このページでは松あきら参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○松あきら君 ただいま議題となりました三法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律等の一部を改正する法律案は、一般の政府職員の給与の改定に伴い、これに準じて裁判官の報酬月額及び検察官の俸給月額の引下げ等を行おうとするものであります。 次に、裁判官の育児休業に関する法律の一部を改正する法律案は、一般職の国家公務員の育児休業法の改正に伴い、これに準じて配偶者が育児休業をしている裁判官についても育児休業をすることができる等の法改正を行おうとするものであります。 委員会におき……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました財政演説、平成二十一年度第二次補正予算案に関連し、総理並びに関係大臣に御質問をいたします。 質問に入ります前に、先般発生しましたハイチにおける地震によって亡くなられた方々、そして御遺族の皆様に対して心からの哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に謹んでお見舞いを申し上げます。 現地では、食料、水を始めとする物資、医療が不足し、現在でも多くの方が苦しんでいらっしゃいます。私ども公明党も、直ちに全国各地で被災復興支援のための街頭募金活動に党を挙げて取り組んでおります。我が国は、阪神・淡路大震災を……
○松あきら君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、下級裁判所における事件の適正迅速な処理を図るため、裁判所職員の定員を改め、裁判官のうち、判事の員数を六十五人増加し、判事補の員数を二十人減少しようとするものであります。 委員会におきましては、司法制度改革の理念に沿った裁判官の増員の達成状況及び今日的課題、裁判官の行政府への出向及び判検交流の根拠・目的、適正な審理期間及び裁判官一人当たりの手持ち件数の在り方、裁判官の質向上のための取組、労働審判事件を地方裁判所支部で取り扱うことへの取組等について質疑が行われましたが……
○松あきら君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、近年における人を死亡させた犯罪をめぐる諸事情にかんがみ、これらの犯罪に対する適正な公訴権の行使を図るため、これらの犯罪のうち法定刑に死刑が定められているものについて公訴時効の対象から除外するとともに、これらの犯罪のうち法定刑に懲役又は禁錮が定められているものについて公訴時効の期間を延長するほか、刑の時効について改めようとするものであります。 委員会におきましては、公訴時効の趣旨及び存在理由、現に時効が進行中の事件に対する適用の可否、公訴時効廃止・延長が捜査に及ぼす……
○松あきら君 ただいま議題となりました法律案につきまして、法務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、受刑者の移送について、現行の欧州評議会の刑を言い渡された者の移送に関する条約に基づくものに限らず、刑を言い渡された者の移送及び刑の執行における協力に関する日本国とタイ王国との間の条約その他の今後我が国が締結する受刑者移送に関する条約に基づいて行うことができるようにするため所要の改正を行おうとするものであります。 委員会におきましては、これまでの国際受刑者移送の実績、中国等非締結国との条約締結に向けた今後の取組、国際受刑者数の推移及び受入れ移送が増えない理由、タイと……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 皆様、大分お疲れになっていらしたと思いますけれども、質問をさせていただきたいと思います。 正直言いまして、質問しようと思っていた、特に中小企業関係のことはもう本当に思っていたことがほとんど出たというような気がいたしております。その質問をする前に、私はまず産総研における危険物病原体の不適切な管理について一言申し上げたいと思います。 午前中に増子先生も御質問されましたけれども、私は、質問ということではなくて、やはりこれは大事な問題であるので一言申し上げたいというふうに思います。 細かいことはもう申し上げませんけれ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。皆様、大分お疲れだと思いますけれども、もう一息でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 私も昨年、この消安法の一部改正を審議をさせていただきました。今日も午前中から審議を伺っておりまして、正に本当にそのとおりだ、あるいは、私も伺おうと思っていたことがもちろん質疑の中にももう度々出まして、なるべく重ならないようにいたしたいと思いますけれども、もし一部重なりましたらお許しをいただきたいというふうに思います。 昨年の改正は、再発防止の拡大のための重大事故報告・公表制度をつくっていくということで、今年は更にもう一歩進めて未然防止に踏み込もうとい……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 皆様大分お疲れだと思いますけれども、もう一息でございますので、よろしくお願い申し上げます。それから、お伺いしようと思っていたことがいろいろ重なっておりますので、足したり引いたり、あるいはできない問題もあるかもしれません。それをまず冒頭におわびを申し上げておきたいというふうに思います。 これは申し上げるまでもなく、我が国は石油や金属資源がほとんど国内では産出できないという厳しい制約条件の下で戦後目覚ましい経済発展を遂げてきたわけでございます。これは、ひとえに優れた人的資源の力によるものであると私は思っております。……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。福田総理が御就任になって初めて質問に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 御承知のとおり、今原油価格が高騰しておりまして、ガソリンや灯油が跳ね上がって、師走の家計を直撃しております。特に中小企業は深刻な状況にあるわけでございます。折から、住宅着工件数の減少の影響で、関連企業は正にダブルパンチに遭っているわけであります。 私ども公明党は、早速、今月三日、一週間前でございますけれども、町村官房長官にお会いをしていただいて、緊急の原油の高騰対策に対する申入れを行ったところでございます。明日、関係閣僚会議が開かれるというふうに伺っており……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 イギリスの経済誌エコノミストの二月号の表紙は、JAPAN、このJAPANの文字にiを加えてJAPAiN、日本の苦痛あるいは苦痛に満ちた日本とでも訳すのでしょうか、経済の低迷に苦しむ日本という特集を組んでいるわけであります。そして、その題字の下には、なぜあなたは世界で二番目に大きな経済を心配しなければならないのかという、こういう見出しがありまして、本文では日本の現状に懸念を示す分析をしております。この分析が、この特集の分析が正しいかどうか、これは別にいたしまして、私がこの日本語訳を見ますと、個人的な見解でございますけ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 少し問題が重なったりいたしておりますので、少し省かせていただいたりするかもしれませんけれども、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ちょうど一年前になります平成十九年四月十日、今日でございますけれども、パテントトロールについて私は申し上げました。このパテントトロールというのは、自ら研究開発や製品の製造販売を行わない、また特許のライセンス契約も締結をせずに、ある日突然、大企業に対して特許権を盾に特許権侵害訴訟をして高額な和解金やライセンス料金を取る、得る、こういう目的をする、これがパテントトロールと申します。トロー……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。もう少しでございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 午前中から質疑を伺っておりまして、感慨深いものがありました。もう私が初当選して以来、一貫して事業承継税制、小渕総理にも、私も若輩者でございましたけれども、質問もさせていただきましたし、まさにこれはうちの、我が党ももちろんですけれども、私個人的にも熱心に取り組んできたという思いでございます。私なんかが感慨深いなんて申し上げましたら、渡辺先生などもっと感慨深いと思いますし、まさに通産のリーダーでいらっしゃいましたので、そういう思いです。それから甘利大臣も、もうこれは大臣でいらっしゃる以前にも……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。大分お疲れだと思いますけれども、もう少しでございますので、よろしくお願いを申し上げます。 私からも、さきのミャンマーでのサイクロンの被害、そしてまた中国での成都近郊での大地震による被害に遭われた皆様に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。まさにいつ我が身にあるいは我が国に、我が場所に起こるか分からない自然災害であります。世界家族という観点で、我が国として、また私個人として、それぞれができる精いっぱいのことをしなければいけないと改めて心に誓っているところでございます。 それでは、質問に入らせていただき……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 御配慮により、先に質問をさせていただきますことをお許しいただきたいと思います。ありがとうございます。 大臣の記事をちょっとインターネットで見させていただきました。「省エネ技術の開発が国際競争力に」、そしてもう一つは「太陽光発電技術、いずれはプラント輸出を」と、こういうのを見まして、ああ、すばらしいなという思いでこの記事を読ませていただきました。 もちろん、先ほど来、種々いろいろな御質問、御意見が出ておりますけれども、やはり環境と経済の両立という視点が大事であると、藤原先生もおっしゃいました、まさにそのとおりであると思います。そして、この両立を……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 今日は四人の参考人の先生方、大変お忙しい中お出ましいただきまして、ありがとうございます。 まず、村井社長は先ほど、ローコストのオペレーションを提供すると環境経営が上がってくる、一人一人の意識に着目をすると現場の隅々までこれが広がって、しかも経営が落ちないというか、かえってアップするというお話をいただきました。すばらしいなというふうに思いました。 それから、中村ゼンセンの委員長、CSRの推進等で頑張っていらっしゃいますけれども、家庭での一人一日一キログラムCO2削減を目指せということで大変な御努力をしていただいているんだというお話を伺って、これ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 中小企業に関する法案、施策は今日が最後、今国会最後でございますので、しっかりと審議を進めてまいりたい、取り組んでまいりたいというふうに思っております。 さて、我が国の大企業は今やその生産拠点を海外に移す時代へとなってまいりました。以前に私もこうした海外で得た利益に対する控除等の大臣に質問も申し上げまして、それでお答えいただきました。そういうことも、大企業に対してはいろいろなことがしっかりと対策が取られている。あるいは、大企業は株式、社債など、もう多様な資金調達手段を持っているんですね。それに引き比べまして、先ほど……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 四人の先生方、今日はお忙しい中お出ましいただきましてありがとうございます。十分という時間なので大変失礼な質問になるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。 まず、私も全部申し上げたいと思います。 まず、木島参考人、木島会長は、様々な消費者のための対応をしているということで、今日の朝刊にも「悪質業者、排除へ」ということで、信販、カード会社など二百社以上が参加して、悪質商法を放置した会社は自主規制団体への加盟を取り消すなどの罰則も設けるということで、こういうこともしていらっしゃるということでいろんな御努力をしていただいているなとい……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。後半になってまいりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 消費者の権利を最初に提示したのは一九六二年、ケネディ大統領であります。四つの権利を明言なさいました。それは、安全を求める権利、情報を知らされる権利、選択する権利、意見を反映させる権利、この四つの権利がまさに消費者の権利の基本になっていると、こう言われております。そこにフォード大統領が一九七五年に消費者教育を受ける権利というものを追加されて、そして、以来この概念というのは諸外国においても受け入れられまして、一九八二年には国際消費者機構が消費者の八つの権利と五つの責任というものを提唱をされま……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 厳しい経済状況の下で、各議員の先生方から、午前中から種々様々な御質問が出たわけでございます。国を思う、あるいは国民を思う気持ちというのは与党も野党もないと、私はまさに、こうした厳しい中であるときは、党派の垣根を超えて結束をして難局を乗り切ることも必要ではないかというふうに考える次第でございます。 午前中に、しかし、定額給付金の話も出ました。 私自身は、今、諸物価が上がり、また所得が下がっている現状の中では景気の導火線になるのではないかと、こう信じております。さはさりながら、各党でいろいろな御主張があるというの……
○松あきら君 本日は大変にお忙しい中、また、もう本当に時間をやりくりされて四人の参考人の皆様お出ましをいただきまして、本当にありがとうございます。 公明党の松あきらでございます。お時間がないので私もまとめてお話をさせていただいて、また後で自由質疑のところでもしあれでしたら残り御質問させていただきたいと思います。 まず、私は、第一次補正予算の問題が出ました。緊急保証制度の問題も出ました。もちろんお金をたくさん更に保証制度に付ける、あるいは中小企業支援に付ける、融資に付けるということは大事なことであります。しかし、一番大事なことは、金融機関がこれをきちんと本当に皆様方に貸出しができるかどうか、……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
一昨日、九日の火曜日に当委員会におきまして、四人の参考人の皆様にお出ましをいただきまして本当に深刻な中小企業の実態、そして様々種々お話を伺ったところでございます。それを踏まえまして本日は質問をさせていただきたいと思います。
中小企業の資金繰り支援として緊急保証制度、これは一〇〇%保証であります。これに取り組んでおりますが、現在までの利用実績はどうなっているのか。また、今後の見込み、資金の過不足という問題はないのか、まずそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 大変心に感じるほどの、本当に大臣のまさに陣頭指揮……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。時間もたってまいりましたけれども、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。 各党派からODAの質問がされました。私もまず、このODAについて御質問をさせていただきたいと思います。 我が国は、一九九〇年代を通じて二〇〇〇年までに世界第一の援助国でございました。現在、二〇〇七年実績暫定値でございますけれども、米独仏英に続く世界の第五位でございます。政府が財政健全化に取り組んでおりますことから、一般会計のODA予算は平成九年をピークに十一年間で四〇%削減をされております。一方で、欧米諸国では近年、援助を増やす傾向にありま……
○松あきら君 引き続きまして、公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ただいま浜田議員から不正経理について質問がございました。私も今般の検査報告による雇用行政における不正について触れさせていただきたいと思います。 厚生労働省が所管する独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、これ、実は雇用・能力開発機構、これが廃止をされるんですけれども、その統合先なんですね。この統合先が傘下の二十九県の雇用協会に支払った業務委託費について、十九年度までの八年間に総額一億一千万円が不正に使われたとされております。架空の費用、空出張、裏金を捻出して飲食費に流用するなど、不正経理は昨年の検査……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。 株価が急反発をいたしまして、ひとまずほっとしたというところでございます。しかし、危機が去ったわけではありません。実体経済への深刻な影響というものは、残念ながらまだ懸念が残るところでございます。 そこで、日本がこの世界的な金融危機をどう最小限に影響を食い止めるのか、総理にお伺いをしたいというふうに思っております。 一つは、実は私はG8サミットの緊急開催の提言を総理に是非していただきたいという思いでございましたけど、先ほど山口議員のお答えで総理は、状況を見極めないと逆効果になるという御答弁がございました。……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 午前中から種々質疑が繰り返されております。今世界中が経済危機で苦しんでいるわけでございまして、日本も残念ながらその一つの国であります。日本はもう少し痛みが少ないであろうと、こう言われておりましたが、しかし、外需中心とは申しませんけれども、やはり外需、輸出が主な産業、比率を占めているということで、残念ながら日本も大きな痛みを伴っているわけでございます。 そうした中で、輸出といいますと、我が国最大の輸出先でありますアメリカ合衆国におきまして保護主義の動きが高まっているということに関して大変懸念がされているわけでござ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 昨日は政労使の三者で合意がなされました。これは麻生総理、そして経団連の御手洗会長、そして連合の高木会長でございます。まさに今世界の危機であります。この百年に一度と言われる危機に何とか対処したい、緊急雇用対策、つまり、雇用の安定のためにこの三者がしっかりと合意をしたというふうに私は認識をいたしております。 ところで、我が国の労働者は、その約半数、二千七百万人が女性であります。かつて企業社会は競争原理で働く男性社会であったわけでございますけれども、今女性の力なくしては企業の社会的展開が考えられない時代となりました。特……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 七日そして本日と質疑がされておりまして、多少私も質疑が重なるところがあるかもしれませんけれども、お許しをいただきたいと思います。 近年、企業間の関係は、そのグローバル化が進むと同時に、今までのピラミッド型からネットワーク型に構造が変わってきているというふうに思います。 先日も当委員会で私が申し上げました世界的なヒット商品でありますアップル社のiPod、これは、実はG20でオバマ大統領がバッキンガム宮殿でエリザベス女王にこのiPodを差し上げたということが記事になっておりまして、話題になっておりましたけれども、このアップル社のiPod、その六五……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 本日は、私の質疑で最後でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 さきのG20では、二〇一〇年末までに五兆ドル、日本円で五百兆円ですね、この財政出動をするというなどの合意がなされたわけでございます。事ほどさように、世界の金融危機は深刻度を増して、戦後最大の同時不況の中で世界は苦しんでいるわけでございます。日本経済にも大きな需要不足が生じまして、二〇〇八年十月から十二月期のGDPはマイナス一二・一%と、需要ギャップが約二十兆円という数字が出ております。 今年の一月から三月期も同じ程度か若しくはそれ以上の数字が出るだろうと残念ながら言われ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。本日は、四人の参考人の皆様、大変お忙しい中を当委員会にお出ましをいただきまして、本当にありがとうございました。 まさにIMFの世界経済見通しマイナス五・八%、残念ながら独り負けということが正しい、そうであると現状思います。サブプライムローンを買わなかった、実はしり込んだんです。先の見通しがなかった、それが幸いしたと言えるかもしれません。世界は今、ちょっとさっき、この現状を危機だと思っていないんじゃないかというような御発言もありましたけれども、今この現状を危機だと思っていない人はいないと思います、私は。しかし、この危機をどう対処していくか、乗り越えて……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 質問に先立ちまして、昨日、日中首脳会談でも取り上げておりました中国政府のIT情報の強制開示について、一言触れさせていただきたいと思います。 これは、中国独自の安全基準であります強制製品認証制度、CCCというものによるもので、家電製品やパソコン、基本ソフトまで対象となっておりまして、この認証制度を得ないと中国国内で販売できないというものであります。この認証を得るためにはソースコードと言われます設計図の開示を求められる可能性もありまして、企業側は技術流出のおそれのある世界に例のない制度に困惑をしているところでございま……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 河村官房長官、大変お忙しい中を本当にありがとうございます。 皆様、私が最後の質問者でございますので、もうしばらくお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。 金融経済の危機にのみ込まれた世界は少しずつ出口に向けて進んでいると思っておりますけれども、同時不況の大きな波はついにアメリカ・ビッグスリーの一角でありましたGMを、昨日、連邦倒産法の適用によりまして経営破綻へと追い込んだわけでございます。製造業としては世界最大の経営破綻、負債額は千七百二十八億ドル、約十六兆四千百億円だそうでございます。家族で二代、三代と勤務をする従業員は世界で三十二万……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 六月の月例経済報告によりますと、景気の悪化の悪化という文言が削除されるわけであります。実質的な底打ち宣言かと、こう言われておりますけれども、今朝の株価を見て私は喜んだんですね、一万十二円七十三銭。今現在は九千九百八十八円十四銭ということでちょっと気持ち下がったようでございますが、できればこのまま一万円を突破して良くなってもらいたいと願うわけでございます。しかし、先ほど来お話が出ておりますように、特に中小企業あるいは小規模企業の危機というものはまだまだ去ったわけではないわけであります。 私は、今回、中堅企業が入り……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 質問に入らせていただく前に、私は六月二日に独禁法の改正案、質疑をいたしましたときに、皆様覚えていらっしゃると思いますけれども、企業結合、海外の、特に私はBHPビリトンとリオ・ティント、二位と三位でございます、鉱物資源の。この巨大なメジャーが結合する。これは、そのときは景気の関係でやらなくなったけれど、でも景気が良くなったらやるかもしれないと、日本のしかも公取だけでは決してこれ規制の実行ができないですよと申し上げました。 あのとき竹島委員長はかなり性善説に立ったような御答弁で、私はもうそんなのんきなこと言ってられ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ちょうど三年前でございます。商品先物取引の改正は、財政金融委員会におきまして、証券取引法等の改正の際に一緒に審議をいたしました。 実は、私はそのとき経産副大臣を務めさせていただいておりまして、財金に三日間ほど呼ばれまして、大変スリリングな三日間を過ごしたわけでございます。こちらにお座りの櫻井委員長が当時民主党の筆頭理事でいらしたと思います。 それで、忘れられないくらいなんですね。一番始めに櫻井、当時理事でいらっしゃいましたけれど、御質問で、いろいろありましたけれど、大事な不招請勧誘の禁止、特にこれでありますけれ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず私は、国立大学法人の運営における問題点について数点お伺いをしたいと思います。 今日の社会で国民が真に求めているものは、心の豊かな社会、安心な社会であり、そこに大きな価値を置いているというふうに思います。大学の存在は、そうした国民の願いにこたえてくれる知識、文化、芸術、技術の中核的存在でなくてはならないと私は思っております。どの先進的な国家におきましても、アカデミックな存在としての大学が社会の発展に大きく寄与をしてまいりました。我が国が大学を大事にしないようなことが起きれば、私は日本の国は一流とは言えないとい……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 まず、やじは国会の華と言いますけれども、私は与野党問わず、余りにも質問の方の声が聞こえないぐらいのやじは、これはやめていただきたいと、与野党問わずこれはお願い申し上げるところでございます。 私どもがずっと以前から取り組んでおりました女性特有のがん対策につきまして、今回のこの政府の経済危機対策の中で盛り込んでいただきましたことを心から感謝を申し上げたいと思います。昭和五十六年以来、がんは日本人の死因のトップでございます。生涯において男性の二人に一人、女性の三人に一人はがんに罹患をするわけでございまして、こうなりま……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。 議事に先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る十月二十六日、本会議におきまして法務委員長に選任されました松あきらでございます。 今、我が国の内外で山積をする諸課題に対して、速やかな取組が求められております。法務行政、司法行政を所管する本委員会もその重要性がますます一層増していると思っております。 本委員会の公正かつ円満な運営にしっかりと取り組んでまいる決意でございますので、どうか委員の皆様方におきましては、御指導、そして御協力を賜りますように心からよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨十八日、山内徳信君が委員を辞任され、その補欠として福島みずほさんが選任されました。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 ちょっと速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
森まさこさんに申し上げます。
司法、そして法務にかかわる件について御質問をよろしくお願いいたします。
【次の発言】 速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
森委員に申し上げます……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
本日までに、千葉景子さん及び福島みずほさんが委員を辞任され、その補欠として松野信夫君及び渕上貞雄君が選任されました。
【次の発言】 この際、申し上げます。
自由民主党・改革クラブ所属委員に対し出席を要請いたしますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。
速記を止めてください。
【次の発言】 速記を起こしてください。
自由民主党・改革クラブ所属委員に対して出席を要請いたしましたが、御出席を得ることができませんでしたので、やむを得ず議事を進めさせていただきます。
裁判官の報酬等……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、松野信夫君、姫井由美子さん及び渕上貞雄君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子さん、石井一君及び福島みずほさんが選任をされました。
【次の発言】 これより請願の審査を行います。
第一号国籍選択制度の廃止に関する請願外七十六件を議題といたします。
今国会中本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の資料のとおりでございます。
これらの請願につきましては、理事会におきまして協議の結果、第四九四号裁判所の人的・物的充実に関する請願外八件及び第四九五号法務局、更生保護官……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、木庭健太郎君及び千葉景子さんが委員を辞任され、その補欠として風間昶君及び牧山ひろえさんが選任をされました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に松村龍二君及び風間昶君を指名いたします。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
去る二月十六日、牧山ひろえさんが委員を辞任され、その補欠として千葉景子さんが選任をされました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に風間昶君を指名いたします。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。
法務及び司法行政等に関する調査のため、本日の委員会に法務省入国管理局長田内正宏君、厚生労働省労働基準局長金子順一君及び厚生労働省職業安定局次長山田亮君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 法務及び司法行政等に関する調査を議題とし、法務行政の基本方針に関する件について質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、前川清成君が委員を辞任され、その補欠として松浦大悟君が選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。千葉法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時四分散会
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、松浦大悟君が委員を辞任され、その補欠として牧山ひろえさんが選任をされました。
【次の発言】 去る三月十七日、予算委員会から、三月十九日の本会議散会後の一日間、平成二十二年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、裁判所所管及び法務省所管について審査の委嘱がありました。
この際、本件を議題といたします。
裁判所及び法務省関係予算につきましては既に説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日、千葉景子さんが委員を辞任され、その補欠として牧山ひろえさんが選任されました。
【次の発言】 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 御静粛にお願いします。
【次の発言】 きちんとお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 他に発言もないようですから、本案に対する質疑は終局したものと認めます。
これより討論に入ります。──別に御意見もな……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、牧山ひろえさん及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子さん及び梅村聡君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に風間昶君を指名いたします。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日までに、梅村聡君、山崎正昭君、平田健二君及び石井一君が委員を辞任され、その補欠として外山斎君、古川俊治君、松野信夫君及び姫井由美子さんが選任されました。
【次の発言】 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 午後一時三十分に再開することとし、休憩いたします。
午後零時九分休憩
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、古川俊治君、姫井由美子さん、外山斎君及び千葉景子さんが委員を辞任され、その補欠として山崎正昭君、石井一君、前川清成君及び平山誠君が選任されました。
【次の発言】 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を議題といたします。
本日は、本案の審査のため、お手元に配付の名簿のとおり、四名の参考人から御意見を伺います。
本日御出席いただいております参考人は、中央大学法科大学院・法学部教授椎橋隆幸君、日本弁護士連合会前副会長・弁護士細井土夫君、全国犯罪被害者の会(あすの会)代表幹……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、平山誠君及び植松恵美子さんが委員を辞任され、その補欠として大島九州男君及び前川清成君が選任されました。
【次の発言】 刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言を願います。
【次の発言】 それでは、中井国家公安委員長、そして泉大臣政務官、御退席いただいて結構でございます。
【次の発言】 この際、委員の異動について御報告いたします。
本日、福島みずほさんが委員を辞任され、その補欠として渕上貞雄君が選任されました。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、大島九州男君、渕上貞雄君及び前川清成君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子さん、福島みずほさん及び松浦大悟君が選任されました。
【次の発言】 国際受刑者移送法の一部を改正する法律案を議題といたします。
政府から趣旨説明を聴取いたします。千葉法務大臣。
【次の発言】 以上で趣旨説明の聴取は終了いたしました。
本案に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。
午前十時一分散会
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、松浦大悟君、福島みずほさん及び千葉景子さんが委員を辞任され、その補欠として轟木利治君、渕上貞雄君及び牧山ひろえさんが選任されました。
【次の発言】 政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りをいたします。
国際受刑者移送法の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に法務省入国管理局長田内正宏君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
昨日までに、牧山ひろえさん、轟木利治君及び渕上貞雄君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子さん、友近聡朗君及び福島みずほさんが選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に森まさこさん及び風間昶君を指名い……
○委員長(松あきら君) ただいまから法務委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告をいたします。
本日までに、友近聡朗君、福島みずほさん、千葉景子さん及び簗瀬進君が委員を辞任され、その補欠として松浦大悟君、近藤正道君、神本美恵子さん及び川合孝典君が選任されました。
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りをいたします。
委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。
理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、理事に森まさこ……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 今の加納先生の御質問、私も全く同感であります。今、日本は少子化というものが急速に進んでおりまして、私はやはりこの少子化対策というのはワーク・ライフ・バランスとは正に一体であると、これが進まないと少子化対策も進まないであろうというふうに思っております。 内閣府にお伺いするんですけれども、内閣府が今年八月に発表いたしました女性が出産や育児やあるいは介護で仕事を辞めることがなければ四十四万人も雇用が増えて、そして経済効果が〇・四ポイントアップするということを発表されました。女性の力はすごいという私も認識を新たにしたんで……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 私は、今日感慨深く聞いておりましたのは、三年前に当委員会で、やはり内閣府であるとか経済産業省とか、皆さんにこうやってお話を伺いました。そのときに、内閣府は一言も男女共同参画が出てこなかったんです。私はすごく怒りまして、大体男女共同参画推進所管庁であるのにとんでもないと。当時十五分ぐらいずつだったと思うんですけれども。今年は、先週も内閣府がいろいろ発表しました。私も、例えば女性が子育てや出産やあるいは介護で仕事を辞めなければ四十四万人の雇用が創出されるとか、あるいは経済成長率を〇・四%アップするとか、いろいろな施策……
○松あきら君 広田先生、ありがとうございます。男女共同参画も休暇も正に本当にそうなればいいなということをおっしゃっていただいて、感謝いたします。 理事懇でも申し上げたんですけれども、私はこの「幸福度の高い社会の構築」という、これに衝撃を受けました。 私も今三期目になりましたけれども、こういう幸福度というふうな主観的な、こういう言葉を使った、今までなかったと思います。実は、厚生労働省の役人も内閣府の役人もこれを見てショックだったと、いや、いい、すごいことをされるんですねというふうにやっぱり言ってくださいました。普通の一般国民からすると当たり前のような言葉が意外とこの国会の中では使われていなか……
○松あきら君 本日は、中村先生、山田先生、お忙しいところ大変にありがとうございます。本当にお二方のお話を聞いていて、奥の深いお話であります。簡単に質問が出てこないくらいのすばらしいお話であったと思いますけれども。 中村先生に対しましては、生命科学というものは、まさに人間は生き物の一つであると、五千万種の生き物の中で、しかし文化、文明がつくれるのは人間だけ。その人間がこの地球を壊してしまうような、あるいは人間の自然の営みを壊してしまうようなことをしてしまっては大変なことになるということをつくづく感じたわけであります。 先生のお話を伺っていますと、やはり哲学的といいましょうか、最後は宗教的とい……
○松あきら君 本日は、木下先生、そして神野先生、お忙しいところお出ましをいただきましてありがとうございます。 両先生にお伺いをしたいと思います。 まず、木下先生は、人員と予算の削減を行いながら市民サービスを向上させるという大変難しいお仕事をやってこられたというふうに思います。効率化やコスト削減に振れ過ぎると、サービス向上とか、あるいは安全、安心というものの確保が置き去りにされかねないと、そういうことも心配しなければいけない。また、自治体事務のIT化やあるいはアウトソーシングということによるコスト削減、あるいは人件費の抑制は、財政上は必要なことと思いますけれども、その結果、例えば嘱託あるいは……
○松あきら君 小田切先生、そして中谷参考人、両先生、本当にお忙しい中、遠くからまたお出ましをいただきましてありがとうございます。公明党の松あきらでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず小田切先生、私は地域活性化対策本部のメンバーでありまして、全国の高齢化率、六十五歳以上の方が五〇%を超える過疎集落の実態調査、これを私も行わせていただきましたし、また、地方議員が私どもは三千名おりまして、その三千名の議員がまさに対面をしてアンケートを取りまして、いろいろな状況を、まずその実態を知ることが大事であると、つまりそうした地方が全体的に底上げをして活性化をされなければまさに日本の再生はないと……
○松あきら君 本日は、山崎先生、それから横田会長、お忙しいところお出ましをいただきまして、本当にありがとうございます。 お二方にお伺いをしたいと思いますけれども、まず山崎先生は、私は宝塚の実は後輩でもございます。タカラジェンヌのときに、すごく若くして人気が出てスター候補生だったのに財閥にお嫁に行っちゃった人がいるのよという話を聞いたことがあるんです。でも、それが長じまして、まさか童話あるいは絵本、ミュージカル作家の山崎陽子先生と同じ方だということを知ったときはもう大変な驚きでございまして、本当にそういういろいろな意味で尊敬できる先輩、すばらしい方であるという思いで、今日は来ていただいたことを……
○松あきら君 本日は、岩田先生そして京極先生、両先生、お忙しい中を当調査会に御出席を賜りまして本当にありがとうございます。それぞれすばらしい統計、またお話を聞かせていただいたというふうに思っております。 まず、岩田先生、先ほど家賃補助というお話も出ましたけれど、住宅の手当あるいは家賃補助がないというのは、世界的に見てこういう全国的制度がないのは先進国で日本だけだという先生のお書きになったものを読ませていただいて、私もちょっとショックを受けました。これは本当にしっかりと考えていかなければいけない問題であるというふうに思っております。 今、残念ながら生活保護という世帯も少しずつ増えてきている中……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。今日は、岡澤先生そして辻先生、本当に当調査会にお出ましをいただきましてありがとうございます。両先生のお話を伺っていてもう本当にうなずくことばかりでございます。 まず、岡澤先生にお伺いしたいと思います。 私は、スウェーデンという国はまさにワーク・ライフ・バランスの進んだ国だと非常にうらやましいという思いでいっぱいなんですけれども、少子高齢化というのも日本に先駆けてスウェーデンではもう経験したと。しかし、私どもの日本はスウェーデンの三倍ぐらいの急速さで高齢化になっているわけでありますけれども、うらやましいと思う反面、高負担高福祉の国であると。しかし、……
○松あきら君 ちょっとお聞き苦しいかもしれませんけれども、済みません。 本当に当調査会は私はすばらしい試みをしていただいたと思います。私も過去、十三年目になります、三期目をさせていただいておりますけれども、この調査会、ずっと入っていたわけではないんですけれども、かなり長くかかわってきた一人ではないかなと思っておりますけれども、今までと私は違うと思います。 それは、まさに、来ていただいた先生方も様々な分野の御意見がある方を選んでくださった。そしてまた、もちろんこういう方がいいと、皆さん、私どもがみんな提示したんですけれども、選んでくださった。それから、各議員が本当に活発に意見を出している。過……
○松あきら君 大日向先生そして本田先生、本日は本当にお忙しい中をお出ましいただきましてありがとうございました。 両先生の書かれたものもしっかり読ませていただきましたけれど、私、個人的には本当にそうだな、どうしたらいいかなという思いが非常に強く感じました。 一つは、今までの質疑の中でも出ましたけれども、今の日本のこの構造ですね、これに大きなまた問題があるのではないか。要するに、戦後、日本が、まあいい時代もありましたけれど、今は特に百年に一度と言われるこういうときになってしまった。非正規社員の解雇というものも、次は実体経済の悪化も予想される中で、今度は正社員がどうなっていくのか、こういう本当に……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 池本先生、小峰先生、本日は大変にお出ましをいただきましてありがとうございます。外国のいろいろな事例ですとか、本当に様々なお話をいただきまして大変勉強になりました。 私の雑駁な思い等も述べさせていただきたいと思います。 両先生とも共通していらしたのは、人口が減少することがすなわち幸福度が下がるということとは直接関係しないということであると。それとまた、経済規模とまた幸福とも関係しないと、それは一人の所得とまた国の所得は別ということもあると思いますけれども。 いろいろお話を伺っていて大変難しいなと思いましたのは、幸福度というのは本当に人それぞれ……
○松あきら君 松あきらでございます。 大分時間もたってまいりましたけれども、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。 当調査会が始まったときに、矢野会長は当時の理事、オブザーバーにこの国民生活調査会というものをどういうふうにこれから進めていったらいいんだろうかと。今までと同じような状況で進めていきたくはない、いろいろな案を出していただきたいとおっしゃって、当時の理事、オブザーバーがそれぞれ案を持ち寄りました。私もそのうちの一人でございましたけれども、そのときに当時の民主党の筆頭理事であった藤本先生が、「幸福度の高い社会の構築」、また仮説一、「人口減少によって一人当たり国民所得は高まり、国民幸……
○松あきら君 御配慮ありがとうございます。 公明党の松あきらでございます。 お三人の先生方、本日は大変に示唆に富むお話をありがとうございます。 個人的に言いましても私ども政治家は、多分みんなそうだと思うんですけれども、まさに旧約聖書によりますと、神様が世界をつくられて最後に休まれたと、だから定期的に神様も休んでいるから人間も休まなきゃいけない、そういうことに全く反しているのが私ども政治家かなというふうに思ったりいたします。 それと、もちろん宗教的なそういうことと、ヨーロッパにおきましても第二次大戦後に、小倉先生もおっしゃっております年次有給休暇が充実したというのは戦後ですね、労働時間と……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 本日は、三人の参考人の皆様、お忙しい中を大変にありがとうございます。 阿部先生とペーテルソン社長のお話を伺っていますと、対極にあるなというふうに思います。日本がまさに長時間労働であるということは、これは事実でありまして、生産性ということで考えるとこれは厳しいものがあるというお話もいただきました。 実は、私は以前にも申し上げたんですけれども、英国では無料コンサルタントを一年間企業に派遣したことで、企業がワーク・ライフ・バランスを進めたと。つまり、学校の子供の学期中に働き、休みのときは休める、家庭でインターネットなどを使って仕事をすることによって……
○松あきら君 会長、御配慮ありがとうございます。 それでは、まず澤雄二さんの意見表明を述べさせていただきます。 休日・休暇が多い国が国の経済力を伸ばし、国民の幸福度を高める、この命題については基本的にはイエスです。しかし、幾つかの条件を乗り越える必要があります。その大きな課題の一つが労働生産性の向上です。少子高齢化が進んでいる我が国ではこの課題の解決が必須であります。もう一つ、それは幸福度を高めることともリンクしてきますが、前回の意見表明のときにも申しましたが、毎年拡大を続けている格差の是正です。休日を楽しむためにもGDPを維持するためにも、消費する力を国民が持つ必要があります。 労働生……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 本日は三人の参考人の先生方、大変示唆に富むすばらしいお話をありがとうございます。 当調査会は、「幸福度の高い社会の構築」ということで、大変漠とした、難しい、けれども非常に大事な問題ということで、仮説やあるいは逆説などを立てまして今まで議論を重ねてきたところでございます。 今日は、お伺いしようと思うこと、かなり質問に出ましたんですけれど、時間の関係で手短に、お一方一問ずつお伺いをしたいと思います。 まず、阿部参考人でございますけれども、私もベーシックインカム、当調査会で四月にちょっとそのことで問題提起させていただいたわけでございますけれども、……
○松あきら君 本日は三人の参考人の先生方、お忙しい中を大変にありがとうございます。公明党の松あきらでございます。 お一人一問ずつまとめて質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 まず、大石参考人、先ほど予防が大事、また健診の見直しをというお言葉に意を強くいたしました。と申し上げますのは、昨年、私どもは女性特有のがん検診無料クーポンを提案させていただきまして、実行させていただいておりますけれども、先進国では七〇から八〇%の検診率、これが日本では残念ながら乳がんは一四・二あるいは子宮頸がんは二二、三%という大変低い数字で、特に二十代、三十代の方はなかなか検診に行……
○松あきら君 今日は、お三人の先生方、ありがとうございます。 御質問しようかと思っていたことがもう質問に出たりいたしまして、少し感想も含めて申し上げたいと思います。 まず、ブータンのことでございますが、今、民主主義国家に移行中ということだと思います。私はちょっと認識が違うかもしれないんですけど、以前はというか今までは国王中心、仏教中心の、どちらかというと社会主義的な国であったかなと、いろいろなことが保障されていたと。一番低いのが教育ということで、次にこの教育が総体的に全体的に上がるようになると、あるいは情報過多になると、このブータンという幸せな国が、例えば民族衣装も今着用が義務付けられてお……
○松あきら君 公明党の松あきらでございます。 当調査会に三年間も在籍していたのは私一人だそうでございまして、責任を感じる次第でございますけれども。 幸福度の高い社会というのは、一言で言えば大変もちろん漠とした、しかし重要なテーマであります。大変ユニークで、また大変に勉強になったこの三年間、調査会でありました。 私なりにこの議論を振り返ってみますと、幸福度の高い社会というのは必ずしも国の経済力が直接影響するのではない、国民の皆様にとって一人一人がいかに暮らしやすい社会になっているかというのが重要な、大事な点であるということが明らかになったというふうに思います。 かつての戦争混乱期から半世……
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