という二つ目の柱につきまして、先ほど来藤野先生からもいろいろともうお話がございました。重複するところがもしかしたらあるかもしれませんが、なるべくしないような形で御質問させていただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。 まず、一番目の柱の地域交通の利便性、安全性の向上ということでございますけれども、これは先般、この委員会でも審議をい……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日、朝からずっとこのまちづくり三法の中でもこの都計法改正につきまして様々な議論がございました。しかし、今回、このまちづくり三法の審議に併せまして、幾つか別の法律もございます。衆議院でもまた本参議院でもまだその法律について議論がなされていないところで、特に私が重要だと思うところでございますが、駐車場法の一部改正ということをまずお聞きしたいと思っております。その後、まちづくり三法の都計法についても、今までと重ならないようにして御質問させていただければというふうに思います。 この駐車場法の改正でございますけれども、自動二輪と言われるところが今回、駐……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、四人の参考人の方々、誠にお忙しい中、ありがとうございます。 まず初めに、順次お聞きしたいと思います、富塚参考人にお聞きしたいと思います。 大変に興味深い幾つかの具体的な事例を挙げていただきました。 二つお聞きしたいと思います。 一つは、市民の参加ということを大変に丁寧になさって、その積み重ねの上で今のこのまちづくりがあるということが強調されておられました。よく聞くということが大事だと先ほどもお話しされていました。その上で、市長としてのメッセージというか、こういう町をつくりたいというそのメッセージをどう共有していくのかというところに……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。
まず初めに大臣に、今法案につきまして、その位置付け並びに具体的に、基本法でございますので、住宅に関しまして、また住生活ということに関しまして、この法案が成立した場合にどういうことを国民は期待できるのか、具体的に住生活がどう変わるということを期待していいのか、そのことにつきましてまず概括的に大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 今大臣からは、この住生活基本法におきまして、これが成立した暁には様々な具体的な、先ほどのお言葉でおかりすれば、アウトカム目標、具体的な成果目標というものを決めて、そしてそれを達成して……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。本日は四人の参考人の皆様方、本当にお忙しいところ誠にありがとうございます。 順次お聞かせいただきたいと思いますが、まず青山参考人にお聞きしたいと思います。 先ほど小池議員からもお話ございましたが、このセーフティーネットからトランポリンへという、こういう記載がございました。ここで、今住生活基本法におきまして言われているところのいわゆる居住の安定ですね、居住の安定ということと、先生がおっしゃったこの自立を促すという、トランポリン政策という、この関係がやはり大きなテーマになると思います。 居住の安定とは一体何かと、安定とは一体何なのかということをやっ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 本日は、四人の先生方、大変にお忙しいところ、ありがとうございました。 まず、小川参考人にお聞きしたいと思います。先生はこのペーパーの中でも管理建築士につきまして病院長並みの管理責任をという御提言をされておられまして、ほかのところでも同じような御提言されておられることは承知しております。 そこで、設計という行為と医療行為というものを比べたときに、例えばお医者さんが手術をする場合に、どういうメスを使うかとか、どういうやり方で手術するかというのは、これはそれぞれお医者さんが決めて、それによってコストも決まってくるということだと思うんですね。それは決……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 まず初めに西松参考人にお聞きしたいと思いますが、事業改善命令後のいろんな対応をなさっているというお話がございました。一連のいろんな整備不良を始めとした様々な問題につきまして、よく言われること、今質問でも出たと思います。私も昨日、たまたまある銀行家の人と懇談をしておりまして、やっぱり組織の持っている問題点というのが大きいんではないかというところに落ち着くわけであります。そこでよく言われるのは、いわゆる派閥の問題が大きいんじゃないか、結局、団結をするといっても、なかなかそれができていないんじゃないかという指摘をよくされます。 この派閥ということにつ……
○西田実仁君 参議院議員のこの総定数につきましては、平成十二年の公選法の改正におきまして十人の削減を行いました。その際、その背景にございました厳しい国家財政、また国民世論の動向といったこうしたことを考慮するならば、たとえ投票価値の平等の要請にこたえるものであったとしても、定数増を行うような環境には現在はないと私どもは考えておりました。 また、そもそもこの参議院の定数につきましては、二院制の趣旨に照らしまして、衆議院議員との均衡、また選挙区選出議員と比例代表選出議員の比率等も勘案しなければならないということで、そうしたことで私どもは今回は総定数を変更するという案は取らなかったということでござい……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。よろしくお願いいたします。 まず初めに、この量的金融緩和、昨日解除になったわけでございまして、冒頭、まず与謝野大臣にお聞きしたいと思います。 今回の量的金融緩和のいろんな御議論がございますけれども、一つだけお聞きしたいことがございまして、金融政策の中で中長期的な物価安定の理解として、今回、ゼロから二%という数値がいわゆる参照値として挙げられたわけでございます。これは、今年一月に内閣府が中期展望の中でも、基本ケース、またリスクのケース、それぞれ経済見通しというのを出されておられますが、この二つともに消費者物価指数を見ますと、ゼロから二%の間に大体入……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、今国会でも話題になっております格差の問題に関しまして、まず、小泉内閣としては格差の固定化は避けるべきであると、こういうことを言っている中で、社会的弱者への配慮として総理がこの参議院でも次のような答弁をされております。どうしても自分だけでやっていけない人に対して国としてどのような支援の手を差し伸べられるかが重要だと。正にそのとおりであると私も思うわけであります。 この視点から、本日は、児童養護施設を退所した未成年者の身元保証人制度につきまして、厚生労働省に質問させていただきたいと思います。 先日、私、地元は埼玉でございますが、埼玉に在住……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。今日は、まず最初に財務大臣にお聞きして、その後金融担当大臣にお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 さきの当委員会におきます尾身大臣の発言要旨の中にもございましたけれども、最初にまず新規国債発行額三十兆円以下ということの意味について確認をさしていただきたいと思います。 さきの委員会での発言では、新規国債発行額については、「十九年度予算においても十八年度予算の三十兆円より減額し、可能な限り縮減してまいりたい」と、こういうふうにお述べになっておられます。また、大臣御就任の記者会見でも、三十兆円というのは少なくともそれより下げる方向で考えて……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 まず、初めに大臣にお伺いしたいと思いますけれども、先ほどの御答弁でもございましたけれども、この経済連携協定の促進に積極的に取り組んでいきたいという決意表明もなされておられました。この経済連携協定を積極的に迅速に締結をしていくということの中には、国内の法体制をどう簡素化していくのかということも含まれてくるんじゃないかというふうに思われるわけであります。 この経済連携協定に係る積極的な取組ということについて、その早期発効に向けた国内手続の迅速化ということを考えたときには、今既にシンガポール、メキシコ、マレーシアとそれぞれ、関税暫定措置法を条文を追加……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
まず初めに、ちょっとこれ済みません、大臣、通告してなかったんですが、最初のことですので、題名の改正に込められた意義ということについて、今回、貸金業規制法という規制法ではなくて、貸金業法に改めるとこの第二条で定めておりまして、この転換の意義、そこに込められた意義ということについて冒頭お聞きしたいと思います。
【次の発言】 正に取締りを目的とする規制法から転換をして、そして健全な貸金業の育成、マーケットの育成ということに努めていくという、そういう意義が込められているというお話でございました。
この後、順次、今回の法改正がいわゆる多重債務者にどのよう……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。前回に引き続きまして、若干御質問させていただきたいと思います。 今日は、まず初めに、この貸金業法が改正された、法案が成立した後の体制準備期間ということにつきましてお聞きしたいと思っております。 いろいろ資料をいただいておりますけれども、その中には、現在貸金業者を利用している方々が急に返済を迫られる、貸し渋りとかいわゆる貸しはがしという問題でございます。そうしたことが迫られて生活や事業に悪影響が出るような事態を招かないようにすると。これがおおむね三年をめどに、上限金利引下げ、新たな過剰貸付規制の仕組みを実施するまでのこの三年間、こうした事態を招かな……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今の山口議員に続きまして質問をさせていただきたいと思います。 まず始めに、先週の質疑の中でも大臣にお聞きしまして、大臣に御答弁いただければと思いますが、先週私がこの多重債務対策本部についてお聞きしたときに、先週ですけれども、今週官房長官としっかり協議させていただきたいと、こんなようなお話を御答弁なさっておられました。 そこで、可能な限りで結構でございますけれども、この多重債務対策本部につきまして、いつごろ設置するとか、大体どんなようなことを検討するのかとか、あるいは体制とか、お答えいただける範囲で結構でございますので、御答弁いただければと思い……
○西田実仁君 公明党の西田でございます。 全くテーマは変わりまして、今月の二月の十日に、一年前でございますけれども、預金者保護法が施行されまして、ちょうど一年がたつわけでございます。昨年末ぐらいから起きてきた例えば菓子メーカーの問題あるいは湯沸器のメーカーの問題とか、この安全ということに対する当然の義務を怠った場合には顧客から遠ざけられてしまうということが起きてきておると思うんですね。 これは、安全ということでいえば、お金ということの安全ということについても全く同様であろうというふうに私は思っているわけでございます。特に、金融機関というのは一番大事なそのお金を預かっているところでございます……
○西田実仁君 公明党の西田でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。 また今日、東証の西室社長にも大変お忙しい中、また御足労いただきまして誠にありがとうございます。 今日、大臣所信に対する御質問ということで、この所信の中にもございましたとおり、我が国の市場を金融・資本市場の国際金融センターとしての魅力を更に向上させていくことが重要であると、こういう御指摘があって、私もそのとおりだろうというふうに思うわけであります。 山本大臣におかれましては、今年一月八日にロンドンに行かれまして、その際、イギリス大蔵省の経済担当大臣とかイングランド銀行の総裁とか、あるいはロンドン市長とも会談をなさっ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は委嘱審査ということで、私の方からは、特に金融面でございますけれども、クレジット市場におけます基本的な情報インフラとされる格付機関の行動規範につきまして今日はまずお聞きしたいと思います。 この格付機関というのは、言うまでもなく本来的には投資家のために存在をし、投資家あるいは市場に代わって債権などの返済能力を評価する機関であるということでございまして、最近は格付の対象は、中央政府もそうですけれども、政府系金融機関とかあるいは地方公共団体とか、事業会社はもちろんですけれども、非常に多岐にわたってきているというふうに思います。 しかしながら、社……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日、お昼どきにこうした質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。また、大臣、副大臣におかれましても、大変にありがとうございます。 特別会計に関してまず私の方から申し上げたいのは、特別会計のこの今回の整理合理化につきましては、予算の効率化とスリム化を目指して財政再建に貢献することを目標としている、このこと自体に反対する人は多分いないんだと思うんですね。しかしながら、実際には、この一般会計、特別会計を含めて、国債、特に特例国債の世話にはなっていないなどを理由にして個別のいろんな反対論が噴出する可能性もまたあるんではないかというふうに思……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今般の関税定率法の改正案につきまして、幾つか確認をさせていただきながら質問をさせていただければと思っております。 お手元に配らせていただきましたものは、新聞社、業界紙でございますけれども、昨年の一年間のコンテナ取扱量をランキングしたものでございまして、トップ二十が記されております。これ見ていただければもう一目瞭然なんですが、まず分かることは、日本はどこにもないということで、東京港も神戸港もないわけでございまして、トップテンの港を見ますと、これは括弧内が前年でございますので、上から十位は去年も一昨年も変わらない、前年と同様ということでございます。……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は、FRC報告ということで、まず総論的に大臣にお聞きしたいと思っております。 このFRC報告が国会で報告される根拠となっている金融機能の再生のための緊急措置に関する法律ということで、その法律自体は金融機能の再生ということがもちろんテーマになっている、そういう法律に基づいてのFRC報告でございます。 もう私が言うまでもないことではございますけれども、そうした金融機能の再生ということをテーマにしながら、では一体今、金融機関の経営がどういうふうになっているのか、またその下での地域での事業再生というものがどういう方向に進んでいるのかということにつ……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 この経済・物価情勢の展望、いわゆる展望レポートの最新版を拝見させていただきました。 この将来展望の第一回、二〇〇〇年の十月三十一日版から最新のものまでを見ますと、大きく三つの期に分かれるのではないかと私は理解をしております。速水総裁の時代、また福井総裁の前半、すなわち伝統的な金融政策から積極的に乖離して政府・与党の意見を取り上げていった時期と私は思っているわけですけれども、その三期目は後半のときでございまして、今、伝統的金融政策に回帰する努力をされている時期であろうと、こういうふうに大きく分けて三つの期に分けて拝見をしておりまして、総裁、先ほど……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日は一般調査ということでございまして、最初にまず、生命保険の名義借り、また架空契約ということにつきましてお聞きしたいと思います。 これは、契約者が入った覚えのない架空契約あるいは名義借り契約といったいわゆる不正契約が見付かっていると、こういう報道がございました。かく言う私も、随分前ですけれども同じような被害に遭ったことがございまして、もう十数年前でございますけれども、いつの間にか契約したことになっていて、判も押されて名前も書かれていたということがございました。 こういうことがどの程度実態として行われているのか、また、当局としての対応をどうお……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 これまでは十分にいろいろと議論がございました。新会社が今後どういうビジネスをしていくのかというビジネスモデルにつきましては後ほどお聞かせいただくとして、これまでなかった論点からまずお聞きしたいと思います。 それは、新会社の経営責任者の人材ということについてでございます。制度設計におきましては、この新会社の経営責任者につきまして、財務大臣の認可を受けなければならないと、こうなっております。様々、ビジネスモデルはどうするかとか、あるいは制度としてどうするのか、あるいは仕組みをどう変えていくのかという、そういった議論は当然大事になってくると思いますけ……
○西田実仁君 公明党の西田でございます。 前回に引き続きまして、若干補充的にも質問をさせていただきたいと思います。 先般、今いろいろ上場企業における決算短信等発表になっておりますけれども、この三月期の上場しております地銀の決算も発表になっておりました。全部で八十九行だと思いますが、この地銀の決算状況を見ますと、連結純当期利益で一五%マイナスになっていると。その本業の業純ですけれども、業務純益は伸び悩んでいて、不良債権比率がまだ四%と高止まりをしていると、こういう状況でございます。特に、不良債権比率に関しては、地銀の中でも二極化を示している。不良債権比率が二%台のところもあれば、五%以上のと……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今日、三十分の一般調査のお時間いただきましたので、二つか三つほど時間のある限りお聞きしたいと思っております。 全般的なテーマとしましては、利用者保護あるいは顧客保護ということについてお聞きしたいと思っております。 最初に、クレジットのカードの過剰与信ということにつきまして、経済産業省の皆さんにお聞きしたいと思っております。先般、党内におきましてクレジット過剰与信のいわゆる被害者の方からのお話をお聞きしました。この方は六十四歳の女性で、精神症状を有する方でございました。五年半の間に百十四件のクレジット契約、個品割賦販売でございますけれども、総計……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 副大臣には急遽お願いいたしまして、誠にありがとうございます。なるべく、事前のレクは多分受けておられないと思いますので、大きな話、もしお答えできるところはお答えいただきたいと思っておりますけれども。 まず最初に、監査人の独立性と地位の強化ということについてお聞きしたいと思っております。 ライブドア事件におきます公認会計士の証言を報道ベースで見ますと、特定の事実があって不適正にせざるを得ないと、こう思ったけれども、会社から訴えられたらどうしようと思い黙ってのんだと、こういう公認会計士の法廷での証言があるということを見ました。 この企業実務におい……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。
今日は電子記録債権法案につきまして、まず初めに、先ほど来からお話ございますけれども、この法案が中小企業の資金繰りの改善に果たす役割というお話が先ほど大臣からございました。そういうことを大変期待しているわけでありますけれども、であればなおさらのこと、中小企業にとって使い勝手の良い仕組みにしていく必要があると思います。そういうことの中小企業にとっての使い勝手の良さということにどう配慮していくのか、仕組み上のことも含めて、まず大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 例えば、いわゆる電子記録原簿は、法案の中では磁気ディスクでなければならない、こう定……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 午前中からいろいろと既に指摘もされております。なるべく重ならないような形での御質問をさせていただければと思います。ただ、最初は、今回の改正案の抑止効果ということについて実効性がどれほど担保されているのかということについてお聞きしたいと思います。 今回の改正案でございますけれども、資金管理団体等の収支報告書において事務所費また光熱水費等に多額の金額が記載されている事例とか、あるいは不動産取得ということが問題になったと、これが契機になったことは明らかだと思います。しからば、今回のこの法改正が行われることによって今回様々指摘されてきた問題が果たして根……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。おはようございます。 今日は、経済産業省、大臣を中心に御質問をさせていただきたいと思います。 今回のこの中活法の改正でございますけれども、郊外におきます大型店の立地を規制していくというそのこと自体が、即、中心市街地を活性化していくということには当然ならないわけでございます。郊外への拡大、拡散を規制して、そして中に持ってくるというその方向性は、今後の人口減少、また高齢社会、さらには環境や財政の問題、様々な政策目標からして、大変に、今もうなさねばならないと私も思っております。 しかし、経済産業省での小売店舗等に関する世論調査を見ても、やはり郊外に住……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 今回のこの信託法の改正におきましては、いろいろな主体が信託というものを利用していく、利用の拡大ということが大きな目的にあるんだろうというふうに存じております。その場合には、当然のことながら、悪用を防ぎながらいかに信託の利用の拡大に努めていくかと、そこの環境整備ということが重要だと思っておりますが、まず初めに、私の方からは、中小企業が今回の改正信託法をどのように活用し得るのかという観点から大きく質問をさせていただきたいと思います。 今日は中小企業庁の方にも来ていただいておりますので、今考え得る今回の改正信託法を使った中小企業の様々な競争力の向上、……
○西田実仁君 公明党の西田実仁でございます。 まず、私の方からは、今回、各種公庫が統合することによって日本政策金融公庫というのができるわけでございますけれども、危機対応のみならず、従来の借入顧客層が借入れできなくなるのではないかという声はやはり私のところにも随分地元の中小零細企業から届いてきております。 民間金融機関からそもそも借入れが困難な顧客が中小零細企業を中心にこれまで利用者として多かったと思いますけれども、今回のこの法案の中でそうした懸念をお持ちの中小零細企業に対する配慮というのがどういうふうに規定されているのか、ちょっとこれをお答えいただきたいと思います。
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