このページでは近藤正道参議院議員の21期(2007/07/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は21期国会活動統計で確認できます。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。会派を代表して、鳩山政権の基本政策について質問をいたします。 所信表明の中で総理は、人間のための経済への転換を提唱されました。市場経済の中にあって、弱者への配慮、セーフティーネット、共生思想に貫かれ、競争至上主義の対極と私は理解をいたしました。総選挙で私たちは、競争至上主義、小泉構造改革からの決別を訴えてまいりました。 改めて、総理の掲げる人間のための経済がどのようなものか、先ほど温かい資本主義という話がございましたけれども、人々の暮らしの点から見てどういうものなのか、分かりやすく説明をいただきたいと思います。 国民生活は豊かになるのでしょう……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
守屋氏は、〇三年の八月一日付で事務次官に就任をいたしました。福田総理は当時、小泉内閣の官房長官として閣議人事検討会議を主宰しておりました。この検討会議で、識見を有する清廉な人材、清廉な人材として守屋氏を事務次官に自主的に推挙、任命をしております。福田総理御自身の任命責任をどういうふうに考えておられるのか、お答えください。
【次の発言】 総理、総理。早く答えてください。
【次の発言】 報道によりますと、今ほど来議論がありました外務省所管の社団法人日米平和・文化交流協会、これは今総理が、単に名前だけの理事だと、中身は全く分からぬみたいな、こ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私は、一番最初に、午前中議論になりました防衛省の報償費を裏金化している問題についてお尋ねをしたいというふうに思っております。 マスコミの報道でありますけれども、報償費の多くを架空の領収書を使って裏金化をしているということを防衛省のOBら複数の関係者が明らかにしているということで報道されているわけでございます。プール化されているということも報じられておりますが、午前中の議論では、防衛大臣、裏金化の事実はないと、適正に行われているというふうに御答弁をされましたが、これは当然一通り調査をされて答弁されているんだろうというふうに思いますが、改めて、そ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。
神奈川の寒川における毒ガス処理の問題についてお尋ねをしたいと思います。
ここの毒ガス処理の調査を国交省は日米文化振興会の安全保障研究所に対して随意契約で発注いたしました。安保研でありますが、これに基づいて四回海外調査を行っております。そのうち少なくとも二回の海外調査に山田洋行の社員が同行しているんではないですか。
【次の発言】 これは第二回の海外調査の調査団の名簿でありますが、(資料提示)この中に山田康夫、安保研の研究員という肩書になっておりますが、この山田康夫さん、これは山田洋行の社員ではないですか、この方は。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私は、独法の国民生活センターについて質問をさせていただきます。 福田総理は所信の中で、真に消費者や生活者の視点に立った行政に発想を転換し、悪徳商法の根絶に向けた制度の整備など、消費者保護のための行政機能の強化に取り組むと表明をされました。先日、総理自ら国民生活センターを視察し、こういう機関は国民生活を考えた場合に大事にしなけりゃいけないですねと、こういうふうに述べ、さらに、今月一日、岸田大臣に対しまして、消費者重視の視点ですべての政策や法令を見直し、年内に緊急対策をまとめるよう指示をしたと報道されております。 国民生活センターは、消……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。私は、ミャンマーとそのODAのことについて質問をさせていただきます。 八八年の軍の弾圧以降、日本はミャンマーへの円借款を中止したということでありますけれども、配付の資料にも明らかなように、実際は既存の貸付案件を継続して実質的に援助を続けております。また、〇三年の軍のスー・チーさんとその周辺に対する弾圧のときもいったんODAを縮小いたしましたけれども、〇五年以降、理由なくこれを元に戻しまして、七九年から〇四年の間、日本はミャンマーにとって最大の援助供与国であり続けました。日本のODAは、結果としてこのミャンマーの民主化の促進に役立たなかった……
○近藤正道君 二つほどお聞きしたいと思いますが、最初に……
【次の発言】 分かりました。じゃ、一つに絞らせていただきたいと思います。
今回のこのODAの仕事は、コンサルから設計、施工、監理まで全部日本の企業が行うと。不況ということもありまして、全部日本がやるというそういうケースなんですが、このことについていろいろこの事件を経まして批判が出ておりまして、全部やっぱり日本企業がやるということになると内部でなれ合いが起こりはしないかと、こういう批判がありまして、とりわけ監理については、これは援助を受ける国にこれは自由に決めさせるべきではないかと。
ベトナム自身に力がないんなら、ベトナムが自分の力……
○委員以外の議員(近藤正道君) 御質問いただきましてありがとうございました。 お答えを申し上げたいと思います。 利用者、国民へのサービス低下についてでございますけれども、例えば、せっかくでありますんで、私の地元、新潟県のことについて御紹介をいたしますが、中山間地を中心にいたしまして、平成十八年の九月から半年間で五十五の集配郵便局が無集配化され、窓口業務だけになりました。平成十七年度から三年間に三十八の簡易郵便局が廃止をされ、あるいは一時閉鎖されてしまいました。二十六台のATMが撤去されてしまいました。そして、集配郵便局における土日の窓口業務、夜間窓口が閉鎖をされてしまいました。新潟県議会で……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私は、九月二十五日の大臣のいわゆる死刑発言について関連をしてお尋ねをしたいというふうに思いますが、今日も何人かの先生方、このことに言及をされておりますので、重複をできるだけ避けたいというふうに思いますが、ともかく最初の大臣の発言は、法務大臣が絡まなくても死刑執行が自動的に進む方法はないかというふうに私は受け取ったんですが、その後、様々賛否両論、意見がございまして、大臣、その後週刊誌だとかあるいは新聞等に自分の真意をいろいろ語られましたし、衆議院でもあるいは今日の参議院の法務委員会でもお話しになられて、今現在の問題意識、それなりに整理され……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私も以前質問をさせていただきましたし、前回のこの委員会で議論になりました冤罪、富山、志布志、両事件でございます。 あの後、私は志布志の元被告人の皆さんとお会いする機会ありまして、話を聞く中で、改めてこの事件のひどさを感じているところであります。起訴段階ではそういうふうに思わなかった、そういうケースではないかという大臣の御答弁が前回ありましたけれども、私は、少なくとも公判の途中では、検察の方は随分この事件のアリバイについてやっぱり疑問を持って、当然そういう認識には間違いなく立っていたんだろうと、こういうふうに思いますし、さらに起訴段階で……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最初に、裁判官と検察官の給与法案に関連をいたしまして、裁判所の令状審査について質問をさせていただきます。 今ほど議論がございましたけれども、富山と鹿児島志布志での冤罪事件で捜査当局の違法が厳しく批判をされました。幸い、裁判所は無罪を言い渡して、無辜の民が救済されたわけでございます。しかし、あの志布志の事件では合計八十四件の令状、つまり逮捕状、勾留状、勾留延長、これが発付をされましたし、富山では合計六件に及んでおります。裁判所はなぜ捜査の暴走をチェックできなかったのか厳しく問われなければならないというふうに思っております。 そこで、司……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最初に、前回に続きまして死刑執行についてお尋ねをいたします。 去る七日の夜でありますが、国連の人権高等弁務官事務所から一つの声明が出たと聞いております。この中で、国連人権高等弁務官は、事前に受刑者や家族に死刑の執行が知らされないことは非人道的な刑罰に当たると。そして、今回処刑された中に七十五歳の高齢者が含まれていることについて、高齢者に対する死刑の執行に正当な理由は見当たらないんではないかと。そして三つ目に、日本政府にかかる実務の改善ないし死刑執行の停止を求める、こういう中身だというふうに聞いております。 こういった形で日本政府に対……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私は、地震と原発のことから質問に入らせていただきたいと思います。 中越沖地震は柏崎原発に深刻な被害を与えました。現在分かっているだけでも、損傷、トラブル、不適合は二千八百八十五件、原子炉本体の点検はすべてこれからでありますので、損傷の数はもっと増えるというふうに思います。 問題の地震の揺れでございますけれども、設計値を大きく超えました。設計値の四百五十ガル、これを倍以上上回りまして九百三十三ガルを記録したわけであります。 私は、原発に地震後四回入りました。敷地地盤は至る所で波を打っておりまして、沈下あるいは亀裂、隆起、こういうもの……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私も、インドネシアEPA協定について質問をさせていただきたいというふうに思っています。 インドネシアとのEPAについては、人の移動ということで、看護師・介護福祉士候補者の受入れが含まれております。インドネシアからの候補者は、六か月の日本語の研修期間を除きまして実質それぞれ二年半、三年半の医療・介護現場での研修期間内に看護師そして介護福祉士の国家試験に合格しないと在留資格はなくなると、こういう形になっております。現状、日本人の場合でも合格率はそれぞれ九割あるいは六割ということで、この試験は決して容易な試験ではございません。 このインドネシアか……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、農水省の方から質問をさせていただきたいというふうに思っています。 世界的な食料不足、穀物価格の高騰の中にもかかわらず、我が国では食料自給率が四割を切ってしまいました。水田につきましてもその生産力を生かすことができず、四割の減反という大変深刻で、ある意味では大変もったいない、そういう事態に陥っております。その上に米価の低落、穀物、飼料価格の高騰が追い打ちを掛けていると、こういう事態なわけでございます。 世界的な食料危機が、今後より顕在化することは間違いない。このことをやっぱり考えますと、本当に今こそ食料自給率の引上げ、水田の多面的機能……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は法務と文科両方に質問を予定しておりましたけれども、文科の方に集中をして質問をさせていただきたいと思いますし、また一番最後でありますので、かなり私の予定していた質問、前の方がやられまして、少し順序だとかあるいは言い方等が通告とちょっとずれるところが一部出るかもしれませんが、ひとつ御勘弁をいただきたいというふうに思っています。 今日も学校現場のいろんな問題があるいは困難がいろいろ指摘をされました。それをどうやってやっぱり解決をしていくのか。いろんな切り口、方法があろうかと思うんですが、私は最大公約数的には、当面やっぱり教員の数を増や……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は原子力安全委員会の鈴木委員長にお越しをいただきまして、ありがとうございました。 私は五月の十二日の決算委員会で原発と活断層の問題を後半やらせていただきましたが、今日はその言わば続きのような質問を鈴木委員長にさせていただきたい、こういうふうに思っております。 五月十二日の決算委員会で配付した資料でございますけれども、資源エネルギー庁が出した「原子力発電所の耐震安全性」というパンフレットがございますが、ここには、「原子力発電所は、建設から運転に至るまで、十分な地震対策が施されています」、「活断層の上には作らない」、「活断層を避ける……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 後期高齢者医療制度の廃止法案を取りまとめ、そして今日、実質審議の場にこぎ着けられた発議者の皆さんに心から敬意を表したいというふうに思っておりますし、是非早期に、できるだけ早期にこの参議院を通過させたいものだというふうに思っております。 それぞれ今日論議がございましたけれども、最後でもありますので、少し確認的な質問を発議者の福島みずほさんとそして大臣にさせていただきたいというふうに思っています。 法案の提案理由の中で、後期高齢者医療制度を廃止をする、その理由といたしまして、国民の高齢期における適切な医療を確保するものとなっていないと、……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私も今ほどの質問に続きまして、保険料の調査票に基づいて最初お聞きをしたいというふうに思っています。 前回の委員会でも私お聞きしましたけれども、厚労省のこれまでの説明、つまり保険料は総じて低所得者は負担が軽く高所得者には高くなる、こういうふうに言っておりましたけれども、今日の議論、今ほどの議論を通じても明らかなように結果は逆である。低所得者ほど負担増、低所得層で負担増と、新聞の大見出しは全部そういう形でございます。つまり、結果として、厚労省の今までの発表、これは事実と異なる、うそであるということが明らかになったんではないかというふうに思……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 京都議定書の第一約束期間が始まりました。先日、最終報告追加対策が発表されましたけれども、これを見ても、この達成は本当にできるんだろうか大変心配になりますし、仮にこれが達成できたとしても、多くは京都メカニズムあるいは排出権クレジットを利用した数字合わせになるんではないかと、そういうふうに私は思っております。つまり、国内で具体的に削減をすると、そういう方策は弱くて、その道筋が見えないということなんだろうというふうに思っております。 まさに排出権クレジット頼みなわけでございますが、最初に、この排出権クレジットに大きくもし依存をするということ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最初に、諸富参考人と山根参考人にお尋ねをしたいと思います。 先日、ダボス会議で総理が演説をされました。国別の数値目標を明らかにしたと。これは今までになかったことで評価をされておりますが、しかし、中身につきまして、セクター別の積み上げ方式を取ったということ、そして基準年を今度は少し動かすという発言をされたということで、いろいろ議論が、評価が分かれております。 浅岡参考人は先ほどもうこのダボス発言について言及していただきましたんで、お二人からこの総理のダボス発言についての評価をお伺いしたいと。今二つ言いましたけれども、同時に私はイノベー……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
温暖化防止は、排出量規制と炭素税とそして自然エネルギーの拡大、この三点セットが今世界の流れでございます。今日は、そのうちの自然エネルギーの拡充について質問をさせていただきたいというふうに思っています。
現在、エネ庁の総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会で近く新エネ拡大に向けた抜本的な強化策が打ち出されると、こういうふうに聞いておりますが、どんな方向、内容なのか、とりわけ太陽光発電分野ではどういう対策が盛り込まれようとしているのか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 自然エネルギーの中の太陽光発電の導入促進を強く求めたい……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 地球温暖化の防止に関しまして、政府は、さきのダボス会議で、先ほど来議論がありました五年で百億ドル支援というクールアース・パートナーシップ、これを提起をいたしましたし、またさきのバリ会議では、ツバルなど温暖化による深刻な被害と闘っている島嶼国を救えというメッセージを発信して一定の評価を得ているところでございます。京都議定書以降の主要排出国が参加する国際的枠組みづくりのためにも、日本がリーダーシップを発揮する上でも、温暖化防止の闘いの象徴としてのツバルなど島嶼国の声を国際社会に伝えていくということは我が国の責務ではないかというふうに思っております。……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私の質問は五分でありますので、端的にお尋ねをさせていただきたいと思います。 ODAの減少が今大きな問題になっております。私も大変今お二人の参考人の話を聞かさせていただいて更に危機感を強めておりますが、しかしあの骨太二〇〇六で二〇一一年までは毎年、前年比二ないし四%削減ということが規定されておりまして、これがあるとなかなかやっぱり大変だなという思いがしております。 私がお聞きしたいのは、こういう財政難のときに、真っ先にイの一番に最も強烈にODAがやり玉に上がる。この我が国の言わば体質の背景とか原因を皆さんは現場におられてどういうふうに見ておら……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 今日は三人の先生方、大変貴重な御意見、御提言をいただきまして、ありがとうございました。大変参考になりました。 質問時間が十分でありますので、一つぐらいの質問しかできないかもしれませんが、三人の先生に御質問をさせていただきたいというふうに思っています。 現在、我が国の援助政策というのはODA大綱及び国別援助計画による枠組みによって実施されているわけでございます。私は、ODAの憲法上の根拠は憲法の前文なんだろうと、この前文を受けて、武力行使をしないこの国の外交のまさに重要なツールとしてODAが実施されているんだろうと、こういうふうに思っています……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 アフリカの厳しい現状をお二人の参考人から提起をいただきました。そういう中でアフリカ向けのODAの現状に大変改めて危機感を持ちながら、ODAの量と質の向上を痛感をしているわけでございます。いろいろ話ありましたけれども、この国の財政状況が厳しい中で、ODAの減額は本当に民意なのかという話がありましたけれども、ODAをやっぱり増やしたいというそういう民意を大きくしていく以外にはないんだろうと、こういうふうに思っています。 その際に、私も選挙民にODAの話をするときになかなか話が前に進んでいかなくて苦労をしているわけでございますが、先ほど来の……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 オバム大使そしてムタンゴ大使、ありがとうございました。皆さんのプレゼンとそれと委員の皆さんとの議論で本当に意義深い話になったというふうに今日思っております。 率直に申し上げまして、私は、アフリカ支援の場合は無償と技術協力が基軸だろう、今までそういうふうに思っていました。ですから、経済成長よりも個々の保健とか医療とか、そういう人間の基盤を整えるということがまず優先されるべきなんだろうと、そういうふうに思っておりましたら、今日お二人のお話は、とにかく経済の底上げ、これがやっぱり一番大事で、そして有償とか投資を求めるということが非常に強調されていま……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。私の質問は短いわけでありまして、端的にお尋ねをしたいと思います。 最初に、総理に骨太方針〇六のODA削減条項の見直しについてお尋ねをしたいというふうに思っております。 今日は、出席委員のほぼ全員がODA予算の増額を求めているというふうに思っています。総理もTICADに集まられるアフリカの元首を失望させないというふうに今ほどおっしゃいましたし、外務大臣はODA予算削減に反転の決意を示されました。しかし、御案内のとおり、〇六の骨太方針、ここで五年間、毎年二%から四%ODA予算を削減をするということが今私たちの目の前にありまして、この条項がアフリカ援……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 大臣、TICAD、大変御苦労さまでございました。短い時間ですが、多少辛めの質問をさせていただきたいというふうに思っています。 TICADでのNGOの会場への通行証、パスですね、この発行の問題と、入国ビザ発給を事実上制限、拒否をしたと、こういう問題について質問をいたします。 前回のTICADではこういう問題はなかったというふうに聞いておりますが、今回は当初外務省からTICADの会議場への通行証、NGOに対して全体で三枚、こういう割当てしかなかった。三枚というのは本当にいかにも少ないと。それで、NGOの方がいろいろ抗議をいたしまして、折……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私は、前にも質問をいたしました徳島の刑務所における言わば虐待事件について質問をさせていただきたいと思っています。 二月の十九日の日に、十八名の受刑者らが徳島刑務所の医師、M医師をいわゆる肛門虐待、これは肛門に指を入れてかき回すということのようでありますが、これについて特別公務員暴行陵虐罪等で刑事告訴、告発をいたしました。また、当委員会の要求によりまして、二月の二十二日の日に約八十通余りの受刑者のカルテが開示をされまして、私も拝見をいたしました。大変膨大なものでありますので、いろいろ分かっている人にちょっと見てもらったということでございます。 ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 大臣、所信の中で人権擁護行政の推進ということを高くうたっておられますので、最初にそのことについてお尋ねをしたいというふうに思っています。 人権、中でも言論、表現の自由、あるいは集会の自由に対する危機ともいうべき状況が今この国に広がりつつあるのではないかと、そういう問題意識を持っております。 一月の二十日に茨城県つくばみらい市で予定されておりました市主催の男女共同参画事業の一環としてのDV、ドメスティック・バイオレンス防止のための講演会が、これに反対する皆さん、主権回復を目指す会というふうに名乗っておるらしいんですが、このドメスティック・バイ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 本日は、裁判所職員定員法の一部改正法案が審議の対象になっております。私どもも、現下の情勢の中で裁判所職員の定員増ということにつきましては基本的に賛成したいと、こういうふうに思っておることを冒頭申し上げさせていただきたい、こういうふうに思っています。 先ほど大臣もおっしゃいましたし、今日のまた新聞でも出ておりましたけれども、いよいよ政令案が公表されて、裁判員制度が来年の五月の二十一日に施行、初公判は来年の七月下旬ころになると、こういう報道がなされておりまして、いよいよ秒読み段階に達しているんだな、来たんだなと、こういうふうな思いひとしおでござい……
○近藤正道君 最後です。社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、委員会の冒頭、質問がありました死刑執行について大臣にお尋ねをします。 四月の十日、鳩山大臣は東京拘置所、大阪拘置所で計四名の死刑執行の命令を出されました。就任してわずか四か月の間に十名執行を行った鳩山大臣でございますが、余りいい表現ではないのかも分かりませんけれども、大臣が当初申されていたベルトコンベヤー式の執行に私は結果として近いんではないかという、そういう危惧の念を持っております。昨年十二月の十八日に国連の総会本会議で採択されました死刑執行停止決議にも正面から挑戦する、そういう中身ではないかというふうに思っております。 ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最高裁の方、来ておられますでしょうか。最初に最高裁にお尋ねしたいというふうに思っています。午前中も四月十七日の名古屋高裁の航空自衛隊のイラク派兵違憲という件について質問がございました。私も最初にこの質問を最高裁に対して行いたいというふうに思っています。 この判決は三つから成っておりまして、一つは違憲確認の事件、もう一つが差止めの請求事件、そして三つ目が国家賠償の請求事件と、こう三つありまして、最初の二つは却下、そして最後の国賠につきましては請求棄却、こういうことでございます。そういう意味では、結論的には被告の国側の勝利ということであり……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 保険法案の前に、今月の一日の日に施行されました戸籍法の改正のことで法務省の方に一つお聞きをしておきたいことがあります。戸籍法が改正され、施行されまして、外国人の離婚届の不受理申立てができなくなっているという問題であります。 改正戸籍法の二十七条の二第三項で、何人も、その本籍地の市町村長に対して、あらかじめ、法務省令で定める方法によって、離婚届の不受理申立てができると、こういう規定になっているわけでありますが、実は外国人の場合はその本籍地がないということで、外国人については離婚届の不受理申立てができないと、こういう問題が一つありますし、また改正……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、福田参考人にお尋ねしたいと思います。 先ほど、原参考人の方からこの保険法の方向性、つまり契約者保護、そのことについては評価をしつつ、訴訟実務の到達点を多少後退させる、そういうところ、懸念も多少あるということで、五、六点お話がございましたけれども、その中で被保険者同意にかかわって、同意の原則の例外が拡大を少しする、そういう傾向がこれから出てくるんではないかということと、つまり被保険者の同意というのは原則なんですけれども、その同意の例外が本法案によって拡大をする、そういう懸念が出てきやしないかという話が一つ。 それと、責任開始前の発病の……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 法案の前に、一つ質問をいたします。民法七百七十二条が原因の無戸籍児問題について質問をしたいと思います。 これは、民法七百七十二条のいわゆる離婚後三百日規定によって、本当のところは現在の夫の子供であるにもかかわらず、出生届を出す前の夫の子供と戸籍上扱われる。そのことが障害となって、これを避けるために出生届を出さない、その結果として無戸籍の子供、無戸籍児となるという、そういう問題でございます。こうした戸籍のない子供、この日本にたくさん存在しているというふうに言われております。 実は先週、私ども社民党の男女平等政策プロジェクトチームがこの無戸籍の……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 いわゆる取調べの可視化法案、やっと本日、実質審議にたどり着くことができました。昨年の十月にこの法案、参議院に出されたわけでございますけれども、この間の提案者の御努力、御見識に心から敬意を表させていただきたいというふうに思っています。 私も今日の議論を聞いておりまして、本当にたくさんの論点が出てまいりました。願わくば、このことについてもう少し論議を掘り下げる、あるいは私の場合は、研究者等をこの委員会に呼んでいただいて、今の訴訟構造とのかかわりとかあるいは取調べの実務なども踏まえながらもう少し論議を続けてほしかった、そういう思いは強くある……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 いつも最終回に質問をやっておるんですが、今日は私の都合を入れていただいて、委員会の皆さんの御配慮で、ツーランクアップで質問をさせていただきます。大変ありがとうございました。 今ほど弁護士の皆さんも意識を変える必要があると、こういうお話もございましたけれども、なかなか、今回の被害者に少年審判への傍聴を認めるという、そういう改正法案について、私どもとしましては修正案も含めて納得できないというのが本音でございます。 少年の健全育成を目的として少年法が存在するわけでございますが、少年の言い分を受け止める、そして少年自ら内省を深め更生の意欲を……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 今日は、四名の先生方、大変ありがとうございました。少年法の改正の問題を審判廷への傍聴というところにポイントを当てていただいてそれぞれ貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。この午後からの質疑の是非参考にさせていただきたいというふうに思っています。 それで、二、三お聞きをしたいことがあるんですが、最初に角山参考人と徳地参考人に、お二人に質問したいというふうに思っています。 お二人は私が拝見する限りは、今回の改正、審判廷への傍聴に対しては非常に慎重な立場で御発言をされているなというふうにお見受けをしたんですが、そこでお尋ねをいたし……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。
私は、温暖化防止問題を中心に質問をいたします。
COP13、バリ会議で、先進国全体で二〇二〇年までに九〇年比で二五%から四〇%温室効果ガス削減、これが共通の認識となりました。この点について賛意を示している国もたくさんございますが、なぜか政府はずっと沈黙をしたままであります。明確な答弁をしていないわけでございます。サミット議長国である政府は、この点について賛成なのか反対なのか、環境大臣、お答えください。
【次の発言】 ですから、合意をしているということを前提にお聞きをするんですが、この方向については賛意を表すると、こういうふうに理解してよろしい……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。
福田総理が三月の二十七日の日に、道路特定財源制度を今年の税制抜本改正時に廃止をして二十一年度から一般財源化すると、こういうふうに会見でおっしゃいました。今ほども御議論ありましたけれども、まず最初の質問は、これから野党と協議をするということでありますが、仮に野党と協議、合意が調わない、こういう場合でも二十一年度から一般財源化の実施の方針、これは変わらないんでしょうか。
【次の発言】 暫定税率の扱い、税率の扱いは、今年の税制改正のときに行うということでございますが、それは消費税の増税、消費税を増額する、この問題とセットで議論をしたいと、言い換えれば……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 我が党としましては、本法案には賛成の立場でございます。そのことを前提にして幾つか質問をさせていただきたいと思います。 一点目は、報償費の裏金問題でございます。 私は、これまでも当委員会で防衛省の報償費が不正に流用され、裏金化しているということについて質問をしてまいりました。当時の石破大臣は、調査、報告をすると言っておりましたけれども、先日の衆議院の審議でもまだ調査中ということでございました。 七月二十五日には、報償費の使用に関する改善策についてという文書が出されました。これは、問題があったかどうかは分からないけれども、幾つか改善す……
○委員以外の議員(近藤正道君) 森先生、ありがとうございました。 私は、連日の派遣切り、そして非正規切りの事実、これを報ずるマスコミ各紙、こういう報道に大変な今危機感を持っております。政府の予想は大変甘いというふうに思っています。事態ははるかに深刻でありまして、森先生、私の地元新潟でも非正規の皆さんの解雇が始まっております。 社民党は、委員会での論戦のほかに、この間、政府に三度緊急雇用対策を提案をいたしまして、百年に一度の経済危機に対して百年に一度の大胆なスピーディーな雇用対策を速やかに行ってほしい、こういう要求を続けてまいりました。しかし、政府の対応は、今ほどもお話がありましたとおり、二……
○委員以外の議員(近藤正道君) 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 ただいまは大変有り難い御決定をいただきましてありがとうございました。民主党の皆さんを始めとして委員の皆さんから御配慮いただいて、私ども社民党・護憲連合はここに議席がございませんので今まで発言することができませんでしたけれども、今日三十分時間を割いていただきました。心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。 最初に、財務大臣も兼ねておられます中川大臣にお尋ねをしたいというふうに思っています。 総理が政局より政策であると、今は経済対策であるというふうにこう言われてきておりますが、その経済対策の中身が今のところ第……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。大臣、よろしくお願いをいたします。 最初に、先月の十月二十六日の夕方、渋谷で起こった事件について大臣の所見をお伺いしたいと思うんです。 これは、先月の二十六日の夕方、渋谷のハチ公辺りで若い連中が、歩いていけるところに麻生総理の私邸、敷地だけでも六十二億円ぐらいするそうなんですが、これを見に行こうと、こういうことになって、そしてその後、歩き出したところ、規模としては、やじ馬等もいましたので正確に何人ぐらいなのか分からないんだけれども、まあ五十人、やじ馬を含めても百人ぐらいではないかと、こういうふうに言われておるんですが。 最初は、近くに……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 本法案は、法律上の婚姻関係にない日本人の父と外国人母との間において生まれた子供が出生後に父から認知された場合に日本国籍を認める、こういうものでございます。 当委員会におきまして、このことについての先ほど来出てきております最高裁判決、これが出されました翌日の六月五日議論になりまして、千葉委員も木庭委員もそして丸山委員も、この判決を本当に高く評価をされて、この判決の趣旨に沿った速やかな法改正を求める、こういう意見を表明されたことを覚えております。 そして、私も、社民党という立場で、その二、三日後だったと思うんですが、福島みずほ党首と私と……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 今日は、お二人の参考人、大変貴重な御意見いただきましてありがとうございました。何点かお尋ねしたいというふうに思っています。 最初に奥田参考人に質問いたしますが、先ほど国籍取得権についてのお話がございました。今回の法案の直接のきっかけになった最高裁の大法廷判決、法改正の論理の一つに国際人権規約、自由権規約と児童の権利条約がございます。この二つの国際人権規約からいきますと、国籍取得権をどういうふうにとらえたらいいのか。外国では、とにかく認知さえあれば、つまり法律上の親子関係さえあれば、新たに国籍取得という手続にどれほどの重みを持たせたらいいのか、……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
全国で六十三の社会保険病院そして厚生年金病院を整理機構の中に移して、そして売却、廃止する計画が今進んでおります。そのことが地域医療の崩壊とか不安に拍車を掛けているわけでございます。
社民党は、先月、厚労省に地域の拠点病院として継続させるべきだと、そのための立法措置も考えるべきだという申入れをいたしました。政府の対応を伺いたいと思います。
【次の発言】 地球温暖化あるいはカジノ資本主義が破綻した今こそエネルギー政策を大転換をして、内需主導、そして地域分散型の地域経済社会へシフトすべきだと、こういうふうに思っています。
福田ビジョンが太……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は、原子力安全委員会の鈴木委員長にお越しいただきまして、鈴木委員長を中心に質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 原子力安全委員会の目的は、原子力安全・保安院等が第一次審査、チェックをやる、これを専門的、中立的な立場からダブルチェック、二次審査をすると、これが目的でございます。 〇六年に新しい耐震指針が作られました。この新しい耐震指針に基づきまして、原発周辺でもう一回いろいろ調査が行われました。いわゆるバックチェックと言われておりますが、この結果、原発の敷地周辺の活断層が続々と修正をされた、新しい大規模な活断層……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 資料の配付をお願いしておりますが、私は、JR東日本の信濃川からの違法取水の問題について質問をいたします。 JR東日本の水力発電所が信濃川の宮中ダムから少なくとも七年間で三億トン余の大量の水を違法に取っていた事件は、以前から地元では可能性として指摘をされておりました。信濃川本流の流れを取り戻そうと定期的に信濃川水なしサミットというものが開かれておりまして、私も何度か参加をさせていただいております。 まず、河川局長にお尋ねをいたしますが、今回のJR東の行為で特に悪質だと考えている点はどの点でしょうか。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 政府の水俣病対策について質問をさせていただきます。 今月で九州熊本の水俣病が公式確認されてから五十三年になります。私の地元新潟の水俣病公式確認から四十四年目でございます。〇四年、チッソと国、県の加害責任を認めた関西訴訟の最高裁判決がありました。〇六年には、衆参で全会一致で水俣病国会決議がございました。にもかかわらず、今、配付資料をお配りしておりますけれども、いまだに多くの潜在患者の皆さんが被害に苦しめられております。 特に、新潟水俣病でございますけれども、被害者数が熊本等に比べて少ない、こういうこともございまして、熊本、鹿児島の次、後回しと……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 通告をしておりました質問の順序を変えて、最初に高速増殖炉の「もんじゅ」の質問をさせていただきたいと思います。 この「もんじゅ」の運転管理は、九五年のナトリウム漏出事故によりまして動燃が解体をされて、新たに文科省所管の略称原子力機構に引き継がれました。しかし、その後もトラブルの不祥事が続いております。これを受けまして、今年の四月に原子力機構は保安院に対しまして、内部組織である原子炉等安全審査委員会が形骸化していたなどと自ら組織のたるみが最大の原因なんだと、こういう報告書を提出をいたしました。ナトリウム漏出事故で組織体質が問われてから十四年目にな……
○委員以外の議員(近藤正道君) 母子加算を完全に復活させる本法案の意義は極めて大きいというふうに考えます。 その第一の理由でございますが、母子加算の完全復活を通じて、再度、一人親世帯、母子家庭に憲法二十五条の息吹を吹き込んで、健康で文化的な最低限度の生活の水準をしっかりと確保しようとするものでございます。育ち盛りの子供の食費や衣服代を切り詰める、高校進学を断念させる、修学旅行をあきらめさせる、一人親世帯の子供たちにそんな肩身の狭い思いをこれからは決してさせない、子供たちへの貧困の連鎖を断ち切り歯止めを掛ける、そういうものでございます。 第二に、母子加算の完全復活は、母子加算の縮減、廃止を打……
○委員以外の議員(近藤正道君) 私は幸いなことにこの映画を見ております。大変感動的な映画だったというふうに思っております。御遺体も生きている人と同じように、尊厳を持って、そして愛情を込めて大切に取り扱うと、美しく装わせる納棺師の仕事に焦点が当てられた映画でございました。バックミュージックも大変荘厳なものでございました。 御遺体と対面することによって死者との思い出を振り返り、御遺体と対話をしながら死者との最後の時間を過ごす遺族の姿が様々な形で描かれておりまして、普通に暮らす市井の市民に対する敬意にあふれた私は映画だったというふうに思っております。そして、死亡宣告だけで割り切ることのできない死者……
○委員以外の議員(近藤正道君) 私も、脳死は一律の人の死ということになりますと、それが独り歩きするということを大変懸念をしている一人でございます。現に、日本弁護士連合会にもそのことを前提とする様々な人権救済の申立て等も出されている経緯等もありまして、そういうことを承知しているがゆえに大変そのところを懸念している一人でございます。
【次の発言】 指名でございますのでお答えいたしますが、私は、先ほど福島質問者が、脳死は一律に人の死、こういうことになると大変息苦しくなる、そういう世の中になる、全く私はそういうふうに今思っております。
まず、先ほど、遙ちゃんですか、この話がございましたけれども、とに……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、中山間地域の直接支払について質問をいたします。 中山間地の直接支払制度でありますが、条件不利地域に直接所得補償をする地域政策でありまして、平成十七年度からの第二期対策は平成二十一年度、今年度をもって終わります。耕作放棄地の発生防止あるいは農業の多面的機能が維持されると農村でも評価が高く、私もこの制度の存続、恒久化を強く求めるものでございます。 一方、配付資料にも明らかなとおり、交付面積率は対象面積の八割にとどまっております。農業者、あるいは私の地元であります新潟県を始めとして多くの自治体から制度の継続、改善要望が出されております。 ……
○委員以外の議員(近藤正道君) お答えをいたします。 百年に一度の経済情勢、雇用情勢に大変な危機意識を持っております。今こそこれに対応できる確実かつ効果的な生活・経済緊急対策が実現されなければならないと、こういうふうに思っております。 そういう認識の上に立ちまして、まず、政府が編成した第二次補正予算における追加歳出のうち、必要な歳出のための財源として、二兆一千百八十五億円に限って、特別会計から一般会計への繰入れを認める措置を講ずることといたしました。しかし、効果的な対策という観点から見てみますと、多くの問題を抱える今ほど来議論になっております定額給付金に対する支出は、国の財政対策として行っ……
○委員以外の議員(近藤正道君) お答えをいたします。森さん、いいですか。お答えをいたします。 定額給付金につきましては、私どももこれに反対を今一生懸命しているわけでございますが、仮に通ったらばの仮定の質問でございますが、私は定額給付金は受け取りません。 以上でございます。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私も、衆議院で全党参加で修正が図られたということを大変喜んでおる一人でございます。 今日、消費者委員会の話等が中心でございますが、私は、この問題のもう一つの核である地方の消費者行政のことについてお聞きをしたいというふうに思っています。 消費者行政の本丸は、これは地方でありまして、幾ら中央で司令塔がきちっとつくられたとしても、動くのは地方であると。地方が動かなかったら、あるいは地方が脆弱であったら何の役にも立たない。ところが、今、この国の地方消費者行政の現状は本当に惨たんたるものでございまして、これをどうやって立て直していくか、充実させていく……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私、前回、地方消費者行政の改善の質問をさせていただきました。今日もこの流れの中で質問させていただきたいというふうに思っております。 地方消費者行政に対する国の支援でございますけれども、今回三点、三本柱で国は頑張っているんだろうというふうに見ております。一つは、基金を造成しまして地方の取組を支援する、これが一つ。二つ目が交付税措置、これを拡充して地方の自主的な財源を支援する、これが二つ目。三つ目が、国民生活センターを活用して国自らが地方の消費相談体制を支援する、この三つでございます。 前回、地方の相談業務をどう応援するかという財政面のいろいろ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は、消費者問題の経験、本当に豊かな三人の参考人の皆さんから貴重な御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。皆さんとともに充実した審議をやって、できるだけ早くこの消費者庁関連三法案が成立することを願う立場から何点か質問をさせていただきたいと、こういうふうに思っています。 最初に石戸谷参考人にお尋ねをしたいというふうに思いますが、私、前回、地方消費者行政の強力な後ろ盾という意味で、独立行政法人の国民生活センターをこれでいいのかという立場で質問をさせていただきました。石戸谷参考人の経歴を見ますと、国民生活センターのある部署……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は三人の参考人の皆さんから本当に貴重なお話をいただきまして、大変参考になりました。この後、また来週一般質疑の機会があろうかというふうに思っておりますので、是非また皆さんの御意見を参考にしながら政府の方にいろいろ質問をしていきたいと、こういうふうに思っております。本当にありがとうございました。 消費者教育というものが、今回の消費者庁関連三法案の中で修正合意を受けまして初めて全面的に言わば法の世界の中に登場した、まさに画期的なそういう状況が生まれてきたんだろうというふうに思っています。先ほど来話がありましたけれども、消費者の安全法の四……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 五月の連休の後二日、そしてこの間の十二日の日一回とそれぞれ参考人質疑と公聴会がございました。改めて参考人の皆さんあるいは公述人の皆さんからいろんな話を聞かさせていただきました。その中でも私は、相談現場で頑張っておられます相談員の皆さんの厳しい実態を知ることができて大変良かったというふうに思っています。 今日はそういう参考人質疑あるいは公聴会を受けての一般質疑でありまして、参考人、そして政府、修正発議者、三当事者に対する質疑、今ほどの議論もありましたけれども、大変効果的に目的に沿ってやっておられるということで、こういうことをやっていただ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 国境を越えて消費者被害が増大をしております。消費者庁が創設されたことを契機に、消費者安全に関する国際連携を強化をしていかなければならないというふうに思います。先ほど出ましたOECD、この中に消費者政策委員会がありまして、我が国もこれに参加をしております。この委員会の活動を強化をしていかなければならない。その一方で、冷凍ギョーザあるいはメラミン被害の問題などがありました中国、そして韓国など近隣諸国との食の安全に関する連携もこれ強化していかなければならぬ。 とりわけ、この問題については国民の期待と関心が大変強うございます。このたび、中国では、食品……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 ミレニアム開発目標の達成とか、あるいはグレンイーグルズ・サミットにおけるODA百億ドル積み増し、あるいはTICADWにおけるアフリカ向けODAを倍増、こういった国際公約を実現するためにはODA予算全体の増額が必要なわけでございます。しかし、今ほど来お話がありましたように大変厳しい状況で、言わば世界の中の序列も落ちておりまして、このまま行きますと我が国が国際社会の援助の潮流から取り残されてしまいはしないかという、そういう懸念を本当に深刻に持っているわけでございます。是非頑張っていただきたいと、こういう立場で申し上げるんですが。 国連は、……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日、期せずしてPCIの問題、そして外国の公務に対する贈賄の規制の問題、こういうものの集中審議になったようでございます。私も一応質問の準備はしてきたわけでございますが、もう既に民主党の皆さんがすべていろんな角度から質問をしましたので、同じような質問は時間の無駄でございますのでやめたいというふうに思いますが、しかし、今日は本当にこの実質的な集中審議をやってよかったというふうに思っています。いろいろ質問がございましたけれども、とにかく実に答弁が不十分でありまして、要領の得ないものの山積みでございました。 ただ、はっきりしたことは、この間、……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私は、気候変動対策とODAについて質問をさせていただきます。 年末のコペンハーゲン、COP15では、先進国の中期目標とともに、中国、インド等の途上国をどう巻き込んでいくのか、これが大きな課題となっております。現在、我が国では、途上国向けにクールアース・パートナーシップ事業、これが行われておりますが、ODAをもっと最大限に活用すべきだというふうに思っております。 大臣にお尋ねをしたいと思いますが、中国、インド、ブラジルなど、条約上の主要排出国には我が国からどのような政策ツールでアプローチしていくのか、お聞きしたいというふうに思うんです。これら……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、今日一番で答弁席に立たれました漆間さんにかかわって法務大臣に質問をしたいというふうに思っています。 元警察庁の長官で官房副長官だと、そして官邸における事務方のトップが漆間さんでございます。 三月の五日の記者懇で、例の記憶にないと言っておられます、オフレコで西松建設事件の捜査は自民党には及ばないと、こういう発言をしたと各紙が報じているわけでございます。 現在、西松建設からの献金額ではトータルで圧倒的に多く、しかも職務権限があった自民党側からは漆間発言どおり逮捕者は出ていないわけでございます。漆間発言は、政権が検察に介入したか、少なく……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最初に、前回に引き続いて、いわゆる検察のリークのことについて質問をさせていただきたいというふうに思います。 今日、民主党小沢代表の秘書の勾留期限が切れますのでそれなりの処分が出るんだろうというふうに思いますけれども、前回も申し上げましたように、この間、政治資金規正法違反以外の容疑が小沢代表及びその周辺にあるかのごとき情報がマスコミ各紙にたくさん報じられたわけでございます。いわゆるメディアスクラムの状態が続いたというふうに受け取って私はおります。 前回、私、紹介をいたしました平木さんという最高裁の刑事局の総括参事官、この方の指摘を受け……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 本日の議題は裁判所の職員定員法の一部改正案でございます。今ほど様々な議論がございましたし、五月の二十一日からは裁判員制度も始まると。現下の情勢の中で、裁判所職員の定数増について私どもとしては基本的に賛成をしたいと、こういうふうに考えております。 そこで、今日もまた裁判員制度のことについて少し質問をさせていただきたいと、こういうふうに思っております。 「裁判員制度ナビゲーション」というこういう冊子、最高裁が出しておりますけれども、これについてちょっと聞きたい。 被告人が有罪であることに合理的な疑いを残した場合というのは一体どういうこ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は、三人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。お三方にそれぞれお聞きをさせていただきたいというふうに思っています。 まず最初に、大澤参考人にお尋ねしたいというふうに思いますが、今日、裁判員の守秘義務の点がかなり質問がございました。それぞれお三方ともこの守秘義務の必要性とか意義というものを認めた上で、とりわけ四宮参考人、竹田参考人、この守秘義務の範囲が少し広過ぎるかなと、こういう御見解を述べられて、より謙抑的に運用していただきたいと、こういうお話がございました。大澤参考人もこの守秘義務のことにつ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 最初に、私も今の審議の対象になっております法案についてお聞きしたいというふうに思っております。 絶対的な免除主義から制限免除主義に世界の流れが変わる中で、本法案がこの国でも制限免除主義、こういう考え方を採用をしたということでありまして、これは学説も、個人の権利だとか利益を尊重して、国家の主権を理由として安易に免責をする、こういう考え方は改めていく、できるだけ裁判の対象を広げていく、そういう流れの中で出てきた法案でありまして、基本的に賛成できる、そういう中身だろうというふうに思っております。 そういう中で、私も、今の法案の十条の主権的……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 あと一か月で裁判員制度が始まるわけでございます。そういう中で、昨年に引き続いてこの可視化法案を提案をして、そしてまず参議院で可決をしたいという方向で頑張っておられます発議者の皆さんに本当に敬意を表したいというふうに思っています。 私は、今回発議者ではありませんが、賛成者の末席に名前を加えていただきました。前回もそうでありますし、また今回、皆さんの御答弁も含めて議論を聞かさせていただきまして、改めてこの可視化法案、一刻も早くやっぱり成立をさせていかなければならないというふうに思っています。 志布志事件、そして氷見事件の記憶はまだ実に鮮……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私も、足利事件について質問をいたします。 菅家さんが釈放をされました。刑事訴訟法の四百四十二条ただし書に基づいて検察官が刑の執行を停止したわけでございます。これは現行の刑事訴訟法になってから初めてのことでございます。この四百四十二条ただし書のケースでありますが、コンメンタールを読んでみますと、再審請求の容認される蓋然性が特に顕著であるような場合に認められると、こういうふうになっております。つまり、無罪の可能性が特に顕著な場合に検察官が再審の前に釈放すると、こういう規定なわけでございます。 そこで、大臣にお尋ねをいたしますけれども、前例のない……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 法案審議の前に一つ、難民申請者の問題について質問いたします。 六月の二十二日にイラン人の難民申請者アフシンさん、これは通称名のようでありますが、この方が入管に強制収容されました。アフシンさんは過去二回難民不認定処分を受けておりますけれども、イラン反体制組織ムジャヒディン・ハルクに関係しておって、最高裁での取消し訴訟におきまして、泉裁判長からは、法務大臣の裁決に重大な手続上の瑕疵があって、退去強制が著しく不当であるとの反対意見も出されております。また、今回の収容においても、異議申出の結果の通知に手続上の瑕疵が明らかになっております。 今のイラ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 四名の参考人の皆さん、大変貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。この後の質疑の中で是非生かしていきたいというふうに思います。 最初に、鈴木参考人に質問したいというふうに思うんです。 大変厳しい立場に置かれております外国人に寄り添う立場で御奮闘いただいていることに本当に敬意を表したいというふうに思うんですが、今回の法改正に伴って様々な心配事が鈴木参考人のところにいろいろ寄せられていると思うんですよね。今日もそういうことでそちらの方に、傍聴席に関係者の方がたくさん来ていられるというふうに思います。後で話を聞いてみたらという話でござ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。何点か質問をさせていただきたいと思います。 従来の実務では、適法な在留資格だろうが在留資格の切れた非正規滞在であろうが、行政サービスは受けておりました。原案では、行政サービスの対象者を適法な在留外国人に限って、すべての非正規滞在者を行政サービスの対象から除外することになっていたわけでございます。そこで、修正がなされまして、住基法の附則二十三条が盛り込まれました。そして、その非正規滞在者にも社会保障、医療、教育などの機会を保障すべきだという人道的な観点から、原案では行政サービスから排除をされている非正規滞在者のうち一部については、改正法施行日までの……
○委員以外の議員(近藤正道君) 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
ただいま委員外発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
最初に、政府に、総理にお尋ねをいたしたいと思います。
政府はソマリア沖に自衛隊派遣を強行しようとしておりますが、海賊対策なら海上保安庁が対応すべきでありまして、社民党は認めることができません。なぜ自衛隊なんでしょうか。
【次の発言】 距離ということであれば、また、今お話ありませんでしたけれども、武装の点からいえば、もう既に海上保安庁では「しきしま」、これはもうヘリコプターを二機搭載をするまさに護衛艦並みの巡視船でございますが、これで対応可能な……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私も、漆間官房副長官の質問から始めさせていただきたいと思っています。 午前中からこの質疑が続いております。既に、金銭の多寡とか、あるいは請求書でもあればなどと、相当具体的な内容にも言及をしております。私が注目をしたいのは、漆間さんの発言が、記者の皆さんのオフレコとはいいながら、自民党側に捜査の手は及ぶのかと、こういう質問の中で出てきた一連の発言だというところに注目をしたいというふうに思っています。オフレコという巻頭言を付ければ何を言ってもいいということではないというふうに思っています。 とにかく二十社、それも日本のまさに文字どおり大……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
社民党は、政治腐敗防止に向けた緊急提言を行いました。(資料提示)企業献金の禁止は社民党の基本的な立場でございますが、しかし西松建設の違法献金が大きな政治問題となっている今、少なくとも公共事業受注企業からの企業献金は直ちに禁止すべきではないか、こういうふうに思います。
総理、自民党総裁としての見解を聞かせてください。
【次の発言】 こんな状況の中で、はっきりと禁止ということを言えないというのは大変やっぱり私は問題だというふうに思います。
厚労省の調査によりますと、年度末まで十五万八千人の非正規労働者と一万人の正社員が解雇をされる、こう……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。最初に、熊野参考人にお尋ねをいたします。 先ほど雇用の問題で、企業が海外に流出する理由として、労働力のコストというよりも、むしろ内需が非常に日本の場合低い、それが一つの大きな理由になっているのではないかというお話がございました。それに関連してお尋ねをいたしますが、今、派遣法をどう改正していくのかという議論の中で、派遣の対象業務をもっと限定をしようと、こういう議論がございまして、その一つの大きな柱として、いわゆる製造業への派遣を禁止する、とりわけ登録型の派遣を禁止する、した方がいいかど……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 質問に入る前に、今朝ほどの北朝鮮の核実験でございます。核廃絶に向けた世界の流れ、国際世論に全く逆行する今回の核実験でございまして、社民党はこの北朝鮮の核実験に強く抗議の意思を表明したいというふうに思います。 本題でございますけれども、補正の基調は、相変わらずの金持ち、大企業優遇、選挙目当てのばらまき予算だというふうに思っています。その上で、与謝野大臣にお尋ねをしたいというふうに思いますが、総額四・三兆円、計四十六の基金から複数年度にまたがって支出する今回のやり方でございますが、これは憲法八十六条が定める予算の単年度主義、財政民主主義の……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私も今ほどの加藤先生と同じ温暖化防止について質問をさせていただきたいというふうに思っております。 年末の気候変動に関するコペンハーゲン会議に向けまして政府がCO2削減の中期目標、今ほど議論ございましたけれども、そのために今努力をしているところでございます。是非、このために政策の総動員をお願いをしたいというふうに思っておりますが、私が見るところでは、一部太陽光だとかあるいはエコというふうに言っておられますけれども、その本来の自然エネルギーの振興は経産官僚に丸投げではないか。あるいは、排出量取引については経産と環境の綱引きで全く訳が分から……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、雇用調整助成金のことについて質問をいたします。 今や、二百五十万近い人々を支えておる雇用調整助成金でございます。しかし、午前中も議論がありましたように、今のような経済情勢の下では大変受給要件が厳しくて、年が明けますと支給打切りと、こういう事態も出てくるんではないか。とにかく受給要件をやっぱり緩和をしなければならない、こういう声が非常に出ておりまして、さきの緊急雇用対策の中でも、あるいは今日の議論の中でも、この受給要件を緩和をしたいということはほぼはっきりいたしました。マスコミによりますと、年内にもこの変更があるんではないかということで……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 法案の質問の前に、一つお聞きをしたいというふうに思っています。 先ごろ、三年五か月ぶりに政府がデフレ宣言を発しました。どうやってデフレを越えていくか、デフレ脱却のための施策は様々議論されているわけでありますが、大方のところは成長戦略をきちっとやっぱり打ち立てていくということなんだろうと思っていますが、政府周辺ではこの成長戦略の柱に、雇用、地球環境、そして介護・福祉、大体この三つぐらいが柱になっております。 ところが、先ごろ来日したOECDのアンヘル・グリア事務総長は会見の中で、デフレ脱却、新たな経済成長のためには女性の社会進出が必要……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私は雇用の問題から質問を始めたいと思っています。 雇用情勢が非常に悪化をしております。雇用調整助成金がついに今年の九月、二百五十四万人に達しました。有効求人倍率、完全失業率共に最悪の状態でございまして、失業保険受給者のうち今年後半に受給期限が切れる人は四十万、こういうふうに推定をされておりますし、自己都合の人を入れますと百万人ぐらいになるというふうに言われております。 失業者を短期で復職させるトランポリン、この就職支援策、緊急人材育成支援事業の枠を大幅に拡大するなど、危機意識は私は政府が持っていると、こういうふうに思っておりますけれども、と……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今年の三月に、中国電力の島根原発で、〇六年以降、緊急炉心冷却システムの関連も含む少なくとも百二十三件の点検漏れが発覚をいたしまして、一号機、二号機は停止をされました。点検漏れを原因とした原発の停止は初めてのことであります。四月十三日には、中国電力の調査担当の部長が自殺をするという、そういう痛ましい事件も起きました。今回、中国電力は適切な保守点検や定期事業者検査をしておりませんでした。この定期事業者検査を原子力安全基盤機構、JNESが定期安全管理審査でチェックして、更にJNESと保安院が定期検査でチェックすると、こういう構図で安全審査がな……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 私も、B型肝炎のことについて質問を冒頭させていただきたいと思います。 薬害のC型肝炎の救済特措法ができましたし、肝炎対策基本法ができました。しかし、B型肝炎の患者の問題、そしてカルテのない肝炎患者救済の問題が課題として積み残しになったわけでございます。そのB型肝炎の患者の皆さんでございまして、今全国で三百八十三名、全国十の地方裁判所に裁判を起こして国の責任を問うているわけであります。私の地元の新潟でも、新潟地方裁判所で争われているわけでございます。 そういう中で、私も何度もこの間、B型肝炎患者の皆さんの訴え、聞かさせていただきました……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。
最初に、大臣に基礎的な質問を二つさせていただきたいというふうに思っています。
今回の子ども手当法案、すべての子どもの育ちを社会全体で支援をすると、こういう思想の上に立っておりまして、政府が従来の少子化対策から大きく方向を転換をして、本格的な子ども・子育て支援へ取組を進める私は大きな第一歩だと評価をしております。この間、若い子育て家庭の所得は低下をして、子ども手当の支給を待っている方々が大変多うございます。
初めに、なぜ今子ども手当の支給を急ぐのか、理由をお聞かせください。
【次の発言】 子ども・子育て施策の充実のためには、現金の給付……
○近藤正道君 最後でございます。社民党・護憲連合の近藤正道です。 今日は、国力の源は労働であるというお話が先ほどありまして、私も全く同感でございます。そういう立場でちょっと質問させていただきたいというふうに思っています。 新成長戦略は昨年の暮れに作られましたけれども、この中で、人間らしい働き方、ディーセントワークということが非常に強調されております。雇用の安定、雇用の質の向上と生活不安の払拭が内需主導型の経済成長の基盤であると、こういうふうに言った上で、雇用の質の向上が企業の競争力強化、成長へとつながっていくんだと、その果実の適正な分配が国内消費の拡大、次の経済成長につながっていく、だから……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 私も、施設における親のいない子どもへの子ども手当の支給について質問させていただきたいと思っています。既にお二人の方から質問がございましたので重複は避けますけれども、ひとつよろしくお願いをいたします。 現在、乳児院とか児童養護施設などに入所している子ども、四万人くらいということでありますが、このうちの約三万人につきましては、今ほど御議論がありましたように、親の同意の下で入所をしているということで子ども手当はその親に支給されると、しかし、親の同意のない中での入所の子どもさんにつきましては親にこの子ども手当が支給されないと、こういう問題が出てきてお……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 子ども手当の創設、私どもも大賛成でございます。ただ、課題は、二万六千円、二十三年度の時点ではいろいろ課題が残るということだろうというふうに思っております。 子どもの育ちを社会全体で支援するという中には、企業の社会的責任として事業主の費用負担も含まれるべきだと、私はそういうふうに思っております。また、現状では、ほとんどの自治体で保育料の負担軽減など地域の独自の施策に自治体が現に負担をしております。本格実施に当たりまして全額国庫負担とするのであれば、既存の児童手当の自治体負担分と事業主負担分はプールして、自治体がその地域の子育て施策に活用……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 本法案でございますけれども、非正規労働者に対するセーフティーネットの機能の強化でありますし、また、雇用保険の財政基盤の強化を目指すものであると、こういうふうに認識をしております。かねて私ども社民党もそういう立場で主張してまいりました。そしてまた、鳩山政権の土台である三党合意の中でもそういう記載がございますので、我々は本法案の改正については基本的に賛成でございます。異論はございません。その立場に立ちまして、二、三、関連の質問をさせていただきたいと、こういうふうに思っています。 昨年三月二十四日に、国際労働機関、ILOが、日本で失業保険の……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今回の法改正でございますけれども、介護保険の一部負担軽減措置を当分の間継続をするということでありまして、保険制度に対する国民の信頼を高めるためにも必要なものであるというふうに思います。我々としては異存はございません。その上で、二つ質問をしたいというふうに思っています。 一つは、これで私で連続三人目でございますけれども、私も、やっぱり特養待機者四十二万人の件については、これはもう要望的な質問になるかと思いますけれども、とにかく何とかしていただきたいと、こういう思いで質問をいたします。 どこへ行っても、特養に入りたい、入れない、この要望……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 昨年十一月の当委員会で、新型インフルエンザ予防接種に係る副反応被害について補償水準が低いというそういう質問をしております。今回その補償額が引き上げられたこと、あるいは今日いろいろ論議もお聞かせをいただきました。私自身は、この改正案、基本的に妥当である、異議はないと、こういうふうに考えております。その上で、関連して何点か質問をさせていただきたいというふうに思っております。 新型インフルエンザにつきましては、いわゆる第一波の鎮静化を受けて、三月の末、第一回の新型インフルエンザ対策総括会議が開催をされました。今後、六月をめどに報告書をまとめ……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 有期雇用、そして派遣、請負などの間接雇用、これは小泉構造改革による労働法制の規制緩和によりまして、今や労働者の三人に一人までに増えてまいりました。デフレからの脱却、国内消費の立て直しのためにも小泉構造改革で破壊された雇用を再建してディーセントワーク、人間らしい働きがいのある仕事、労働、これを実現しなければならないというふうに思っています。 新成長戦略におきましても、このディーセントワークの実現に向けて同一価値労働同一賃金、そして均等・均衡待遇の推進がうたわれておりますし、鳩山総理も同一価値労働同一賃金に向けた均等・均衡待遇の推進に積極……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 自公政権下の骨太方針〇六、社会保障費二千二百億円削減方針、こういうものと軌を一にいたしまして、国庫補助の引下げがあったり、あるいはその維持があったりして、健康保険財政の悪化、そして持続可能性に対する危機がずっと続いておりました。今回の国民健康保険法等の改正案は、こうした前政権からの負の遺産に対処いたしまして医療保険制度の安定的な運営を図るためのものであると、こういうふうに思っております。当面のやむを得ない措置ではないか、いろいろ議論はありますけれども、私どもはそういうふうに考えております。 今回の改正の大きな論点の一つに後期高齢者医療……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 今日は、四名の参考人の皆さん、本当に現場に根差した貴重なお話をしていただきましてありがとうございました。 冒頭、渡邊参考人の方が、国保は実質的に破綻状態にあるという、こういう話もされましたし、皆さんの話を聞いていまして、とにかくこの国の世界に誇る国民皆保険、本当に待ったなしの状況で、改めて抜本的な改革といいましょうかグランドデザインを早期につくっていかないと大変なことになると。その間でも現場では大変なことが起きているということを石川参考人からも非常に説得力を持って語っていただきまして、まさに私どもの責務の重大さをひしひしと感じているところでご……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 法案の質問に入る前に二つほど質問をさせていただきたいというふうに思っています。 最初は、今日も何人かの方が質問されましたけれども、いよいよ十四日に迫っておりますB型肝炎の和解の問題でございます。私は、札幌地方裁判所の和解勧告が出た数日後だったでしょうか、三月の十六日の日にこの委員会で和解に応ずるべきだと、こういう立場で質問をさせていただきました。もう既に最高裁判決が出されて四年がたっておりますし、当時の大臣の謝罪もありましたし、あるいは肝炎の基本法の中での政府の基本的な認識も表明されております。しかも、裁判を起こしている人たちは被害者全体の一……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 最初に、事故情報の集約・分析・発信機能の強化のことについて、要望を含めて一点質問をさせていただきたいと思っています。 今回は予算が四億一千万、今年の予算の約倍ということでございまして、この点について消費者庁が力を入れていると評価をさせていただきたいというふうに思っています。 消費者安全法に基づいて消費者庁は、毎週事故の通知件数、とりわけ重大事故の通知件数を公表しているわけでございます。冒頭、金子委員の方から、ホームページが必ずしも親切ではないんではないかという、こういう話がございましたけれども、私もこれを最近、事故情報の通知の内容を見ました……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 三月の三十日に基本計画が閣議決定をされました。是非、いよいよ消費者行政が動き出すということでありますので、大臣には実施に向けて精いっぱい頑張っていただきたいというふうにまずお願いを申し上げておきたいというふうに思っています。 基本計画でございますが、その中で、食の安全に関するリスク評価機関の機能強化、こういうことがうたわれております。リスク評価機関としましては、現在、食品安全委員会がございますし、厚労省あるいは農水省の下ではそれぞれ審議会あるいは検討会があってリスク評価を担っているわけでございます。 とりわけ食品安全委員会につきまし……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 補正予算の前に、一点、政治と金の問題について質問をさせていただきたいと思っています。 民主党の小沢幹事長の元秘書をめぐる政治資金規正法違反、小沢さん自身、検察の事情聴取を受けましたし、その後会見も重ねて国民に一定の説明をされております。この問題については是非、私は捜査の推移を見守りたいというふうに今思っておりますが、ただ、結果として、政治と金のことについて非常に国民の間に疑念がやっぱり生じたことは事実でありまして、大変残念でございます。 そこで、再発防止という意味で、信頼を回復する意味で、政治と金の問題がこれだけ議論になった国会はな……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 政治と金について冒頭お聞きしたかったわけでありますが、午前中来何人かの方からお話がございました。総理のリーダーシップで与野党の協議、これを設けるという流れがほぼ固まりつつあるというふうに思っています。大変いいことだというふうに思っておりますし、そこで企業・団体献金の全面禁止、そして政治家の監督責任の強化、こういうこともやるというお話が出ました。 問題は時期でございますけれども、私はこの国会でそのことをやらなければ意味がないと、こういうふうに思っております。今日、私が最後でありますので、総括的にもう一度この点について総理から御決意をいた……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 三党合意、鳩山内閣の土台でありますけれども、ここでは、保育所の増設、そして質の高い保育の確保、待機児童の解消、この三つを明記をしております。最近の確定値で、待機児童は二万五千三百八十四名、来年度はこれを上回る待機児童が出るのではないかと危惧されております。 その一方で、幼稚園の充足率は六九%、定員の空きは七十三万二千五百三十五人に及んでいると言われております。幼稚園が定員割れをする一方で、保育園には待機児童があふれている。働きたいのに子供を預けられない、仕事をあきらめなければならない多くの親がいる。しかし、これまで、保育園と幼稚園で、……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道です。 日米の密約の存在が明らかとなりました。国民の前に真実が明らかになったわけでございます。私はこれは政権交代の大きな成果だというふうに思っております。とりわけ核密約の存在でありますが、これは唯一の被爆国である我が国そして国民に対する私は重大な裏切り行為だと、こういうふうに思っております。 本日は政治姿勢一般ということでございますが、総理に、日米のこの密約を結んだと、このことについて総理はどういうふうにお考えなのか、この密約を結ぶとかあるいは隠ぺいする体質をどうやって改めていくのか、そして我が国のまさに国是とも言うべき非核三原則、こういうことが明ら……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 我が国の自殺者、過去十二年連続して三万人を超えております。自殺の大きな要因の一つにサラ金、多重債務問題がございます。これまでサラ金の三悪と言われております高金利、そして過剰な貸付け、厳しい取立て、これによりまして多くの多重債務者が自己破産あるいは自殺に追い込まれているわけでございます。 この間、多重債務被害者、その命を守りたいということでたくさんの人たちが救済に立ち上がりまして、裁判を闘い、あるいは判決を積み上げ、世論に訴えて、ついに〇六年、改正貸金業法の成立となったわけでございます。これによりまして、サラ金業者への規制が抜本的に、段……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 十六日に公述人として榊原英資氏が、介護や医療などを中心とした今までの社会保障を雇用とか子育てなどを含めた方向に大きく拡充させるべきだ、ヨーロッパ型の福祉国家を日本は目指すべきだ、子ども手当や高校無償化、これを盛り込んだ来年度予算、まさにその第一歩というふうに受け止めて高く評価をすると、こういうふうにお話しされておりました。 雇用政策、子育てを含む社会保障には高い経済波及効果があります。そして、社会保障が日本経済の一大成長分野であると、これは今やだれも認めるところでございます。社会保障をコストではなくて未来への投資だと、まさに福祉は投資……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。予算委員会も文字どおり大詰めでございまして、最後の質問でございます。 私は、税、税制改正のことについて質問をしたいというふうに思っております。 総理は、度々、税は政治であり、政治とは税だと、こういうふうにおっしゃっておられます。鳩山内閣は、国民の生活が第一、そして行き過ぎた規制緩和は是正する、人間のための経済をやるんだ、格差、貧困と闘うんだと、こういう施政方針をずっと貫いてきておるわけでございますが、この総理の施政方針は税制改正にこそ反映されるべきものだと、私はそういうふうに思います。総理、いかがでしょうか。
○近藤正道君 ただいまから平成十九年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの仁比聡平君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、議長に櫻井充君、副議長に小川勝也君を指名いたします。
これにて散会いたします。
午後一時三十二分散会
○近藤正道君 ただいまから平成二十年度一般会計予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの仁比聡平君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは、議長に櫻井充君、副議長に小川勝也君を指名いたします。
これにて散会いたします。
午後七時十三分散会
○近藤正道君 ただいまから日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。
本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。
つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの井上哲士君の動議に御異議ございませんか。
○近藤正道君 私は、議長に輿石東君を、副議長に平田健二君を推薦することの動議を提出いたします。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日の公聴会は大変意義のある、大変すばらしい話をたくさん聞かせてもらったというふうに思っています。今までの参考人質疑もございましたけれども、本当に現場の第一線で頑張っておられる、より現場に近い皆さんの話だったなというふうに思っております。 ただ、最初に佐藤公述人と吉田公述人にお尋ねしたいと思うんですけれども、実は衆議院でいろいろ各党努力をしていただいて、そして附則も強化されましたし、附帯決議がたくさん盛られたんですね。そして、私はずっと地方の消費者行政の充実に割と的を絞っていろいろ質問をしておりました立場からいいますと、まだまだ大変不……
○近藤正道君 私は、議長に北澤俊美君を、副議長に石井一君を推薦することの動議を提出いたします。
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。両大臣にお尋ねをしたいというふうに思っています。
最初に、先ほどもちょっと質問に出ましたけれども、前の政権までは地方分権という概念でした。ところが、現政権では地域主権改革と、こういう概念を掲げております。どのように違うのか、違いのポイントをお聞かせいただきたいということと、その違いを何によって確保、担保されるのか、大臣にお尋ねをいたします。
【次の発言】 保育のことについてお尋ねしたいと思うんですが、これまで保育に関する国の基準は、認可のみならず無認可にとってもこれが支障となっておりまして、各自治体が最低基準に上乗せする形で保育の充実が図……
○近藤正道君 社民党・護憲連合の近藤正道でございます。 今日は、榊原先生、小川先生、大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 技術革新の中で大変厳しい現実と背中合わせ、そして、もう一部にはそういう大変厳しい現実が訪れているという小川先生の話を聞いて、ある意味では非常にショックを受けている一人でございますし、また榊原先生のお話の中で、社会保障の概念を拡大をして、子供をやっぱり育てる、教育、子育て、こういうところに社会保障の概念を拡大して、やっぱり人を増やすという、人口を増やすということを長期的に目指していくということは非常にやっぱり大事なんだと。そのために、政府が当面大丈夫……
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