このページでは山口那津男参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○山口那津男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました福田内閣総理大臣の問責決議案に対し、断固反対の立場から討論を行うものであります。 ただいま民主党の簗瀬議員から賛成討論がありましたが、全く決められた時間も守ることができず、議長の再三の注意も無視してこのようなことをやる民主党だから、問責決議案を出す資格など全くないのであります。今国民に問われているのは、このルール無視の民主党の体質なのであります。 福田内閣が発足し、八か月余りが経過しました。この間、福田総理は、前国会において改正被災者生活再建支援法などの成立を実現するほか、今国会においては平成二十年度予算を年度内に成立させ、さ……
○山口那津男君 私は、公明党を代表して、さきの鳩山首相の所信表明演説に対して質問いたします。 まずは、鳩山新総理のリーダーシップに心から期待をするものであります。どうか日本の進路を誤りなきよう、賢明なかじ取りをお願いいたします。 さて、私は、去る九月八日、公明党の代表に選任されました。福祉の党、教育の党、平和の党という公明党の旗を高く掲げながら、どこまでも現場第一主義で、庶民の側から、地域から政策を立案、発信し、生活を守り抜く政治、清潔な政治の実現に向けて全力を傾けてまいる所存であります。 代表に就任して以来今日まで、まず私自身が率先して現場を歩き、国民との対話に積極的に取り組んでおりま……
○山口那津男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました鳩山総理の施政方針演説など政府四演説に対し質問いたします。 鳩山内閣となって初めての施政方針演説、私は、総理の友愛の思想に基づく具体的かつ率直な政策が総理の口から聞かれるものと強く期待していました。しかし、結論から申し上げれば、その期待は裏切られました。正直申し上げて、心に響くものが感じられなかったのは私だけでしょうか。 二つ理由があると思われます。 総理は施政方針演説の中で、友愛ではなく、いのちを守るというキーワードに変わっていたものの、二十四回もいのちを守ると言われました。いのちを守る、実に重みのある言葉です。だからこそ……
○山口那津男君 私は、公明党を代表し、菅総理の所信表明演説に対し質問を行います。 総理、私はあなたの演説を聞いてあきれてしまいました。あなたの言葉を借りれば、政治と金の問題、普天間問題に対する責任を率直に認め、辞任というけじめを付けた前総理の勇断を受けて政権を引き継いだという政権なのですか。 それでは伺います。普天間問題にどうけじめが付いたのですか。鳩山前総理と小沢前幹事長の政治と金の問題にどうけじめが付いたのですか。はっきり説明してください。 総理は、民主党の代表選挙に当たって、小沢氏はしばらく静かにしてもらった方が本人にとっても民主党にとっても日本の政治のためにとってもいいのではない……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。
参考人におかれましてはお疲れのことと存じますけれども、私に与えられた時間は十五分でありますので、適切にお答えいただきたいと思います。
まず初めに、参考人は、山田洋行に入社されて社長さんになられるまで、社内での経歴はどのようなものであったでしょうか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 平成八年から管理部長とおっしゃられました。で、大阪支店長に移転されたのは、正確に言うといつごろですか。
【次の発言】 管理部長というのはどのようなお仕事をやる立場でしょうか。
【次の発言】 それ以前は財務部長代理ですか、財務部にもいらっしゃったとい……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 今日はまず、官房長官が御不在でありますので、そのほかの閣僚の皆さんに順次御質問をさせていただきたいと思います。 先般の予算委員会で私は、テロの抑止、防止というもののためには、一つはインド洋での給水・給油活動等を通じてこの海上阻止活動をするということ、それともう一つはアフガニスタンの復興、これを我が国が主導的に支援をしていく、この二つというものが車の両輪であり、いずれも重要な意義を有するということを質問させていただきました。 とりわけ、二〇〇四年に私自身アフガニスタンに赴いて、そこで行われる民生活動の様々な具体例を調査をしてまいりました。写……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 まず初めに、通告はしておりませんけれども、総理大臣に基本的なことをお伺いしたいと思います。 今回の防衛省の不祥事、これは、そのよって来る要因というのは、私は大きく三つあると思います。一つは、その防衛省の組織や制度の不十分な点であり、また長年の体質であるというところもあるでしょう。もう一つは、国会のチェックする能力あるいはその努力というのがやはり不十分であったと。これは国会の側が反省をしなければならないことだろうと思います。そしてもう一つは、どんなに立派な制度をつくったとしても、やっぱりそれをつかさどる人、この資質や自覚がなければ、これはいい……
○山口那津男君 公明党の山口那津男です。
まず、外務大臣にお伺いいたします。
先日、十八日に国連の安保理でイラクの駐留軍のマンデートについて一年間延長するという決議が採択されたと言われております。この決議の中で、我が国の航空自衛隊が支援活動、支援業務を行っているわけでありますが、それとの関連で何か言及された部分があるのでしょうか。まず、この決議の内容についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 念のため官房長官に伺いますが、そのような一七九〇の決議について、我が国のイラク特措法との関係でどのように位置付けられるのでしょうか。我が国の特措法の活動の根拠になり得ると思うわけでありますが、それ……
○山口那津男君 公明党の山口那津男です。 必ずしも専門家ではありませんので素人的な御質問になろうかと思いますが、お許しいただきたいと思います。 まず、随意契約がかなりの件数を占め、また金額的には更に大きな割合を占めているわけですね。これが、この御説明の資料によりますと、五年間のうちにだんだん減ってきているという傾向はあるんですが、なお過半数が金額的に随契が占めているということであります。 政府調達全般についてこの随意契約を見直そうという動きの中で、防衛装備品の調達についてもそれを改めていくということになろうかと思いますが、ただ一方で、その特殊性から見て競争性が乏しいものについて、果たして……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。残り時間、御質問さしていただきます。 先般、文民統制上、国会報告というのは国会の関与の重要な道具の一つであると、こういう御議論をさせていただきました。旧テロ特措法に基づく補給支援活動の終了後の結果の国会報告という規定が旧法の十一条二号にあったわけであります。しかし旧法そのものはもう失効してしまいました。 さて、ここで、失効後もこの終了結果の国会報告という義務、これが存続しているのかどうか。私は、それは法律は失効したとしても当然に報告はすべきであると、これが文民統制の本来の趣旨に沿った解釈だろうと、こう思っているわけであります。したがいまして、……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 これまでの議論を振り返りまして、これから何が課題になるかということについて私から何点か御質問させていただきたいと思います。 特に本法案をめぐっては、衆議院、参議院で長い時間議論を重ねました。そして、昨年の末に、終盤になって民主党の対案というものも提出されたわけであります。そして、それをめぐっての議論を聞いておりますと、どこが政府案と違うかという議論ももちろんあったわけでありますが、しかしまた共通点についても言及があったところであります。 私は、このアフガニスタンの再建のために民生支援が必要であると、この点の認識は政府も民主党も異なるところ……
○山口那津男君 私は、公明党を代表して、被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案に対しまして賛成の討論をいたします。 現行の被災者生活再建支援法は、その使い勝手の悪さ、支給要件の複雑さ等々が指摘され、その結果として居住関係経費の支給率が三割に満たないという状況にあります。 そこで、被災者の速やかな生活再建に真に資するための改正を目指し、与野党による政策協議が重ねられてきました。そして、このたび、民主党、自由民主党、公明党の三党による共同提案として被災者生活再建支援法の一部を改正する法律案が本院に提出されました。 以下、本法案に賛成する主な理由を申し述べます。 賛成の第一の理由は、使途……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 先ほどの石井一委員の質問の中に上納金とか、よく意味の分からない、法律的な定義のない、そういう言葉を乱用した質問がありました。このような質問は厳に慎んでいただきたい。閣僚に対して、政府に対して答弁を求める、政府の委員が答えられる答弁を求める、これが本委員会の本質でありますから、それに反するような質疑については再検討願いたいと思います。 そこで、選挙のときに、どの政党も同じだと思いますが、我が党の場合は特別に党で選挙費用が掛かる部分を党費としてこれを納めてその費用に充てている、特別党費を納めておりまして、これは我が党の議員はだれもやっていること……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 幾つかの点について御質問させていただきます。 まず、本協定、有効期間を三年間といたしております。これは、従来五年ごとにやってきたわけでありますが、前回の協定では暫定的な要素があるということで二年間といたしました。今回三年間で合計すれば五年というサイクルになると、こういう説明もあるわけでありますが、なぜこの三年間としたのかということについてその後の展望をした上でお答えいただきたいと思うんです。 この三年間の間に包括的な見直しを行うことになっているわけですね。ですから、包括的な見直しをした結果、その次の協定ということも視野に入るんだろうと思う……
○山口那津男君 公明党の山口那津男です。 まず初めに伺いますが、我が国はブルネイ、インドネシアなど二国間でEPAを締結するとともに、ASEANともEPAを締結するアプローチを取っているわけであります。ASEANについてはプラス3という形で、中国、韓国、日本がともに協力、協調関係を持ちながらお互いの連携を強めていこうという一方での関係もある中で、中国あるいは韓国がASEAN及びその構成各国に対しどのような貿易政策を取っているか教えていただきたいと思います。 それとあわせて、それらの政策と比べ、日本が二国間でEPA、あるいはASEANとも重ねてEPAを締結する、この日本のアプローチの特徴あるい……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 この度の補正予算は、災害対策あるいは原油高騰対策、さらには中国残留孤児の給付の制度、そしてまた高齢者医療制度への移行の激変緩和など所要の経費、これを臨時的なものあるいは緊急の必要のあるもの等について手当てをしておりまして、一日も早い成立とその実施を期していかなければならないと思います。 そこで、まず伺いますが、学校の耐震化の促進についてであります。平成十七年十一月の建築物耐震改修促進法の制定以来、全国の公立小中学校の耐震診断、耐震改修を進めてきておりまして、昨年の補正予算から重点的に手当てをして、今回の補正予算でも、財政事情が極めて厳しい中……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、ただいま議題となっております平成十九年度補正予算三案につきまして、賛成の討論を行うものであります。 本三案につきましては、例年措置されている災害対策、義務的経費の追加とともに、緊急性の高い政策課題、例えば高齢者医療制度の円滑な導入、水田農業等の緊急活性化、原油価格高騰対策など、また中国残留邦人支援など臨時的経費などについて所要の措置を講ずるものとなっております。国民生活にとって緊急かつ重要な政策課題に適切かつ迅速に対応していくためには、本補正予算案の一日も早い成立を望むものであります。 賛……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 まず初めに、イージス艦の事故についてお伺いをしたいと思います。 原因の究明、そして再発防止策を確立し徹底するということが今求められていることだろうと思います。しかし、これまで防衛省から発表されている事実関係については明らかでないところが多いわけでありますし、また非常に理解し難いところも多々あるわけであります。この調査、防衛省が独自に持っているとはいっても、捜査の関係で、海上保安庁等と調整をしながらこれを調査をし、また公表すべきであったと、こう思うわけでありますが、現在ではその調整をした上で防衛省なりの調査が行われていると、こう理解をいたして……
○山口那津男君 公明党の山口那津男です。 私は、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、ただいま議題となっております平成二十年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算、以上三案につきまして、賛成の討論を行うものであります。 今、我が国内外の情勢が大きく変化する中で、国会に求められる役割は、将来の日本の姿を見据え、国民の目線に立って不断の改革を進め、行政をリードする意思決定を果断に下すことであります。 福田総理は、さきの所信表明演説で、自らの内閣の使命は、国民の活力を引き出し、国民が活躍する舞台を用意することであり、将来の不安をなくす仕組みをつくり、だれもが成長を実感できるよ……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 今いろいろと質疑がなされておりますが、この審議というのは予算委員会であります。審議の対象は補正予算であります。ですから、これについてしっかり議論をするというのがこの委員会の役目でありまして、それと関係のないことをとうとうと述べるのはいかがなものかと。 たしか昨年も同じようなことがありました、石井委員から。この場は、政府に我々議員が、答弁できること、答弁すべきこと、これを問いただすのがこの委員会の役目ですよ。政府が答弁できないようなことを質問するのはこれは厳に慎むべきであると、あのとき予算委員会の理事会でしっかりとその議論をしたわけであります……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。早速質問させていただきます。 まず、基本的なことでありますが、在日米軍の再編に関する日米合意は共和党のブッシュ政権の下で形成されてきたものであります。この度、民主党オバマ政権に交代をして、クリントン国務長官の署名でこの協定が手続をされたわけでありますが、しかしまたこのオバマ政権、今政府高官の承認がすべて行われているわけでもない、また議会との関係がどうなるか、今そのオバマ政権が安定した体制に向けて進展中という状況もあります。 こうした中で、この在日米軍再編が、今後この政策がオバマ政権の下で継承され、進展していくものと思われるかどうか、その点の御……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 この度、ソマリア沖・アデン湾で我が国が海賊対策を実施する理由として主なものは三点あると思います。 まず、我が国関係船舶を始め海賊被害が多発していること、また増加傾向にあるということ。それと、国連安保理決議で加盟国に海賊対策への協力要請がなされていること。そして三点目は、日本船主協会及び全日本海員組合から海上自衛隊の派遣要請がなされたことなどであります。 現地で現行法に基づいて海賊対策が始まったのは三月の末でありますが、その実施が始まる少し前の三月十九日に起きましたバルカー船タイタンという船の海賊事件がありました。報道はされておりませんが、……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 まず初めに、今、石井一議員から様々な質問がありましたが、前にも私はこの委員会で申し上げたことがあります。この予算委員会は予算について、特に今百年に一度の未曾有の危機の中にあって、一日も早くこの補正予算を成立を図るべきであると、そういう視点で与野党共に活発な議論をしているところであります。それなのに、まるで予算と関係のないことを長々と質問されるというのはいかがなものかと見識を疑います。 それともう一つ、前回申し上げたことでありますが、これは政府に対して質問をする。ですから、政府が答えるべきこと、これに対して質問をするというのが本義であります。……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 補正予算の中身に入る前に、まずスリランカで今大きな変化が起きております。このスリランカに対しては日本は深く和平にかかわってきておりまして、国連の事務次長を長くされました明石康さんを日本の政府代表に任命をいたして、この政府側と反政府側の対立の和平の機会をずっと担ってきたわけですね。しかし、一方の反政府勢力が今大きく後退をしたと言われております。その現状の情勢をどう認識されるか。 そして、これに伴う混乱が生じますと、テロが起きたりとか、あるいは民族間の対立が別な形で激化したりとか、あるいは荒れた部分を復興していくとか、いろんな日本の役割が期待さ……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。 ただいま議題となっております第二次補正予算に関連いたしまして、現下の重要な政治課題について何点か御質問さしていただきます。 まず初めに、沖縄の普天間基地をめぐる問題について御質問さしていただきます。 私は、この沖縄普天間基地の問題が顕在化いたしましてから沖縄を三度訪れました。直近に訪れましたのは昨年の十二月の十八日であります。今この航空写真をお示しいたします。(資料提示) これは普天間基地の航空写真でありますが、中央部に滑走路がありまして、その北東部に普天間第二小学校というのが隣接をしております。場所で示しますとこの部分であります。 ……
○山口那津男君 公明党の山口那津男でございます。両先生には長時間にわたってお疲れのことと思いますが、しばらく御見識を承りたいと思います。 まず初めに、両先生にお伺いしたいと思います。 八代先生御提出の参考資料によりますと、正社員と非正社員の数というものがこの九〇年代を通じて非常に接近してまいりまして、現在では大体二対一の数、つまり正社員は約三千四百万余り、非正規社員は千七百万人余りということになっております。そして、非正社員の比率については、年齢と性別の壁がある、とりわけ男性においては若年層、そして女性においてはかなり各年代を通じて非常に非正社員の比率が高いと、こういう状況であります。さら……
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