舛添要一 参議院議員
21期国会発言一覧

舛添要一[参]在籍期 : 19期-20期-|21期|-22期
舛添要一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは舛添要一参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院21期)

舛添要一[参]本会議発言(全期間)
19期-20期-|21期|-22期
第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 参議院本会議 第5号(2007/10/05、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 白浜議員より、まず年金制度についてのお尋ねがございました。  保険料の横領等の事案につきましては、社会保険庁職員について、現在、現役及びOB職員に対し調査を行っておるところでございます。また、市町村職員については、告発の可能性のある市町村に対して厳正な対応を求めたところであります。また、告発をしない市町村に代わりまして社会保険庁が告発することも検討しております。  年金記録問題につきましては、五千万件の年金記録の名寄せを行うとともに、すべての方々への加入履歴をお知らせするねんきん特別便の実施やコンピューターの記録と台帳等との計画的な突き合わせなどに着実に取り組んでまい……

第168回国会 参議院本会議 第9号(2007/11/26、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 直嶋議員より五千万件の年金記録問題への対応についてお尋ねがございました。  五千万件の記録への取組につきましては、本年七月五日に政府・与党で決定しました方針に基づきまして、平成二十年三月までを目途に基礎年金番号に未統合の五千万件の年金記録について名寄せを実施し、記録が結び付くと思われる方に加入履歴をお送りする予定であります。その後の統合のためには、御本人による確認が不可欠であります。  また、婚姻により姓が変わったなどの理由により名寄せだけでは結び付かない記録が出てくることも想定されますが、こうしたケースにつきましては、来年四月以降も記録に結び付けるための取組を進めて……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 参議院本会議 第2号(2008/01/22、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 尾辻議員から年金記録問題についてのお尋ねがございました。  まず、年金記録問題につきまして国民の皆様に大変御迷惑をお掛けしていることを、改めて深くおわび申し上げます。  この問題につきましては、政府として本年三月までに実施することをお約束いたしましたのは、五千万件の未統合記録と一億人すべての年金受給者や現役加入者の方々の記録をコンピューター上で突き合わせ、その結果、記録が結び付く可能性がある方々へねんきん特別便をお送りすることでございます。これにつきましては、昨年七月五日に政府・与党として決定した方針に基づき、本年三月までに予定どおり実施してまいります。  こうした作……

第169回国会 参議院本会議 第3号(2008/01/23、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 工藤堅太郎議員にお答えいたします。  まず、年金記録問題の見通しにつきましては、先ほど総理がお答えいたしましたとおり、昨年七月五日に政府・与党として決定いたしました方針に基づきまして、一億人のすべての年金受給者や現加入者の方々にねんきん特別便を本年十月までにお送りし、国民お一人お一人に御自身の記録を御確認いただくことを始め、各般の対策を着実に実施することとしております。国民の皆様の信頼回復に向け、引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。  次いで、ねんきん特別便につきましては、昨年の十二月十七日から発送を開始したところでありますが、今後、本年三月までに名寄せの結果、……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 参議院本会議 第3号(2008/10/02、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 長寿医療制度についてお尋ねがございました。  長寿医療制度については、多くの良い面がありますが、制度について様々な御意見が寄せられていることから、高齢者の方々の心情に配慮し、法律に規定する五年後の見直しを前倒しして、より良い制度への改革を図ることとしております。  私といたしましては、見直しに当たって、まず、高齢者医療を支える費用分担の在り方について、全世代の納得と共感が得られる枠組みを検討すべきではないか。年齢のみによる区分の在り方について、例えば七十五歳以上でも現役で働いている方の扱いを含め検討を加えるべきではないか。年金からの保険料支払の在り方について、これまで……

第170回国会 参議院本会議 第4号(2008/10/03、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 自見議員から、まず長寿医療制度についてお尋ねがございました。  長寿医療制度を廃止し、老人保健制度に戻した場合、高齢世代の保険料の扱いが不明確なまま現役世代に負担が回される仕組みに逆戻りとなるなど、問題の多い老人保健制度を復活させるだけでございます。  また、長寿医療制度においては、市町村国保と比べて七五%の世帯で保険料が軽減され、保険料格差も二倍に縮小しましたが、逆に負担が増え、格差も五倍に広がります。さらに、制度を運営する広域連合や市町村、ひいては国民を混乱させ、多大なコストを生じさせるなど、国民生活に大きな影響を与える様々な問題が起きることになります。  したが……

第170回国会 参議院本会議 第10号(2008/11/26、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 仁比議員から、大企業の大量解雇等についてお尋ねがございました。  都道府県労働局からの十月の報告によりますれば、派遣労働者の約三千四百人が雇い止めや中途解除されていると聞いており、今後とも、毎月の労働局からの報告や派遣元事業主からのヒアリングにより、住まいの状況も含め、可能な限り実態把握に努めてまいります。  また、派遣先が労働者派遣契約を中途解除することは、違法ではないものの、派遣労働者の雇用の安定の面からは好ましいものではなく、可能な限り避けるべきものと考えております。  このため、派遣元、派遣先指針に基づき、中途解除の際には、派遣元、派遣先双方の企業に対し、派遣……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 参議院本会議 第2号(2009/01/07、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 雇用対策についてお尋ねがございました。  雇用情勢が厳しさを増す中、政府におきましては、既に社員寮等から退去を余儀なくされた住居喪失者の方々に対し、全国の主なハローワークにおいて雇用促進住宅への入居あっせん、賃貸住宅入居のための資金貸付けや就職のための相談を行っているほか、内定を取り消された学生等への就職支援や企業への指導の強化を実施しております。  さらに、中小企業が労働者に休業や訓練などを行わせながら雇用を維持する場合に費用の八割を助成する中小企業緊急雇用安定助成金を創設し、厳しい環境の中でも解雇等を行うことなく雇用を維持できるよう、事業主の方々に対する支援を実施……

第171回国会 参議院本会議 第5号(2009/01/30、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 市販薬のインターネット販売についてのお尋ねがございました。  この問題につきましては、国民の安全性の確保を最優先し、リスクの高い第一類及び第二類医薬品の販売に当たりましては、薬剤師等が対面で情報提供することが担保される仕組みを基本として取り組む所存でございます。(拍手)

第171回国会 参議院本会議 第6号(2009/02/02、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) まず、出産費用の軽減についてお尋ねがございました。  妊婦が安心して出産できるよう、妊娠や出産費用の不安を解消することは重要な課題でございまして、準備に万全を期してまいりたいと考えております。  妊婦健診につきましては、平成二十年度第二次補正予算におきまして、費用の心配をしないで妊娠、出産ができるようにするため、妊婦健診に必要な回数、十四回程度でございますが、これをすべて受けられるように、平成二十二年度までの間、地方財政措置されていない残りの九回分について国庫補助、地方財政措置により二分の一ずつ支援することとしております。  また、出産一時金につきましては、平成二十一……

第171回国会 参議院本会議 第16号(2009/04/10、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 津田弥太郎議員から、いわゆる第二会社方式の活用における雇用の安定についてお尋ねがございました。  事業譲渡又は会社分割における労働者の承継につきましては、事業者が労働者と事前に協議をし、理解を得ることが重要であります。その旨を労働契約承継法に基づく指針等に定め、周知を行っているところでございます。  また、事業者にありましては、元の会社及び第二会社における雇用の維持に最大限の努力をしてほしいと考えておりまして、厚生労働省としても、企業の雇用の維持を支援するため、必要な雇用対策を講じることにより雇用の安定を図ってまいります。(拍手)

第171回国会 参議院本会議 第21号(2009/04/27、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  平成十六年に成立した年金制度改正法においては、長期的な負担と給付の均衡を図り、制度を持続可能なものとするため、基礎年金の国庫負担割合を平成二十一年度までに二分の一に引き上げることとされております。  この法律案は、これを踏まえ、平成二十一年度からの基礎年金の国庫負担割合を二分の一に引き上げるための所要の措置を講ずるものであります。  以下、この法律案の主な内容について御説明申し上げます。  第一に、国庫は、平成二十一年度及び平成二十二年度については、現行の基礎年金の国庫……

第171回国会 参議院本会議 第22号(2009/04/28、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 浜四津議員から、職業訓練中の生活給付金制度についてお尋ねがございました。  今般の補正予算案においては、総額七千億円規模の緊急人材育成・就職支援基金事業の一環として、雇用保険を受給していない方を対象に、職業訓練の抜本的な拡充や訓練期間中の生活保障のための訓練・生活支援給付制度の創設を行うこととしております。  本給付制度の実施に当たりましては、職業訓練の受講やその期間中の生活支援を必要とされる方に対して、制度の周知に万全を期すとともに、できるだけハローワークの窓口で申請手続や御相談にワンストップで対応できるようにするなど、国民にとって利用しやすい運用がなされるよう努め……

第171回国会 参議院本会議 第29号(2009/06/12、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) タクシー運転者の賃金水準等の労働条件や社会保険未加入の問題に関する現状認識と対策についてお尋ねがありました。  タクシー運転者の賃金につきましては、年間平均賃金で全産業労働者との格差が見られ、最低賃金法に違反する事業場の割合も全産業平均に比べ高い状況が続いております。賃金制度の面でも、長時間労働やスピード違反を誘発するおそれのある累進歩合制度を取っている事業場がなお見られるところであります。  厚生労働省といたしましては、法定労働条件等に問題があると考えられる事業場に対して重点的な監督指導の実施に努めるとともに、労働基準監督署と地方運輸機関との合同による監査、監督、最……

第171回国会 参議院本会議 第37号(2009/07/10、21期、自由民主党)【政府役職:厚生労働大臣】

○国務大臣(舛添要一君) 参議院議員千葉景子君外八名提出の子どもに係る脳死及び臓器の移植に関する検討等その他適正な移植医療の確保のための検討及び検証等に関する法律案につきましては、政府としては、意見を述べることは差し控えさせていただきます。(拍手)


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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 参議院本会議 第11号(2010/03/24、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 自由民主党・改革クラブの舛添要一でございます。  ただいま議題となりました平成二十二年度予算三案に関しまして、反対の立場から討論いたします。  振り返りますと、二〇〇八年九月のリーマン・ショック以来、世界経済は大変な状況に陥りました。景気後退や株価暴落に見舞われる中、我が国においては、麻生政権下で、日本は百年に一度の経済危機にあるとの厳しい認識により、累次にわたり大規模かつ有効な経済対策を進めました。昨年夏ごろからは自公政権での経済対策の効果が出始め、また中国、インドなど新興国向け輸出の増大などによりGDPがプラス基調に回復するなど、景気の先行きに明るさが戻ってきていました。  ……

第174回国会 参議院本会議 第28号(2010/06/15、21期、新党改革)

○舛添要一君 新党改革の舛添要一です。新党改革を代表いたしまして、菅総理の所信表明演説に対して質問いたします。  質問に入ります前に、議会制民主主義のルールを無視した昨今の民主党の国会運営に強く抗議をいたします。私たちは、引き続き予算委員会の開催を求めます。  さて、鳩山内閣は、政権就任後、八か月の迷走の末、退陣に至りました。この間、政治と金の問題をめぐっては、国民が求めてきた国会における小沢前幹事長の説明を拒否し続けたのみならず、普天間基地移設問題、口蹄疫対策などで政権の責任を果たさず、人気取りのばらまき政策に終始して経済の低迷を打破できず、国民の信を失いました。鳩山内閣において副総理という……

舛添要一[参]本会議発言(全期間)
19期-20期-|21期|-22期

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委員会発言一覧(参議院21期)

舛添要一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
19期-20期-|21期|-22期
第168回国会(2007/09/10〜2008/01/15)

第168回国会 決算委員会 第2号(2007/10/29、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 新しい日本年金機構、これは今の社保庁を解体して二分割ということですから、新しく生まれ変わらせる、そういう覚悟でやりたいと思います。  随意契約の方は、今説明ありましたように、これはもう透明性、公開性、これをきちんとやるということであります。  それから職員、今いる職員を漫然とそのまま採用するということではなくて、これは内閣官房の下に年金業務・組織再生会議というところで議論をしていただいていますけれども、先般、十月四日にこの会議より公表されました職員の採用についての基本的な考え方、この中間整理においてこういうふうな形でルールが示されています。  一つは、法令に違反した者……

第168回国会 決算委員会 第3号(2007/11/19、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 浜田委員の問題意識は極めて的確だというふうに思います。やはり無駄を徹底的に省いていく、そしてそれを財源に充てる、これが基本だと思いますが、しかし、しからばすべて絞り出すだけで財源が賄えるかというと、とてもやっぱりそういうことではないだろうと。相当の努力をしています。  今年の二千二百億円、御承知のように、片一方では薬価基準を引き下げる、もう一つは被用者の保険の間のやりくりをやる。例えてみれば、へそくりをたたき出してこれでもかこれでもかと、本当にもういよいよ出ないぞというところまで行っています。そして、二〇一一年にプライマリーバランスの黒字化をやると、この目標がある。そ……

第168回国会 決算委員会 第5号(2007/12/10、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今理由は既におっしゃっていただいた、それともう一つは、事業主が例えばきちんと届け出ていないと保険料を徴収しようがないんですね。そういう点もあります。  しかし、これはやっぱりずうたいが大きくて予算規模が国家予算の四分の一が厚生省だから、それで漫然としておいていいというものではありません。国民の税金ですから、きちんと厳正に今後改善するように努力をしてまいります。
【次の発言】 今御指摘のとおりで、この十月十六日の参議院の予算委員会の答弁の準備過程で担当官からそういう情報はないという報告を受けましたので、私はそれをこの国会の場でお答えいたしました。しかし、これは今委員御指……

第168回国会 厚生労働委員会 第1号(2007/10/23、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) このたび厚生労働大臣を拝命いたしました舛添要一でございます。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいりますので、委員長、委員各位を始め、国民の皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、厚生労働行政の使命は、一人一人が、生涯にわたり、家庭、職場、地域等において持てる力を十分に発揮し、ともに支え合いながら、希望を持ち、健やかに安心して暮らすことのできる社会を実現し、これが持続できるよう、年金、医療、福祉、雇用といった政策を適切に実施することであります。  私は、人生八十五年時代を迎えた今、年金や医療などの社会保障制度を将来にわた……

第168回国会 厚生労働委員会 第2号(2007/10/25、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これは三年間で、ある意味で激変緩和措置ということで千二百億円の特別対策を講じました。
【次の発言】 今の家西委員の御指摘を受け止めまして、私の方でも精査して、どういう経過であったか調べてみたいと思います。
【次の発言】 今委員から御指摘ありました、こういう体質を絶対にこれは改めないといけない。私も、委員と相前後して国政の場に参りました。原点は、人の命を救いたい、これは不退転の決意で改革をすると、そういう思いでございます。
【次の発言】 今初めてこうして拝見しているので、どういう事情であったのか、今おっしゃったように、大体日付がないというのは常識に反するわけですから。で……

第168回国会 厚生労働委員会 第3号(2007/10/30、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 例えば、年金相談というのは、これはやっぱり今でも記録の問題とかで年金相談に行く、それはやっぱり年金そのものにかかわる事務ですね。そうすると、相談窓口、どう整備するか、それはそこに大きな立派な建物造るわけじゃない。やっぱり相談に来られた方の立場を考えないといけない。  それから、オンラインのことは、これはまた御質問あれば後で細かく述べますけれども、基本的には人件費、これは税金で見ていますけれども、私がよく例に取るように、年金そのものにかかわるねんきん特別便の郵便切手八十円代、こういうものはきちんとやらないといけない。  問題は、税でやろうが保険料でやろうが無駄は絶対に許……

第168回国会 厚生労働委員会 第4号(2007/11/01、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 冒頭御指摘のあった社会保険庁、それから、あるいは市町村、こういうことの不祥事に対しては厳格に法律を適用するという形で行いました。法治国家ですから、立法府で決めた法律にのっとって行政は仕事をしないといけない、その原点に戻るべきであろうと思いますし、会計検査院を含めての厳しいチェックを受けた、そのことに対しては、これはやはり厳粛に反省して行動を起こさないといけない。しかし、今委員がおっしゃったように、三権分立の中で、そういう事態に対して立法府としてやっぱり厳しくチェックしていくと。このチェック・アンド・バランスということも必要だろうというふうに思います。  しかし、基本的……

第168回国会 厚生労働委員会 第5号(2007/11/15、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました労働契約法案及び最低賃金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  まず、労働契約法案について申し上げます。  就業形態や就業意識の多様化等が進み、個別労働関係紛争が増加しているという状況の下で、労使双方が安心、納得した上で多様な働き方を実現できるよう、体系的で分かりやすいルールを整備することが重要な課題となっております。  このため、労働者及び使用者の自主的な交渉の下で、労働契約が円滑に継続することを通じて、労働者の保護を図りつつ、個別の労働関係の安定に資するための基本的なルールを法制化するため……

第168回国会 厚生労働委員会 第6号(2007/11/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今答弁がありましたとおり、政府案は判例法理に沿って、判例法理を変更することなく立法化したものでございます。
【次の発言】 判例法理は一応確立しておるわけでございますけれども、この判例法理というのは広く一般の方々に知られているというわけではありません。このため、判例法理を知らないために、すなわち就業規則や労働条件の決定、変更方法に関する基本的なルールを知らないために紛争が発生することも少なくありません。  こうした無用な紛争の発生を防ぐためにも、確立している判例法理のうち重要な事項につきましてはきちんと法律にして、労働条件の決定や変更その他の労働契約上の基本的事項につい……

第168回国会 厚生労働委員会 第8号(2007/11/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘いただいたガソリン価格の高騰、これはいろいろ我が国の経済に影響を与えておりますけど、今おっしゃいました通勤手当についても同様でございます。  所得税法第九条第一項第五号の中で、非課税所得として、今おっしゃった中で、給与所得を有する者で通勤するものがその通勤に必要な交通機関の利用又は交通用具の使用のために支出する費用に充てるものとして通常の給与に加算して受ける通勤手当のうち、一般の通勤者に通常必要であると認められる部分として政令で定めると、そして御承知のように政令でばあっと定める。しかし、今のような非常に、ガソリン価格の高騰ということがあれば、私は当然これ……

第168回国会 厚生労働委員会 第9号(2007/12/04、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) おっしゃるとおりだと思います。
【次の発言】 それが国民皆保険ということの意味だと思います。
【次の発言】 きちんと、どれが医療行為であり、どれが認められた薬であるかと、こういうことをきちんとした基準でなければなりませんので、委員がおっしゃったとおりだと思います。
【次の発言】 貧富の格差が命の格差につながることは断じて許すことはできないと思います。
【次の発言】 まず、先般、訴訟になった件も含めてですが、新薬の承認を早める。今、大体四年掛かっています。これを五か年計画で一・五年、つまりアメリカ並みのスピードにするということを今着実にやっておりますし、予算も人員もその……

第168回国会 厚生労働委員会 第10号(2007/12/06、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず御質問の件でございますが、今年の七月に政府・与党で取りまとめいたしましたことは、来年三月までを目途に実施をしたいことは、コンピューター上で五千万件の名寄せと、その結果記録が結び付くと思われる方々へのお知らせをするということでございます。  さて、それで、今一つ一つ着実に進めておりますけれども、まず私も現場を見ましたけれども、五百二十四万件も、これ一つ一つ着実に突き合わせをやっております。それで、突き合わせた結果記録が結び付くという可能性のある方は、先ほど申し上げましたようにねんきん特別便ということで、もうこの十二月中旬ぐらいから発送いたします。  それから、それと……

第168回国会 厚生労働委員会 第11号(2007/12/11、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 本日午後に、私から、この今の年金の状況について特別便を含めて正式に記者会見をやるということで、今、最終的な資料を含めてのこの精査をし、まとめを行っているところであります。それがまず現状です。  そのプロセスにおいて中間的にいろんな資料が出てくる。そして、まあこれは恐らく今までのこの形であれ、今までのルーチンというか、それは政府・与党、議院内閣制であり、その今言った中間的な資料を与党の方の部会に提出するという、そういうルーチンにのっとったものであるというふうに私は理解をしております。
【次の発言】 七月の政府・与党の工程表に基づいて着実にやってきた結果こういう形の数字が……

第168回国会 厚生労働委員会 第12号(2007/12/25、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働省としてはという今記事のことをおっしゃいましたけど、それは一部の役人が知らなかったかもしれません。私は厚生労働大臣ですから、もう総理と常に御協議を申し上げ、総理の指示をいただいて動いてまいりましたので、そのことは明確に申し上げたいと思います。
【次の発言】 総理から御相談がありまして、そして総理の御決断で総理がそういうことを決断したので発表するということは、きちんと事前に総理からの御連絡もあり、また御指示もございました。
【次の発言】 私の案がというよりも、二十日の日に、あれは政府全体の案としてこれは私が発表し、発表したのは私ですが、これは政府全体の案でござい……

第168回国会 厚生労働委員会 第13号(2008/01/10、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今提案者がおっしゃいましたように、私も全く同じような定義でこの言葉を使わさせていただきました。
【次の発言】 今、ヤコブ病の話、これはプリオン、これが、私はお医者でもないし薬学者でもありませんから、専門的なことで間違えたらまた専門の方に訂正していただきたいし、むしろ櫻井先生の方がお医者さんでありますから。  例えばプリオンについてどうなのかということをきちんと解明していただいていたと思いますけれども、例えばスモンであるとかこの前のHIVであるとかサリドマイドであるとか、こういういろいろなものがございました。それはやはり、命を守るために摂取する、そういう命を守るために作……

第168回国会 行政監視委員会 第2号(2007/11/05、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 例えば、私が今取り組んでおります年金問題について見れば分かりますように、これは政府や政治、そして国家に対する基本的な信頼を損なうものでありますんで、これに対して懸命に取り組んでいるところでございます。それから、医療体制の不備の問題も日々問題が起こっていることですし、そういう問題は、これは政府・与党だけではなくて、行政全体が、そしてまた立法府全体が国民の信頼をかち得るために日々努力していかないといけないと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 できるだけ透明性を高めるということは必要ですし、やはりすべて説明責任ということは必要であろうと思います。そういう意味で、……

第168回国会 予算委員会 第1号(2007/10/15、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今御指摘のように、年金そのものにかかわる保険料事務費、これは私は保険料の中から出すべきであろうというように思っています。先生御指摘のようなゴルフの練習とかもうマッサージ機というのは当たり前のことであって、こういうことは一切流用しない。それから、我が国の年金制度においては、人件費はこれは税金から出ています。  そこで、諸外国を調べてみますと、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、スウェーデン、いずれも事務費についてはこれは保険料から拠出していると、こういう状況であります。
【次の発言】 すべてを税財源でやれば、二千億円の財源が一般財源から必要であります。

第168回国会 予算委員会 第2号(2007/10/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今御指摘になりましたこの三菱ウェルファーマが二〇〇二年の八月九日にそのような報告書を出しました。これに対しまして、厚生労働省としては、国民に対する普及啓発、相談指導の普及、それから肝炎ウイルス検査の実施、予防、治療方法の研究開発と診療体制の整備、予防や感染経路の遮断などを柱とするC型肝炎緊急総合対策を同年度に開始したということでございます。  四百十八人についても今お答え……
【次の発言】 まだいいですか。はい。
【次の発言】 今先生お持ちのこの四百十八人について症例の一覧表がございます。名前はもちろん症例何番という形で、個人の情報ですから姓名は明らかにしてありません……

第168回国会 予算委員会 第3号(2007/10/17、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 大変いい質問でございますので、これを機会にきちんとお答えをさせていただきたいのは、今、冒頭、津田先生、やっぱりもらっている国民の目線で考えないといけないと。  私が考えますに、国民の皆様方は今何が欲しいかと、自分の年金がひょっとしてどこか消えているんじゃないか、きちんと自分の記録が欲しい、これの作業が全部の工程の中で最優先だと私は思って、今それをやっております。  そこで、例えばこの前のは、私も現場、一番最初に見てきました。五百二十四万件というのは、名前がなかったり、生年月日がなかったり、男女別が分からないって、これ何だろうと思って調べてみたんです。そうすると、例えば……


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第169回国会(2008/01/18〜2008/06/21)

第169回国会 決算委員会 第2号(2008/04/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) この機構、いわゆるRFOと申しますけど、これで、競争原理で整理をしていくということで、今御説明ありましたように八百九億円の売却額、そのときの出資額に比べれば百四十三億円のプラスということでありますので、機構の目的に沿って着実に仕事を進めているというふうに思います。  今後とも、適切な価格で計画が進められるよう期待をしているところでございます。
【次の発言】 こういう問題は、社会保険庁を大改革するという一環で四年前に与党の協議会、私も積極的に参画してこれを見直すと。  昔は、例えばホテルなんかが高ねの花だったときに、福利厚生施設がある。私も、子供のころを思い出すと、厚生……

第169回国会 決算委員会 第5号(2008/04/28、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 委員御承知のように、特にお医者様でいらっしゃいますからよくお分かりのように、高齢者の人口が増えてきている。二〇三〇年にやっぱり人口の三分の一が高齢者と。私は、やはり国民皆保険制度を何とか守りたい、そうしないと高齢者も医療を受けられなくなるわけですから、そうするとやっぱり医療費の適正化というのは当然それは政策目標として来ると思います。  ただ、そういう中で、じゃ健康の保持というのはどうだと。これは健康増進法というのがございます。そこに若者も御高齢の方も共に健康の増進に努めましょうと、そういう意味で吸収させていただいたということでございます。やはり国民皆保険制度を守りたい……

第169回国会 決算委員会 第10号(2008/05/26、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 約二百八十万通のうちの二万通再発送いたしましたので、これの費用が三百二十万円でございます。
【次の発言】 まず、大きなところでいうと、一般会計と特別会計、これまあ特別会計にメスを入れよう、これは党派を超えて今やっているところです。  それで、これは年金の保険料の場合もそうですけれども、これは労働保険料、たしか労働保険料徴収法というのがありますが、この労働保険に関する業務については掛かった費用についてはその特別会計から払うことができると。それで、じゃだれがその業務をやるんですかということになりますと、一般会計に属している職員、これは厚生労働省の中に労働関係おりますから、……

第169回国会 決算委員会 第11号(2008/06/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 後期高齢者の医療制度につき、いろんな説明不足を含めて今御批判を賜りました。様々な御批判に対しては謙虚に耳を傾け、そしてきめの細かい手当てをしていきたいというふうに思っております。  今、与党のプロジェクトチームでその取りまとめを行っておりますので、政府・与党と一体となって国民の納得のいく形でこの見直しを行いたい。そのときに、やはり保険証一枚で、それこそ沖縄にいようが北海道にいようが、いつでも、だれでも、どんな病院でも受けられるこの国民皆保険制度、これをどうして守っていくのかという視点が極めて重要であります。  そういう意味で、旧来の老人保健制度が行き詰まっているという……

第169回国会 厚生労働委員会 第1号(2008/03/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政は、国民生活に最も密着した分野であります。年金記録問題、医師不足への対応、食品安全の問題など待ったなしの課題を抱えており、これらの問題につきましては、一日も早く国民の皆様の安心や安全を回復できるよう、全力で取り組んでまいる所存であります。  一方で、中長期的な課題への対応も着実に進めてまいります。人生八十五年時代を迎えた今、生き生きと人生を楽しむこれからの日本人の暮らし、働き方、人生設計のイメージを描き、あわせてそれを支……

第169回国会 厚生労働委員会 第閉会後1号(2008/09/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 調査を掛けないといけないので調査を掛けますが、まずは御理解いただきたいのは、本人にヒアリングします。この不正を働いた者が、じゃ私がそれをやりましたとなかなかこのヒアリングで恐らく普通の常識でいえば言わないだろうと。そうすると、物的証拠でもって詰めていかないといけないと思います。したがって、今、物的証拠を集めて、今の段階で集まった物的証拠で確実にこれはその人間が関与したというのが分かるのが一件だということですから、今の段階でそう出ていますけれども、今後引き続き努力をしていきたいと、そういうのが今の私の感想です。  本当に、これはあらゆる方の御協力をいただいて真実を明らか……

第169回国会 厚生労働委員会 第2号(2008/03/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今のところ、第二土曜日についてはこれ開いていて、じゃほかの土日はどうかというと、実はコンピューターのオンラインシステムの次に向けての、四月から新たな便を送らないといけないですので、やる気の問題ではなくて、オンラインシステムをどう稼働させどう補修、点検をしという、そういう苦しい稼働スケジュールの中でやっていて、どうしても土日にその作業をやらざるを得ないということが基本的なこの理由でありますけれども、できるだけこれを稼働させるという努力をしておりまして、特にこの最後の週末、二十九、三十になって、櫻井委員是非そこでいらっしゃりたいという気持ちはよく分かるんですが、これは四月……

第169回国会 厚生労働委員会 第3号(2008/04/01、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず初めに、今、蓮舫委員がお示しいただきました我が党の選挙のときに配ったビラにつきまして、いろんな点でこの説明が不十分、また言葉も不正確というようなことがありましたことは、ここで重ねてきちんと国民に謝罪をいたさなければならないと思います。  その上で、昨年七月五日の政府・与党のこの公約に基づく工程表は、まずコンピューター上で五千万件を名寄せの作業をやると。これは先般三月に終わりまして、そして今、千三十万人の方々にねんきん特別便を三月末までにお送りしたところでございます。  しかしながら、まだ二千二十五万件というのがコンピューター上の名寄せで解明しておりません。これにつ……

第169回国会 厚生労働委員会 第4号(2008/04/08、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 私は、医者じゃないし薬剤師でもないんで専門的なことは明確に答えられませんけれども、逆に今度は患者の立場から見たときに、いろんな医薬業界の方と話したりお医者さんと話して、ジェネリックは非常にいいという方と、いや待てよと、やっぱり新薬の方がいいんだという方とか、いろんな意見があります。それはもういろいろ意見を聞いて、それから今目標として三〇%までジェネリックを取り入れようと。  委員御承知のように、二千二百億円の削減の問題ありまして、この薬価の問題で何とか一千億を手当てするというようなこともありました。そして今まではお医者さんが指定しないとジェネリックにならない、今度は指……

第169回国会 厚生労働委員会 第5号(2008/04/10、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 保険証の問題は、国保の保険証持っておられますから、差し出されて生年月日見れば七十五以上と分かりますので、これは私も先ほど指示をいたしましたので、それを持っていけばもうその一割負担だけで済む。そうじゃないケースも、それぞれの患者さんの立場に立ってやれるようにというふうに今指示をしているところであります。  それぞれの自治体の判断だったんですけれども、これはそんたくするに、お年寄りは転居しないものだという、だけれども、今おっしゃったように老人施設に移ったりするので、そういうところの配慮が足りなかったと思います。  厳正に処分、処分じゃない、失礼しました、指導をいたしまして……

第169回国会 厚生労働委員会 第6号(2008/04/17、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 皆さん方に御視察いただいて、本当にありがとうございました。  私も今委員が御指摘のように現場を見ております。それで、実は各保険事務所に被保険者の名簿が全部出ています。それを旧台帳という形であそこに置いています。今、昨年の政府・与党の決めました工程表に基づいてサンプル調査、これは国保から始めて厚生年金という形で、こうやる形で今やっています。その過程において、ワンビシにあるやつと同じものをある意味でサンプル調査はやるわけですから、今のこともその日程に従ってやっていって、同じものがあるわけですから、基本的にそこで解明できるというふうに思っております。  いつも申し上げますよ……

第169回国会 厚生労働委員会 第7号(2008/04/22、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 実は今日、閣議の後の閣僚懇談会で政府全体の無駄、これをもう一遍見直して無駄をゼロにしようと。それで、例えば政策の棚卸しという言葉で、まあ昔からやっている政策でもう見直していいんじゃないかということ、これの見直し、それから省庁だけではなくて公益法人、これは道路予算について様々な指摘がなされました。そういうことを踏まえて公益法人についても全部見直すと、そういう歳出削減、効率化の努力は、これは政府を挙げて、そしてその点については厚労省もこれは例外ではないと思います。きちんと無駄は排していく、公益法人についてもこれはきちんと見直していく、大変数が多いわけですから。  その中で……

第169回国会 厚生労働委員会 第8号(2008/04/24、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 肝炎対策、これはとにかく一人でも多くの方にまず検査を受けていただいて、肝炎であるということが分かれば、この治療費は出ますから治療をして、一日も早くこの治療の実を上げたいと。それで、何とかこの広報を助ける意味で愛らしいキャラクターはないかということで、省内でみんなで知恵を絞って、家西委員のキャラクターについてというこの説明にもありますように、肝臓というのは沈黙の臓器で、ほかの臓器だと痛いというのはなるんですけれども、全く痛みを感じない、そういうことでとにかく検査に行ってくださいというようなことで、そういう意味でお作りを申し上げたわけでありますけれども、今委員がおっしゃっ……

第169回国会 厚生労働委員会 第9号(2008/05/08、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました介護保険法及び老人福祉法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  介護保険制度は、介護サービスの利用者数、事業者数共に大幅に増加するなど、国民の間に広く定着してきておりますが、その一方で、一部の広域的な介護サービス事業者による悪質かつ組織的な不正事案が発生しております。このため、このような不正事案の再発を防止し、介護事業運営の適正化を図るため、介護サービス事業者に対する規制の在り方について見直しを行うこととした次第であります。  以下、この法律案の主な内容につきまして御説明申し上げます。  第一に……

第169回国会 厚生労働委員会 第11号(2008/05/15、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 私もそのデータは、朝起きて新聞で見て、全くびっくり仰天で、全く事前に何の相談もなければ、こういうことが決まったということも知らしていただいておりません。これは財政制度審議会が全く機械的に試算を行ったものであります。  それで、軽度の方だけ今言った措置をとって、そうすると何兆円浮きます、何千億円浮きますという、そういう全く機械的な試算。ここのところ、私が二千二百億円の毎年の削減はそろそろ限界に来ているということをこの委員会を含めて申し上げておりますんで、恐らく財務省のサイドから、まあ逆の意味で、まだまだこれだけカットできるよということをおっしゃりたいんだろうと思いますけ……

第169回国会 厚生労働委員会 第12号(2008/05/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 一般財源化に賛成でございますし、来年度からきちんとやるべきだと考えております。
【次の発言】 委員がこの一般財源化はビッグチャンスだとおっしゃいました。ただ、私は、一般財源化されようがされまいが、その問題はちょっと横に置いておいて、国民の命を守るために必要な財源は付けないといけないと。したがって、これは今、安心と希望の医療ビジョンということで長期的なことも含めた医療ビジョンを策定しつつあります。それに数字の裏付けを付けて、今委員がおっしゃった難病対策、昨日も難病の方々が来られて是非新しい医療器具を認めていただきたいと、ほとんど毎日のように全国からそういう希望の声が寄せ……

第169回国会 厚生労働委員会 第14号(2008/06/03、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、今報道ベースで政府・与党ということでおっしゃられましたけれども、今具体的に与党の方で、与党のプロジェクトチームの方で細かい詰めをやっていただいているということでありまして、たしか今日の夕方辺りに与党のPTの会合が行われる。もうその事前の段階で、中心的になっている先生方がいろんな議論をお詰めになっている。厚生労働省としては、そのお求めに応じて、こういう資料はどうだと、この数字どうだと、できる限りでお渡ししているということであります。  私も伝え聞いているところでは、今、小林委員がおっしゃっているように、低所得者に対する軽減措置、二割、五割、七割というのを例えば九割……

第169回国会 厚生労働委員会 第15号(2008/06/05、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、私が申し上げたのは、こういう調査の結果、約七割全体的に減少する、これは一つのデータでありますということを申し上げ、そしてこのデータにありますように自治体によって違いますし、それから、やはり一般的に低所得層の方が高所得層よりも保険料の低減される割合が大きいというような説明をいろんな紙でやってきていたと思います。  しかし、よく見るとそこには一定の条件が付してあるわけです、例えば四方式を使った場合どうだというような。しかし、どういう説明をやったか、私は少なくとも国会の答弁においてそういうことは一度も言ったことはございません。そういう言い方はしておりません。  ですか……

第169回国会 行政監視委員会 第4号(2008/06/02、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 第一義的には大阪府、寝屋川市がきちんとこれは対応すべきでありまして、保健所、各地にありますけれども、地域住民の健康を守るために必要な調査研究を行うことができるということなんで、自治体の方でしっかり方針を出されて、今環境大臣がお答えしましたように、全部基準値以下ではあるんですね。  しかし、まだにおいがするとかいろんな状況があれば更に踏み込んだ調査があってしかるべきだろうと思いますんで、これは、保健所としては自治体の市と連携を取りながら、そういうことをきちんとやって、今環境大臣がおっしゃったように、ひょっとしたら今までの基準値に挙げていない新たな物質が、化学物質が発生し……

第169回国会 予算委員会 第2号(2008/01/31、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 日本国憲法の下において二院制を取っておりますし、参議院の意義は私はずっとこれは強調し続けてきたところであります。出された法案に対しては真摯に参議院もこの審議をし、結論を出す、これが重要だと考えております。
【次の発言】 簡潔に申し上げます。  一月二十九日、東京都より情報提供がありまして、一月五日に兵庫県において一家族三名、一月二十二日に千葉県において一家族五名の、今おっしゃいました有機燐中毒のメタミドホス、これによる事例が報告されました。これは、ジェイティフーズが中国の天洋食品工場からの輸入したものでございまして、関係自治体、警察関係の調査の結果この物質が検出された……

第169回国会 予算委員会 第3号(2008/02/01、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) お答えする前に、自らお医者さんで、何か七日間連続して当直して倒れられた経験もおありになって、医師の過重な労働というのを身をもって体験されている、非常にそういう思いで政治を志され、それで我々参議院の仲間として森田議員をお迎えできたことを本当にうれしく思います。  ここにおられる櫻井委員、それから足立議員、こういう方々と医療問題については党派を超えて国民的な解決策を模索しているところで、大変な援軍を一人いただいたと思って、今後一緒にこの国民的な課題に取り組んでまいりたいと思います。(発言する者あり)自見先生も当然でございます。  それで、無過失補償制度、これ、私もずっと産……

第169回国会 予算委員会 第4号(2008/02/04、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今、櫻井委員が御指摘のいろんな諸問題があることを私も十分認識をしております。  それで、診療報酬の引上げ、それから今おっしゃった産科、小児科、それから脳外科、こういうリスクが高いところに対する手当てをする、それから非常に重い過酷な勤務条件にある勤務医の方々のこの条件を改善する、それから地域のネットワークを確立していく、そういうために努力をしておるところでございますし、また長期的にこの医療をどうするかと、これは非常に抜本的な私は検討が必要だと思っていますので、全力を挙げてこの医療体制の再構築、そしてよく言われる、医療崩壊と言われているようなことに対して全面的に全力を挙げ……

第169回国会 予算委員会 第5号(2008/02/05、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働省関係の平成十九年度補正予算の概要でございますが、まず災害対策関係費で百六十三億円、国民健康保険や老人医療などの義務的経費の追加として千五百五十二億円、そのほか高齢者医療費負担増の凍結関係で千七百十九億円、さらに中国残留邦人に対する新たな支援策で二百五十億円など、緊急に必要となる経費を計上しておりまして、追加額の合計は三千八百八十八億円でございます。  しかし一方、これに対しまして、既定経費の節減を図りました。総額千四百五十五億円の節減を図っているところでございます。  いずれにいたしましても、国民に最も関係あるこの社会保障の分野において、この補正予算において……

第169回国会 予算委員会 第7号(2008/03/13、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 非正規でしかも低所得、今委員がおっしゃったようなこういう形の労働形態が固定化してしまうというのは、私はいろいろ問題が生じるというふうに思っております。  したがって、フリーターの方々、非正規の方々を常用の労働者にするために三十五万人常用化しようと様々な取組をやっていますが、この派遣制度そのもの、これは働く方から見たら、これはやっぱり自分たちの権利もきっちり守りたいし、常用労働者になりたいと、これはあると思います。ところが、片一方で、例えば通訳のような場合には、常用よりもむしろ、外国の方来られて今日ニーズがあるんだという、こういうことはあっていいだろうし、それから雇用の……

第169回国会 予算委員会 第8号(2008/03/14、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員が持たれている危機感を私も共有しております。  一つは、ワーキングプアとかフリーターとかネットカフェ難民、この言葉がいいかどうかは別として、こういう不安定な就労者、非正規労働の雇用の増加、これはもう特に低賃金の場合大変問題だと思います。  それから、正社員についてもおっしゃいましたけれども、特に子育て世代の男性を中心として労働時間が長過ぎると、こういう問題があって、それが健康の問題にも反映してくるわけであります。私は、これは一つの危機的な状況だと思いますので、この働き方の改革をしないといけないと。  具体的には、常に申し上げていますように、三十五万人の常用雇用化……

第169回国会 予算委員会 第9号(2008/03/17、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 七月五日の政府・与党のこの工程表の中では、五千万件、コンピューター上で名寄せをするということでございましたんで、これを何とか三月いっぱいに終わるということで終わりました。その結果、まだ四割近くの二千万人の方がコンピューター上の名寄せでは不明であったということでありますんで、残りの三千万、明らかになり、そのうちの約千二百万件、これダブっていますから人数にして千三十万人、この方々に今ねんきん特別便をお送りしているわけで、これが作業が終わったわけでは全くなくて、残りの二千万件についても引き続き住基ネットを使う、その他いろんな手段で確実にこの年金記録の回復を今後とも図ってまい……

第169回国会 予算委員会 第10号(2008/03/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 二十一年の四月から、宅配便でも郵便でもなく、ねんきん定期便というものをお送りするようにいたしますが、その中には、今おっしゃった年金の見込額、加入期間、それから保険料納付額の目安、また三十五歳、四十五歳、五十八歳の節目に加入履歴、それから若い方には年金額の早見表とか将来年金見込額、これを全部出しますから、委員がおっしゃったことはほとんどこれで情報的には網羅されますが。  今、実を言うと、社会保障カードを考えております。カードにする、それ一枚持っていれば、まあアメリカでいうソーシャル・セキュリティー・ナンバー・カードですね、そうすると、コンピューターに入れる。そうすると、……

第169回国会 予算委員会 第11号(2008/03/19、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これは食品衛生法を、こういう武器がありますから、これを使ってきちんと国民の生活を守っていくということをやろうと思っています。  食品衛生法八条を平成十四年に追加しましたのは、御記憶と思いますが、あの冷凍ホウレンソウ、残留農薬でずっとあった。何度やっても入ってくる。そうすると、今までの食品衛生法のやり方は、何か問題があったら個別にやってきた。これはちょっと待ってくださいということで投網を掛けるようにやろうというやり方をしたので、極端に言えば中国からのものを全部ストップする、ないしは例えば山東省からのものを全部ストップする、それから、この工場だったらそこの工場のものを全部……

第169回国会 予算委員会 第12号(2008/03/21、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これは、国際的な専門家会議、国民の二五%が罹患するというような大体その数字を出しているもので、それによって計算しますと、罹患した患者数が約三千二百万人、医療機関を受診する患者数が千三百万人から二千五百万人、入院患者数が約五十三万人から約二百万人、そして死亡者数は約十七万人から六十四万人と想定しております。
【次の発言】 平成十八年度に約一千万人分、さきに成立いたしました十九年の補正予算で約一千万人、合計二千万人分の原液を買い上げております。
【次の発言】 卵の有精卵、これからやりますと、今のだと一年ぐらい最終的に掛かるし、それ以上掛かる可能性がある。今、細胞培養という……

第169回国会 予算委員会 第13号(2008/03/24、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) いろんな分類の仕方があると思いますが、今委員が御指摘の二枚目のこの枠を埋める作業ですけれども、統合済みの記録は今おっしゃってくださったように四百十七万件です。これは十八年六月一日以降やったやつです。  それから、統合する必要がないと確定した記録、これは死亡一時金を受給していると、これはもうやっているわけですから、これ約六十万件、それから脱退手当金の受給などにより新たな受給に結び付かないと考えられる記録は五百八十八万件で、これを二つ合わせますと六百四十八万件ですが、ただ、これはもうないと確定したわけですけれども、ひょっとしたら可能性はあるけれども非常に可能性が低いのは、……

第169回国会 予算委員会 第15号(2008/03/28、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 正確に申し上げますと、そろそろ限界を感じているということを申し上げておりまして、もちろん、いろんな合理化、抑制の努力は政府全体としてやっていかないといけない。そういう中で、今年も二千二百億円の捻出を何とかやりましたけれども、そういう中での非常な限界を感じているということを申し上げました。  これは政府全体として、社会保障費は、今総理がおっしゃいましたように、前年比三%増を確保しましたし、診療報酬も上げました。様々な努力も今後とも続けながら、国民の命を守っていくと、この政策課題に取り組んでまいりたいと思います。

第169回国会 予算委員会 第16号(2008/04/07、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 五千万件をコンピューター上で、これどういうものであったかということで、今委員が御説明くださいましたように、捜査をしてみました。それで、中身がどういうものであるかと。今おっしゃった死亡したとか脱退一時金を支払ったと。中身が何であったかということについて、コンピューター上でできたものが約三千万件、丸い数字で申し上げます。それで、そのうちの千百七十二万件、今千三十万人の方、件数がちょっと人数より多いですけれども、これにお送りしていると。それで、コンピューター上で何であるかというのは分からなかった、これは二千万件ということで、したがって、コンピューター上で解明したらこういうも……


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第170回国会(2008/09/24〜2008/12/25)

第170回国会 決算委員会 第2号(2008/11/17、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘のように、これはあくまで建前上は各協会が自由に選んでくると。そして、公務員だからどこでも就職できるということではなくて、やはりそれは専門的知識とかきちんと仕事ができるということがないといけないというふうに思いますので、どういう形でこの監査体制を厳しくしていくか。これについて、こういう厳しい目が注がれて、しかも二年連続してこういうことがあったと。今これはもう厳正に処分をし、二度と起こらないように再発防止策をやっておりますけれども、おっしゃるように、監査体制、何か検討できるか、そういうことについて少し見直しをしてみたいと思います。

第170回国会 決算委員会 第4号(2008/12/15、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 医療提供者で医師以外をコメディカルという形でいろいろな報告書にも使いました。したがって、看護師であるとか助産師であるというのは入ります。  ただ、そのときの議論で、治療より予防ということで今保健師の重要性を御指摘なさいましたけれども、これはまさにどう定義するかということになるので、医療提供のサービス者という形で限定すればあるいは保健師は入らないかもしれません。しかし、その医療提供を予防医学の担い手という形にまで広げますとこれは入ると思いますので、ですから、委員がおっしゃるように、コメディカルという言葉が適当かどうなのか、人口に膾炙してやっているもので我々も使っています……

第170回国会 厚生労働委員会 第1号(2008/11/11、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) この度、引き続いて厚生労働大臣を拝命いたしました舛添要一でございます。  厚生労働行政の当面する諸課題の解決に向け、先頭に立って取り組んでまいります。委員長、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政の使命は、国民一人一人が、生涯にわたり、家庭、職場、地域等において持てる力を十分に発揮し、共に支え合いながら、希望を持ち、健やかに安心して暮らすことのできる社会を実現し、これを持続できるよう、年金、医療、福祉、雇用といった政策を適切に実施することであります。  私は、厚生労働大臣としてこの一年余り、年金記録問題、薬害肝炎問題、医師不足……

第170回国会 厚生労働委員会 第2号(2008/11/13、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これまで安倍総理、福田総理にお仕えし、今、麻生総理にお仕えしておりますけど、国民のために何ができるかということで一生懸命お仕事をなさっているというふうに思っております。
【次の発言】 まず、目的としては、これは、今のアメリカ発の金融危機に対する非常に経済的に困った状況にあると、これに対する一つの対応策として御提案なさったと思っております。しかし、その過程で私は明確なルールを設ける形の方が例えば自治体での混乱がないであろうということは申し上げました。しかし、最終的に総理がそういう御決断をなさったのでありますから、私は閣僚の一員としてそれに従うということであります。

第170回国会 厚生労働委員会 第3号(2008/11/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国における急速な少子化の進行、児童虐待等の問題にかんがみ、次代の社会を担うすべての子供が健やかに生まれ、かつ、育成される環境の整備を図ることが喫緊の課題となっております。  このような状況を踏まえ、地域における子育て支援の充実、要保護児童等に対する支援の強化、地方公共団体及び事業主の取組の強化等の措置を講ずることにより、総合的な次世代育成支援対策を推進することとし、この法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案の主な内容につきまして御……

第170回国会 厚生労働委員会 第4号(2008/11/25、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、三万六千円という数字の根拠でございますけれども、これ、住民税非課税世帯の保育所の自己負担額が大体六千円だと。それで、その半額を補助しようということで三千円。十二か月でありますので三・六万円。そして、三歳―五歳、保育所に、ないし幼稚園に通っている子供たちの支援と、そういう形での数字の根拠でございます。  単年度かどうかという話ですけれども、取りあえず今緊急な支援ということで、この今の、取りあえずとにかく単年度この支援を出そうと、そういう方針でございます。
【次の発言】 その前に、例の新待機児童ゼロ作戦の十五万人、三年集中、これは福田内閣のときに十年計画を立てて、例……

第170回国会 厚生労働委員会 第5号(2008/11/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  少子高齢化が進行し労働力人口が減少する中で、子育て世代の男性を中心に、長時間にわたり労働する労働者の割合が高い水準で推移していること等に対応し、労働者が健康を保持しながら労働以外の生活のための時間を確保して働くことができるよう労働環境を整備することが重要な課題となっております。  このため、労働時間に係る制度について、長時間労働を抑制し、労働者の健康を確保するとともに仕事と生活の調和が取れた社会を実現する観点から見直しを行うこととし、この法律案を提……

第170回国会 厚生労働委員会 第6号(2008/12/02、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) そのとおりでございます。  元々、一九三六年でしたか、フランスの人民戦線内閣でコンジェペイエというその有給休暇、今それが基で一月の長期バカンスをフランスの方々は取っておられるんですけれども、やっぱりそれぐらいじっくり休むことによって心身の疲れをいやす、これが趣旨ですから、一日単位というのは基本だと思います。  ただ、学齢期前のお子さんを複数持っておられるような、働きながらそうやっているお母さん方というのは、どうしても幼稚園とかの送り迎えとかそういうことで分割で取りたいなというニーズもあるものですから、これはあくまでその方の意見が中心である、勝手に使用者側が変えるわけに……

第170回国会 厚生労働委員会 第7号(2008/12/04、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 無年金の障害者、これ今、谷委員の方から御説明、また御質問ありましたけれども、こういう方々をどうして、どういう形で救えばいいかということで立法府の方で法案をおまとめいただいたということでございますので、先ほど初診日の件についても若干御指摘ありましたけれども、こういうことも含めまして、いかにすればこういう方々を救うことができるのか、そういう観点から判例なんかも参考にしながら検討を進めていきたいと、そういうふうに考えております。
【次の発言】 これは、昭和五十七年一月以降ですと国籍要件なくて国民年金みんな強制適用ということになったんですが、それ以前の方々をどう救うかという問……

第170回国会 厚生労働委員会 第8号(2008/12/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員御指摘のように、国立の高度専門医療センター、国の医療政策の牽引車として重要な役割を持っていますので、運営費交付金の交付というのはこれは不可欠だと考えております。  まず、行革推進法の三十三条の二項には適切かつ安定的な運営を維持するために必要な措置を講じた上でという規定がございますし、先般の衆議院における修正趣旨も第二に財政上の配慮ということを明言しておりますので、そういうことを念頭に置いて関係方面ときちんと対応を協議し、運営費交付金の削減がなされないように全力を挙げてまいりたいと思っております。
【次の発言】 例えば、国立病院の医師の給与について、今回の人事院勧……

第170回国会 厚生労働委員会 第9号(2008/12/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、障害者雇用は着実に進展してきておりますが、障害者の就労意欲が高まる中、中小企業における障害者雇用が低下傾向にあるほか、障害者の特性や程度によっては長時間の就労が困難な場合がある中で、現行の障害者雇用率制度が短時間労働に対応していない等、障害者の雇用機会が十分に確保されていない状況にあります。  このため、中小企業における障害者雇用の促進や短時間労働者の雇用義務対象への追加等による障害者雇用施策の充実強化を図り、働く意欲……

第170回国会 厚生労働委員会 第10号(2008/12/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 委員が御指摘のように、基本的にはやっぱりこの三十時間以上の常用雇用をきちんとやる方がいいということでありますし、それから、法の八十条で短時間労働者が例えばフルタイムを希望したいというときにはそれにきちんと応じなさいということも書いてありますので、今御議論なさったように、短時間労働者の枠を増やす、そのことによって雇用機会が増える、それから事業主も雇用しやすくなる、その点のメリットはメリットとして、しかしやっぱり週三十時間の常用雇用というのが基本であって、短時間労働者が望みたいと、障害を持った方々、そのときにはやっぱり適切に対応すると、それが基本であるということにおいては……

第170回国会 予算委員会 第3号(2008/10/14、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 長寿医療制度、様々ないい点がございます。今先生が御指摘のように、一対五倍という、こういうものも一対二倍になる。しかしながら、私はずっと担当してきて、これは元々、委員、三つぐらいのパターンが老人保健制度に代わるものとして考えられましたけれども、それぞれにプラス、マイナスがあってどれ一つ完璧ではありません。そういう中で、議論の末、分離独立型という今の制度を選びました。例えば突き抜け型というのがあります。これもまたプラス、マイナスがあります。  その中で、元々言われていたのは、七十五歳以上を切り離すことに対する感情的反発があり得ますよ、これがマイナスですよということでありま……

第170回国会 予算委員会 第4号(2008/10/15、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) この中国産の冷凍インゲンからの農薬の検出の件でございますけれども、十月十二日に、町田市内の病院から、診療に来た患者さんが毒物混入の疑いがある苦情品を持ってこられたということで八王子保健所に連絡がございました。そして、これは東京都、昨日鑑定して、午後十時、有機燐系農薬であるジクロルボスが最大六九〇〇ppm検出されたということでございます。  まず、国民の皆さん方に対して、この冷凍インゲン、中国産の冷凍食品ですけれども、御家庭の冷凍庫なんかにこれがもしある場合は口にしないでいただきたいということをまずお願いを申し上げたいと思います。  それから、関係自治体を通じまして、輸……

第170回国会 予算委員会 第5号(2008/10/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 水岡委員と総理のやり取りを今聞いておりまして、これは平成十六年度に改正したのが今の制度なんですけれど、そのときに一応財政上きちんとつじつまが合うというか収支が合うという形で計算したという意味で、その財政上の計算を五年とか十年じゃなくて百年単位でやったという意味で百年という数字が出てきております。  そのときに、これはもう三つぐらいの点の改正点を設けました。それは、やはり保険料を段階的に引き上げていかないといけない、それは上限を固定しました。それから、今の総理のお話の平均寿命云々という話は、今までは賃金上昇率というのを考えていたんですけれども、賃金上昇率はもちろん考えて……

第170回国会 予算委員会 第6号(2008/12/10、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 委員が御指摘くださいました野村委員会の報告書、これにも細かいデータがございますし、それから私ども社会保険庁が今二万件の訪問をやっています。そこでも様々なデータ、なぜ年金のいわゆる改ざんと言われていることをやらないといけないのか。それは、今おっしゃったように、いろいろな経営上の難しいことはあると思います。  そこで、まず一番大切なのは、例えば中小企業、これに対する全体的な支援をどうするかということですから、私はやっぱり経営者のモラルとしては、公租公課、これは一番最後であって、それまでにやれるべき努力をやるべきであると。例えば首切りをやらないといけないと、そういうことを阻……


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 決算委員会 第4号(2009/04/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ちょっと時間をいただきまして、なるべく簡潔にお話しいたしますけれども。  私は、妊婦さんのたらい回しの件や何か非常に不幸な件がありましたから、とにかくもう必要な十四回、何とか早く健診皆さん受けていただけば、そういうことも含めて母体を守っていくことにもなると。五回の無料券を配るということになっていたら、平均二・八回しかなっていなかった。秋田県なんか十回全部無料にしている。地域によって違うんです。  そこで、とにかく一刻も早くやりたい。最終的にはそれは恒久的な財源があればいいので、そこで、半分は国庫負担、半分は地方財政措置によってやるという形で早くやることができた。これは……

第171回国会 決算委員会 第9号(2009/06/22、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員おっしゃったように、大変厳しいこの雇用情勢の中で、失業保険をもらえばいいというんじゃなくて、やっぱり再就職してもらうということが必要ですから、そのためにこの職業訓練、これはもうセーフティーネット機能として極めて重要だと、この認識は私も全く共通しております。  ただ、私のしごと館の問題があったり、天下りの問題というのはいろんな批判がありまして、そういう批判にもこたえないといけないということで、一つは、そういう意味で無駄を排するという行政改革の立場がありました。それから、今おっしゃった雇用対策、これをしっかりしないといかぬと。それから産業競争力、これは物づくりの、先……

第171回国会 決算委員会 第10号(2009/06/29、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、国権の最高機関である国会での議論ですから正確な言葉を使いたいと思います。連敗とか連勝という言葉は私は使いたくなくて、一つ一つの訴訟において国が認めた例と却下した例がございますから、それは圧倒的多数は認めているのがあります。しかし、今回の判決でも却下したものもありますから、そこは正確におっしゃっていただきたいと思いますし、さらにまだ係争中の案件もありますから個々の判決については申し上げません。ただ、今、松野さんおっしゃったのは極めて説得力のあることをおっしゃったんで、やはり私もこういう状況で放置してはいけないということで、あらゆる手を使い、つまりその認定をとにかく……

第171回国会 厚生労働委員会 第1号(2009/03/12、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 厚生労働委員会の御審議に先立ち、厚生労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を始め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  厚生労働行政は、最も国民生活に密着した分野であります。雇用対策、医療をめぐる課題、年金記録問題、食品の安全の問題など、待ったなしの課題を抱えており、国民の皆様から真に信頼を得られるよう、国民の目線に立ちながら、厚生労働行政の改革に引き続き取り組むとともに、様々な課題の解決に向け、今後とも全力で取り組んでまいる所存です。  現下の雇用失業情勢は、世界的な不況の影響を受けて、有効求人倍率が急速に低下しているほか、非正規労働者の大量離職が……

第171回国会 厚生労働委員会 第2号(2009/03/17、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、何のために改革するかと、それは国民のためなんですね。国民の生活が良くなり、雇用も含めて、国民が安心し、将来に希望を持てるためにすべての改革はあるべきだと思っています。したがって、最初に地方分権ありきとか中央集権ありきという話ではなくて、どの改革の方向が国民のためになるのかなと、これが一番大事だというのは大前提として申し上げておきたい。  我々はILO条約に加盟していますから、その八十八号条約で国が責任を持ってハローワークをやれということが書いてありますから、そうしないということはこれは国際条約にもとるということでありますし、やはり雇用の問題は全国のネットワークを……

第171回国会 厚生労働委員会 第3号(2009/03/24、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 谷先生御指摘のように、難病などを抱える方々、この方々がやっぱり職業上の制限があったりするというこういう状況は私はよろしくないと思いますので、今大変厳しい雇用情勢の中で雇用を維持し拡大する、そういう中で今障害者のみならず難病で苦しまれている方々、こういう方々に対してもハローワーク全力を挙げてお支え申し上げたいというふうに思いますし、それから雇用をする方の企業主、事業主に対しても是非そういう雇用の維持拡大をそういう方々をも対象にしてやってもらうようにこれは今後要請していきたいと思いますので、そういう方向で取り組んでまいりたいと思います。

第171回国会 厚生労働委員会 第4号(2009/03/26、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これは、委員御承知のように雇用保険二事業で賄っております。そういう中で、基本的にはやってみないと分からないということなんですけれども、ただ、もし仮に支出が超えて必要になった場合にはほかの助成金にかかわる予算の活用というのはありますし、それから予備費も二事業についてはございます。それから、雇用調整助成金の支払財源として今言った予備費というのを使うということを考えておりますし、いずれにしましても、政府全力を挙げて、もしそういうことに立ち至ったときにはきちんと財源の手当てはしたいと思っております。
【次の発言】 ホームレスの方々をどう御支援するか、これは、基本的にはやっぱり……

第171回国会 厚生労働委員会 第5号(2009/03/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま御決議のありました本法案に対する附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力してまいる所存でございます。

第171回国会 厚生労働委員会 第6号(2009/03/30、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) ただいま議題となりました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦没者等の遺族であって、平成十七年四月から平成二十一年三月までの間に、同一の戦没者等に関し公務扶助料、遺族年金等の支給を受けている者がいなくなったものに対し、弔慰の意を表するため、特別弔慰金を支給することとし、この法律案を提出した次第であります。  改正の内容は、特別弔慰金として額面二十四万円、六年償還の国債を支給するものであります。  以上が、この法律案の提案理由及びその内容の概要であります。  何とぞ、御審議の上、速や……

第171回国会 厚生労働委員会 第7号(2009/04/02、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、森田さん、第三子御誕生、おめでとうございます。  私は、第一子のときは片一方で母親をみとってだびに付しているときに生まれたので、九州でやっていましたから、体一つなんで立ち会えなかったんですけれども、第二子のときは立ち会いましたので本当に現場が大変だなというのは分かって、そのときはドクターよりもむしろ助産師さんが非常に頑張っていただいたので、うちは幸い正常分娩でしたから、正常分娩の助産師さんの役割なんかも非常に感じました。  それから、そのころはまだ政治家じゃないんですけれども、その後、今厚生労働大臣というお役目いただいて、ある意味で非常に大変な医療の現場というの……

第171回国会 厚生労働委員会 第8号(2009/04/14、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、春闘情勢、非常に厳しいと思っています。車にしても電機にしても、まず大手を見ても、今おっしゃったように、とてもじゃないけど定昇まで行かないところだってあるという具合なんで、そこまでやっぱり経済情勢、雇用情勢が厳しくなっている。これはもう本当に予想を超えている側面があろうかと思っています。それがまず第一点。  それから、第二点については、まあ法案の審議のときも申し上げましたけれども、片一方では雇用はきちんと守っていく、しかし新たな雇用をつくり出すために成長戦略もやらないといけない。それで、その五百兆という日本のGDPの六割の三百兆がこれは個人消費ですから、それを刺激……

第171回国会 厚生労働委員会 第9号(2009/04/21、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、後者の方から申し上げますと、それは公開すべきであって、数字で示さないといけないものはきちんとやると。だから、これは次回からは必ず数字を詳細に添付させるようにします。  最初の、この預けという行為、私は、こういうことがあってはならない。つまり、それは一つの経理の作業として、それは民間企業を含めてですけれども、予算が決まっている、予算執行の期間までに予算が執行できない、それは考えてみたらそれだけの予算が余分だったということだから来年度減らす、それを減らされないためにどうするかの、まあ悪知恵を働かせたんでしょう。そして、例えば来年度どうせ買うんだからというので前もって……

第171回国会 厚生労働委員会 第10号(2009/04/23、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 一生懸命この年金記録問題の解決に取り組んでいますが、いかんせん何十年にもわたる不祥事の山で、こつこつこつこつとやってきておりますが、まだ残念ながらすべてが解決しておりません。  したがいまして、二十二年一月に日本年金機構が発足いたしますけれども、引き続き責任を持ってこの記録問題の解決に取り組むと、これは明言しておきたいというふうに思います。それは、先般の三月三十一日の年金関係の閣僚会議においてもこれは確認したところであります。  それから、具体的に社会保険庁、これは政府の機関である、そこではいいんだけど、今度、日本年金機構になったらもう勝手に判断して、例えば記録問題に……

第171回国会 厚生労働委員会 第11号(2009/05/08、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 日本時間の四月二十七日二十三時、WHOにおいて専門家による緊急委員会が開催され、その結果を踏まえて公表されたWHO事務局長のステートメントの中で、継続的に人から人への感染が見られる状態になったとしてフェーズ4宣言が正式になされ、また、四月三十日には、感染が更に広がっていることが確認され、フェーズ5宣言がなされたところであります。  こうした事態を受けまして、厚生労働省としましては、フェーズ4に引き上げられた段階で、今回のインフルエンザを感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律、いわゆる感染症法に規定する新型インフルエンザ等感染症に位置付けたところであります……

第171回国会 厚生労働委員会 第12号(2009/06/02、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) お答え申し上げます前に、今日は沖縄のかりゆしの日ということで、かりゆし着用をしろということで閣議決定がありましたので、こういう服装でおりますことをお許しいただきたいと思います。  さて、厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案に対する内閣意見を申し上げます。  参議院議員津田弥太郎君外八名提出の厚生年金保険の保険給付及び保険料の納付の特例等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、政府としては反対であります。
【次の発言】 ただいま議題となりました国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案について、その提案……

第171回国会 厚生労働委員会 第13号(2009/06/04、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 実は、税金の議論をするときも同じでありまして、旧大蔵省、今の財務省だと標準世帯という概念があって、それは男だけが働いていて四十代で妻が専業主婦で子供二人、ずっとそれで来ているんですね。だから、一つは、これモデルとか標準という言葉じゃなくて、一つの定点観測をやるときに、この地点から見ていて継続性でずっとまさにサザエさんの時代からやっていますよということに意味があるんで、モデルとか標準という言葉自体がミスリーディングだろうというふうに思っています。だから、私なんて、大蔵省的に言うと、標準世帯とは最も違う非標準的な生き方をやってきておりますから、何だこりゃって昔から思ってい……

第171回国会 厚生労働委員会 第14号(2009/06/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) これは法律にも、情報をきちんと提示してこの年金制度に対する理解を深めていただくということでありますので、様々なデータ、今、足立さんがおっしゃったそのデータも含めて、将来の見込額含めて出せるデータを出すと、そのことによって、自分がどれだけ今まで負担をして、それに対して給付がこういう見通しがあるということで今の年金制度に対する理解を深め、そしてさらにこの年金の意義というものについて国民の間に周知すると、そういう目的であります。
【次の発言】 一つは、我々が例えば特別便を受け取る、それで、見たときに、今、石井の方から答えましたように、標準報酬が幾らであったかというのはめちゃ……

第171回国会 厚生労働委員会 第15号(2009/06/11、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まあ、年金は、特に記録問題をめぐって様々国民の不信を抱かれることになっておりますけれども、やはり老後の生活を支える大きな柱ですから、これは安心して年金がもらい続けることができるなと、しかし片一方で年収の三割、四割をその掛金に払うんじゃ、それはとてもじゃありません。ですから、年収の二割を超えないようにしましょうというのと、それと、まあ現役時代の半分ぐらいの収入で大体皆さん生活できて、それぐらいは確保しましょうと。  そうすると、そういうことの中でこの今回の法案は、国の国庫負担分を三分の一だったのを二分の一に上げることによって掛金の方の負担が減りますから、それを二分の一に……

第171回国会 厚生労働委員会 第16号(2009/06/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 障害者向け郵便料金割引制度に関する局長逮捕についての経過報告をさせていただきます。  一昨日、本省の局長が虚偽有印公文書作成、行使の容疑で逮捕され、先月二十六日に逮捕された本省の職員が再逮捕されました。誠に遺憾なことと考えております。  現在、検察当局による捜査が行われておりますので事件の内容についてのコメントは差し控えますが、厚生労働省としては、今後とも検察当局の捜査に協力するとともに、捜査結果等を踏まえ、厳正に対処することといたします。  また、厚生労働省職員の綱紀の厳正な保持について一層の徹底を図ってまいります。  なお、本日付けで後任の局長が就任いたしましたの……

第171回国会 厚生労働委員会 第17号(2009/06/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 周知徹底をさせたいと思います。私も還暦を迎えましたので、二年前にそういう手紙が来、三か月前に来ましたので、きちんと私はそれを見てやりました。  それで、もう一つは、これだけこういう国会の場でも議論をしていますから国民の皆さんも相当周知していますけれども、例えば私たちが二十歳になったらやるべきことというのは当然いろいろ思い浮かぶんですけれども、年金を受給できる年になったらやるべきことという、そこのところを二十歳になったらと同じぐらいのもう少し徹底ができるようにしたいと思います。  今、蓮舫さんおっしゃったことは、更に徹底をさせたいと思います。

第171回国会 厚生労働委員会 第18号(2009/06/23、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 本当、これは困ったことで、委員がおっしゃるように様々な要因があると思いますけれども、やっぱり今の日本の企業風土ではなかなかちょっと、会社に迷惑掛けてもというような、自主規制というかそういう側面もあるんだろうと思います。だけど、きちんとこれは法律を実際の世界の中に実現させていくということが必要なんで、今後とも努力をしたいと思っております。
【次の発言】 これはもう出産、育児を機に労働市場から退出するということがまさに表れているんで、一つは、やっぱり全体の比率からいって、私はフランスを中心としてヨーロッパで若いとき生活していまして、みんな、女性も働くのが当たり前、それから……

第171回国会 厚生労働委員会 第19号(2009/06/25、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 社会保障のセーフティーネットをどういう形で張り巡らすか、私はできるだけ数多く重層的であった方がいいと思いますのと、最終的に財源は皆さんの税金でやるわけですから、国民が納得をするものでなくてはならない。  そうすると、例えば基礎年金的に、例えば生活保護だったらあらゆる困った方は画一的にこれだけ支給いたしますよと、そこから先は父子家庭、母子家庭、あるいは極端に言ったら、生活保護の中でも、両親ともそろっていても下手をするとその家庭の状況で子供はもっと困っている状況にあるのかもしれません。そういうことも含めて、きめの細かい手当てがやっぱり必要だろうというふうに思っています。 ……

第171回国会 厚生労働委員会 第23号(2009/07/07、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 私は議員であるとともに厚生労働大臣でありますので、衆議院のレベルにおいても常に申し上げていたのは、私は投票のときには私の倫理観に基づいて投票いたしますけれども、今私がここでとやかく述べるということは、厚生労働省を代表しておりますので、皆様方の御決断に予断を差し挟むようなことになることを避けたいという思いで、それは禁欲したいと思っております。
【次の発言】 いや、それも厚生労働大臣を辞めて、一議員になったらお話しできると思います。

第171回国会 厚生労働委員会 第24号(2009/07/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、移植コーディネーターの質を高める、これがもう必要だということは申すまでもないと思います。  先ほど局長が説明いたしましたように、移植コーディネーターの日本臓器移植ネットワークでの公募要綱を見ていますと、医師、看護師、検査技師など国家医療資格保有者又はそれと同等の知識を持たれる方ということなので、ここで一定の医療情報に関する資格というのが認められていると思います。その上で細かい研修をやり、しかも筆記試験、面接試験をやっておりますので、当面は日本臓器移植ネットワークの中での研修ということを更に強化し、それをお手伝いする形でやればというふうに思っております。  欧米の……

第171回国会 行政監視委員会 第3号(2009/04/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 幾つかポイントがありまして、一つは平成十六年から様々な審議会を行い、十八年にはこの国会の場で法改正が行われている。ただ、残念ながらこれはメディアの問題でもあると思いますけれども、きちんと大きなスペースを新聞が割いて報道をするかどうか。センセーショナルに報道したものはみんなよく気が付くわけです。  それで私が取っている手法というのは、私直属の検討会をやり、私が出ていってやると、カメラ頭撮りとかいうのがテレビあって、それでやっと動くということが何度もあったんです。ですから日々、漢方の方も含めて薬局の方もそんなに、忙しいから毎日毎日国会で何をやっているだろうということには注……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第3号(2009/04/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 総理がぶら下がりでそういうことをおっしゃったというのは、私は報道も確認しておりますけれども、存じ上げておりません。それで、今朝私は正式な会見をして、持てる情報はすべて正確に流したところであります。  それで、すべて陣頭指揮をやっておりましたけれども、問題は、松井委員御承知のようにWHOの緊急会議の結論が先送りになりましたので、これを専門家の会議を待たないと正確な判定ができませんので、それを待っているという状況でありますし、我が省からも担当官、既にジュネーブに着いて一緒になって情報収集を行っておりますんで、それで今朝も国民の皆様に先ほど記者会見で申し上げましたけれども、……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第4号(2009/04/28、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) こういうことがあっちゃいけないんで、私は、私が国会で答弁をしたことについてはきちんとフォローをさせる。そして、先般官邸の中に設けられました厚生労働行政の在り方の再検討をしようという中に、ガバナンスの強化とかPDCAサイクルをやれと、つまり決めたことはちゃんとやるんだと、こういうフォローをやりたいと思います。  まさに役所の縄張りで、私も、その三種類のガムがそれぞれおっしゃるような危険性があるということで、こういうことこそまさに消費者庁ができる意義があると思いますので、今後は関係省庁と連携を取りながら、また、新たに生まれます消費者庁の下で、こういうばらばら行政というのを……

第171回国会 消費者問題に関する特別委員会 第8号(2009/05/28、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 橋本内閣のときの中央省庁再編から八年たちました。時間がたてば、ちょうど今皆さん方が御議論していただいているやっぱり消費者の問題、これをひとつきちんとやろうというのが出てくる。例えば少子化の問題にしてもそうです。ですから、不断に霞が関の機構、政府の形を見直すというのは大切だろうと思います。  ただ、その過程において、やはり設置法で、法律で決めるべきだと。これは国権の最高機関は国会でありますから、国会のコントロールを受ける、まさにそれが必要だと、これはまさに正論だと思います。  その一方で、今委員がおっしゃったように、迅速に変えるためには非常に難しい。例えば今のように衆参……

第171回国会 予算委員会 第2号(2009/01/19、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、現行制度の課題といたしましては、利用が必ず保障される仕組みになっていないことなどによって利用希望者の増加に応じたスピード感あるサービス量の抜本的拡充が難しい。それから、いわゆる保育に欠けるという判断の、この保育の必要性の判断が、例えばパートタイム労働者の場合どうなのかと。認められないというようなことがあるなど、ニーズに十分こたえられてないということが現在の問題だと思っております。
【次の発言】 今委員御指摘のように、改革の方向性、三つあると思います。今の制度の運用でやる、運用改善でやる。もう一つ、やっぱり新たな仕組みをつくっていく。さらに、民営化的な、規制緩和的……

第171回国会 予算委員会 第3号(2009/01/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今委員が御指摘のように、片一方でこの派遣労働ということについて、平成十一年、そして平成十五年と、特に十五年、製造業への拡大ということが行われてきましたけれども、御指摘のように、それと両輪を成してセーフティーネットをきちんと張らないといけない、ところがそれが十分でなかったという認識を私も持っております。  そこで、今は、その後、きちんと労働者派遣契約の中途解除などについて、これは派遣元にも派遣先にも、それから元々は派遣元と労働者の間の関係ですから、これは労働契約法、労働基準法など様々な法律がありますから、そこについての解雇についてはきちんともう最初から法的な枠がはめてあ……

第171回国会 予算委員会 第4号(2009/01/21、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 資源のないこの我が国において、私は日本の国力の最大の源は人であるというふうに思っております。優秀な人材が育ち、そしてこの資源のない日本で加工品を作って海外に輸出する、まさにこの人こそ宝、そして働く人たちの力でここまでの国力が保てたものだと思っていますので、まさに人が資本である、ヒューマンキャピタリズムということを言いたいと思っております。
【次の発言】 その具体的なことにお答えする前に二つ申し上げたいと思いますのは、戦後日本の高度経済成長を支えたその中でのセーフティーネットは、基本的にまず家庭があり、とりわけ企業、大企業を中心とした、これがきちんと、例えば住宅を社宅で……

第171回国会 予算委員会 第5号(2009/01/26、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今、与党でもプロジェクトチームをつくり、鋭意検討し、春をめどに与党の方は成案を得ようとしております。私の下においても検討会を開き、そこで同時並行的に検討をしております。  九月のこの見直しの決定は、一年を掛けて成案を得るということでございます。
【次の発言】 まず、二次補正と本予算でどういう形で具体的に雇用を創出するかということでございますけれども、例えば一番の問題は、人材が足りない介護の分野、こういうところに、ミスマッチということで片一方では失業者がいる、これを今二つの予算を使いまして職業訓練、これ例えば介護福祉士、二年間までできますので、こういうことをきちんとやっ……

第171回国会 予算委員会 第7号(2009/03/05、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 急速な経済情勢の悪化、そして雇用情勢も極めて厳しい状況にあるというふうに思っております。一月の有効求人倍率が〇・六七倍と、前月より〇・〇六ポイントの低下という数字がございます。それから、各都道府県の労働局やハローワークを通じて把握したところですと、二月の十八日時点で昨年十月から本年三月までに職場を離れる非正規労働者が十五万八千人に上るという数字も出ております。  こういう状況にかんがみまして、二次補正、そして今御審議いただいています来年度予算におきまして、雇用を維持するための助成金、雇用調整助成金を拡充するような措置、それから過去最大の四千億円の基金、緊急、それから地……

第171回国会 予算委員会 第8号(2009/03/06、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 雇用情勢が極めて厳しい中で、二次補正、それから来年度予算におきまして、まずこの雇用調整助成金、これを使って休業や訓練などを労働者に行わせながら雇用を維持する、こういう企業に対して助成措置を行う。それから、雇用創出のため、四千億円、過去最大規模ですけれども、その基金を都道府県に創設する。それから、失業給付の見直し。それから、例えば派遣の方々ですけれども、これは二月十八日時点で非正規労働者十五万八千人、これは昨年十月から三月までの数字として十五万八千人という予想が出ております。こういう派遣労働者を雇い入れた場合のこの企業に対する助成の実施などに取り組むほか、住宅・生活対策……

第171回国会 予算委員会 第9号(2009/03/09、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 端的に言って、人が足りない業種と逆に余っているというところがあるわけでありますけれども、有効求人倍率という数字を使ってみますと、例えば生産工程・労務〇・三九倍、事務的職業〇・二三倍で、これは低い。ところが、保安の職業三・八一倍、接客・給仕二・八二倍、それから今御指摘の医療・介護分野ですけれども、保健師、助産師等が二・七五倍、介護関係二・三四倍、医療技術者二・一五倍。まさに職種間のミスマッチが生じているわけでございまして、特に介護の人不足ということで、二万六千人の介護の専門家を育てたいということで、特別に今、厚生労働省、求職をやる方と求人をやる方、両方いるわけですから、……

第171回国会 予算委員会 第10号(2009/03/10、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 私も北海道に大変縁がありますし、家族含めて何度も北海道のお医者さんにはお世話になっていますので、非常に先進的な取組をおやりになっている面もありまして、私は非常に実は北海道の医療体制のいい面は評価をしております。  その中で、今回、この保険料率を各県ごとの協会けんぽでやるときにどうするか。北海道、一番厳しいんですね。それで、五分の一、いや、しかしそれでも厳しいんじゃないかというので、やはりもう十分の一という形でやろうという方向で、まだ正式に決めていませんが、そういう方向で今作業をしている、これは先ほど保険局長がお答えしたとおりでございます。ただ、そこから先、今、相原先生……

第171回国会 予算委員会 第11号(2009/03/11、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 年金受給者の方々に社会保険庁では、確定申告で御活用していただけるように各年ごとの源泉徴収票を交付をまずしております。  御指摘のような事態があったということでございますけれども、年金時効特例法の施行時に発行しましたクエスチョン・アンド・アンサーズという、これ冊子がありますけれども、ここにも税金の取扱い、各年度ごとだということを明記してありますので、今後はそういうことがないように更に周知徹底したいと思います。
【次の発言】 三つぐらいのポイントがあると思っています。  一つは、年金記録の誤りについて、だれがどこまで責任があるかということの明確化をどうするかという問題であ……

第171回国会 予算委員会 第12号(2009/03/12、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 本当に雇用失業情勢、極めて厳しいと思っています。  一月の有効求人倍率は〇・六七倍ですが、これは前月に比べて〇・〇六ポイントの低下。実を言いますと、これだけ、〇・〇六ポイントも低下するというのは平成四年一月以来実は十七年ぶりの悪い指標でございます。  それから、ハローワークなどを通じて把握したところで、二月十八日時点で、昨年十月からこの三月までの非正規労働者で職場を離れないといけない人が十五万八千人ということでありますし、雇用については遅行指数で後から出てきますが、鉱工業生産など今の経済指標を見ていますと、これは非常に厳しいなという感じがしています。  そこで、どうい……

第171回国会 予算委員会 第14号(2009/03/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 要するに、離職するとともに寮から追い出されるというようなことで、家がない。そうすると今度は住所がないわけですから、再就職のときに住居がないからまた職が得られないと、こういう悪循環、これが最大の問題だと、ハウジングプアについては思っております。
【次の発言】 全国のハローワークで雇用促進住宅入居、これも四千九百件ぐらいあっせんしております。それから、家賃補助その他資金の融資ということで、これも四千六百件ぐらい既に行っております。そのほか地方公共団体とも連携して、町営住宅とか空いているところがあればこれも活用させていただくと。  いずれにしましても、総力を挙げて住宅支援を……

第171回国会 予算委員会 第15号(2009/03/18、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) まず、資料をお作りいただくときに、せっかく我々が提供したんですから全部正確に出していただきたい。つまり、全体の六割近くは要介護度は変わりませんというデータがありますし、それから例えば、要介護度五の人が重くなるはずないんですよ、当たり前のことですけれども。それは……
【次の発言】 いやいや、ですから、軽くなるんだけれども……
【次の発言】 だから、重くなるのが入らないのは、だって要介護度六ってないんだから。  それで一応こちら側の基のデータをいいますと、今申し上げましたように、モデル事業と研究事業はありますが、大体一、二割が軽くなって一、二割が重くなる。それで六割近くが……

第171回国会 予算委員会 第17号(2009/03/23、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) そういう事実があるというのは承知しておりません。
【次の発言】 今それは、大塚委員がおっしゃったことが事実であれば、食品衛生法は私が管轄しておりますから、すべて森羅万象全部というわけにいかなくても、そういう問題点があるということであれば、それはきちんと報告を受けたいと思っております。一般的な対応ということについてはきちんとしておりますので、個々のケースについてまた必要な報告は取りたいと思っております。
【次の発言】 食品衛生法、現実的にはこれは都道府県がきちんと対応しないといけない。それを我々は指導する立場にありますから、その出した都道府県が問題がある風評被害につなが……

第171回国会 予算委員会 第18号(2009/03/26、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 雇用を守るということとともに、今度は新しい雇用を創出するという観点も必要であります。そういう意味で、日本のGDP五百兆のうちの六割の三百兆が個人消費、そうすると、個人が消費がよりできる環境を整えるための施策として、可処分所得、つまり公租公課、保険料や租税を引き落とした残った可処分所得を上げる必要がある。そういう意味で、月額千円とか二千円、そういうレベルで引き下げれば上がります。そして、これは個人個人の働いている方の負担も減りますし、企業にとっても五〇、五〇の割合で取っていますから減りますと。  そういう意味で、片一方では雇用を創出するため、つまり景気を回復させるための……

第171回国会 予算委員会 第19号(2009/03/27、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 新基準について、これは、いろんな地域によるばらつきを防ぐ、それから、例えば寝たきりである状態が介護が必要なのかどうなのか、そういうことについて様々な正確な認定ができないということで、新しい認定基準を作りました。  しかしながら、例えば自立と書いてあって実は介助ないのに自立と、そういう言葉遣いを今徹底的に改めよということで改めさせております。そして、これは既に各市町村で準備が進んでおりますからきちんとやっていただいて、そして、しかしこれは検証をやる、公開の場で検証をやる、そしてそれをフォローアップして対応したいと思っていますから、凍結ということではなくてそういうことで対……

第171回国会 予算委員会 第21号(2009/05/20、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今、谷川委員おっしゃったように、大変この雇用情勢厳しい、そういう中で、雇用調整助成金というのをこれまで活用してまいりました。これは実はこの三月までで約二百四十万の方々に御利用いただいております。そして、例えば中小企業だと助成率が八割だったのを、三月三十日からは九割まで国が見ると、こういうことをやっておりまして、今御審議いただいています補正予算では、この助成率の今申し上げた引上げ、それから六千億円を更に確保して今後のニーズにこたえようとしております。  それから、失業期間中に職業訓練を行う、その間生活どうするんだと、職業訓練やっていますから。そういうときに、企業が行う実……

第171回国会 予算委員会 第22号(2009/05/21、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 昨日、ニューヨークに国連の模擬国連という行事に参加していました私立学校の高校生二名、これは一時期同室にいたと、これ今、居住地八王子市と川崎市ですけれども、それぞれ検査の結果、昨晩、夜、私のところに報告がありましたが、新型インフルエンザにかかっているということであります。これは関西とは違いまして、国内感染、国内での人―人というよりも、むしろニューヨークからということでありますし、そういう意味で、しかもまだ学校に行っていませんので、東京都、川崎市の教育委員会が適切な対応を取っていると思います。  今後とも、正確な情報を国民にお伝えして、そして油断することなく、しかし冷静に……

第171回国会 予算委員会 第24号(2009/05/25、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 鈴木委員が非常に正確にこの事態を把握してくださっておりますので、今おっしゃったように、だれも遭遇したことのない新型インフルエンザで、まさに試行錯誤を繰り返しながら、日々反省をしながら新しい状況に対応していかないといけない。  そこに書いてありますように、一部は、いろんな専門家の意見を聞くのはいかがなものかというような批判を一部のマスコミはおやりになっていますけれども、今専門家の先生方は、尾身さん、これはWHOで非常に優れた業績を上げられた先生で私もよく知っています、この方をヘッドに委員会を形成しておりますけれども、すべてがその委員会の専門家の助言に基づいて成り立ってお……

第171回国会 予算委員会 第25号(2009/05/26、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) この緊急人材育成・就職支援基金ですけれども、この中の実習型雇用・雇入れ助成、これは、雇い止めなどによって離職した非正規労働者、こういう方は実は十分な技能、経験のない求職者でありますので、こういう方に実習を企業でやらせるということで、その訓練、そういうことを通じて、雇用を通じて技能を習得させた上で、そして正規雇用で受け入れる新規成長・雇用吸収分野などの中小企業へ助成を行うということですから、具体的にそういう求職者を原則六か月の実習型雇用で、うちの企業で受け入れていいよと、そういう事業主に対して一人当たり月額十万円、これを補助いたします。それから、この実習型雇用期間を終了……

第171回国会 予算委員会 第26号(2009/05/28、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 今、各自治体、昨日も滋賀県の嘉田知事がお見えになりました。自治体と連携を取りながら、そしてまた各地域の医師会の協力も得ながら、特に神戸の場合、これはもう先行的に発熱外来ではなくて神戸の医師会がやってくださるということで、物理的にスペースを分けて発熱患者を診てくださるということであります。  総合的なことを申し上げれば、例えば保健所、こういうものについて、国民の生命と健康を守る、こういうところに今後の国家の方針としては、それは平穏無事なときには暇かもしれないですけれども、いざというときに間に合いません。それは検疫官もそうなんです。全体の削減計画があります。その中で十名で……

第171回国会 予算委員会 第27号(2009/05/29、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 二十年度の第一次、第二次、二回の補正予算でも財源手当てをしておりますし、今回、今、森委員おっしゃったように、新型インフルエンザ対策ということではなくて、一般的な対策として約千三百億円補正を組んでおります。  先般御説明いたしましたように、鳥由来のインフルエンザの準備をしていましたけれども、豚由来のものであってもこれは当然使えるということでありますし、それとともに、地域活性化・経済危機対策の臨時交付金、一兆円ございます。これを活用する。それからさらには、医療機関なんかについては、地域の医療再生計画三千百億円というのももう既に計上しておりますので。それから、いよいよこれは……


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第173回国会(2009/10/26〜2009/12/04)

第173回国会 予算委員会 第2号(2009/11/06、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 皆さん、おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。  今日は参議院の予算委員会が始まります。まず総理に、総理就任本当におめでとうございますということを申し上げたいと思います。  二十年前になりますか、我々、北海道を基盤にしていろんな議論をしてきた。そして、そのときは、もう今、残念ですけれども、中川昭一君もああいう形で急逝された。鳩山総理、中川昭一、それから鈴木宗男さんもおられたと思います。ああいう北海道の仲間と議論をしたことを懐かしく思い出しますし、その後、鳩山総理が、この自民党の政治では駄目だと、何とか日本の政治を改革したいということで、こういう形でさきがけをつくっ……


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第174回国会(2010/01/18〜2010/06/16)

第174回国会 予算委員会 第1号(2010/01/26、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 皆さん、おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。  今日は、鳩山総理と、この国の形、この国をどういうところにどういう形で持っていこうとするのか、政治的なリーダーシップの在り方、主として我が日本国憲法を中心に大所高所から御議論を申し上げたいと思っております。経済問題、政治と金の問題、その他様々な個別の問題は後ほど同僚議員がじっくりと取り上げる予定でございます。  まず、すべて私の問題は、総理がこの日本丸の船長さんとして我が日本国をどういう方向にかじを切っていかれているのかと、そういう観点からの質問に限りたいと思っております。そして、後半では、この日曜日に名護の市長選挙……

第174回国会 予算委員会 第7号(2010/03/08、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 予算委員会委員派遣の調査につきまして御報告いたします。  派遣団は、簗瀬委員長を団長とする十四名で編成され、二月十八日及び十九日の二日間、福島、栃木の両県を訪れ、東北及び関東地方の産業経済の動向、両県の財政・経済状況等について概況説明を聴取するとともに、福島県では公設試験研究機関の活動状況、中小企業の状況、栃木県では酪農試験場の研究内容、医療機器及び精密測定機器の製造状況、商工業の状況、自動車産業の状況について調査を行ってまいりました。  東北地方の経済動向は、生産活動は低水準ながらも緩やかに持ち直し、企業収益は平成二十一年度に増益を見込んでいる。個人消費は、経済対策の効果で乗用……

第174回国会 予算委員会 第11号(2010/03/12、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 おはようございます。自由民主党の舛添要一でございます。  今日は、経済・財政について総理を中心に御質問を申し上げたいと思います。  総理、その理由が二つございまして、一つは、鳩山内閣の支持率が下がってきている、そして国民の皆さんに失望感が広まってきている。私は、その一つはやはり政治とお金の問題がある、それから普天間の問題がある、しかし、もう一つ極めて重要なのは経済の低迷ということがあるだろうと思っていますので、是非これはいい政策をやっていただきたいと思いますので、その点御質問したいと思います。  それから、もう一つ理由は、私がこの委員会で月曜日に委員の皆さん方を代表させていただい……

第174回国会 予算委員会 第16号(2010/03/24、21期、自由民主党・改革クラブ)

○舛添要一君 おはようございます。舛添要一でございます。  予算委員会、参議院の審議時間ほぼ七十時間に及ぶと思いますので、衆議院並みの議論をしてまいりました。ただ、まだまだいろいろ政府に御質問したいことがございます。今日は締めくくり総括ですんで、できるだけ多くの分野について御質問をさせていただきたいと思います。  総理、昨日、外交・防衛の集中審議、極めて実り多い審議ができたと思っておりますが、昨晩、政府で関係閣僚が普天間の基地の移設について御議論なさったということでございますけれども、その中身、どれぐらい検討が進まれたか、ちょっとお答え、御説明いただければ有り難いと思います。


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第171回国会(2009/01/05〜2009/07/21)

第171回国会 厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会 第1号(2009/06/08、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 基礎年金の部分は、もう委員御承知のとおり、報酬比例ではありませんので、すべての国民に一定の年金を保障すると。そういう中で、社会保険料方式を取っていますが、今五〇対五〇、税と保険料でやると。そういう中で国民の保険料負担を余りに大きくしない、そういうために三分の一を二分の一という形で税金の投入比率を高めると。それによって、基本的には社会保険料、これは私は権利として社会保険料をきちんと払うんだというのはいいと思うんです。ただ、これが二〇%、三〇%と大きくなるのではなかなか、こういう経済状態もこれあり、大変だと思いますから、そういう意味で一定程度の保険料水準、これ以上高くなら……

第171回国会 厚生労働委員会、財政金融委員会連合審査会 第2号(2009/06/16、21期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(舛添要一君) 十四日に雇用均等・児童家庭局長が虚偽有印公文書作成及び同行使の容疑で逮捕されましたことは誠に遺憾なことと考えております。  現在検察当局による捜査が行われておりますので、事件の内容についてのコメントは差し控えさせていただきますが、厚生労働省としては、今後とも検察当局の捜査に全面的に協力するとともに、捜査の結果などを踏まえて厳正に対処いたしたいと思っております。  また、厚生労働省の職員の綱紀の厳正な保持について一層の徹底を図ってまいりたいと思っております。  それから、この件が発生しましてから、五月の二十七日に、私の直属で省内の調査チームを発足させました。ただ、今捜査……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

舛添要一[参]在籍期 : 19期-20期-|21期|-22期
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