このページでは松田公太参議院議員の22期(2010/07/11〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は22期国会活動統計で確認できます。
○松田公太君 松田公太です。 私は、みんなの党を代表して、菅総理のG8ドーヴィル・サミット報告について質問をさせていただきます。 今年で第三十七回目を迎えたサミット。言うまでもありませんが、不本意な形で日本が最も注目を浴びることとなってしまいました。その大切なサミットで、菅総理は異例の冒頭発言の場を与えられました。これだけ大きな事故を起こしてしまい、世界に多大な心配と迷惑を掛けた直後です。私は菅総理に、当事国の指導者として、世界観、哲学、そして強い理念を語っていただきたかった。しかし、残念ながら、せっかく与えられた演説の場で強い理念を感じさせるような訴えはありませんでした。それどころか、こ……
○松田公太君 みんなの党、松田公太です。 私は、みんなの党を代表して、原子力損害賠償支援機構法案に反対の討論を行います。 私が国会議員になってから一年がたちますが、たった一年の間で政府・民主党が作成した場当たり的な先見性のない政策や法案を数多く目の当たりにしてきました。しかし、今回のこの原子力損害賠償支援機構法案は、その中でも最も愚策で、満身創痍の日本を誤った方向に導く危険な法案の一つだと言わざるを得ません。 なぜ、この法案がそれほどまでに間違っているか。良識ある議員の皆さんでしたら既にお気付きだと思いますが、この場をお借りして申し述べたいと思います。 まず第一に、この法案は、資本主義……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日、私は十二の質問を用意しております。番号を申し上げて一つ一つお聞きしますので、御答弁なさる方も飛ばさないように、明確に何番の問いに答えますと言ってからお答えいただければと存じます。 野田総理。野田総理が命を懸ける、政治生命を懸けるとまで言ってのけた消費増税、現在、今回の国会のトピックはその消費増税一色のようになっておりますが、この原子力規制委員会の法案も、原発事故から日本が立ち直るために非常に重要な法案であるということに違いはありません。むしろ、命を懸けるなら、国民の生活と命を守るという観点からも、規制委員会を最高の組織にするためにこそ命を懸け……
○松田公太君 松田公太です。 みんなの党を代表して、電気事業法の一部を改正する法律案について質問をいたします。 日本には戦前、多くの電力会社が存在しましたが、戦争に向けて国家の電力統制が進み、九社体制が築き上げられました。戦後復興の時期においては、その地域独占型が寄与した部分もあろうかと思います。 しかし、東京電力福島原発の事故を通じて、我々は改めて原発依存と独占型の電力供給体制の危険性を認識することとなりました。現在、まさに時代の転換期に立っていると言っても過言ではありません。 本法案は、電力独占体制からの脱却を図り、地産地消型の供給体制にシフトすることによって日本の根本的なエネルギ……
○松田公太君 初めまして、みんなの党の松田公太でございます。 今回初めてですので、まずは皆様に自己紹介をさせていただければと思います。 私は五歳から高校卒業するまでほとんどの時間を海外で過ごしてまいりました。大学は日本で学びましたが、その後、三和銀行という銀行に入りまして、銀行員生活を六年間送りました。その後、シアトルで見付けた本当に小さなコーヒーショップ、当時シアトルにも数店舗しかなかったんですが、これを日本で広めようと、味にほれ込みまして、日本でタリーズコーヒージャパンを創業しまして、約十年掛けて三百店舗以上の、日本におきましては大手のチェーン店に育て上げることができました。 おかげ……
○委員以外の議員(松田公太君) みんなの党の松田公太です。本日はお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。 私どもみんなの党は、今回、衆議院から提出されました歳費法と給与法の改正に対して対案を提出しております。それは、同法案が今の厳しい日本の現状と全く乖離している改正案だと思っているからです。 皆様も御存じのように、日本の経済は非常に厳しい状況が続いております。長らく続くデフレ、円高、そして売上げの減少、大半の企業や事業主はぎりぎりな状況で運営を続けております。また、雇用や新卒の採用も非常事態にあると言えるでしょう。国民の平均的な収入は減り続け、生活は苦しくなる一方です。昨年の平均……
○松田公太君 みんなの党、松田公太でございます。 今回、生まれて二回目の質問に立たせていただいているんですけれども、前回が初めてだったんですが、前回は右も左も分からず来てしまって、まずは自己紹介から始めまして、あっという間に時間が過ぎてしまって質問の時間がほとんどなくなってしまいましたので、今回は残念ながら自己紹介は割愛させていただきたいと思います。 大畠大臣、先日は経済産業委員会の所信表明演説、誠にありがとうございます。言うまでもなく、日本の危機的なこの経済環境、これを打破するためにはこの経済産業委員会が非常に私は重要な役割を担っていると思っております。そういう意味も含めて、私は大臣のお……
○松田公太君 みんなの党、松田公太でございます。 先ほど来、磯崎議員と若林議員の初質問とは思えないすばらしい質問の数々がありまして、ちょっと少数政党の厳しさを感じているところでございますが、だんだん質問することがなくなってしまいまして。そんな中ではございますが、時間は十分しかございませんので早速質問に移らせていただきたいと思いますけれども。 北朝鮮輸出入、今回の禁止措置につきましてなんですが、二〇〇六年の七月にあったミサイルの発射事件並びに同年の十月にありました核実験、これが今回の、そもそも輸入の方の契機になっているというふうに聞いておりますが、その認識で果たしてよろしいでしょうか。それ以……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 今日はちょっと代打で発言をさせていただければと思っておりますが、私は、小学校四年生の約十か月以外はほとんど海外で育ったんですね。アフリカのセネガルという国であったりアメリカのマサチューセッツ州というところで育ちました。アフリカのセネガルで私は幼稚園と小学校に行ったわけですけれども、最初に学んだ算数というのは、私、生徒全員が出てきまして、砂の上に座って一足す一は二と書くようなことも経験してまいりました。 そこから考えますと、日本、アメリカの教育制度は非常に恵まれているなというふうにいつも思っているわけですが、その後、私、アメリカの方に移りまし……
○松田公太君 おはようございます。みんなの党の松田公太でございます。 今回、初めてこの予算委員会で質疑に立たせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 私は政治家になってまだ間もないですが、やはり政治家になってからは、国の理念であったり、国がどういう方向で進むべきか、これを本当に何回も何回も考える機会が民間にいたときの何十倍にも何百倍にも増えたと、このように思っております。 国を考える上でまず考えなくてはいけないのは、人権についてだと私は思っております。人権がないがしろにされるような国であれば、国家の意味がないと思っておりますし、逆に、国は基本的人権を守ってこそ初めてその存在意義が出……
○松田公太君 みんなの党、松田公太でございます。 まずは、この大震災で犠牲になられた皆様に心より御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 本日お越しの皆様も既に現地入りされた方が多いかと思いますが、私も震災発生二日後に車を調達しまして、それはマイクロバスとトラックだったんですが、物資を運ぼうと思って東北自動車道を走ったんですね。東北自動車道を走っていまして非常に驚いたのが、車がほとんど走っていなかったということなんです。三月十三日でした。何で物資を運ぶトラックが向かっていないのか、震災地に。なぜ燃料を運ぶタンクローリーが走っていないのか、非常に不思議でした。 そして、実際、仙台市に入りまし……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 松先生、私、また荒井先生のころには質問が大体出尽くしてしまいますので、通常、具体的な違う観点からいろいろ御質問させていただきたいなと私は思っているんですが、ちょっと本日お話を伺っていてこれだけはどうしても聞きたくなってしまいましたので、一つちょっと質問に書かなかったことなんですが、重箱の隅をつつくような、そういうことはしませんので、是非御存じのことを教えていただければと思うんですけれども、今、原発をどう処理するかという話において、冷却、低温、この方向性しかまだ見えてきていないという状況が続いているんですけれども、私は専門家じゃないんですが、い……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 経済産業省は、特許法であったり不正競争防止法に関して、私は個人的によくやっていただいているなというふうに思っております。ただ、まだまだブラッシュアップできる部分はたくさん残っていると思いますが、基本的に国内の法整備に関しては大分進んできているなという印象を持っております。 しかし、ここから大切になってくるのは、私、オペレーション面じゃないかなというふうに考えるんですね。 言うまでもありませんが、日本の中小企業、中堅企業、ベンチャー企業にはこれからどんどん海外に出ていっていただきまして、稼いできていただかなくてはいけません。先ほど、関口先生……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 本日は、当委員会で三月二十五日、四月十二日、四月十四日に質問させていただいたり御提言させていただいた件のフォローアップを中心とさせていただければと思います。 四月十二日の当委員会で私、提案させていただきましたが、国民また海外の信頼を取り戻すためにも、取り戻すまでは、国際チーム、これを結成しまして、記者会見も国際チームでやるべきではないかというお話をさせていただきましたが、実は先日、消費者特別委員会の場で同じような発言をさせていただきました。その場でも蓮舫大臣にお話をしたわけですけれども、蓮舫大臣は、ああ検討しますと、海江田大臣とも話をしてみ……
○松田公太君 大変有意義なお話、ありがとうございました。 私が非常に心配していることの一つに、国際的に、日本食品だけじゃないんですが、特に日本食品、これの輸入制限や不買運動がますます深刻化しているということがあるんですね。私、シンガポールやアメリカに経営者の仲間がいるんですけれども、皆さん、やはりレストランを経営されている方々は売上げががくっと落ちてしまって非常に厳しいと。また、小売業の方々も、特に農水産物を扱っているところは厳しいと、日本のものですね、という話があります。これは、本当に日本経済に長期的に大きなダメージを与えてしまうんだろうなというふうに危惧しているわけですが。 私は常日ご……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 今日、産活法改正の審議ですが、一つだけ原発について御質問をさせていただければと思います。 ここ数日間でメルトダウンが明らかになったという話が出てきておりますが、海江田大臣も覚えていらっしゃると思いますが、当委員会でも私何度か、むしろメルトダウンを前提とした対応策にした方がいいんじゃないかと、そのような話をさせていただきました。また、党首会談でも、たしか震災の翌日にやった党首会談で、我が党の渡辺代表は菅総理にメルトダウンしているんじゃないですかという話をさせていただきましたが、いや、していないというお答えをいただいたということだったんですけれ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は、まず浜岡原発について海江田大臣にお話を伺いたいと思います。 先日、中部電力の浜岡原発、これを視察に私は行ってまいりました。所長を含めまして役員の方々から様々なお話を聞くことができたんですけれども、そのときの私の印象を申し上げますと、あれだけの大きな地震、津波、あれだけの災害があった直後なのに非常に危機感が薄いなという印象だったんですね。 なぜそのように思ったかといいますと、そもそもやはり想定している地震の大きさが小さいなと。最大加速度が元々六百ガルだったものを自主的に千ガルに上げたというふうにおっしゃっていましたが、海江田大臣も御存じだと……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 先ほどから、関口さんのちょっと涙が出てしまいそうなお話を聞いたり、松さんのお話を聞いている中で、何となくこの委員会がちょっと不思議な雰囲気に包まれてしまっているんですけれども。 私は海江田大臣を実は経営者時代から存じ上げておりまして、大変期待をしている政治家のお一人だったわけですが、私は違う形でエールを送らせていただきたいと思っているんですが、先ほどおっしゃいました、辞意を表明されたとはいうものの、賠償支援機構法であったり、仮払い法案、こういったものを最後までしっかりと見届けて成立させていきたいんだというふうにおっしゃっていましたが、ここを徹底的に……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
再生可能エネルギー法案に入る前に、先ほど磯崎委員とあと若林委員から質問がありました点について一つだけちょっと理解ができなかったので、この点について海江田大臣にお聞きしたいと思うんですが、原子力損害賠償支援機構法についてなんですけれども、特別負担金の部分は電気料に上乗せにならないというふうにおっしゃいましたが、そこら辺をもう一度詳しく御説明いただけませんでしょうか。
【次の発言】 今のお話をお伺いしていますと、単に東電さんとの口約束だということなんでしょうか。何の契約も効力もない口約束の中でそのような取決め、話合いが行われたというふうに聞こえてしまうん……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。連日お疲れさまでございます。 昨日からこの再生可能エネルギー、審議が進む中で、ちょっと素朴な疑問が湧いてきたのでまずお聞きしたいんですが、なぜこの場に菅総理がいらっしゃらないんでしょうか。ちょっと、私新人議員ですから、何か私の知らない暗黙の了解みたいなものがあるのかもしれませんけれども、なぜあれほどまでに自分の退陣の条件の一つとまでして、自分の政治生命を懸けるようなことまでおっしゃっていたこの再生可能エネルギー、この法案について、この審議に菅総理がいらっしゃってないのか。どなたか御存じの方がいらっしゃったら教えていただければと思うんですが。海江田大臣、……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。今日、初めて本特別委員会で質問に立たせていただいております。 まず最初に、この東日本大震災で被災された皆様に心からお見舞い申し上げたいと思います。 さて、蓮舫大臣、最初から申し訳ないんですけれども、私のさきの皆様の質問を聞いて、また蓮舫大臣の答弁を聞いていてだんだん私の中で聞きたい質問がたくさん出てきてしまいまして、昨日ちょっと通告していない質問も中にはあろうかと思いますが、別に揚げ足を取ったりとかそういうことではありませんので、是非お答えいただければと思います。 まず最初に聞きたいのは、やはりこの消費者庁、これの設立目的といいますかこの存……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 細野大臣は、原発大臣とこの消費者大臣兼務されていて、大変激務だと思います。連日お疲れさまでございます。 持ち時間が十五分と非常に短いんで早速質問に移らせていただきたいと思いますが、国民生活センターに関しましては後日必ず集中審議があると信じて、その他の質問をさせていただきたいと思います。 まず、本日の所信的挨拶の中で、消費者担当大臣として、食品衛生法上の暫定規制値、これを超えた牛肉が広く流通して申し訳ないとのことでしたが、その暫定規制値というものはいつつくられて、元々の規制値と比べてどのようなレベルにあるものなのか、ざっくりで結構ですのでお答えいた……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 この震災で命を失われた方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。 菅総理、復興基本法案の本題に入る前に、どうしてもお聞きしたいことが二つございます。 菅総理が民主党の代議士会で退陣表明をされた前日の六月一日に私が本会議で菅総理に質問をしたことを覚えておりますでしょうか。メルトダウンの質問をさせていただきまして、これ以外に菅総理が既に御存じで、隠しているような情報はございませんねと、もしあったとしたらこの場で是非お話をしてくださいということを申し上げました。 その場では何も出てきませんでしたが、その……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 昨日もお話をさせていただきましたが、我が党では、今回の震災でゼロからマイナスになったものを単純にゼロに戻すのでなく、復興の過程でプラスにしたいというふうに考えております。今回の大震災で紛れもなく大きなマイナスをつくってしまったのは原発です。もちろん、今すぐにというわけではないですが、大幅なエネルギー政策の見直しというのはこれは必然でして、みんなの党は徐々に原発依存からフェードアウトする方向性を模索していきたいなというふうに感じております。 そこで、キーワードの一つとなるのが電力の自由化じゃないかなというふうに考えております。世界一と言われる日本の電……
○松田公太君 みんなの党、松田公太です。 本日は二つの質問通告をさせていただいておりますが、ちょっと時間がないんで、一本に絞ってお話をさせていただきたいと思います。 菅総理、先日、ソフトバンクの孫さんに総理は土俵際の粘り腰がすごいと褒められて、満面の笑みで喜んでいらっしゃいましたね。本当に私はすてきな笑顔だと実は思いました。しかし、国会議員は、菅さんの顔が本当に見たくないんです、本当に見たくない、本当に見たくないんですと思っている人も中にはいらっしゃると思いますが、私は、先日見せていただいたような笑顔であれば、見たい人がまだまだたくさんいらっしゃるんじゃないかなというふうにも思いますよ。 ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 菅総理、本日は余りこういう話をするつもりはなかったんですけれども、先ほど上野さんへの答弁を聞いていて、ちょっとふつふつとまた憤りを感じてしまったものですから、是非お話をさせていただきたいんですけれども。 私も先週、被災者の皆さんに是非しっかりと謝ってくださいと。様々な不手際がありましたよね。それを今全てお話しすることはありませんが、御自身の中で分かっていらっしゃるはずです。まずそこをスタートに私はこの復興を始めるべきだなというふうに思っております。それとも、御自身の中で一〇〇%、自分は本当に間違っていないというふうに思っていらっしゃるんですか。是非……
○松田公太君 みんなの党、松田公太です。 東日本大震災の発生から今日でちょうど四か月となります。そして、昨年の第二十二回参議院選挙から一年の日でもあります。 私は、昨日、被災地の避難所に行ってまいりましたが、いまだに苦しい生活を強いられている方々に非常に申し訳なく思いました。そして、年ごろのお子様をお二人亡くされた御両親や、旦那様やお子様三人全員を亡くしてしまって一人生き残った奥様のお話を聞いてまいりました。 そのようなお話を聞いて、この四か月、政治は一体何をやってきたんだろうか、私自身は一年間、国会議員として、政治家として何をやってきたんだろうと、本当に自責の念に駆られました。それは私……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
本日は東電の社長にも来ていただいておりますので、再度レビューの意味も含めましてお聞かせいただければと思います。
法案提出者にお願いしたいんですが、この仮払い法案が今なぜ必要なのでしょうか。
【次の発言】 小熊議員、ありがとうございます。
西澤社長、今日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。
私も元は経営者の端くれですから、経営者という視点でもいろいろお話を聞かせていただきたいと思うんですが、西澤社長は、原発の事故によって本当に多くの方々が苦しい生活を余儀なくされている、これは御存じですよね。そして、全てがお金で解決されるとは私は思いま……
○松田公太君 みんなの党、松田公太でございます。 みんなの党は今回非常に微妙な立場に立たされておりまして、本来今日私がここで実は答弁する予定じゃなかったんですが、小熊議員がちょっと怒りでもしかしたら声が震えてしまうかもしれないという話もあって私が代わりに答弁ということになったわけでございますが、(発言する者あり)失礼しました、質疑をさせていただくことになったわけでございますけれども、先ほど片山さんからも趣旨説明の中にお話がありましたが、ちょっと一文だけ読ませていただきますと、これまで自由民主党及び公明党、民主党の三党による協議を重ねてまいりましたと、共同提案いただいているたちあがれ日本・新党……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 原子力損害賠償支援機構法案、閣議決定された六月十四日の翌日、十五日、私は国会議員として初めて国会で本法案について質問させていただきました。たしかそのときは、まだ本院で復興基本法案について話し合われたときだったと思うんですけれども、なぜその基本法案を通り越してまでこの原子力損害賠償支援機構法案、これについて質疑をせざるを得なかったか。それは、この法案の中身を読んだ瞬間に、私は本当に背筋が凍るような恐怖心を感じてしまったからでございます。こんな法案、絶対に通しちゃいけない、このように私は思いました。 私は、多くの例えば経営者仲間、この国は資本主義の法治……
○松田公太君 みんなの党を代表いたしまして、原子力損害賠償支援機構法案に対する修正案の趣旨、そして内容について御説明を申し上げます。 本修正案は、政府による原子力事業者の解体と再編に関する新たな破綻処理スキームを設け、電力の安定供給を確保しながら、東京電力株式会社の損害賠償責任と被害者への賠償金の支払を求めるものであります。 第一に、この法律の題名を「原子力損害の賠償の迅速かつ適切な実施及び電気の安定供給の確保を図るための特別措置等に関する法律」に変更させていただいております。 第二に、電力再生機構を設立し、内閣府に電力再生委員会を設置することとしております。 第三に、原子力損害の賠償……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 後半になると質問がされてしまって大変だとおっしゃっていた松あきらさんにも質問をされてしまって、私、七つ質問を用意していたんですけれども、三つしかちょっとしたい質問が残らなかったものですから、ちょっとゆっくりめにお話をさせていただくのと、もしかしたら通告していないかもしれませんけれども、それに関連するような質問もさせていただくことがあるかもしれませんが、御了承いただければと思います。 枝野さんは、本当に大変な時期に官房長官をされていまして、本当は少し休みたかったんじゃないかなというふうに思いますけれども、間髪を入れずに経済産業大臣になられまして、本当……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
時間が十五分しかありませんので、早速質問に入らせていただきます。
前の大臣のときも前の前の大臣のときも同様の質問、お話をさせていただいておりますが、消費者庁ができてからたった二年で山岡大臣は七人目の大臣になられます。
山岡大臣は、現在の日本の人口を御存じでしょうか。
【次の発言】 そのとおりですね。日本国内に住む日本人の数が約一億二千五百三十五万人、外国人の数も含めますと一億二千八百万人程度かと思いますけれども、この一億二千八百万人の利益は何かを考え、そしてどうやって守るのか、これを第一に考えるのが私は消費者庁の使命だと思っております。
そう考……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 済みません、ちょっとこれは質問通告していなかったんですけれども、今、上野委員と渡辺委員の話の中に出てきましたこのパンフレット、これ拝見していまして、何かこれ非常に、何というんですか、危機感がないパンフレットだなというふうに思ってしまいました。何かむしろこれ推進しているんじゃないかというふうに思えるぐらいの、非常に何か、何というんですか、ちょっと半分ふざけたようなパンフレットじゃないかなというふうに思ってしまったんですけれども。 というのは、私もいろいろパンフレット、ブロシュア、フライヤー、作った経験があるんですけれども、人間というのはやはりパンフレ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。よろしくお願いいたします。 今、松さんに今のような話をされてしまいますと、非常に細かい質問がしづらいなというふうに思って、ただ、皆さん既にいろんな質問をされておりますので、だんだんちょっと私の質問は細かい部分に入ってきてしまうかもしれないんですけれども、御容赦いただければと思います。 まず冒頭に、質問の前に枝野大臣にお聞きしたいのは、今年、ダボス会議に行かれましたよね。実は私も行っていたんですけれども、ニアミスになってしまいまして、たしかヘリコプターが遅れて大変だったというふうに聞きましたけれども。そのダボス会議に行って、私もいろんな各国の政治家の方……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 ちょっとこれは質問通告していないんですが、今、松あきら委員からも言及がありましたが、昨日、私十一時ごろ帰宅しましたら、報道を確認しましたら非常に多くの報道がこれを取り上げておりまして、東電の五十キロワット以上の大口契約者に対する問題。これ私、非常に気になったものですから、今朝九時ぐらいに電話をしてみました。東京電力に直接電話をしまして、お客様専用ダイヤルであったり高圧専用窓口、そういったところがあってお電話させていただいたんですが、何回電話してもメッセージ、若しくはメッセージが途中で切れてしまう。回線がつながり次第おつなぎしますと言われてそれは切れて……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
時間が非常に短いので、簡潔に御答弁いただければと思います。
まず、上田局長も枝野大臣ももうお認めになっていらっしゃいますが、今後も売上げが落ちていくという縮小トレンドの中で、今回の法改正を行えば利益を出して全体的にサステーナブルになるというふうにお考えなのか、例えば五年後にも各施行者が利益を上げ続けていることが可能なのか、このシミュレーションをされていますでしょうか。
【次の発言】 私は、ここまでの法改正をする、また国の関与を残すということであれば、もうちょっとしっかりしたシミュレーションをされた方がいいんじゃないかなというふうに思ってしまうんです……
○松田公太君 みんなの党、松田公太です。 冒頭に、東電の値上げに同意しない利用者への電気供給を止めるといった発言について、三月二十八日、この委員会で私、質問させていただきましたけれども、それに関しまして、三月三十日、枝野大臣が早速行政指導を行っていただいたというふうにお聞きしました。ありがとうございます。多くの国民が感謝したと思いますし、私も有り難いなと思った次第でございますが、ただ、これから値上げの問題というのは実際出てくると思いますので、是非、引き続き厳しいウオッチとまた監視、そして行政指導を行っていただければというふうに思っております。 経営革新等支援機関の役割についてお聞きしたいと……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 早速ですが、皆様、お手元の資料を御覧いただければと思います。そこに来ておりますうちの秘書が一生懸命作った資料なんで、これを見ながらお話をさせていただければと思いますけれども。 いかがですか。一言で分かりやすいんじゃないかなというふうに思うんですよね。分かりやすいのが、政治、まあ何でも必要だと思うんですけれども、ここに書かれているとおり、このランキング順位一位から六位まで、地域統括拠点数、一位がシンガポールで三百七、日本が七十五、法人税率を御覧いただければ、やはり安い順にほとんど並んでいるというのが現状だと思うんですね。中国は確かに二位に入っています……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 まず、災害時の国際的な石油の融通システムについてお聞きしたいと思うんですけれども、今後、日本は南海トラフ巨大地震のように東日本大震災を超えるような大きな災害に見舞われる可能性もあると思います。そのような場合、国内の石油備蓄体制だけでは国内の需要に対応できないこともあり得るのかなというふうに考えております。 現在、ASEANプラス3でIEA、国際エネルギー機関ですね、IEAが定める九十日の基準を満たすために石油備蓄ロードマップというものの策定が進められております。災害時の国際的な石油の融通体制を近隣のアジア諸国と何か模索できないかなというふうに私は考……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
大臣、私はこの消費者特別委員会において何度も、実は全量検査、福島、宮城、茨城、そういったところで全量検査ができるような放射性物質の検査機器を導入するべきだと主張してまいりました。
まず、現在、消費者庁が行っています放射性物質検査機器の貸与、これにつきまして状況を教えていただければと思います。
【次の発言】 今、第三次配分まで終わったということですか、第三次申請まで終わったということですかね。
【次の発言】 申請まで終わったということですね。そうすると、次回から第三次配分が始まるということなんでしょうが、どの地域に幾らぐらい今後貸与していく予定なのか……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 本日は消費者庁の予算について質問させていただきたいと思いますが、その前に一点だけ東京電力の電気料金についてお聞きしたいと思っております。 先日、松原大臣、三月二十一日だったと思うんですけれども、このようなコメントを発表されています。東京電力の電気料金値上げに関して重大な関心を持っている、そして徹底した合理化によるコスト削減を実現しなければ国民の理解は得られない、これは消費者にとっては大変心強いコメントだというふうに思うんですが、実際、消費者庁としてはどのようにこの値上げに対して対応しようと考えていらっしゃるのか、これを教えていただければと思います。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 聞こうと思っていたことがほぼ出尽くしてしまいましたので、二、三もうちょっと具体的な、詳細な御質問をさせていただければなというふうに思っております。 まず、本法案では、訪問購入業者がクーリングオフ期間中に転売した場合、先ほど来話が出ておりますが、転売先が善意無過失で購入した場合、それを立証するのが非常に難しいため、購入業者が第三者に引き渡す際にクーリングオフ期間中であることを双方に通知しなさいという修正がなされたと認識しておりますが、その通知は具体的にどのように行うべきものとお考えか、転売先についてだけで結構ですので、お答えいただければと思います。
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 消費者安全法の一部を改正する法律案についてお聞きします。 少し前に遡りますが、覚えていらっしゃると思いますが、O157、カイワレダイコン事件というものがございました。堺市の給食を食べた子供たちが集団感染しまして、三名の死者が出てしまいました。その原因食材としてカイワレダイコンが疑われると厚生省が発表したため、大きな風評被害を当時起こしてしまいました。最終的には汚染源も特定されなかったため、当時の菅直人大臣がカイワレダイコンを食べるというパフォーマンスをして一生懸命その火消しに試みましたが、結果的に、一年間でカイワレダイコン生産業者の約半分が廃業に追……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。よろしくお願いいたします。 早速ですが、野田総理、最近二十年間の主要各国のそのリーダーの顔ぶれ、覚えていらっしゃいますでしょうか。お手元に資料がございますので、御覧になっていただければと思いますが。(資料提示)アメリカ、フランス、四名ですね。オバマさん、今年大統領選があります。サルコジさんも大統領選があります。二枚目、こちらイギリス、ドイツ、キャメロン首相、脱原発のメルケル首相。そして、こちらアジアになりますけれども、李明博大統領、こちらも大統領選が今年ございます。そして台湾、馬総統、選挙があったばかりですので、更に四年間任期が延びたということになりま……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
まず、竹島問題についてお聞きします。
李明博大統領の上陸以降、総理と外務大臣は基本的に二つの方策を強調されております。一つは韓国にICJ付託を求めること、そしてもう一つが国際的にこの問題を訴えていくこと。
まず、二つ目の方をお聞きしたいんですけれども、この国際的に訴えるということは具体的にどのようなことをおっしゃっているんでしょうか。簡潔にお願いします。玄葉大臣、お願いします。
【次の発言】 では、オリンピックサッカーの日韓戦で、韓国の代表選手が独島は我が領土と書いたボードを掲げて走り回ったこと、これについて正式な抗議を例えばJOCを通じてでもI……
○松田公太君 みんなの党、松田公太でございます。 茂木大臣の所信表明演説に対する質問をさせていただきたいと思います。 まず、平成二十四年度補正予算についてお尋ねしたいと思います。 みんなの党も昨年から、補正予算十兆円規模、これを主張してまいった次第でございますので、大枠の金額については何の異論もございませんが、やはり引き続き中身については問題があるんじゃないかなというふうに感じております。もう既にその大部分が予算委員会等で俎上にのせられておりますので、私からは経済産業省所管の部分について何点かだけお聞きしたいと思います。 まずは、スマートマンション導入加速化事業、御存じだと思いますが、……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 まず外務省にお聞きしたいと思うんですが、よろしいでしょうか。 三月七日の国連安保理決議二〇九四号、延長ですね、過去二回の核実験後の決議と比較しては比較的踏み込んでおりますので評価できる点もあると思うんですが、この決議に含まれる品目というのは、御存じのように、本当に北朝鮮経済活動全体の中のごく一部でしかありません。より結果を得るためには、やはり必要なのは二国間の制裁じゃないかなというふうに感じております。そして、その制裁の連携を国際的に広げていき、包囲網をつくっていくことじゃないかなというふうに私は考えております。 そこでお聞きしたいんですが、ほか……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
今日はエネルギー対策関連予算について中心にお聞きしたいと思います。十五分で短い時間の中ではありますが、質問通告十二問させていただいておりますので、簡潔に簡潔にお答えいただければというふうに思います。
まず、浮体式洋上風力発電所研究事業についてお聞きします。
今回この予算で幾らの設備容量の風力発電機を何基設置する予定なのか、お答えいただければと思います。
【次の発言】 復興予算ということでお伺いしますが、今回のこの予算、トータルの予算のうち、直接福島県に入るというのはどのくらいになるんでしょうか。
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 お三方のお話、大変参考になりました。ありがとうございます。 まず、中上参考人にお聞きしたいんですけれども、省エネは目標の設定が難しいと、エネルギーの需要構造をきちんと押さえて正確な情報を集めるべきだという発言をされておりますが、しかし、全てのデータを本当に一〇〇%集めたいと、それは必要性も私は感じるんですが、それを完璧にやりこなすというのはちょっと難しいのかなと正直感じております。 大変抽象的な質問で恐縮なんですけれども、どのレベル、どのような状況になったらそれをよしというふうに参考人はお考えになるのか、是非お聞かせいただければと思います……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。午前、午後とお疲れさまでございます。
早速、質問に移らせていただきたいと思いますが、まず特定事業者の定義について稲田大臣にお聞きしたいと思います。
特定事業者の定義は、大規模小売事業者そして特定供給事業者から継続して商品又は役務の供給を受ける法人事業者と書かれております。そこで、お聞きしたいのですが、日本におけるその一と二ですね、大規模小売事業者と今の二番目の特定供給事業者から継続して商品又は役務の供給を受ける法人事業者というものは果たして何社ぐらいあるものなのでしょうか。
【次の発言】 今、御質問の中に何社ぐらいあるのかという質問があったか……
○松田公太君 お三方のお話、大変参考になりました。どうもありがとうございます。 みんなの党の松田公太でございます。 まず、根岸参考人にお聞きしたいと思うんですけれども、先ほど規制の実効性というところで、下請法の執行の仕組みが近年目覚ましいと、そういう意味では二百件の実績があるというようなお話もありましたが、個人的にはちょっと二百件って少ないのかなという印象も受けているんですね。 本法案では、公正取引委員会のみならず主務大臣にも立入検査、指導権限、こういったものを付与されております。転嫁拒否等の行為に該当するか否かの判断というのは非常に専門性が高くて難しいんじゃないかなというふうに思ってお……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 今回のこの消費税転嫁法案、参議院と衆議院で参考人質疑を入れますと合計十一回、この審議が行われました。一つ一つの法案に時間を割いてじっくりと議論するのは大変必要なことだと思いますが、なぜこの法案にだけこれほどまでの時間を掛けるのかと。なぜこの法案にだけと言ったかといいますと、実は、過去十年間の実績を調べてみたわけですけれども、参議院の経済産業委員会で審議回数が三回を超えるものは実は一つもなかったんですね。今回は、参考人質疑を入れると五回にも及びます。正直言って、私は不思議な印象を受けております。 そこで、今日は安倍総理に、この法案の実質的な意味合いの……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。
株式会社海外需要開拓支援機構、クール・ジャパン推進機構は、その名のとおり株式会社ということですが、株式会社の定義というのは、利益を目的とし、株主に配当することだと思います。クール・ジャパン推進機構もそのような目的があるということでよろしいでしょうか。非常に大切な法案だと思いますが、時間が十分しかありませんので、なるべく簡潔にお答えいただければと思います。大臣、お願いいたします。
【次の発言】 それで、どうやってその利益を出そうと計画していらっしゃるのか。例えば、ROI、ROE、どのくらい目指していらっしゃるのか。IPOを考えていらっしゃるのか。そのよ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 現在の電力システムが戦後復興から高度成長期において日本の発展に寄与したことは間違いありません。また、発電における規模の利益が重要だったことからも、ほかのオルタナティブよりも効率的で良かったのかもしれません。現に、経済発展の過程において電力を独占的に運用してきた国というのはほかにも多々ございます。しかし、現在はまさしく時代の転換期であります。日本もほかの先進諸国が歩んでいるように発送電を分離して電力を自由化しなくてはいけないと強く思っております。我々みんなの党は、残念ながら、現在の政府案、これは不十分であるとの認識を持っております。よって、電力自由化推……
○松田公太君 今日は本当にありがとうございます。大変有意義な時間を過ごさせていただいております。 実は私、アフリカのセネガルというところで五歳から十歳、約五年間過ごしたんですね。たまたま藤原会長も先日、このようなお話されていましたが、目の当たりにされたということだったんですけれども、雨が降ったら子供たち裸で飛び出していって水たまりで遊んだり、水たまりにたまった水をそのまま飲むというような生活を私も経験したんで、子供のころから本当に水ということに対しては多分人一倍ちょっと敏感な部分があって、特に父から水は大切にしなきゃ駄目だよと。アフリカで生活したこともあるわけですし、もういつかは水というもの……
○松田公太君 ありがとうございます。 今日は大変貴重な話、ありがとうございます。 私は元々経営者なんで、御三方がおっしゃるように、もっとどんどん海外に水ビジネスを売っていくべきだというふうに思っているんですね。 いろんな問題が今日のお話を聞いて浮き彫りになって私も理解が進んできたんですけれども、水ビジネス、これを売っていきたいという中で現状ばらばらだと、そして指揮官が存在しないということも理解できたんですが、いずれにせよやはり政府がその指揮官の役割を担って今後やっていかなくてはいけないんだなというふうに思っていますけれども、その際に避けて通れない議論というのが一つあると私は思っていまして……
○松田公太君 今日は貴重なお話、どうもありがとうございます。私、みんなの党の松田公太と申します。 正直、まず感想を申し上げますと、この調査会が始まった当初は、私自身も、日本の水ビジネスの力、これはすごいんじゃないかなという期待感が非常にありまして、世界にどんどん出ていけるようになるんじゃないかというふうに思っていたんですが、調査が進むにつれて、また各参考人の皆様のお話を聞くにつれて、非常に厳しい状況に今置かれているんだなという認識に変わってきたんですね。 元々、私、実は、今日は紅茶をいただいていますけれども、コーヒー屋さんの社長をやっていたものですから、ちょっとコーヒー屋に置き換えて話をさ……
○松田公太君 本日はどうもありがとうございました。 本日お伺いした中から基本的な御質問をさせていただきたいんですけれども、まず星先生、先ほどセシウムは五センチで完全に止まるんだというお話をされていますが、これ、どのような土壌であっても、土であっても、例えば雨が降ろうが何だろうがそうだということなんでしょうか。 まずこれをお一つお聞きしたいのと、二つ目は、ホットスポットを含めた汚染地図、これが必要だというふうにおっしゃっていますが、それは本当に私もそのとおりだと思うんですけれども、どの程度の頻度でそれを更新する必要があるのか、教えていただければと思います。つまり、ホットスポットというのは動く……
○松田公太君 御指名ありがとうございます。みんなの党の松田公太でございます。 憲法審査会の一員として、日本国憲法の大切な議論に参加できることを感謝申し上げたいと思います。 先日は、江口幹事からみんなの党の基本的なスタンスなどについてお話をさせていただきました。みんなの党はアジェンダの党です。アジェンダとは、指針や議題、つまり優先順位の高い政策目標を日本の再生という大きな目的に向かって達成するための使命を持って生まれた政党ということです。 そして、みんなの党が掲げるアジェンダの中には将来的に憲法改正を必要とするものが幾つかあります。時間の関係で全てをお話しするのは無理ですけれども、一部を本……
○松田公太君 御指名ありがとうございます。みんなの党の松田公太でございます。 両先生、今日はありがとうございました。大変参考になりました。 私の質問は、西先生にお聞きしたいと思います。 西先生が提出していただきました資料の中に、トマス・ジェファースンの言葉、人間の作品で完全なものはないとございますが、私もこの言葉は大好きでして、もしかしたら私が非常に不完全な人間だからかもしれませんけれども、そのとき、つくったときは完璧だと思ったとしても、やはり時代の流れとともにこれはもう必ず変わるものだなと。ですから、改革、改正、こういったことは日本国憲法においても必然だなというふうに私は感じております……
○松田公太君 御指名ありがとうございます。みんなの党の松田公太です。 この国家緊急権につきまして、私の個人的な経験を基にお話をさせていただきたいと思うんですが、大震災が起こった直後、私、あの翌々日に、物資を個人的にかき集めまして、トラックを運転して東北自動車道を使って運びました。その翌日は常磐自動車道、これも使って、また自分でトラックを運転し物資を運びました。それを何回も何回も繰り返しました。 先ほど佐藤さんのお話にありましたが、タンクローリー、一台も走っていませんでした。これだけ寒くてこれだけ凍え死にそうな人たちが多いという中で、石油がないのが問題だ、これが分かっていたにもかかわらず、タ……
○松田公太君 今日はありがとうございます。みんなの党の松田公太でございます。 たまたま先月、たまたまと言ったらあれですけれども、ODAの視察でタイにも伺わせていただきまして、ミャンマー、ラオスも回ってきたんですけれども、そのときにお話が何回か出ましたキティラット副首相ともお会いしましたし、あとウィラポン洪水対策委員長ともお話ししたんですが、JICAさんの活躍ぶりは本当に何回もそのお二方からも出ましたし、非常に感謝しているというお話だったんですけれども、これは竹谷先生にお聞きしたいんですが、一九九九年当時に作られたマスタープラン、そのときに、これをもうちょっとこうしておけば今回のこの洪水、もう……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 各参考人の皆様、本日はどうもありがとうございます。 私、尾崎参考人に質問が二つあります。 まず一つが、こちらの資料を拝見しておりまして、第三セクターを通ずるのか、また直接コンソーシアムをつくるのかという違いはあるかもしれませんけれども、各自治体が水事業を必要としているアジア各国への参入、これについてちょっとお聞きしたいんですけれども、これは全くフリーハンドで各々が考えて参入されていこうとされているのか、若しくは、例えば日本水道協会さんの中か外かは別として、ある程度、自分たちが例えばベトナムへ行くから、そこは余り、例えば競合になってしまうと大変なこ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太と申します。済みません、ちょっと出たり入ったりしちゃって恐縮です。 服部参考人に御質問させていただきたいんですけれども、まずこのグラフ、四ページを見ての御質問なんですけれども、この中で、中国が、上海市がフランスのヴェオリアと合弁会社をつくられたというお話がありましたが、これは二百万人の人口に対して水の供給を行っているということですけれども、これの実績についてまず御存じでしたらお聞きしたいんですね。果たしてそれによってその地域の料金、これがどうなったのかどうか。ほかの地域と比較して、ほかの上海の地域と比較して安くなっているのかどうかということを是非ひとつお聞か……
○松田公太君 ありがとうございます。みんなの党の松田公太と申します。 まず最初の質問は滝沢参考人と柴田参考人、そして二つ目の質問が仲上参考人にお聞きしたいと思います。 最初の質問ですけれども、これは滝沢参考人のお話の中であったことですけれども、潜在市場から顕在市場へということで、マーケットを自分たちでつくっていくんだと、こういう話だと思います。私も本当にそれに賛同いたします。 柴田参考人も、お話をお伺いしている以上は多分それに御同意いただいているんじゃないかなというふうに思いますが、実際、潜在市場から顕在市場へ変えるためにもうちょっと具体的にどのような手法があるのか、もちろんODA等考え……
○松田公太君 ありがとうございます。 五回にわたりまして世界の水問題と日本の対外戦略、アジアを中心に話し合ってきたわけですけれども、調査をしてきたわけですが、やはり今回、五回を通じて分かってきたのが、アジアでもやはり新興国での人口が一気に増加すると、それに伴って水のニーズが今後どんどんどんどん高まってくるということではないかなというふうに思います。 世界的に見ても、水ビジネスというのは百兆円産業になるというふうに言われています。そのうちの、単純計算ですけれども、一割を取っただけでも十兆円、二割取っただけでも二十兆円と、非常にインパクトのあるビジネスだなというふうに私は感じております。今後は……
○松田公太君 御指名ありがとうございます。 お二方の今日のお話、大変参考になりました。どうもありがとうございます。みんなの党の松田公太と申します。 みんなの党は、一院制を結党以来主張してきているわけでございますが、加藤秀治郎参考人に御質問させていただければと思います。 海外では、約四十か国ほどが二院制から一院制に移行していると聞いております。このような国々が、主な事例でいいんですが、なぜそのような決断をしたのか、二院制から一院制に移行すると。そして、どのような過程において問題が発生したのか。そして最後、移行した後に、例えば国民から何か不満が出てきたり、若しくは一院制に移行して良かったとい……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 新しい人権に関して、みんなの党の意見を申し述べます。 まず、みんなの党は、統治機構の改憲を掲げております。すなわち、主権者である国民の意思を反映し、時代の要請に即した憲法を保持していくべく、一院制、首相公選制、地域主権型道州制、政党規定の新設、重大事案についての国民による直接投票制度の創設、改正手続の簡略化などを主張しております。 さらに、近時、九十六条の先行改憲論が各所で議論されておりますが、みんなの党は、九十六条の改正自体を否定するものではないものの、その前にやるべきことがあると考えております。 この立場は、新しい人権との関係でも極めて重要……
○松田公太君 みんなの党の松田公太です。 二つ質問がございます。 最初の質問は国土交通省と総務省、そして二つ目の質問は国土交通省にお答えいただければと思います。 最初の質問ですが、老朽化についてです。上下水の老朽化、またその更新、これについての報告がありましたが、更新費用が自治体にとって非常に重い負担だということはこれ分かるんですけれども、私がお聞きしたいのは、なぜ今までその更新費用、これ明確に来るのが見えていたわけですけれども、これが積立てされてこなかったのかなという点についてまずお聞きしたいと思うんですね。耐用年数というのは上水道で四十年、下水道で五十年ということですから、十分それが……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 今日は大変参考になるお話、ありがとうございます。また、お三方とも日本を代表しまして、アフリカ始め、ほかの地域の水問題に御尽力いただきまして、誠にありがとうございます。敬意を表したいと思います。 お三方にそれぞれ質問があるんですけれども、まず不破さんになんですが、これはもう既に、もしかしたら先ほどの石川理事の質問の答えだったのかもしれませんけれども、そうであればお答えいただかなくて結構でございますが。 資料のページ六、六枚目だと思うんですが、表紙から見てですね、JICAの取組として適正な水資源の配分というふうにありますが、これは先ほどお話に……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。 今日は、本当にためになる、参考になる話をありがとうございます。 私の質問は鈴木さんになんですけれども、鈴木さんはTPP反対の論客として知られておりますけれども、今日の私の質問はTPPに関してではありません。先ほどから藤原会長にもおっしゃっていただいておりますが、水の調査会でございますので、水についての質問をさせていただきたいと思います。 バーチャルウオーターという話が先ほども出ていますし、ページ十五の中に書かれた部分、御説明をいただきましたけれども、意見の中で、米生産が減れば何倍もの水が日本で節約できるが、地球全体の水収支には非効率と、そ……
○松田公太君 みんなの党の松田公太でございます。皆さん、ありがとうございます。 今の野村さんの質問に関連してになるかもしれませんが、これは経産省さんだけではなくて、経産省さんと外務省さんと総務省さんにお答えいただければと思うんですが、今回の各省庁から配付された資料を見ても、やはり日本の水に関連する省庁が本当に多岐にわたるんですよね。 ところが、海外を見てみますと、例えばシンガポールのパブリック・ユーティリティーズ・ボードのように、一貫して水関連政策、上下水の政策全般の企画立案、水処理施設の建設、管理、また、水ビジネスの関連事業のサポート、海外進出のサポートも全部一元管理しているようなところ……
○松田公太君 委員長、御指名ありがとうございます。 みんなの党の松田公太です。 本調査会を通じまして、我が国の水技術の高さと水ビジネスの市場のポテンシャル、そしてこれまでのJICA等を通じた技術協力や無償資金協力等によって築かれた人道的支援分野における日本の信用力の高さを改めて確認することができました。水ビジネスは百兆円産業になるという話は本調査会でも何度も出ましたが、この市場へのアプローチが我が国の対外戦略の柱となることは間違いありません。 今年に入ってからの調査会では、BOPビジネスにおける中小企業の目覚ましい活躍を確認することができました。それらの企業の経営者が共通して語っていらっ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。