このページでは林久美子参議院議員の20期(2004/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は20期国会活動統計で確認できます。
○林久美子君 私、林久美子は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりました刑法等の一部を改正する法律案について、各大臣に質問をさせていただきます。 まず冒頭、私は、政治の役割というのは声なき声に耳を傾け、人々の悩みや苦しみを我が事として真正面から受け止め、一つ一つ丁寧に解決していくことであると考えています。そうした思いで本日は質問をさせていただきます。 人身取引は重大な犯罪であり、被害者、とりわけ女性や児童に対して肉体的、精神的に苦痛を与え、その損害を回復することは難しく、著しい人権侵害でございます。 グローバル化の進展の中で国際的な人身取引の被害者が増加しており、今や人……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 質問の前に、昨日は、秋田県で小学校一年生の男の子が遺体となって発見される大変痛ましい事件がございました。心より御冥福をお祈りいたします。また同時に、私たち民主党、しっかりと子供の安全を守っていく決意を新たにしているところでございます。 さて、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま議題となりましたいわゆる認定こども園法案について、関係各大臣にお伺いいたします。 私にも三歳の息子がおります。本日は、全国のお母さんの気持ちを代弁するつもりで、また民主党は対案を提出させていただいておりますので、私たちの提案をお示しをいたしながら、質問をさせてい……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 民主党・新緑風会を代表いたしまして、政府提出の教育基本法の改正案につきまして、反対の立場から討論を行います。 まず冒頭、昨日の与党による強行採決に怒りを込めて抗議をいたします。 国の根幹の在り方を定める非常に重要な教育基本法案について、議論する際には十分な審議が必要であり、結論を得る際にも少しでも多くの国民の皆さんに理解が得られるよう、最大限の努力を惜しむべきではありません。議論そのものを拒否する与党の姿勢は、政府案を丸のみし、立法府に身を置く自らの責任を放棄したと言わざるを得ず、言論の府の存在意義をないがしろにしたものであることにほかなりま……
○林久美子君 私は、七月の参議院議員選挙で滋賀選挙区から選出をいただきました林久美子でございます。 滋賀県というのは、皆さん御存じのとおり、我が国最大の湖、琵琶湖がございます。私たちの暮らしぶりの変化は直接琵琶湖の変化として現れてまいりますので、常に琵琶湖は私たちの生活を映し出す鏡であると考えておりまして、琵琶湖のほとりに暮らす者として、琵琶湖とのかかわりを通して環境問題をこれまで見詰めてまいりました。 本日は議員として初めての質問でございますが、先日の台風二十三号、新潟中越地震の対策、また京都議定書や環境税、さらにはクマの問題などにつきましても小池大臣に御所見を伺ってまいりたいと思います……
○林久美子君 私は、七月の参議院議員選挙で滋賀県から選出をいただきました林久美子でございます。 この委員会で質問に立たせていただきますのは本日が初めてでございます。大変重要な今回の委員会で質問に立たせていただくことを光栄に思いますのと同時に、その責任の重さを感じております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず冒頭、この場に小泉総理が出席されていないことを大変遺憾に思っております。大事な局面であります。国民の皆さん、総理の言葉を聞きたいと思っている。これから外交をどうやっていくのか。是非とも小泉総理に御出席をいただきたかったということをお願いをしたいと思います。北朝鮮との対話以前に、国会……
○林久美子君 民主党・新緑風会の林久美子でございます。 私は滋賀県から選出をいただいておりますけれども、滋賀県はもちろん琵琶湖がございます。この琵琶湖というところには滋賀県内を流れる河川百十九本が流れ込んでおりまして、逆に琵琶湖から出ていくものは一本ということでございます。そういう中で、本当に私たちの毎日の生活、あるいは農業活動、事業活動、すべての水という水が何らかの経過をたどりながら琵琶湖へと注がれると。琵琶湖と私たちの生活は正に一体であるという状況の中で、これまで滋賀県は様々な環境問題に取り組んでまいりました。 先ほど狩野委員からも少しお話ございましたが、世界湖沼会議、あの会議は滋賀県……
○林久美子君 民主党・新緑風会の林久美子でございます。 本日は、引き続きまして環境省設置法の一部を改正する法律案についてお伺いをさせていただきます。 さて、このたびの改正では、これまで全国十一か所にあった自然保護事務所と九か所にあった地方環境調査官事務所を統合いたしまして、環境省の地方支分部局として全国を七ブロックに分けて地方環境事務所を置くことになりました。その大きな目的としましては、廃棄物不法投棄対策、地球温暖化対策、外来生物対策など、国として軸足を地域に置いた環境施策の展開が求められている、これに対応し、地域の実情に応じた機動的できめ細かな施策を実施するためであるというふうにされてお……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 本日は、加藤参考人、西川参考人、大変に本当に貴重なお話を賜りまして、どうもありがとうございます。 それでは、まず加藤参考人にお伺いをしたいんですけれども、こちらの資料の六ページの方で、三市八県の事業仕分のまとめに関するデータがございますけれども、これが事業仕分を実施されたのが一番古いもので何年で、最近は何年に行ったもので、ちょっとそのタイムラグがある中での傾向というので何か変化があるのかどうか。県から市町村、あるいは市町村と国、県、それぞれの自治体の間でその役割分担をしていくということで、例えば国の規制に縛られている事業の内容であるとか、県から……
○林久美子君 民主党・新緑風会の林久美子でございます。本日は、決算委員会で初めて質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、学校の安全についてお伺いをしてまいりたいと思います。 今、我が国の学校を取り巻く環境は大きく変化をしております。皆さんよく御存じのように、池田小事件、そして長崎の佐世保市においての事件、そして今年に入ってからも、大阪の寝屋川市で教職員が犠牲になる事件など、学校現場における犯罪が全国各地で発生をいたしております。 かつて、学校というのは子供たちにとって安全な場所で、保護者も安心して子供たちを送り出していたはずです。しかしながら、今や学校の安全神……
○林久美子君 民主党・新緑風会の林久美子でございます。 小池大臣にはいつも環境委員会で大変にお世話になって、ありがとうございます。本日は決算委員会ということでございますので、平成十五年度の決算に関連をいたしまして、とりわけ特に石油特会などについてお話を伺ってまいりたいというふうに思います。 御存じのように、石油特会は主にCO2の削減を目指してこの十五年度から経済産業省と環境省が共管するようになった特別会計でございます。環境省は自治体向けの事業、地域の普及啓発活動が中心でございまして、経産省は産業対策を行っているということでございます。このうち環境省分に関しましては、初年度である平成十五年度……
○林久美子君 私は、民主党・新緑風会の林久美子でございます。 本日は、刑法等の一部を改正する法律案につきまして、先輩議員、そして同僚議員の御配慮によりましてこうして質問に立たせていただく機会をいただきましたこと、まずもって感謝を申し上げます。 それでは、よろしくお願いいたします。 今回の改正によりまして、人身受渡し罪、人身買受け罪などを新設をいたしまして、これらの行為を処罰の対象とするなど一定の評価はできるというふうに考えております。しかしながら、肝心な犯罪被害者、すなわち人身取引の被害者の保護についての位置付けやあるいは体制の整備については不十分でございまして、今回の改正で真の意味で被……
○林久美子君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する等の法律案につきまして、反対の立場から討論を行わせていただきます。 今日まで四年間に及ぶ政府・与党内での義務教育費国庫負担制度の見直し論議は、負担率引下げという、何の理念もない、だれもその理由を明確に説明できない形で決着が図られようとしております。当委員会におきましても、遠山、河村、中山の三代にわたる文部科学大臣が制度の堅持を繰り返し答弁し、昨年は中央教育審議会の検討結果を踏まえた結論が出されることを各党から幾度となく政府に確認をしてまいりました。しかし、政府・与……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず冒頭、滋賀県選出の議員といたしまして、このたび、ふるさとの近江八幡市を、正に風景の国宝ともいうべき重要文化的景観の第一号にこのたび御選定をいただきましたこと、心より厚く御礼を申し上げます。県民の一人といたしましても、しっかりと美しい風景をこれからも守っていきたいと、大きな励みとなりました。本当にありがとうございました。 それでは、早速質問へと入らせていただきたいというふうに思います。 今回の法案は、盲・聾・養護学校における障害の重複化への対応、あるいは通常の小中学校における発達障害児などへの対応が大きな柱で……
○林久美子君 おはようございます。民主党の林久美子でございます。 前回に引き続きまして、学校教育法の一部改正案についてお伺いをさせていただきます。 まず冒頭、先週は非常に幾つか前向きな御答弁もいただきました。ありがとうございました。全国の障害を持つ子供さんあるいは保護者の皆さんから本当に温かいお言葉というのも伺っております。どうか今日も一歩でも二歩でも前に進むような前向きな御答弁をいただけると幸いであるというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 それでは、時間もございませんので、早速質問をさせていただきます。 まずは、前回もお伺いをいたしましたセンター的機能についてでござい……
○林久美子君 おはようございます。民主党の林久美子でございます。 私、先日の代表質問にもこのいわゆる認定こども園法案について立たせていただきまして、小坂文部大臣始め関係する閣僚の皆様方に御所見を伺いました。しかし、正直申し上げましてなかなか胸にすとんと落ちないといいますか、まだまだちょっときちっとお伺いをしてまいりたいなと思うところが多分にございました。 本日は、安全の問題、あるいは一元化の問題等々につきまして大臣の御所見をお伺いをさせていただきたいと思っております。 私にも三歳の息子がおりますけれども、正に保育所にも通える年齢、幼稚園にも通える年齢、当然、認定こども園の対象年齢ともなる……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 四人の参考人の皆様、本日は本当に貴重なお話を聞かせていただきまして、どうもありがとうございました。 この認定こども園という法案につきまして質疑をしていく中で、本当にいろいろなメリット、デメリット、見えてきたのではないかなということを感じております。 私たちは、かねてから幼保一元化、一本化というのを党としても政策の柱に掲げてまいりました。といいますのも、先ほど小宮山参考人の方からもお話がございましたように、就学前の子供は、親が働いていようといまいと、経済力が高かろうと低かろうと、住んでいる地域がどこであろうと、ひとしく良質な保育、教育が提供され……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 先週に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。 先週は、子供の安全という観点から、保険の関係についてお伺いをしたんですが、じっくりと議事録を読み返してみますと、きちっとお答えいただいていないところというのも幾つかございまして、まず冒頭、そうした点について確認をさせていただきたいと思います。 それでは、まず大臣にお伺いをいたします。 大臣は、先週の委員会で、地方裁量型こども園が日本スポーツ振興センターの災害共済給付業務の加入対象とならない理由として次のように御答弁をされました。国が認定をするという基準を定めたものは地方裁量型以外の三……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。 私は、伊吹大臣の選挙区のお隣の滋賀県の選出の議員でございます。伊吹大臣が御就任をされてから初めてこの場に立たせていただくわけなんですが、これまでの質疑を伺っておりまして、本当にやはり伊吹大臣の真摯な御答弁あるいは御見識の高さというものを心から尊敬を申し上げている次第でございます。そういう意味では、まだまだ私は経験も足りないし、見識も大臣ほどではもちろんないんですけれども、ただ一つ、今私は子育て真っ最中の世代でもございます。私事で恐縮なんですが、私がこの政治の世界を志したきっかけの一つも、今子供を育てている中で……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。よろしくお願いいたします。 本日はパート労働法案についてお伺いをするわけでございますが、衆議院での議論などを拝見をしておりましても、まだまだ少し課題というものがやはり残っているなというのが率直な印象でございます。特に、第八条の、通常の社員と同視すべき者の要件、とりわけ反復更新についてのより明確な基準がどうなるのであるか、あるいは社会通念上という概念を一体だれがどのように、どの責任において判断をするのか、さらにはパート労働者の方に挙証責任を負わせるということなどについても、できるだけより具体的にお話をお聞かせをいただきたいなというふうに思っております……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。本日は予算の委嘱審査ということでございます。 現在、予算の削減そして人員の削減という大きな波が学校現場にも本当に当然押し寄せております。しかしながら、今、子供たちを取り巻く環境を見てみますと、子供たちが抱える様々な問題が多様化をし、また保護者の抱える悩みも本当に複雑になり、そして安全の問題等々、いじめの問題など、本当に大変な環境にある中で、ただ数字を合わせるということに力点が置かれ学校の現場から人員や予算が削減をされていくということに対して、私は本当に心から心配をしております。 今更申し上げるまでもございませんけれ……
○林久美子君 おはようございます。民主党の林久美子でございます。 本日は、独立行政法人日本原子力研究開発機構法の一部を改正する法律案、いわゆるイーター法案についてお伺いをしようというふうに思っておるわけですが、その前に、昨日、岐阜県大垣市の市立の小学校で綱渡り遊具の木製の支柱が折れて十三人がけがをしたという事故がございました。この遊具の点検は、報道によりますと名古屋市内の業者が行っていたということだったんですけれども、我々は以前から、学校における不審者侵入対策、あるいは通学路の安全対策、学校における環境衛生対策やこうした遊具の安全の問題、こうしたものをしっかりと専門的に担当しながら子供たちの……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。本日はよろしくお願いいたします。 今ほどは大変大きな、そして格調高い御議論がされておりましたけれども、私はちょっとまた視点を変えまして、一人の母親という観点から質問をさせていただきたいというふうに思っております。 特に、今日は学教法そして免許法についてお伺いをしようと思っているんですが、私事で恐縮なんですが、私にもちょうど今四歳の息子がおりまして、正にこの四月から幼稚園に通っております。言うなれば、私は今保護者として幼稚園教育を体験しているわけでございますけれども、正直、子供の成長を見ていて思うのは、いわゆる幼稚園教育というのはやはり遊びが中心な……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 本日は、四人の参考人の先生方、ありがとうございます。本当によく現場を知っていらっしゃる先生方の御意見を本当に有り難く拝聴をさせていただきました。 今こうして教育をめぐる問題について法改正が行われようとしている中で、委員会の場などで私たちも議論をしているんですけれども、やはり大切なのは、この法律を変えることで現場がどう変わっていくのかということであるというふうに思っております。先ほど来、先生方からも御指摘ありましたように、今、本当に子供たちも追い詰められている、そして学校の先生も追い詰められている、さらには家庭でもあるいは地域でも、みんながこの教……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 本日は、四人の先生方、貴重なお話をお聞かせいただきましてどうもありがとうございました。 四人の先生方のお話を伺っておりますと、やはり今だれもが、子供たちが置かれているこの教育環境、教師という立場であれ、親という立場であれ、子供の立場であれ、今のままではいけない、もっと財政的にも人的にも支援をしていかなくてはいけないんじゃないか、あるいは学校の先生たちがスキルアップをするときに、じゃ、どういうやり方が有効なのかと、本当にこれは今の社会にとっての至上命題であるなということを改めて感じた次第でもございます。 やはり、子供たちが健全に育ってこそ国の未……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 本日は、今ほど南野知惠子先生の方から趣旨説明がございましたいわゆるDV防止法の改正案につきまして、わずかな限られた時間ではございますけれども、質問、確認をさせていただきたいと思います。 今御説明がございましたように、これ、元々は超党派の議員立法として成立をし、改正をしてきたという経緯がございます。そしてまた、今回の改正に当たりましても、関係議員の皆様方の本当に大きな御尽力に心から敬意を表させていただきたいというふうに思います。 しかしながら、それぞれの党で考え方をまとめ、それをいろいろ議論する中で積み上げて……
○林久美子君 民主党の林久美子でございます。 二つ大きくお伺いをさせていただきたいと思います。 文部科学省さんと厚生労働省さんなんですけれども、一つ目は、この文科省さんの資料の最後のページの部分、「子どもの健康の支援」「食育の推進」という項目がございます。学校の給食の問題という形ではこちらの方は記載はないんですけれども、アメリカ産の牛肉が日本に輸入を再開されるという報道がある中で、その牛肉が子供たちの給食に使われるのではないかと、そうしたことに非常に危惧をしていらっしゃる親御さんも多いということにつきまして、子供にはリスクが最小のものを、安全なものを、安心なものを食べさせたい、どの親でも思……
○林久美子君 民主党・新緑風会の林久美子でございます。 三点ほどお聞かせをいただきたいと思います。 まずは文科省さんにお伺いいたします。 子供の安全の確保の件で、スクールガード、スクールガードリーダーがそれぞれございますけれども、このスクールガードというのは、一校当たりのニーズにかなり今差が出てきているというお話を伺っております。格差が出てきているということなんですね。少ないところは一校当たりもう本当に数人、多いところはもう数十人あるいは百人を超えるというような話も聞いているんですが、実際、現状どうなっているのかということと、やはり数人では学校あるいはその周辺の安全は守れないというふうに……
○林久美子君 先生方、本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。民主党の林久美子でございます。 まずは、北城先生にお伺いをさせていただきたいと思うんですけれども、先ほど御説明の資料の八ページの中で、保育サービスの部分に関しまして、保育園の補助の在り方につきましてバウチャー制がいいんじゃないかという御指摘をいただきました。このバウチャー制については、私たちも日々勉強会などを通じまして検討を重ねている最中ではあるんですけれども、もう少し先生のお考え、お詳しくお話をいただけると有り難いというふうに思います。 それから、あと一点でございますけれども、連合の逢見先生にお伺いをさせていただきたい……
○林久美子君 本日はありがとうございました。 私も今の円委員の御発言に全く同感でございまして、やはり私たちが今もう一度基本に立ち返らなくてはいけないんじゃないかなというふうに思っております。 確かに政治的な面から考えますと、人口が減っていく、経済規模が縮小していく、社会保障制度が崩れていくと、これは本当に大きな問題であると思っています。しかしながら、是非、御出席の委員の皆様にも思い出していただきたいとも思うんですが、結婚をして子供を産んだときに、国のために子供を産むんだという気持ちで子供を御出産された方というのは果たして何人くらいいらっしゃるんだろうかと。私自身は少なくともそうした気持ちで……
○林久美子君 済みません、ありがとうございます。 今、島田理事の方からもお話がございましたが、やはりだれもが、子供を持ちたい人が安心して産み育てていくことができるというのが、やはり少子化のベースにある問題であるというふうに考えております。そうしたことからも、多分委員の皆様方の御地元でもそうだと思いますが、今本当に産科の先生方が非常に不足をしていると。そのときに、じゃ、どのように医師を育成をしていくのか、あるいは偏在をどう解決をしていくのか、さらには今の医師の配置の仕組みの問題というのも当然あると思うんですね。あるいは女性医師がしっかりと復帰をできる環境、あるいは研修を整えていくであるとか、や……
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